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耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやっていきますが、自分の曲を作っていくときって、なるべくいい曲になるように、みたいなね。
曲の状態をより良いものにするっていう意識で、誰もが作ると思うんですけど、曲を完成させるっていうのは、ある程度自分の中できちんとね、
まとめ切ったよっていう完成に、完成に値するぐらい、きちんとした状態まで作り終えたよってところで完成っていう、皆さんこう感じると思うんですけど、
それが完璧主義者の人ほど行きすぎちゃって、だからいつまで経ってもね、自分の作ったものにゴーを出せないっていうか、まだまだダメだみたいな、いうふうになっちゃう。
全力を出してきちんとした質の高いものを作るっていう、その意識が完璧じゃなきゃダメだみたいなふうにすり替わっちゃってる状態っていうかね、っていうふうになるケース結構多いんですけど、特に慣れない頃ほど、完璧じゃなきゃダメっていう完璧主義者マインドになっちゃうと、なかなか難しいっていうか厳しいものがあると思うんですよね。
だから、やっぱその完璧じゃない、ある程度ちょっと荒もあるけど、完璧じゃないところもあるけど、それでも今自分が持てる力を全部振り絞って、一生懸命やって、自分の中では満足できるところまで作りきったから、これで完成っていうふうにやる人の方が先に進んでいけるんですよね。
慣れてない頃ほど、そうだと言えますかね。だからやっぱその完璧じゃなきゃダメの気が済まないモードみたいなものっていうのは、なるべくやめるべきっていうか、完璧じゃなくてもやりきった、自分の中で精一杯やりきったから、今回の曲はこれでOKっていうふうにするとか、それが大事ですかね。
そもそもその完璧って答えがないじゃないですか。完璧って青天井っていうか、完璧なんてないし、完璧の尺度はそもそも曖昧だしね。自分にとって完璧だったものが人にとって完璧では限らないし、人の完璧が自分にとっての完璧なわけでもないし、あとは今日の完璧が明日になると完璧じゃなくなることもあるし、全然。
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あとその自分の今の自分の体調でこれが完璧だって思えたものが、次の日の自分の体調では完璧だと思えなかったりとかね。その完璧の尺度ってほんと曖昧なんで、だからその完璧を求めるっていうこと自体がそもそも無理があるし、
だからやっぱりその完璧じゃなくても自分が精一杯やり切ったって思えるかどうか、そこを尺度にすることが大事ですよね。
その完璧を縦にですね、なかなか曲を完成させない人のよくあるケース。たまに言ってますけど、その出来上がりが完成ってやっちゃうと、それが出来上がった作品になるじゃないですか。自分が作り上げた、曲がれないにも自分が一生懸命やって作ったものみたいな風になると。
その完成形が自分の中で線を引いちゃうことで、自分が作った曲っていうその出来なさ加減をその完成した曲によって痛感することになるんですよね。
自分の実力不足を痛感したくないんで、だからまだまだこんなもんじゃないって言って、まだまだやれるって言って、いつまで経ってもずっと曲を完成させずに、その完成を先延ばしにしちゃうっていう。
そういうケースが多い。初心者時代、慣れない頃に完璧を求めすぎていつまで経っても曲を完成させないケースはほぼそれですね。
だから、いまいちな曲でも自分の中でやり切ったって思えるぐらいやって、それを完成に持っていかないと経験詰めないんで。
だからその完璧じゃなくてもやり切ったよって思って、それでこの曲はとりあえずOKっていう風にして、曲を完成させるっていう風に向かっていってほしいですね。
ずっと完璧じゃないからっていう理由で、まだやれる、まだやれるっていう感じでちょこちょこちょこちょこ手直しをしてたら、一生曲はね、完成しないし。
だから2つありますけど、要はリセットしちゃうパターンと、いつまで経ってもちまちまちまちまにやっちゃうパターン。
が一番その曲を完成させない二挙党みたいな感じなんですけど、リセットはまだ、それもあんまり続くと良くないんですけど、自分の中で能動的にこれはやめるって決めて、新しい違う方に方向転換するっていう風にやるならまだ未来があるんですけど、
その完璧パターンはね、完璧を目指しちゃうパターンはなかなか難しいものがあって、本人はあんまりそういう意識はないんですよ。
自分の完成で、自分のできなさ加減を痛感したくないから完成から逃げてるっていう意識は本人にはなくて、自分は完璧なものを目指してるんだっていう、結構そういう真っ当な認識で、その完璧なものを目指すっていうところで完成させないっていうところを続けてしまう。
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でもその実態は、実力不足を痛感したくなくて完成から逃げてるだけ、だと言えるんですよね。だから、やっぱりそれをやってる限りは本当にいつまでたっても曲が完成しないし、完成しなければ経験にもならないし、自信も得られないし、満足感も得られないんで、
曲を完成させることで作りきったよって思えるし、それが自信になるし、作りきれた自分のことを誇らしく思うしね、その達成感も得られるじゃないですか。だからやっぱりそこはどっかで線を引くっていうか、どっかで自分の中でこれでOKっていう風にしなきゃならないんですよね、どっか最後にはね。
だからもちろんこのこだわっていいものを作るっていうのは大事だし、完璧を目指すっていうのは美しいんですけど、やっぱりそれが本当に完成をいつまでたっても先延ばしにしちゃうところに入っちゃうとなかなか厳しいんですね。
だからやっぱり完璧を求めすぎない、求めすぎずに自分が持っている力を全部振り絞って精一杯頑張ると、精一杯頑張った上でそれを完成に持っていくっていう風にやってほしいですね。
その完璧主義でやっていくと本当になかなか精神的にも不健全になっていくし、心がすり減っていきますよね。作曲に疲れてくるっていうかね、もう曲作りが嫌になっちゃうっていうか、いつまでたっても完成させられないんで自己肯定感が下がるとかね、そういうのもありそうだし、
自信もどんどんなくなっていって悪循環というか、だからやっぱり完璧主義はそんなに良い効果を生まないんじゃないかなって私は思ってますね。
私の見てきた生徒さんとかでも、やっぱり完璧主義じゃない人の方が先に進めてますね。それはでも本当全員そうかもしれないですね。
どっかでやっぱり皆さん、この作曲を前に進めていく人って、80点ぐらい、85点ぐらいでも、もうこれで今の自分の持てる力は全部振り絞ったから、これでOKっていう風に、どっかで皆さんやるんですよね。
で、それでその80何点のアベレージが上がっていくっていうか、アベレージっていうか、そもそも基準点が上がっていくみたいな、だから毎回の自分の中での80点なんだけど、その全体の総量が多いんで、毎回やるごとにその総量が増えていってるんで、
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だから80点でもすごい良い品質の80点を生み出せるようになっていくっていうかね、毎回繰り返しやっていくことでね、そういう風にやっていくのが望ましいですよね。だからやっぱり完璧主義のモードはなくしてほしいと思いますね。
で、その完璧じゃなくても、ある程度この妥協っていうか、妥協って言葉が悪いんで、受け入れたくないって思っちゃいがちなんですけど、妥協っていうか、精一杯やった自分を認めるみたいな感じですかね。ってやるのが大事ですかね。
それで完璧主義をやめて、精一杯やって、ある程度のところでもこれでOKっていう風にやる、そういう姿勢で作曲活動に取り組んでいけば自然と曲は完成していきますんで、完成によって達成感、満足感、自信、誇りなどが得られ、それを次の作曲につなげていくっていう風に、作曲活動を肯定させていけますんで、完璧主義をやめることで。
ぜひそういう姿勢で作曲活動に取り組んでいってほしいと思います。
だから完成の締め切りを設けるとかね、自分の中で。
あと、誰か待ってくれてる人のために作るとかってやるのもいいですね。
完成せざるを得ない、させざるを得ないような状況に持っていくっていうのも大事だし、完璧にこだわりすぎてだらだら完成を先延ばしにすることなくですね。
曲をきちんと作りきって前向きに作曲を進めていってほしいという風に思います。
そんなわけで、今回は完璧主義をやめましょうっていうね、そんなテーマでお話をしてみました。
お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
では今回はこれで終わりになります。
ありがとうございました。