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耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、曲作りやってると、あの、曲をなかなか完成させられずに、作りかけの状態の曲が
溜まっていくことになるんですけど、 私の意見としてはですね、その作りかけを
例えば10曲とかね、20曲とかね、溜めていく状態、溜まっている状態と、作りきった完成の曲が1曲、たった1曲だけある状態。
どっちが素晴らしいかと言われたら、私はもう圧倒的にその後者の完成した1曲がある状態が素晴らしいと思うんですよね。
だから作りかけをたくさん溜めても、 それは完成1曲がある状態にかなわないと、私は思っていると。
そういう主張をね、この今、ポッドキャストでね、したいんですけど、
っていうのもその作りかけって、やっぱあくまでも作りかけでしかないんで、 だからもうそれをたくさん溜めていったところで、結局作りかけを溜めていってるっていう経験の息を出ないというか、
それが作曲の経験にならないんですよね。 で、その反面で作りきると、作りきった1曲、たった1曲でも紛れもない作曲の経験なので、
だからそこから自信が得られ、達成感が得られ、 いろんなことがわかるんですよね。
で、作りきった1曲がしっかりあれば、 あとはそれを経験として積み重ねていけばいいっていうふうにわかるんで、
だからその1曲を2曲3曲にできますよね。 だからその作りきるっていう経験をさらに積んでいけるんで、
だからやっぱりそういう意味でも作りきった1曲がある、 完成の1曲があるっていう状態の方がより望ましい、好ましいと私は思いますね。
やっぱり作りきると、作りきるっていう意味でその経験になり、それが自信になり、 で、作りきることで強みがわかったりして、
やるべきことが見えたりしますよね。 で、またこうやりたいって思えるっていうか、その作りきったことによって達成感と満足感と自信が得られて、
もっとその達成感満足感自信をもっともっと体感したいっていうふうに思えるんで、 だから、
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もっとそれがね、より先に進んでいける力になるっていうことが言えるじゃないですか。
で、完成させることで自分の実力っていうか程度がわかるっていうことも言えるんで、
だからそれがよりね、またさっきの話ですけど、自分がやるべきことが見えるっていうところにもつながっていきますよね。
だからやっぱり作りきるその完成一曲があるっていう状態はすごい良いことで。 で、その作りきるの定義はやっぱ人それぞれなんですけど、これはある意味でその、なんだろうな、
ちょっと精神論っぽい感じっていうか、だから結局はその作り始めた曲をうやむやな状態にしないで、 自分の中でこうやりきるみたいなところを意味してますかね。
きちんと作り終えたって自分で思えるまで、 その曲をまとめ上げるみたいな、そういうことを意味してるかな。
だからそういう意味で作りきるって感じですね。 まあ作りきるその状態はね、作りきったと言えるその曲の状態は、
例えば弾き語りでやってる人もいれば、DTMで曲を作っている音楽制作をしている人もいれば、楽譜で曲を作っている人もいれば、人それぞれじゃないですか。
だからその作りきったっていう完成形の状態はその人の音楽性とか音楽制作のスタイルとかによっても変わってくるんで、
何を持って作りきるかっていうのは一言で言い表せない難しさがあるんですけど、
その自分の中でやりきったと思えるまできちんと曲をまとめ上げると。 それが作りきるの定義ですね。
それは人それぞれだと思うんですけど、そういう状態を作りきると言いますね。 で、この作りかけを溜めていっちゃうっていうね、そのパターンは
3つぐらいパターンがあって、1つはその作っている途中で何となくいまいちな感じがしてきて、
で、自分の中で明確にそれをリセットするっていうパターン。 なしなしって言って、やーめたって言ってやる、
いろいろパターン。自分の中で本当に意識的にやめるパターンがまず1つじゃないですか。
で、もう1つはその作っている途中で、まだまだこれだと完成させられない、まとめられないみたいな感じで、
自分の中で修正を繰り返すようなパターンで作りきらずに、修正修正を重ね続けて作りかけが溜まっていくみたいなパターンが2つ目ですね。
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で、もう1つ最後は、元々曖昧な感じで作り始めたんだけど、何となくやんなきゃなーと思いながら放置しちゃうパターン。
その3つがありますかね、作りかけのパターンとしてはね。 だからそのリセットパターンでいくと、もちろんその作っててどうしても方向性がね、
なんか違うなーって言って、やめたってリセットするっていうのももちろん許容できるんですけど、
やっぱり作りきらずにリセットばっかりしてたらね、やっぱり永遠に曲作りはクリアできないじゃないですか。
だからリセットボタンを押し続けることも、たまにはいいんですけど、リセットボタンを1回押す、2回押すぐらいは。
やっぱり2回、3回、4回ってずっとリセットし続けてたら、永遠にクリアできないんで。
どっかで必ずそのリセット癖をやめて、やっぱり作りきるところまで持っていく必要がありますよね。
そこは避けられないっていうか、リセットをやめるっていうか、リセットしないことを選ばなければいけないっていうかね、作りきるためには。
だからそこは、たまにはリセットしてもいいけど、どっかでそれをやめなきゃいけないと言えますよね。
で、あとその修正を繰り返すパターンもそれに似てるんですけど、これは本人としてはより良い曲にしたいっていう前向きな行動みたいな意識があるんで、
ちょっと根が深いんですよね。本人は作りかけを溜めてるって意識はあんま無い。
無くて、だからより良い曲にしたいから、その良い曲にするための行動をやってるんだっていう、そういうポジティブ意識がちょっとそこにあるんですけど、
でも実際その、実情としては作りかけが溜まってってるだけなんで、だからその、本人としては良いことをやってるつもりでも、結果的にそれが作曲の経験が詰めてないっていう状態に繋がってるっていうかね、
ちょっとそういう根の深さがね、そこにありますよね。で、それも修正をね、繰り返し続けていると、やっぱりいつまで経っても完成できないんで、だから経験が詰めないですよね。
で、完成させることで自分の実力がわかるし、だから何となくいまいちな感じになりそうっていう意識でね、修正をやってたら、やっぱりいつまで経ってもその経験が詰めないし、
その自分のその程度がね、自分でわかんないんで、だからやっぱり自分なりに納得できる形にしっかり収めるってところが、やっぱり大事ですよね。修正を繰り返し続けるんじゃなくて、どっかで完成に持っていくっていうね、それが大事だと言えますかね。修正は程々にして、
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もう自分の中でやり切るっていうかね、そっちに持っていくっていうか、それが大事ですね。で、最後のその放置パターン、投げ出してうやむやにしちゃうパターン。
まあ投げ出している意識も本人的にはないのかもしれない。これは修正を繰り返すパターンとグラデーションになってるんですけど、修正しなきゃなーって言って、
まだまだやりたいから完成はまだまだしない。でもそうですね、修正もそんなに積極的にやってるわけでもなく、なんとなくうやむやになってるみたいなパターン。
これは一番タッチが悪いと言えるかもしれないですね。前にも修正も進んでないとか、前にも進んでないし、修正もしてないし、
で、完成もしてないしみたいな、なんか一番こう、中途半端なパターンですかね。だからやっぱこう本当にやっぱそれは
よくない。投げ出し癖がこれもついちゃうんで、よくないんで。やっぱり経験を積むために必ずそれをどっかでね、完成に持っていくっていう作業が必要ですよね。
だからその3パターンのどれかによって作りかけが溜まっていくんで、だからやっぱそのどれかを、どの状態にあるとしてもそこを抜け出して、やっぱ完成に持っていく作業が必要になると。
そんな感じですね。これやっぱそのイマイチだなぁと思ってても、作りきれなきゃダメなんですかっていうね、質問をよくされるんですけど、そのイマイチな曲をどうすればイマイチじゃなくなるかって考えてまとめ上げること、それがつまりはその完成させるっていうことなんで。
で、その過程を経験することが、つまりは曲作りの上達につながる、その完成1曲を作るっていう過程になり経験になり、それが上達に意味があるっていうかね、上達するためにそれを経験する必要があるんで。
だからそのイマイチだなぁと思ったら、イマイチじゃなくすためにどうすればいいかっていうのを考える、一生懸命考える。で、それを乗り越えるために、そのまとめ上げていく、そういうところを意識してほしいですね。
だからイマイチだと思ってでも作り切らなきゃダメですかっていう質問に対する答えは、そのイマイチを乗り越えるところに意味があるというか、それをイマイチじゃなくすためにどうすればいいか考えてまとめ上げてくださいっていうのが私の答えですかね。
だからイマイチだなぁと思ったらたまにはリセットしてもいいですけど、リセットし続けてたらいつまで経っても完成できないし、イマイチだなぁと思って修正を続けてても、修正し続けてる限りはやっぱ経験詰めないし、イマイチだなぁと思って放置したらやっぱダメだし、どっかでそれをまとめ上げるっていうところに持っていく必要があるんで、
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そういうふうに対処して、完成を目指してほしいと思いますね。
そんな感じで、作りかけを溜めまくってしまうというケースが多いんですけど、
ぜひですね、作りかけを溜めすぎることなく曲を完成させることを意識して、その完成の曲を1曲、2曲、3曲っていうふうに完成を溜めていくっていうね、完成した作品を溜めていく、そっちの方に行くことで作曲の経験が詰めるんで、
ぜひそちら側に向かってですね、作曲経験が詰める方向に向かって活動を進めていってほしいなと思います。
作りかけをね、10曲、20曲溜めまくっていくよりも、その完成した1曲があることの方がはるかに価値があると、私はそう思ってますので、
そのあたりを意識しながらね、作曲活動に前向きに取り組んでほしいと思います。
はい、ぜひ今回お話した内容を参考にしてみてください。
はい、では今回はこれで終わりになります。
ありがとうございました。