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2025-08-30 19:19

転調を作曲に取り入れるための基礎知識

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作曲の中に転調を取り入れるうえで知っておくべき知識についてご紹介しています。

 

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サマリー

転調に関する基礎知識を通じて、メジャーキーとマイナーキーを理解し、作曲における転調の役割や重要性について考察しています。特に、転調が音の使い方に与える影響や、インパクトを持たせるための方法論についても掘り下げています。転調の基礎知識を理解することで、作曲におけるキーの選択が容易になります。また、近親調や遠隔調の分類を理解することで、音楽の表現の幅が広がることが説明されています。

転調の基本概念
耳で聴くうちやま作曲教室ということでやってきますが、
作曲の勉強会とかを毎月のように私は集合型でやってるんですけど、
そこで皆さんから質問がいろいろ出るんですけど、
意外と質問であるのが、転調に関する質問。
質問というか素朴な疑問というか、転調をやりたいんだけどやり方がわかんないんだけどみたいな話をよくもらうんですよね。
転調ってそれなりにレベル高めというか、技術は多少いるんですけど、
意外と皆さんからの相談というか、皆さんの中での転調に対する意識が高いというか、関心があるテーマだというふうに感じるんですよね。
その転調の話を今回、軽く難しくならない程度にしてみたいなと思ってて、
転調ってキーを変えることなんで、だからまずそもそもキーとは何かっていうのを多少理解しておく必要があると。
キーっていうのは曲の音使いの元になるまとまりのある音の並び方。
それを使ってまとまりのある音楽を作りましょうみたいな、そういうルール。
それがキーを意識した曲作りというか作曲というか、いいキーがある音楽を作ることになってきて、
その中身としてキーには大きくメジャーキー、マイナーキーという2種類があり、
メジャーキーで12個、マイナーキーで12個というキーの種類が分類があると。
転調っていうのはメジャーキーであればCメジャーっていうキーが例えばGメジャーに変わるよとかFメジャーに変わるよとか、
曲の途中で違うキーに変えることが転調って言いますね。
キーっていうのは音のメンバーなんで、使う音が変わるんですよね、キーが変わるとね。
Cメジャーであればドという音が中心に来ると。
ドからそれに紐づく残りの6個の音、ドレミファソラシ。
中心のドと残りのレミファソラシ。
ドを含めて全部で7個の音でまとまった雰囲気を出しましょうっていうのがCメジャーの音楽じゃないですか。
例えばGメジャーだったらソという音を中心にして、それに紐づく残りの6個の音でラシドレミファのシャープ。
7個の音でソからソラシドレミファシャープがGメジャーの音使いですね。
その転調っていうのはドレミファソラシ、Cメジャーで作っている曲をGメジャーに転調させるんであれば、
ドレミファソラシっていう音使いをソラシドレミファシャープの音使いに変えるってことなんですよね。
だからまず転調ってそういうもんだっていうか音使いが変わるんだっていうところを理解しておく必要がある。
音使いが別のものになるっていうかね、もともと使っている曲のキーから違う音使いの作曲に変わっていくみたいな。
それが作曲でやる転調の中身ですね。
転調の効果とインパクト
つまりその音使いが変わるんで、だからその変わりがすごい、ガラッとメンバーが変わるほど変わったなって感じがすごい出るんですよね。
転調したなって感じがね。
インパクトを出せるっていうかね、音使いがすごい変わって、ちょっと曲が違う場面にいった感じっていうかが出せる。
それがあんまり変わらないとそんなに転調した感じがないっていうか、
聴いてる側はしっかり聴いてないと転調したかどうかにあんまり気づかなかったりするようながあんまり変わらない方の転調ですね。
転調のインパクトって意味では音のメンバーがガラッと変わった方がインパクトが出せますよね。
もちろん転調したなって感じが出るし、場面転換した感じがすごい感じられるんで、
ガラッと変える方が転調の効果としては、インパクトを与えるという効果としては高いと。
で、例えばあんまりメンバーが変わらないと転調作曲者本人を仕掛けてるつもりでもいつなら気づかなかったりするんで、
だからインパクトは出せなくて転調の効果が薄くなっちゃうと。
そういう意味ではメンバーがガラッと変わった方が転調のやりがいがあるというかね、と言えるんですよね。
ただその反面で音のメンバーがガラッと変わるんで、
だから元々使ってたキーから転調先のキーに行くときに何にも脈絡がない音使いに急に音を変えることになっちゃうというか、
だからそれまで流れてたまとまりのある雰囲気を急に力技で変えなきゃなんなくなっちゃう。
そうするとそこが変なギクシャク感を生んだりとかして、それが効き手にとって突然変わった違和感みたいな感じに取られちゃうというか、
だからインパクトで済めばまだいいんですけど、それが違和感に繋がっちゃって変な感じになっちゃう。
さらに転調ってその転調先が戻ったりするんで、元キーに戻すときにもまたいきなり戻すみたいな感じを使わなきゃなんなくなっちゃうというかね、
そういう難しさがあったりして、だから音がガラッと変わると転調の難易度が上がるんですよね。
近親調と遠隔調の理解
転調を違和感なく、なるべく自然なものとしてかつインパクトを与えるものとして聴かせるときに難易度が上がると。
音があんまり変わらない方は共通する音が多いんで、だからその共通する音を介して転調をすんなりと演出できるんですよね。
そういう良さがあると。だから元キーからこのキーに行くとめっちゃ音が変わると。
こっちのキーはそんなに音が変わらないよっていうところをまず分類として理解しておく必要がある。
転調をやる前にね。で、転調を自分が今回の作曲でやってみようってときに、じゃあ自分は今このキーで作曲してるから、
このキーからこっちのキーに行くと転調はやりやすいなとか、転調は音がメンバーがガラッと変わるからこっちはやりづらいなとかっていう判断ができたり、
こっちの方に行くと音が変わるからインパクトを出せるなとか、そういうような判断ができるんですね。音があんまり変わらない方に行くとインパクトが少ないなとかね。
そういうキーの、自分が今曲作りをしているキーに対する他のキーとの関係性っていうのを理解しておく必要がある。
で、この音がそんなに変わらない、自分がもともと作ってる曲から作ってる曲のキーか、
そのキーからあんまり変わらないやつは関係調とかって言われるキーの分類としてね。関係調、関係があるの関係調ですね。
で、関係調って言い方は音楽理論用語っぽいんですけど、よりポピュラーな言い方だと近親調とかって言うんですね。近い親し調、近親調。
で、自分が今作っている曲のキー、関係調、近親調の対象となる、元となる、今現在の自分のキーを主調って言うんですね。
主調に対する近親調がこれだよとかっていう風な、そういう語り方をするっていうかね。
で、逆に遠い奴、全然ガラッと変わる方は遠隔調ですね。遠く隔てる遠隔、遠隔調。
だから近親調、自分が今作っているキーが主調で、そっから近親調と遠隔調っていう音があんまり変わんないメンバーと音がガラッと変わるメンバーにキーのメンバーが分かれるっていうか。
メジャーキーであれば全12キーあるんで、主調が例えばCメジャーだとしたら、Cメジャーからこっちの調はあんまりメンバー変わんない。近親調。
こっちの調は、こっちのキーはそういうメンバー変わる。これは遠隔調みたいな風に分離ができると。
その近親調とか遠隔調っていうのはダイアトニックコードを主体として考えるとわかりやすいんですよね。
ダイアトニックコードは例えばCメジャーダイアトニックで言えば、ダイアトニックコードの一覧は別途見てほしいんですけど、Cメジャーで言えばCっていうコードがまずあって、
2番目がDmじゃないですか、3番目がEmで、4がF、5がG、6番目がAm、7番目はBmb5なんですけど、その2,3,4,5,6までのコードを主和音に持つダイアトニックのキーが近親調に分類されるものと言えるんですよね。
メジャーで言えばCとFとG、3コードなんですけど、そのメジャーダイアトニックの1番目が自分のキーだと。
Cメジャーで曲作りしているなら、Cメジャーキーは自分の主調じゃないですか。
で、4,5、F,G、つまりFメジャーのキーとGメジャーのキーが近親調なんですよね、メジャーキーというところね。
それはCメジャーで言うならドレミファソラシっていうメンバーがキーの音になっていると。
Fメジャーはファの音が中心に来るんですけど、ファソラシドレミっていうメンバーで、シだけフラットするんですよ。
ファソラシのフラット、ドレミ、ファソラシのフラット、ドレミ、7音ですね。
で、中心音はドからファに変わるんですけど、音のメンバーはシがフラットしているだけで、Cメジャーと同じじゃないですか。
で、今度Gメジャー、5番目のGのコードをね、主和音に持つダイアトニックのキー。
Gメジャーキーはソが中心に来て、ソラシドレミ、ファシャープなんで、ファだけシャープして、中心音はソに変わるんですけど、ファだけシャープしてるって感じで、
またそのCメジャーのキーと、主張とそんなに音付けが変わんないと。
っていう意味で、Cメジャーの曲作りをしている時に、4番目のFをね、主和音に持つFメジャーのキーに転調する。
であれば、近心調なんで、同じ音を介して、ドとかレとか、Fメジャーの方にも含まれてるんで、
そういう音を介して、転調への流れを作っていけるし、コードも同じようなね、
例えばAmとかDmとか、もちろんFのコードも使われてるし、ダイアトニックのメンバーも似てくるんで、
その同じようなダイアトニックのメンバーを介して、新しいキーにいけるし、戻せるみたいな。
Gメジャーも同じですね。
転調の基本概念
だからそういう近心調ってダイアトニックの1・4・5なんだって理解すると、まずメジャーキーとしては理解しやすい。
あと平行調っていう概念があって、これは6番目のAmになるんです。
Cメジャーの例で言うとね、Cメジャーに対するAmですね。
これは中心音がドからラに変わると。
Amのラシドレミファソっていう音がそのままマイナーのスケールになるんで、
だからCメジャーとAmは全く音使いが同じになってくると。
そういう感じで、CメジャーからAmへの転調もまっすぐなりできる。
その場合はもあんまりね、転調してる感じがあんまり出ないんですけど、音使いは同じなんで。
だからラの音が中心に来るように作り込んでおくと。
そういう感じになってくるんですけど。
あと2番目のDm、このCメジャーキーで言うのはDmと3番目のEmですね。
属調平行調とか加属調平行調っていう名前がついてて、
これはさっき言ったFとG。
このFとG自体は加属調属調っていう名前がついてるんですけど、
そのFとGの平行調っていうか、CとAmの関係。
今言ったね、そのCメジャーキーにおける1番目と6番目の関係のようなことがFメジャーキー、Gメジャーキーでも起こり得る。
そのマイナー側の方のメンバー変わんない、中心音だけ変わるマイナーのキーがそのDm、Emに相当する。
この辺まで話すと音声としては限界が出てきて、なかなか音声だけでイメージしてもらうのは難しくなってくるので、この辺にしておきますけど。
キーの分類と選択
ダイアトニックのメンバーがキーの高度を持つキーが近伸長に相当するっていうふうに、
なんとなく理解すると近伸長は選びやすい。
それ以外のキーですね、例えばCメジャーの例で言えば、Cメジャー主張として、例えばFシャープメジャーとかBフラットメジャーとかね、
そういうのは全部遠隔調になってくると。
全部遠いキーになってくるってね。
そういうまずキーの分類っていうのを理解する必要がありますね。
店長の具体的な細かいテクニックっていうのはね、いろんなやり方があって、
ちょっとこのポッドキャストの音声でそれを説明するのが難しいんで、
ちょっと今回はこの辺で止めておきますけど。
だから店長に対して多少関心があって、曲作りでやってみたいと。
であれば、まず自分が作ってる曲のキーを自分で理解すると。
自分の曲のキーに対する近伸調と遠隔調っていう分類を理解して、
近伸調に相当するキーはこれだなと。
遠隔調に相当するキーはこれだなっていうような把握が必要になると。
それがわかった上でどっちの分類の方のキーを選ぶかっていうような観点で、
作曲の店長を入れていきます。
あと、遠隔調に似てるんですけど、一応近伸調に相当するキーで、
同首調っていうキーがあって、
これはさっきのCメジャーの例で言えばCっていう中心を持っているんだけど、
そのマイナー側のCマイナーのキーに相当する。
メジャーで曲作りしてるんであれば、同じ主音を持つマイナーの方のキー。
Fメジャーで曲作りしてるならFマイナーが同首調。
同首調も一応近伸調に相当するものと言われていると。
その辺ですね。それがわかっていると、キーとしては選択がよりしやすくなるっていう。
そんなような観点が持てると、店長としてはよりやりやすくなっていくと思いますんで。
まずそのキーに対して、キーとは何かっていうのを理解を深め、
そのそれぞれのキーの音使いを知って、
自分が作っているキーからどれだけ音が変わるかっていう観点で店長先のキーを選ぶと。
もちろん音があんまり変わらない方が、先ほど言ったように音が共通しているんで、
店長としてはやりやすいし、もちろん店長の難易度は下がるんで、
だからまずは近伸調への店長からやってみるっていうのがおすすめですね。
だからCメジャーで曲作りしているなら、FとかGのキーに店長するっていうのをやってみるのがおすすめですね。
遠隔調系はなかなか店長の演出が難しかったり、
行きは良い良い、帰りは戻せないみたいな感じになっちゃったりするんで、
だからその店長の難易度としては上がってくるんで、
だからちょっと慣れてきた頃にやるとかね。
そんな感じで、どんなキーに店長させるかで店長のやり方も変わるし、
見せ方も、発想の持ってき方もね、結構色々変わってくるんで、
まずは近伸調への店長から店長になれるっていうのもね、
もし店長に関心があって、作曲に取り入れてみたいと感じているんであれば、
やってみてほしい。で、あえて近伸調ではないね、
ちょっと大人メンバーがガラッと変わるキーへの店長っていうのをやって、
それでインパクトを出すっていうこともできるんで、
やっぱりその店長をやるためには、キーの概念とそれぞれのキーの関係性っていうのを
いかに把握するかっていうのがポイントになってきますんで、
ぜひそのあたりもですね、理解を深めながら、
いつかはね、作曲の中で店長を実施するというか、
取り入れられるようになっていってほしいと思いますので、
今回お話した内容、その店長をやるための基礎知識としてね、
ぜひ参考にしていただければと思います。
はい、そんなわけで今回はね、店長に関する基礎知識についてね、
ちょっと簡単にお話をしてみました。
お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
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