曲作りの基本
耳で聴くうちやま作曲教室、ということでやっていきますが、
曲作りしていると、どうしても曲がなんかありがちな感じになっちゃってね。
で、個性がないっていうか平凡っていうかね、そういうのを嫌って、ありがちじゃないものを探そうとするっていうね。
そういう曲作りを意識するっていうのはね、よくあると思うんですけど、
で、そのありがちじゃないもの、つまりは個性的なものを作るときに、いきなりそっち側に行くっていうかね、
いきなり個性的なことをやろうとするっていうのはもちろんいいんですけど、
それが結構、特に慣れてない頃は意外とそこに難しさを感じたりすることがあると思うんですよね。
なので私がお勧めしているのは、標準的なものを作って、それを崩すっていうやり方をお勧めしているんですよね。
だから、例えばメロディーラインとかで言えば、曲作りの音使いの基本はスケールっていうね、音の音階に沿ったメロディー作りっていうのが基本になるんで、
だからスケールに沿って、すんなり綺麗なメロディーを作ると。スケールの音を使って標準的なメロディーを作ると。
だからCメジャーのキーの曲ならドレミファソラシ、Cメジャースケールを使ってメロディーをまず作るっていう。
それで、なんとなく標準的なものっていうのはまず作れると思うんですよね。
音としてまとまりがあるし、スケールが生み出すまとまりに沿ってメロディーが出来上がっていくんで、
だからまとまりがあるメロディー、標準的でまとまりがあるメロディーっていうのが出来ていくんですけど、
で、それをそのスケールの中の特定の音をちょっと半音下げるとか、半音上げるとかね、あとはリズムをちょっとそこから崩してみるとかね。
で、やっていくと標準的なものという骨組みは維持されながら、そこに一部ちょっと個性的な展開とか要素があるよっていうね、そういう状態に持っていけるんですよね。
今それはメロディーの話ですけど、例えばそれがコードになったら、コードの標準っていうとそのキーのダイアトニックコードが標準になるんで。
だからダイアトニックの、そして定番と呼ばれるようなコードの展開、そういうのを曲に盛り込んでいくと。
ダイアトニックコードからなる定番の進行を使ってコード進行、つまりハーモニーを組み立てるようにすると、まずは。
で、それを土台としてそのうちの一部をダイアトニックじゃないコードに差し替える。
個性を持たせる方法
差し替えるっていう風に完全に別のものを持ってきてもいいし、例えばそこにCっていうコードがあったらそのCをC7にしてみるとか、FがあったらFをFmにしてみるとか、
そんな風にしてコードの一部を変形させるみたいな。っていう風にしてやると、さっきのメロディーのコード版みたいな感じで、
ダイアトニックコードによる標準的な骨格は維持されたまま、その一部がちょっと個性的だよっていう風なサウンドに持ってけるんですよね。
だからそういう風にしてやるのが、曲作りに慣れてない頃に個性的なものを作る時の発想としてはおすすめですね。
その個性的なものをいきなり作ろうとするとね、ぐちゃぐちゃなものをただ作って、それで本人としては自己満足っていうかね、そんな風になっちゃう。
でも意外とそれが客観的に見るとただ単にぐちゃぐちゃにしてるだけで、音楽としてそんなに気持ちいいものじゃないみたいな風になっちゃったりすると。
それで標準の骨格がある程度保たれてて、その標準の骨格の一部が崩されてるっていう風になってれば、
その聞きやすさもあるし、聞きやすさの中で一部が裏切られてるみたいな風な、そういう構造に持っていけるんで。
だからやっぱりその標準がきちんと成り立ってるっていう良さっていうのがね、そういうところにあるんですよね。
やっぱりそういう基本を作って一部を崩すっていう風な作り方をするためにはやっぱり基本とは何ぞやっていうところを理解しておく必要があると。
だからそのメジャースケールとは何かと。メジャースケールを使ったスタンダードなメロディってどんな感じってのをイメージできて、さらには作れるようにしておく必要があると。
そのコードにおいてもね、そのダイアトニックコードって何かってのを知って、
ダイアトニックコードの定番の進行ってどんなやつかなってのをイメージできるし、自分としても作れると。
そこにさらにメロディとコードの組み合わせが作れるみたいな。
これはメロディ、コードの話でしたけど、曲展開で言えば一般的な標準的な曲の展開ってこんな感じだよねっていうのをイメージできて、
その標準展開の曲が自分でも作れるっていう。そこに標準的なメロディ、標準的なコードっていうのが追っかかってくるみたいな。
そんな風にしてある程度よくある標準の曲みたいな、こういう音楽的にみんなが気持ちいいと感じてくれるような曲を作れるっていう、
そういう基礎、作曲力みたいなものがやっぱ必要になってくるんですよね。
だから、その意味では初期にありがちなものばっかりが作れるっていうか、ありがちなものしか作れない、自分の平凡なセンスにがっかりしちゃうみたいなのがよくあると思うんですけど、
それは決して意外と悪いものではなくて、だからありがちなものがきちんと作れるってことは標準とか基本が身についてるってことなんですよね。
だから、それはある意味で、ありがちなものを崩すっていうところに入っていけるための準備ができているともいえるんですよね。
だから、そこは全然そういうネガティブな感情を持たなくていいし、むしろ標準が理解できていることを誇らしく思うべきだと思いますね。
で、そこから本当にありがちなものができているなら、その一部をどうやって崩そうかなって考えていけば、無理なく本当にみんなが聴きやすくて、
曲としても聴き応えがあって個性があってみたいなところに持っていけるんで、
だからぜひありがちなものが作れるっていう状態は普通にすんなり受け入れて、
その個性的なもの、一部を崩すっていう、そういう方法で個性的なものを探っていってほしいっていうふうに思いますね。
個性的なものの作成
そんな感じかな。いきなり個性的なものを作っていくっていうのはもちろん、それはそれでいいんですけど、
やっぱり標準がある程度作れないと、その個性的なものは何かっていうのもやっぱり見えてこないし、
ただぐちゃぐちゃなものを作ってるだけみたいなね、風になっちゃうしね。
だから一回そこは試してみるといいかもしれませんね。だからあえてめちゃくちゃベタなものを一回作ってみるみたいな。
それでそれが本当に普通に作れればどうよみたいな曲が作れれば標準が理解できてるってことなんで、
そっから標準を崩すように個性的なものを作っていけると思う。
その標準があんまり理解できていなければ、おそらくベタベタなものは作れないと思うんですよね。
だからやっぱ個性的なものを作ったとしても、多分標準のない状態の個性的なものなんで、
おそらくその個性的なものはそんなに聞き応えがない、よくわかんないものに多分なっているはずですね。
だから基本的なことができるかっていうのがある意味個性的なものがしっかり成立しているかどうかの目安になるとも言えるかもしれないですね。
だからそんな感じで判断をしていただいて、
で、その個性的なものを作る準備ができている標準的なものが作れるんであれば、
あとはもうそれを今言った標準の基本を作った上で一部を崩すっていうふうにやっていくっていうのを取り入れて、
で、無理なくその個性的なものを作っていくっていうね、そこに踏み込んでいってほしいなと思います。
はい、そんなわけで、今回はその基本を理解して、その整ったものを作ってその一部を崩すと無理なく個性的なものを作っていけますよっていうね、
そんなお話をしてみました。
お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
はい、では今回はこれで終わりになります。
ありがとうございました。