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2025-06-05 13:41

メロディに対するコードづけを成功させる大事な着眼点

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メロディに対するコードづけを成功させる大事な着眼点

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耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、
この間ニュースレターで、メロディにコードをつける方法っていうテーマでちょっと書いたんですけど、
それに関連した内容で、このポッドキャストでもプロの作曲家が鼻歌をきっかけにして曲を作ってるんだよね。
そういう話をしたりとか、あとは思いついたメロディから曲を作ろうとして行き詰まる原因とか、そんな話もしてて。
メロディが単体で思いついて、そこにどういうコードを割り当てるかみたいな、
そういう話ってね、メロディ先行で思い浮かぶ人たちからすると結構気になるテーマだと言えるんですけど、
それと同時に、慣れてない頃ってメロディに対してコードをつけることを難しいと感じやすいんですけど、
今回はメロディに対するコード付けのコツにつながる、ちょっと突っ込んだところを話してみたくて、
コード付けのコツをあれこれこの場で話す、解説しまくるつもりはなくて、具体的にやり方とか手順とか、
以前私が発行したニュースレターを確認してみてほしいんですけど、その中でもメロディに対するコード付けを成功させる、
特に大事な着眼点というかコツみたいなものを話してみたくて、その一点だけを取り上げてみたくて、
その着眼点だけ先に言うと、思いついたメロディにコード付けをする、コード付けを成功させる、
その性比を分けるというかね、ポイントは、そのメロディがですね、トニック始まりのコード進行に合うメロディなのか、
あるいはサブドミナント始まりのコード進行に合うメロディなのかを見極めるってことですね。
そのトニック始まりとかサブドミナント始まりっていう言い方がね、何を意味しているかっていうのは全然把握できてないと、
この話は全然入ってこないと思うんですけど、先にその着眼点だけを言うと、トニック始まりのコードが合う、
自分が思い浮かべているそのメロディに合うであろうサウンドがトニック始まりなのかサブドミナント始まりなのか、
そのコードのサウンドがね、どっちどっちなのかっていう、そこを見極めるのがそのコード付けを成功させるポイントになってきますよっていう話ですね。
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トニック始まりサブドミナント始まりで、私は勝手にそういう言い回しをしているだけなんですけど、
その前ね、このポッドキャスターの話、思いついたメロディから曲を作ろうとして行き詰まる原因みたいな。
その時に言った、そのメロディにコードを付ける時にキーの存在っていうか、キーをまず考慮するというか、キーを割り出す必要があるっていうね。
そのキーに沿ったダイアトニック、ダイアトニックコードのメンバーからコードを割り当てていくっていう、そういう前提がまずあって、
そのダイアトニックコードの中からコードを選んでいくって、それがコード付けのそのメロディに対するコード、
メロディに似合うコードの候補になってくるみたいなっていう話をして、
そのダイアトニックの中にさらにそのコードそれぞれの役割とか響きの違いがあって、それを見極めましょうっていうところがあったんですけど、
そのコードの役割に3種類あるんですよね。いわゆるトニックとドミナントとサブドミナント。
トニックが安定ですと、一番安定した響きですと。
ドミナントが一番不安定、トニックと真逆の響きを持っている。
その中間みたいな存在でサブドミナントっていう響きの種類があるんですね。
それがさっき言ったトニック始まりかサブドミナント始まりかを見極めるって話につながっていくんですけど、
コード進行の多くが、だいたいそのトニック始まりのコード進行かあるいはサブドミナント始まりかどっちかになっていることが多いんですよね。
コード進行のスタート地点にあるコードが。
メロディーが何か1個メロディーがあると、そこに何かコードが1個付いていると。
コードはもちろん始まりのコードがあり、そこから展開していくんで、いくつかコードが連なっていくんですけど、
そのとっかかりの一番初めのコードがダイヤトニックコードの中のトニックかサブドミナントかのどっちかである計算が
だいたい8割とか8.5割とか85%くらいとかそんな感じなんですよね。
もちろんそれ以外にドミナントがあるんで、ドミナントから始まるコードってのもあって、
あとはそもそもダイヤトニックにないコードから始まるメロディーってのもあったり、
それからキーから外れるコードが頭に来ているパターンもあったりするんですけど、
でもだいたいその作曲にそんなに慣れてない人が思い浮かべるメロディーって、
多分どっちかな、トニック始まりかサブドミナント始まりか。
より具体的にはダイヤトニックの中の一番目のコード、手話音と呼ばれるコードがトニックですね。
4番目のコードがサブドミナント、家族話音と呼ばれるやつですけど、サブドミナントに相当するもの。
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Cメジャーで言えばCのコードがトニック、4番目のFのコードがサブドミナントですね。
だからCメジャーのキーに属するメロディーであればCから始まるパターンかFから始まるパターンのどっちかになってくるみたいな感じです。
しかもそのダイヤトニックの中に他にいくつかマイナー系のコードもあるんで、
トニックのコードは6番目のコードでも代理ができたりとか、Cメジャーで言えばAマイナーのコードでも代理ができたりとか、
あとはサブドミナントだったら2番目のコード、Cメジャーで言えばDマイナーでも代理できたりとか、マイナー互換みたいなのができたりするんですよね。
それでそういう意味でもトニック始まる、サブドミナント始まるがさらに細分化していくんですけど、
さらに3番目のコードっていうのもあって、3番目のコードは一応トニックに相当する分類されるコードになってくるんですけど、
それらのどれかっていう、どれかで始まるかのパターンが大体多いんですよね。
特にちょっとおしゃれなサウンドとか、ちょっとメロディーに都会的な雰囲気があるとか、ひねりがあるとか、
そういうサウンドのメロディーってサブドミナントのコードから始まっていることが多いんですよね。
よく言う、Just the two of us進行とか、丸の内サディスティック進行とか、
あんまりよく分かってないですけど、そういう進行とかって、4番目のサブドミナントから始まってるんですよね。
それでそれをトニック始まるには、そのキーの主和音のCメジャーで言うCのコードから始まるコード進行っていう風に、
それがなってないと、サブドミナントから始まってる、ちょっとひねってあると。
そういうサウンドが好きな人って、思い浮かべるメロディーがサブドミナント始まりっていうケースが多いんですよね。
その見極めができてなくて、例えばサブドミナントから始まる雰囲気を自分は思い描いてるんだけど、
そこにトニックのコードから始まる展開を必死に考えてメロディーに割り当てちゃうと、
始まりのコードからして本来のイメージと違うコードのサウンドを割り当てることになるんで、
だからそれ以降のコードの展開をいくら考えても、そもそもスタートが間違ってるんで、
いつまで経ってもイメージ通りにならずに、あれこれいろいろ試すんだけど全然出口が見えないみたいな、
どんだけやってもコードの展開が思った通りにならなくて、迷走しちゃうっていうね、そういうことになっちゃうんですよね。
で、さっき言ったのそのあくまでも3和音の例で、それをさらにセブンスコードで響きをリッチにできたりとかね、
そこにテンションを加えてちょっとより都会的なサウンドにしたりとか、
さっき言ったようにマイナーのほうのコードでサブドミナントを表現したりとか、
マイナーのほうもセブンス版があったりとか、
それにさらにサウンドが細分化されていくんで、もっともっといろいろいろなパターンが考えられるんですけど、
それも含めてトニックから始まるのかサブドミナントから始まるのかっていうのを見極めないと、
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全部がグラグラになってくるっていうか、
イレギュラーなパターンが絡み合うんで、さらにメロディに対するコード付けがどんどん難しくなってくるんですよね。
今、音声だけでその話をしてるんで、なかなかその実態がつかみづらいと思うんですけど、
求めるとコード進行に機能的な流れがあると、役割の流れがあると、
それらをコードの展開を割り合っていると考えるときに意識することがポイントになるということですね。
中でもその機能的な展開は、トニックから始まるパターンとサブドミナントから始まるパターンに大きく分けられるというか、
ごく一部にそのドミナントから始まるパターンがあったり、
根本的にダイアトニックに含まれないコードから始まるパターンもあったりすると。
でも作曲初心者が何となく思い浮かべるメロディのほとんどは、
だいたいダイアトニックの中のトニックの機能に相当するコードか、
あるいはサブドミナントの機能に相当するコードのどちらかで始まることになるんですよね。
だからサブドミナントから始まるっていうところを見極めずに、
トニックから頑張ってコード進行を考えようとしちゃって、
で、瞑想しちゃうっていうケースが多いんで、
特にそのメロディに対するコード付けがうまくいかない場合、
サブドミナント始まりのコード進行を自分はイメージしているのかもしれないっていうところを、
特に心に留めておく必要があるっていうね。
そんなような話ですね。
だからこれやる上では、さっき言ったように、
トニック、サブドミナントっていう、そもそものその機能を理解しなきゃいけないし、
あとその代理コードがあったり、そのセブンス版のコードがあったり、
そういう微妙な響きの違いっていうのも理解を深めていく必要があるんですよね。
だからその辺によっても柔軟にやれるかどうかっていうのが変わってくるんですけど、
特にそのメロディに対してコード付けがうまくいかないっていうパターンの場合、
だいたい今言ったトニック始まりかサブドミナント始まりか、
その見極めができていないっていうことがほとんどで、
私の個人的な経験っていうかいろんな人を見てきた感覚だと、
だいたいその点の見極めがうまくできさえすれば、
メロディに対するコード付けの70%ぐらいは成功させられると言えるんですよね。
だから今言ったトニック始まりのコード進行を自分はイメージしているのか、
サブドミナント始まりのコード進行をイメージしているのかっていう、
その着眼点がすごくそのメロディに対するコード付けを成功させるために、
大事なポイントだと言えるんで、だからその辺に苦労している場合、
ぜひその点をちょっとより理解を深めて、
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特にトニック始まりを付けようとしちゃって、
トニック始まりのコード進行で何とかしようとしちゃって、
イメージ通りにならないっていうケースが多いんで、
だからサブドミナント始まりの方に意識を向けることっていうのはね、
より柔軟に考えてやってほしいというふうに思います。
そんな感じで、メロディに対するコード付けを成功させるための、
結構マニアックなんですけど大事な着眼点、
ちょっと理論っぽい内容になっちゃったんですけど、
トニック始まりのコード進行をイメージしているのか、
サブドミナント始まりのコード進行をイメージしているのか、
どっちのコード進行がメロディにより合うかっていうスタート地点を
まずしっかりはっきり見極めましょうっていうね、
そんなような話をしてみました。
コード付けを成功させるために結構大事なポイントなんで、
その点をよりきちんと見極めながらですね、
メロディに対するコード付けをぜひ成功させて、
そちら側に対して理解を深めていってほしいと思います。
そんな感じでお伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
では今回はこれで終わりになります。
ありがとうございました。
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