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2025-09-26 09:55

曲に「きちんとした感じ」を出すために必要なもの

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曲から感じられる品質の高さが何によって生み出されるか、という点についてお話ししています。◎番組へのおたより、個人レッスン、他各種リンクはこちら → https://my.prairie.cards/u/sakkyokuinfo

サマリー

曲作りにおいて、自由な創作と知識や経験の重要性が論じられています。特に、基礎技術とバックグラウンドがあることで、曲に説得力や整った印象が生まれることが強調されています。

自由な創作の重要性
耳で聴くうちやま作曲教室、ということでやってきますが、
曲作り、自分が思いついた自由な作風で、
メロディもコードものびのび自由に好き勝手にやって、
曲がすごく自分のその時の感覚みたいなものを全開にした、
ちょっと個性的な良い曲になっていくっていうケースはあるんですけど、
その曲作りの時のその好き勝手にやる感じが、
ちょっとこう本当に何にもわかんない状態で、
ただね、本当に手探りで当てずっぽうでやるのと、
あとその知識とか経験がきちんとあってね、
それなりの裏付けがあって、
その中で自分勝手に自由にやるっていう、
自分が感覚全開で好き勝手にやるっていうところの両者が、
やっぱその経験とか知識がある人ほどね、やっぱその仕上がりが、
例えば本当に好き勝手にやってる感じだったとしても、
すごい説得力があるんですよね。
だから奇抜な曲とかね、
芸術作品とかにもそれは言えると思うんですけど、
ちょっとこうよくわかんないような曲でも、
知識と経験の必要性
その人のバックグラウンドにそういう知識とか経験とか、
技術というかね、そういうのがある中で、
奇抜なものとかちょっと個性的なものとか、
感覚全開のものとかが生み出されてると、
それが不思議と説得力を持つっていうのがあるんですよね。
だからやっぱり、
音楽を含むその芸術活動全般って何となくその、
感覚でやるものっていうかね、
自分の好き勝手にやる、
個性全開でやるものっていうふうに思われてるんで、
だから作曲もあんまり型にとらわれずにね、
自由にやってこそ作曲だっていうふうに思ってやりがちなんですけど、
でもやっぱりそれを本当に何にもないところで、
ただ何も考えずにその時の感覚でやると、
やっぱりどうしても曲は散漫なものになってしまうと。
だからやっぱりそのバックグラウンドになり得る経験とか、
知識とか、技術ですよね、基礎技術っていうかね、
そういうのやっぱり身につけないと、
そのただの散漫な作曲者が適当にやってるだけみたいな感じの曲になっちゃうんで、
それを避ける意味で、
そういったきちんとした経験とか技術とか、
そういったものを身につけるっていうのがやっぱり大事だなと、
私は思いますかね。
だから自分の経験から言えることで、
始めた当初ね、もうかなり昔の話ですけど、
本当に何にもないところで曲を自分勝手に好き勝手に作ると。
それはそれでね、趣味でやったりする。
自分が自分の楽しみのためだけにやる分にはそれでいいし、
今そういう風にやってる人もそれでいいと思うんですけど、
当時の自分もそれで楽しくやってたんで、
それで全く問題なかったんですけど、
それをいざ人に聴かせて評価してもらうとか、
あとは簡単に言えば自分の曲を好きになってもらうとかっていう風なところに踏み込むと、
どうしてもその散漫な感じっていうか、
作曲者が好き勝手やってるだけみたいな感じのものが前に出ちゃうっていうかね、
っていうのがあったんですよね。
で、今思い返してみてもやっぱりその時に作った曲は、
何もわかんない中でただ好き勝手やってたっていう息を出ないレベルのものだったなっていうふうに思うし、
で、そこから後にいろんな経験をして、
その経験、好き勝手やってること自体も経験になってるんですけど、実際のところ。
で、そのいろんな経験をして、いろいろ知識が身につき、経験も身につき、技術も身につき、
そういったものを土台にして、その土台の中で好き勝手にやると、
その出来上がってくるものがやっぱり、ただ好き勝手にやってるだけじゃないっていうね、
その背景にきちんとしたものがあるっていうのが透けて見えるっていうかね、
そういう曲になっていくんですよね。
だからなんかそれって結局その標準を知ってる強さっていうか、
普通はこうだけどそれをあえてこうしてるみたいな、
そういう強さなのかなっていう気もしますよね。
きちんとした感じの生み出し方
だからなんかスタンダードでいけばこうだけど、それをあえて外す、
それが個性になるみたいな、普通を知ってるからこそ普通じゃないことができるみたいな、
そういう感じに近い気がしますね。
そのきちんとした感じをその曲にまとわせるためにはやっぱり、
そういった土台が必要になるし、
だからそういうバックグラウンドがあってこそ曲がきちんとした感じになるっていうか、
だから今その曲を作っててね、なんとなく自分が作ってる曲がなんかちょっと素人くさいっていうか、
なんか適当に雰囲気でやってる感じが抜けないみたいなね。
もしそういう風に感じるなら、やっぱりその土台になるようなきちんとした知識とか、
たくさん作曲を経験して、自分でいろいろ考えて、
そういう技術とかそういったものを身につけるようにすると、
そこから自然と曲からきちんとした感じが生まれてくるといいますね。
だから初心者の段階でも、そういったところを意識して曲作りをするかしないか。
で、結構その出来上がってくる曲の品質がね、その先の時期で変わってくると思うんですよね。
だからずっとその当てずっぽでね、何も考えずにその時々のその雰囲気でやり続けるのと、
やっぱそのきちんとした感じを自分の曲にまとわせたいと思いながらやるのとでは、
日常的な意識の向け方が変わってくるんで、
だからぜひそういうところを意識して曲作りに取り組んでほしい。
そういうふうな考えを持っている人はね。
本当に自分の趣味で、ただ本当に自分が楽しむためだけにやるんであればね、
もちろんそんな込み入ったところは考える必要ないし、
自分が好き勝手にね、その時々の感覚でやればいい。
それだけなんで、そこはあんまり気にすべきではないんですけど、
自分の曲をきちんと皆さんに披露して、
そこでファンが欲しいとか、自分の曲を好きになってほしい、
アーティストとしての自分を評価してほしいとか認めてほしいとか、
もしそういう外側に向けた意識が多少あるなら、
やっぱりそのきちんとした感じがその曲から感じられるかどうかが結構ポイントになってくるんで、
その土台になるようなバックグラウンドっていうか、
知識、経験、技術、その辺を身につけるっていうのを意識しながらやってほしい。
それがあると、やっぱり好き勝手やってても、
自然とその曲からはきちんとした感じが出てくるんですよね。
なんか散漫な感じにならないっていうか、
作曲者が感覚全開でやってるんだけど、
なんかしっかりした感じの曲っていうか、
作品として成立してる感じが生まれるんですよね。
これは不思議なものなんですけど、
でも本当にそれって、
芸術関連、全般に言える、
仕事とかもそうなのかな。
特に曲、音楽はやっぱり聞くと、
この人はそのバックグラウンドがしっかりしてるなーっていうのがわかるし、
この人は何にもそういうのは関係なく、
ただその時の感覚でやってるだけだなーっていうのが伝わってくるっていうかね、
そういうのがあるんで、
ぜひその辺りを意識して、
曲作りに取り組んでほしいと思います。
そんな感じですかね、今回ね。
曲作り、感覚全開でやると、
土台がなく好き勝手やってると何となく散漫な感じになっちゃうけど、
土台がきちんとしていて好き勝手にやると、
そこからきちんとした感じが生み出されるっていうかね、
曲からそういった雰囲気が感じられるようになるっていう、
そんなような話をしてみましたので、
ぜひその辺りを意識しつつ、
その土台を固めるっていうのをぜひ考えながら、
作曲活動に取り組んでいただければと思います。
お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
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