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2025-06-13 10:40

AメロとサビだけできてBメロだけできない問題の対処法

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AメロとサビだけできてBメロだけできない問題の対処法

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耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、
作曲の初心者の人からもらう相談っていうか、悩みっていうほど面白くないんですけど、
質問っていうかね、そういうのでよくあるのが、曲の中の一部ができないみたいな、
そういうやつですね。例えば、Aメロはできる。Aメロはできてる。で、サビもできてる。
で、ABサビ型で曲が展開していく、そのBメロの真ん中のAからサビに繋ぐ真ん中の部分のブロックだけができませんみたいな。
一部だけでなかなかできないみたいな。Aサビは結構すんなりできたのに、Bメロだけいつまで経ってもできなくて困ってるみたいなね。
そういう質問っていうか悩みっていうかね、よくもらう。どうしたらいいですかみたいなね。よくいただくんですけど、
で、これまああるある、初心者あるあるみたいな感じですかね。
で、時間を置いてね、ちょっと放置してみたりとか、別の曲を作ってる時に、なんかそこが浮かぶんじゃないかみたいに、ちょっと寝かしてみるみたいなね。
やったりするんですけど、結局その本質が解決しないといつまで経ってもね、そのBメロとか、今の例で言えばABサビでいうAサビができてて、
Bだけできてないみたいな。そのBメロはいつまで経ってもね、できないんですけど、だからその根本的な解決方法を、
よくね、そういう相談をしてくる方にお伝えしてて、その解決方法というのはですね、
今ある部分、つまりすでに作り終えた部分がどうなってるかっていうのをはっきりさせると、
できてない部分の方針を立てやすくなりますよっていうね、そういう対処方法ですね。
だから、セルフ分析をして、どんなものを作ればいいかをはっきりさせてから、そのできてない部分に着手するみたいな。
そんな感じですかね。だからその曲の一部だけができてない状態って、ある意味でそこで何をやればいいかが
いまいち見えてないっていうか、ぼんやりは見えてるんですけど、明確に定まってなくて、
判断もできなくて、思い浮かぶは思い浮かぶんだけど、いまいち決め手にかけるっていうかね、判断も自信を持ってできないみたいな、
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そういう原因がそこにあると思うんですよね。そういう意味でも、作り終えた部分を分析して、
その作り終えた部分がどうなっているかっていうのをはっきりさせるっていうのをまずやってほしいですね。
だから例えばAメロはメロディーは伸びた感じになっていると。で、サビは割と畳みかけるようなメロディーになっていると。
そしたらAは伸びている、その後にくるサビは畳みかけている。じゃあBどうしようかなってちょっと考えられますよね。
伸びているのと畳みかけるのが中間なんで、その中間っぽいような伸びながら畳みかけるみたいな、ちょっと伸びるしちょっと刻むみたいな、
そういうフレージングにしてみようかなみたいな、ちょっとフレーズに関するリズム的な解釈としてそういう解釈が持てたりとかね。
あとはコード進行とかで言えば、ちょっとそのキーのコード進行、定番のコード進行っぽいものはAメロで使われていて、
Bは定番のコード進行の中でも特徴的なサウンドを持っている、あの進行が使われているという感じになっていると。
じゃあBどうしようかなみたいな。そしたら定番の進行をまた引き続き使う方向でいこうかなとかね。
ちょっとだけ崩す、すごく崩さないまでも一部分だけ崩すような感じにしてみようかなとかっていうのができたりとか、
あとはもっと理論的な着眼点で言えば、その前もちょっと話しましたけど、サブドミナントのコードで始めてみようかなとかね。
Aはトニックで始まっているから、Bはサブドミナントで始めてみようかなとか、
その冒頭に置くコードの一発目のコードの機能的な役割を理論的な解釈で、よりはっきりと定めることもできるし、
あとはメロディーのフレーズの大きさが、結構Aメロは長々に繋がって展開していくような感じになっていると。
サビはコンパクトなキャッチーな耳覚えの良いフレーズを繰り返すような構成になっていると。
そしたらBはどうしようかなとか、Bはじゃあ長々行き過ぎない、でもその中間ぐらい、コンパクトと言えなくもないけど、そんなにコンパクトすぎないみたいな、
1小節半とか2小節ぐらいのサイズ感のフレーズを2回繰り返して、4小節それで行って、
で、残りの4小節をちょっと長々展開するフレーズで行ってみようかなとか、
そういうふうにフレーズの置き方を考えるとか。
そんな感じでそのメロディー、コード、あとリズムに関してもいろんな検討ができるんですけど、
その作り終えた部分はどうなっているから、じゃあそれを受けて、じゃあBはそれと全然違う要素を入れてみるとか、
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あとはもっとあえて似せてみるとかね、Aメロの今の絵ではA、BサビのBができてないと、で、Aメロはできてると、
そしたらAメロの後に来るBはちょっとAメロの延長みたいな感じで、Aメロに近い要素をたくさん盛り込んでみようかなとかね、
そういう判断ができますよね。やっぱりそのためには、自分が作り終えた部分がどうなっているかっていうのを、
ある程度分析的な観点で紐解く力が必要になりますよね。
で、それも今言ったみたいに結構その構造的にかなり突っ込んだところまで紐解ければ一番いいし、
あとはもうちょっとアバウトに、例えばAメロはちょっと抑えた感じになっていると、控えめな感じがあると、サビはドカーンって盛り上がる感じになっていると、
そしたらBは、このまま控えめな感じでしばらくBも行ってみようかなとか、
あとはBも盛り上がりが半分始まっているみたいな感じで、Bから一気に盛り上がろうかなとか、
そういう曲がかもし出す、なんか情緒的なね、その雰囲気。そういうのも、一個方針の目安になりますよね。
ノリがいいとかね、Aはノリが良くて、サビは割と音が伸びるような感じで壮大な感じになっているとか、
そしたらBはノリが良い感じに、同じようにノリを重視して作ってみようかなとかね、
そういう風にもできる。あと歌詞を考えてたら、その歌詞のテーマでBにこういう歌詞を歌うから、
そのBで歌う歌詞に合ったサウンドをここに入れようかなとか、そういう風にもできますよね。
一応その作り終えた部分をきちんと紐解くことで、次に何すればいいかっていうのが見えてくるというか、
現状をきちんと明らかにするってですね。迷ったら、次のある一手に迷ったら、今自分がどうなっているか、今自分は何をやっているかっていうのは明らかにするっていうね。
そういう観点というかね、そういうのが大事ですね。だからこれよく勉強会とかでね、人生と同じだってよく言ってるんですけど、迷ったら
今どうなっているかをはっきりさせましょうと。そうすれば次の一手が見えてくるみたいな、それと同じですね。
だから特にその真ん中だけできてない、ABサビのAサビができて、Bだけできてないみたいな場合は結構簡単なんですよね。むしろね、そのAサビがもうできてるんで、
その直前がこうなってその後にこうなるっていうのが見えてるんで、その間で何やればいいかっていうのは、その直前直後がはっきりできてれば、
あとはもう方針を立ててそれを作るだけなんで、だからある意味そこがBをより魅力的なものにする、できるかどうかの分かれ目みたいなところだと言えますかね。
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そんな感じで、ぜひ一部分だけできてない状態、一部分だけできないパターンによく陥りやすいみたいな。
そういう場合はぜひその作り終えた部分をセルフ分析すると、セルフ分析して見えてきた現状をもとに次なる一手を考えるみたいな、そういう感じで対処してほしいですね。
で、そのさっき言ったように分析力がやっぱり必要になるんで、日常的にいろんな曲を分析して、
メロディ、ハーモニー、リズム、あとは曲の展開ですかね。
それらの根本的な曲の骨格の部分がどうなっているかっていうのを常に作曲者の目線から紐解くっていうのをやると、
自分が作り終えた曲もすんなり分析していけるようになりますんで、そういう意味でも分析を日常的にやると。
日常的に分析をやって、その分析力をつけておくっていうのは曲作りを円滑に進めるために大事だと言えますかね。
そんな感じで、今回は曲の一部分だけができないあるあるのケースの根本的な対処法というか、乗り越え方みたいなところについてお話をしてみました。
お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
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