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耳で聴くうちやま作曲教室、ということでやっていきますが、作曲の初心者の人によくあるのが、
1曲をですね、時間をかけて磨き上げようとしすぎてしまうケース。時間をかけすぎちゃうケース、1曲にね。
よくありますよね。なかなか曲を完成に持っていかずに、まだまだいい曲にできるんじゃないかみたいな感じで、ひたすら修正を繰り返すっていうか。
よくあるんですけど、私はおすすめしたいのはですね、特に慣れてない頃は、時間をかけすぎることをあんまりやらずに、
やっぱり曲作りにスピードを意識して、なるべく早く1曲を作りきるっていうか、完成に持っていくべきっていうかね。
私はその点をおすすめしたいと思ってますね。だらだらやらないっていうか、磨くことを適当なところで切り上げて完成させるっていうかね。
作りきればこれでよしっていうふうにしちゃうっていうか。そっちを私はおすすめしたいんですね。
っていうのも、やっぱり上達するためには作りきることは欠かせない。よく言ってますけど、欠かせないので。
だからそういう修正をね、繰り返して磨きを続ける限り、やっぱ曲は作りきれないんで。
だから、やっぱその完成の方に意識的に持っていく必要があるっていうか。
曲を作りきると、これもよく言ってますけど、達成感とかね、満足感を得られるじゃないですか。
で、作りきれたっていうね、その自信が得られて。で、その自信でもっとやりたいって思えるんで、作曲のそれが原動力になるっていうか、モチベーションになるんですよね。
で、曲が完成すると、自分に何ができて何ができなかったかっていうのがその完成形をもとに判断できるっていうかね。
で、できなかったところが改善点になり、次はこうしてみようかなって思えたりとか、
あとは、いい曲ができたらそのいい曲の自分の強みみたいな、こういうのは自分は得意なのかなって思えたりとかね。
そういうポジティブな次の検討みたいなものもできるし。
で、純粋に作曲を繰り返すとね、作品が増えていくんで、だからそういうライブラリー的な意味での満足感とかも得られるしね。
とにかくその曲作りで作りきると、いろんなことが得られる、ポジティブな良いことがたくさんあると。
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で、やっぱりその磨き上げることを前提にして作曲をしちゃうと、当然その完成からは遠のいていくんで。
だから、今言ったところ逆ですよね。
達成感も得られず、自信も得られず、満足感も得られず。
で、自分の強みもよくわからずみたいな感じで、できないことを突きつけられるみたいな、完成してない現状をひたすらに痛感することになるっていうかね。
で、やっぱりその曲作りの意欲とか、そういうリアルタイム的な意味でも、時間がかかっていくほどに意欲は薄まってきますよね。
だから、曲作りしたいと思って作曲に取り掛かったんだけど、時間かかりすぎて、時間かけすぎて、だんだんそのしたいという気持ちが薄まっていくっていうか。
インスピレーションもね、当初思ってたものと違う形になっていっちゃうっていうか、時間がかかりすぎることで。
磨き上げることをやりすぎることで。
で、その方針とかもどんどんブレていくっていうかね。
こんな感じの曲にしようって思って走り出したはずなのに、磨きに時間をかけすぎて、こんな感じにしようのイメージがどんどん変わっていっちゃうっていうか。
で、時間かけすぎると迷いも増えるし、もともといいなと思ってたものが本当にいいんだっけみたいな感じになっていくっていうか。
だからその判断もブレていきますよね、やっぱね、時間かけすぎるとね。
だから、その磨き上げることに時間を使いすぎるのはあんまりお勧めできないっていうか。
当然ね、その磨きを繰り返すといい曲になっていくっていうケースももちろんあるんで。
だからその全てが悪いわけじゃないっていうかね、試行錯誤でいいアイデアが浮かぶこともあるし。
だから、雑にね、スピードを意識すべきだって言って雑に作業したら、当然ね、手を抜いて適当に作ることになっちゃうから曲の品質が下がるし。
だからその辺はあくまでも丁寧にやるっていう意識はもちろんいるんですけど、やっぱその試行錯誤にも限度がありますよね。
だから、やっぱ時間かけるほど曲の品質が良くなるってわけじゃないので。
だから、やっぱその磨き上げるのにも時間をかけすぎるのはちょっと考えものっていうかね、時間かけすぎは良くない。
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だから、丁寧にやってきちんと試行錯誤もするし、より良い曲がもっとあるんじゃないかって考えて試行錯誤するっていうのは当然なんですけど、それをやりすぎないみたいな。
丁寧だけどスピーディーでもあるみたいな。そんな感じがやっぱおすすめですね。
だからやっぱ締め切り意識みたいなのを持ってね、スピードを意識するっていうのがやっぱおすすめで、
月に1曲作るとかね、ちょっとペースを緩くするなら2ヶ月に1曲とかね、そんな感じで時間で区切るっていうのがやっぱ大事ですね。
私は当時、毎月ライブ活動をしっかりやってた時期なんかは、月に1曲必ず新曲を作ってそれをライブで披露するっていうのを自分たちのポリシーみたいな感じに方針にしてたので、
だから毎月必ずライブを定期的にライブハウスで1回ライブを必ずやる。その1回の毎月のライブに必ず1曲新曲を入れるっていうのをやってましたね。
だからそれがある意味その締め切りになってたんですけど。
ライブは曲作りがあり、歌詞をつけて、ライブで披露するために、当時自分たちはアコースティックギターのユニットだったんで、
そのライブ用にアレンジをして、そこにギターアレンジとコーラスのアレンジもやって、スタジオに入って、リハやって、ライブで見せられる状態まで磨くっていうね。
だから月1曲っていうペースはちょうど良かったんですけど、曲作りだけやるなら月に2曲とか3曲とかね、そういうのも全然いけると思うんですよね。
そういう感じで毎月1曲とかね、毎月2曲とか、そうやって締め切りを作るっていうのはダラダラやらないっていう意味で、
その磨きに時間をかけすぎないっていう意味で効果的ですかね。
でやっぱその作業自体も、やっぱダラダラやってると効率上がらない、修正もダラダラ修正してると、修正の質が下がってっちゃうんで、
だからそれも集中するっていうかね、本当に集中して2時間とか、集中して3時間やるとかね、
その間はもう本当に全部遮断して作曲だけやるとかね、集中できる3時間とか、それを3日とかやれば結構曲作りとしては進むと思うんですよね。
メロディーとコード進行と曲の展開っていう曲の骨格だけだったらもう十分完成まで持っていけるし、3日とかやれば。
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そっからさらにはアレンジしたりとか貸し付けたりとかやれば、それ分時間がかかっていくんですけど、それでもその1曲をずっと保留状態にしてね、
ダラダラやるより短期集中で3日とか4日とか、それで大分まで作りきっちゃうっていう方がやっぱり作業効率としては上がるし、
より集中して作るんでいいものができると私は思うんですよね。
だからそんな感じでやるのもおすすめですね。
なかなかそれを完成まで持っていくっていうのは、そこまでいいものじゃないときはもっといい曲にできるはずだって言ってね、時間かけたくなっちゃうっていうその気持ちもわかるんですけど、
やっぱり磨き上げることに時間を使いすぎるとなかなか曲は完成しないし、それで良くない状態が生まれやすいんで、
それよりも集中して短期集中で曲を作りきるっていう風に持っていく方がより作曲を前に進めるっていう意味で良い効果を生みやすいので、
ぜひそんな意識を持ちながらですね、時間をかけすぎないと、なるべく短い期間、特に慣れてない頃とかそうかな、
作曲がある程度経験積んで自分の中で作りきれる力もあって、それで時間かけるのがまだ良いんですけど、
特に慣れてない頃はそこに飲まれないように、短期集中で作りきるっていう方にぜひ行ってほしいなと思います。
そんな感じでお話した内容をぜひ参考にしながらですね、前向きに作曲活動に取り組んでみてください。
では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。