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耳で聴くうちやま作曲教室ということでやってきますが、
今回はですね、ベースが大事ですよっていうね、作曲する上でのベースの重要性というか、
についてちょっと話してみたくて、ベースってね、世の中的に、一般的に、音楽に馴染みがない人からすると、
結構その、軽視されがちっていうかね、ベースって必要なの?みたいな、何やってんの?みたいなことを思われていることは多いと思うんですけど、
昔よりはね、最近はそのベースを弾くベーシストの人でも有名な人とかが出てきて、
そのベースに着目してもらえる機会が増えていると思うんです。特に昔はもう、本当にベースの存在感はもう本当に薄くて、
なんか、いるんだかないんだかわかんないみたいな感じに思われてたんですけど、やっぱりそのベースってやっぱ、
昔からね、クラシックに始まり、ジャズとか、最近のロックポップスももちろんですけど、
音楽に欠かせない要素というか、存在だとやっぱり言えて、ベースが何をしているかというと、
私の経験、私はバンドでベースを担当してたこともあったり、もちろん自分でね、音源作る時にはベースを入れたりしてますけど、
経験からいくとですね、ベースってリズムとコード感、ハーモニーを両方表現できる音楽、両方のつなぎ役になるみたいな、
そういう立ち位置だと私は思ってるんですよね。リズムってつまりドラムじゃないですか、ホーリズムで、ドラム、ベース、ギター、ピアノで言うなら、
リズムだけを打ち出すのはドラムですよね。で、ハーモニーとか、もちろんギターとかピアノでもできるんですけど、
ハーモニー、上物って意味で細かい部分の音の微妙な重なり合いを演出するのはやっぱりピアノとかギターなんですけど、
で、その間に入ってそのハーモニーとリズムを両方受け持つみたいな、がベースの存在っていうかベースの役割かなって私は思ってるんですよね。
実際そのバンドとかでベースを演奏すると本当にベースの動きだけでリズム作り出せるし、
リズム作り出せながらベースのラインによってハーモニーも作れるんで、本当にリズム作りながらハーモニーも作れるみたいな、
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そういうちょっとね、その場を支配してるような感じが生まれるんですよね、ベース弾いてるとね。
で、やっぱり音楽のアンサンブルって意味でも、やっぱりベースがいないと本当にかすかな感じになって、
何でしょうね、味気ない感じっていうかね、っていう感じになってくるとね。
これはDTMとかでアンサンブル作ってる人だと多分わかると思うんですけど、ベースをオフにして聴いてみたときとベースを入れて聴いてみたときの厚みが全然違うっていうか。
だから作曲するときにもそのベースのその重要性っていうか、ベースが何やってるかとか、
ベースがいるとはいないでこんだけ変わってくるみたいなところを理解してるかどうかがやっぱりその曲の品質を高めるためにね、すごくポイントになってくるとは思うんですよね。
特にドラムとベースの絡み合いっていうか、コンビネーションっていうかね、リズムのコンビネーションとかももちろんあるし、
あとそのベースがハーモニーを作り出すんで、ある意味上物、ピアノ、ギターとの関連性っていうかそっちもあるし、
その辺を考えてベースにどういう働きをさせるかっていうところを考えて、特にアンサンブルとかを作り込んでいくと、編曲とかアンサンブルに関してはうまくまとまっていくし、
あとはコード進行っていう意味でも、ベースライン、ルートの動きですね。だからC,F,Gみたいな流れがあったら、ベースラインとしてはCがドで、Fがファで、Gがソですよね。
そういう発想が持てると、実際のベースラインのサウンドでそれを確認してね、こういうラインが作られてるんだなっていうのがわかると、
それがコード進行をスムーズで説得力があるものにするために効果的に働くんですよね。
で、それが実際作曲とかアレンジにおいては、コードが展開されて、例えばCっていうコードの中でドミソっていう和音があると、
ドミソのうちのドの音をルート音をそのままベースにしているパターンですけど、ベースをドミソのミの音をベースにして、
展開させるっていう、ルート音じゃない音をベースにするっていう、そういうアレンジの手法があるんですけど、
そういうところまで意識が向くようになって、そうすると今言った例で言えば、CFGっていうコードの流れでドファソっていうベースの動きだったと、
それをCのコードのベースをドじゃなくてミにするとミファソっていうね、階段を順番に上がっていくような、
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順次進行と言われるようなベースのスムーズな流れが生み出せたりとかするんですよね。
だからベースラインに意識を向け、かつそのベースの組み立て方みたいなところも考えられるようになると、
コード進行がよりスムーズで自然なものになるっていうかね、コード進行をそういう風にアレンジできるっていうかね、そういうこともあったりして、
それがこの上物のこのメロディーに対してベースがどういうラインを作るかとか、
そういうメロディーは激しく動くけどベースはそんなに動かないとかね、
リズムやベースのリズムによってメロディーをどう弾き立てるかみたいなところも考えられるようになっていくんで、
だからやっぱりベースをいかに理解しているかっていうのは、作曲、編曲について結構大事な要素になってくると思いますね。
だから曲を聴くときにベースに着目するっていうかね、ベースラインこうなってるんだなみたいなところを確認してみるとか、
あとは弾き語りとかやるときにコード進行の流れを見て、ベースのルートの動きを見るとかね、そういうのもいいし、
あとは実際に本当に機会があるなら、ベースを、実機のベースギターをね、実機で手に入れて入手して、
そのベースを実際に自分で弾いてみて、演奏してみて、で、そのベースの動きを体感するっていうかね、
一番いいのはバンドでやっぱりベースを担当して、そのアンサンブルでベースを自分でも演奏してみるとかね、そこまでいければ本当におぞましいんですけど、
あとはピアノとかだったら本当に左手がベースになるんで、左手の動きをしっかり考えながらピアノを弾くとかね、そういうのも大事ですね。
そんな感じで、ベースの実際の本当の動き、サウンド、演奏を自分でも体感するってところまで踏み込むと、よりそのベースに対する理解っていうのは深まってきますね。
特にDTMで作曲で音楽説とかやってる場合は、ベースってのはピアノロールに打ち込んでいくんで、だから視覚的にもそのベースの動きっていうのはよくわかると思いますから、
だからそういう意味でそのベースの理解っていうのは深めるように動くっていうのをやると、作曲のレベルを一つ上に上げることができますかね。
そんな感じかな。ベースって特に馴染みがない人は本当にベースのことを軽く考えがちなんですけど、
曲作りやって音楽がわかっていくほどにベースの大切さっていうかベースの重要性っていうのは理解していけると思うんで、
だから日常的な作曲の中で特にそのベースに意識を向けて、ベースが何やってるかとかベースに何をやらせるかっていうのを考えながらですね、
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それを自分の作曲の品質向上に繋げていくっていう風にやってほしいですね。
その曲作りの品質が高いとか、きちんとした曲だよっていう曲から受ける印象は、ベースがきちんとしてるか、ベースへの理解がしっかりあるか、
ベースを考えた上で曲作りができているかどうかによっても変わってくると言えると思いますんで、
ぜひそのあたり質の高い曲作りをするという意味で、ぜひベースに対して意識を向けてほしいと思います。
そんな感じで、ベースは大事なので、今回話した内容を参考にしつつ、曲作りの品質向上を目指してほしいと思います。
では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。