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2025-05-14 11:43

ハーモニーに深みを出すセブンスコードの役割について

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ハーモニーに深みを出すセブンスコードの役割について

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耳で聴くうちやま作曲教室、ということでやってきますが、今回はですね、セブンスコードの話、ちょっと技術系の話が続いている感じがありますけど、
セブンスコード、いわゆるなんとかセブン、コードネームに数字の7の表記がつくコードに関する話なんですけど、セブンスコードの
役割というか重要性というかね、話をしてみたくて、セブンスコードを弾き語りとかやってるとよく見かけると思うんですけど、
実際にどういう存在なのかというとですね、セブンスコードっていわゆる3和音のCとかFとかGとか、例えばAmとかね、
いわゆる一般的なメジャーコード、マイナーコードに7度っていう音程を持つ、ルートから数えて7度の音程にあたる音を持つコード、3和音に1個7度の音を足した4つの音で構成されるコードがセブンスコードなんですよね。
で、実際そのセブンスコード自体はちょっと装飾っぽい感じっていうか、もともとのメジャーコード、マイナーコードに7を足しているだけなんで、
3和音の音がそのままそこに含まれているっていう、そこにただ7度の音が足されているだけっていう、そういう存在なんですよね。
今、ギターはこういったことにあるんですけど、これCはこうですよね、普通のC、これドミソで、ここに、これドミソ、ド、で、ドミソドでこれなんですけど、
で、ドミソにセブンスのCの音、これはメジャー7ですけど、が加わると、ドミソってきてここにCの音がこうやって入ってくるんで、こういうサウンドですね。
で、これがCメジャー7っていうサウンドなんですけど、で、ドミソの、いわゆるCの音はここに持っていると、で、ここにただセブンスの7が加わっただけ。
こういう存在なので、だからCの音をセブンスで装飾したみたいな、そういうサウンドを持っているんですよね。
で、もちろん3和音の3つの音が4つに増えるんで、ちょっと響きが複雑になるっていうか、多彩になるみたいな感じが。
Cのこの、この3つの音は結構ストレートな感じ。ここに7のが入って、ちょっと都会っぽくなるっていうか、そういう感じなんですよね。
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だからセブンスになることで、響きが豊かになる、多彩になる。
で、言い方を変えると、Cの3和音のちょっとストレートだったものが、ちょっとぼやけるみたいな、7度でぼやけてくるみたいな、そういう感じなんですよね。
で、それを曲作りにおいて、そのセブンスの役割を活用した曲作りをしていくことが、ある意味その曲の品質を高めることに繋がっていくんですよね。
で、やっぱり3和音のこのCとかね、FとかGとか、こういうのばっかりを曲で使っていくと、やっぱりサウンドとしてはシンプルな方向にどうしても行くんですよね。
で、そこに対面だったらこのセブンスがこうやって入ってくると。
で、FだったらFM7とかね、こうやって。
で、Gも、こういう3和音のG、じゃなくてG7がこうやって入ってくるとか。
特にマイナーコードなんかAmが、これAm7になると、こうなるんで、ちょっと本当にマイナーの、いわゆる3和音のマイナー感がちょっとぼやけるんですよね、セブンスが入るとね。
で、このぼやけの理由は、例えばこのAmで言えば、Amの場合って、ラとドとミ、だから3つの音でマイナー感をすごく感じるようなサウンドだと。
で、そこにAm7になると、ラとドとミにこのソが加わるんですよね。
ラドミソっていう構成音になる。これがAm7ですけど。
で、ラドミソになると、もともとのAmのラドミにソが加わって、音が4つに増えるっていうのはもちろんあるんですが、そこにラドミソのドミソが形成されるっていうかね、そういう構成音の構造の変化が生まれるんですよね、セブンスが加わることで。
だからこれAm7ですけど、つまりラドミだった、ターン1のAmになった時はモロにマイナーって感じだった。
そこにソが加わると、ドミソがそこに生まれるんで、つまりドミソってさっきのCなんで、だからAm7になると、ちょっとCっぽい感じが、ドミソがそこに入るんで、Cっぽさ、つまりメジャーコードっぽさがそこに加わることになるんですよね。
マイナー単体だとすごいマイナー感が強かったけど、セブンスにすると、マイナーの中に若干のメジャーっぽさが生まれるみたいな、そういうサウンドの曖昧な感じがセブンスコードによって生み出される。
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だからさっきのぼやけるっていうAmのサウンドがちょっとぼやけた感じになるっていうのはまさにそういうことで、Amのマイナーのストレートな感じがある意味で、ちょっとCのメジャーコードによって曖昧なぼやけた感じになるっていうことが言えるんですよね。
それで曲作りの中で、例えばすごい暗い曲を作りたいときはAmを使っていけばいいんですけど、例えばちょっと暗い、暗さの中に若干の希望があるみたいな感じとか、ちょっとだけ暗くて、そこまですごい暗いわけじゃないみたいな微妙な暗さっていうのがあるじゃないですか。
そういうのを表現したいときにAmを思いっきり使っちゃうと、すごい延下みたいな感じになっちゃうと。だからちょっとこれをAm7にして、ちょっとCがそこに入ってるんで、暗さの中にちょっと明るさがあるみたいな、そういうちょっと曖昧なサウンドを表現できるんですよね。
例えばさっきのCとかで言えば、C単体だと結構明るい感じがある。これに長7とかメジャー7を足すとCM7になって、サウンドとしてはこれドミソなんですけど、Cのほうがね。
で、ドミソシになるんで、ミソシがこれEmなんですよね。だから今度メジャーにセブンス、メジャー7足すと、そこにマイナーコードが含まれるような、そういう構造になって、さっきのAmの逆で、メジャーの底抜けに明るい感じだったものに、ちょっとマイナーの切ない感じが加わることになるんですよね、メジャー7になるとね。
だからそれが、例えば曲作りで言うとこの明るいんだけどちょっと切ない感じがあるみたいな、そういうこう微妙なハーモニーのサウンドを生み出すのに、そのセブンスコードがうまく調和するんですよね。
だからやっぱりその3和音だけでは表現できない微妙なサウンドのハーモニーの揺らぎっていうかね。そういうのをやっぱり3和音以降のセブンスで表現できるようになる。
さらにこれはセブンスの先のテンションとか、あとは分数コードとか、その構成音が増えていくごとによりサウンドが華やかで複雑で曖昧になっていくんで、そういう味付けが曲の品質っていうか、よりその雰囲気を盛り立てるというか盛り上げる上で効果的に働くんですよね。
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だから曲作りしてて、やっぱりなんかイマイチ自分の曲がね、垢抜けないとか、暗い感じを出したいんだけど、暗すぎると、これだと円下になっちゃうと、もうちょっと微妙な暗さを表現したいのにそれができないみたいな時は、ぜひその3和音の先のセブンスとかテンションとか分数コードとか、そっち側のちょっと構成音が多い側のコードを知るっていうかね、そちらを導入するってことをね、
やってほしいですね。で実際にこれはまあ弾き方とかやっていると、そういうセブンスコアがたくさん出てくるんで、実際の演奏を通してそういうのを体感するのが一番いいですね。
で実際にこう演奏すると、それがねサウンドでこうわかる、理解できるんで、だからそのサウンドを通してその使いどころを知るっていうか、それを自分の曲に生かすっていうね。
そんな順序でやっていくのがおすすめですね。はい、そんな感じで。まあセブンスって結構こう、なんかねその存在が
割とあんまり知られてないっていうか、セブンスあってもなくても
なんか曲にはそんなに影響がないような感じがするんですけど、セブンスが生み出す効果ってそういうところにある。
で、これはセブンス以降のテンションとか、それ以降の話にも当然言えることなんで。
コードも3和音からもちろんそのね、覚えるところが始まるんですけど、3和音の先に是非踏み込むようにして、特に3和音の一個先にあるセブンスコードっていうのが一番ね、あの3和音に近くて、
使いどころも分かりやすくて、でかつちょっとこう、その3和音にはない複雑な曖昧な微妙なサウンドを生み出すのにね。
はい、重宝するんで、ぜひ使ってほしいですね。このCとかね。
C、F、Gもこうやって普通に、こうやってひっくり返す。
こうやってね、ってやるだけでもだいぶね、変わりますんで、ぜひですね、セブンスコードの便利さと、使い勝手、使いどころを覚えてですね、それを作曲の品質向上にね、つなげてほしいと思います。
はい、そんなわけで、ぜひね、お話した内容を参考にして、セブンスコードを使いこなしてみてください。
はい、では今回はこれで終わりになります。 ありがとうございました。
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