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耳で聴くうちやま作曲教室ということでやってきますが、私は作曲の個人レッスンをやってて、その個人レッスンの時に、その個人レッスンを始める前に必ず体験レッスンをやってまして、
体験レッスン経由で実際にレッスンを受けたいってなった人と個人レッスンをやるっていうね、そういう流れなんですけど、
その体験レッスンの時によく、レッスン受けに来ていただいたね、体験レッスンの参加者の方に、歌が好きですかってね、歌うこと好きですかっていうような質問をするんですよね。
で、その歌うこと、歌を作る上で歌うことっていうのはすごく、そこに密接に結びついてるっていう事実があって、そういう理由から質問をするんですけど、そんな話をちょっとしてみたくて、
だから曲作り、特にそのポップとかロックのボーカル曲を作る時に、歌うことっていうのがすごく意味があって、だから歌が好きな人っていうのはもうそれだけで曲作りの才能があると言えると。
で、そのより突っ込んだところで言えば、ボーカル曲って、つまり歌のメロディーを自分で歌って口ずさんで、で、歌い心地をチェックしたりとか、歌って無理がないみたいなところをチェックしたりとか、そういう行為が必要になってくるんですよね。
だから頭の中でメロディーラインを思い描き、で、それを歌声として自分の口からね、発声するっていう。で、その作業がやっぱその作曲の中でのメインの作業になってくると、その行動が。
だからそこで歌うことに抵抗があると、だから頭の中でメロディーが何となく思いついて、もうそれを口に出すっていうことができないんで、だからそのメロディーを形にしていけなくなっちゃいますよね。
で、音の上がるとか下がるとか、そういう状態もリズムとかも体感しづらくなっていくし、判断できなくなっていくし、で、やっぱりその楽器の上とかデータの打ち込みの画面の上とかでメロディーを作ることになるんで、すごく歌いづらいフレーズとかになっちゃうと。
だから作曲としては、作曲の作業もなかなか円滑に進んでいかないし、さらには作る曲もちょっと歌としてはぎこちないものになりやすいと。
で、反対に歌うことが好きな人って、思いついたメロディーをすぐパッと声に出せる、そういうフットワークの軽さみたいなのがあるんで、だから純粋にいいメロディーっていうのをすぐ体感していけるっていうかね、歌いながら判断していけますよね。
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だからメロディーが持っている音の工程とかリズムとかもそうだし、あとはアクセントの感じとか、空白の場所、間の取り方みたいなものとか、そういうものを自分の歌声の体感で確認していけると。
で、歌いながらいいメロディーって歌って気持ちいいとか歌い心地がいいメロディーっていうのを確認していけるんで。だからやっぱり歌が好きっていうことは、歌作りをしていく中ですごくそれが有利っていうかね、いい特技というかね、になっていくんですよね。
だから今もしね、作曲やってみたいとか、作曲に興味があってこれからやっていくんだけど、自分に適性があるだろうかと、もし考えている場合には、歌が好きなら、もうそれだけでも結構適性あると思ってほしいですね。
で、その曲作りを実際にもう初めてでね、これから上手くなっていくんだろうかとかね、自分はこれからどれぐらいのところまでいけるんだろうかみたいなふうにもし考えてるんであれば、その歌が結構好きなら、結構なところまでいけると思いますね。
で、やっぱりこれまでこういろんな人を見てきた中でも、歌ってきた経験が多い人ほど、やっぱりすんなり歌作りに入っていける。そういう傾向があるなーっていうふうに見てて思いますね。
で、歌ってきた経験があんまりないと、やっぱり歌のメロディーを作るのにすごい苦労するっていうか、聴くのが好きでね、音楽、歌として聴くのが好きで、そんな歌を自分も作ってみたいなーみたいなふうに作曲に入るケースもあるんで、
だから歌の、歌った経験はあんまりない、聴くことが好きで、たくさん聴いてきたけど、それでも作曲やってみたいっていうケースは結構あるんですけど、やっぱりその場合ってのは、なかなかね、そこに苦労すると思うんですよね。
で、もしその歌の経験がないと、じゃあね、歌作りができないのかって言われるとそんなことはなくて、歌っていけばいいんで。だから歌の経験があんまりない、歌が得意じゃないとしても、歌うことはできるじゃないですか。だから別にうまく歌えなくてもね、それでも歌になりますから。
だから曲作りの中で、当然歌って作っていくっていうのが大事だし、あとは日常的に、そういう風に花歌でもいいんで、積極的に歌っていくようにすれば、メロディーを作る感覚っていうのがね、養われていきますよね。
で、曲作り自体がやっぱ歌うことがその中心に入ってくるんで、だから作曲活動をやることが必然的に歌うことになってくるとは確かに言えるんですよね。曲作りに取り組む行動、曲作りをたくさんやれば、それが歌のトレーニングに必然的になっていくみたいなね、そんな感じだと思うんで。
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だから歌があんまり得意じゃないんだけどってもし思っててもね、それでも全然作曲としてはやっていけますんで、作曲の実際の作業を通して、あとはその日常的な花歌とかを通して、歌作りっていうのをやっていっていただければと思いますね。
で、その花歌の作曲とかね、そういうのも全然あり得るんで、だからなんとなく、いわゆる既存の曲を歌っていくっていうのもいいし、自分でオリジナルの感じのメロディーをなんとなく思い浮かべて歌ってみるとかっていうのもね、もちろん作曲にそのままそれが繋がっていくと思いますんで、そんな風にやっていくっていうのもいいと思いますね。
歌が苦手だけど作りたいっていうね、その気持ちはすごく尊重できるし、そういう人やっぱり多いんで、だからそこでね、歌が苦手だからとか歌があんまり歌ってきてないからっていう理由でやめちゃうんじゃなくて、それでも作曲したいっていうその気持ちは大事にしながらですね、続けていってほしいですね。
なんか、だからやっぱり誰かに聞かせようとすると恥ずかしさがね、前に来ちゃったりして、なかなか難しかったりすると思うんで、自分でやっぱ自由に歌うっていうのがいいですよね、自分の部屋とかでね。
初めはもう本当に何でもいいと思いますんで、そんなにすごく立派な歌じゃなくても、なんかCMソングみたいなものでもいいし、なんか動揺とかね。
私は子供が歌ってる子供向けの曲とか、NHKのEテレのね、そのEテレの曲を子供が口ずさんでるのを一緒に歌ったりとか、そんな軽い家族のコミュニケーションみたいな感じで歌を歌うとかね、そういうのもいいと思いますし、本当にやっぱ本格的にやるならね、カラオケとかに行って歌うとかもいいし。
やっぱり一番望ましいのは弾き語りとかできちんと歌うぞって言って、しっかり歌うのが弾き語りとしての効能って意味では望ましいですよね、ボーカルの練習になるし、後はコード進行とかをたくさん知ることができたりとか、音感とかリズム感を弾き語りを通して鍛えることができたりとかね、そういう良さがあるんで。
望ましいのはそのスタイルなんですけど、そこまで行かなくても全然いいと思うんで、なんとなく歌うとこから始めてもらって、その歌作りに必ずその歌を歌うっていうね、その感覚が効果的に働いていきますんで、そんな風にしたらやってほしい。
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で、その冒頭に戻りますけど、歌が好きな人、歌を歌ってきた人、今でも口ずさんじゃうぐらい好きな人はもうそれだけで作曲する才能があると私は思ってますね。
歌うことに抵抗がないっていうのは、本人は歌うことは当然のようにやってきたし、やっているし、私もそうですけど、歌を歌うってことは特に何にも前提条件もないし、自然に歌ってるだけなんで、それが何なのって感じがするんですけど、
歌うことっていうのはね、メカニカルに考える、頭の中でメロディーを考え、それを歌声として発するっていう風に、結構なかなか負荷が高い行動なんですよね。
で、それを自然にサラッとやれちゃうっていうところが、もう既に作曲のセンスがある証拠というか、裏付けになってきますんで、ぜひその辺を自分の特技だと自信だという風に思っていただいて、
それをですね、歌作りの技術にぜひ転換していっていただければと思います。そんな感じで、今回は歌うことが好きな人はそれだけで作曲に有利だと。
歌うことが苦手な人も、今から歌っていくことでその技術をね、自分の中に身につけていくことができますよって。そんなようなお話をしてみました。お話した内容をぜひ参考にしてみてください。では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。