仕事を楽しむ姿勢
こんにちは、さきです。フリーランスの壁打ちの人です。
本日はですね、楽しそうに仕事をする人が最強、そんなテーマでお話をしてみたいと思います。
はい、これですね、先週の打ち合わせで結構衝撃を受けたことがあったんですよ。
はい、まずちょっとですね、そこをシェアさせてもらいたいなと思っております。
はじめましての方もこんにちは、さきと申します。
私は広告業界で約10年ほど働いた後、
勤務先企業の事業縮小、事実上の解散をきっかけに脱柄をしてフリーランスになった。
そういう人間でございます。
はい、でですね、その広告業界出身であるという背景や、
あとはですね、私現在夫と2人暮らしをしているんですけれども、
夫もですね、業界は違うのですが、グラフィックデザイナーというお仕事をしているんですね。
なので、制作現場の人間っていうものはですね、
自分自身はコミュニケーションプランナーというお仕事だったので、
デザイナーではない、クリエイターさんではないのですが、
制作現場の苦しい光景とか、本当になんでこんな言い方するんだろうっていうような、
雑な仕事の振り方、振られ方であるとか、心ない一言とか、
そういうものをですね、結構目の当たりにしてきた人間でございます。
もちろんですね、10年間ずっと嫌な人ばかりだったかというと全然そうではなくて、
イベントの企画と相談
そうではないからこそ続けてこられたわけなんですけれども、
でもですね、やっぱりそういう苦しいなとか、
なんでそういう言い方するんだろうなということは目にしてきたわけです。
それが成仏されるような出来事があったので、
まずそこのシェアをしたいなと思うんですけど、
それはですね、先週のお話し会でした。
先週の打ち合わせの中でですね、
今マイコーチやお話し会のメンバーの方々が全国公演を企画して、
次々と立ち上げて準備に奔走していると、そんな状況なんですよね。
私自身はまだセミナーの企画開催というものは着手していないんですけれども、
その企画会議であったりとか、
こういうセミナーを開くときってこういうことに気をつけたらいいよみたいなシェアをですね、
いろいろしていただける場があったんですよ。
その中で衝撃的だったのが、ある場面でですね、
イベントを企画して告知をしていくとなると、
いろいろな告知物って必要になるじゃないですか。
告知物、つまり制作物ですよね。
キービジュアルを作って、キャッチコピーを作って、
セミナーだったらセミナーのタイトルを考えてとか、
それをパッと見たときに、一目見たときに伝わるように、
基本的にウェブで告知をしていくので、
オンライン用のバナーを制作していくということになるんですよね。
そうしたときに、一人デザイナーの方がいらっしゃいまして、
現役なのかな、現役のデザイナーの方がいらっしゃいまして、
そこで自分デザインあんまり得意じゃないんだよねとか、
そもそもノンデザイナー、私含めてデザイナー歴がない人たちっていうのが
ほぼほぼの中で、ちょっと得意じゃないんだけど、
自分なりに作ってみたんだけどどうしたらいいんだろうという相談が持ち込まれたんですよ。
このときにですね、すごくすごく良くて、
何が良いって、持ち込む側も持ち込まれた側も、
すっごく楽しそうにお仕事をしていたんですよ。
これがですね、衝撃だったというか、あ、そうだよねって、
私これがやりたくて広告業界に入ったんだよねって思うような、
広告業界というか、仕事の喜びってこれだったよねって思うような出来事がありました。
それは得意じゃないんだけど、ちょっとお力を貸してくれませんかと。
お時間を15分でもいいからいただけませんかという形でご相談があって、
すごいハラハラしながら見てたんですよ、私は、その光景を。
なぜかというと、具体的にどうしたいこうしたいというご相談の仕方ではなかったし、
そのバナーを一つ作るのに、じゃあその15分という時間設定を
適正なのかもわからないし、大丈夫なのかなって思ったんですよ。
クライアント側、頼む側が見ている場で、デザイナーさんが手を動かすってものすごいプレッシャーなんじゃないかとかですね、
どっさりいろんなことが駆け巡って、えーって思ったんですよ。
あっという間にですね、素敵な成果物が出来上がっていく、
そうなんですけどすっごく楽しそうに あっいいですよーって言って 手を皆さんと喋りながらカシャカシャカシャって動かしていって
あっという間にですね あの素敵な成果物が出来上がっていく
わけなんですけど そこでですね
正確に言うと成果物ができるまで私は見届けた 見守っていたというわけではないんですけれども
こういう風にしたらいいんじゃないかなーというアドバイスをしながら 手を動かしているデモンストレーションっていうんですかね
そのデモを見た時にみんながうわー すごーい
って言ってたんですよ デザイナーさんもニコニコしながらやってて
これだーって思ったんですね これでいいんだーと思って
これですね 私と同じく広告業界にいたことのある方だったら よくわかると思うんですけど
過去の経験と教訓
デザイナーさんとかクリエイターさんにとって 一番嫌な仕事の頼まれ方って
なんかいい感じによろしくっていうふうに言われて 丸投げされることだと思うんですね
なんですよとかあとは クライアント側がデザイナーの作業をしているところを
じっと見守っているとか普通に考えたらありえない光景ですよね というのもですねちょっとまた過去のお話をすると
私はですねそのまだ20代だった頃かな ちょっとですねあの
難しいというかものすごく忙しいクライアントさんの担当したことがありました 当時はまだプランナーになる前
アシスタントと言いますかプロデューサーっていう役回りで 制作振興管理と予算管理とあとはクライアントとのセッションですね
つまり クライアントさんと相対していろいろヒアリングをしつつ
制作サイドにそれを投げるっていう中間の橋渡しの役をするっていうポジションに 3年ほどいたことがあるんですけれども
まあこれがなかなかしんどくてですね
なかなか難しいんですよね
で
もちろんデザイナーさんを同席して いただいた方が話がスムーズな時は同席をしてもらうんですけど
ちょっとデザイナーさんには聞かせられないなっていう厳しいお言葉をいただくシーンも あるわけですよね
それはプロデューサーが矢表に立って聞いてで ちょっとチューニングして制作サイドに落とすっていうことをやるんですけど
その時にですね あるクライアントさんがいらっしゃいまして
本当にですね なんだろうピリピリしてたんですよね
私自身のヒアリングだったりとか 勉強が不十分なところもあったなって今なら思うんですけど
そのなんでしょうね ものすごくラリーが多いクライアントさんがいらっしゃったんですよ
デザインを出すんだけど違う 何か違う 何か違うっていう この何か違うもすごくですね
制作人にとっては何かってなんだっていうのがですね 本当に苦しい時間になるんですけど
ついにですね 観音袋の尾が切れたクライアントさんが
デザイナーをここに連れてこいって言ったんですよ
当時ですね クライアントさんのオフィスに赴いて制作物ですね
いろいろと詳しくは言えないんですけど 全国のドラッグストアに流通しているような商品を作られているクライアントさんで
その店頭に飾るPOPって呼ばれるものですよね
そういうものを一式作っていたんですけど
いろいろ重なってですね ちょっとそのぶち切れみたいになったわけですね クライアントさんが
ここは先日の通り私も悪かったし あとは当時自分はアシスタントだったんですけれども
プロデューサーの先輩もですね2回ぐらい立て続けに遅刻をしていて もうみんなキャパオーバーだったんですよ
言ってみたら ただそんなのクライアントさんにしたら関係ないことなので
どうなってんだってなって それはそうですよね どうなってんだってなって
そこでもうデザイナーを連れてこいってなって 連れてこれないんだったら私が御社に行きますよって
タクシー呼んで行くから 私が後ろでベタ付きで見てるから
だからデザイナーにすぐに会わせろ そして仕事をさせろみたいな感じで言われたことがあって
もう平誤りに謝って大変申し訳ございませんでしたって言って そこは何とかですね
おさめていただいて 結論から言うと無事に納品までこぎつけはしたんですよね
こぎつけはしましたし デザイナーの先輩
デザイナーの方も自分より一回り以上年上だったので ちょうど一回りかだったので
今にして思えばですね デザイナーの先輩に出てきてもらった方が早く収まった可能性もあったんですけど
でもそのデザイナーの先輩からも 難しいクライアントさんだったけど
さきさんのペースでうまく交渉とかいろいろやってくれたと思いますっていうふうに
査定票にプラスの評価を書いてくださったので 一応なんとか
社内的には デザイナーさんを守るとか
納期までに納品にちゃんとこぎつけるという 最低限のお仕事ができたかなって思うんですけど
まあその何でしょうね その記憶がやっぱ強くあって
通常広告制作会社のデザイナーがクライアントの前で デザイン作業をしてみせるっていうことは
私のいた会社では一切あり得ないことだったんですよね
まあ何でしょうね レストランに行った時に
基本的に厨房見えないっていうのと同じかなって思うんですよね
たまにわざとガラス張りにして 例えばうどん売ってるところを見せるとか
小籠包を包んでいるところを見せるみたいな エンタメとして見せている
そういうお店はあると思うんですけど 基本的には厨房って裏じゃないですか
制作過程で見せないですよね
だしエンタメ系のお店だとしても本当に秘伝の秘伝のタレとか 仕込んでいるところは見せないと思います
そんな感じでクライアントさんに 見せろって言われるっていうことはですね
相当なことだったし みんなが見守ってる前
楽しむことの重要性
行ってみたらその依頼者が見守っている中で 手を動かすって結構タブーなんじゃないかって
ものすごくヒヤヒヤした自分がいたんですけど なんかみんな楽しそうで
いいですよって言ってカシャカシャって手を動かしてて いいんだって思ったし
みんなもうわーすごいって言って見てたんで あーなんかこれだなーって思ったんですよ
これだなーって 何がこれだなーかというと
やっぱり党の本人たちがすごく楽しんでいるということ あとはですね
リスペクトがあるっていうこと これが全然違ったんだなって思いました
当時の仕事を振り返ると誰も楽しんでなかったんですよ
もうクライアントさんも私も先輩もデザイナーさんも 全員苦しんでたんだなあの仕事って思って
これは誰が悪いとかないとは思います
もちろん反省すべき点はあるんだけど なんかもう単純に全員キャパオーバーだった
もう本当に あんまり詳しいことは言えないですけど
クライアントさん側もですね相当忙しくて追い込まれていた というのはいろんなお話を聞いてて分かりました
一個象徴的なエピソードとしては 結構な都会の一等地と呼ばれるような場所にオフィスがありましたが
家賃ものすごく高そうな場所にありましたが 社員の過半数がもうあの
その駅に住んでいるっていうお話を聞いたことがあります なぜならばいつでも駆けつけることができるようにっていうですね
終電とか土日祝日とか関係なく何かあったら会社に駆けつけられるように そのエリアに住んでいるっていうような超激務
な状態だったっていうのもあってですね もうとにかく
楽しむなんていうですね余白がどこにも誰にもなかったなぁって思いますね
そう でそのリスペクトし合うっていうのもですね多分お互いに足りていなかったと思うんですよね
お互いがお互いにリスペクトをしていたらそういうことはなくてもっと わけあいあいとできたはずだと思いました
それぐらいですね何か良い光景だったんですよね 先週のそれが
はい そうであともう一個お話ししたいのが
そのそうですね デザイン絡みでお話しすると
デザインの制作を頼むってすごい難しいじゃないですか すごく難しいと思うんですよ
私未だに自信ないです デザインの制作を相談するということはつまり頼むならがディレクターになるみたいな
ことなんですよ 自分では手を動かせない自分では作り出すことができない
だけど理想のものを手に入れたいんだっていう状態で 理想のものを形作れそうな人に依頼をして一緒に作り上げていくっていうもの
それが制作するっていうことだと思うんですね これはですね
何もグラフィックデザインとかバナー制作という そのデザインの制作現場だけでなく
すべての相談事項だったりお仕事っていうものは そういうものなんじゃないかなということですね
思いました お互いに持ち寄っていいものを作り上げていくっていうこの意識
このリスペクトとこのお互いにいいものにしようぜ そしたら最高のものができるはずだよねっていう
まあやっぱりリスペクトと楽しむ心ですよね これがとっても重要だなって思います
もうあの壁打ちにしてもそうですね 何でしょうねお手並み拝見みたいな感じで来られたら
楽しくない 多分お互いに楽しくないですしお互いにリスペクトし合えないから
いい壁打ちというかいいお話にはならないと思うんですよ
でもお互いがお互いにこの人とだったら絶対にいい時間になるよねって 確信し得ている状態での壁打ちってめちゃくちゃ楽しくて
めちゃくちゃやりやすいんですね それは回を重ねるごとにどんどんどんどん
仕事のしやすさ楽しさリスペクトの度合いは深まっていくんですよね でこれがですねなんでなんだろうなーっていうことを考えていきました
はいでここで出てきたのはリスペクトと オープンマインドとあとは
感謝の気持ちを伝えるっていうことが新しく出てきました はいなんですけれどもちょっと長くなりそうなので一旦ここで締めたいと思います
楽しい仕事の実現
はい 今日のお話はですね仕事について楽しむって最強っていうお話をしていきました
はい 楽しむって最強だ
で楽しむっていうことがどうして最強なのかっていうと まあ本当にですね周りを幸せにするなって思いました
うんそうなんかあの私のモットーがですね いい人といい仕事をして美味しくご飯を食べるっていうことなんですけれども
うん なんかその光景がありましたでそれは実現できるんだなっていうことをですね
再確認させてもらいましたはい ちゃんとディレクションしなきゃとか具体的に頼まなきゃとか
器用はなくてよくってそこにリスペクトと楽しむ心 あとは信じるっていうこともあるかもしれないですね
それがあればですねふわっとしたオーダーだとしても受け手側その頼まれた側の人も
この人のためだったらって思えたらですねあの なんでしょうヒアリングもはかどるんですよね
で喜ばせてあげたいって思うと楽しいんですよね
あーだから あれですね
プレゼントとかと一緒なのかなぁ と思いましたはい義務感とかやらなきゃとか見張られてるとか
リスペクトが全くないとかふわっとしたオーダーなのに何か違うって言って差し戻し をいっぱいされるってなったらやっぱりどんな人間も疲れてしまう
それは 楽しさもなければリスペクトもなければなんか才の瓦状態になってしまう
何のためにやってるんだろうってなる時が一番辛いと思うんですけど 逆に言えば全部その逆をやっていくととても楽しい仕事ができる
そしてとても楽しく仕事をしているとこの人にお願いしたいなぁとかお願いしてもいいんだ っていうふうに周りは思う
結果としておそらくその人には楽しい仕事楽しめる仕事リスペクトし合える仕事っていう のが次々に舞い込んでくるということは楽しむって最強じゃないかと
はいそういうお話になりましたはいいかがだったでしょうか 本日のお話ですねここまで聞いてくださった方はいいねをお願いします
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はいそれでは本日も最後までお聞きいただきありがとうございました また別の場所でお会いしましょう
佐紀でした