自分のフィールドを見つける
こんにちは、さきです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
私はですね、今、クーラーの聞いた部屋で、ラジオ収録ボタンを押してみました。
はい、都内は今日も晴れですね。はい。
で、あの、ちょっと涼しかったので、いつも通りカフェの外ベンチで撮ろうかなと思ったんですが、
なんでしょうね、涼しかったからなのか、あの、いろんな人が出歩いてまして、
本当は5分、10分回したんですけど、ものすごいいろんな音声が入ってしまって、
ちょっと中断に次ぐ中断で何をお話ししていたのかわからなくなってしまったので、
今ですね、気を取り直して、あの、家でお話をしてみようかなと思います。
はい、今日はですね、自分のフィールドに持ち込めという話にしてみようかなと思います。
あるいは自分オリジナルの勝ち筋を見つけるということ、これがものすごく個人でお仕事をとっていくにあたって、
あるいは、そうですね、会社員でも副業でもフリーランスでも何でもいいんですが、
自分のプレゼンスを発揮するにあたってはものすごく重要なんじゃないかなと、
はい、そんなお話をしてみたいと思います。
はい、そんなの当たり前じゃないかと思われた方もいらっしゃると思うんですけど、
でもですね、これって意外と忘れがちだなと思いましたので、
今日はそんなテーマでお話をしていきたいと思います。
このですね、自分のフィールドに持ち込むとか、違うフィールドで戦うということですよね。
トレーニング体験の共有
つまり、相手のフィールドとか場に用意された周囲の人たちがやっているフィールドで戦う必要はないんだなと、
そんなことを思ったので、このお話をすることにしたのですが、
こう思ったきっかけは、あれなんですよ、先日のサキプロ2です。
はい、このラジオを聞いてくださっている方、もうサキプロ2はお聞きいただいたでしょうか。
何のことだと思っている方は、ぜひですね、キャプションからリンク貼っておきますので、飛んで聞いてみてください。
はい、ライフコーチのお話屋直人さんとコラボをしている対談企画になるんですけれども、
そこでですね、後半の方に直人さんのアスリート時代のお話が出てきたんですよね。
ものすごくざっくり言うと、すごく運動音痴だったという直人さんがですね、
スポーツの世界で日本一になるみたいな、そういうストーリー実績があるわけなんですけれども、
なんでそんなことができたのかというと、なんか全く一人違うところに着目して、
違うところで極めていったんですねと。
つまりアプローチの方法が、他のフィジカルつよつよの人たちと全く違うところにしていったんだなというですね、
そんな発見がありました。
詳しくはサキプロ2を聞いてみてください。
ちょっと聞いたけどよく分からなかったなという人は、また聞き直してみてください。
結構ですね、後半の方でお話ししていたかなと思います。
これはですね、自分オリジナルの勝ち筋を見つける、自分のフィールドに持ち込む。
自分のフィールドに持ち込む。
そうですね、これはすごく大事なことだなと思ったのが、
自分自身がサービスの受け手になった時に思ったんですよ。
つい最近思いました。
ちょっとそのエピソードをシェアしたいんですけれども、
私ですね、毎週土曜日にパーソナルジムに通っています。
もうかれこれ1年以上続けているんですけれども、
1年以上ずっと曜日を固定しているので、
同じトレーナーさんからトレーニングを受けているんですね。
ただ1年も続けているとですね、
トレーナーさんの都合が悪くなったりとか、
あるいはこちらが土曜日にどうしても外せない用事ができて違う曜日にするとか、
そういったこともたまにあり得るわけです。
そうするとどうなるかというと、
ヘルプの方とかいつもと違う方と初めましてから始めていくことになるわけです。
これですね、ちょっと面白かったのが、これ余談なんですけれども、
私は今都内在住でパーソナルジムに通っているんですけれども、
いつも担当してくださっているトレーナーさんが北海道出身なんですね。
北海道といえば、私は先月ですね、北海道出張に行ってきました。
北海道出張に行ってきていて、
北海道に土日で行ったので、その時は月曜日にずらしたんですよね。
確か日曜日に帰ってきてそのまま行ったのかな。
ちょっとハードだなと思いながら行ったので、
そこで初めましての方とトレーニングをしましたよと。
その時にちょっと違和感があった。
違和感というか物足りなさがあったんですよね。
その後ですね、今度私が都内にいるんですけれども、
いつも担当してくださっているトレーナーさんが地元北海道に帰りますということがあったんですよ。
確か同級生、友人の結婚式がありますということで北海道に行ってきますということで北海道に行きましたと。
だから私は今度は都内に戻ってきているんですけれども、
トレーナーさんが北海道に飛んでいると。
ちなみに今週の土曜日はまた結婚式があるので北海道に飛ぶそうです。
すごいですね。
1月に2回というか2週連続で北海道に飛ぶ。
1週空いたのかな。
だから東京にいるのにお互いに私が東京に飛んでいて北海道出身のトレーナーさんが都内におり、
私が北海道から東京に戻ってきたと思ったらトレーナーさんが北海道に飛び、
また戻ってきたので戻ってきましたね久しぶりですねと言って都内でジムトレーニングを受けた。
翌週にはすいませんまた北海道に行ってきますと言ってトレーナーさんが北海道に飛ぶというですね。
そんなに北海道と東京行き来することあるんだというぐらいお互いにテレコで北海道東京、北海道東京というふうになっています。
なんですけれどもそこでまた別のトレーナーさんが他の店舗から呼ばれてきたんですね。
この時にものすごく満足度が高かったんですよ。
なんでだって思ったんですね。
実を言うとこれまでも何回かヘルプの方についていただいたりとか別の担当者についていただくことがありましたと。
そういう時に何か毎回不完全燃焼感がすごくあったんですよね。
でもそれはやっぱり初めましてから始まって1時間という枠の中でしかも私たちは夫婦で通っているので1時間という枠の中しかも最初の5分間で
最後の5分10分は着替えだったりとかに当てているので実際のトレーニング時間はマックス50分という中で
このトレーナー1対私たち夫婦クライアント2の何を求めているのかというところをヒアリングしてから
ヒアリングをしてどうなりたいのかということをすり合わせてそしてトレーニングに入っていくということを回していかなきゃいけないわけなんですけど
どうしてもこっちはこっちでいつものトレーナーさんからデータが引き継がれているよねというつもりで行ってしまっていたし
成功のためのアプローチ
向こうは向こうで50分しかない中で最大限満足してもらおうと思うといきなりトレーニングに入ってしまうんですよね。
その結果何が起きるかというと前提情報の共有と一体何を求めてここに来ているのかというですね
得たい未来の共有すり合わせというものができていないままトレーニングに入ってしまうので
あれ何か違うな何か物足りなかったなという感じが起きてたんですよ。
でもこれはいきなりヘルプで初対面だとこうなっちゃうのも仕方がないのかなと思っていたのですが
ですがなんとこの前の土曜日に担当してくださった方は違ったんですね。
これすごいなと思ったんですけど何がすごかったのかというと
彼が自分の得意領域に持っていくという技術がすごかったんです。
何かというと私たちは筋トレがしたくてジムに行っているわけです。
ただ筋トレといってもアスリートの方みたいにアスリートだったりとかスポーツ歴がある方みたいに
ここが鍛えたいですみたいなものはないんですよ。
毎回毎回トレーナーさんにお任せをして提案をしてもらって言われるがままに動かしているという感じなんですね。
でもそれで体の調子が良くなっているから別に何でもいいと思って安心してお任せしていたわけなんですけど
その担当してくださった代理の方Aさんとします。
Aさんはなんと筋トレほぼしなかったんですよ。ほぼというか全くと言っていいほどしなかったんですね。
50分を筋トレしないで終わったのに私たちは非常に満足度が高くてまたAさんに見てもらいたいねって言いながら帰って行ったんです。
これ普通に考えたら筋トレをしに来ている人に筋トレを提供しないでまたぜひお願いしますねというようなことって起きえないですよね。
起きえないなんですけどなぜそれが起きたのだろうかというふうに考えていくといくつかポイントがあってそのうちの一つが自分の得意領域に持っていってしまっていたからと
Aさんの得意領域に持っていっていたからそしてそこまでの乗せ方が非常にプロフェッショナルだったからということがありました。
何かというとそのAさんの得意領域っていうのはストレッチだったりしました。筋トレというかものすごいマッチョなんですよものすごいマッチョだけど何か筋トレというよりかはストレッチに専門ベースを置いているんですね。
なんちゃらっていう団体に所属していてみたいな背景も説明してくださったんですけどとにかくずっとデスクワークだった私たち夫婦は見るからに筋肉なんてないんですよ。
誰がどう見ても1年間筋トレしているとは思えないぐらい筋肉はないですし姿勢も悪いんですよね。
そうした時に評価ってやったことありますか?評価って何ですか?っていうところからもっと遡るとすごくヒアリングが丁寧でした。
だから50分という枠のうちの多分10分以上はヒアリングに当てていたんですけれども、でもそこで焦ってないっていうのがまずプロなんですよね。
焦ってこうかなああかなっていうふうに当てずっぽうで当てていってしまった時ってお互いにあれ?あれ?って思っているまま50分が過ぎてしまうんですけれどもすごくしっかりとヒアリングをしてくれました。
もちろんカルテは見ているんですけれども、これこれこういう感じですか?今どういう感じですか?っていうことをすごくすごく丁寧に聞いてくれて、
こっちもそれを分かってくれた上で最適なアプローチをしてもらいたいというニーズがこちらにありますので、こちらからも情報を開示していくわけですよね。
そうすると今現状の課題感と一体何を期待しているのかっていうですね、この期待っていうところまで擦り合わせができるわけです。
今ここにいます。ここを期待しています。それが分かったら初めてアプローチしていくんですけど、そこで筋トレっていうものをやってもよかったし、
その人がすごいなと思ったのがストレッチとか体のバランスを見ていくということですね。体のどういうところに使い方の癖だったりとか不備があるのか。
それによってどのような代償が出ているのか。代償っていう言葉もその時初めて聞いたんですけど、っていうのを一個一個解説していって診断の時間だったんですよ。
行ってみたら診断です。診断をしていって、その中でじゃあここにアプローチしてみましょうねって言って、ある動きをやった結果診断前と、はいじゃあまた再診断をしてみましょうってやった時に出てきた自分の体の稼働域っていうものが全然違っていた。
だから、わあすごいと思って。
そう、だから筋トレをなぜやるのかって言ったら、自分の体の調子を良くしたいわけじゃないですか。
だから筋トレとは手段であって目的ではないんですよね。
で、このAさんというのはそれが多分わかっていたから、別に今回は筋トレを提供しなくても、体の調子が良くなるという期待、ゴールっていうものを提供できれば勝ちだなっていう勝ち筋が見えていた。
得意分野の活用
そして、その彼のいろんな専門用語を交えながら、これこれこうでこうで、代償がどうとか、3点なんちゃらがどうとか、2点でどうちゃらとか、任意がどうちゃらとか、全然初めての単語を聞いていても、すごくこちらが面白がっているわけですよ。
なんですかそれ、みたいな。
っていうふうに自分の得意領域に自然と持っていけたということがあるので、強いなと思っていました。
他の方は、別に他の方も一生懸命やってくださっているんですけど、自分これできないんでっていう発言をされたりとか、そういうこともあったんですね。
そうすると、できないんだっていう印象がすごく強く残ってしまって、ちょっと損だなということを思いました。
だからこれは気をつけていきたいなということですね。
ちょっと具体的にお話ししたので長くなっちゃったんですが、他にも手短にお話ししたいと思います。
例えば、私が広告会社時代にPR案件の7社競合プレイがありました。
ちょっとね、おかしいですよね7社って。
3社って聞いてたのに、蓋を開けてみたら7社、声がかけられていたということがありました。
とある大手ゼネコン会社ですね。
日本人であれば誰でも名前を聞いたことがあるようなゼネコンのPR案件のコンペだったんですけれども、
その時に我々が何をしたか、私がプランナーとしてアサインをされて、そのコンペに結果から言うと取りました、勝ちましたなんですけど、
なぜ勝てたのかというと、やはり自分オリジナルの勝ち筋を見つけていたから、自分の得意なフィールドに持ち込んだからというのがありました。
何かというと、PR案件だったのでPR会社だったんですよ。
競合の他の6社がみんなPR会社でした。
それは営業さんに聞いてもらうんですよ。
一体どこが競合ですかと。
会社名までは聞き出せなかったけど、うち以外は全社ともPR会社だよということを受けました。
私がなぜこのPR案件にアサインをされたかというと、
そもそも前提をお話ししたいんですけど、
なんで製作会社にPRのコンペのお声掛けがかかったかというと、
長年、5、6年ぐらい大手ゼナコン会社のクリエイティブを作っている人たちが、私が当時勤めていた会社にいたんですね。
お付き合いがあるからという流れでふわっと話が来たんですよ。
PRの案件も相談できるんですかと。
5、6年のお付き合いがあるわけだから、その製作スタッフの人たちは、
その大手ゼネコンの人たちのことを結構深く知っているわけですよね。
ただしPRということについては全く知らないわけです。
なぜなら広告とPRというのは全く考え方が違うからですね。
そこになぜ私が5、6年間ノータッチだった私が急に声をかけられたのかというと、
PR会社にいたからなんです。
その会社に入る前はPR会社にいたという、ただそれだけで声をかけられました。
結局何をしたかというと、
PRの企画はPR会社に該中して一応考えてもらいました。
価値筋としては製作会社である製作会社ならではの
画的に見せるグラフィックのクオリティで勝とうと思ったんですよ。
PR会社の人たちはかっこいいキービジュアル作れません。
この時のコンペはA3用紙5枚、
A4用紙5枚、
この時のコンペはA3用紙5枚で1年間分のPR企画を
年間のPR企画をプレゼンしてくださいという
そういうですね、ちょっと特殊な感じでした。
だから1年間でどういうストーリーで何をやっていくのかと、
あと予算とかも全部含めてA3用紙5枚に納めてください
というオーダーだったんです。
その時にたぶん周りのPR会社の人たちはPRの企画を出してくるだろうな
ということが予測できたんですよ。
じゃあPRの企画という同じ土俵で戦ってはいけないなと、
同じフィールドで戦っちゃいけないなと、そうじゃなくて、
さすが御社は違いますねっていう目を引くところは何なのか。
他の会社にできなくて、自分のプロジェクトを
自分たちだけにできることは何なのかといったら、
それは製作会社ならではの絵的に見せるグラフィカルな
クオリティの高い提案書を作ることだったんですね。
詳細は省くんですけれども、本当に絵で見せていく提案書を
作って持っていきました。
あとはコピーライティングですね。
元々はチームにいなかった人をアサインしてもらいました。
ウェブ上でプロモーションをしていきたいみたいな話だったので
ウェブプロデューサーとかはいたんですけど、そうじゃないと。
もちろんそれも必要なんですけど、アートディレクターの
誰それさんをこのチームに入れてくださいというオーダーを
しました。なぜならば、アートディレクターが
アートディレクションできる人がいないと
このコンペの勝ち筋がないからということですね。
うちらしい、その製作会社らしい提案をして取らないと
結局後で苦しむことになってしまうので。
だからそういう提案をさせていただいて
取ることができたという話ですね。
個別性の高いストーリー
はい、だから何でしょうね。
何か自分がこれをやっていこうと思った時に
自分のフィールドに持ち込むこと。
前任者と同じことをやろうとか、周りの人と同じことをやろうとすると
同じ土俵で比べられてしまうので
後発組は不利なんですよね。
なんですけど、そこからちょっとだけずらす。
ちょっとだけずらすということをやると
自分オリジナルの勝ち筋を見つけることができるんじゃないかなと思います。
ここで大事なのは目的からはぶれないということですね。
目的からはぶらさない。課題がどこにあり
どういうことをお客さんは求めているのかという
ここがしっかり握れたらアプローチする方法は何だっていいんだ。
何だっていいんだったら自分の得意な領域でやっていこうというお話になりました。
いかがだったでしょうか。
今日のお話ですね。
他との差別化をどうしたらいいのかなとか
他の人たちと比べて自分がちょっと劣っている部分があるから
標準に近づけなきゃというふうに悩んでいる人にとって
何かヒントにしていただければ幸いです。
このPR会社より面白い企画って
広告制作会社の人には出せないんですよ。
面白い企画だったりとか
こことパイプがあるよとか一切ないので
PR会社の人だったらテレビ局のここの制作スタッフとコネクションがあるので
うちに発注依頼をかけてくれたら
ここで取り上げられますよとか言えるけど
そんなカード切れない。
切れない。じゃあどうする。
戦うフィールドを変えるっていうお話でございました。
これはですね
多分これを個人でやろうとするとどうなるのかっていうと
自分オリジナルの個別性の高いストーリーを提供するという
そういう話になってくるんじゃないかなと想像をしております。
この話はですねちょっと自分自身もまた考えながら
別の機会にお話をしていきたいと思います。
それでは本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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それではまた次の配信でお会いしましょう。
サキでした。