っていうので、
ある種、綺麗に言って、しかもお金は最低限しかいただかないです、もはやいただかないですみたいな提案をすれば、
なんかもう通りそうじゃんって思ったりするじゃないですか。
最初僕もそれ思ったんですけど、それが間違いなんだってことに気づいて、
正直に僕らが、マジでこれやりたいだけなんです。
僕らの実績になるし、おいおいそういうショーとかに出せるっていうメリットがあって、
やりたいだけなんです。
っていうふうに言っちゃったほうが、かえって先方も、
ああ、そういうことかっていうふうに結構腹割って話してくれやすい。
特にアワードから入るとね、
そうですね。
理解してもらえやすいかもしれない。
してもらえやすいですね。
ここが結構、実践するときの失敗パターンのめっちゃあるあるなんで、
言っちゃったほうがいいよっていう。
これでも今の、今もちょっとちらって言ったことに被る気がするんですけど、
場合分け必要な気がして、
アワードの話だったら、今の理屈めっちゃそうだなと思って、
今回アワード取れました音者の課題で、
これを実装したいんです。
作り手としても世の中に出してみたいし、
世の中に出すことで他の広がりが埋めるかもしれないし、
広告賞にエントリーするきっかけとかに、
やっぱり実績にならないとできないんです。
こういう形に何とか一緒にご支援いただけないでしょうかっていうのは、
すごいわかりやすいし、腹割って話せるとめっちゃそうだなと思って。
そういうことじゃなく、
自主提案来る場合で、何の文脈もなかった場合は、
ちゃんとうちの課題のことを理解してるなって思わないと話聞かれない気もしていて、
そこで急にアワードとか関係なく連絡来て、
これをショーのために作りたいって言われたら、
それはん?おいおいどういうことだってなりそうな気がしたんで、
そういう自主提案の場合は、
本当にある意味マリアさんが言ってたことめっちゃ正しいと思ってて、
中途半端に本当に思っていないことの上辺をなぞることが、
不信感につながって危険だよっていうことはめっちゃアグリで、
だから本当の意味で自主提案する場合は、
クライアントより多分クライアントのことを考えてるぐらい、
課題感とか本当の提案に社会的意義と自分で自信があったりとか、
これをやるべきだっていうふうに本当に心の底から思えて、
クライアントのためにこれを僕は提案したいんだっていうことがあれば、
聞いてくれる気もするんで、そこ次第な気がするんで、
結論その回り回って、
上辺だけで中途半端にこうしておいたほうがいいかなっていうムーブするのやめましょうねっていう理解をしました。
本当にそうです。極論まじでそこで。
そうなんですよ。
バレるよっていうか、そんなもうバレてるからねっていう。
会議室でありがとうございました、エレベーター閉まった後でもうため息出てます、バレてますからねっていう。
チーンってなった後にもう授業は、
何だった今の提案、みたいな話になるの。リアルにあるから。
そうなるぐらいだったらもうぶっちゃけで望んで、
それで向こうがいやいやってなるならもう潔くこっちも引くし、
でも潔く言ったことによって向こうがそういうことなら乗ってみようみたいな、
思ってもらえたらもうラッキーっていうことで話すっていうのはすごい良いことなんじゃないかなと思いました。
はい、そうですね。これはちょっとテクニカルなこと言うと、
対峙する相手の担当者の位置というか役職にもよるなと思って。
そうかもそうかも。
対経営者の場合があるんですよ、たまに。
対経営者とかオーナーさんの場合は結構野心むき出しにしていったほうが、
かえってそういうことに共感してくれる方々が多いんで。
確かに。
僕はもうあなたたちを踏み台に、踏み台とまでは言わないけど。
踏み台とは思われたくない。
踏み台とまでは言わないけどもちろん。
これをきっかけにってことですよね。
自分のジャンプにつながり、キャリアのアップにつなげたいんだとかね。
もちろん僕らの提案があなた方のメリットにならないのであれば、
それはもうお買い上げをいただく価値はないと思って潔く引き下がりますと。
そうですよね。
それももちろん大前提として。
ただ、これの提案をすることで、
本当に僕にとっても野心を叶えることになるんですと。
いうことを正直に言うことが、意外とオーナーさんとか経営者の方には共感いただけたりする。
ので、意外とここを出しちゃった方がいい。
っていうようなこともあったりするし、
宣伝部みたいな部署の組織の中でやられてる方。
僕がいるような感じのポジションですね。
意外とそういうところに対しては、その本心は一旦見せて、
腹の内みたいなものは納得していただきながらも、
あんまりそこをガンガンに出しすぎると扱いづらいなってなっちゃう。
そこは最低限、向こうの納得感を、
クライアントさんの納得感を最低限取れるところまでに留めておいて、
あとはちゃんと立地的な、
ブランドにとって本当に意味があるのかっていう話に終始していく。
そこの線引き感というか、
自分をどこまで出すかっていうのも、
相手の立場とかによって変えていくっていうのがいいかなと。
それはやっぱりバカ図ですね。
と思いますがいかがですか。
めっちゃ共感しました。
やっぱり営業の話してるなって思った。
営業の話してたんだ。
これだからもう、できる営業とは何かという話と結構同じなんじゃないですか。
僕あれなんで、ストリングスファインダーの上位項目に個別化がありますから。
僕は相手の状況とパーソナリティによって100通りの話し方を変えるんで、
結構大きな会社の中で立ち回り得意っていうのは、
自分で言うのはあれなんですけど、
いろんな人とコミュニケーションを取って、
その人との関係性の中で自分がやりたいこと、やるべきだと思っていることを通しにいく。
クリエイティブって作ってるところにすごいフォーカス当たりがちですけど、
僕作るのとかって2割ぐらいの感覚で、
8割ぐらいは実現していく、通すこととか、
その先に実現していく、これも普通の仕事でもっていうふうにすごい思ってやってたから、
通すっていうのはすごい責任も伴うし、
自分の実施提案だったらまだしも、
事業にいる立場としては広告代理店の皆さんが考えてくださったアイデアを、
僕が事業の偉い人にこのアイデアでいきたいんですって答申して、
そこで決済をもらいにいくっていう仕事も結構あったんですけど、
それで僕がプレゼンテーションが下手で、
負けたら代理店さんが考えてくださった案、
すみません、これ通せなかったですってなるんですけど、
それをやっぱりどうやったら、
みんなと一緒に考えたこの企画を、
僕が社内の状況を知ってるからこそ通せるかなっていう、
通すって言うとわがまま通すみたいに聞こえちゃう分、
通すっていうことに言葉的なネガティブなニュアンスを感じる気もするんですけど、
そうじゃなくて通すっていうのもすごい超重要な仕事の1個だなって、
作ると同じくらい通すっていうことにももっと言及されるべきだし、
ただこれってクリエイターがブラックボックス化したい部分でもあるから、
あんまり世の中に流通してないんじゃないかなっていう気もする。
今日マネヤさんがぶっちゃけて話してるのとかも、
あんまこんな話、他の人のクリエイター話で聞いたことないっすよね。
これはもう無敵の路地裏組だと思う。
失うものがないみたいな。
めっちゃそう思いましたね。
よかった。答え合わせできたんで。ありがとうございます。
自主提案の失敗パターンの2つは大きくそこの2つかなというふうに思っていて、
提案の中で1つ大きなトピックになるかなと僕は思っているのが、お金の問題。
それはね。
自主提案におけるお金をどういうふうに考えるかってことなんですけど、
基本的には自主提案において、この自主提案で何かお金、
フィンとして自分の見入りになるようなお金をガッともらおうっていうスタンスではないと思うんですよ。
まず自主提案においてはそんなに。
そもそも自主提案というものってあんまコスパが良くないんで、
店舗がどれくらいの期待値があるかというのも分かんないし、
話を聞いていただけるかというのもそもそも分かんない状態から、
定語を飾らなきゃいけないから。
で、なってくると基本的には自己実現のための、
自分がやりたいものをいかにお買い上げいただけるかっていうフェーズの端になってくるんですね。
そうしたときに、自主提案におけるお金のレイヤーって、
媒体費とか制作にかかる経費と、そこに自分たちの見入りになるようなフィーっていうものを考えるときに、
どちらかというと自分たちの見入りになるフィーのところは最低限まで削って、
経費のところは何とか出していただけたらありがたいですっていうような提案の仕方になることが
多いかなと思います。
一方で、このミニマムの提案をするとしても、やっぱりどうしても、
こう、なんていうか、枠外からの提案になっちゃうので、
既に予算とかスケジュールが決まってる相手に対しては、
やっぱどうしてもそれが積み上がれば積み上がるほど、
ちょっと通しづらくなっちゃうとか、意思決定しづらくなっちゃうっていうときに、
やっぱこのかかる経費っていうのも最低限に抑えたいっていう話があるんですね。
基本的に僕らの場合は、割と成功している自主提案のパターンで、
基本的に大体10万円から30万円の自主提案っていう感じで、
予算がもう収まっているという状況がございます。
10万円とか30万円で何ができるんじゃいっていう話はあるかもしれないんですけど、
都内の広告媒体とかで考えたら、
もう考えつくやつでも安いやつから100万とか300万とか、
1回終えちゃったら500万とか、っていう頭があると思うんで、
そんな小額での提案なんてどうやったらできるんだみたいな考えがあるかなとは思うんですけど、
意外と世の中には実務で見えてないけどめちゃくちゃ安い広告媒体っていうのがいろいろあって。
僕も結構その辺詳しいかも。
調べてたことありますしね。
雑草魂が。
交通の駅引っ張りポスターって1枚だとこんだけ出せるんだとか、
それめちゃくちゃ見てた時ありました。
そうなんですよ。
本当に意外と調べると安いっていうのがいっぱいあるんで、
そこで実装していくと意外と経費プラス自分たちの稼働費をちょっとだけでもいただくっていうことが、
意外とできたりするっていうのがありますね。
一例お話しすると、駅でもポスターはめっちゃ安いんですよ。
ボードとかになるとすごい高くなっちゃうんですけど、紙はすごく安くて。
一例で言うと、JRの新宿とか渋谷とか超一等地の駅でもめちゃくちゃでかいBゼロのポスター、
紙で出せば7万とかで収まるんですよ、1週間の単位。
7万で新宿、渋谷にポスター出せたらめっちゃよくないですか、みたいなこととか。
あとは意外と使えそうだから、いろんな企画でいつ使えるかなって気を伺ったりもしてるんですけど、
郵便局広告というものがありまして、実は郵便局ってポスターを貼るスペースがあるんですよ。
ここもかなり一等地、東京の都心の郵便局とか使わせてもらっても、2週間で数千円とかのレベルなんですよ。
へー、それは知らなかったな。
一番でっかいポスターのサイズ、確かB2とかB3とかなんで、サイズそのまま大きくはできないんですけど、
ただ意外と2週間で1万円かからないぐらいで一等地に貼れるっていう、結構稀有な媒体だなと思ってるんで、
全然ジャックとかもできちゃいそうだなっていうふうに思いますし、
郵便局をフックにした企画みたいなのって意外とあったりしそうじゃないですか。
確かに。
とかとか、あとは実際にクライアントさんが店舗持たれてたりしたら、
もう別に店舗に貼らせてくださいだったら別に0円でできるしみたいな、
いろいろ実績につながるような形でできる低予算なことあったりするんで、
なるべくそういうところを抑えていった方がいいですよっていう知識としてもね、と思っております。
そういうものをテクニックだったり知識だったりっていうものを組み合わせて、
なんとか営業的なスキルを実地で積んでいって、
自主提案を形にしていくということをやってきたわけでございますね。
最後に1個思ったのが、
なんで僕がこんなに自主提案をしてこれたのかとか、なぜできたのかみたいなことを振り返ってみたときに、
自分がPRをやってきたからっていうのがある気がしてて。
また路地裏話とかじゃないそうな。
PRパーソンって基本的にクライアントさんが出す新商品のニュースとかを、
メディアに売り込んでいくみたいな仕事がメインであったりするわけなんですけど、
意外とその時って、まずこのメディアにいきなり電話かけるんですよ。
飛び込み営業みたいな仕事なんだ、もはやね。
基本が、ベースが飛び込み営業なんで、
テレビのめちゃくちゃ忙しいときに、
すごいめちゃくちゃ忙しくて、
イライラしてるところにいきなり電話かけて、
このニュース拾ってくださいっていう風に電話をかけて、
ガチャギリされるみたいな。
そんなことずっとやってるんで、
いかに無関心な人をどう振り向かせられるかっていうのを考えて、
端的に伝えようとするっていう、
マインドとか技術みたいなものを持ってるんですよ。
あとはこの、弾力ですね。
そこにめげない弾力というか。
だからもう、
飛び込み営業やってこいやーって、
鍛えられてる営業マン一緒ってことですよ。
はいっつって。
はい、電話かけます。
100円かけりゃ1件ぐらい取れるだろうみたいな。
はい、かけますね。
その魂がもう、ちゃんと鍛えられてるんだ。
そうなんですよ、その魂があるんで。
ビビんないってことですね、そのアクションに対して。
本当に大丈夫かな、向こうに気遣わしちゃったら申し訳ないなとかやってたら、
ビジネス始まんねーじゃんっていうスタンスにも立ってるってことですよね。
あ、そうですね。
もちろんこう、相手に気遣わせちゃうからっていう配慮がマックスにあった上で、
そこにガンガンかけていくっていう、
ここのバランス感覚って、
たぶんこのPRの飛び込み的なアクションをしてたからこそ備わってるものでもあるなというのと、
あとこの、窓口とかなくても、
相手にいきなり問い合わせに行けるっていうのもあるんですよ。
うん。
でも割とテレビとかに、
自分たちのクライアントさんのニュースを売りに行こうとするときって、
そもそも、どっかが問い合わせ窓口なんですか?みたいなことが多かったりして、
で、そういうときって、テレビ局の代表にガンっていきなり行って、
報道局の丸々さんっていう人いますか?って言っちゃうんですよ。
で、もう代表電話から、ちょっとお待ちくださいって繋いでもらって、
で、いきなり出てきたその人にいきなり話すみたいな感じでやってるんで、
代表電話から繋いでもらえばだいたい行けるっていうのを染み付いてるんですよ。
それが一般の開かれた世界の常識になると、なんかヤバそうな気がしますよね。
PRの中ではそういうテクニックも仕事のスキルとしてあるそうですよね。
なんで、もうそんな連絡先なんてものとか窓口なんてものは、
自ら開きに行くものだっていうマインドもあるんで、
どっから連絡すりゃいいんだ?みたいなことってつまないっていうこともありますね。