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こんにちは、さきです。
今日は、経営者は上手に孤独にならなければならない、そんなテーマでお話をしてみたいと思います。
これですね、きっかけ、なんでこのお話をしようと思ったかというと、
最近、私自身が一人になれる場所が欲しいと、すごく思っているからなんですね。
最近、私は結構朝早く起きています。
会社員の夫と二人暮らしをしているんですけれども、
せっかく朝早く起きても、結構周りが気になって集中できないというのが、
ここ数日、すごいストレスになっておりまして、
一人になる場所が欲しいなというふうに考えているうちに、
ふと、経営者って上手に孤独にならなければいけないよね、ということを思いました。
何かというと、周りの雑音がすごい気になるんですね。
これは私自身のお話になるんですけれども、
一日の活動をですね、午前中はクリエイティブな活動とか、
発信活動とか、重要な判断をするというふうに決めています。
午後は読書とか、インプットにあてる時間というふうにしています。
これなぜかというと、人間の脳みそって、
気象後2,3時間ぐらいが集中のピークと言われているという、
そんなお話を知りまして、
でも確かに、2,3時間がピークなのかどうかは、
まだ検証の余地があるんですけれども、
ちょっと寄り方でずっと来ていたので、
会社員時代はむしろ17時過ぎてからの方が集中できるぜ、
みたいな感じでやっていたんですが、
どうでしょうね、フリーになって、
確かに気象後2,3時間に集中できるなら、
それに越したことはないなと思っていて、
実際そうかもしれないと思ったのが、
私たち人間って一日の中でですね、
3,000回から4,000回ぐらい、
いろいろなことをジャッジしているそうなんですね。
どの服を着ようかなとか、
この質問にイエスと答えるかノーと答えるかとか、
お昼ご飯何食べようかなとか、
一日に細かいジャッジというものを、
無意識かでも3,000から4,000回していると。
そうなってくると、どうなるかというと、
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時間が経てば経つほど脳みそは疲れてくる。
なので、気象後2,3時間のハイパフォーマンスだといいですね。
まだそんなに判断疲れというものを脳みそが起こしていないうちに、
重要な仕事、重要な判断、
あるいはクリエイティブな活動をした方が、
効率がいいと言われております。
そうだろうなーって思いますね。
今話していて思ったのは、
会社員時代に17時以降の方が集中できるとか、
22時くらいから作業をしたりとか、
22時から在宅ワークの時は12時とか、
深夜2時くらいまで作業をして、
仮眠とって、また朝の4時、5時に起きてやったりしてたんですけど、
多分それって単純に、
周りの雑音がうるさすぎたからだなって今話してて思いましたね。
すごいスラックの通知が来るとか、
そうするとクリエイティブな作業の妨げになるんですよね。
雑音がすごいので、
会社員時代はやっぱり夜とか早朝とかの、
誰からも連絡が来ない、誰からも邪魔されないっていう、
集中が途切れさせない時間帯がそこであったというだけで、
おそらく人間の集中力っていうのは、
朝起きてから2,3時間が勝負なんじゃないかなと、
今話しながら思いました。
でもせっかく朝早く起きてもですね、
会社員の夫は遅いわけです。
私のいた業界とちょっと違うんですけれども、
夫も割と夜遅めの職業をしてまして、
グラフィックデザイナーをやっております。
何でしょうね、クリエイティブ関連のお仕事って、
なんか知らないけどみんな夜型なんですよね。
でも今言った理由だと思いますね。
会社の日中バタバタしているけど、
誰にも邪魔されないモードに没頭するというような、
そんな感じなので。
会社員なんですけれども、
朝の8時40分に平日はアラームをかけて、
9時ぐらいに起きてきて、
9時半からどうなんでしょう、
10時ぐらいに家を出ているんですかね。
遅い時は本当に10時過ぎまで家にいたりするので、
そうすると結構集中できないんですね。
ラジオを撮ろうと思って、
撮っている最中に起き出してきたりとかするので、
そこで私の気が散ったりとか。
住んでいる家がすごい狭いですので、
やっぱり人の気配でですね、
何か考え事をしている時とか、
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判断をしようと思った時に、
やっぱりちょっと気が散るなというのがありまして。
朝にお散歩をしながら、
発信活動をできたらいいかなと思って、
今日もすでに7000本ぐらい歩いてきたんですけど、
1本も撮れなかった。
右手に日傘、
左手にスマホを持って歩いてたんですけど、
とにかく人が多いんですね。
都内なので、
なるべく住宅街を避けて歩いてたんですけど、
それでもやっぱり至近距離に人が歩いてたりとか。
うっかり住宅街とか通学路とか入った日には、
100人ぐらいの学生とわーってすれ違ったりするので、
なかなか難しいなと思っていて、
これがちょっと最近の自分の
一人になれる環境を欲しいっていうのがですね、
気象を2,3時間に欲しい。
今は一人なんですけど、
気象してからだいぶ時間が経ってしまっているので、
いい仕組みないかなと思ってますね。
早くあれが欲しいです。
完全自動化された車が欲しいなって思ってますね。
一人になるためだけにプライベートな空間が欲しいので、
車の運転はしたくないのですが、
行き先を告げたら、
そこに自動運転で連れて行ってくれる車が
一般化してくれたらいいですよね。
多分都内で暮らすフリーランスの方、
個人事業主の方、クリエイターの方とか、
結構助かるんじゃないかなと思ってます。
ちょっと話が脱線しましたが、
集中できる環境のために
孤独になるということも大事だなと、
自分の実感として思ったのと、
あともう一つはですね、
会社員時代のことを思い出したんですね。
会社員時代、私は22の時から
32の夏に独立をするまで12年間ですね、
3回転職をして4社経験をしてきました。
なんですけれども、
その中で色々な会社を見ている中で、
いい経営者の方とそうではない、
優れた経営者と経営者としてダメじゃないという人とを
見てきたんですね。
その時に違いは、
上手に孤独に慣れている人がどうか
というところにあったなと、
そんなふうに感じました。
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わかりやすく言うと、私の4社目の会社、
これちょっとあんまり個人のことを言いたくないんですけれども、
ある会社が経営が悪化して、
事実上の解散になるということがあったんですけれども、
その経営者の方ですね、
全然孤独になれないタイプと言いますか、
企業家ではあるけど経営者ではないんだな
ということをすごく感じたなと思っていますね。
何かというと、人を巻き込む力は多分あったと思うんですけど、
仲間を集める力はすごくあるんですけれども、
そこから先経営をしていくってなった時は、
上手に孤独になっていかなきゃいけないと私は思うんですね。
でも周りにイエスマンばっかりを置いてしまうとか、
従業員との距離、距離感がちょっとバグっていたなという、
何かこう、
慣れ、慣れ慣れ、慣れ慣れしいと言うと何かあれなんですけど、
距離が何か経営者の距離じゃないなというのは思ったんですよね。
でも会社の社長であってもそうですし、
自分で自分の人生を経営していくんだというふうにですね、
フリーランスでも良いですし、
私はどんな立場の人であれ、
自分で自分の人生を経営していくっていう経営視点は必要かなというふうに考えている。
そんなことを最近よく考えるんですけど、
そうなった時に大事なのって、周りに流されないことじゃないですか。
周りに流されずに今の自分、今のビジネス、
今の経営にとって何が最善なのか、何が必要なのか、
何が重要で何が重要でないのかということをですね、
ジャッジしていくことが経営だと思うんですけれども、
それが上手に孤独になれている人っていうのは、やっぱり腹がくくれている人ですよね。
だけどイエスマンばっかり置いているとか、
つい周りの顔色を伺ってしまう人っていうのは、
何が重要かっていうことを見誤るというか、
周りに流されたりとか、周りに迎合してしまうっていうことが起きるんじゃないかなと思うんですね。
結局周りに流されるって感じですかね。
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イエスマンばっかり置いているということは、
反対意見を言ってくれる人がいないので、
結局周りがその人の意見、顔色を伺って、
何でもかんでもイエスイエスって言うので、
結局周りに流されている人と同じだなぁなんてことも話しながら思いましたね。
そうなんですよね。
違う方向だけど結局孤独になれていないっていう点では一緒。
そうなってきた時に、大事な判断を見誤るっていう感じ。
対して、やっぱりこの人すごいなっていう経営者の方って、
ちゃんと孤独になっている。
孤独に耐えられるというか、すごい変を感じるんですよね。
昔勤めていた会社の社長さんであったりとかそうだったんですけど、
すごく物腰柔らかに従業員に接してくださるというのは一緒だったんですよ。
フランクに話してくれる。表面上は一緒なんですけど、
でもですね、一線をやっぱり超えられない一線があるというか、
なんかこう見せてくれない部分があるなぁと思ったんですよね。
自分がフリーランスになってから、
その経営者の方とお食事に行った時は、
特にですね、その壁っていうものは感じなかったんですけど、
なんでだろうなーって考えた時に、
やっぱり経営者と従業員というものは立場が違うということをですね、
すごく意識されてたんじゃないかなと思います。
自分がフリーランスになってからは別にその壁を感じなかったっていうのは、
フリーランス、個人事業主っていうのは自分で自分の仕事っていうものを、
会社を立ち上げていなくても経営しているわけですよね。
だから、同じ経営者であるということとちょっとあれですけど、
同じ経営者であるということとか、
あとはもう元卒業したので、
従業員と雇い主っていう関係ではなくなったっていうですね、
関係性の変化があって、
経営者はやっぱり従業員と同じではいけないと思いますね。
だから誰にも分かってもらえない孤独っていうものに
耐えられる人じゃないと多分経営ってできないんだなっていうことを思いました。
はい、どうでしょうか、これ。
どうやってまとめたらいいのかな。
ちょっとずれるかもしれないんですけれども、
何かをクリエイティブする作業って絶対に孤独になる必要があるなって
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思ったんですね。
経営って究極にクリエイティブだと私は思っていて、
そうですね、何かをクリエイティブするとき、
クリエイターは孤独にならなきゃいけないんだなって感じたエピソードを
ちょっとお話ししてみようかなと思うんですけど、
私が初めてそれを感じたのは学生時代でした。
学生時代にグラフィックデザインを学んでいまして、
教授がトンプソンという外資系の広告会社の出身の方でした。
そこでちょっと私は広告っていうお仕事に興味を持ったんですが、
そこで卒業政策を作ることになりました。
卒業政策を作ったときが、
私が初めて世の中に広告っていうものを出したときなんですけど、
簡単にご説明すると、
ある鉄道会社さんの社内ズリポスターを作りました。
カメラマンとかモデルさんとかヘアメイクさんとか、
ロケ地に協力をしてくださった鉄道会社の方とか、
本当に数十人規模の人たちを巻き込んで、
自分が企画したものを撮影して、編集して、世の中に出して、
実際にそのロケ地を貸してくださった鉄道会社さんから、
このポスターを実際に掲載したいと。
印刷費は我が社で持ちますので、使わせていただけますか?
って言われて、世の中に出たことがあるんですね。
それが自分の初めての仕事だったなと思うんですけど、
これって結構クリエイティブな仕事だったなと思っているんですけど、
何もないところから企画書を書いて、
いろんな人とアウトプットを作っていくっていうものだったんですけど、
でも最終的にすごく孤独を感じたんですね。
すごく孤独だった。
その何十人も集まって、見えてない人も含めると何十人単位の人が協力をしてくれて、
撮影終わった後に素敵な作品を待ってますって言われて、
でもそこから強烈なプレッシャーと一人で戦わなきゃいけなかったんですね。
最終的に撮影データに自分がコピーを書いて完成させたんですね。
自分はその時に企画者、プランナーであり、皆さんを集めるプロデューサーであり、
そしてコピーも書くっていう、コピーライターでありっていう、
そこをやっていたんですけれども、
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よくですね、広告会社のお仕事は文化祭の前夜がずっと続いているような感じって言うんですけど、
そんな感じなんですけど、みんなでわーって盛り上がっている時は、
確かに文化祭の前夜みたいなんですよ。
それいいね、あれいいね、この衣装すごいじゃんとか、
今の表情、今のポーズいいよとか言いながら、わーって盛り上がっているのは、
確かに文化祭前夜の盛り上がりです。
でも、そこから自分の仕事をしなければいけない時ですね。
みんなが数十人の方が協力をしてくださってできた絵に、
言葉を乗っけて完成させるっていう時に、
これは自分が一人で完成させなきゃいけない。
自分一人で受け負って完成させなければいけないし、
あの盛り上がりがですね、いいものになるのか、
それともとんでもない雑作になって世の中に出ていくのかは、
自分の描く言葉で決まるんだなと思った時に、
ものすごいプレッシャーとやっぱりすごい孤独を感じたんですね。
誰にもわかってもらえないって思いました。
夜中の2時とか3時まで、
描けないどうしようって思いながら、
当時吸えないタバコを買ってみて、
吸えなかったんですけど、タバコの匂い嫌いだったんで吸えなかったんですけど、
もうそれぐらいですね、
一人の時間をどうしようって思いながら、
当時住んでいたマンションの階段に出て、
行き場がないと思いながら、
その時もですね、車に乗りたいって私は思いましたね。
雑音のない誰もいない空間に行って、
誰の視線もない何の音も聞こえない、
音っていうのは人の声ですね。
人の声、人の視線が何もないところに行って、
没頭したいって思った記憶があります。
自分に車が運転できたらいいのになーなんてことを思ったんですけど、
ちょっとまたそれましたね。
何が言いたかったかというと、
結局最後は自分で責任を引き受けなければならないっていうのが、
何かをクリエイティブな仕事をする人の宿命なんですね。
経営者というものはその最たるものだなと思います。
協力してくれる仲間はいっぱいいる。
仲間はいたほうがいい。
でも慣れ合っちゃいけない。
自分のケツは自分で持つっていうことなんですかね。
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その覚悟っていうものが必要で、
そのためには孤独になる覚悟っていうのも必要なんじゃないかなと思いました。
いかがだったでしょうか。
今日のお話ですね。
フリーランス仲間とか、
一人で孤独と戦っているクリエイターの方に
何か残るものがあればとても嬉しく思います。
本日もここまでお聞きいただきありがとうございました。
最後まで聞いていただいた方は聞きましたよーの合図に
ぜひいいねを押していってください。
それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次の配信でお会いしましょう。
サキでした。