東洋医学と西洋医学の基本
おはようございます。4歳と1歳の子育てをしながら育休中、愛知県の小さな自宅とオンラインで30代から始める薬膳教室を開いている薬膳インストラクターの.です。
このチャンネルは、365日、朝から元気な体を作るためのプチ健康情報を薬膳を交えながらサクッとお話をしているチャンネルです。
皆さん、今日も元気にお過ごしですか?
今日は、東洋医学と西洋医学の違いについてお話をしたいと思います。
皆さんは病院に行くとき、東洋医学と西洋医学って何が違うの?って考えたことはありますか?
私は薬膳を学ぶ前は、東洋医学って何?って思っていて、むしろ普段行っている病院が西洋医学っていうことすら知らなかったんですよ。
日本だとやっぱり西洋医学が当たり前すぎて。
だけど、知ってからはちょっと調べたりするようにもなって、それぞれにメリットとかデメリットがあって、使い分けるのが大事なんだなって今は感じています。
ちなみに薬膳は東洋医学の中の中国の伝統医学っていうのがベースとなっている栄養学になります。
今日は西洋医学と東洋医学、何が違うのか?とかどういうふうに使い分けたらいいのか?っていうのを私なりの意見も踏まえてお話をしていきたいと思います。
まず、東洋医学と西洋医学の大きな違いは体を見る視点ですね。
西洋医学は病気を治す医学なので、体をパーツごとに見て悪い部分を薬とか手術で治療したり取り除いたりすることで解決をしています。
東洋医学は体全体のバランスを整える医学です。
飢餓心液とかの流れを見て自然治癒力を高めることで解決するような特徴があります。
よく言われるのが西洋医学は病気を見て、東洋医学は病人を見るというふうに表現をしたりもします。
西洋医学はピンポイントで病気を見るのに対して、東洋医学は体全体、その人自身を見るというイメージですね。
西洋医学は皮膚が悪いと皮膚科に行ったり、風邪をひいたら内科に行ったりとか、科で分かれていますよね。
でも東洋医学は体全体を見るので、この部位だけを見るということはあまりないんですよね。
なんですけど、例えば頭痛があるとき、西洋医学だったら痛み止めを飲むとか、MRIで異常がないかチェックとかすると思うんですけど、
東洋医学ならストレスで気が滞っているとか、血の巡りが悪いというふうに、全体でどうなっているのかをちょっと考えていくんですよね。
どっちも大事かなと私は思います。やっぱり頭痛があるときとか、薬膳でいうと、これを食べよう、これ頭痛にいいですよみたいなとなったところで、やっぱりすぐには治らないんですよね、食べても。
なので、どうしても今治したいという頭痛があるんだったら、私は痛み止めを飲んで、すぐに症状を止めるというのも時には必要になってくるんじゃないかなと思っています。
それぞれどんなメリット、デメリットがあるのかというと、東洋医学のメリットとしては、病気になる前の未病を防ぎます。
自然な方法が多いので副作用が結構少なくて、体にも優しいんですよね。
あとは体質改善とか慢性的な不調に強いです。
逆にデメリットは効果が出るまでに時間がかかるというのと、科学的な証明が難しいものもある。
あとは緊急の病気とか手術には向かないですね。
一方で西洋医学のメリットとしては速攻性がある。
薬とか手術で根本というか取り除いてしまうので、結構すぐに改善しますよね。
あとは検査技術がかなり発達しているので原因がはっきりわかります。
救急医療とか重量の治療に強いです。
デメリットとしては、皆さん感じているかなと思うんですけど、薬の副作用があることがあるんですよね。
あとは根本的な体質改善には不向きです。
よくこういう不調があるんですけど、病院に行った時にストレスが原因ですねって返ってくることが結構あると思うんですけど、
統合医療の提案
そういうのは東洋医学の方が得意かなというイメージですね。
なので病院にもよるんですけど、先生によっては例えば風邪だからこの薬出すねみたいな、
とりあえず薬を出して終わりみたいな、そういうなりがちな病院も結構あるんじゃないかなというふうに思います。
じゃあどっちを選べばいいのかなっていうと、
最近は統合医療といって、東洋医学と西洋医学を組み合わせる考え方も結構増えているらしいんですよね。
例えば急な高熱とか骨折の時はすぐに治療が必要なので西洋医学。
だけど冷え症とか便秘とか疲れやすいっていうのは体質改善が必要なので東洋医学に頼る。
アレルギーや花粉症は両方組み合わせるのもありかなみたいな、そんな感じですね。
半分薬を出してくれる病院も結構増えてきてるんじゃないかなっていうふうに感じています。
私も普段は薬前でなるべく体を整えながら、これはやばいとかすぐに治したいっていう時はすぐに病院に行くようにしています。
花粉症とか本当に辛かったら薬飲むべきだと思うんですよね。
でも薬を飲みながら改善に向かっていけるような食材を選んで食べていくっていうことも必要かなというふうに私は思います。
それでは今日のまとめです。
西洋医学は病気、症状そのものを治したり取り除きます。東洋医学は体のバランスを整えていきます。
どちらにもメリット・デメリットがあるので使い分けが大事かなと思います。
病院だけとか漢方だけとか薬前だけとかそういうのではなくて、両方を上手に取り入れていくのが快適に生活していくためにはベストかなっていうふうに私は思います。
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それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。