春の訪れと新しい始まり
おはようございます。4歳と1歳の子育てをしながら、会社員として働くバーママ、愛知県在住の薬膳インストラクターの2児です。
このチャンネルは365日、朝から元気な体を作るためのプチ健康情報を薬膳を交えながらサクッとお話をしているチャンネルです。
仕事や家事、育児に追われながらも、自分の家族や自分の健康を整えたい、その私自身の経験から隙間時間で学べるオンライン講座も運営しています。
皆さん今日も元気にお過ごしですか?
さてさて、先週の4月4日から二十四節気でいうところの清明と呼ばれる時期に入りました。
清く明るいという漢字を書くんですけど、この季節は春の風が優しく吹いたり、草花もどんどん芽吹いて、なんだか気持ちまでふわっと軽くなってくるような季節ですね。
私はね、この時期、というか春になると、なんか新しいことを始めたくなってうずうずしています。皆さんどうですか?
私がね、この春始めたことといえば、薬膳の協会の、私が持っている資格の薬膳の協会の教育認可施設というものに登録をしました。
なので、教育認可施設としてこれから頑張っていきたいと思っています。皆さんは何か始めたことはありますか?
でも実はこの清明の頃って薬膳ではストレスがたまりやすくなる時期でもあるんですよね。
入学とか入園、新しい職場や新生活とか環境が大きく変わることで緊張しますよね。
あとね、簡単さも結構あるんですよね。なんか自律神経がね乱れやすくなるんですよね。
ちなみに私もこの4月、何回かお話ししてるんですけど、4月1日からついに仕事が始まりました。
4月1日は出社だったので、5、6年ぶりに会う人たちの中でもすっごい緊張して、
自分が薬膳の講座をやる時よりもすっごい緊張しちゃって、結構疲れました。気づかれをしました。
簡単さもあるんですけど、3月の中旬はもう春終わるんじゃないかって暖かい日、暑いという日もあったんですけど、
その後また寒くなりましたよね。まさにこの三寒四温というのを繰り返しながらどんどん暖かくなってきていますね。
そこで今回はこの生命の時期におすすめの薬膳ケアについてたっぷりご紹介したいと思います。
不調を食材選びで優しく癒していきましょう。
一つ目のポイントとしては、春は寒の季節なので伸び伸びケアが大事ということです。
春は寒の働きが活発になる時期と言われています。でも逆に言えば負担がかかりやすい時期でもあるんですよね。
さっきも言ったんですけど、自立神経ですね。
肝は自立神経、薬膳で言うと、エネルギーの巡りに関わっていて、ここが乱れるとイライラしたり、
やる気が出なかったり、ちょっと不安定になりやすいんですよね。
なのでこの時期は伸び伸び、ゆるゆると過ごすのがポイントです。
朝の光を浴びて軽いストレッチやお散歩をしたり、深呼吸を意識して気を巡らせるようにしたり、
食材で言うと気を巡らせる食材とか、肝のケアをする食材を取り入れてみるとか。
ジャンルで言うと、柑橘とか辛い味っていうのは気を巡らせる働きがあるのでオススメです。
といっても辛い味っていうのは結構熱を持たせやすいので、
暑いなとか伸ばせるなっていう人はちょっと控えめにした方がいいんですけど、
巡らせる働きもあるのでいいかなと思います。
あとはね、やっぱり運動が一番巡らせやすいかなと思います。
食材と合わせて軽い運動もしていきましょう。
2つ目のポイントは、睡眠とか胃腸の不調も出やすい時期なのでケアをしていくということも大事です。
春は気が上に昇りやすくなるって言われてて興奮しやすくなるんですよね。
興奮すると睡眠の質が下がったりとか、胃腸を傷つけてしまって不安定になりやすかったりします。
最近なんとなく熱気が悪いなとか胃もたれするなっていうことはありますか?
もしあったらね、ちょっと春の影響かななんて思いながら胃腸を助けてくれるっていうのと、
あと気を整えてくれる食材を取り入れていきましょう。
胃腸ケアとしては芋類とかさつまいもとか、あと人参とかじゃがいもとか、
ごま厚な豆乳味噌とかその辺も胃腸を整えてくれます。
気の巡りをよくしてくれる食材っていうのがキャベツ、ピーマン、
あとハーブ系バジルとか三葉とかパセリとかもいいと思います。
春の肝のケアには血を補っていくということでイライラとかのぼせとか不安感とかも緩和されるので、
血を補うっていうのがほうれん草とか人参とかアサリ黒ゴマなどがあります。
私は最近よく黒ゴマ使うようにしてますね。
あとは黒豆もおすすめで、冬の薬剤で私ずっと話してきたのが、
五行で冬って黒の色なので陣を補う働きがあって冬にすごい良い色なんですけど、
春は春で黒い食材も血を補ってくれるものが多いので、引き続きおすすめですね。
黒豆を茹でて醤油と黒酢で浸しておいて食べるっていうのが私の最近のマイブームです。
最近朝ごはんのメニューになってます。
そして三つ目のポイントは自律神経の乱れのケアですね。
先ほどから春は肝が乱れやすい、だから自律神経も乱れやすい時期だとお話をしています。
特に動機とかつきの悪さとかだるさとかが気になったら、自律神経を整える際かもしれませんね。
生活面で言うと朝日をしっかり浴びる。夜は照明を落としてリラックスをしていく。
血と睡眠を補って肝を助ける食材を意識する。
今日は三つ起こりやすい不調についてお話をして、それに対してのケアについてもお話をしてきたんですけど、
やっぱり何といっても全部この肝の働きに関係しているんですよね。
薬膳では異病同治という言葉があるんですけど、異なる病気で異病、同治というのは同じように治るという四字熟語があるんですけど、
違う症状でも同じケアをすることで治るという言葉があるんですよ。
面白いですよね。これも薬膳の特徴かなと思うんですけど。
今日お話ししたいくつかの不調、寝つきの悪さとかだるさとか、イライラやのぼせとか、自律神経の乱れとか、
これらの原因が肝にあれば、この肝をケアしていくということで全て改善されていくので、
ぜひぜひこの春は、今の時期は肝をケアする食材を取り入れてみてください。
春のケアのまとめ
もし治らなかったら違うところに原因があるのかなと考えることもできますけどね。
もう一度復習しますと、
血を補う食材には人参、ほうれん草、いわし、あさり、パセリ、黒ゴマなどがあります。
心液を補う食材は人参、アスパラガス、緑茶、柿、ホタテ、ハマグリなどがあります。
肝を養う食材としては、トウモロコシ、ピーマン、セロリ、ほうれん草、トマト、マッシュルーム、アナゴ、キッカなどがあります。
血と心液を補って肝をケアして、肝を養う食材でもケアをしていきましょう。
それでは今日のまとめです。
生命の季節は伸び伸び、ゆるゆると過ごすことが大事です。
肝を整えて気を巡らせることを意識したり、
胃腸の調子が悪いなと思っている人は胃腸と気を補ったり、
あとは肝を養って自律神経のケアをしていったり、
自分に合った食材に優しく癒していきましょう。
実は私、こうやって薬膳の発信をしておきながら、
この春休みですね、完全に逆らった、なんだろう、春に逆らった暮らしをしました。
また今度は春のダンス大反省会としてお話をしたいと思っています。
この内容が良かったよ、参考になったよという方は是非、
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それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。