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おはようございます。3歳1歳の子育てをしながら育休中、愛知県の小さな自宅とオンラインで30代から始める薬膳料理教室を開いている薬膳インストラクターのDです。
このチャンネルは、365日朝から元気な体を作るためのプチ健康情報を薬膳の知恵も交えながらサクッとお話をしていくチャンネルです。
今日は西洋医学と東洋医学の違いについてお話ししたいと思います。
タイトルはどっち派なんて書いてるんですけど、どっち派というものではなくて、上手に使い分けしていくのがいいんじゃないかなと私は個人的に思っています。
といっても、どんな違いがあるのか分からない方も多いんじゃないかなと思います。
あなたは普段病院に行くときどんな治療を受けていますか?
風邪をひいたときは薬をもらったり、怪我をしたときは消毒や包帯を巻いたりしてもらってますよね。
その感じで日本では基本的に西洋医学が主流になっています。
実は世界には日本の病院で主に使われている西洋医学よりもっと歴史が古い医学があります。
それが東洋医学になります。
東洋医学って聞いたことありますか?
私は薬剤を学び始めるまで西洋医学しか触れたことがなかったので、東洋医学って何?っていう感じでした。
身近なものだと針、神経とか漢方薬とかが東洋医学に当たります。
針とか漢方薬って東洋医学なの?って思った人もいるかもしれませんね。
東洋医学の中でも中国の伝統医学である中医学は紀元前2000年以上前からあるんですよ。
めっちゃ古いですよね。
ちなみに西洋医学が発展し始めたのは19世紀くらいからと言われているので、東洋医学の方がずっとずっと長い歴史があるんですよね。
私が日々発信している薬剤についてはこの歴史の古い中医学から生まれたものなんです。
薬剤って聞くと絶対なんか難しそうみたいなって思う人がたくさんいると思います。
と言っても本当に私も本当に薬剤を学ぶまでは難しいって思ってたし、
勉強中の時も実践できるようになるまでは難しいな、どうやって実践するのかなって思いながら勉強してました。
でも実は意外と身近なものでもあります。
薬剤は食事で体のバランスを整えて健康を保つ考え方なんですね。
例えば夏バテ気味の時に食べる梅干しとか風邪をひいた時に飲む生姜湯とかも実は薬剤の考え方が入っています。
ではここで西洋医学と東洋医学の大きな違いについてお話をしたいと思います。
西洋医学は考え方的に悪いところを薬とかメスで取り除いて症状を治すっていうのが主な方法になります。
例えばすごい頭痛があった時に鎮痛剤を飲むと結構すぐに楽になりますよね。
私は20歳前後の時は変実が結構すごくて週2、3は頭痛くなって鎮痛剤を飲んでたんですよね。
性別もひどかったので鎮痛剤が欠かせなくて鎮痛剤が本当に神様みたいな感じでした。
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一方で東洋医学は症状の原因を突き止めて体全体のバランスを整えることで病気を治そうとする考え方です。
病気を治すのではなくて病人を治すなんていう風にも言われます。
薬剤もその一つです。
例えば頭痛は頭痛でもいろいろな原因が考えられるんですけど
仮にめぐりの悪さが原因で頭痛になってたと判断した時はめぐりを良くする食材を選んで食べていったりします。
でも薬剤でこの食材を食べると頭痛に効くよって言われてもいつ治るのか分からなくて不安になりますよね。
今すぐ治してほしいんだけどみたいな感じで思ってしまいますよね。
ここで大事なのはどっちが良いとか悪いとかじゃないんですよね。
両方に良いところがあると私は思います。
精油薬は効果が早いけど薬をたくさん飲むとやっぱり体に負担がかかることもあります。
例えば風邪薬を飲むと副作用で眠くなってしまったり胃が痛くなったり胃が荒れたりするっていう薬もありますよね。
薬には少なからずそういう副作用というものがあります。
反対に投与薬は時間はかかるんですけど体への負担がすごく少ないんですよね。
漢方薬は副作用がないとは言わないんですけど比較的少ないし
薬膳なら普段食べる食材なのでほとんど副作用もないし
美味しく食べながら体調を整えていくことができます。
だから状況に応じて上手に使い分けるのがいいんじゃないかなって思っています。
例えばちょっとした不調がある時とかは食事で治してみるようにして
それでも治らなかったら病院に行って精油薬の治療を受けるようにするとか
でも急な高熱とか激しい痛みがあるときはすぐに病院に行った方がいいかなと思います。
皆さんも自分の体調や症状に合わせて精油薬と投与薬をうまく組み合わせてみてくださいね。
健康に正解はないと思っていて色々な方法を知っておくと
自分に合ったケアができるようになるかなって思っています。
最後に精油薬と投与薬の特徴を復習してまとめます。
精油薬は効果が早くて症状を直接的に治療する
科学的な根拠に基づいて副作用が出ることがあります。
投与薬は時間はかかるけど体への負担は少ないです。
体全体のバランスを整えて治していく考え方です。
長い歴史に基づいた経験が反映されています。
効果が人それぞれで異なることもあります。
いかがだったでしょうか。
精油薬と投与薬それぞれの良さを理解して健康な毎日を過ごしていきましょう。
それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。