血を作るルートの重要性
4歳と2歳の子育てをしながら会社員として働く
わーまま薬膳インストラクターのDです。
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みなさん、今日も元気にお過ごしですか?
今日は、血を作る2つのルートについて
お話をしたいと思います。
というのも、最近私は薬膳の資格取得講座を
最近というか4月から初級の方の講座をやっているので
資料をせかせかと作っているところなんですけど
先日、血を作る2つのルートのところの資料を作成しました。
そこで思ったのが、やっぱり血を作るルートって
誰にでも結構必要な情報なのかなという風に思ったので
ちょっと解説したいなと思いました。
特に女性というのは結構、ほとんどの女性は
血が不足しているという風に考えるんですね。
なんか西洋医学では貧血検査ってありますよね、注射打って。
あれでもし貧血っていう風に判定されなくても
薬膳でいう血の不足の症状が出ていれば
血が足りてないよという風に判断していくんですけど
それがほとんどの女性は血が足りてないという風に考えます。
やっぱり出産もあるし、出産の後の母乳を作るっていうのでも
血は使うし、そもそも毎月月経がありますよね。
それで結婚なるような血がなくなってしまうので
常に血を増やしていくことが女性にとっては結構
一年、一年じゃなくて一生を通しての課題なのかなという風に私は思っています。
食べ物から作られる血
血が作られるルートっていうのは中医学的に言うと2つあるんですね。
1つ目は食べ物から作られる。
2つ目は人生が血に変わるっていう風なんですけど
1個ずつちょっとお話をしていくと
食べ物から作られるっていうのは当たり前のことですよね。
食べたものが血に変わるんですけど
それをもうちょっと細かく見ていくと
まずご飯を食べると胃腸で消化しますよね。
そうすると栄養の物質になって
まずエネルギーとなるんですよね。
薬膳で言うと気なんですけど
気になって、それが水分と合わさって
体を巡っていくんですけど
その中で呼吸をした時にそれと合流して
心臓のドックンドックンっていう
温める働きで血が完成するっていう風に言われています。
だから血になるまでには
薬膳では気血神液が体の中にありますよ
それが大事ですよっていう風に考えるんですけど
血を作るには気と神液が必要なんですね。
エネルギーと水分。
エネルギーと水分がないと血はできないし
そもそも食べた時点で栄養を取り出す胃腸ですね。
胃腸の働きがうまくいってないと
血はできないっていう風に考えるんですね。
2つ目のルートは人生が血に変わるっていうんですけど
人生って何かって言うとね
かなり専門用語なんですけど
人にためられている精のことなんです。
精っていうのは生命の源となる大切なエネルギー
っていう風に考えるんですけど
この精っていうのが人の温める力によって
血に変わるよっていうことですね。
だから簡単に言うと精が血に変わる。
だから血を増やしていくためには
精も増やしていかないといけないよっていう内容ですね。
じゃあ血を増やしていくにはどうすればいいのかっていうと
まずルート1の食べ物から作られるっていう面では
まず胃腸の働きが大事ですね。
胃腸の働きがうまくいってこそ
栄養の物質になって気ができて心液ができて
それが血になるんですね。
なのでまず胃腸を整える食材。
そして血を増やす食材はもちろんなんですけど
気を増やす食材と心液を増やす食材も必要になってきます。
これは間接的といえば間接的なので
とりあえず血を増やす食材でいいかなって思います。
でも気はいるので
3つにまとめるとすると
胃腸を整えて気を補充して血を補充するっていう流れが
一番いいのかなっていうふうに思います。
胃腸を整える食材としては
芋類とか豆類が結構一般的に言われますね。
だからさつまいもとかヤマイモとかジャガイモとかは
胃腸を整えてくれます。
豆類も枝豆とか
人参とかブロッコリーとかレンコンとかも
あと最近だと夏野菜で言うとナスとかも
胃腸を整えてくれる食材です。
結構胃腸を整えてくれる食材はたくさんあるので
ちょっとずつ摂っていければいいんじゃないかなっていうふうに思います。
もちろんお米も胃腸を整えてくれる食材なので
できればお米も毎日食べていきたいところですね。
そして
エネルギーと血を両方補ってくれる優秀な食材っていうのもいくつかあって
例えば枝豆。
人生が血に変わる
枝豆ね、さっき胃腸を整えるでも出てきたんですけど
あ、そうそうそう。
で、腎も補ってくれるんですよね。
だから枝豆ってやっぱこういう視点で言っても
血を作るにはめちゃくちゃいい食材だなっていうふうに今気づきました。
で、あとは
いわしとかカツオとか
マグロとか
サバとかですね。
この辺も気を補いながら血も補ってくれます。
その中でもいわしは胃腸を整えてくれますね。
なので胃腸が弱ってなければいいんですけど
弱っていたらいわしとかすごくいいんじゃないかなっていうふうに思います。
あとは夏芽とかブドウとかも
エネルギーと血をチャージしてくれる食材になります。
で、さっき言った2つ目のルート
結局腎の性が血に変わるから
腎を補っていくっていうことが大事になってきます。
腎っていうのは五臓の腎なんですけど
この腎は生殖とか老化とかを司っているので
成長とかも
なので私たち世代で言うと老化予防するためには
腎を補っていくことがとても大事っていうふうに言われています。
だから腎を補っていくことで
性が増えて血も増えていくっていうような流れになってくるので
腎も補っていけたらいいなというふうに思います。
腎を補う食材ってどんな食材かっていうと
まずは黒い食材ですね。
だから黒ゴマとか黒きくらげとか
あとなんだろう、黒わかめとかひじきとか
そういうのが黒い食材になってくるので
こういう食材を積極的に摂っていくことが
血を増やしていくにもアンチエイジングにもすごくいいよっていうことですね。
あとは
くるみとかエビとかもね
実は腎を補ってくれます。
で、今日お話しした胃腸を整えて
エネルギーと血を増やして腎を補っていくっていうのが
やっぱ血を作っていくには大事って何回かちょっと言ってるんですけど
色々と備えているものがあって
さっき言った枝豆ですね。
枝豆も腎を補って胃腸を整えて
気も血もチャージしてくれる。
ですけどモロヘイヤも実は一緒ですね。
あとはさつまいもとヤマイモ
これは胃腸を整えてエネルギーをチャージしてくれて
腎も補ってくれるので
血は補うという働きはないんですけど
結構効率的に血を増やすために
血を増やす関節部署みたいな
そこを補ってくれる食材になるのかなっていう風に思います。
で、これから夏は夏で血は減りやすいって言われてて
っていうのも汗かくから
汗かいて身体の正常な水分が外に出てしまうと
一緒のように血もなくなっていくっていう風に考えるので
夏は夏で血が不足しやすいんですけど
今度冬になってくると冬になってくるので乾燥するんですよね。
乾燥していくので
これもまた心液消耗につながって
心血導源って言うんですけど
心液と血はどっちかがなくなるという働き
というか関係になっているので
冬も血が補給が大事になってくる季節ではあります。
なので女性の皆さんは
なるべく血を増やすような食材を毎日食べれるようになるといいですね。
私が気をつけていることとしては
私は黒豆、この間も黒豆の
黒豆愛をちょっとお話ししたんですけど
今は黒豆を食べています。
あとおやつに干しぶどうですね。
ぶどうもエネルギーを補ってくれるし血も増やしてくれるんですけど
干しぶどうを食べたり
干しぶどうをお菓子作りに使ったりしています。
なんかそうやって自分の中で
毎日とは言わなくても2,3日に1回くらい食べる食材の中に
この血を補う働きのものを
一緒に入れていけるといいんじゃないかなって
習慣化しやすいのでいいんじゃないかなって思います。
それではいかがだったでしょうか。
もしクラクラするようとか
貧血みたいな症状があれば
ぜひぜひ血を補うルートを
意識しながら食べていけたらいいと思います。
参考になれば嬉しいです。
それでは今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。