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おはようございます。3歳1歳の子育てをしながら、育休中、愛知県の小さな自宅とオンラインで30代から始める薬膳料理教室を開いている薬膳イストラクターの２です。
このチャンネルは、365日、朝から元気な身体を作るためのプチ健康情報を薬膳の知恵も交えながらサクッとお話をしていくチャンネルです。
今日は、皆さんが毎日食べているものの中に隠れている味のすごい力についてお話をしたいと思います。
薬膳では、5つの味と書いて五味と読むんですけど、実はそれぞれ身体に与える働きを持っているんです。
皆さん、味には甘い、しょっぱい、酸っぱい、苦い、辛いがあるっていう風に知ってましたか?
ちなみに私は薬膳を学ぶまで味あんまり気にしたことなかったです。
正確には渋い味とか淡い味というのも含めて7種類になるんですけど、薬膳ではおおよそこの5つに分けてバランスを考えます。
この5つの味には私たちの体を元気にする力がそれぞれあるので、それぞれの味についてお話をしていきます。
まず酸味からです。これは五行では春の味で、レモンとかみかんなどに含まれている酸味ですね。酸っぱい味ですね。
酸っぱいものを食べると体を引き締めるという効果があります。
なので水分を外に出しすぎないようにしてくれるので、貧乳とか、あと夏に汗をかきすぎた時に取りたいような味です。
酸味のものを多く食べ過ぎてしまうと逆に汗とか尿が出にくくなってしまうので注意は必要です。
例えば夏の部活、昔のイメージなんですけど野球部とかで今はちょっとわからないけど差し入れで蜂蜜レモンっていう定番のイメージありませんか。
レモンは酸味なので汗のかきすぎを抑えて水分を体の中に守ってくれるという理にかなった差し入れなんですね。
これを聞いた時なるほどというふうに思いました。
あと薬膳ではこの甘い味と酸味を組み合わせると潤い補給にもなると言われているので、
蜂蜜とレモンは潤いも補ってくれるというのがあってまさに夏の部活の必需品です。
次は苦い味、苦味ですね。
これは五行で夏の味でゴーヤとか緑茶に含まれているものです。
苦いものは体の熱を冷ましたり余分な水分を外に出したりデトックスをしてくれるという働きがあるので、
今の時期にも夏バテ対策にぴったりな味になります。
これは食べ過ぎると体を冷やしすぎちゃうので夏以外は食べ過ぎはちょっと気をつけましょう。
次に甘い味、これは五行で梅雨とか土曜の味なんですけど、
甘いものは疲れを取ったり胃腸の働きを助けてくれたり痛みを消したりするという働きがあります。
甘い味は食べ過ぎるとだるくなったり太っちゃったりしてしまいます。
この甘味というのは砂糖の甘さという意味ではなくて自然の甘み、
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じゃがいもとかさつまいもとか人参の甘みのことです。
次に辛い味は五行で秋の味です。
唐辛子とか生姜とかこの辛いものは体を温めてめぐりを良くしてくれるという働きがあります。
風邪の初期症状とかある時に食べると病原体とか邪気を発散してくれるのでとてもおすすめです。
辛いものの食べ過ぎは体の水分を失わせて乾燥につながってしまうのでこれは注意が必要です。
最後は甘味。塩辛い味なんですね。
ちょっと難しい漢字で甘味って書くんですけど薬膳では。
これは五行で冬の味です。
塩とかエビとか海藻とかが薬膳で塩辛い味という風に分類されるんですが、
体の中の水分のバランスを整えてくれたり固いものを柔らかくしたりしてくれるので、
便秘の時とかにもおすすめになります。
とりすぎると逆に体に負担がかかってしまって骨が弱くなるとかそういう症状も出てきてしまうので、
これもバランスを考えて食べましょう。
薬膳ではこの5つの味に分類されるんですけど、味だけでなくて働きもみて味が分類されているので、
もしかしたら自分の感覚とちょっと違うものがあるかもしれませんが、
ぜひこの味の働きを知って日常に取り入れてみてください。
この味がどんな働きがあるかというのまで正確に覚えていなくても、
この5つの味をバランスよくとっていくということが薬膳的にもバランスのとれた食事になっていきます。
1つの味をとりすぎるとやっぱりバランスが崩れてしまって体調を崩す原因になってしまうので、
それぞれこの5つの味を少しずつとっていくように意識をしてみましょう。
さてまとめに入ります。
私たちの体はこれら5つの味をバランスよくとることで健康を保つことができています。
甘い、しょっぱい、酸っぱい、苦い、辛い、それぞれバランスをとりながら、
季節とか体調に合わせてそれぞれの味、どの味を多めにするとか、どの味を控えめにするとか、
そういう風にとり入れていけたらすごくいいですね。
でもどの味もとりすぎにはやっぱり注意が必要なのでバランスが大切になります。
皆さんも今日食べたものの味を思い出してみてください。
5つの味がバランスよく含まれていましたか?
これからは食事の時に今日は何の味が足りないかなって考えてみるのも楽しいかもしれませんね。
この間読んだ私のおすすめのマガママ幼女くんっていう本には苦味が結構皆さん不足しやすい味なんですね。
私も苦味ってあんまり思い浮かばないし、あんまりとってないなっていう感じがあるので、
緑茶が結構苦味をとるのに手軽にとれていいっていうお話もありました。
私も緑茶結構毎日飲むようにしています。
ぜひ皆さんも飲んでみてください。
健康は毎日の食事から作られていくんです。
味の働きを使ってみんなで元気に過ごしていきましょう。
それでは今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。
