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おはようございます。4歳と1歳の子育てをしながら育休中、愛知県の小さな自宅とオンラインで30代から始める薬膳教室を開いている薬膳インストラクターの2です。
このチャンネルは、365日朝から元気な体を作るためのプチ健康情報を薬膳を交えながらサクッとお話をしているチャンネルです。
皆さん、今日も元気にお過ごしですか?
今日は、一年で一番寒いと言われる二十四節気の大寒に食べたい食材や過ごし方イベントをご紹介します。
前回の放送で大寒についてのお話をしたんですけど、もう一度大寒ってどんな時期を復習すると、
2025年は1月20日から始まる二十四節気の一つです。
一年の中で最も寒さが厳しいとされる時期です。
そんなこの寒い時期なんですけど、逆転的におすすめな食材を3つ紹介したいと思います。
3つ言うと、くるみ、柿、にんにくです。
一つ目のくるみは、薬膳ではジンを強化してくれて体を温めてくれる食材として知られています。
冬は冷えに弱いジンが弱りやすいので、ジンが弱ると疲れやすくなったり冷えとか、
老化もするんですよね、白髪ができたり、そういうことがあるので、ジンを補う食材はとてもおすすめです。
さらに肺を温めて、咳とか喘息の改善にも効果的です。
また腸を潤す働きもあるので、固くてコロコロした便秘にお悩みの方にもおすすめの食材です。
脳にもいい栄養があるので、受験生の方とか、記憶力を高めたいという方にもおすすめの食材です。
ただし、ナッツ類全般なんですけど、エネルギーが豊富なので食べ過ぎには注意が必要です。
私はナッツが本当に大好きで、ちょっと前まで毎日のようにいっぱい食べてたんですけど、
食べだすと止まらなくなっちゃうので結構食べてたんですよね。
でもちょっとしばらく控えようかなと思って、今は家にナッツを切らしています。
でもパウンドケーキに入れたりとか、おやつ作りのアクセントにもなってすごく大好きです。
そのままおやつとして食べても美味しいので、ぜひ食べてみてください。
2つ目は柿です。
冬か旬の柿は、これも腎の働きを助けてくれます。
あとは心身を安定させてくれるという働きを持っている食材になります。
特に美肌効果があるので、乾燥しがちな冬のお肌のケアにもぴったりな食材です。
柿は冬は加熱して食べてください。
私は柿が好きなんですけど、家で使うのはちょっと面倒だから、ずっと家ではあんまり使ってなかったんですよね。
でも最近ちょっと買ってみました。
下処理をネットで調べてやっていたら、柿って洗うだけで使えるんですね。
なんかね、ずっと塩水で洗うのかちょっとわからないですけど、ずっと面倒だなと思ってたんですけど、
意外と簡単だったのでまた買って食べたいなと思っています。
その時はシチューに入れてみました。
柿が入るだけでシチュー全体が柿の出汁で美味しくなるので、すごくいいなと思いました。
3つ目はニンニクです。
ニンニクは体をしっかり温めてくれるというので有名ですよね。
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体を温めるというよりニンニクみたいな。
血液を促進して疲労回復効果もあるので、寒い時期に疲れがちな方にぴったりです。
また、咳とか痰を沈めるデトックス効果も期待できます。
ただしニンニクは温める働きが強い食材なので、体が熱を持っている時、
例えばサインで言うと鼻水とか痰が黄色かったりとかニキビができていたり、
そういう時はちょっと控えめにした方がいい食材でもあります。
あとは乾燥にも偏りやすいので、乾燥が気になる方もあまり向いてはいません。
それでは今日紹介した食材を使ったレシピを1個紹介したいと思います。
柿の酒蒸しですね。
作り方としてはフライパンに柿とニンニクのスライスを入れて、
お酒を大さじ3加えていきます。
そして蓋をして弱火で蒸すだけです。
簡単なのに柿の旨味がたっぷり味わえて体が温まる美味しい一品だと思います。
お酒も体の巡りをよくしてくれるので、冷える方にはとってもおすすめです。
もちろん適量が大事なんですけどね。
そしてこの大寒の時期の過ごし方のポイントについても触れていきます。
薬膳では冬は閉蔵の季節という風に言われています。
閉蔵って蔵が閉じるという漢字を書くんですけど、
これは蔵を閉じてこれまでの宅配でしのぐような時期というような意味を持っています。
なので生活で置き換えると体力を温存して無理せず過ごすのが大事な時期です。
生活としては無理な運動は控える。
結構マラソンとかこの時期に多いなと思うんですけど、
薬膳的にはちょっと向いてないんじゃないかなって私は個人的に思います。
発汗を抑えて体の気を無駄遣いしない。
夜は早めに休む。
本当に休憩するのが大事。
また太陽の光を浴びることで自立神経も整って気分がスッキリするので、
寒いんですけどぜひ日中は外に出て太陽の光を浴びることも大切です。
この大寒の時期にある楽しみなイベントとしては節分ですね。
大寒の終わりに節分が訪れます。
この行事は邪気を追い払って新しい季節を迎える準備をするためのもの。
と言われています。
節分といえば豆巻きとか絵本巻きとかそういうのを楽しんでいきましょう。
ちなみに薬膳的に節分の豆巻きには五行理論の考え方も隠れていると言われています。
金棒を持った鬼イコール金ですね。
を火でいった豆イコール火でやっつけるというような説があって、
五行理論で相互の関係ってあるんですけど、
金を火がやっつけるみたいな。
そういう関係もあるので、
そういう話を聞くと伝統行事がもっと薬膳と関わりがあって楽しいなという風に感じました。
それでは今日のまとめです。
大寒は厳しい寒さの時期なんですけど、
お肌に向けた体の準備を始める大切なタイミングでもあります。
この時期におすすめの食材はくるみ、牡蠣、ニンニクを食べて体を温めていきましょう。
無理をせず、閉蔵、蔵を閉じるみたいな感じで、
お意識した生活を心がけましょう。
節分を楽しみながら春への準備をしていきましょう。
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ぜひ、薬膳の知恵を生活に取り入れて、
寒い冬を快適に過ごしてください。
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それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。