1. Run the World, by DogsorCaravan
  2. 木村大志 Hiroshi KIMURA・新..
2025-03-31 37:12

木村大志 Hiroshi KIMURA・新しいパタゴニア・トレイルランニング・アンバサダー【ポッドキャスト Run the World 155】

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パタゴニアは2025年春、木村大志 Hiroshi KIMURA さんを新たなトレイルランニング・アンバサダーに迎えることを発表しました。日本のトレイルランニング・カテゴリーでは石川弘樹さん以来となるパタゴニアのアンバサダーの就任は、トレイルランニングコミュニティにとって大きなニュースです。ハセツネCUP4位、信越五岳3位など国内レースでの活躍に加え、信越トレイルや上高地から親不知までの長距離冒険プロジェクトに挑戦してきた木村さんに、アンバサダー就任を機にインタビューしました。#トレイルランニング #Patagonia #木村大志


イントロ パタゴニア・アンバサダー就任 出身地の秋田県鹿角市花輪 自然探検と冒険の原点 学生時代とスキー競技 トレイルランニングとパタゴニアとの出会い 長距離プロジェクトと自らのチャレンジ 山での冒険と恐怖心 長距離走破プロジェクトを通じて感じたこと トレイルランニングと冒険の両立 木島平を拠点とする現在の生活 子育てとともに変化したトレーニング環境 アンバサダーとしての今後の活動と抱負 登山道整備の重要性と持続可能なフィールド作り 今夏の新しいチャレンジと東北の山への興味 お気に入りのパタゴニア製品 雨の日の過ごし方と筋トレの話【このエピソードで話題となったパタゴニア製品のアフィリエイトリンク】パタゴニア Patagonia メンズ・ナノエア・ライト・ベスト UTB XLhttps://linksynergy.jrs5.com/link?id=sOmrl5aov5A&offerid=1118788.38061316121253&type=15&murl=https%3A%2F%2Fwww.patagonia.jp%2Fproduct%2Fmens-nano-air-light-insulated-vest%2F196924797680.htmlパタゴニア Patagonia メンズ・ナノ・パフ・ベスト BLK XLhttps://linksynergy.jrs5.com/link?id=sOmrl5aov5A&offerid=1118788.380611314783597&type=15&murl=https%3A%2F%2Fwww.patagonia.jp%2Fproduct%2Fmens-nano-puff-insulated-vest%2F889833303775.htmlパタゴニア Patagonia メンズ・R1 ベスト GRZG Shttps://linksynergy.jrs5.com/link?id=sOmrl5aov5A&offerid=1118788.38061363065556&type=15&murl=https%3A%2F%2Fwww.patagonia.jp%2Fproduct%2Fmens-r1-fleece-vest%2F198077026822.htmlパタゴニア Patagonia メンズ・キャプリーン・サーマル・フーディ BLK Mhttps://linksynergy.jrs5.com/link?id=sOmrl5aov5A&offerid=1118788.3806181508331&type=15&murl=https%3A%2F%2Fwww.patagonia.jp%2Fproduct%2Fmens-capilene-thermal-baselayer-hoody%2F195699968424.htmlポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」はSpotifyで公開し、Apple PodcastやYouTube Podcastなどの各種プラットフォームで配信しています。⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://podcasters.spotify.com/pod/show/dogsorcaravan⁠⁠このポッドキャストへのメッセージ、感想、リクエストをお待ちしています。エピソードやウェブサイトの中でご紹介します。⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/E8iyHEMLLmyCtSEn6⁠⁠⁠⁠⁠⁠ DogsorCaravanのライブ配信イベントの予定はGoogleカレンダーで公開しています。登録すると見逃しを防げます。⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://bit.ly/dcliveschedule

サマリー

木村大志さんが2025年春にパタゴニアのトレイルランニング・アンバサダーに就任することが発表されています。彼の故郷の秋田県でのスポーツに対する情熱やトレイルランニングとの出会いについて語られています。ポッドキャストでは、トレイルランニングのアンバサダーである木村さんが、トレーニングと冒険の重要性、パタゴニアの製品について話しています。彼は雪深い地域での活動や登山道の維持管理の重要性についても考えています。木村大志さんは、新しいパタゴニアのトレイルランニングアンバサダーとして、ウェアの選び方や用途について丁寧に説明しています。また、筋トレや趣味についても触れ、天候によるアクティビティの変化について話しています。

アンバサダー就任のニュース
DogsorCaravanのインタビュールーム、今日は素敵な場所に来ております。
パタゴニア・東京、ゲートシティ大崎、こちらに伺っております木村ヒロシさんです。
こんにちは。お久しぶりです。よろしくお願いします。
今日は木村さんにビッグなニュースがということで、木村さんがこの春、2025年の春に
パタゴニアのトレイルランニング・アンバサダーに就任されたということで、それをニュースを聞きつけて、木村さんにお話し伺おうと思ってやってきた次第なんですけれども、
私も先ほどちょっと聞いて驚きましたけれども、このトレイルランニングのカテゴリーで、このパタゴニアのアンバサダー、日本では牛川裕樹さん以来っていうね、
日本のパタゴニアのブランド全体を見ても6年ぶりということで、いかにこの重みのあるアンバサダーというタイトルというのかな、役割を担われることになるわけなんですけれども、いかがですか、その心境というか。
確かに言った通り、石川さん、トレイルランニングのカテゴリーだと石川裕樹さんの次というか、2人目になるっていうところで、最初に声をかけていただいた時は率直に嬉しくて驚いたんですけれども、石川裕樹さんに次いで2人目っていうところで緊張が走ったといいますか、
とても光栄なことではあったんですけども、すごくプレッシャーに感じた部分は少しありました。
パタゴニアのアンバサダーというのは、単なるスポンサーアスリートというよりは、パタゴニアというブランドの代弁者、そしてこのフィールド、トレイルランニングというスポーツそのものの代表みたいな存在であるということで、
まさにライフスタイルそのものがパタゴニアのスピリッツというか、ブランドを代表するようなライフスタイルを送っている方、そういう生活の中から製品のアイディア、革新的なアイディアが生まれてくるというようなことが期待されているという、最初は固い話になりましたけれども、
氷村さんというのはどういう人物なのかというと、少しこの機会に聞かせてもらえればなと思ったんですけれども。
手汗がぐっちゃぐちゃになります。
ご出身が秋田県の和野市花輪というところということで、僕はあまり詳しくなかったんですけど、戸惑湖八幡帯、山に近くて、かつては鉱山の開発とかですごく栄えたところでということをちょっとこういうところだというふうに予習してきたんですけれども、そこで生まれ育たれたわけですか?
ありがとうございます。ふるさとを調べてもらって。まさしく戸惑湖と八幡帯というような、自然を楽しむ観光地というとそこが2つあって、場所でいうと青森、秋田、岩手、その3県にまたがる内陸のところなんですけれども、冬はマイナス10度、15度ぐらいになる寒いところで、高い山は八幡帯が1500メートルくらいかな、なんですけれども、そうですね。
穏やかな土地になります。そうですね、スキーが、スキーと陸上の町って市でも歌ってるんですけども、陸上でいうとフルマラソンのあさりじゅんこさんってご存知ですか?とか、
カズノ市出身ではないんですけども、カズノのスキー場でトレーニングをして育ったスキーのオリンピック選手だったりとかがいるようなスポーツの町でもあります。
子供の頃からスポーツ、特にスキーなのかな? そうですね。
そこで生まれてきたわけですか? はい。夏場は、自分はスキーが好きだったので、冬場のトレーニングと思って陸上を走るトレーニングをしたりして、冬場はスキーをして、
いいような流れで、周りに遊ぶところが、いわゆる、遊ぶような施設が何もなかったので、外で遊ぶのが本当に主で、それがきっかけで体を動かすのが好きになったっていうところですか。
そういう走ったり、スキーしたりっていうところにはことがわからないような環境だったわけですか、その周りで育てられた。
そうですね、スキー場が車でもう10分ぐらいのところだったり、あんまり、この今私活動している新宿地域のように、登山の文化が多い場所ではなかったので、
夏場のスキー場、いわゆるクロスカントリースキーコースみたいなところを走ったりするような感じでしたね、小さい頃は。
前インタビューしたときのこと、昨日も振り返ってたんですけれども、子供の頃からあちこち自分の身の回りのところを探検するというか、見て回るというかして、そういうのが好きだったというようなことをお話しされてたのかなと思ったんですけれども、
子供の頃から単に身体を動かすだけじゃなくて、この自分の身の回りを見て回るということが身についていたというか好きだったということもあるんですか。
そうですね、よくおじいちゃんの運転する軽トラに乗って、裏の田んぼを見に行ったら、クマの足跡があって、ちょっとこうワクワクしたとか、なんかこう冒険をしているような気分になったりとか、で、ちょっと大きくなって、男が5人兄弟なんですけども、小分じゃないですけど弟を小分のように連れて、
ちょっとクマがいるかもしれない、裏の山に自転車で行くとか、そういうなんかちょっと男の子ですよね、冒険が今にも繋がっているところがあるのかなというふうに思います。
学生時代、スキーの競技、スポーツ、アスリートというか、選手として打ち込まれていた時期があったということですか、高校生ぐらいまで。
そうですね、スキーのジャンプを飛んで、クロスカントリースキーを走る複合、ノルディック複合という競技を中学校から高校を卒業するまで続けて、大学でも続けるという手段はあったのかもしれないんですけども、ちょっと自分の中で疲れちゃった、人と競ったりするのが疲れちゃったところがあって、
そこでちょっと競技をやめようという決断をして、自衛隊に入って、アスリートは引退したつもりだったんですけども、やることといったらやっぱりもう、あまり街に出かけても楽しみを見出せずに、もんもんとしたところで登山とか山に行き始めて、それがきっかけで三岡市、新潟県の三岡市にあるアウトダー専門学校に行ったっていう感じ。
トレイルランニングとの出会い
アイナックですね。
そうですね、アイナック。
そこで前、詳しくは前回の、一昨年のインタビューでお話いただいたんですけれども、ハトリさんのトレイルランニングに手ほどきを受けられてというようなお話もきました。
そこがきっかけになってトレイルランニングに出会って、そこに見せられるって言ったという。
そうですね。
そこがトレイルランニングとの出会いでもあり、パタゴニアとの出会いでもあったのかなと思います。
専門学校に入って、そこで新越五学トレイルランニングレースというレースがあります。
そこで学校の授業の一環でトレイルランニング大会に関わると言いますか、整備をするだとかコースマーキングを手伝うだとか大会の準備をするそういう授業があって。
そこでパタゴニアと今の関係者の方々と出会って、それがパタゴニアとの出会いですね。
木村さんのそこからのレースでの活躍、ハセツミカップで4位とか、新越五学で3位だったかな。
いろいろなパフォーマンスを挙げてらっしゃるんですけど、私がすごく思ったのはやっぱり長距離のFKTという言い方とはまた違うのかな。
140キロとか、2023年にシンストレイルを中心にして100マイルでした。
去年の夏には力を養わず、自分で引いたコースを実際に自分の足で走ってみる。1晩以上2晩近くかけて走ってみるとか。
まずはレースとかいうところに興味が向かう人が多いとは思うんですけれども、むしろ自分のプロジェクトというか、自分で作った課題コースを自分で走ってみたいというようなところがすごくユニークだなと思ったんですけど、
そういうことをやってみようと思ったきっかけとか、誰かに影響を受けたとか、そういうのはあるんですか?
そうですね、誰かに影響を受けたってわけじゃないですね。好きですね、山が。山が好きで、そこに登ると見えない景色だとか、そこに行くとそこならではの色彩だったりが見れて、純粋に楽しいからっていう気持ちで山に行ってるんですけれども、
それの延長でどんどんどんどん長くなってきて、長いのって不確定要素が大きくて、その分ワクワクもするんですね。そういうのが好きで、年に最低でも1回はそういったチャレンジをしようというか、したくなっちゃうっていうのが自然ですかね。
そういうのって怖いっていうか、特に木村さん自然との関わりというか、経験は豊富だとは思うけれども、やっぱりその深い北アルプスだったり、そういうところを一晩かけて運動するとか、もちろん仲間と一緒にね、2人である区間は一緒に行動したりもされるんだろうけど、
ちょっとなんか、自分よっぽど経験してないと、ちょっとこれだ、こんな危険なことしてるんじゃないかとかって、朝よりも興味が勝ってしまう感じなんですか。あんまり怖さとは感じないんですか。
そうです。怖いと思うということは多分、その点でちょっと準備不足な部分もあると思うので、私もそこに行くまでに重いテントを持って山の上に泊まったこともあって、その上でもっと軽くできるなっていう確信を持って軽くして、ある程度そこに関しては怖さはなくて、
確かに食べ物がなくなったらどうしようとかそういう不安はあるんですけども、そこに関して怖いっていうのはなくて、そうですね、怖いって言ったらお化けが怖いぐらいで、一人で行動すると。そうですね、高いところから落ちるとかそういう怖さはあんまりないとか、そういう不安になる要素、怖い要素はできるだけ事前の準備で潰していくようにはしてるので、
その上でそういったチャレンジはするようにしてます。
いきなりそんな大冒険っていう話、まずは持ち出しの方から持ち出しましたけども、実際にはそういうことする以前にいろんな仕事だったり、いろんなことでテントを持って住んでもらったりとか、いろんな人と一緒にあるいは経験のない人とも含めて一緒に行動することで山のことをよく知ったり、その場所のことをよく知ったりということもいっぱいされてるから、
こそそれができるというのはもちろん、それはあるんですよね、きっと。
そうですね、昨年行った上高地から親知らずも、全部のエリアを小分けに一度は見てて、その上で全部を繋いで走ったという形なので、そういった準備も含めて楽しんでるというか、去年の長いチャレンジだったりします。
そういう挑戦をする過程で、やる前と後っていうんですか、よくそういうなかなかできないような一緒に一回の挑戦をすることで自分の人生変わるみたいな。
愛と言っても聞こえるのかもしれないけど、そういう風になるのかなとか、僕なんかもそういうことを夢見たりすることもありますけれども、実際に成し遂げてみた、あるいはそういう大きな挑戦を成し遂げてみて、発見、自分の中でこういう力があるんだなとか、このエリアってこういう場所なんだなとか、見方が変わったとかっていうことって何かありますか。
まずしとつは、体の負担がすごく大きいなって思いました。
それはそっちが一つと、自然に関してはやっぱり上甲地って結構いろんな観光客の方もいるところから入ってて、そこから白馬の五流から松のあたりとかちょっと岩場のクラシックなルートがあって、最後は日本海に降りるんですけれども、そこで歩いてる人の違いをちょっと感じたりとか、
最後ゴールに近くなっていくと岩梁帯から樹林帯に入ってきて、その時の木がある安心感と岩場からこっちに変わった時の足裏から伝わってくる安心感とか、
冒険とトレーニングのバランス
そういうのはあれぐらい長い距離やると、研ぎ澄まされてまではいかないんですけど、感じるところは多かったし、あれだけの岩梁帯を長い時間歩けるっていうところも日本では入ったルートしかないと思うんで、それはすごく長い時間歩いて感じました。
自分の中ではレースを走るっていう、トレーラーニナーとしてある程度の力をつけてる選手であれば、このレースで活躍したいとか、そこで勝ちたいとかいうような欲求っていうのかな、そういうのがあるんだと思うんですよね。
そこで今おっしゃったような、木村さんのエピソードの中では冒険っていうんですかね、アドベンチャーというか、見て回って自分でこの地域のことを知り尽くすっていうのかな、そういう自分の体で納得のいく、自分の限界を試すということなのかなと思ったんですけど、
そういう冒険家っていうような側面とも、強いレースをして勝負をかけるということだけではない競技を持ってらっしゃるのかなと思ったんですけども。
そうですね。もう一人自分がいるんだったら、トレーラーニングを競技として極めてみたいんですけども、
トレーラーニングも岩田さんもいろんなトレーラーニングレース実況したりとか見てわかると思うんですけど、かなりスピード化が進んできて、フラットなところがとにかく速くないと勝負にならないと思うんですね。
スピードが。
それを高めるには、今みたいな冒険をしていると非効率的で、午前中1時間半、午後2時間、しっかり休憩をとって、しっかりとエネルギーをとってトレーニングした方が絶対的に速くなるとは思うんですね。
だけど、やっぱり山が好きなので、私もサラリーマンなので、3日の休みをトレーニングに費やすかって言われると、天気が良ければもう3日間山に身を置きたい、そっちの自分の方がちょっと強い。
そうですね。
山で長く動いたり速く動いたり、重いものを持って動いたりするそのためのトレーニングが大会とかでも良いパフォーマンスに反映されれば、それはすごく良いかなと思っています。
速く走るのも好きなので、普段時間がないとき1時間ロードを走ったりとかも全然好きでします。
楽しみたいというところをこれからも大事にしていこうというふうに考えていらっしゃる感じですか?
そうですね。これからも特に私住んでいるエリアは豪雪地帯で、早ければ11月ぐらいから2000メートルぐらいのところは雪がついて、5月中旬ぐらいまでは高いところに行けば雪で滑れたりとかするエリアなので、
そこの四季の境目が曖昧な部分がとってもあって、下は山のふもとでは春の花が咲いてそれをめでながらトレーニングができて、でも標高を上げたらまだまだ雪があってスキーできて、
そういういろんなアクティビティを楽しめるエリアなので、特にトレーニングは長い距離でやると体に負担がかかるので、そういったいろんなアクティビティをしてパフォーマンスも上げながら、こういった山に入ることで自然の変化に気づくというか、
やっぱり雪っていうのはとってもわかりやすくて、極め高ければなくなりますし、なくなるので、そういった変化とかを気づいたりとか、3歳取るのも好きなんですけども、3歳取る時期が今年はこんなに早いとか遅いとか、ここでも入っているとか。
この場所ではもういつもより一週間早いなとか、そういうレベルで雪に感じられるってことですか?
山に入っていると感じられて、そういうのを気づくと何をしていかなきゃいけないかなとも思ったりとかする部分があるので、山には入ってたいですね。
仕事と家族との両立
今の話が飛ぶかもしれませんが、木村さんの生活パターンというか、その日によってもちろん違うんでしょうけど、今だと木島大学にいらっしゃるわけですよね。まだスキーの施設も結構続く。もうあと1月、2月くらいは続くって感じですか?
そうですね。
そうすると、そういう恩の日だとどういう感じの動きなんですか?
恩の日ですね。
仕事をされている日?
仕事をしている日は、昨年に子供が生まれ、1歳の子供が生まれました。
1歳になる子供がいるんですけれども、それでちょっとガラッとやっぱり生活も変わってきて、
なかなか今まで通り長い時間、自分の好き勝手には使えなくなっているので、短い時間を積み重ねてトレーニングという部分ではするようにしています。
朝と晩、二分練っていうのはちょっと厳しくなっているので、朝か晩どっちか時間を作って走らせてもらう。
お仕事を始まる前だったり、あるいはその好きのツアーの方とか、あるいはスクールの講師、コーチみたいな、日中は早くからされるのかな?
そうですね。インストラクションをして、夕方18時、19時に帰ったら、それで家に入ったままみたいな感じの時が前よりは多くはなくなっています。
お仕事の日は朝から8時、9時とか7時、8時とかそれくらいまで結構、仕事時間は稼働時間が長いという感じなんですか?
日によるんですけども、イベントがあるときなんかは、山を走るイベントなんかは7時間8時間走ったりするようなイベントがあるので長くなったりはするんですけども、スキーだったら午前2時間、午後2時間って終わったりするので。
その休日っていうか、お子さんが赤ちゃんが年齢の方だからまだまだ大変なんでしょうけど、そういう時は大体どんなパターンなんですか?朝起きて、まずはお休みの日とか。
でも、嫁さんが面倒見てくれるときは、日中に、そうですね、4時間ぐらい山に行ってお願いしますと言って帰ってくる時もありますね。交代交代で見て。
それはどういうふうに奥様に言われるかわからないけど、トレーニングというよりはちょっと遊びじゃなくて、気分転換も兼ねた、トレーニングという種類式ではあまりないってことなんですか?
そうですね、もう私の中では遊びでもあるし。
遊びみたいな感覚もあるけど、トレーニングにも。
トレーニングもなるし、私の仕事にもつながる部分はありますね。
そのエリアが今どうなってるかっていうのはお客さん連れて行く前に見に行かなきゃなったりするので、そういうのも含めて山に入ったりはします。
バサダーとしての道をね、これからまた新しいフェーズに参る人になったと思うんですけれども、生活のパターンとか、そんなになったから急に変わるっていうことではないのかな?
パタゴニアとの関わり
そうですね。
今の仕事だったり生活のパターン、ペースを守りながらということなのかと思うんですけれども、これからレースなのか、去年オットとしてやられたような山の冒険だったりなのか、こんなことやってみたいなっていうか。
あるいはレースとかそういうことだけじゃなくて、レースディレクターというかコースディレクターもね、オクシナの100とかそういった活動もされてると思うんですけれども、どんなことをやっていこうかなというか。
パタゴニアと一緒にこんなことできるんじゃないかとかっていうような希望とか何かありますか?
そうですね。個人としてはいろんな山じゃないですけど、行きたい山だとかにいろいろチャレンジして、その中でやっぱりパタゴニアの製品っていうのは安心して山に身を置ける気持ちもきていると。
安心して山で活動できますし、これをタフに使っていろんなチャレンジをしていきたいですし、コースディレクターっておっしゃってくれるんですけども、新越地域、北進地域で大会も何個か開催してまして、その中で登山道の整備だとか管理をしていて、
新しい道を作るだとか新しいことをするっていうのも大事なんですけども、今ある登山道をしっかりと維持管理して、それを持続的なものにしていくっていうのはすごく大切だなと感じているところなので、大会を継続していくっていうのもそうなんですけど、
その登山道をしっかりと維持管理して遊んでいけるフィールドをずっと維持できたらなと思いますね。
それはやっぱり各地で言われてますけれども、なかなかその世代少子化とかということもあって、なかなか我々トレイラーナーであったり、あるいはハイカーの方であったりとかは、道があってというかトレイルがあってこそ楽しめるわけですけど、やっぱりそこは危機的な状況というかちょっと危機感を持ってらっしゃるということですか。
今の地域に目指して整備とかをすると速度がよく上がるっていうことはあるんですか。
そうですね。また私も初めて、これで5年ぐらいになるんですけども、やっていくとどんどん変化に気づいて、使われないとなくなっていくっていうそういう危機感はありますね。
でも純粋に登山道整備をやり始めて、山を走ること、走るのも楽しいんですけども、土を振れるとか木を触る機械っていうのが整備で増えて、純粋に登山道整備が楽しいっていうのもありますね。
パタゴニアのアンバサダーとして、さっきはちょっと話を伺いましたけれども、これからこの春にアンバサダー就任されて、当面どんな場面で木村さんと活躍を見にかかれたりとか、イベントとか計画とかありますか。
この夏もトレランニングで山にチャレンジしたいなと思っているので、できればその報告を8月に各店舗で行えたらなと思っております。
これからやるアクティビティについて、夏にお話いただけるというようなスケジュール感なんですね。楽しみですね。
どんな参考になるかは、これからいろいろと詰めていくと思っています。楽しい動画にしたいです。
それは細かいこと言ってはいけないのかもしれないけど、新越エリアがフィールドにまたあるんですか。
出身が東北で、私が山を始めたのがこっちの新越エリアだったので、あまり東北のほうの山に行く機会が少なかったので、今は日本、北海道、九州、四国いろいろありますけど、東北の山に興味が湧いているので、そこで楽しそうなコースが見つけたら行きたいなとは考えています。
ちょっといいヒント。まさかのフィールドが広がるということで。
こう言っておいて九州かもしれないですけど、興味は東北に湧いています。
楽しみということでわかりました。
山を探検するというか、その山そのものをもっと、パタゴニアというブランドとこれからまた深く関わっていかれることになるわけですけれども、
いろんなアウトドアのことを経験されてきてみて、パタゴニアというブランドだったり製品だったりとかっていうのは、他とは違う何か感じることがあるとすれば、どんなところが違うというふうに感じていらっしゃるかなと思って聞かせていただけますか。
タフさというか。
私が最初に好きで使い始めてたんですけども、
専門学校に入った時に購入し始めて、
アウトドアの用品そんなに安いものじゃないじゃないですか。
そういった時に、いいものを長く使おうって思って。
そういった時に、私の中でパタゴニアっていうのがひとつしっくりきて、
そこがパタゴニアにイメージがありますね。
いいものを長くっていうところにイメージがあります。
今手元にもパタゴニアのアイテムがあるんですけども、
例えばこういうのを今使ってますとか、
気に入っているっていうのをご紹介いただけたらと思ったんですけど、よろしいですか?
私の好きなベスト。
これがナノイアのベストなんです。
なんでベストがいいかっていうと、特にトレーダンニング、腕の振りが結構激しいので、
それがない分、結構アクティブに動かせるっていうのと、
体温調節がしやすい、脱いでもかさわらないっていうところで、
ベストを私結構よく使ってるんですけども、
その中で3つ紹介していいですか?
ナノエアライトベストですね。
生地も柔らかくて。
ウェアの選び方
これはどういう場面で来たり来る感じですか?
秋、冬、春、薄いシーズンでよく使うんですけども、
この生地の柔らかさというか動きやすさが良くて、
全部ランニングのシーンでも使ってるんですけど、
通気性もいいので、冬場なんかは特に大活躍しますね。
下に来ているものと合わせてよく使ってます。
こっちがナノパフのベストなんですけども、
これは割と表面の生地が強いので、
木が引っかかったりとかしても破けづらい。
ちょっと破いて直してたりもするんですけれども、
そういった耐久性がある表面の生地ですね。
これがR1のベストなんですけども、
これも保温性が高くて、背中が別の生地、
サーマルウィットになっているので、
背中から汗が抜けてくれるので、
冬まではいかないですけども、秋と春なんかは
シャツの上に1枚着るだけで保温性が高まって、
ちょっとシャツ1枚じゃ肌寒いって時に着ると。
3つのベストは私のトレーランニングで結構たくさん使用します。
ベストっていうのはちょっと意外に思いました。
僕だけかもしれないけど、なかなかベストって
パタゴニア、他社でもありますけれども、
なかなかジャケットとかシャツとかに比べると
使い道というか、僕だけかもしれないけど、
初心者はちょっと半端に感じてしまったりすることがあると思うんですけど、
やっぱり木村さんにとってはベストがちょうどいいっていうことなんですか?
そうですね。住んでいるエリアの特徴なのかもしれないんですけども、
朝寒いとか夕方走るときに寒いって時に、
シャツに合わせてこのベストっていうのが
私の中で結構組み合わせが良くて、
体幹の風を遮るだけでだいぶ風が、
暖かさが変わってくるので、
この点でベストっていうのはやっぱりいいかなと思います。
なおかつ腕振りしやすいというところですね。
なるほどね。ベストをもうちょっと見直してというか。
面白い。
なるほどね。そうか。
新しい発見。シーンによってもベストを使い分けるっていうことなんですね。
サーマルウェイトっていうウェアなんですけども、
私ウェアを畳んでタンスにはいらずに、
常にハンガーでかけておいてるんですけども、
シーズンが変わるときは夏物冬物入れ替えたりするんですけども、
これは1年中ハンガーにかかって、
いつでも着れるようにしているウェアで、
使える温度帯が幅広くて、
これ1枚でももちろん十分暖かいですし、
汗かいても汗抜けもよくて、
風があって寒いっていうときはフーディーに着て、
そうするとすごく暖かくて、
フーディー脱ぐとさっと汗も抜けてくれる感じがあって、
1年中トレーランニングだったり、
冬場は私クロスカントリースキーをよくするんですけども、
そういったときに着用してます。
ほぼオールシーズン、木島ダイラー、新熱エリアでは活躍するウェアですね。
趣味と筋トレ
こういう風呂がついてて、
今ポケットもここに。
他にもパタゴニアっていろいろキャップとか、
それこそBBキックとかもいろいろあると思うんですけど、
そういうのの中でテクニカルじゃないものでも気に入っているものとかありますか?
テクニカルじゃない。
先ほども言ったんですけど、子供が生まれて、
記念にキッズのザックを買わせていただいて、
子供にはパタゴニアザックを背負って、
長く使えるなと思って早速それを背負って保育園に行っています。
子供からパタゴニアでかっこよく始めて、
長く使ってもらえればなと思って。
休みとか時間のあるときは山に行かれることが多いとは思うんですけど、
天気が悪かったりするときもあるじゃないですか、
そういうときは趣味っていうか、やってることとかありますか?
筋トレですね。
筋トレも一つ趣味じゃない。
天気が悪いと家に筋トレ器具があるので、
フリーベイトみたいなのをやったりしますね。
天気が悪くても体を動かしてますね。
それはトレーニングというよりは、
ちょっと空き時間があったらこれをやった方が楽しいみたいな、
そういう感覚なんですか?義務感ではないんですか?
義務感ではないです。
筋トレも今までずっとやってきたんですけど、
天気が良い日は基本的に外に行っちゃうので、
天気が悪い日が筋トレをする日みたいな感じになっちゃって。
忙しい人だからあんまり時間を有効に活用しつつ、
筋トレも当然外に出たときには、
基礎的に自分の力を作るという上で大切だと思うので。
気持ちいいですよ。
なるほど、そうですか。わかりました。
すみません、大変なこと言ってましたけどね。
というわけで、最後は私の質問させていただきました。
大丈夫ですか?
木村博史さん、パタゴニアの新しいアンバサダーにお話を伺いました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
またぜひお話聞かせてください。
よろしくお願いします。
37:12

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