1. Run the World, by DogsorCaravan
  2. 宮﨑喜美乃 Kimino MIYAZAKI・..
2025-02-22 42:45

宮﨑喜美乃 Kimino MIYAZAKI・Tarawera Ultra-Trail 2025 100マイル優勝とニュージーランドの自然とカルチャー【ポッドキャスト Run the World 154】

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ニュージーランドで開催された「Tarawera Ultra-Trail by UTMB」の100マイルレース「TMiler」で優勝した宮﨑喜美乃 Kimino MIYAZAKI さんにお話を聞きました。

久しぶりの100マイルレースでの挑戦、リベンジを果たした背景、そしてレース中の戦略や課題について詳しくお話しいただきました。また、ニュージーランドの自然や大会の魅力、家族やコミュニティが支える特別な文化についても触れています。宮﨑さんの今後の目標であるUTMBへの意気込みも必見です!

#トレイルランニング #TaraweraUltraTrail #宮﨑喜美乃

イントロダクションとレースの背景

レースの戦略と心の準備

レース中の体調とサポート

レースのコースと環境

リベンジと目標設定

今後の課題と展望

トレーニングの新たなアプローチ

心拍数とトレーニングゾーンの理解

レースのパフォーマンスと環境要因

自然とコミュニティの魅力

森の再生とその影響

家族と共に挑むレースの文化

ニュージーランドのトレイルランニングの魅力

子供たちの成長と文化の影響

サポートとコミュニティの重要性

昨年の振り返りと今後の展望

挑戦と成長の過程

レースの魅力と文化の違い

未来への挑戦と期待

ポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」はSpotifyで公開し、Apple PodcastやYouTube Podcastなどの各種プラットフォームで配信しています。⁠⁠⁠⁠

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サマリー

宮﨑喜美乃さんはTarawera Ultra-Trail 2025で100マイル女子チャンピオンに輝き、レース中に直面したさまざまな挑戦やニュージーランドの自然に関する体験を語っています。彼女は走行中の体調管理や、地域の豊かな森や湖、特にシダの再生の重要性について強調しており、自然とのつながりやレースの魅力を深く感じていることを伝えています。また、家族での参加やサポートシステムがトレイルランニングの参加率に影響を与えていることについても言及しています。さらに、宮﨑さんはTarawera Ultra-Trail 2025での100マイル優勝を目指し、ヨーロッパでのレースと日本の自然文化に触れた体験を語り、コースの難しさや選手たちのレベルの向上についても掘り下げています。

レースのスタートと心境
インタビュールームです。
今日、宮﨑喜美乃さんにお越しいただきました。
宮﨑さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。宮﨑です。
ニュージーランドから戻られたばっかりですよね。
月曜日に戻ってきまして。
ということで、今日は、先週末に行われました、Tarawera Ultra-Trail by UTMB、
こちらの100マイルのレース、Tマイラー、女子チャンピオンということになられた、宮﨑喜美乃さんのお話を伺っていこうと思っているんですけれども、
はい、いかがですか?
ちょっと何日か経ちましたけれども、100マイル、去年は年の後半、少し長めのレースということになったのかと思うんですけれども、
そういう意味では久々の100マイルのレースを走ってきたわけですけれども、
終わった後のコンディションとかどうですか?もうちょい走った感じですか?
はい、本当、今おっしゃられたように久しぶりだなっていうのが、レース前の緊張感を増してたんですけれども、
100マイルを走り切ったのは、2023年のUTMB以来だったので、1年半ぐらいぶりの100マイル。
昨年は足の痛みを抱えていて、1年間ずっとうまく走れていないものの、7月に100キロのレースが出て、今回という形だったので、
自分のトレーニングとしても、まだまだ本調子というか、準備段階の途中ではあったものの、
去年途中期限したタラウェラと会ったってこともあって、リベンジ兼ねて、今年1年のスタートとして課題を見つけに出てみたんですけど、
やっぱり走れるコースなので、難しかったですね。
ライブ配信とかはなかったんですけれども、UTMBタイプのプレートを見てましたけれども、
序盤は少し抑え目というのか、後半にかけて総合の順位をどんどん上げていくような形だったと思いますし、
そういう意味では順調なレースというか、いい感じで自分のシナリオ通りというのかな。
ハプニングなく17時間40分という見事なタイムでフィニッシュできたのかなというふうにアップデートを見ながら想像していたんですけれども、
実際のところはいかがでしたか。
インスタとか見たときには、途中で苦しい側面もあったのかなということを見たと思いましたけれども、
その辺の前半後半どんな経緯があったのかなということを知りたいなと思うんですけれども。
前半はこういう走れるレースなので、自分はちょっとスピードが足りないのでついていけないというのは分かっていたので、
自分のマイペースでちょっと心拍コントロールさせて、カロスの時計のアラーム機能を使って、
心拍距離上がったらアラームを鳴らさせるというので、前とか気にせずに淡々と走るという形でした。
レース中の苦難と対策
50キロ地点だったかな、56キロ地点から65キロぐらいずっとサポートエイドがなくて、
先人隣族のワウイ族のプライオリティドーンを走れるというコースがあるんですけど、
その入る手前のエイドの直前に船に乗る区間があるんですね。
船ですか。船で渡る区間があるんですか。
そうなんです。湖を1.5キロぐらい船で移動するんですよ。
それは、その距離は大会のコースには換算されてないんですけど、
走るコースとしてはね。
タイムとしては換算されていて、言うても船なので、そんな5分もかかってないところなんですけど。
そこの区間で、去年も船に乗ったときに、リズム崩すなっていう、5分ぐらい止まってしまうので、
足の調子が変わるなっていうのが分かったので、そこがちょっとキーポイントだなと思っていて、
そこの船降り出すときに、ちょっと調子を見ながら、その後の展開を考えようとしたときに、
そのときにサイン走ってたんですけど、2番手で走られてたナオミ選手って南アフリカの選手と船が一緒になって、
その時点で、ちょっとこう一緒に行こうかと思ったら、やっぱり100キロ強い選手なのもあって、
船降りたら全然私またついていけなくて、そこもまたマイペースで行くしかないなと思いつつ、
なんかこう、体の動き自体は調子良くなくて、ちょっと結構心配してたんで、
サポートエイドでちょっと十分に時間とって、その後のプライオリティゾーンのところは、
ちょっとこう、自分では思ってたより走れなかったゾーンだったっていう形でした。
そこも毎年コースがこの大会は違うんですけど、今回の場合は名前も、
ウルトラマラソンからウルトラトレイルに大会名が変わった。
去年から変わりましたよね。
去年からでしたっけ。
今年からだった。
確かね、今年から。
去年の、そうか、去年の、アナウンサーとなるけどね、大会って。
っていうのもあって、結構ロード空間をトレイルに変更してくれてて、
なので、トレイルランナーとしてはありがたいんですけど、
ちょっと去年よりも走りにくいゾーンが増えた感じで、
気持ち的には楽なんだけど、ペースが上がらずになんか、
自分の作ってたタイムスケジュールよりは、どんどんどんどんそのプライオリティゾーン区間で遅れていっちゃって、
そこが、まあでも後で聞いたらどの選手も結構、だだっぴろい高原とかを走れるので、
日中の時間で日に当たって苦しかったっていう選手は多かったですね。
そっから120キロ地点のところまでサポート営業なくて、
そこで結構私もしんどかったんですけど、みんなしんどいそうだったんで、
どうにかここからもう一回調子を直していこうっていうのをサポーターと話して、
っていう形で、最後はしっかり走れたなっていうのがあるんですけど、
中間の長慣れみがちょっと課題だなっていう印象です。
優勝の秘訣と感想
コース、私もまだタラベラのコースとか見たことがなくて、想像でしかなかったんですけども、
プライオリティゾーンっていうのは、戦獣民族の保護エリアっていう、
そういう開発とか利用が戦獣民族の方たちのために残されて、
特別なエリアということです。
そうですね。なので普段は入れない。
トレイルっていうか走る側としても、
普通のハイキングとかそういうトリッキングのコースとして整備されているエリアと、
またちょっと雰囲気が違って、ちょっとワイルドなとこが残されていると、
そういうイメージなんですかね。
一番多かったのは林道ですね、いわゆる。
ジャングルを走るっていう形ではなくて、牧場でちゃんと牛さんが自由に放牧されているところの間をちゃんと柵とかがあるので、
その間を通ったりだとか、あとは一応そのハイキングコースみたいな形で4キロぐらい、
すごい綺麗な滝のセクションがあって、そこも大会の時しか入れないゾーンなので、
それは去年は朝通った区間だったんで、何も見えず音だけで聞いてて、
綺麗なんだろうなと思ってたのは今年はもう昼だったので、
どの選手も写真撮って、印象的な場所を通らせてもらったりっていうので、
比較的ジャングルっていうよりは走りやすいところでしたね。
そうですね。それはレースの機会だからしか撮れないような特別なエリアということなんですよね。
サポートが入る期間が50キロぐらい離れてたっていう話でしたっけ?
65キロぐらいですかね。
65キロか。結構それ途中にエイドはサポートが入らないエイドはあるんでしょうけれども、
結構長い区間ではありますよね。
そうですね。比較的全体を通すとそこの区間が、結果的には精神力の戦いみたいな形ですね。
自然が楽しめる反面、人の応援というか、そういうのはあまり多くないっていうのもあるだろうし、
そもそもこのティーマイラーで参加された選手が120,30人ぐらい?140人ぐらいでした。
結構少人数のレースなんだなと思うんですよ。
他の全体で見ればもっと多いと思いますけれども。
だから前後人と合わないような区間とかもきっとあったりするんですかね。それだけ。
そうですね。比較的一人で走っている区間が多かったけど、
ちょうどそのプラウティゾーンのところで100キロの選手たちとコースが被るので、
なのでそんな一人きりっていうよりは違うカテゴリーの選手とは会うので、
なんか挨拶したりとか、ティーマイラーだねって言って、
ティーマイラーってだけで褒めてくれるんで、得してましたね。
なるほど。
木村さんはこの3年間ティーマイラーに飛び込まれていて、
ちょっとそういうふうにみんな思われてたか、他方にどうお考えだったかわからないけど、
3年前の初めてかな、ティーマイラーの大会の100マイル。
100マイルはできたのもその年ぐらいですよね。
確かに前は一番長い距離は、
そうなんですか?
ちょっと違ったかもしれないけど、
割とこの2、3年前にできたんじゃないかな、100マイルのカテゴリーがですね。
それにチャレンジして、そのときは最初にスタンプのときは2位で出しちゃって、
去年は山に流れTNFということでもあったので、
それは何というか、3年目のリベンジっていうのか正直です。
そんなふうにも見えたというか、割とその心に残る勝利だったのかな。
そういうストーリーを思い描きたくない。
メディア的には考えてなかったんですけれども、どうでしょう。
本人としては、10位のこととかどれくらい気にされてたのかわからないけれども、
やっぱり優勝っていうのは特別な、今回狙いにしてたっていうところはあったんですか?
正直優勝を狙ってないって言ったら嘘ですけど、
本レースのUTMBに向けて今の課題チェックであり、
スタートが去年も私がついていって、
このスピードでいけないなっていうのが弱点だなと思いつつ、
UTMBも同じくそのスピード以上になるので、
それをついていけなかったら勝負できないなとは思っていたんですけど、
まだそこまで体が11月ぐらいからやっと走り出したぐらいなので、
体の調子としてはまだレース出るのもギリギリまで悩んでたぐらいですね。
なので結果的に順位を意識したのは、
そうですね、そのプライオリティゾーン抜けた120キロで2番に上がったときに、
タラウエラウルトラトレイルの挑戦
前との差が20分ぐらいだったので、
1番はちょっとタイム狙ってたのもあるんで、
そこの時点で結構崩れてはいたものの、
2人馬の2023年の17時間54分よりは早く走れそうな可能性が高かったので、
ちょっとそこからプッシュして走れたって感じですね。
インスタの方とかで書いてましたけれども、
並んで走った男性の選手の励ましの言葉とかを受けて、
最後までいい感じというか、シリスボムにならずにいい感じに投げていけたということだとすれば、
すごくいい内容だったということですよね、レースとしてもね。
ちょっとでも本当中間の、さっき言ったシリスボムにはなってないけど、
よくあるロングレースの長頼み。
長頼み?
俺は結果的に走れてるので、
メンタルだからそこはもう一回取り組まないといけないのと、
やっぱり前半のスピードですね。
あれについていけないとっていうのがどうしようかねっていうのを今チームで考えてます。
ニュージーランドの自然
最初に、今回はカロスである程度心拍数をトラックというか、
そのある程度にきたら、ある程度以上にいかないようなことを心掛けてたとおっしゃったのかなと思ったんですけど、
ちなみにどれぐらいのハートレートで設定されてるんですか?
我々の炭鉱になるかどうかわかりませんけど、
どういうレベル感なのかなと思って、
炭鉱になるかなと思ったんですけど。
レース中はカロスの心拍ゾーンってちょっと一般的なのと違うんですけど、
有酸素持久ゾーンっていうのをベースに走るんだけど、
上りはどうしてもそれより上がってしまうので、
乳酸域値ゾーンに入らないようにっていうところですね。
なるほど。
ビルピンゾーンって書かれてるやつ。
そこまでいかないように、有酸持久パワーの上限で収まるようにっていうのを意識して、
私はついついついていかなきゃとか、上りはしょうがないとか思って、
それで今までの100マイルレース、深部体温を測ってるんですけど、
それも39度台入っちゃって40度入ってっていうので、
潰れていたのもあるので、それを徹底してっていうところですね。
なるほどね。
そうすると、そういうLTゾーンというか、それは人によってトレーニングの、
そういうこれまでのトレーニングの運動会とかに進み具合によっては違うから、
日外に心拍160とか165とかっていうことじゃなくて、
カルスとかを使っていると計算されるゾーンを参考にしているっていう話ですよね。
トロスを使えばそういうことは文章さんと同じようにできますよと。
他のブランドとかにもそういう考え方はあると思うんですけれども。
なるほどなるほど。
簡単なものではないという。
でも、上りで乳酸が溜まってくる心拍数ってみんな、
だいたいこれ以上いくとしんどいなっていうのがあると思うので、
その500下ぐらいを目安にして、上限値にして、
なんかいけちゃうんですけど、やっぱ結果的に潰れる、100マイルの距離だと潰れちゃうので、
なんでそれをどれだけ0%にするかっていうのが、
今のトレーニング状況からするとそこに入るのはリスキーだっていうところで入らないようにっていうのと、
あとはもう、やっぱ厚さが懸念点で、
例年より、さっきも言ったようにトレイルのコース増えて日陰が多かったは多かったんですけど、
やっぱ冬の、今寒波ですけど寒い時期から反対の夏に行くので、
そこの汗の量とかもちょっと私は人より汗かきやすかったり呼吸が乱れやすいので、
そういうのもちょっと計算して補給を変えたりとか、
そこら辺は、なんでどっちかって塗装力っていうよりは、
今までの経験の自分の収穫で賢く走れたみたいな感じです。
なるほど。シーズンの始めというか年が変わって、
2月という季節、あの時期に知るにはちょうどいいにいろいろ。
そうですね。
レースのパフォーマンスもそうですけど、
自分のどれぐらいできるかっていうのをチェックだったりとか、
スピードについて体をガラスっていうのも、そういう意味でも有効なのかな。
それで伺うと思ったんですけど、
パラメーラはこの3回にわたって並行しられたということなので、
こういうエリアの魅力だったりとか、
コミュニティの魅力とか、いろんなことがあるのかなと思うんですけれども、
3度目に参加された君野さんだからこそ、
その時の魅力があるかなと思って、
そこのところもリスナーの皆さんにお伝えできたらいいなと思うんですけれども、
いろんなことあると思うんですけど、
一番気に入りしていただけることはどんなことありますかね。
1番、難しいですね。
いや、1番でも2番でも、何番でもいいです。
思いついた順番でいいです。
そうですね。雷石標高も少ないので、
皆さん走れるんだなっていうのも想像できると思うんですけど、
湖と森がすごい豊富な場所を走れるっていうところで、
中でもスタートと後半のゴールに近くがレッドウッドっていう森のゾーンだったり、
奥もタラウエラフォレストとか、
森の木々が3年経ってやっと素晴らしさを築けたんですけど、
今までは変な話、同じ景色とかちょっと思ってたんですけど、
昨年末に、ちょっと話変わるんですけど、
昨年末に薬島に行って、薬島の森の再生についてちょっと学んだことがあって、
それを通して今回タラウエラの森を見てみると、
本当にシダ植物の、現地ではファーンって言うんですけど、
そのファーンという木々の植生を感じながら走ると、
すごくこの、一回ニュージーランドって全部ほとんどが伐採されてるじゃないですか、木々が。
そこから再生してきた木々を見てると、なんか生命力をすごい感じて、
特に、ラグビーのオールブラックスとか、
エアニュージーの空港のロゴにもなってるんですけど、
シダのデザイン。
あれが白なんですけど、黒白で描かれてて、
私はこのかっこよさで白黒にしてるんだと思ってたんですけど、
シルバーファームっていうシダの葉っぱの裏が白いっていう、
それが昔、先人民族が道しるべとして、
言葉で話しちゃうと周りにばれちゃうから、道しるべとしてそのシルバーファームを、
トレイルに置いて、自分たちの居場所を伝えたとか、
そういうことから由来して、すごく象徴的な忍耐強さとか、
自分たちの強さを象徴するものだっていうことをやっと理解して、
それを特に夜のセクションとかは、
ライトで光るとシルバーファーム。
裏側なんでちょっと見にくいんですけど、
ナイトセクションだとライトに光って、
ちゃんと白っていうのが見えるので、
見えた瞬間にすごく力をもらったりとか。
白い、他の裏が白いのはそれの中で見やすいというか、
道しるべとしても、周りの人たちがやったように見やすい絵体験がそこでできたということなんですね。
そうですね。そんなに多くないんですよね、シルバーファームを。
そこの森の中ですると。
北島に多いとは言われてるらしいんですけど。
そういう触性、ここの森をまた一から作り上げていくという森の強さだったり、
それを通して自分の力で前にプッシュする力を循環させないとなっていうのを、
すごく今年は感じて走れました。
コミュニティと文化
なので、プライオリティゾーンを走れるって滝が綺麗っていうのもあるけど、
森の再生力をちょっと上を見ると、
特に日本でも日陰草とか言って甘みに多くあったりするんですけど、
そういう触性を見るとすごくまたパワーをもらうなと。
日光が強いところがそういう木が多いんで、そういうのもらえたなと。
すごくそこが印象的、力をもらえるトレイルだなっていうのが、
また来年来てよって言われた時に、いやもういいよとは思えず、
ちょっと時期が早いけどまた来たいなっていう思いになったっていうのはあります。
なるほどね。
そうですよね。
久野さんの学生時代に損された鹿児島でいらっしゃって、
薬師場はちょっと距離がそんな近いわけじゃないと思いますけど、
縁のある場所でもあるだろうし、
そういうこれまでの御医師のストーリーと、
自然の中でのスポーツをやってるということがまた重なって、
家族圏につながったっていうことを個人的かもしれないけど、
そういう意味では単に走るということだけじゃなくて、
走ることを通じて自然とのつながりだったり、
あるいは自分のこれまで来た道の振りと結びついたというか、
いうところもあるんですよね。
山の高さから見るものとか、ヨーロッパのアルプスだったり、
アメリカの広大な高地の走るというのはまた違う魅力があるっていうのをすごく感じました。
あとやっぱりニュージーランドのなぜそうなっていう文化ができてるのかは、
まだ分かってないんですけど、
家族で挑むっていう選手が多くて、
今年はあなたが走るから来年は私の番ねっていう夫婦の関係性もあったり、
お子さんがお父さんのペーサーを引き受けたりだとか、
プラカードをニュージーランドはすごいいっぱい使って、いっぱい書いて応援してるんですけど、
応援するときにこうやってカードを出して千円をくれと。
ニュージーランドはそれがすごい多いなと思って、
お父さんに向けて足が重かったら私のケツを切ってみたいな。
書いてあるわけですね。
ていうのが、全然私は相手じゃないのに、
臭く笑っちゃうような。
このレースにいくらお金かけたのよとか。
なるほどね。
っていうの応援もすごい温かいし、
女性と男性の参加比率大体50パー50パーで、
ニュージーランドのトレイルランニング文化
女性が参加しやすさっていうのはあるんだろうなっていうのも、
何がっていうのはまだわかってないんですけど、
すごいちょっと日本と違うなっていうところがまた知りたくなりました。
確かに僕がいただいたプレスリリースにもそこは誇らしげに書いてあって、
世界の先端的な取り組みで、そういう事例になっているというかね、
トレーラーニングにおいてほぼ女性比率が
10%くらいまで女性選手が参加されているという。
家族でっていうのも、ルーシー・バーソロミュー、
彼女はオーストラリアの人だったかな。
もしかしたらニュージーランドじゃないかと思うんですけど、
何年か前にお父さんが、いつも応援してるんだけど、
ウェスターステイツを走るっていうふうにお父さんが走って、
バルーン・ルーシーも走ったことがあった。
そういう場所をランナーとサポートを入れ替わり、
親子で取り組んだという組みに出ましたよね。
なくそんなことを思い出しましたけど。
そういう、そこも確かになるほど。
またちょっとアメリカとヨーロッパ、日本を含めてアジアと違う、
自然との近さというか、そういう関係あるんですよね。
そうですね。
昔から家族で自然の中に入ることが正確な一部というか、
そういうのが当たり前になってるとか。
もしかしたらそういう事情があるのかもしれないですね。
ペーサー制度も100キロも100マイルもあって、
結構早めにつけられるんですかね。
体の大きな方も一人サポーターをつけて、
ずっと100キロを走ってて、
乾燥ちゃんとしてるし、
全然挑戦っていうよりはハイキングのイメージで参加してる選手も多いし、
カップルで普段入れないところで、
普通のリュックサック背負って、
滝の前で水筒でコーヒー飲んでたりしてて。
一応大会の参加者なんだけど、
リュックサックとした感じで、
ペーサーとして支えるというよりも、
一緒にハイキングするような場面もあるという、
ゆるい感じで楽しんでる人たちも結構いるってことですね。
それは少し新鮮ですね。
やっぱり普段入れないところだからかなとか、
サポートが多いので、
エイドが多いから荷物を背負わないでもいいからかなとか。
確かにそれは特別な機会というかね、
自分たちだけで行こうと思ったら、
安全とか考えるというリスクもあるし、
荷物も増えますけども、
こういうイベントとしてやられてる、
そこに参加するっていうのは、
確かに比較的安全に、
気軽に参加できる、
見られないところを見ることができるような機会もあってる。
そこはトレーランニングとかいうよりも、
もうちょっと境目が緩やかというか、なだらかというか、
日本、アメリカ、ヨーロッパもそうかもしれないですけど、
長いレースで、とりわけ100キロ、100パイロットになると、
相当練習した人でなければ参加できないような、
ハードルの高いものだと、
みんな私も思いますけれども、
そうではなくて、
もうちょっと気軽に参加してもいいんじゃないかという、
そういう気持ちが皆さんの間にあるということなんですね。
あとやっぱり子どもの参加率、
応援に来るだったり、ペーサーしたりとか、
キッズのコースもあったりしてたんですけど、
子どもたちが親を、
親だったり他の大人たちの頑張りを、
子どもがすごく大人でした。
私も途中応援されて、
お父さんのペーサーしてる男の子に、
君は素晴らしい、素晴らしいって言って、
ずっと拍手されながら、
すごいなと思って、大人でしたね、子どもたちが。
そういうのを日本でもできたなって、
選手としての成長と挑戦
すごい思いました。
そういう文化は、文化なのでちょっとね、
時間はかかると思いますけど、
そういう魅力はどんどん日本にも、
引っ張っていきたいなって知ってる者たちが、
というふうに思いました。
野田さんも、ランナーとして、
自分のレースする以外にも、
そういうプレーランニングというものを、
知っていただくということもね、
一つ課題とされているかと思うので、
そういう意味では、いろんなヒントが、
たらべらにはあるというのも、
受け付ける理由ということになったね。
サポートしたいなっていうのがすごく感じますね。
自分が走る方というよりは、
今度は他の選手が走るのをサポートしてみたいな、
なるほど。
選手とコミュニティ、
サポートされたりというような、
つながってるというかね、一つのコミュニティになっている。
なかなかそういう意味では、
他のね、私も含めいろんなところに行ってるという、
世界のトレーニング、ある程度こうはこうで、
ヨーロッパはああで、アメリカはこうで、
と思っている人にとっても、
もしまだ行かれていないとすれば、
発見の多い場所であるということなんですね。
すごいそう思います。
お時間をいただいてしまっているんですけれども、
木村さんの去年シーズン、そして今年のシーズンの
展望というところも、
ニュージーランドとちょっと離れて伺えればと思うんですけれども、
去年は前半、デストニカのレースとか、
コロシカのレースから、
後半はね、少し怪我されていたんですかね。
あまり静かに、
怪我と見き合っていらっしゃったのか、
レースという意味では、なかなか思うような力を出せなかった、
時間があったのかと思うんですけれども、
その辺はどうでしたか?
今はいい感じになった。
だいぶそういう意味では、
気持ちよく走って取り戻せたというか、
取り戻せたということになるんですかね。
そうですね。去年は本当、
急いでましたね。
急いで、それは何を急いで。
UTMVで優勝するっていうのを掲げているのに、
2年前が結構、
プッシュして15番だったっていうところで、
これはもうゼロを変えなきゃいけないっていうので、
フォーム利用とか、
今ちょっとフルタイムで走ってた、
仕事をしてたのを仕事もちょっと減らして、
完全に仕事をしてない状態にはできてないんですけど、
走る時間をできるだけそういう環境を自分で作って、
遠征費を作れるようにしてっていう状態を作んなきゃと思っています。
勝負できるような状態にしたんだから、
自分も頑張らなきゃみたいなのが、
先行してしまいすぎちゃって、
結果的に、去年の2月のタラウラもレース中に怪我しちゃって、
帰県して、
アメリカのキャニオンのレースに向けて、
調子がなかなか上げれずに、
結果も満足いかずに、
もっとやらなきゃみたいな感じで、
オーバーワークになってしまった。
焦りがやっぱりあったということですね。
それじゃあもうダメだねって話で、
チームで自分のトレーニングを見てもらうようにして、
もっとやれよって言われてる方が多いんですけど、
第三者の目線を入ってもらって、
こういう風にしたいんだけどどうかっていうのを相談して、
ちゃんと納得した上で内容を決めるようにしたことが、
やっぱりいい結果に生まれてるなと思います。
今年はUTMBがメインのレースになってくるんですけど、
その前に今年もコルシカに出ようと思って、
レストニカに。
7月ですね。
100キロなんですけど累積があるので、
ちょっとそこまでその途中までは、
上り中心でやれたらなと。
結果がどう出るか。
昨年ちょっと痛いまま走ったので気持ちよくなかったっていうのもあるので、
もう少し楽しく。
GR20っていうコースが有名なフランスの島なんですけど、
昔GR20のFKTの動画を見て、
いつか私もやってみたいなと思ってた島のレースなので、
ちょっとちょこちょこ行きたいなっていうのもあって、
今年も参加します。
その前までがちょっと今悩んでて、
今まだエントリーができてないけど、
飛行機でどんどん上がるけど、
今回の結果を受けてどうするか決めようと思ってたので、
それをまだ決めきれてないんですけど、
候補はいくつかあってって形ですね。
アグストニカが7月ぐらいだから、
春のうちにまた時間を入れられるので、
これから結構やるっていうことですね。
そうですね。
ちょっと日本の大会も2年間出てないんですけど。
日本の中で、
しかも僕も行ったことなくて、
今後のレース展望
フランスワーデンとかのFKTとかの
ちょっと見たことがあるだけなんですけど、
相当テクニカルという、
ハードな岩だったり、
縮静だったりとか、
走れるところがなかなか少ないような、
アグストニカのレースを見たことがあるんですけど、
その中で、
相当なハードな、
テクニカルという意味で、
コースなのかなと思いましたけれども、
やっぱりその辺は、
木村さんにとってはまた楽しめるっていうところもあるんですから、
そういうところを越えていくっていうところのロマンというか、
ニュージーランドとは、
現れるとはまたちょっと、
かなり違うところの魅力があるのかなと思うんですけど。
それが一番、どっちかというとそういうレースの方が、
チャレンジしがいもあるし、
レースへの挑戦
トレイルランニングの魅力が詰まってるなとも思うんですけど、
ただ、UTMBを狙うことにおいては、
ちょっと違うよねって思ってるんですけど、
年に1回ぐらいは楽しみたいなとか思ったりとか。
なので、去年も出てみて、
それこそ、
ヨーロッパの特有の直島で、
登っていくようなセクションもあるんですけど、
それは頑張って登れるんですけど、
私はやっぱり下りが苦手なので、
下りがもうとにかく、
なんでそんなスムーズに行けるのみたいなところを、
頑張って走らないと、
タイムも狙えないし順位も狙えないっていうところもあって、
ただ本当に、
島のレースって結構好きで、
日本もですけど、
昔からながらの文化が残ってるっていうのがあるんで、
そこに魅力を感じて、
もう1回チャレンジしようと思ってます。
これまでのテーマを掘っていくのが、
今年のひとつのテーマになるんですかね。
そうですね。
競技の進化と期待
なんか去年のリベンジ戦みたいになってるんですけど、全部。
それプラスちょっとひとつって形で、
楽しもうと思ってます。
トレイルランニング、UTVもますます、
先日、
僕はプレスネレースいただいて、
エントリーの状況とかも見ましたけど、
注目度というか盛り上がっていって、
そこで受けて、
その辺のハードルも同時に上がっているということもあるのかと思いますけれども、
今年、
去年からの学びを経て、
新たに新規点というか、
やり方を見直してということなので、
またそこを胸に留めて、
木村さんの応援をすると、
いろんな応援の仕方があるというか、
このシーズンは思い出を知られているのかというのとか、
これから応援させていただければと思っていますので、
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
ちなみに、もうめちゃくちゃUTMBのトップ10のレベルが上がっちゃっているので、
先ほど岩瀬さんがお話に出た、
ルーシーがこの2年、
トップ10ですけど、
ルーシーも1時間半以上縮めて、
で、やっと10番に入っているっていう。
それもあって今回、
ルーシーの2年前の記録を目指して走ったというところはあるんですけど、
ちょっとコースが違うんで、
比較しにくいんですけど、
トップ2年前のルーシーのタイムだと、
ちょっと女子も10番に入れないから、
どうしたらいいんでしょうね。
楽観的に言うと、ルーシーも頑張って入っていたわけだから、
美濃さんも頑張れば、
それくらい上げていく可能性が十分にあると言っていいんじゃないでしょうか。
確かにおっしゃるように、
5年くらい縮めても、
女子選手のUTMBだったり、
ウェスタンステッドもそうですけど、他のレースもそうですけれども、
パフォーマンスというかタイム向上は著しくて、
そういう意味では、
美濃さんがおっしゃるように、
入るのが難しいということも言えるけれども、
世の中のやり方というか、
切磋琢磨しているというか、
刺激が生まれることによって、
みんなが少しずつ増してレベルアップしているということも、
同時にあるんじゃないかなと思うんですよね。
うち選手としては、
ハードル上がったなというところがあるのは、
見ているコートとしては、
女子選手のレースがすごく面白くなってきているし、
これからも、
去年、メンマウントフジにすごい記録を出したコートに、
どんどんそういういろんな、
われわれに驚かせてくれるというか、
人間の力の限界はまだまだ先にあるというか、
あるいはないのかもしれないですね。
そういう夢というか、
いろんな気づきを与えてくれる、
これからのストーリーが期待できると思うし、
日本のアスリートの中では、
君田さんがそういうフロントの案内として、
持ち上げるわけではないんですけど、
話しているから持ち上げるわけではないんですけど、
試行錯誤、いろいろつらいこともあるんだろうなということは、
僕も思っておりますので、
よろしくお願いします。
また、俺に触れて君田さんの話を聞かせていただいて、
リスナーの皆さんにお届けしたいと思っています。
よろしくお願いします。
今年も頑張りたいと思うので、よろしくお願いします。
君田さんにお付き合いいただいて、
独創キャラバンのインタビューログにお越しいただきました。
ありがとうございました。
42:45

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