50キロ地点だったかな、56キロ地点から65キロぐらいずっとサポートエイドがなくて、
先人隣族のワウイ族のプライオリティドーンを走れるというコースがあるんですけど、
その入る手前のエイドの直前に船に乗る区間があるんですね。
船ですか。船で渡る区間があるんですか。
そうなんです。湖を1.5キロぐらい船で移動するんですよ。
それは、その距離は大会のコースには換算されてないんですけど、
走るコースとしてはね。
タイムとしては換算されていて、言うても船なので、そんな5分もかかってないところなんですけど。
そこの区間で、去年も船に乗ったときに、リズム崩すなっていう、5分ぐらい止まってしまうので、
足の調子が変わるなっていうのが分かったので、そこがちょっとキーポイントだなと思っていて、
そこの船降り出すときに、ちょっと調子を見ながら、その後の展開を考えようとしたときに、
そのときにサイン走ってたんですけど、2番手で走られてたナオミ選手って南アフリカの選手と船が一緒になって、
その時点で、ちょっとこう一緒に行こうかと思ったら、やっぱり100キロ強い選手なのもあって、
船降りたら全然私またついていけなくて、そこもまたマイペースで行くしかないなと思いつつ、
なんかこう、体の動き自体は調子良くなくて、ちょっと結構心配してたんで、
サポートエイドでちょっと十分に時間とって、その後のプライオリティゾーンのところは、
ちょっとこう、自分では思ってたより走れなかったゾーンだったっていう形でした。
そこも毎年コースがこの大会は違うんですけど、今回の場合は名前も、
ウルトラマラソンからウルトラトレイルに大会名が変わった。
去年から変わりましたよね。
去年からでしたっけ。
今年からだった。
確かね、今年から。
去年の、そうか、去年の、アナウンサーとなるけどね、大会って。
っていうのもあって、結構ロード空間をトレイルに変更してくれてて、
なので、トレイルランナーとしてはありがたいんですけど、
ちょっと去年よりも走りにくいゾーンが増えた感じで、
気持ち的には楽なんだけど、ペースが上がらずになんか、
自分の作ってたタイムスケジュールよりは、どんどんどんどんそのプライオリティゾーン区間で遅れていっちゃって、
そこが、まあでも後で聞いたらどの選手も結構、だだっぴろい高原とかを走れるので、
日中の時間で日に当たって苦しかったっていう選手は多かったですね。
そっから120キロ地点のところまでサポート営業なくて、
そこで結構私もしんどかったんですけど、みんなしんどいそうだったんで、
どうにかここからもう一回調子を直していこうっていうのをサポーターと話して、
っていう形で、最後はしっかり走れたなっていうのがあるんですけど、
中間の長慣れみがちょっと課題だなっていう印象です。
コース、私もまだタラベラのコースとか見たことがなくて、想像でしかなかったんですけども、
プライオリティゾーンっていうのは、戦獣民族の保護エリアっていう、
そういう開発とか利用が戦獣民族の方たちのために残されて、
特別なエリアということです。
そうですね。なので普段は入れない。
トレイルっていうか走る側としても、
普通のハイキングとかそういうトリッキングのコースとして整備されているエリアと、
またちょっと雰囲気が違って、ちょっとワイルドなとこが残されていると、
そういうイメージなんですかね。
一番多かったのは林道ですね、いわゆる。
ジャングルを走るっていう形ではなくて、牧場でちゃんと牛さんが自由に放牧されているところの間をちゃんと柵とかがあるので、
その間を通ったりだとか、あとは一応そのハイキングコースみたいな形で4キロぐらい、
すごい綺麗な滝のセクションがあって、そこも大会の時しか入れないゾーンなので、
それは去年は朝通った区間だったんで、何も見えず音だけで聞いてて、
綺麗なんだろうなと思ってたのは今年はもう昼だったので、
どの選手も写真撮って、印象的な場所を通らせてもらったりっていうので、
比較的ジャングルっていうよりは走りやすいところでしたね。
そうですね。それはレースの機会だからしか撮れないような特別なエリアということなんですよね。
サポートが入る期間が50キロぐらい離れてたっていう話でしたっけ?
65キロぐらいですかね。
65キロか。結構それ途中にエイドはサポートが入らないエイドはあるんでしょうけれども、
結構長い区間ではありますよね。
そうですね。比較的全体を通すとそこの区間が、結果的には精神力の戦いみたいな形ですね。
自然が楽しめる反面、人の応援というか、そういうのはあまり多くないっていうのもあるだろうし、
そもそもこのティーマイラーで参加された選手が120,30人ぐらい?140人ぐらいでした。
結構少人数のレースなんだなと思うんですよ。
他の全体で見ればもっと多いと思いますけれども。
だから前後人と合わないような区間とかもきっとあったりするんですかね。それだけ。
そうですね。比較的一人で走っている区間が多かったけど、
ちょうどそのプラウティゾーンのところで100キロの選手たちとコースが被るので、
なのでそんな一人きりっていうよりは違うカテゴリーの選手とは会うので、
なんか挨拶したりとか、ティーマイラーだねって言って、
ティーマイラーってだけで褒めてくれるんで、得してましたね。
なるほど。
木村さんはこの3年間ティーマイラーに飛び込まれていて、
ちょっとそういうふうにみんな思われてたか、他方にどうお考えだったかわからないけど、
3年前の初めてかな、ティーマイラーの大会の100マイル。
100マイルはできたのもその年ぐらいですよね。
確かに前は一番長い距離は、
そうなんですか?
ちょっと違ったかもしれないけど、
割とこの2、3年前にできたんじゃないかな、100マイルのカテゴリーがですね。
それにチャレンジして、そのときは最初にスタンプのときは2位で出しちゃって、
去年は山に流れTNFということでもあったので、
それは何というか、3年目のリベンジっていうのか正直です。
そんなふうにも見えたというか、割とその心に残る勝利だったのかな。
そういうストーリーを思い描きたくない。
メディア的には考えてなかったんですけれども、どうでしょう。
本人としては、10位のこととかどれくらい気にされてたのかわからないけれども、
やっぱり優勝っていうのは特別な、今回狙いにしてたっていうところはあったんですか?
正直優勝を狙ってないって言ったら嘘ですけど、
本レースのUTMBに向けて今の課題チェックであり、
スタートが去年も私がついていって、
このスピードでいけないなっていうのが弱点だなと思いつつ、
UTMBも同じくそのスピード以上になるので、
それをついていけなかったら勝負できないなとは思っていたんですけど、
まだそこまで体が11月ぐらいからやっと走り出したぐらいなので、
体の調子としてはまだレース出るのもギリギリまで悩んでたぐらいですね。
なので結果的に順位を意識したのは、
そうですね、そのプライオリティゾーン抜けた120キロで2番に上がったときに、
最初に、今回はカロスである程度心拍数をトラックというか、
そのある程度にきたら、ある程度以上にいかないようなことを心掛けてたとおっしゃったのかなと思ったんですけど、
ちなみにどれぐらいのハートレートで設定されてるんですか?
我々の炭鉱になるかどうかわかりませんけど、
どういうレベル感なのかなと思って、
炭鉱になるかなと思ったんですけど。
レース中はカロスの心拍ゾーンってちょっと一般的なのと違うんですけど、
有酸素持久ゾーンっていうのをベースに走るんだけど、
上りはどうしてもそれより上がってしまうので、
乳酸域値ゾーンに入らないようにっていうところですね。
なるほど。
ビルピンゾーンって書かれてるやつ。
そこまでいかないように、有酸持久パワーの上限で収まるようにっていうのを意識して、
私はついついついていかなきゃとか、上りはしょうがないとか思って、
それで今までの100マイルレース、深部体温を測ってるんですけど、
それも39度台入っちゃって40度入ってっていうので、
潰れていたのもあるので、それを徹底してっていうところですね。
なるほどね。
そうすると、そういうLTゾーンというか、それは人によってトレーニングの、
そういうこれまでのトレーニングの運動会とかに進み具合によっては違うから、
日外に心拍160とか165とかっていうことじゃなくて、
カルスとかを使っていると計算されるゾーンを参考にしているっていう話ですよね。
トロスを使えばそういうことは文章さんと同じようにできますよと。
他のブランドとかにもそういう考え方はあると思うんですけれども。
なるほどなるほど。
簡単なものではないという。
でも、上りで乳酸が溜まってくる心拍数ってみんな、
だいたいこれ以上いくとしんどいなっていうのがあると思うので、
その500下ぐらいを目安にして、上限値にして、
なんかいけちゃうんですけど、やっぱ結果的に潰れる、100マイルの距離だと潰れちゃうので、
なんでそれをどれだけ0%にするかっていうのが、
今のトレーニング状況からするとそこに入るのはリスキーだっていうところで入らないようにっていうのと、
あとはもう、やっぱ厚さが懸念点で、
例年より、さっきも言ったようにトレイルのコース増えて日陰が多かったは多かったんですけど、
やっぱ冬の、今寒波ですけど寒い時期から反対の夏に行くので、
そこの汗の量とかもちょっと私は人より汗かきやすかったり呼吸が乱れやすいので、
そういうのもちょっと計算して補給を変えたりとか、
そこら辺は、なんでどっちかって塗装力っていうよりは、
今までの経験の自分の収穫で賢く走れたみたいな感じです。
なるほど。シーズンの始めというか年が変わって、
2月という季節、あの時期に知るにはちょうどいいにいろいろ。
そうですね。
レースのパフォーマンスもそうですけど、
自分のどれぐらいできるかっていうのをチェックだったりとか、
スピードについて体をガラスっていうのも、そういう意味でも有効なのかな。
それで伺うと思ったんですけど、
パラメーラはこの3回にわたって並行しられたということなので、
こういうエリアの魅力だったりとか、
コミュニティの魅力とか、いろんなことがあるのかなと思うんですけれども、
3度目に参加された君野さんだからこそ、
その時の魅力があるかなと思って、
そこのところもリスナーの皆さんにお伝えできたらいいなと思うんですけれども、
いろんなことあると思うんですけど、
一番気に入りしていただけることはどんなことありますかね。
1番、難しいですね。
いや、1番でも2番でも、何番でもいいです。
思いついた順番でいいです。
そうですね。雷石標高も少ないので、
皆さん走れるんだなっていうのも想像できると思うんですけど、
湖と森がすごい豊富な場所を走れるっていうところで、
中でもスタートと後半のゴールに近くがレッドウッドっていう森のゾーンだったり、
奥もタラウエラフォレストとか、
森の木々が3年経ってやっと素晴らしさを築けたんですけど、
今までは変な話、同じ景色とかちょっと思ってたんですけど、
昨年末に、ちょっと話変わるんですけど、
昨年末に薬島に行って、薬島の森の再生についてちょっと学んだことがあって、
それを通して今回タラウエラの森を見てみると、
本当にシダ植物の、現地ではファーンって言うんですけど、
そのファーンという木々の植生を感じながら走ると、
すごくこの、一回ニュージーランドって全部ほとんどが伐採されてるじゃないですか、木々が。
そこから再生してきた木々を見てると、なんか生命力をすごい感じて、
特に、ラグビーのオールブラックスとか、
エアニュージーの空港のロゴにもなってるんですけど、
シダのデザイン。
あれが白なんですけど、黒白で描かれてて、
私はこのかっこよさで白黒にしてるんだと思ってたんですけど、
シルバーファームっていうシダの葉っぱの裏が白いっていう、
それが昔、先人民族が道しるべとして、
言葉で話しちゃうと周りにばれちゃうから、道しるべとしてそのシルバーファームを、
トレイルに置いて、自分たちの居場所を伝えたとか、
そういうことから由来して、すごく象徴的な忍耐強さとか、
自分たちの強さを象徴するものだっていうことをやっと理解して、
それを特に夜のセクションとかは、
ライトで光るとシルバーファーム。
裏側なんでちょっと見にくいんですけど、
ナイトセクションだとライトに光って、
ちゃんと白っていうのが見えるので、
見えた瞬間にすごく力をもらったりとか。
白い、他の裏が白いのはそれの中で見やすいというか、
道しるべとしても、周りの人たちがやったように見やすい絵体験がそこでできたということなんですね。
そうですね。そんなに多くないんですよね、シルバーファームを。
そこの森の中ですると。
北島に多いとは言われてるらしいんですけど。
そういう触性、ここの森をまた一から作り上げていくという森の強さだったり、
それを通して自分の力で前にプッシュする力を循環させないとなっていうのを、
すごく今年は感じて走れました。