その経験値とかを含めて見れば、キャムさんにとっても非常に心強かったことでしょうし、
そこの成功に向けた大きな理由が一つだったのかなと思います。
とはいうもののですね、やっぱりレース展開、僕も部分部的にしか見ていないですけれども、
非常に積極的に攻めた走りだったのかなというふうにお受けしました。
序盤の方では、本当にレースをリードする場面もあったというふうに伺っていますし、
何より相手がウェスタンスレースと去年のUTMBのチャンピオンのルース・クロフト選手、
そしてケイト・リン・フィルダー選手もウェスタンスレース去年8位だったし、
あとゴールデン・トレイルシリーズとかでも入賞の常連という、お二人ともしかも地元のニュージーランドのアスリートということもあって、
非常に手強いというか、挑戦しがいのある相手だったと思うんですけど、
そういった選手たちを相手に、そういう積極的な走りができたということじゃないですか。
やっぱりそこはどうですか、自分らしく走れた、ある程度想定を思い切って走れた、どんな感じだったんでしょう。
天候とかもかなり、雨も相当強かったように受けましたし、
そのあたりどんなことを思いながら、特に前半からちょっと後半にかけて、何か気持ちの変化とかあったら聞かせていただけないですか。
そうですね、とりあえずチームの皆さんからは、勝ちたいとかそういう気持ちよりも、ニュージーランドのこの地を走ることを楽しんで、
あとはルース選手とかケイトリン選手とか強い選手と一緒に走れることを楽しもうということ、今回課題があったので、
最初からルースさんとケイトリンさんは、多分ペースを抑えるためにずっとお話をされながら走っていらっしゃって、
最初は私の前に別の選手が2人いらっしゃって、
その選手を追いかけるようなつもりで3番手くらいを走ってたんですけど、
その2人の選手がちょっとペースダウンしてきたときに、まさかの一番に踊り出てしまって、
あ、やってしまって、これはオーバーペースだと思いながらもうここから引き返せないので、
そのまま走ってたら、ちょうど後ろからルースさんとケイトリンさんが2人で喋りながら上り坂を走ってきて、
その時、単純にこんなすごい選手と走れて嬉しいという気持ちから英語をほとんど喋れないのに、
私はあなたのことをとても尊敬していて、今走れて嬉しいみたいなことを喋って、
なんとかその2人の背中を追いかけながら最後まで、途中で見えなくなっちゃったんですけど、
そのすごい素晴らしい選手と一緒に走れていることを楽しもうという気持ちで最後まで走ることができて、
そういうメンタルの、勝ちたいとか負けたくないという気持ちよりも楽しむという方が、
自分にとってはすごく力が出たので、それを教えてもらったことも大きかったなと思います。
どうですか、このレースが終わった後とかに、
ルース・クロフト選手で会ったりとか、ケイトリン・フィルター選手とか、
ちょっと挨拶する機会とか、振り返る機会がありました?一緒に。
どんな話をされたのかなと思って。
お話しさせていただいて、
私はほとんど英語がかなり堪能じゃない方なので、
わかったのはケイトリンさんがまたウェスタンステイツで会おうと言ってくださったことと、
ルースさんもかなりコンディションが大変だったねという話をしてくださって。
一緒に仲間として認められたというような経験でもあったのかなと思います。
コースのコンディションですけど、雨でかなりぬかるんでいる場面もあったようですし、
気温については日本と南半球と北半球でだいぶ違う。
結構蒸し暑いぐらいだったというような、いろんなレポートとかを読んで、そんなお話もあったんですけれども。
とりわけ日本の長岡県の雪の中からニュージーランドでレースするというのも、
コンディションとかもそういう意味では合わせていくの大変だったのかなと思うんですけれども、
その辺は苦にならなかったですか。いかがでしたか。
その辺は最初はすごく体をむくんでしまったりして、
コンディションがあまり良くない感覚があって、すごく不安になったんですけど、
やっぱり木見野さんは海外レースにすごく慣れている方なので、
食事の面とかあとは補給の面とか、かなりアドバイスをいただいて、
私もでもなんか自己流ではあったけど、今まで10年くらいかな、
トレーランニングをやっていて、自己流のやり方があったので、
曲げれないみたいな、変えてしまうのが怖いという気持ちがあって、
最初全然言うことを聞けなかったんですけど、
今回、いろいろ海外の他の選手を見て、ニュージーランドに来てみて、
本当に自分のやり方を変えなきゃいけないんだということに気づいて、
本当に教えてもらった通り、できるだけ行ったらすごく体調も良くて、
レース当日の体調がかなり良くて、補給もほとんど失敗がなかったというくらいうまくいって、
今回本当に頑固にならず、これから教えは聞いてという気持ちも込めて、
ニュージーランドのマオリ族の曲をつけています。
ヒスイっていうやつですね。
リレーションシップっていう、仲間との関係性とか自分の信じるということを、
これからトレールラン生活大切にしていきたいなっていう、今回はまた大きな転換があったレースだったので、
胸に刻もうと思って購入させていただきました。
そうですかね、そういう大きなアイオープニングというか、
去年のカガスパの後にお話しを伺った時に、私まだ覚えてるんですけど、
秋山ほのか第2章始まりましたとおっしゃってましたけれども、
第3章は大げさかもしれないけど、2.5章ぐらいは始まったような感じあるんでしょうかね。
そうですね。変わるのが怖かったっていうのもあったんですけど、
今回信じてみたら本当に思った以上の結果が。
例えば色んなことがあるんでしょうけど、例えば食事とかも日本で例えばおにぎり食べるとか、
そういうカーブローディングみたいな、そういう発想とか、
そういう感じだったんだけど、ちょっともうちょっと違う現代的なというか、
科学的なやり方を試してみるとか、そういうイメージなんですかね。
たぶん、おそらくわかんないけど、そんなこと思ってないかもしれないですけど、
企業秘密かなと思って、そこは詳しくまでは言えないですけど。
そうなんですね。けどちょっと自分の常識とは違うようなやり方だったということですかね。
自分が勉強不足っていうかも。
なるほどね。そういう新しい経験をされたということですか。
わかりました。ありがとうございます。
少し今シーズンとかに向けての話を伺っていこうと思うんですけれども、
そこの前の段階でですね、今回のタラウェラはニュージーランドでも
いろんな場所はあると思うんですけれども、このタラウェラについては
ロトルワというところを中心にして比較的走れるレース、100キロの距離ですけれども
累積獲得高度は2300メートルぐらいだったかな、メートルぐらいということですよね。
ですからかなり走りやすいというかスピードが出やすいスピードレースなのかなと
のトレイルレースなのかなというイメージを持っているんですけども、
これまでの秋山さんのイメージからすると山を走ることを結構こだわっているというか、
そういう去年の秋の世界選手権のピルネ山脈とか、
ああいったところも大変な思いはしたけど楽しかったという話も伺った記憶もありますし、
そういう秋山さんが今回スピードレース、タラウェラのスピードレースを
海外での今年のレース一つ目に選ばれたという、ちょっと意外な感じもしたんですけれども、
その辺は何かこういうどういう狙いを持ってタラウェラに走ることを選んだとかっていうのはあるんでしょうか。
何かその思惑があったら聞きたいなと思ったんですけど。
自分一人だったら絶対にこのレースは出ようと思ってなかったと思うんですけど、
その理由についてはやっぱり自分が苦手なことにチャレンジするっていうのは
なかなか自分からはちょっとできなくて、苦手意識もあるので、
やっぱり山、山岳地帯の方が得意っていうこともあって、
どうせ出るならそっちに出たい、そこで勝負したいっていうのが自分だけだったらそうなんですけど、
今回のチームでやっぱりCCCで10位以内に入るためにはスピードも重要だし、
平地での速さも重要だということで、その苦手なところにチャレンジしていくことが目標達成には大事なんじゃないかということを言っていただいて、
それに向けてトレーニングをしながら、今回は本当に全く自信がなくて、
ただ目標達成するためには重要なことって自分でも分かってたので、
来るからにはやりきりたいと思ってたんですけど、
ただ、アンディさんって今コーチをしてくださってる方が、
君は9時間半で走れることはできるかもしれないけれども、正直9時間は厳しいかもしれない。
そこまでの、君はそんな平地のレース走ったことないし、僕にも正直よく分からないっていう、
おっしゃっていただいて、結構厳しいんだなっていうのも思ってたので、
まさか9時間ちょうどくらいで走れるとは自分でも思って、嬉しかったです。
9時間24秒だったかな、なんかそんなんですよね。
素晴らしい結果だったと思います。
日本のトレーラーニングコミュニティの人にとって秋山さんの存在は、
ハセツネカップとかいろいろ国内でもいろんなレース、スカイラーニングのレースとかも、
強く発揮してらっしゃるわけですけれども、海外選手というか、海外に行った時にまだ秋山さんの実績とかを見ても、
自分たちのそういう知ってるレースでの記録とかがあんまりないから、
この人どんな人なんだろうっていう風に思ってた人もいっぱいいたと思うんですけれども、
そういう新しい挑戦で自分を発見した自分の強みを大きく広げることができたこともそうでしょうし、
そういう姿をまた海外のトレーラーニングコミュニティの皆さんに知らしめると言いますか、
お披露目という意味でも大きな意味のあるレースになったのかなと秋山さんにとっても、
大げさに言えば日本のトレーラーニングコミュニティにとっても歴史に残るレースかなと思ったんですけれども、
その話の延長線上でいくと、やっぱりゴールデンチケットの獲得っていうのが大きなトピックかと思います。
大きな方のために解説しておくと、ウェスタンステイツっていうのがアメリカで6月にある、
世界で初めてできた100マイルレース、世界のトレーラーニングコミュニティの中でも非常にリスペクトされていて、
トップレベルの選手が集まる100マイルのレースとして有名なんですけれども、
そこに参加するには普通だと抽選がすごく大変なんですけれども、いくつかの指定されたレースで上位に入ることによって、
そういうエリート選手が直接エントリーできる権利があるということで、このタラベラもその一つになっていて、
上位2人の選手がですね、男女それぞれ2人の選手がそれを獲得できるんですが、
今回の女子のタラベラの102キロの女子のレースでは、ケイトリン・フィルターさんが去年の8位ということで、
トップ10は出場権がありますので、すでに挑戦権を持っているということで、
一つ繰り下がる形で3位の秋山さんがこれをゲットされたということで、
ある程度これはあり得るんじゃないかなと私も思っていたし、私以外の皆さんも思っていたけれども、
やっぱりこれが現実になったというのはすごいことというか、
私が調べた限りでは日本人の女性アスリートで初めてゴールデンチケットを掴んだということだと思うんですね。
さてこれは秋山さん、この間から話していたときには、今年の目標はまずはCCC、今もおっしゃってましたがCCCという話がありましたけれども、
そこはCCC初、8月の終わりですけれども、6月のこの終わりにウェスタンスエイツはカレンダー入ってきましたか。どうでしょう。率直に言うかがあればと思うんですけど。
入ってきました。
入ってきた。素晴らしいですね。
どうですか。抱負と言いますか、これからいろいろ研究したり調整したりということはあるかと思うんですけれども、
ウェスタンスエイツに向けてはどんなふうな思いを今持っていらっしゃるか聞かせていただければと思うんですけれど。
ウェスタンスエイツも初めてだし、100マイルも初めて、スピードレースも今までだったらこのたらべらが初めてで、
そこまで得意分野ではないという意識があるということなんですけども、やっぱり与えられたチャンスはつかみたいということで、
これからどんなチームで生かせていただくのかとか、いろいろと他のチームみんなで考えて向かおうと思ってるんですけど、
やっぱり今回、君野さんの海外経験が自分にすごくいろんな変化をもたらしたように、
自分のウェスタンスエイツでの経験が今後日本のトレーランナーの方のいろんな経験とか、
プラスにつながったらいいなというのも含めて、みんなで挑戦していきたいというのは思っていますし、すごくワクワクしています。
おっしゃる通り、プレッシャーをかけるわけじゃないですけども、
日本のトレーランニングコミュニティ、特に女子のアスリートでトレーランニング、高いレベルで挑戦する価値があるかどうかということを考えるときに、
秋山さんのような存在というか、日本のトレーランニングから世界に挑戦できるという背景を持った人がいらっしゃるということは、非常に大きな意味のあることだと思いますし、
そういう意味で昨日の秋山さんのゴールデンチケット獲得は歴史的な偉業だったと、
まだね、そこは先に続いていく話ですので、あまり申し上げすぎるのも良くないのかもしれませんけど、私たち少し感激した1日となりました。ありがとうございます。
けど、そこはウェスアンセンスはウェスアンセンスでありながらも、また夏はシャモリンにまた挑戦の舞台をまた巡って、それも予定していらっしゃるということですよね。
はい、もちろん。
だから、100マイル100マイルじゃないけど、ダブルということで、なかなか調整というかね、そういうところもそれぞれ個性、プロファイルが違うレースですので、そこは大変なところもあるかもしれませんけれども、
今の秋山さんの勢いなら、きっと何かすごいものをまた我々見られるんじゃないかと楽しみにしたいと思っております。
ありがとうございました。ニュージーランドは初めて行かれるのですかね。
どんなところが気に入られたとか、あるいは食べ物とか、なんかそういうことでちょっと最後にニュージーランドでいいなと思ったことを一つ教えていただければ、それで締めくくりたいと思うんですけど、いかがでしょう。
ありがとうございます。ニュージーランドについてからご飯の方は全部作っていただいて、チームの方に作っていただいていて、
現地の食材を使ってということで、現地の食材がめちゃくちゃ自然の中で作られたものが美味しくて、
それもまた自然が多くて、すごく素敵な一面だなと思ったし、あとはニュージーランドのロトルアのあたりの方々とかがすごくレースに対して一般の方々もみんなすごく積極的というか応援がすごく大きくて、
あとは優しいし、すごく声かけてくださるし、街一体となってこのレースを応援してくださっているという感じがあって、とても素敵なレースだなっていうのを感じました。
なるほど、そうなんですね。ぜひこれを見ていただいている方も、秋山さんのようにゴールデンチケットはなかなか手は届かないかもしれないけど、トレーラーニングのまた新しい楽しみ方というか、日本の静岡の時にゆっくり楽しめるフィールドとして、ニュージーランド、タラベラのレースも来年また検討していただければ、秋山さんと一緒に走る同じような体験をしていただければと。
思います。ありがとうございました。昨日行われたタラベラルトレートレーバーUTMBT102で女子3位のゴールデンチケットを掴まれた秋山ほのかさんでした。ありがとうございました。また日本あるいはどこかで応援にかかれるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。応援ありがとうございました。本当に。
ありがとうございました。
ありがとうございました。