1. Run the World, by DogsorCaravan
  2. #77 ウェスタン・ステイツを前..
2022-06-12 1:21:38

#77 ウェスタン・ステイツを前に・高橋智彦さん、山田陽さん、ナミネムさんと話そう【サンデートレイル】

世界で最初の100マイルレースであり、世界のウルトラランナーの憧れの舞台。今年もアメリカ・カリフォルニア州でウェスタン・ステイツ Westeren Statesが開催されます。2週後に迫った大会を前に、今回出場する3人の皆さんと一緒にウェスタン・ステイツについてあれこれ盛り上がりたいと思います。YouTube Liveのアーカイブはこちら(今回、ライブの音声で岩佐の声が二重に乗ってしまって聞きづらくなっています。このポッドキャストでは聞きやすくなっています。)

https://youtu.be/g5LINsakbGM

DogsorCaravanのライブ配信などの予定をGoogleカレンダーで配信しています。

https://calendar.google.com/calendar/u/0?cid=Y19ta2FrOWhyMm52NzM1YmI1ZXI4bjVxaDFia0Bncm91cC5jYWxlbmRhci5nb29nbGUuY29t

#WesternStates

#ウェスタンステイツ

#RunTheWorld


00:00
♪~
クラブハウスでお送りしている
トレイランニングジャーナルのルームの中でお送りしている
サンデートレイルという日曜日朝の番組でございます
ちょっと2週ぐらい間が空いてますけれども
皆さんお忙しかったということで
久しぶりにお送りしております
昨日ですね
ライブ配信の予定とかを
Googleカレンダー上で確認できる
Googleカレンダー上のカレンダー
なんて言えばいいんですかね
分かる人には分かると思うんですけども
リンクを
クラブハウスのショーノート的なところ
概要欄のところとかYouTubeライブのところとかに貼っておきましたので
もしご関心がある方はそこを
Googleカレンダーに登録しておいていただくと
今日やるんだなとか何時からやるんだなとかっていうのが分かるので
便利かもしれないと思っております
もともとこの予定
僕自身が予定を入れるときに自分のカレンダーに入れていたので
それを公開する用のカレンダーを新しく
作ったとそこに入れるようにしたという感じなんですけども
よろしかったら利用していただければと思います
というわけで
山田さん入っていただきましたね
あと2週後に
ウェスタンステイツが始まると
行われるということで
皆さんご存知で言うか
これ聞いていただいている方にとっては
ご存知の方多いと思いますけれども
アメリカのカリフォルニア州で行われる
100マイルのトレーラーニングレースで
1974年に遡る
世界で最も古いというか伝統ある
100マイルのトレーラーニングレース
ということなんですよね
世界のトップ選手も集まるレースであると同時に
世界中から
トレーラーニングファンが一度は出てみたいという
憧れのレースでもあります
そちらのレースに
今回参加される3人の皆さんをお招きして
2週後のレースに向けた
抱負であるとか
あと私が
私もそれを走ったことがあるので
その辺のお話とか
したいなと思っております
よろしくお願いします
お願いします
レギュラーメンバーのナミネムさんとトマヤさんも
お一緒にしていただいています
今日は5人ですね
選手として走られる
03:01
高橋智彦さん、山田明さん、ナミネムこと渡辺隆裕さん
日本語の話が上がるんですけど
簡単に自己紹介を
お願いしてもよろしいですかね
山田さん聞こえますか
聞こえてますけど声は聞こえますか
聞こえます
1時間逆に勘違いして
こっちの9時スタートだと思っていたら7時でしたね
1時間勘違いしてましたごめんなさい
ちょっと今わたついてましたごめんなさい
大丈夫ですか
そしたら先に高橋さんの方から
もしあれでしたらその間にちょっと
いろいろしますすみません
はい整えますすみません
じゃあ高橋さんお願いしてよろしいですか
はい
高橋智彦と言います
トレイルランニング歴としては
始めたのは2013年になるんですけど
2013年ですね
2013年になるんですけれども
本格的にトレイルランニングをやり始めたとなると
2017年で
割とそんなに長くはない
新参者っていう感じです
ウェスタンステイツは
2019年
18年から
エントリーと言いますかロテリーに
19年当たったんですけど
コロナの影響で2年飛んで
今になっているという感じです
100マイルは今回
今回ウェスタンステイツを走り切ると
13本ぐらいプライベートも含めて
走っているような感じですね
はいそんな感じで
年間に3回とか4回ぐらいの
すごいペースで100万円以上
走り続けてるみたいな感じですよね
多い時で3本
走りました
でも3本が限界かなっていう風に思ってます
なるほど
ハードコアな
高橋さんなんですけれども
じゃあ山田さんいかがですか
大丈夫ですよ
いきますかお願いします
ちょっと待って
どうぞ
という高橋さんと山田さん
山田さんご紹介いただきますけれども
高橋さん2年間
当たったっていうところから2年間の
時間が来せずしてできた
ということになるかと思いますけれども
この間はだいぶ
06:01
万全の準備というか
大きな目標を
持った状態でいろいろトレーニングを
始めたという感じだったですかね
どちらかというとやはり
コロナが
わりと騒がれ始めた頃っていうのは
大会がどんどん中止になって
いろんなUTMFとか
Vibram Hong Kongとか
あとは東京マラソンとか
当たっていたんですけど
のぎ波中止になってその最後が
ウェスタンステイツだったんですよね
モチベーションキープしていたつもりだったんですけど
やはりウェスタンステイツがなくなって
一旦完全にガクッと
モチベーション落ちて
それが2020年の夏ぐらいですかね
そこからはわりとブラブラしていて
昨年
皆さんご存知の
佐々木卓二さんが走られて
その回のポッドキャストを
聞かせてもらいながら
自分の中でもウェスタンステイツの世界が
具体化してきて
そこから本当にモチベーションが上がってきたという感じですね
なのでこの1年がしっかり
トレーニングを進めたかなという感じの状況です
なるほど
そういう意味では
待つ時間は長かったけれども
いよいよ走るっていう意味では
今年以上に
モチベーションというか
いろんな思いを持って走る
今年のウェスタンステイツで参加される方は
そういうことだと思うんですけれども
そうですね
調べるは調べるほどやっぱりすごい大会だなっていうのを
もっと早く調べておいて
モチベーションをキープしておくんだったなっていうのは
今はそういう感じです
なるほどということで
山田さんいかがですか
大丈夫ですかね
山田さんご紹介お願いしてよろしいでしょうか
山田明と申します
アメリカの今ニューヨーク州に住んで
22年目になるんですけれども
トレーラーは2016年に
初めて50キロのレースに出てたのをきっかけに
スタートした感じで
今に至るんですが
初めて100マイルを走ろうと思って挑戦したレースが
ちょっと難しいレースで
09:03
ユタ州のワサチオランド100というレースだったんですけど
それを2度チャレンジして今のところまだ感想できてないんですが
去年その際にナミネムさんとお会いして
それからまた日本のランナーの方たちと交流させてもらっていたりして
今に至ってる状態ですかね
それで100マイルを
ウェスタンステートとしては
最初は日本に帰った際に
アソラウンドトレールを走ったのが確かクオリファインになっていて
1回目の抽選をして
去年の抽選権は
11月のカルフォルニアの4SAMで行われた
リオデラゴという100マイルレースを完走することで
11月が最後のクオリファインレースで
それを抽選権2枚で
僕はウェイトリストっていうリストにまず載ったんです
最初は出場権はなかったんですけど
22番ということで
2年だとなんとか入れるんじゃないかということで
ちょっと半分こうもやもやした形の気持ちの状態だったんですが
とりあえず走るという気持ちで
ずっとその以後半年間
12月から半年間トレーニングしてきたという感じですかね
ということはウェイトリストから繰り上がってきたのが
去年の12月ということですか
ウェイトリストで繰り上がったのが6月の頭ですね
僕が22番目だったので
まだ繰り上がってから
間もないですね
間もないそうなんですか
だからただどっちにしても毎年30番目くらいまでは
ウェイトリストから出てくるという
以前の統計で出ていて
それでもう
出る出ないは関係なく
とりあえずトレーニングをして
まず出るという頭の中で動いてきたということですかね
この半年間は
準備はされていた
もちろんある程度見込みは立てて
確保確実だということで準備はされていたんですよね
とは言うもののけどやっぱり
いよいよ決まったというのは
やっぱりちょっと自分の中で気持ちが高まる瞬間というか
そうですね
大やけにちゃんと
自分がちゃんと出るっていう風になったのは6月の頭だったので
12:01
まだそれまでは
どうなるかなっていうところが半分あったところもありましたけど
多分大丈夫だっていうことだと思ってましたけれども
なるほど
それはすごいな
エントラントリストに考えた
なのでモチベーションキープするっていうのが一番の
特に練習始め12月の終わりから始めたんですけど
そのモチベーションを高めるっていうことが一番
一番大変でしたね
何のためにやってるのかっていうところも
もしかしたら
片透かしかもしれないと思うっていうこともあるかもしれないね
その割にはトレーニングが結構きついトレーニングだったので
自分通常スピードトレーニングとかやらなかったのを
そこから始めるっていうことだったので
モチベーションを高めるっていうことで結構
心の葛藤がすごい強かったですね
田中さんからコーチを受けてるんですよね
11月のリオデラゴの際から田中さんに練習メニューを組んでいただいて
ウエスタンが決まった段階で田中さんのオンラインコーチングを
ちゃんと毎月プランニングしていただいて
そこから始めた形ですね
JR田中並の正確さで今回はいけそうと思って
そうなんですよ
そこも楽しみですね
というわけでじゃあ
我々のレギュラーメンバーの並山さんももちろん
ウエスタンスペースで今年走られるということで
改めてその辺の自己紹介的なところをお願いしていいですか
自己紹介?なるほど
なんか恥ずかしいですね
中部高博AKAナミネムと言いますけど
僕はウエスタン初めてエントリーしたのは2013年ですね
UTMB走ったクオリファイでエントリーしたっていうので
ただその前からアンブレカブルとか
岩瀬さんからいろいろ聞いたり
岩瀬さんは走ってらっしゃったので聞いて
エントリーしてから9年ですよ、当たった
9年くらい?
毎年やっと待ち続けて9年がかりっていうことだったわけですよね
まあ2015年で一回切れちゃったので
またゼロスタートになったので
ただ思いを持ち続けて9年
やっと当たったっていうところですかね
そうそう。もうなんていうんだろう
UTMBももちろんそうですけど
15:00
トレイランニングやってから間もなく知ったっていうのもあるし
僕がずっと追いかけてきたレースなんで
嬉しかったですよね
名前を読み上げられたときは
そうですね。あとウェスタンは
ジローのペースターを2018年にやったり
さっき山田さんも言ってましたけど
リオでコースの一部走ったりしてるんで
本当にいよいよ来たなっていう感じでしたね
今回はナミネムさんが山田さん、高橋さんともつながりがあるということで
今回の配信に出ていただいているんですけれども
そういう意味では
ナミネムさんのウェスタン先生の思いが
高橋さんも山田さんもつながりをつくってということなのかなと思うので
そうですね。今年一緒に走れるっていうのはこういうご縁だと思うんで
こういうのは大切にしていきたいですよね。
そういう三人の方に出ていただくのって時間がどんどん過ぎてきますね。
それでは何をから伺いましょうかね。
どんな…ナミネムさんどうしましょうかね。
友谷さん、これを聞いておきたいというか。
なんか面白いなと思ったのは
近いところで三人が出るっていうのもなかなかないような偶然なのかなと思うのと
その三人がスタートラインにつくまでの
当選するまでのプロセスが全然バラバラすぎて
これもまた今年特有なのかなと思って
もひこさんは2年越しだし、あきらさんはウェイティングでついにだし
ナミネムさんはストレートにそのまま終わっているので
みんなタイムラインがちょっと違うっていうのが
それによってどんな目標を設定するのかなっていうところをお聞きしたいですね。
ナミネムさんはどんな目標ですか。
タイムかな。
タイムですね。
最低限はシルバーバックルのサブ24はマストというかやりたいなっていうのはあって
タイム的なところで言うとやっぱり僕は
友谷と岩澤さんはよく知ってると思うけど
SDSの米山さんいるじゃないですか。
はい。
米山さんのタイムって21時間半なんですよね。
18:01
あのときも僕見ててすごく衝撃を受けて
今回のテーマは彼とセッションしたいなと思ってるんですよね。
だからやっぱり21っていうところが僕の中で浮かんできてて
もともとサブ21って言ってたんですけど
いろいろ総合的に自分のフィジカルとか考えると
21っていうところがいいかなと。
なので、米山さんとのセッションを楽しむっていう意味でも
21をカットするくらいで走れるのが最高だなって思ってますね、今は。
20時間と21時間って結構な違いなんですか。
タイムのチャートをざっと作ってみたときに
過去の経験からも含めて、なかなか手に起きるっていうのは、
僕のトレーラーナーとしてのフィジカル的にはなかなか厳しいなっていうところはあって、
ただ21っていうのはおそらく現実的だなっていうところがあったので、
経験則かな、距離とかプロファイル見て、
自分だったら無理すればいけるかなっていうラインかな。
じゃあそれ20を狙おうとしたら、もう本当に突っ込んでって、
崩れちゃう可能性も非常に高いってことですね。
崩れるリスクは相当ある。
だからベースのペースっていうのを刻みながらどこまで上げていけるかのほうが、
トータルで上田さんステージ楽しめるだろうという。
そうそう。プロファイル的に見ると後半なんですよね。勝負っていうのは。
この暑い時間が過ぎてからのところで、いかにフィジカルを走れるところに持っていけるかってところなんで、
そういうとこかなと思いますね。
なるほど。山田さんはそのあたりはどんなような目標というか、来週末にされたいと思ってますか。
まずこのウェスタンステイトのレースで、やっぱりこのシルバーバックルと普通のバックルとの差がものすごくあるんですね。
やっぱりそこはやっぱり挑戦するんであれば、シルバーバックルを狙いたいっていうのが、皆さんおそらくそう思われると思うし、僕もそう思ったので、
一番最初にトレーニングに入る際に、やっぱり24時間を切る時間でゴールしてみたいっていうのを田中さんに相談したところ、
今現状だと多分20%から30%くらいかもしれないですねっていう。
可能性がですか。
可能性的に。だからそこからどこまでそれをより高い精度に持っていけるかっていうのを、自分の中で挑戦という形でやるしかなかったので、
21:11
彼のプランをほとんど多分、一度コロナに僕はかかったので、その時以外は多分100%練習メニューはこうなしたと思っているので、
あとは体をここからテーパーに入るので少し休めて、どれだけ最後に練習の成果を持っていけるかっていうことと、
あとペーサーを今までつけたことはないんですけど、今回カルフォルニアの野方真也さんに頼んだんですね。
なので、ウェスタンステイトのセオリー的な7時間、14時間で60マイルまで達成するっていうのをまず一番最初の頭に自分の中に入れて、
そこからはもうあとペーサーの方にも、真抜きでついていくっていう形の、ちょっと根性スタイルでいこうかなと思ってますけど、今回に限っては。
いや、そういうね。気合がすごい。
そうですね。多分おそらくここまで時間を使ったり、体力的にできるのはおそらくそんなに今後ないんじゃないかと思っているので、
僕の年齢的なこともありますし。なので、多分ここでやっぱりできる限りのことをして、
それがダメだったらそれでいいんじゃないかっていうか、やるだけやったし、後悔ないんじゃないかというふうに自分で割り切れると思ったんですよね。
そうですよね。何度もやってられるかどうかわからない。
何度もチャンスもなさそうですもんね。
やっぱりやれることを全てやり切って、準備を全部やった上で、同時に臨もうということですよね、きっと。
そうですね。
田中さんの練習はどうですか。相当きつそうな感じしますけど。
基本ベースは怪我をしないっていうのを一番最初におっしゃってくれて、何か調子が悪かったりした場合は、じゃあここはやめてくださいっていう、多分そういう形でしたよ。
そんなにスピードをずっと上げるっていうよりも、メリハリのある練習のプランで、
基本的に僕が一人でずっとトレーニングをしてるので、答えがわからないときが多いんですね。
なので結構トレーニングピックスの中でのコメント欄に、いつも細かいこういうことがありました、こうです、みたいなことを書いたときに、
ちゃんとそれに対して細かく「こういうときはこうしたほうがいいんじゃないですか」みたいなフィードバックをくれるので、トレーニングに関してはそのとおりにしてる形でやってましたけど。
24:16
きつかったですけど。それもいい思い出ということにしておきます。
当選をしてない中でそれを続けるっていうメンタルのところをさっきおっしゃってましたけど、そこのバランスが大変だったのかなと想像してます。
最初に特にナミネムさんとかにもテキストでメンタル面について色々聞いちゃいました。
そういうレース当日、あるいはそれまでのモチベーションとかそういうことですかね。
そうですね。あとはいろんな不安というか今の状況で、こんなんで大丈夫なのかなとか、自分はどうな状況にいるのかもわかりづらかったので。
まあでも、今となってはいい思い出になりました。
あとはリラックスというかリカバリーを時間とるということが一番大事っていうことですね、この2週間は。
そうですね。でもまだ走ったりはするんですけど、ボリュームはだいぶ下がる。40%から60%くらいまで下がると思うので。
はい。今朝である程度の長い練習は終わりました。
ともひこさんはそういう意味ではかなり経験豊富でらっしゃると思うんで、
どんな高い目標を持ってらっしゃるんじゃないかと思うんですけども、いかがですか。
やはりお二人と一緒で、シルバーバックルっていうのは必ず取りたいなっていうのがあります。
ただ、岩瀬さんとか山田さんもそうですけど、僕今回が初めてアメリカのレースを走るんで、
安地さんのことがやはり気になっているのと、どれくらい走れるのかというサーフェイスの状況とかもわからないので、
かなり漠然とはしているんですけど、いろいろ調べてみると、
たぶんウェスタンステージで今まで一番早い記録が、株主さんが2011年の16時間ちょっとぐらいなんですね。
石川さんが2007年とか2006年ぐらいに18時間15分ぐらいで走ってたと思っていて、
27:01
最近だと藤岡さんが2018年19時間に入り、そのときはブログも読ませてもらったんですけど、
ロスとしてそれぐらいっていうことだったので、目標としては、
バッハを見ながら17時間から19時間っていうところを狙いたいなと思っています。
かなり厳しい目標だとは思うんですけど、僕が今回当選したときに、
ウェイトリストに、伊原智一さんも入って、一緒に走れるといいねなんて話をしてて、
今回ウェスタンステージに行くって話をしたときに、トップ10を狙うんだったら17時間っていう話が出てきて、
伊原さんも、もしかしたら来年当選する可能性が高いっていうことを考えて、
ダメ元でとりあえず来年の出走権を得れるんだったら、
出るためにトップ10をダメ元で目指してみるっていうのは面白いなって思って、
高い目標として17時間。現実的な目標としては19時間前後かなって考えて準備をしてきました。
ただそれが本当に叶うのか、アメリカのレースは見たことがないので、全く未知数ですね、そこは。
で、お話もあったけど、17時間台って言うと去年の、今タイム見てるんですけれども、
トップ5に入るぐらいの高いレベルということなんで、18時間とか19時間とかにしてもすごいタイムですけれども、
19時間でもトップ20、去年はトップ20が19時間42分だったんで、
女子選手も入れてなんですよね。だから男子だけで言うと15位くらいになるっていうレベル感なんで、すごいタイムですけれども。
あくまで目標というか。
もちろんね、いろんなことがあると思いますけれども、やっぱりそういう高い目標、
どこまでそれに迫れるかっていうのは、今回のウエストランセスを応援する上での、観戦する上での見どころなのかなと思います。
目標はやっぱり結構3者3様な感じですよね。
ウエストランセス、皆さんもご存じかと思いますけども、
もちろんこういう世界トップレベルの選手、ジム・ウォームズリーとかね、今年は出ませんけれどもとか、
もちろん目標にするレースであると同時に、もう本当に幅広い年齢層というか、
30:01
そうですね。
私自身も、私くらいのレアなんでも出ることもできたし、目標にしているということで、
本当に世界トレイランニング界を代表するというか、レベルゼットするというか、反映したみんなの大会だということなんですけれども。
そうですよね。だから、なかなか僕自身の話はあまり今日するくらいのあり方なんですけど。
質問も受け付けろというナミネムさんからのご指示もありましたので。
僕自身のこともちょっとご紹介すると、何度も話してるんで聞き飽きたという方もいると思うんですけど、
僕も、ちょうど10年くらい前になりますけど、ウェスタンステイツを目標にということを熱心に考えていた時期があって、
2度走ることができたと。
きっかけは、さっき高橋さんがおっしゃった、株主さんが2011年に走って、
なんと2位に入ったという、株主さん自身はUTMBのサインになった時よりもより誇らしい結果だとおっしゃっているのを聞いたことがありますけれども、
そういう話を聞いてですね、自分も株主さんのフォロワーというか、ワナビーとしてはですね、
一度自分もウェスタンステイツだというふうに思って、1回目、2011年の、違うか。
1回エントリー、最初にエントリーした時は外れて、2回目の時に当たったというか、当たったんですよね。
当時は、まだ日本からのエントリーって、割と出場資格を満たすのが結構難しくて、あまり少なかったこともあって、
日本からは誰も出る人いなかったということで、インターナショナルコンシデラレーション枠というのが当時はあって、
僕が日本から1人だけ出られるということになったみたいですね。
その時は、何時間?28時間くらいだったかな。ということで、
なんとその翌年も運良く、今度はチケット1枚で無事に奇跡的に当たりましてですね。
2年連続で2013年も出ることができたと。
その時は、しばばっくる。23時間42分くらいだったかな。ギリギリですけれども、なんとか行けたと。
あれですよね。2回出ればなんとかなるというか。これが大きいというか。
それが2回出るのも大変ですからね。連続とかね。
33:00
逆に言うと、今年走られる、入っていただいている3人の皆さんも、経験いろいろ豊富だと思いますけど、
初めて出るレースというのがハードル高いというか、もちろんコースのプロファイルとかはある程度フォローできるかもしれないけど、
こういう憧れのレースでテンション上がる中で上手い具合に進めるというか、見極めていくというそこの難しさがあるんだろうなと思いますよね。
2回目というとその辺がある程度見えてくるし、単純にそのコースとかもこの後こうなっててああなってて、この先は割と楽に行けるとか、
あるいは逆に苦しいセクションだとかというのがわかっているのと、そこが実際に経験しているのと何もないところというのはやっぱり難しいところで、
なんじゃないかなとは思ったりもしますよね。そういう意味では僕はラッキーというか大変ラッキーだったというところになりますよね。
岩瀬さんとして1回目で不本意というかシルバー取りに行こうとしてダメで、2回目で取りに行ったときに何か反省して大きく変えた部分とかってあるんですか?
1回目はですね、やっぱり失敗というか、タイム的に大きく落ち込んだのはやっぱり後半の、具体的にはフォレストヒルから先なんですよね。
1kmで言うと66、67マイルぐらいのところから。残り60キロとかっていうぐらいですけれども、あそこから先は皆さんももうすでに予習済みだと思いますけれども、
このカルストリートという割と走れるようなセクションで、ラッキージャックのリバークロッシングがあって、そこから先もオーバンリクトリーとか、
あの辺は割と走りやすいセクションだと言われていて、そこを結構走るっていうのが目標達成には大事というか、そこでタイム稼ぐっていうか、稼ぐって言い方も変ですけど、
そこを順調に走れることで順位なりタイムなりっていうところに大きく近づくっていう感じだと思うんですよね。
そこで僕はもう本当は全然ダメになっちゃって、歩いたり。
一回目の。
一回目です、はい。一回目は歩き倒したみたいな、そういう感じだったので、もう大いに予定が崩れたという感じですよね。
逆に2回目は、そこがかなり走れたというか、100キロを走ってきたというところからもう一回復活したというか、いうような感じは自分でも手応えがあったというのが、自分なりにいい結果が出せたっていうところだったかなと思いますね。
36:04
復活した時っていうのは、基本的には涼しくなった時と重なるんですか。
もちろん時間帯で言えば、僕の場合は1回目2回目これ大体同じでしたけど、朝5時にスタートして、フォレストヒル67マイルとかっていうのは大体僕の場合だともう、7時とか8時、20時とか20時、そんなもんだったかな。
まだ明るいけど、もう1時間2時間くらいで暗くなる。だからもうスタートして、フォレストヒルをスタートして、カロストレートに入っていくと暗くなっていって、リバークローシングとかはもう真夜中みたいな、そういう時間帯なんですよね。
だからもちろん、そこからは基本という面でも割と楽になってたのは確かですよね。逆にその前の前半、前半というか100キロくらい、フォレストヒルまでっていうのは色々あるけれども、割と楽しむというか、しんどい時はしないですけど、
結構テンション高いのでなんかいけてしまうというのがあるけど、そこから先が、日も落ちてきて、昼間の感じとはまたちょっと違ってきたりするというのもあると思うんですけども、そこから先がかなりしんどいのかなと。
そこから先が勝負というか、目標を持って走るっていう場合には試される時間帯なのかなと思いますね。
これはいい感じのポイントですよね。
どうですかお二人。この機会に質問を。
ちなみに一度目の挑戦の際は何時間でゴールを出されたんですか。
僕ね、今ちょっと見ようと思ったんですけど、28時間くらいだったんじゃないかな。ちょっと今簡単に見れますよね。
そのくらいだったと記憶してますよ。28時間台だったような気がするなあ。
そうですよね。
逆にホレストヒルズに着く時間の時は、1回目も2回目もそれほど変わらない時間帯で到着してたってことですか。
そんなに変わってなかったと思うんですよね。ちょっと今、ちゃんと調べないといけないけど。
調べておくべきだったな。ごめんなさい。1回目はね、もうちょっと早かったですね。25時間、27分でフィニッシュしてますね。
あ、25時間か。
25時間台だったんだ。夜中の20ぐらい。
じゃあ、惜しい感じですね。
39:07
ホレストヒルまでそんなに変わらなかったんじゃないかなと思いますね。
ちょっとこう、記憶だいたいそうだったと記憶していますよ。
ただ、その2回目の時も、順調にホレストヒルズ以降走り合ったというものの、その後、どこだったかな。
ALT、オーバーレクトレイルグだったか、後半の後半というか、あと20~30キロぐらいになってきたところで、胃がムカムカしてきちゃって。
またダメになってきちゃうというか、ペースが上がってくると、またそういうトラブル出てくるみたいな感じで。
あれですよね、ペーサーに甲羅取り上げられたってやつ。
ああ、そう。その辺が一番テンションが高かったというか、ペースが上がった辺りだったんじゃないかな。
だから座って休もうと思ったら、座ってる暇なんかねえみたいな感じで取り上げられて。
そうですそうです。思い出した思い出した。
その辺が、だからホレストヒルを出てから、カルストリートのヒードセンション。
リバークロッシングの前までのセクションが、そこがやっぱりちょっと苦しかったけれども、
甲羅を取り上げられたりというような、鬼のペースのおかげで、あまりペースを落とさずに進んだと。
そこから、リバークロッシングから先、もう真夜中ですけど、そこからが結構テンションが上がって、ペースが上がったんですよ。
そこで、リバークロッシングの手前までは、なんとか死なないように持ちこたえてるみたいなイメージ。
あんまりペースが落ち着きない、もうダダ歩きにならないようになんとかこらえてるというような感じだった。
なるほどなるほど。だから死んじゃダメだけど、走り続けていくっていうのが大事ってことですよね。
そこからそれをなんとか持ちこたえた。皆さんも多分、特に高橋さんとかはたくさん経験した人もいると思うんですけど、
急にもう死にそうに苦しかったところから、ふっとお体もちろん疲れてるはずなのに、なぜかまた走れてしまうみたいな。
復活の瞬間が現れて、そこから多分10キロとか15キロとか走れたんだけど、
またちょっと異常が、胃がなんかムカムカしてきちゃってというようなところを経て、
けどそこでなんとか少し貯金を作れたので、なんとかシルバーバックルには行けるから、
なんとかフィニッシュはできるように持ちこたえていこうというような感じだったという記憶ですね。
42:03
一つのサンプルでしかないですけれども。
面白いですね。貴重なサンプルです。
なかなか、僕もその時点で100マイル走ったのってまだ2,3回ぐらい。
というか僕ウェスタン説以降は100マイル走れたって言って走ってないんじゃないかなと思うんですけど。
あれ?UTMFの後に走ったのかな?
UTMF2012年に走って、ウェスタンで翌年のウェスタン説って感じでしたもんね。
だから、なかなかは、もちろんもっと経験積んでいけば、皆さんみたいに経験積んでいけば、
自分でも完璧な走りっていうのができるのかもしれないけど、なかなかそこまでっていうのは難しいですよね。
いろんなことが起こってしまうというか、そこが面白さだと思うんですけども。
高橋さんどうですか、ご質問とか。
僕はやっぱり、暑い暑いっていう話がよくつくので、
ナミニウムさんも山田さんも近く走られていると思うんですけど、
何がそんなに暑いのか。
体感的に日本で感じたことがある経験と何に近いのか。
比較できることがあれば、そういったことをお聞きしたいなと思います。
岩瀬さんどうですか、暑さっていう側面は。
これはなかなか変化激しいっていうか、情報を入れてらっしゃると思いますけども、
いわゆるキャニオンの中ですよね、そこが暑いと言われてますよね。
僕の時は2013年の時が暑かった年でしたけれども、
スタートのところはもちろん、パリセールだった方かな、今はね、そういうんですけども、
そこのあたりとかは2000m超えの高いところなんで、そんなに暑いとかっていうことを感じることなく、むしろ寒いぐらいだと思いますけれども。
僕のイメージとしてはキャニオン4つというふうには記憶してるんですけれども、
このフォレストヒルに至るまでにですね、大小を4つと意識してる。
僕の2つ目3つ目あたりが結構深い谷、400m、これもちょっとウロ覚えなんですけども、
メートルで言うと400mぐらいですよ、デーサを降りていくって。
そうですよね、400ダウンぐらい。
で、また登り返すっていうようなところだと思いますけれども、そこがやっぱり、谷の底の方がかなり暑い。
45:06
けどまあ、確かに長時間いるとつらいなという暑さではあると思いますけど、
高井さんおっしゃったような、日本の最近の暑さって言うんですか、
タマガシとか、そういう遮るもののないところでの暑さというところからすれば、
一つのトレーニングというか想定の範囲内じゃないかなと思いますけれどもね。
どうでしょうね。
そうですね。僕と山田さんがリオを走ったときは冬だったんで、
そんなにグリーンゲート以降の地下も通れる、キャニオンでもないので暑さっていうのはあるんですけど、
僕、暑いと思ったのは、二郎のペースタしたときにロビースフラットで最初にエードワークをサポートしてたんですけど、
それ30マイル。一つ目のダンカンキャニオンを越えていくところなんですけど、
エードにいてもめちゃくちゃ暑いんですよ。キャニオンは当然すごい暑いんですよね。
日本とは違うのは湿度が大きく違って、日差しも結構強烈ですし、
やっぱりちょっと湿度は違うけど、逆に言うと日本人があまり体験しないような暑さでもあるので、
暑い年は40度近くまでいっちゃうっていうのもあるので。
僕のときもそう思ったな。
やっぱり氷をいかに有効に使うかっていうのが重要かなって思いました。そのとき。
ダンカンキャニオン、最初の大きなキャニオンはエードがなくてスティンギングブリッジがあるだけで、そこはエードがないんですよね。
で、そのまま登り返して、デビルズ・サムがあって。
ラストチャンスの43マイルの後にデビルズ・サムがあって、そこにでかいキャニオンがあって。
そのキャニオンの底にはエードステーションがあるんですよね。
ダンカンはあります。
そうですね。だからエードがあっても暑いのには変わりはないんですけど、ひとつの心の支えにはなるというか。
あといいポイントとしては、2つ目のラストチャンスからデビルズ・サムを超えた、
デビルズ・サム47マイル地点はアイスキャンディがあるっていう。
早く行かないとなくなっちゃう。
早く行かないとなくなっちゃうけど、それをめがけて頑張るっていう。
48:03
あれ、ポプスティックオーでしたっけ?
ポプスティックオー、そうですね。
間違ってもアイスキャンディくれって言ったら出てこないって言ってたよね、日本的に。
和製英語では通常やんで。
ポプスティックオーくれって言わないと出てこないって。
ウェスタンステージに限らないと思いますけど、みんなもやってると思いますけど、
皆さんもご存じだと思いますけど、途中のクリークというか、小さい沢みたいなところを渡るところとかで、
体をそこに浸すとか、そういうノウハウというか、僕もやりましたけど。
ロボンマッスルですかね。
そんな危険な深いところじゃないんで、僕の時とかだと、くるぶしぐらいの浅いところなんで、
そこに体を浸すぐらいのイメージだったと思いますけど、そういうことをしたりとか。
あとは、暑さ対策で。
他の人はあんましてなかったけど、僕が良かったのは、アメリカでもあると思うんですけど、
首巻きっていうんですか。
中にゲル状になるものが入ってて、首にこれを巻いておくと、長時間、乗算熱を奪って冷えるっていうやつあるじゃないですか。
これは悪くなかったというか、僕もやりましたけど、見た目はあんまり良いとは思いませんけど、
他の選手はしてなかったと思いますけど、割と良かったんじゃないかなと思います。
アイスバンダナはしなかったんですね、岩本さんは。
アイスバンダナはもちろんしましたよ。
エイド出たときに、キャップの中に何個かアイスをちょっと入れて分けてもらって、
で、それをそのままひっくり返して頭に乗っけるみたいな。
アイスバンダナってのは、濡らしたバンダナを首に巻くとかするの?
バンダナを改良して、氷をいっぱい入れれるようにしておくんですよ。
で、それを首に巻くんですよね。
でも確かにそれは、氷が溶けちゃうとただのバンダナになっちゃって、
それより、さっき岩瀬さんが言ってたゲル状のやつは、溶けたように持って行ったほうが良さそうですよね。
そうですね。蒸発するときの気化熱を奪うってやつなんで、
アイスバンダナが溶けちゃった後でも効果はあるかもしれないですね。
それはそう思いました、今。
アメリカではあまりないものなのかもしれないですね。
51:00
そうですね、あまり見たことない。
そうかもしれないですね。
あと紫外線がすごく強いので、
末尾をみんな真っ白になるぐらい日焼け止めを塗って臨んだほうがいいですね。
エイドステーションごとに塗り直すっていうかしないと。
落ちちゃいますもんね。
結構パワーをそこから奪われてしまう。
確かに確かに。
特に夜になるまではエイドステーションで全部見直すっていうか、
スプレー状のもあるので全部スプレーしてもらうとかする。
多分普通のエイドのボランティアの方もアメリカだと結構UVのやつスプレーで持ってたりするので、
聞いたら多分貸してくれると思います。スプレーしてくれると思います。
なるほどなるほど。
そこは僕もあまり意識しなかったけど、確かにその終わった後は日焼けも含めて。
日焼けが。
すごい大変な目にあった。
しかも日焼けって結構疲れるじゃないですか。
レース中であってもそうですよね。
エナジーを奪われてしまうので、そこはすごく重要なんじゃないかなとは思うんですけど。
なるほどなるほど。
日本からだと多分乾燥した中の高温っていうのはあんまりあったことはないかもしれない状態が。
でもヨーロッパ、高橋さんだったらヨーロッパの山は走られてるから、
おそらく暑い年のUTMBとかだったらそういう状況に陥ってるんじゃないかなと思うので、
多分暑いカラッとした山なのに体の水分が全部奪われてるみたいな。
あんまり喉は乾いてないんだけど、実はすごい脱水症状になってるみたいな状況になりうる可能性はすごいあると思いますね。
蒸し暑さはないからわりとサラッとして気持ちいいなと思うんだけど、
実はすごい汗かいてて、水分奪われてるという話ですよね。
それはありえません。
2019年は、たぶん高橋さんもそうだと思うんですけど、僕もUTMB出てて、あの年は結構暑くて序盤が。
結構序盤が脱水っぽくなったのは、洋君やったらしいですね。
だからそこは湿度はなかったですけど。
そういうとこありますよね。
逆の話で言うと、その年によっては全然違っていて、
2012年に出た時は逆に天気悪くて、ものすごい寒かったですよね。
その時、ティミー・テモシー・オルソンがコースレコードを、
54:02
気温が低かったこともあった、幸いしたと思うんですけど、コースレコードをその時に出した年ですけど、
ものすごい寒くて、特にスタートから冷たい雨が降り続けていて、
前も、南美名さんとお話したことあるけど、指先が、
糖症というか、しばらく日本に帰ってからも何ヶ月か痺れたような状態だったということもありますね。
もちろんその時、手袋とかあまり想定していなかったので、
ウィンドジャケットぐらいは着て走ってはいたんですけど、
ここまでの寒さとは全く想定していなかったというのがありましたよね。
ある程度、天気予報で用意する装備とかは想定できると思いますけれども、
年によってはそんなこともあるっていう。
一応日本からは、レインとかテレビくんは持って行った方が良さそうだったよね。
最小限のところというかね。なかなか難しいですけど、また1日の中で変わるとは思うんで、
ハイランドのスタートのほうはそうやってやっても、またフォレストヘリコーは全然違うとか。
いいですね。
そういうこともあると思うんで、なかなかそこが難しいですけども、
工夫のしようはしがいがあるというか、ポジティブに言えばそういうところかなと思いますね。
そうですね。
他に何かありますか、お二方の質問は。
補給はどうなさってたんですか。
補給ですか。
補給は特別なことは特に記憶ないんですけれども、
基本は日本から補給食を万全でという感じでもなくて、
ジェルとかエイドにあるものとかを中心にしていたと思いますね。
当時もグーだったかな、グーエナジーラブだったかと思いますけど、
ジェルとか結構エイドでも取れたので、僕はそういうものも活用しながら、
バックパック、それをほぼ取っていた。
あとこれもよくあるティップスなので、皆さんご存知だと思いますけど、
そういうルール上も大丈夫だと思うんですけど、
こういうジップロックみたいなプラスチックのバッグを用意しておいて、
ちょっとエイドで食べて、クラッカーとか、PBJのサンドイッチとかをちょっと一つぐらい
入れさせてもらって、エイドはできるだけ早く出て、歩きながら、
あるいは登りのゆっくり進むところでこれをちょっとずつ食べながらというような、
57:04
せこい時間稼ぎでもないか。よくあるティップスだと思いますけども、
そんなこととかもしてたかな。
岩瀬さんバックパックじゃなかったですね、ハンドボトル。
クラシックスタイルでいきましたもん。だからウエストポーチバンドっていうんですか。
ウルトラスパイアだったかな。
本当に1回目は割と結構物が入るものを持ったんですけど、
2回目はもう切り詰めてっていうか、
ミニマルスタイルで。
ジェルが何個か入るのと、スマホが入りを入れて、
一応ウィンドジャケットぐらいは入ったかな。本当にそれぐらいで望んで。
で、ボトルを2つ手に持ってっていう感じですね。
16オンスぐらいの、600ミリリットルぐらい入る、
結構大きめのボトルを両手に持ってっていうスタイルでしたね。
そうですよね。
水って、僕も今回1.2くらい常備持つ予定なんですけど、それって足りるもんですか?
よく飲む人はもうちょっと持たないとダメ?
それは結構暑いときは大いにしたことはないと思いますけど、
あとはどれぐらい走るのに負担にかかるか。
後半はいいと思うんですよね。
エイドは後半はボトル1本で行きましたね。
フォレストヒルでボトル1つに置いて、残りのボトル1本だけでそこからは走りましたね。
うーん、なるほど。
今回お二人はバックパックですか?ハンドル?
僕はウエストバックとソフトフラッシュクをショーツに挟むようになって持ってて。
現代はそれがいいですよ、きっと。
ハンドボトルも考えたんですけど、ちょっと自分には合わなくて。
やっぱり両手が開く状態で走りたいっていうところで、一番いいのはそれかなと思いました。
山田さんもバックパックですよね。
はい。背中に氷を入れたかったので、バックパックの方が。
暑いときに大きな氷を背中に背負ってたほうが、体を冷やすには一番いいのかなと思ったときに、
おそらくバックパックのほうがいいのかなと思ってバックパックにしました。
一番軽量なものにしましたけど。
僕もバックパックですね。レイドライトのすごい小さいミニマルなやつですけど、
1:00:03
背中に氷を入れる予定でしてる感じですね。
現代はそれが正解だと思いますね。
僕がボトルっていうのも、もちろん当時ソフトフラスクとかって、そんなにまだ普及というか、そんな出なかったというのもありますけど、
何を隠そう、その影響を受けたのは、やっぱりアンブレイカブルの、トニー・クルピチカスタイルなんで、
トニーの真似をしたというのは正直なところじゃないですかね。
かっこいいですけどね、ハンドボトルは。
筋力が。
ボトルも走ってみるとそんなに、もちろんレベルというか、
アンブレイカブルでは優勝したジェフ・ローズとかもみんなボトルでしたけどね。
キリアンは何も持ってなかったけど。
キリアンは手ぶらでしたよね。
キリアンは手ぶらでしたけどね。それで雑炊になってましたけども。
ボトルも、そういう意味では、かっこよさというか、それを使っただけなのかもしれないですけど、
現代ではソフトフラスクが一番最適解ですよね、きっと。
あとじゃあ僕のほうから、もうちょっとポイントがあるとすれば、
やっぱびしょびしょになるんで、すれとかの対策。
常に水をかぶってる状態だと思うんで。それってなんかされてました?
これはね、あんまり知ってなかったですね。
例えばほら、水浴びてるときも。
反省点ですよね。
靴だけは保護するのか、もう全部いっちゃうのか。
これも気になるんですよね。
それはね、痛みを楽しむしかないですね。
それは僕の時のパターンで、他にやり方あると思うんですけど。
全部いっちゃってんだってことですね。
だからシューズ、別にウェスタンスレッドに限らないと思うんですけど、
長い100キロ、100マイルになってくると、足が、豆ができるとか、爪が死ぬとか、
そういう話、避けられないと思うんですけど。
当時も、なんか足にスタートする前に塗るとかっていうことはしていたとは思うんですが、
やっぱりフィニッシュした時にはそこまで、もう途中でケアする余裕がなくなってしまって、
フィニッシュした後はもう豆が足の裏全体に広がってて、
歩くのもままならない、痛さで歩くのもままならないという状態でしたね。
1:03:06
それは1回目も2回目も、2回目が広かったですかね。
なんか翌朝、どっか行ったんですよね。
行ったほうが、車でちょっと、
行ったんですか?
散歩じゃないけど、見に行ったりもしましたけど、
その時も、車から降りて歩くことはちょっと難しかったですよね。
それ覚えてますね。
だからそこは、それはそうならざるを得ないということでは多分なくて、
多分なみなみさんとか、ともさん、ともいこさんや山田さん、ご存知なんじゃないかと、
そういうケアの仕方がきっとあると思うんで、そこはやっぱりかなりやっておいたほうがいいですね。
僕もやっぱりそこは反省点というか、工夫すべきだったなと思いますけどね。
そうですね。靴下をチェンジする戦略っていうのも、ある程度は立てないとかなっていうところですよね。
確かに僕の乏しい100マイル経験で言っても、
マウントフジ、UTMFとかモンブランと比べても、やっぱりウェスタンステージの時の足のやられ方の方、
足の裏ですよね。激しかった記憶がある。
やっぱりそれはやっぱり水、暑いから水かぶったり、
さっきみたいに全部クリークに、体を浸したりするとかっていうところがやっぱり原因なのかなと、今話しながら思いましたね。
タクジ先生はね、序盤は割と体はつけるけど足はつけないみたいな感じにやってましたからね。
そうですね。そこはなんかそういうのがいいのかもしれないですね。
周りが割とみんなドカーンと豪快に行くから、自分もなんかそれ言っちゃうんだけど。
そう思うけど、そこはちょっと考え物だなと思いながら、
まあわかんないですけど、余裕がなくて時間もなかったら全部入っちゃうかもしれない。
まあ足は浮かせて体は浸すみたいな、それぐらいの慎重さがあったほうがいいのかもしれないですね。
ねえ、なんかそうかなーって思いながら、ちょっとわかんない、どうしようかなーっていう。
お二人は靴とか交換される予定ですか?
僕はラッキージャッキーの後で買える予定で。
あとはちょっと豆対策っていうところで、田中圭介さんに相談とお話を伺って、
1:06:00
1週間ぐらい前から足裏にワセリンを塗って保湿しておくとだいぶ良いという話を伺って。
それはちょっと取り入れようかなと思って。
それはいいですね。
あとはところどころドロップバッグにテングバウムかワセリンか置いてケアしながら、
靴下は2,3回交換したいなって考えてますね。
なるほど。
そうですよねー。
確かに。
そんな感じですよね。
僕も今思い出しましたけども、ラッキージャッキーのリバークローシングのところって、
今もそうだと思いますけども、川を渡る前と後に2つエイドがあるんですよね。
僕は、アンブレイカブルの映画のイメージで、川を渡ってそのまま走るイメージでいたんですけども、
実際にそうしたんですけども、実際にはほとんどの人はそこで着替えてるんですよね。
川を渡った後のエイドの。
こういうテントみたいなのを建ててあるので、ちゃんと着替えられるスペースがあるんですよね。
だからそこに全部、ドロップバッグで一式揃えて、シューズからショーツとかそういうものを揃えておいて、
そこで全部着替えてから、また乾いた状態で、フレッシュな状態で走るっていうのが、
少なくともシルバーバックルぐらいのレベルだったら、それが普通ということらしいですね。
だから僕がしたんだことになったというのも、
ズブ濡れに、このリバークロッシングで川で渡って、
ズブ濡れになった後、ちゃんとケアをしなかったのが大きな理由だというような気もしますね。
だからそこがポイントかなーっていう気がしますね。
ポイントだと思いますね。
あと、自分の愚行というか、おろこされということで、前も話したことあるかもしれないですけど、
1回目の2012年のウェスタンステージのときって、
フォレストヒルム部までは、ニューバナーズの例のMT-110入ってたんですよね。
MT-110入ってましたね。
超薄底のMT-110。
あれが、
あの時はあれが最先端でしたよね。
けどね、あれは大失敗でしたね。
僕にとっては少なくとも。
あれは、トニー・クレペチカの口座役というか、真似をしすぎて。
失敗っていうのは具体的にどうなっちゃったんですか。
1:09:00
足がただだるいっていうか、
痛いっていう、別に痛いってわけじゃないですけど、かなり疲れた感じが100キロ走ってきた時点ではしてましたよね。
そこで何かを見かけたんですけれども、
その後の思想感は他にもいろいろ言われたと思うんですけども、
あんまりいい選択じゃなかったというか、もちろん人によると思うんですけども、
トニーはそういうのがいいと思うんですけども、
よかったんだと思うんですけども、
ちょっと私にはあんまりいい選択じゃなかった。
やるなら逆ですよね。ワンセンをラッキーチャッキの向こう側に置いて。
そうかもしれないですね。
そういうのは走れるセクションだし、そういう戦略があり得るかもしれないですね。
2回目の時、13年の時は、
モントレールのバハダっていうね、
バハダ。
一応今もあるかな。
今もあるよ。
すごくいい、100マイル当時としてはベストのシューズだと思いますけれども、
これで非常によかった。正解だった。
要は非常に愚かな話で恐縮なんですけども、
自分の経験に基づかない、受け売りと格好良さそうだからというだけで選ぶと大変な目に遭うという。
非常に、今日高橋さん、山田さん、並野さんには申し訳ない、
非常に全然参考にならない失敗をいろいろしていたということが、
改めて明らかになりましたね。
どうですか。
お二人、他に何か質問とかありますか。
いわすさんに聞きたいのは、やっぱり2回走られてるのはいわすさんだけかなと思うので、
1回目の経験を踏まえて、2回目に取り入れた補給だったり対策だったり、
今お話にあったと思うんですけども、
それでまた今度、もし3回目走る機会があって、体調もベストコンディションでなったら、
どういった形でレッスンプランを組むのかっていうのは、
一通り最初から最後までお話を伺いたいところなんですけど。
どうなんでしょう。
今はだいぶ、あの頃のフィットネス状況から自分が外れてしまってる感じがあるので、
なかなか現実的な想定点じゃないかもしれないですけども、
もし2014年に走るようなことがあったとすればですかね。
1:12:05
やっぱり、自分の経験の話になりますけど、
ストレスとヒルからその後がどういうふうに順調に走れるかっていうところが大事というか、
そこからトレーニングだったりとか、
足から先、快適に走れるような準備、
例えばリバークロッシングの後でちゃんと着替えるような用意をしておくとか、
足の濡れとか、
ワセリンとかで保湿をしばらく前から続けておくとか、
そういうアイディアあるのかとか、今は思いましたけども、
そういう100キロ越えからどれだけ走れるか、
総力という点でももちろんですけども、
快適に走れるような備えをできるだけそこにしておくっていうところが大事なのかなと思いました。
2014年、今の状況で僕はまたウェスタンステイツで走れるようになるまでには、
機会チャンスがあったとしても、なかなか道は遠いというか、
だいぶトレーニングを仕上げていくのがすごい大変だと思うので、
あんまり現実的に浮かんでこないんですけれども、
そんなことがあればいいかなと思いますね。
またけど、友理くまみたいに17時間台とかっていうレベルで行くと、
多分違うティップスというか、いろんなあるんじゃないかなと思うんで、どうなんでしょうね。
ちょっとすみません、いい答えになっていないんですけれど。
でも大丈夫です。ありがとうございます。
すいません。
はい。こんな感じですかね。お時間いただいてしまったので。
そうですね。
ちなみに最後、もうあと2週間になりますけども、
じゃあもう来週の今頃ぐらいから旅の準備という感じになりますかね、皆さん。
なみのよさんはどうですか。
僕は、まあ、明日最後でもないか。
だけど、ほぼ終わって、ちょっとパッキングも始めようかなと思ってる感じで、
21日の便で行くんで、1週間くらいかけて、あーだこーだパッキングしてって感じですかね。
高橋さんも同じくらいのスケジュール感ですか。
1:15:00
そうですね。僕はなみのよさんの1日後で22日の便で行きます。
山田さんもニューヨークからカリフォルニアは結構長旅、もちろん飛行機とかで移動ですよね。
そうですね。5時間くらいかかるんですかね、飛行機で。
なので21日に僕も旅立って、サンフランシスコでなみのよさんと落ち会う感じですかね。
そこから一緒にレンタカーで会場の近くに向かっていくということですね。
じゃあいよいよ来週、始まるという感じで盛り上がりそうですね。
もう仕事が手につかないっていう。
日本からも今回、渡辺千春さんだとか。
あとはコロラドから、純子さん。
はい、和田純子さん。
純子さんが出走されるということで。
私もこのPodcastでもインタビューさせていただいたことありますけども、
がんを克服されてからウルトラマラソンに取り組まれてという。
特に現地のコロラド、デンバーにお住いで、デンバーでは有名なウルトラランド出身が有名でいらっしゃいます。
いろんなメディアとかでも紹介されている、純子さんもウェスタンスレッドで出られるということですよね。
ブランドスラウもなさってる。
すごいですね。
UTM-Bも出てらっしゃった。
レッドビルも何回目?
レッドビルに今回も出てから、ウェスタンに来るっていうことです。
あーそうか。
タフですね。
ハリガヤカナエさんとかも女性モデルられるし、というエントリーリストの名前がありましたね。
ハワイの方ですかね。
多分日本の方で。
結婚されて性格変わったけど、ハセツネとかでも上位に入ってらっしゃったのを僕は記憶してますけど。
数名日本人の方の名前が出走サービスの中にあったので、ドラマの向こうで何人かお会いするんじゃないかなと。
そうですね。それも楽しみですね。お会いできるのが。
今年はインターナショナル枠で出ファーしてた、高橋さんとかもそうだと思うんですけど、出られてない方が今年出るということなんで、
1:18:03
例年以上でインターナショナルな感じのスター・ステースになるということを見たいですよね。
そうですね。あとは、今ウェイティングリストでも40人近く繰り上がってきてるので、おそらくもう少し出変わりがあるんじゃないかなと。
あと2週間できっと多分数十人は変わってくるんじゃないかなと。
なるほど。
結構繰り上がってますね。
今年初めて75名っていうウェイティングリストの数になってるので、多分最後でギリギリ入れ替わってくる人たちもいるんじゃないかなと思います。
なるほど。
もしかしたら意外なあの人も入るかもしれないので、最後までリストに目が離せないということになりますか。
去年もやってましたけど、ライブ配信がすごく充実しているので、私もそれを楽しみに応援したいなと思っております。
すっきり帰ってきたいですけど、ボロボロでもいいから。帰ってきたいです。
そう、けど、なんかね、そういえば思い出したけど、僕の年とかでも、フィニッシュの近くとかでもクマ出たりとか、クマ待ちで20分くらい待機してたとかって話とかも何年か前に聞いたことがあるし。
僕の時もなんか、僕はあんま気がつかなかったんですけど、フェイサーがですね、今ここにラトルスネークがガラガラヒビが聞こえたとか言ってたりとか、いろいろそういうワイルドな感じなので、これ気をつけてぜひ楽しんでいただければと思います。
はい、わかりました。
というわけで、これで締めくくりましょうか。サンデートレイということでお送りしました。
ウェスタンステイツを前にして、日本関係でご出場される高橋友彦さん、山田明さん、波乃夢向子と渡辺貴寛さんにお話を伺いました。
これまたPodcastにも配信する予定ですし、あとPodcastの方にこういうライブ配信の予定を表示知らせするGoogleカレンダーも作ったりもしていますので、概要欄とか見ていただければリンクありますので、もしよかったら登録していただいて活用していただければと思います。
というわけでございました。また終わった後にでも、皆さん順調であればまた振り返りのお話とかも聞けたらいいかなと思いますので、ぜひぜひまたお願いします。
はい。
ありがとうございました。
また2週間後、応援してますので、皆さん頑張ってください。
1:21:02
ありがとうございました。
富山さんもありがとうございました。
皆さん、体調にはまず一番気をつけて、いい状態でスタートラインに立ってください。
はい、ありがとうございました。
応援してます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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