DogsorCaravan のポッドキャスト Run the World へようこそということで、今回このエピソードはですね、
この2023年のUTMBですね、Dacia UTMB Mont-Blancに合わせたシリーズということで、
Mont-Blanc Watch というシリーズのエピソードをお送りしています。
今日は、昨日行われた OCC の話を中心に、上田瑠偉さんにお越しいただいてお話聞きます。
上田さんおはようございます。
おはようございます。
ご無沙汰していますというか、前回お会いした時から、世界選手権の後に大きな怪我をされたということでしたけれども、
順調に回復されているようで良かったです。
ご心配おかけしました。
いえいえいえ。
6月のお話として怪我をされたのですね。
もう2ヶ月半ぐらい経ちましたが、いよいよ来週ですか?
レースに復帰という感じですか?
はい、一応ザオースカイランで復帰をする予定で準備しています。
だいぶ体調というか、フィットレスに戻ってきた感じ、手応えありますか?
いやー、全然戻ってきていないですね。
優勝争いまで絡めるかはちょっと自信ないですけど、
まあまあでもやっぱり普通に走れるようになってきたので、そういったところで支援を受けたいなというところで出場します。
ファンの皆さんというか、皆さん心配されていると思うので、走る姿というか元気な姿がレースの会場で見られるというのは嬉しい。
来週ザオースカイレスになるかと思います。楽しみにしたいと思いますけれども。
その話にちょっと先立ってということになりますけれど、今何といっても今回はUTMB開催中で、
私も今回は日本にいまして、ライブ配信も日本語がないよということで、何しようかなということでこういうエピソードを撮ったりしているわけなんですけれども。
うらさんは昨日のUTMBのオーシスシェイを行いましたけれども、ご覧ちょっと見る時間ありましたか?
いやー結構最近忙しくてですね、本当に今日のこの今朝の収録があったんで、昨日の夜に本当に急いでUTMBのストーリーズを見て、
でもトップ3を把握してたぐらいでしたね。
すごいタイムだけ見るとトップ3はかなり近差、男子も女子も近差だったんですけど、結構それ以降のトップ10まではそんなにしっかり見ていない感じでした。
なるほど。うらさんとUTMBの関わりも深くてというか、一番最初に走ったのが2015年のCCCだったと思うんですけれども、
さっき数えたら、去年の2016年にCCCでは2位になっているし、去年は新しいレースETCですね、15期披露かな。
ETCで2位ということも含めて、全部で5回、オーシスシェイも含めて5回走っていらっしゃるということで、私もシャモニーで何度もインタビューした。
オーシスシェイのレースですね、結果から振り返ると、男子でいうとスティアン・アンゲルムント、彼が2019年に初めてUTMBのレースで、オーシスシェイでデビューして優勝しましたけど、それに続いての勝利ということでしたけれども、
彼は依然強いというか、世界選手権、上田さんも出たチェンマイインスブロックのトレイルショートでも、世界金メダルを連覇ということですし、なかなか別格の強さという感じがしますが、上田さんはどういうふうに感じますか、彼については。
そうですね、もちろん強いのはもちろんなんですけど、やっぱり安定してるというか、ちゃんとそういった大きい大会でしっかり合わせてくるっていうのがさすがだなというふうに思いますね。
あと、途中はですね、中国の選手たちですね。
ガン・ユーシェンというカイラスのサポート。この大会、カイラスという中国のアウトドアブランドですけれども、かなりサポート選手を増やしているようで、
カイラスサポートというスポンサーがたくさんUTVに来ていますけれども。
彼とロータオという、同じく中国の選手ですけれども、2人が序盤からリードするという展開。
もう一つ手前で言っておくと、今回もカイ、クレジー・カロー選手がですね、スタートからぶっ飛ばしてまた盛り上がったという出来事もありましたけれども、
マルタン・ガフリもちゃんと覚えていて、クレジー・カイと連呼して大喜びしてましたけれどもね。
そんなこともありましたけれども、スタートから4キロぐらい、シャンペンに上がる途中でちょっと後ろに下がってしまったという感じだったみたいですけどね。
そんなこともありましたけれども、その以後はこのガン・ユーシェン、ロータオという中国の選手2人が引っ張る展開。
このガン・ユーシェンという選手も知りませんでしたけれども、中国の国際的なレースというのは今回初めてみたいですけれども、フルマラソンのベストが2時間13分。
ワールドアスレチックスのレコードテーブルを見ても、2時間13分。それも前の話とかというのではなくて、この春とかも2時間15分とか、そういうタイムで走っているという。
今30歳。上田さんと同級生なのかなと思いますけどね。という選手ですね。
なかなかその下りとかも、だからといってロード速いだけでトレイルは遅いんじゃないの?と思いきや、トリアンへ下っていく下りのステップとか見て、なかなか手慣れた感じというか、スムーズな感じだったので。
なかなかやっぱり中国すごい人がいるなという思いを新たにしましたけれども、こういう選手、やっぱりそういう2時間12分とか総力としては相当なものなんで、まだこれから伸びてくるのかなというような印象を持ちましたですね。
惜しくも終盤でフランシスコ・プーピー、それからアントニオ・マルチネスという2人の選手に抜かれましたけれども。
フランシスコ・プーピーは上田さんも何度もいろんなレースで一緒になったことありますよね。彼も今回は終盤粘って10位に上げてきたという感じで、良いレースをしたなという感じでしたけれども、彼については何か印象とかありますか?
そうですね、プーピーは僕自身も昨年のアメリカのレースでかなり後半めちゃくちゃセッター覚えがあるんですけども、やっぱり後半伸びてくるタイプかなというのは思いますね。スティアン同様。
今年はおそらく彼はナイキトレイルに所属してるんですけども、結構かなりUTMBでもナイキも力を入れてプロモーションをかけてるんで、そういう意味でも気合の入り方が違ったんじゃないかなという気がします。
シューズも、このトレイルのドリームシューズというか新しいシューズでも、なかなか気合を用意してるという話がアメリカの方でも展開してるのかな?もあるので、そういうことも関係あって、ちょっと力が入ったというのもあるんでしょうかね。
さっきの中国の話になると、前にあれですよね、OCCでジャイレンジャーが優勝してますよね。
そういう意味で、確か彼もその時初めての国際レースぐらいで出てきて、フルマラソンのベストは2時間17分っていうことを聞いてたので、やっぱりそういう意味では層が厚いなという感じはします。
このクラスの人がトレイル界に入ってきて、OCCでデビューするという流れはある、これからもできる、続くのかもしれないですね。
逆に言えば日本でもそれぐらいそういった総力のある選手っていうのは、広くランニングコミュニティということで言えばいると思うので、
こういうトレイルの世界に関心を向ける人がいたら、日本からもこういうような活躍する人が上田さんに続くような感じで出てくるかもしれないですよね。
出てきてほしいですね。僕はそんなにフルマラソン早くないんで。
それぞれの強みはあるでしょうけど、どうなんでしょうね。上田さんいろんなランナーというか、いろんな人と知り合い、つながりあると思いますけれども、
トレイルランニングに関心を向けるロードのスピードスターみたいな人って増えているというか、関心持たれるようになっているというような感じはあるんですかね。どうなんだろう。
そうですね。結構箱根走った選手とかでも、お父さんがトレイルランニングやっててとか、僕もちょっと興味あってっていう子は何人かいるんですけど、
とりあえずやっぱり今は実業団進んでいるので、そんなに簡単にトレイルランニング大会に出れなかったりとか怪我とかもあるので、っていう感じだったりはしますね。
だから今回の中国の彼みたいに30とか、彼が日本とはランニング文化が違うので引退というわけではないのかもしれないですけども、
日本でいうとちょっと実業団引退したタイミングじゃないと始めるに至らないのかなっていう気はしますよね。
もうちょっと早いタイミングで本当に引退といっても本当にブランクがない状態、現役の時とブランクない状態とかでトレイルに入ってきてくれると面白いのかなという気はしますけど。
確かにそういう文化の違いっていうのは大きい。実業団とか非常にランナーにとって競技をいい条件で続けていけるっていうのがあるっていうのは素晴らしいことですけれど、
確かに他のことには手を出しにくいというのは一面ではあるんだなということですよね。
一方、女子の方もこちらも熱いレースの展開となりましたけれども、こちらも女子のヤオミャオ、もう有名人ですけれども、
CCCで優勝した経験もあるヤオミャオがですね、今回も中盤までレースリードをしましたけれども、
こちらもアコール・デバルム、トリアンを出てからのトレイルの上りで、トニー・マッキャンという南アフリカのアリダステレックスのサポートを受けている選手ですけれども、
見事にリードをしていた。さらに続いて去年のUTMBのチャンピオン、アメリカのケイティ・シャイル選手が2位に入ってという結果でしたけれども、
やっぱりこの女子のレースもレベルが上がっているという話は、もうここ数年のぼんぱらの話題ですけれども、
やっぱりこういう後半に入ってから、この50キロ、55キロのレースで30キロ過ぎてから勝負が決まるような展開になるというのは、
まだスティアンもそうでしたけれども、それだけレース展開の巧みさというのか、その後半にパフォーマンス維持できるような力が求められるという意味では、
競技レベルが上がっているということを言っていいんでしょうかね。
そうですね。あとはこのOCCのコースとかも、やっぱり2000m級の山を越えるのが2度、3度、2度と後半にかけてもあるので、
そういうところに足を温存していたっていうのもやっぱり戦略なのかなというふうに思いますよね。
特に今、男子スティアンに関しては本当に上りが強い選手なので、そういうふうに後半の上りでしっかり仕掛けるっていうのは、レースプランに組み込まれているのかなというふうに思います。
そこの辺がいろいろ経験値というか、アスリートと仲間での情報交換とか、そういうところが重要な勝負を分けるような要素になってきているのかなという気が改めてしました。
そうですね。今回のOCCですよね。
日本でも、さっきおっしゃったような、上田さんとお話にも出たような、そういう労働とかを経験してから、このトレイルで力を発揮しようという選手にとって、まずはUTMBのレースの中でもOCC挑戦してみようという人がいるんじゃないかと、いてほしいなという気がするんですけれども、
上田さんはUTMB、OCCも含めて経験を持っていらっしゃるけれども、そういった人たちにアドバイスというか、トレーニングのことだったりレースのテクニックだったりとか、Tips的なことを披露、いきなりで恐縮ですけど、どんなことを気をつけるというのはありますか?
そうですね。今年、OCCに関しては走りやすそうな天候でしたけれども、ちょっと曇っているような写真を見る限りは。ただやっぱり序盤のPTLだったりTDSというのは、雪が降っていたじゃないですか、8月末でも本当に雪が降っていたとか、
一方で、僕が2015年、2016年に出たときは、本当に標高2000mを超えるところで25度とか25度とか暑い日もあったので、そういう装備だったりとか、あとは天候に順応できるような準備をしていくことが必要かなと思いますね。
あとは大きく日本のトレイルと違うのは、やっぱりずっと登り続けるんですよね、5kmとか。場合によっては10kmまではないですけど、10km下り続けるとかあったりとかするので、なかなか日本の山でそういったトレーニングができないので、ちょっと早めに入って思想をしておくだったりだとか、あとはできることとしてはトレッドミルで長い時間登り続けるとか。
やっぱり日本の山はアップダウンを刻みだったりするので、そういったトレーニングも有効かなというふうに思います。
確かに天候は、週の初めのおっしゃったようにTDSとかPTLの序盤の方は、今シーズンもイタリア、フランスとかヨーロッパもすごい猛暑っていうようなことが言われていたのに、急に8月に雪が降るなんて、山とはいえ雪が降るなんて初めてみたいな。
すごく珍しいことが言われていたりして、トレイルも結構抜かるんでとかっていうことが懸念されてましたけれども、昨日のレースを見ると限りでは週後半の3つのレースにはあまり影響なくできそうな感じですよね。
その辺が非常に、どこの地域もそれぞれの点ありますけれども、なかなか山の天気のすり替わりの激しさというのか、なかなか見通しにくさというところが確かに今回の選手の皆さん現地では感じていますよね。
この後、CCC、そしてUTMBとあるんですけれども、例年、段々この2つのレースに向けて盛り上がっていく週末になるんですけれども、小枝さんは今週末はお仕事というか、いろいろなイベントを忙しいというふうには聞いているんですけれども、何か気になっていることとか、この選手どうなのかなとか、UTMBに関連して気になることとか、もしあったら聞かせてもらえたらと思ったんですけど。