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2023-09-26 27:33

黒河輝信・2023年上州武尊山スカイビュートレイル 128K チャンピオン【ポッドキャスト Run the World 113】

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【DogsorCaravanのファンのためのニュースレター「犬猫通信」を配信中です。⁠⁠https://dogsorcaravan.substack.com⁠⁠ 】 【ポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」はRiverside.fmで収録しています。Riverside.fmを使ってみたい方は次のリンクから使っていただけると、このポットキャストへの支援になります。⁠⁠https://bit.ly/DCLOVESRIVERSIDEFM⁠⁠ 】 【「LISTEN」はポッドキャストを耳で聞くだけでなく、AIを駆使した自動文字起こしにより目で読むこともできるサービスです。このポッドキャストも「LISTEN」で聞き、読むことができます。 ⁠⁠ https://listen.style/p/runtheworld⁠⁠ 】 9月23-24日に4年ぶりに上州武尊山スカイビュートレイルが開催されました。群馬県の武尊山で開催されてきた山田昇記念杯登山競走大会をルーツとする、山岳要素の強いコースで行われる大会です。この大会で黒河輝信 Terunobu Kurokawa さんは16時間11分20秒で優勝。2019年に続いて4年ぶりの今年の大会で連覇を達成しました。2018年には3位となった経験も持ちます。 今回のインタビューでは今回のスカイビュートレイルに対する黒河さんの思い、コロナ禍の間は一種の燃え尽き症候群でしばらく走ることに向き合えなかったこと、そして自分にとっては100kmでも100マイルでもなくその中間の距離がスイートスポットであること、などを話していただきました。来月には韓国のソウル100でいよいよ海外のレースにデビューします。 上州武尊山スカイビュートレイル https://skyviewtrail.com/ ポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」はSpotifyで公開し、Apple PodcastやYouTube Podcastなどの各種プラットフォームで配信しています。⁠⁠https://podcasters.spotify.com/pod/show/dogsorcaravan⁠⁠ このポッドキャストへのメッセージ、感想、リクエストをお待ちしています。エピソードやウェブサイトの中でご紹介します。⁠⁠https://forms.gle/E8iyHEMLLmyCtSEn6⁠⁠ DogsorCaravanのライブ配信イベントの予定はGoogleカレンダーで公開しています。登録すると見逃しを防げます。⁠⁠https://bit.ly/dcliveschedule⁠⁠ #黒河輝信

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サマリー

黒河輝信さんは上州武尊山スカイビュートレイルの128キロレースで見事に優勝しました。彼は16時間11分でゴールを迎えました。黒河テルノブさんは2023年の上州武尊山スカイビュートレイル128Kのチャンピオンです。

00:16
DogsorCaravanのポッドキャスト、Run the Worldへようこそ。ということで、今回はDogsorCaravanのインタビュールームでございます。
アスリートの方をお迎えしてお話を伺います。今日は黒河輝信さんです。黒河さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
黒河さん、お名前はよく存じ上げてるんですけども、こうやってお話しさせていただくの、実は初めてで、今日はね、なんですけれども。
黒河輝信の優勝タイム
黒河さん、先週末行われました、上州武尊山スカイビュートレイルのですね、長い方の128キロのレースで見事優勝されました。
快振の出来ということだったんじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。
そうですね。
レースを終えていかがでしょうか。今の気持ちを聞かせてください。
記録を狙っていたんですけども、16時間半は切れるかな、切りたいなというふうに思っていたんですけども、16時間11分ということで、予想以上にいい走りはできたかなと思います。
今お話しあったとおり、今回の黒河さんの優勝タイムが16時間11分ということで、2位はこのポッドキャストを一緒にお送りしている仲間、今日はいませんけれども矢崎智也さんが2位だったんですよね。
彼が18時間35分ということなので、2時間20分ちょっとという大差でをつけての黒河さんのぶっちぎりの優勝。
過去の黒河さんのリザルトとかも見てたんですけれども、実はお話しあったとおり、このスカイビュートレイルは黒河さん、縁が深くて2018年に3位になっていらっしゃいます。
そして翌年の2019年には優勝されているということで、今回2度目の優勝ということなんですけれども、距離がちょっとコースが変更になったりしてるんですけど、
参考になるというところで言うと、2018年3位の時のタイムが17時間10分45秒というふうに伺ってます。この時は小林製ちゃん優勝されてましたけど、17時間をちょっと切るぐらいのタイムということだったので、
今回の黒河さんの16時間11分というのは、いかに抜群に早いタイムだったかということがわかるかと思いますけれども、ちょっと私の誤訳が長くなってしまいましたけれども、今回は本当に
改新の出来というか、途中から本当に一人旅ということだったと思うんですけれども、全て計算通りというのか、自分がベストなコンディションで臨めたということなんでしょうか。
そうですね、今までと違ったのは、今まではスロースタートで行って、ある程度後半で追い上げるという展開だったんですけれども、今までと自分が違う走りができたかなと思って、最初から攻めてですね、攻めて攻めて苦しい中もずっと攻め続けることができたというところで、今までと違う自分が見えたかなというふうに思ってます。
最近、近い話は大原さんにインタビューしたときに聞いたなという、いい意味でなんですけど、そういうふうにチャレンジされている方がこちらにもいらっしゃるということで、いわば自分の殻を破るというのか、今までの成功パターンに収まらない、もう一歩上を行こうという気持ちが実ったということなんですかね。
そうですね、やっぱりちょっと今までよりも過去の自分を超えたいっていうのと、その先にまた見えてくるものがあるっていうふうに思っていたので、そこでやっぱり攻めるっていうことと記録っていうところは目指して今回走ってました。
ただ、そういう攻めて、最初から攻めていくっていうの、言うがやすしという感じがするんですけど、なかなか最後まで、しかも今回一人で走り、一人っていうか前後、選手ほとんどいない状態が長く、ほとんど16時間の大半がそうだったと思うんですけれども、どうですか、やっぱり自分の気持ちがそこまで持つもんなんですか。
あるいはこの途中でやっぱり、ここでここ一回ちょっと休みを入れてみたいなふうには、そんなふうに思わなかったですか。ちょっと素人くさい質問なんですけど。
いえいえ、今声聞こえてますかね、大丈夫ですかね。
こちら聞こえてます。
よかったですいません。ちょっと私の画面が止まってしまってたので。
いや、そうですね、本当に強い気持ちでずっと走り切れてかなっていうふうに思ってます。
でもそれは本当にやっぱり、なんか走ってるとき苦しいときに、やっぱりいつも応援してくださる人たちの顔であったりとか、応援してくださっている人たちのメッセージがすごい浮かんできて、それが本当に自分は投資してくれたかなというふうに思ってます。
その辺りのところをちょっと思って伺えればと思うんですけれども。
ただ、このスカイビュートレイルに関して言えば、先ほどご紹介した通り、18年、19年、そしてコロナ禍がその間ありましたので、あそこ挟んでのお付き合いで言うか、
昨年もだから30キロのレースに出てらっしゃって、そこで優勝されてますよね。
ホタカーは出てないですね。
これ今の山中本選の話なんです。
そうですね。
見てるの間違いました。
やっぱり長州ホタカー、これホタカーはやっぱりモチベーションが上がる、なんか自分にとっては走りがいのあるコースということなんでしょうか。
そうですね。
黒河輝信の過去の成績と経験
多分2018年に一番最初に出たビッグタイトルで、なおかつそこで3位になれたっていうのもあるんですけども、コース自体も本当にすごい自分に合ってるなというか、
本当に旧春な山もあれば、走れるコースもある。皆さん、長州ホタカー走れるって言うと、はてなマグが出る人が多いと思うんですけども、走れるコースもかなりあるなと思ってまして、個人的には。
それがすごい合わさって本当に素晴らしいコースだなというふうに思ってはいます。
黒川さんのプロフィール的なところをネットで検索できる範囲で見てたんですけど、学生時代まで登山というか山岳部というんですか、ランニングよりも山の方の経験が豊富でらっしゃったというふうに伺ってきたんですけれども、
この長州ホタカーも、もとはこの登山のトレーニング的なルーツがあるというところもあるし、実際、私もずいぶん前に行ったことがあるばっかりなんですけども、かなり山の要素というか、かなり登りも急でテクニカル、走りづらいところもいっぱいあるっていう感じで、
必ずしも走れるコースとは言えないと思うんですけれども、その辺は黒川さんにとっては苦にならないというか、むしろやりがあるという感じなんですか。
そうですね、個人的には走れるコース、急旬なコースっていうのが結構入れ替わり入れ替わりな感じがしまして、
走る筋肉を休めて、山の登る筋肉を休めて、歩くワーウォークの筋肉を休めて、みたいな感じだと思うんで、あんまり苦にはならなかったですね。
実は矢崎さんから、ちょっとトモヤ君からですね、ちょっと黒川さんに一つ聞いといてって言われたことがあるんですけども、この距離って言うんですかね、120キロとかこれくらいの距離すごく強い印象がありますということで、彼からはレース全体を通じて
主観的運動強度、彼のトレーニングのターミノロジー、主観的運動強度でどれくらいのペースを維持しているんでしょうか、っていう質問なんですけれども。
はい、ありがとうございます。
そうですね、7割ぐらいですかね、収支7割ぐらいで入っている感じですかね。
ある程度、それはやっぱり今回は少し強度高いというのか、自分に最初から攻めるというようなこともあって、少し高めたような感じで7割っていう感じなんですか。
そうですね、今回は7.2割ぐらいですかね。
ちょっと気持ちやっぱりそこに上回っているのかね。
失礼しました。
いえいえ、失礼しました。
細かい話で恐縮です。
なるほど、そうなんですね。
この黒川さんに関しては、この知る人ぞ知るトレーニング界では中国の選手というか、僕もマウントフジのレビューとか書くときとかには必ず黒川さんの名前がまずここでチェックという感じなんですけれども、
ここのところ、コロナ禍も挟んだということもあったと思うんですけれども、やっぱりレースから遠ざかっていて、去年はあまり長い距離走る機会も少なかった、去年というか今年もか、
去年は広島湾岸トレイルこれで2位になって、これが100キロのレースでしたけれども、調整というか体調を戻すのに時間をかけた、あるいは怪我されてたとか、最近はそういうこともあったんですか。
近況としてはどんな感じだったんでしょう。
そうですね、短い距離は出ればある程度入賞みたいなのがあったんですけど、2つあるかなって思ってまして、
1つはこの4年間でコロナがあったりとか、この4年間って2019年からっていうことをちょっと思っているんですけども、コロナであったりとか、この4年間に転職2回してまして、そういった事情とかもあるかなと思ってます。
ただこれはちょっとどちらかというとウェイトとしては小さくてですね、もう一つのがすごい大きな要因かなと思ってまして、ちょっと2019年ぐらいから、本当情けない話なんですけど、
燃え尽き処遇軍みたいな感じになってまして、100%大会までもコミットできない自分がいて、レース自体も100%コミットできない自分がいてですね、本当に応援してくださる皆さんがいる中で、なかなかちょっと本当に申し訳ない話なんですけど、そういった自分がこの4年間いたっていうのがやっぱり一番大きな要因かなと思いますね。
ちなみに今も過去のデザインとかも拝見してるんですけども、2019年っていうのは黒川さんにとってみれば、このアソラウンドトレイルでの5月には120キロこちらで優勝されてますし、また先ほどお話した通りスカイビュートレイルの方でも優勝されていたということですから、ある意味充実したシーズンだったとは思うんですけども、
やっぱりそこで疲れとか、あるいはちょっと周りの期待が大きすぎてとかっていうことはあったんですかね。
そうですね、プレッシャーっていうよりもやっぱり、大学4年から本当にトレイルを始めたんですけども、2019年で3年目か4年目ぐらいだったんですけども、
ちょっと大げさに言うと、命を燃やすような練習を結構してまして、かっこよく言うとですね、それが続かなかったかなというふうに個人的には思ってますね。
その意味では、私も黒川さんについて伺ってるのは、確かチーム100マイルのメンバーとしても、メンバーにたくさんいらない選手を排出してますけれども、黒川さんはその中で期待を集めてみんなの目標になってきたような存在だったのかと思うんですけれども、
やっぱりそういう中で、うまく自分の力を抜くようなタイミングがうまく、まだ若さゆえって言っていると失礼なかもしれないけれども、なかなかそこら辺に屈振することがあったっていうことはあるんですか。
やっぱり周りが頑張るのを見ていると、自分も負けられないという気持ちに駆り立てられるっていうこともあるんですかね。
いや、でもチーム100マイルは本当に、チーム100マイルの皆さんのおかげで今は自分がありますし、あの経験は本当にありがたかったなって思っていますし、今でも皆さん応援してくださる方ばかりでですね、本当に感謝しかしてないんですけど、してないです。チーム100マイルに関しては本当に感謝しかしてないです。
今の時点ではチーム100マイルの現役メンバーからは外れた。
去年外れまして、なかなかちょっと練習に行けなくて、申し訳なさとかもあって、皆さんぜひお勧めなので、強くなりたい方は入ってください。
そういう経緯なんですね。なるほど。そうすると、このコロナ禍、2020年に入ってからレースも終わりましたし、そういう中では、やっぱり少し辛い時期というか、誰もが経験したことであると思うんですけれども、
そういうスポーツの面でもなかなか大会がないし、あとまあ多分、そういう生活、仕事の環境とかも変化する中だったから、なかなか厳しい状況が続いたということなんでしょうね。きっとそういうことなのかなと思ったんですけど。
そうですね。ただ、継続してやってらっしゃる方たくさんいらっしゃいますし、自分の弱さがすごい出たかなと思って、まあとっても人生長いんで、それもいい経験になったかなと今は言えるかなと思ってます。
なるほど。ちなみにまだ黒川さん、90年代生まれでいらっしゃるから、まだもう30歳そこそこって感じですか。30歳、31歳とかですか。
今30で、今年31歳ですね。
なるほどね。非常にこれからの楽しみな選手ということで、そういう意味では厳しい経験もくぐり抜けられて、今に至っていらっしゃるんだと思います。
やっぱりそういう中で転機というか、見えてきたなっていうのは何かきっかけとかあったんでしょうかね。
例えば去年とかもマウントフジはエントリーして出走もされたと思うんですけれども、去年じゃない、今年ですね。
感想を果たせなかったりとか、これも多分黒川さんにとってはちょっと残念な出来事だったんじゃないかなと思いますけれども、
やっぱり割と最近まで苦しい状況というか、思うより走れないなという状況を通じてたっていうことなんでしょうか。
そうですね。本当にやっぱり気持ちから、その気持ちから結局練習につながっていって質問量もっていうところで苦しかったですね。
レースの出走タイプ
それはやっぱり、自分はこれぐらいやらないといけないっていう、そういう自分に課す目標が高いが故に、それを思うようにできない歯がゆさっていうことなんでしょうかね。
そうですね。ただそこまでのプロセスができてなかったので、何でやってるのかっていうことを、もちろん勝ちたいからやってはいるんですけど、勝ちたいために何を楽しんでいるのかみたいなことを結構見失ったかなと思ってまして、
何かきっかけあったわけじゃないんですけど、それをこの本当に特に2、3ヶ月、2ヶ月で、めちゃくちゃ短い期間みたいになってますけど、2ヶ月ぐらいは思い出せたかなと思ってますね。
素晴らしいですね。時間が解決するというようなこともきっといろいろありますよね。
今回、この小高山はかなり楽しむことも結構できたんでしょうかね。気持ちよく走ってたという。
そうですね。ここまでの練習が今までと違って、やっぱりレースを始まる前にもうだいたい決まってると思うんですよね。個人的には思ってまして、そこまでのプロセスをしっかりやれたので自信を持ってていたので、
そういう意味では楽しくこのレースのために向かったことができましたし、レース中は苦しかったですけど、その苦しさも楽しく味わえたかなと思ってます。
今までのシーズンのところ、20代とか若い選手の場合、トレイルランニングの分野でもたくさんのレース出て、毎月のようにあるいは毎週のようにシーズン中はいろいろなレースに走るという人が少なくないと思うんですけども、
黒川さんは比較的控えめというか、割と目標を定めて、そこにベストを尽くすというタイプなのかなというふうに、これまでのレースの結果を見てて思ったんですけども、ご自身ではどんなふうに考えていらっしゃいますか。
そうですね。一つは、私は体が弱いというか、怪我をすぐするので、毎月100キロ以上のレースを出ていられるようなタフな方々のようにレースが出れないというのが一つあります。
もう一つは、短いレースとかは間に挟んではいるんですけども、半年くらいのプロセスで一つのレースに取り組むということの面白さとか、そこで味わえる自分の101%以上の力を出すというレースでも出すし、レースに向かっても出すというのがすごい、そのプロセスも楽しくて、やっぱりそういったレースの出方はしてますね。
なるほどね。単に数を走るんじゃなくて、そこに向かうプロセスというか、そこを自分の力を高めていくところを楽しむ余裕ということが。
そうですね。レースにたくさん出る方を全然否定してるわけではないんですけど、私はそっちの方が楽しさを味わってます。
なるほどね。若いのに成熟してるって言うと、おじさんくさいもの言いで恐縮ですけども。
そういう意味で、そういう中では、今回の先週末のSTYLEビュートレイルが本当に快振の出来だったと思うんですけれども、今後のことっていうのはどうしてもね、私なんか気になってしまうんですけれども、
目標というか、レースでもあってもいいですし、他のことでもいいですけど、トレーニングの分野でこんなことやってみたいというか、今考えていらっしゃることはありますか?
ありがとうございます。まず、レースは、さっき言ったことと矛盾してしまうんですけど、来月とかもソウル100Kとか出るので、少しあるかなっていうところがあるのと、
一つはやっぱり、世界に行きたいなっていうふうに思っています。今まで私、なかなかチャレンジできてなかったこともあって、来年はTBSとかそういったものに出たいかな、出たいというふうに思ってます。
そこで目標を高く持って、結果出したいと思ってます。
なるほど。実は、先ほどご紹介した、補高で2位だった矢崎富屋さんからもう一つ質問をいただいてて、ちょうど関連するところですけど、
例えば、ヨーロッパのレースとか、UTBワールドシリーズで活躍する姿をぜひ見たいですと。
嬉しいですね。
応援してますということで、富屋さんからメッセージいただきましたけれども、まさにおっしゃったように、これから海外のレースというようなことも視野に出ていくという話ですよね。
目標とプロセス
やっぱりその場合には、TBSは100マイルといっても、同じぐらいのかなり手応えのあるコース、140キロ超えていて、隣接も相当大きなコースですけれども、
その辺、100マイルというわけでは必ずしもないという感じなんですか。そこにこだわりはないというか。
昔はですね、やっぱりチーム100マイルにも所属していたこともあって、100マイルで結果を残したいというふうに思ってたんですけども、
やっぱり人って適材適所あるなってすごい思ってまして、いつか100マイル挑戦したいと思ってるんですけども、
やっぱり今は自分は120から140とか、やっぱそれぐらいで一番自分のパフォーマンス出せるんじゃないかなと、一番楽しめるんじゃないかなというふうに思ってまして、
そこで結果を出していきたいというふうに思ってます。
なるほど、そうなんですね。あえてその辺のメザニンって言い方も変だけど、
100キロと100マイルの間ぐらいがスイートスポットみたいな感覚もあるわけなんですか。
そうですね、おっしゃる通りですね。
その辺は自分の力を出し切れるリズム感というのか、その辺が違うんですかね。
100マイルとまた100キロと違う感覚があるんですかね。
そうですね、昔は一緒だろうと思ってたんですけど、全然違うなというふうに思ってまして、
ちょっと100マイルは自分には長すぎます。
そうなんですか。
いつかはチャレンジしたいと思ってますけど。
そこもちょっとお話しかかって意外でしたけどね。
このソウル100Kはね、確か去年株楽さんが出てらっしゃったやつですよね。
そういったものもあるということなので、これから楽しみだと思いますけれども。
あと伺っておこうと思ったのが、マウントフジ、今年は出られたけれど感想にならなかったという記録なんですけれども、
また来年そういった国内のビッグなレース、ビッグっていうか、僕が注目してるだけなのかもしれませんけれど、
マウントフジに出ようとかっていうようなことを考えたりもしてらっしゃいますか。
マウントフジはですね、悩んでます。
コースが自分にとってやっぱり苦手だなっていうふうに思ってまして、
こんな言い方は本当に失礼なんですけど、コースはあんまり好きじゃないコースではあるんですよね。
はっきり言って、これ敵が増えちゃうかもしれないですけど。
いやいやいや、本音はね、みんなありますからね。
ただ結果出てなくて、やっぱりそこで何とか最低限の結果を残したいなっていう自分もいまして、
今後の挑戦
今ちょっと葛藤してます、自分の中で。出るか葛藤してます。
そうか、なかなかそうなんですね。
なかなかハイレベルなところになってくると、そういうことになるんだと思うんですけれども。
けどやっぱり今回の16時間、11分っていうね、この帆高のタイム。
ちょっと詳しい人じゃないとこの凄さ、なかなか伝わらないかもしれないけれども、
本当にこの日本の100マイルというか100キロ超えのレースのリザルトとしては、
今シーズンの中では本当にキラリと光る結果だったと思います。
ありがとうございます。
これを、この成功をきっかけにしてね、多分黒川さんが他の日本のレースだったり、
アヤもちろん海外のレースだったり、というところで活躍ということを期待される方が
ますます増えるんじゃないかと思うので、注目させていただきたいと思います。
ありがとうございます。
ということで、ソウルは10月、11月でしたっけ?
10月の20日とかそれぐらいですね。
アヤも1ヶ月後ぐらいということですので、そちらでもぜひ、
アジアのレースで存在感を示していただければと思います。
独特のキャラクターでもちょっと紹介させていただこうと思ってますので、
またいいニュースが入るのを期待しております。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
今回は黒川テルノブさんにお話を伺いました。
今年の常州穂高山スカイビュートレイル128Kのチャンピオンでした。
黒川さんありがとうございました。
貴重なお時間ありがとうございました。
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