始まりました。路地裏クリエイティブの丸山です。 谷口です。
広告クリエイティブの路地裏にルーツを持つ二人が、テーマを持ち寄って語っていくこの番組。
今回は、アドバタラヂオさんとのコラボ会になっております。
アドバタラヂオパーソナリティの富永誠さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
こんなテンション高くもないんですけどね。
めっちゃ僕とキャストなりしてる感じがすごい。
大先輩ですからね。
ありがとうございます。 嬉しいです。
アドバタラヂオさんは広告を楽しむコンセプトに、
広告事例やクリエイターなどについて広告のいろいろ発信されている
広告系ポッドキャストのパイオニア的番組さんということで。
パイオニアとして認定いただいてありがとうございます。
改めて来ていただくんで、いつからやられてるのかなと思って。
一回一回今で遡ったんですけど、2020年からアドバタラヂオさんやられてるんで。
もう6年とかやられてます。
本当に古株になっちゃいました。
僕らまだ1年なんで。
今1年ちょい経ったぐらいなんで。
これあと4年後にやってるって結構すごいことですよ。
6年生が1年生を帰りの手を引きながら帰るような感じになりましたね。
先輩の胸を借りる気持ちで。
久々のゲスト会なので、ロジューラクリエイティブを楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。
ということでそんな先輩番組のアドバタラヂオさんとの配信ということで
今回はポッドキャストにふさわしく音声のクリエイティブの広告事例について語ろうということでやっていきたいと思います。
あんまりうちも取り上げてないんですよね。音声広告って。
触れる機会もあんまりないし、なんならスポティファイで聞いてるし有料でサブスクしてるんで触れないしみたいな。
意外と音声広告っていうものにフォーカスした回、実はアドバタマンがないんですよ。
よかったですね。
今回改めてこの話ができると僕もワクワクしてますね。
ありがとうございます。
音声広告っていうふくりの中で、谷口君と僕が持ってきてるものがちょっと違う感じだったので。
まずは早速1個目、僕から紹介させてもらいたい事例がございまして。
めちゃめちゃ僕が好きな音声クリエイティブの広告なんですけど、
これはコロンビアの試作です。南米のコロンビアのBetter Daysという楽曲なんですけど。
楽曲のCM?
楽曲です。
CMではなくてクリエイティブ?
そうなんです。
なるほどね。音声広告の定義というか広く抗議的に受け止めて楽曲っていうのも入れてるってことですね。
そうです。一応この楽曲はカンヌライオンズのラジオ部門のゴールドを取ってるんですよ。
じゃあ広告ですね。知らないかもしれないな。
じゃあちょっと紹介したいんですけど、これは2011年か12年の受賞の事例なんですけど、
当時は2010年ですね。2010年コロンビアでは革命軍による内戦が起きていました。
はいはいはい。
というところからスタートします。クリエイティブが。
このクリエイティブはこの革命軍に捕まって捕虜にされた兵士たちに向けたものです。
どういうことを伝えたかったかというと、救出作戦の開始を革命軍にバレずに兵の中の捕虜たちに伝えるっていう魔法を成し遂げるための広告だったんですけど。
なるほどね。なるほど。
それ知ってるかも。
本当ですか?
タイトルまで覚えてないだけなのかな。
続きをお聞かせください。
どうやって革命軍にバレないで兵の中の捕虜に伝えるっていうことを成し遂げたのかっていうのが、
まさにこのコロンビアのBetter Daysという楽曲なんですけど。
これご存知ですか?
知らなかったです。
ご存知じゃないですか?
僕もBetter Daysっていう楽曲だとまた違うような楽をイメージしちゃってるかもしれないです。
プレイリスト作って、国の原圧的な規制を飼いくぐったみたいな事例とかあるんですよ。
プレイリストでメッセージ伝えるみたいな。
ありますね。
とかもあるんですけど、その香りしつつ楽曲のやつは知らないかもしれない。
面白い。
これ多分ハック系の企画の走りなんじゃないかなと思ったんですけど、
これ何をしたかというと、
Better Daysという楽曲の間奏に救出作戦を伝えるモールスシングを仕込んだんです。
なんか映画みたいな話ですね。
映画みたいな話なんですよ、マジで。
これすごくいいなと思ったのが、
ストラテジックで、
ラジオはまず人質のいる基地で聞かれている娯楽として広く聞かれてたのと、
何より重要なのが、革命軍って農村出身者の人が多かったんですよ。
それとどうなるかというと、
兵士であれば基本的な軍事知識であるモールスシングを知っている人がいなかった。
というファクトを発見していて、
なのでこの兵士たちは知っているんだけど、
捕虜たちは分からないという暗号としてモールスシングが使えるということにまず気づいたの。
このラジオでこの楽曲を連日流すということをやって、
捕虜たちに間接的に楽曲を通して救出作戦を伝えるということをやったんですけど、
ちゃんとコロンビアのヒットチャートに乗る楽曲として作るように、
有名なアーティストを揃えてしっかり制作された楽曲なんですよ。
だからめちゃめちゃいい曲で、
これはYouTubeにめっちゃ上がってるんで、
ぜひ聴いてみてください。
すごい良い曲で、
僕も作業しながら結構流したりしてるんですけど、
いよいよこの兵士に信号が届いて、
救出作戦がスムーズに成功して、
革命軍の鎮圧という強烈なリザルトをもって、
カンデナイオンズのゴールドを取ったっていう。
なるほどね。
それってモールス信号って入ってるって分かって聞けば、
入ってんなって感じるんですか?
実際に捕虜の人は気づいたらしいです。
はい、そうですよね。
僕らは知らなければ普通の音楽としか聞こえないってこと?
実際聞くと分かるんだけど、
意識して聞くと、
確かにここモールスだなっていうのは結構明確に分かる。
だけど言われないと、
言われないとそういう曲かなっていう感じはめっちゃするんで、
なのでかなり良い塩梅に作られてるっていう。
面白いですね。
これってでも視点を変えてみると、
広告なのかみたいな話もありますね。
軍事作戦という形においての、
めちゃくちゃ精密なアイディアだとは思うけど、
これで物が売れたとか、
人が動いたっていう視点ですよね。
広告っていう意味だと。
完全に抗議の課題解決だと思ってます。
大きな課題ですよね。
ファンヌがクリエイティビティフェスティバルみたいな感じになって、
そういうのもありますよね。
その枠組みで評価されてるけど、
オールドな広告フェスティバルの時だったら、
選出されないかもしれないですよね。
アイディアっていう視点で素晴らしいっていうところではありつつも、
物が売れるとか、
いわゆるオールドスタイルの広告っていう視点で言うと、
今までにないことですもんね。
解釈としては。
まさにこの1個目の企画、
Better Daysという楽曲を使った
モールスコードっていう試作なんですけど、
そんな感じですね。
僕がピックアップしてきたものって、
海外のリザルトの角度が面白いものとか、
海外のインパクトの大きい事例とか、
っていうものを持ってきてます。
それって広告会社入ってるってことですか?
クリエイターが作ってます。
完全に出典してるわけですもんね、これ。
ちょっと日本の作り方と違いますよね、
根本的に。
そうですよね。
これは国がそもそもクライシスにある時に、
広告の力を使って何とかするみたいなのって、
結構最近でもカルとかであって、
音声の広告じゃないですけど、
レバノンの選挙が独裁状態でやられなかったみたいな時に、
選挙やらない理由が、
国の中に紙もインクもないからできないぜみたいなことを
大統領が言ってて、
じゃあここにあるぜって言って、
新聞社が紙とインクを提供するっていうようなことを、
クリエイティブとして出品して、
カンヌで受賞するみたいなことをやってたりもするんで、
こういう比較性とかクリエイティブによって、
国のクライシスを救うっていう、
このでっかい課題解決に向かうっていうことを、
広告事例として捉えるっていうのを、
僕めっちゃ好きなのですよ。
なるほど。
完全に路地裏クリエイティブってことですもんね。
かなりそうですよね。
そういうことか。
僕もまだそこの領域で広告を捉えたことなかったんで、
すごい面白いですね。
本当ですか?
今回の話。
ありがとうございます。
ちょっとそんな感じで、
音声広告を集めてこようということで、
タネミさんと僕とお話をして、
富永さんと。
僕もちょっとだけ。
ちょっとテーマとして振らせてもらったんですけど、
実はこの路地裏クリエイティブの2人はですね、
同じコピーライター、プランナーをしてるんですが、
かなりタイプが違くて、
今回音声っていうテーマで持ってきたんですけど、
端的に言うと僕はほとんど音の企画を持ってきたんですよ。
はい、なるほどね。
中身というよりかはね。
そう。
はいはい。
音を使った企画性の高い事例を持ってきた。
まあ音声ですからね。
そうなんですよ。
で、結構タネ口さんは僕の印象だと、
音声の性の方、声の企画を持ってきてるっていうイメージがあって、
なるほどなるほど。
この音声に宿った気持ちとかインサイトが、
人を動かすスイッチをつくようなクリエイティブ事例をくれたと。
面白い。
よく二人で続けられてますね。
そうなんですよ。奇跡。
音声を音と声に分解して考えたこともなかったですけど、
僕は音声広告持ち寄ろうっていうので、
ずっとラジオCM好きで作ってたりとかしたことももちろんあるので。
そうですね。タネ口さんはラジオCMで広告電通商の銀賞とか、
ACCのシルバーとかも取られてるぐらい。
かなりラジオCMにコミットしてたりとか。
コミットしてる。
結構これはコラボ会の富永さん側に、
ラドバタラジオさん側に配信いただく方で喋りたいなと思って。
結構キャリア的にも初期ラジオCMすごくやってたんで、
新人のコピーライターってやっぱラジオCMから勉強しろっていう、
そういう文化もある中でやってたのもあって、
僕からはちょっといろいろその当時に結構影響を受けたとか、
衝撃を受けた。
広告って知らない、ラジオCMなんて知らないときに、
こんなのありなんやみたいな感じで思ったものとかを、
ちょっとこれを機に知ってほしいなということで、
僕も紹介してもよろしいでしょうか。
もちろん。どうぞどうぞ。
丸山さんがね、路地裏から入ったところ、
僕は急にあのもうスケールもちっちゃくなるし、
ど真ん中の方に連れて行きたいなと思うんですけど。
いろいろちょっと持ってきてるんですけど、
今の文脈とちょっと逆をつきたいなっていうのがあるので、
一個を紹介したいのが、
ACCのね、これ多分電動入りになってるラジオCMがありまして、
パナソニックのエコキュート、
エコキュート皆さんわかりますかね。
お風呂とかの湯沸かしとか含めたあれなんですけど、
これすごくてですね、
こういうことってCMになるんだ、
フィクションでもありつつノンフィクションみたいなところが面白かったんですけど、
ちょっと多分音源なかなかね世の中に落ちてないと思うんですけど、
原稿とかはネットで、
多分エコキュートラジオCM手紙とか調べていただくと出てくると思うんですけど、
ちょっと全部僕が原稿読むのはちょっとはばかれるところもあるんですけど、
企画としてさらっとご紹介したいなと思うのが、
ラジオCMなんですけど、
男性がナレーターでずっとナレーション読むんですけど、
まず最初、背景パナソニックご担当者様から始まるんですね。
なんかお客さんかなみたいな。
突然のお便り誠に失礼致します。
私は今81歳の老人ですみたいなところから始まって、
これは今エコキュートっていう話を言ってたんで、
今エコキュートのCMと思って聞いてると思うんですけど、
お客さんはこの時点では、
視聴者は何のCMなんだろうって思っている段階ですよね。
先日我が家の風呂を改装し、
御社の給湯器エコキュートを設置して以来、
非常に気になることがありますと、
我が家の家のお風呂が沸くたびに、
お風呂が沸きましたといつも優しく教えてくれるあの女性はどんな方なのか、
ぜひ教えていただきたいと思うのです。
なんかお手紙みたいなのが来てですね。
この後が笑えるんですけど、私の予想では、
北陸出身の20代後半、厳格な両親の下育った3姉妹の長女、
趣味は読書と予想しているのですが、いかがでしょうか。
こじれてんなその発想。
そういうような話がありまして、
最後の方にですね、できればもう少し色っぽい声のバージョンも作っていただきたい。
老人の平凡な毎日にシャキリと針が出るというものです。
そういう男性からのお手紙があり、
ナレーションで、エコナビ機能搭載のパナソニックエコ吸頭は、
センサーが人の出入りを感知。
お風呂を使うときだけ素早く温め、エネルギーの無駄を省く、
きくばり給湯器です。
というCMなんですけど、
マリアさんどうですか?こんな企画。
かなり対極の企画を持ってもらってありがとうございます。
この企画は2010年のACCのグランプリかな?
ラジオ部門で。
カンヌのラジオ部門のブロンズを取ったような企画だった。
当時、CMを考えるっていう企業が伝えることを、
企業がどうやって面白く伝えるものかっていう風に思ってたんですよ。
何にも知らないときは。
そもそもお客さんからの手紙を捏造してCMにしていいんだって。
そこのフィクションなんだけど、リアリティあるし、
これは僕が読んだのであんまりですけど、
本当におじいさんの味のある方がナレーションされてて、
すごく面白いんですけど、
こういうのも広告ありなんだ。
やっぱり人を楽しませて、
最終的にはエコキュートってことの機能を覚えてほしいっていうのが、
CMの目的だと思うんですけど、
ただ機能を説明するだけじゃなくて、
特に音声広告って、
そういうエンターテイメントというか、
ラジオとかの媒体で流れるので、
人の自然な動線に、
なんだこのCMなんだ、面白いなっていう記憶とともに、
思い出してもらいたいっていうところがすごく出てる話で、
結構真面目なことばっか考えがちなんで、
こういう笑えるやついいなって思った思い出の一作品を紹介させていただきました。
めちゃくちゃ可愛らしい切り口ですよね。
確かにあの声って、
どんな人なんだろうって思ったことありますもんね。
確かに。
誰が?
最近だとAIでよく流れたやつとかも、
これ誰なんだろうって、
AIなのか、
録音して電車の声とかも誰なんだろうみたいな、
そういう日常の気づきも含めてあったのかなと思うんですけど。
家になってる音声とか、
普段の公共機関で聞いてる音声って、
なんか多分一番触れてるんですよね。
その声優さんとか、
例えばバスの降りる時とか、
乗る時の駅を紹介する声の人とかって、
誰だろうと思いますもんね。
だってAIじゃないじゃないですか、まだ。
その人に思いを馳せるっていうのは、
すっごい素敵なクリエイティブですね。
確かにいいっすよね。
着眼点がめちゃくちゃ面白いし、
あとこのCM、
確か最後にあれなんですよね。
お風呂で待っていますっていうパターンも作ってくださいね。
そうそう、さっき何があって。
割愛しましたけど。
まあまあ、悪ふざけが超えてるパターン。
言ってるパターンですね。
そうですね。
その感じめっちゃ良くないですか?
いいっすね。
日常にありふれてるものが、
そんな81歳の老人、
80歳のおじいちゃんに、
そんなところまでエネルギーをくれるというか、
生の活力をくれるっていう、
そこまで想像力を膨らませてくれる、
しかも共感できて、
すごくほろりとしちゃうというか。
いいですよね。
だってきっとラジオCMだと思うんですけど、
聞いてるのって40代以上の人たちじゃないですか。
リスナーとして多いですね。
10代、20代ってなかなか触れないと思うんですけど、
そういう人たちが聞いてるときに、
確かにとか、ほっこりするなとか、
ちょっと粋なこと言っても、
OKしてくれる人たちだとすると、
年齢層とアイディアっていうののすごい相性がいいんだろうな。
確かに。
そうですね。確かにラジオCMという媒体も含めてですね。
メディアの使い方という意味でも適してるなって思いました。
確かにそうですね。
ありがとうございます。
かなり触れ幅の大きい事例の紹介になりましたけど。
触れ幅広いですね、お二人。
端と端取っといたんで、どこでも行っていただいて。
どこにマッピングしても大丈夫だから。
端だよね、その二人ともね。
是非、富永さん。
そうですね。
僕もね、割と二人より年上なんで、
古いものに行こうかなと思ってたんですけど、
やっぱり直近のACCの2025年のグランプリですね。
踊っている、やっぱりキンチョウさんの。
キンチョウさんはね、もう。
これは思春期スケッチっていうシリーズ、すっごい可愛かったです。
めちゃくちゃ。聞きました?
聞いてます、聞いてます。
すごいですよね。
キンチョウさんもアドバタでも取り上げましたけど、
面白いものというか、何ていうのかな。
みんなの日常に入り込みつつ、
確かにとか、こういう視点で商品見てみると素敵だよねとか、
そういうものをすごい得意な会社さんだし、
それをやられるデンツー西日本かな。
デンツー関西のチームとかも含めると、
やっぱり素敵なものをよく世に配出しているなという中で、
今回ACCのグランプリもキンチョウさんだし、
ゴールドも2つぐらいキンチョウさん入っているんですよ。
もうね、最近そんな感じですよね。
すごいですよね。
だからもう、独壇場みたいになっちゃってて、
その中でもやっぱり思春期スケッチの、
これ内容はお母さんと息子さんのやり取りなんですけど、
思春期によくある親子のやり取りなんですよ。
なんですけど、言葉の節々に、
思春期ってこうだよねとか、
お母さんがちょっとうざいんですよ。
話して、ゴキブリ出たわ、みたいな。
それで、これでキンチョウ買ってきて、みたいな話をして、
お釣りは持って帰ってこなきゃだめよ。
思春期は大体持って帰ってこないけどね、みたいなこと言うんですよ。
余計にお世話だよ、みたいな。
そういうのを自分が子供、思春期側として聞くときに、
こんなお母さん嫌だけど、
全体として聞いてみるとすごい面白いやり取りだなっていう、
そんな内容だったら僕すごい好きでした、キンチョウさん。
確かに。
結構ね、反抗期の子供と、
なんかそのセンシブな親みたいなのが、
解像度が高かったです。
めちゃくちゃ高いけど、
確かにうざいお母さんなんですよ。
なんかこう、勘に触るんですよ。
思春期の子供からしてみてると、
余計なもつなごと一言言わなくていいのに、みたいなとこあるんですけど、
そこのシリーズの中で思春期が終わっていくんですよ。
思春期ってこんなグラデーションで終わるんだ、みたいな。
なんかちょっと最後ら辺だと、
最初は子供が素っ気ないのに、
最後ら辺になると子供がすごい優しくなってくる。
なんなら子供が、思春期最後ら辺だしな、とか言うし。
そんなこと絶対言わないじゃん。
そこもね、コピーライターが狙っている。
そうですよね。
キンチョウさんは全てのクリエイティブの企画は同じところにたどり着いたとしても、
表現がやっぱりもう強すぎて、
これ多分コピーライター全員そうなんですけど、
書きたくてもあそこまでやられてしまうとやっぱり書けない。
結構音声広告ってテーマ設定と企画かける、
やっぱりその脚本力みたいなことの掛け算だと思ってるんですけど、
脚本がすごいすごすぎて、
同じ発想で始まってもあそこまで一言一句いけないっていうのが、
強いところだなって毎年思いますね。
まさにそうっすね。
キンチョウさんとかだと結構こういうシリーズものというか、
家族の、ちょっと変わった家族の。
シリーズが多いんですよ。
シリーズって大体、僕も出品したことあるんで分かるんですけど、
作る時って大体2作品ぐらいまではいけるんですよ。
3作品目ぐらいから、これ同じフォーマットでいったら飽きられるし、
かといって変えすぎたらシリーズ感出ないしっていう枠の中で、
どうやってシリーズとしてのオチをつけて笑わせるかみたいなことになってくるんですけど、
そこのクオリティも、シリーズの中で思春期終わっていくっていう。
そんなことはならない。
そんなんだっけ思春期のグラデーションって思うぐらい、
でもなんかほっこりするっていう。
シリーズで聞いた後味がすごい良いんですよね。
本当そうだと思います。
なんか最初から最後まで聞いた時に、
終わったんだな思春期がって思える優しさ。
確かに確かに。
そこがね、言葉面白いなって思いますよね。
良いっすね。
僕このCM聞いた時に、崖の上のポリオンみたいになってた。
はいはいはいはい。
なるほどね。
最初はファンタジーの世界ではあるけれども、
割と解像度の高い海辺の生活みたいなところから始まるじゃないですか。
ポリオンって。
でも最後、海底でみんなで話して終わるみたいな、
わけわからんカオスな世界になって終わっていくじゃないですか。
そうですねそうですね。
この場面転換というか、
どんどんカオスになって、
こういう世界観だったんだねっていう、
このシリーズを通して、
描いてるものがどんどん変わっていっちゃうこと自体の面白さみたいな。
確かに。
そういう展開を作らないと多分。
入り口普遍で入るほど、
多分出口にずれて、
結構得意になっていかないと面白くないっていうのは、
芸人さんのネタとかもそういう感じだったりするから。
ストーリーテラー方式だと、
そういう感じのCMが強いというか。
いいですよね。
一応、害虫を入れなきゃいけないわけじゃないですか。
商品だし。
思いっきりそこが立ってるかって言われたら、
そういうわけではないし、
僕はクリエイティブの人たちもすごいと思うし、
考える人たちもすごいと思うし、
それを出すクライアント力。
そうですね。
これでいいんだっていうところ。
ラジオCMってこうあるべきだよねっていう、
緊張の中のカルチャーは僕は好きですね。
確かに。
アイデアは割と面白いものはできるんですよ。