それはありますね。
さっきのこの頭に汗をかかせるっていう話でいうと、
結構この企画とかやる時に、最近の農科学系の本とか人類進化系の本とかは、
本苦手ですけど、ちゃんと読むようにしてて。
そういう本を読まれているイメージだから、本が苦手までは思ってなかったんだけど、
それを勉強したくて、頑張って読んでいるってことね。
そうですそうです。めっちゃ頑張って。全然活字が頭に入ってこないけど、何とか興味ある分野だからまだ読める。
そうですね。そういうところをベースにしながら、
人間の本能というか、今の令和の時代に生きている人だけじゃなくて、
僕の中で良い企画みたいなもの、良い企画とか良いアイデアっていうのは、
この企画の構造とか骨子みたいなものが、
欧米人にも原始人にも同様に面白いと思ってもらえる構造だったら、
それは良い企画だというふうに思っているんですよ。
これは言語の壁とか文化の壁とかみたいなものを超えて、
人間の生物学的に思わず反応してしまうスイッチみたいなものをちゃんと押せているかどうかっていうのが、
たぶん一番人の根っこにぶつかるようなアイデアになっているっていうことで、
一応検証機能としてそういうことを自分の中で考えているので、
ある種、自分の中にリトル原始人とリトル欧米人を飼いながら企画を見たり。
さっきもリトル何々とかいっぱいあった中でも、
リトル原始人っていうワード初めて聞きましたけど。
そうなんですよ。日本人とアメリカ人が自分の中に同居して企画を見てるんで。
っていうので言うと、そういうインサイトみたいなもの。
人間の生物学的な本能にこういうポイントって刺さるんじゃないかみたいなのを、
結構皆さん持たれてると思うんですけど、僕もこういろいろ貯めていて、メモとかで。
そういう話も今後できたらいいなと思うんですけど、
まさにその中の一つの、この人は自分が苦労して手に入れたものに愛着を抱くっていう。
さっきの話もそこに関係してるっていう分析ですね。
人間の本能的に、やっぱこのすごく本能的に獲得したものに対する愛着みたいなものっていうのは、
動物的に刻まれたDNAレベルのすごい本能的なアクションだと思うんで。
それを刺激しているっていうのが、無意識のうちにそれを刺激しようとしているっていうのが
クリエイティブっていう営みなのかなみたいなふうに思うと、
そこを意識して考え始めると、確かにそれって頭に汗をかかせるっていうことがめっちゃ大事だし、
頭に汗をかかせた上で、汗をかいた成果を与えるっていうところまでがセットでめっちゃ大事なんだなって超思ったんですよね。
それの成果の部分が、ノートとか皆さん見ていただければわかりますけど、
カタルシスって呼んでるんですか?
カタルシスっていうふうに言ってます。
認知不可とカタルシスで分かるやつがそれですね。
認知不可が高すぎると成果が得られない。ただ苦労だけして成果が得られないっていうものになっちゃうし。
一生懸命問いに対して考えたけど気持ちいい回答がない問題っていう感じですよね。
そうです。それこそこのコピーにおいてそういうカタルシスを与えるようなコピー。
ちょっと頭に汗をかかせて、なるほどそういうことかっていうふうに理解できるようなコピーと企画みたいなもの。
そういう構造を取ってるものっていうのが僕の中ではすごくつながってるような気がしてて。
例を挙げると、例えばカナダで3Mっていうテープとかを開発してるメーカーさんがやってた、
銃弾を弾くテープを開発したからそれをPRしたいっていうお題に対するクリエイティブで、
カナダの街中のOOHをガラス張りのケースみたいにして、そんなに札束をめちゃくちゃぶち込んで、
これを壊せたらこの札束取ってってもいいですよっていうふうに出したっていうOOHの企画があって、
これめちゃくちゃ世界的に有名なやつだと思うんですけど、
これって人は苦労して手に入れたものに対して愛着を沸かせるっていうポイントだったりとか、
自分でもクリアできそうなチャレンジに人はチャレンジしたくなるみたいな、そういうインサイトがすごい巧みについてるなと思って。
結局これをバンバン割りにいく若者とかが出たりして、っていう構造って、
コピーでちょっと違和感を仕込んで、なんだろうこの違和感って言って、思わず読ませるみたいなテクニックと、
その企画の構造って僕は全く同じものだと思うんですよ。
表出してるものが違うだけで、機能的に狙いにいってることは一緒ってことですね。
みたいなね。
まあしかもね、それが札束っていうのがよりね、一番人間が欲しいもの何かって言ったら金だろうっていう、そういう感じなんでしょうけどね。
ですね。そういう違和感を仕込むみたいなこと、ただただわかりやすく言葉にするとか、ただただ正しく言葉にするみたいなことっていうのは、
クリエイティブにちょっとでも勉強して触った人間からすると、それだけだと全くコミュニケーションとして意味をなさないっていう肌感覚ってめっちゃあるじゃないですか。
だからそれをすごくね、めっちゃ学んだというか、ずっといろいろやってて。
谷山さんの話で言うと、啓蒙的なメッセージであったりとか、正しいことを言うときほど工夫しなさいというか、クリエイティブってよくおっしゃられてますけど、
真面目な説教を聞きたい奴は誰もいない。でもなんか世の中の広告とか見渡してみると、環境なんちゃら団体とかで環境を守りましょうとか、地球をなんちゃらとかっていうのよくあるし、
最近の広告が、いろんな理由もあるとは思うんですけど、昔と比べてそういうクリエイティビティが少ないものが増えたんじゃないかみたいなのを業界の人とかみんなおっしゃいますけど、
そこもたぶん僕とかも所属してますけど、そういう事業会社側のやっぱり言いたいことを言えば伝わるっていう思っているそもそもの根本的な考え方と、
たぶん広告コミュニケーションに携わっている人間は言っても伝わらないって思ってるから、そこにすでにすれ違いがあるから、
たぶん事業にいる何かものを伝えていきたい人ほど、そういう視点があり得るんだということを理解した方がいいし、
そこが分かり合えると、すごくたぶん事業の言いたいことと広告クリエイティビティを作ってる方とがつながって、いいものができやすくなるんだろうなっていうのは、
僕の視点からだとそういうのはすごく感じている感じがあるかな。
確かに。一応なんか事業会社側の目線って感じですね、それも。面白い。
なんかこう、そうですね、それこそこう、最近結構自分の中でパラダイムシフトだったのが、それこそ言葉に対する考え方の違いというか、
言葉に対する考え方が変わった経験というか、割と言葉が目を奪う機能っていうものに対して僕は懐疑的だったんですよ。
最初このコピーっていうものを勉強し始めた時も、でも視覚的なインパクトとか、結局人の本能に与える影響って、
音とか、ビジュアルとか、目とか、あと匂いとか味とか、そっちの方が絶対強くて、言葉で何かこう人を強烈に動かすとか、人の何か本能的なスイッチを押すみたいなことって、
理性的なメディアすぎて、言葉というものがそもそも難しいよなってなんかめっちゃ思ってたんですけど、
そこに対して最近すごく、そういうことじゃないんだなって思った体験みたいなのがあって、
僕の中ではアクティベーション地動説みたいな感じで考えて読んでるんですけど。
天動説が地動説になった。
天動説が地動説に対して。
割とPRの、PR畑の人間として結構この、何というか、信仰してるピラミッドみたいなのがあって、アクティベーションのピラミッドみたいなのがあって、
まずリーチが一番下にあって、コミュニケーションが人に届いていくっていうことがまず一番最初にあって、その上にパーセプションチェンジという段階がある。
で、この態度が変わることによって最後頂点に、こう、ビヘイビアチェンジという。
行動ですね。
そうですね、行動が変わるっていう。
メッセージだったりコミュニケーションが届くことで、人の態度とか姿勢が変わって、それによって行動が動く。
で、行動を動かすというリザルトを導いたコミュニケーションが、やっぱり一番偉いよねっていう考え方みたいなものを、
なんかすごくPRの視点のコミュニケーションをやってる人だと、結構染み付いてる部分があると思う。
なんで、アクティベーションが一番偉いというか、行動を変えるものが一番偉いっていう風に考えている節があるんですね。
で、割と反則コンペとか宣伝会議所とか、いろんな公募をやる中で、その一番行動を変えるパワーが強いのは何なんだろうっていうことで、
そのさっきの本能的なスイッチみたいなものを押すっていうことをめっちゃ意識して企画を考えてたんですけど、
それで運良く受賞させていただくような機会もあったんで、ある種この仮説は正しいんだろうなっていう風に思えたことがあった一方で、
絶対に本能的に人を動かす強烈なスイッチを押していないんだけど、自分たちが考えた枝よりも上位になってる章とかアイデアみたいなものも同時に発生してるっていう現象があって。
これは丸山さんの消化軸で言ったら、おかしなことが起きてる。
おかしなことが起きてる。僕の中である種、この地動説が天動説みたいな話で例えると、
ある種この月の衛星軌道みたいなものがしっかり自分の観測通りに回ってて、観測結果も予想したものと一致したっていうのがあるのに、
明らかにその観測で例外的に処理せざるを得ない軌道を描いてる星があるみたいな状況だったんですよ、今まで。
で、それが周りとこの、なんていうんですかね、どちらかというと一番頂点、ピラミッドの頂点だと思ってた行動変容ではなくて、
2番目のパーセプションチェンジなんですね。態度とか人の考え方を変えるっていうところに重きを置いた企画みたいなものが、
自分たちの章よりも上位の章を取ってるっていうことが、特に反則コンペとかでよくあって。
三角形で言った時には、なんでビヘイビアチェンジを促す手前のパーセプションしかアプローチできていないのにもかかわらず、
それが選ばれる自分たちより上位の章になってるんだっていうことに対してクエスチョンがずっとあったってことですね。
そうです。特にこう、なんていうんですかね、ヤングカンヌとかって結構主戦場はそこというか、
昔は割と人をダイレクトに動かすっていう企画が上位の章をずっと独占していた時期もあったなって思うんですけど、
最近は結構どちらかというと、ダイレクトに人を動かす、何か売り上げ上げるっていうことよりも、
もっと人に考え方を変えるようなインパクトのある情報だったりメッセージを届けられたかっていうものが評価されている気がして、
このヤングカンヌの流れみたいなものが、自分の観測事実と若干ずれてきてるなっていう感覚に危機感を抱いてたんですよ。
最近それこそ谷山さんの、養成講座で谷山さんの教えを受けて、そこの転換がめっちゃ起こったというか、
今まで自分が信じたのが転動説だったんだある種みたいな風にめっちゃ思った経験になって、それがこのコピーで人を動かすっていう、
何か機能的に人が何か行動を変えるようなコピーを書くっていう時に、谷山さんがおっしゃってたのが、君たちは今すぐ人を動かそうとしすぎだと。
で、この今すぐ人を動かすことが難しいテーマとか問題設定みたいなものも世の中に往々にあって、
そういうものに対しては、何か今すぐにその人の何かアクションをしてねっていう話ではなくて、
どちらかというとこの態度とか考え方を今ちょっとワンフックでも変えられるようなことを言葉で残せれば、
それが1年後とか1ヶ月後とか長いタイムラインで見た時に、将来その行動が変わっているっていうような状況が起こせるじゃないかっていうようなことをおっしゃってた。
これは僕の解釈で今話してるんですけど、そういうようなことをおっしゃってて、で、その時にめっちゃ衝撃があったんですよ。
なるほど、そのパーセプションチェンジっていうのは、認識を変えるっていうのは長時間の時間軸で見た時のビヘイビアチェンジなんだと。
時間軸というものをそこにもう一個軸が存在するとしたら、その軸を見落としていたってことを気づいたとですね。
僕が今まで一番上だと思ってた、上位概念だと思ってた行動変容、ビヘイビアチェンジっていうのは、確かに今すぐ本当に1秒後とか10秒とか1分後とかに人をダイレクトに動かすっていうことが一番強いっていうことを無意識に思い込んでたんですよ。
で、今すぐ人を動かさない、メッセージ何かを伝えて終わりみたいな、何か考え方がちょっと考え方に何か尖りができて終わりみたいなことって果たして本当に意味があるのかっていうふうに個人的に思っちゃってたんですけど。
そのテーマによっては、それが結局長い時間軸で見た時にビヘイビアチェンジにつながってくるんだよって話をされて、僕にとってなんかそれが最近めっちゃ衝撃的で。
それによってこのパーセプションチェンジというものも時間軸で見た時の短時間のビヘイビアチェンジは今までのビヘイビアチェンジで、長時間のタイムラインで見た時のビヘイビアチェンジっていうのはパーセプションチェンジなんだっていう。
ビヘイビアチェンジの軸ですべてが一本で繋がって語れるようになったっていうのが
理解できるようになったっていうのがあって
それによって今までこう例外的な動きをしていた星の動きが
すごく規則的に見えるようになったっていうのが
同心炎上になるんだ 同心炎上になるんだ
そこですごい地動説があって
最近うおとさんの地とかがアニメで見てるんで
重なる部分 重なる部分がもうむちゃくちゃありましてですね
その体験が最近すごい強烈だったんですよね
アクティベーション地動説ね
アクティベーション地動説を最近めっちゃ感じたっていう
確かに自分もそういう言語化はせずに作ってきましたけど
多分さっきから言ってる言語の思考であったりとか
あとは人の心を動かしたいみたいなところって
永続的に作用するものを信じてるからっていう部分は
少なからずあるなっていうのは話聞いてて思って
何かのメッセージとかを見て
その時に消費行動に自分が動いたりとか
何か思わず行動してしまうっていうところって
本能的に仮に動いたとしても
そこの理性の部分で処理できてないままだと
長期的に何か残らないというか
体験として本能的にやってしまったっていうことは残るんだけれども
何かそこに心の中に出来事化されてずっと長くある
みたいなこととはちょっと違う体験な気がしていて
特に自分とかそういう音楽とか映画とか小説とか
そういうエンターテインメントから自分の人生に影響を受けてきたものが多いから
何かそういうことをコミュニケーションに期待してしまうというか
隠してしまうみたいなのが多分バックグラウンドの修正としてあって
何か一個見た広告で明日商品を買ってもらうというものももちろん大事だけど
それによって何かその会社の見方であるブランドに対しての気持ちが変わって
1、2年後かもしれないけど
あのブランド何かああいうメッセージ良かったな
今回はちょっと使ってみるかっていうのは
確かに起きる気がしていて
何かそれが結構世の中的に言われる何かブランディングという言葉と
反則キャンペーン的に呼ばれることと
何かそこの時間軸の捉え方としても整理できる考え方なのかな
みたいなのはちょっと思って聞いて
確かに確かにめっちゃそうっすよね
ブランディングは本当にまさに長時間で見た時にちゃんと
ビヘイビアチェンジを起こすっていうことを前提にして
ビジネスとして成り立ってるじゃないですか
で割と目の前の刈り取りはそれこそ反則
プロモーションアクティベーションっていう領域でやられてる話であって
っていうのも何かあのそうですね
さっきこう地道説を言ってたんで僕も今めっちゃクリアに見えてます
それも
今までその正直これなんかすごい未熟だなと思ったんですけど
ブランディングっていうものの意味というか
あんまり僕は分かってなかったんです
いやブランディングみたいなことをやるよりも
全然そう今劇的に売上が伸びるようなことをやった方が偉くないっていうふうに思っちゃったしがあって
実際そういう企画に僕はすごく惹かれてた部分があったんですよ
でそのベースはそのベースとしてありつつ
そこで培ってきたものはすごく身になってるなって実感もあるので
それはありつつでもなんかこのブランディングっていうものを
どういうふうにこう優れているものっていう
ファクトというか事実がある中で
理解して解釈すればいいのか
解釈すればいいのか分からなかったんですけど
その話でめちゃくちゃこう霧が晴れたというか
割とこうなんですかね
なんかその今こう30から30半ばぐらいの世代の人たちで
結構そのヤングカンヌとかやってきた世代の人たちと
そういうめちゃくちゃダイレクトに人を動かすっていうことの
鮮やかさみたいなものに感化されてきた人たちで僕は多いと思ってて
なのでそういう人たちにもちろんそういう方々も
そのブランディングというものを既に理解されている方っていうのは
めちゃくちゃ多いと思うんですけど
なんか僕と同じような視野にいてしまっていた方に
こういう話がなんか届いたら
ぜひ議論してみたいなみたいなことをめっちゃ感じてたっていうことなんですよね
永遠の課題でもありますよねこのブランディング観測
そもそも言葉の使い方も人によって違うし理解も違うから
あんまりブランディングとかっていう言葉を使わない方がいいんじゃないかって思う
仕事してても習慣もあったりするんですけど
でも結構事業会社としてその話を見ると
どこにその仕事の期待値を置くかっていうものの
すり合わせがずれるとそれこそ多分良くないことになりやすいなと思っていて
本当に今回のオリエンテーションとしては
短期的な3ヶ月の売り上げアップのために試作をやりたいんだっていうオーダーの仕方と
長期的にこのブランドを育てていくために何をして欲しいか考えて欲しいっていうのがあると思うんですけど
多分それを発注主側の事業会社の担当者が
自分の中でよくわからないまま
とりあえず成長だとかブランディングだとかっていう言葉で思って仕事を始めてしまうと
そこでクリエイティブを作っていく上でのフェーズに絶対に歪みが生じる気がして
本当に欲しいのはそういう中長期的な
何か資産として形成されていくようなフレームを考えて欲しいのに
そういうアイデアマン的な人が
これはもう人が動くのって提案されても
もうすごいそこにすでにすれ違いが生じているというか
逆もきっとあると思うし
僕の場合は結構そういう長期的にブランドにどう生きるかっていうのは
やっぱり事業に長く携わる
ブランドを大事にしないといけないなっていう感覚が
多分外部にいる会社さんの案件として仕事が降りてくるよりも
よりそこシビアに見ざるを得ないというか見てるからこそ
短期的だけどブランドの資産にならない施策をやるべきなのかどうかっていう
意思決定は結構常にあるなとは思っていて
ただそういう短期的な成長の先にしか
ブランドを長く存続させることもできないので
そこの矛盾に多分いろんな企業とか広告主側は悩んでる時代なんだろうな
みたいなのはすごい感じるなと思う
いやそれめっちゃあれですね耳が痛い話ですね
やはりこうありますもんこの自分がこう提案してて
絶対その今人が動くっていうことが正しいんだからっていう理論を押し通そうとして
アイデアを持ってって
いやなんかもっと長期的な中長期的な目で
どう今のこのブランドを育てるかっていうことを考えてほしいんだよなっていう反応をされたことって
めちゃくちゃ自分の中で思い当たる節が何回もあって
もちろんそのアイデアが刺さるというかアイデアを求めてましたっていうふうな時に
そういう提案がよく受け止めていただけるっていうことももちろんあったし
そのブランドをちゃんと育てていくっていう観点の時に
なんかそれはちょっと違うんだよなって反応されたこともあったしっていうので
なんかそこをちゃんと識別してプランニングを理解できているかどうかっていうのって
なんかめっちゃ大事だしそれがちゃんと扱えるかっていうのを含めて
なんかそこはすごい奥が深いし
まあ答えないですからねその時によっても違うし
でもやっぱりなんかこうどうしても長くこうものづくり的なことをやってくると
自分の習性としてこういう企画がアイデアを出しやすいとか
なんか自分はこの企画が向いているとかなんとなく出てくるとか
でやっぱり人から何かを頼まれる時ってそこを発揮しようっていうふうにそれこそ無意識でなんか
本能的にそれが好きだしそうしてる自分の時間が楽しいから
なんかそこに向かいがちなところは正直あると思うけど
本当に多分あのトップレベルでやられてるクリエイティブディレクターの方とかって
もうそれはそれとして今回本質的な課題解決に必要なアプローチがどれなんだっていう
手札がもう大量にあって
なんかこの人が作ってる感みたいなのはねあったりするし
まあだからそれも2種類なんかタイプがある気がしますね
なんかもうあの人の仕事ってわからないようにすべてのクオリティが高いクリエイティブディレクターの人と
あーこれ多分この人だろうなーっていうのが漂ってるクリエイティブディレクターの人となんか両者ある気がしていて
それもなんか特性というか個性とその人の生き方によって変わってる部分な気がする
いやそうですね、なんかそれで言うとその最近僕かなりこう青春時代を2chとかネットミームで過ごしてきた人間なんで
あのマクドナルドのツイッターとか前のXでのSNSでのコミュニケーションっていうのをめっちゃ刺さっちゃう人間があるんですよ
ペルソナの最上位にいるみたいな
ペルソナの最上位もう企画書の中に絶対登場している人間と同じ思考をしてるんですよ
でなんか最近あの今崎田淵たべみっていうキャラクターがあったじゃないですか
いやあれめちゃくちゃすごいなと思って
あの僕この今崎田淵たべみのあの凄さみたいなものについてちょっとお話ししたいんですけど
ネットミームオタクとしての
あのまずはあのなんていうんですかね
今崎田淵たべみっていう存在キャラクターデザインが単純に可愛いポップで可愛いっていうところで
まずこのなんていうかまあ単純にこの可愛いキャラクターとしてこう人目についた時に
すごくいいねとか関心を集めやすい装置になっているっていうのはベースとしてあるじゃないですか
でその上でこの今崎田淵たべみがあのこう動いているこのクリエイティブとか
なんかその音楽とかそういうものっていうのは結構その昔ニコニコ動画とかで
あの文化として流行っていたあのドナルドというキャラクターじゃないですか
あのドナルドのこうめちゃくちゃ流行ったミームをすごい踏襲してるんですよね
すごい踏襲してるからあのその時の文脈がわかっている人にとっては
今レイアナイズされたこの可愛い女の子のキャラクターが
10年前15年前のあのドナルドのオトマットと同じことをやっているっていうことに
なんかこうなんていうかエモーショナルになっちゃうんですよ
世代を超えてね
そうノスタルジーを感じて思わず反応しちゃって
そういう人が起爆剤になってめちゃくちゃこういろんなマクドナルドってナショナルクライアントが
あのこう昔の僕らの青春時代の10年前15年前のネットミームをテーマにして
なんかやってくれてるってことに感動して反応していいにしてリポストして引用してっていうのを
やるっていうことをまずこの起爆剤にして一般の人に単純にこのその文脈がわかってない人にも
可愛いキャラクターがあの可愛い音楽とか踊りで動いているっていうクリエイティブが届くっていう構造になってるじゃないですか
でこれがやっぱこうまあなんか当時のミームとか知ってる人からしたら当たり前の話かもしれないんですけど
すごくこう当時の当事者としてはめちゃくちゃなんか心動かされちゃって
で僕はめちゃくちゃ多分この企画書の中にペルソナとして描かれてる人そのままなんだろうなってめっちゃ思ったんですよ
その世代の人たちが多分今一線を張るプランナーになってきてるからっていうのもあるんでしょうね
そうですよね本当にこう電通の方々がやられてるっていう感じだと思うんですけど
いや本当に壺を押さえてるなっていうふうに思ったというかね
なんかネットミームの部分は僕は正直わからないものが結構あるタイプであの面白フラッシュ倉庫あったりしたんですけど
あのにちゃんはそこまで通ってなくてニコニコ動画とかも
あのめちゃくちゃメインのものはしてたりするんですけど
でもなんかその話とはちょっと関係ないんですけどそのフレームの部分だけでいった時に
それも結構情報設計の仕方として今もう不可欠な要素になってきてるなっていうのはめちゃくちゃ感じていて
あのいい表現があったとしても基本リーチできる量が圧倒的にもう少ないので
どうやってそのリーチを稼ぐかっていうところにもアイデアが必要になってきているのが
今のそうSNSとかだとより顕著にあるなと思っていて
で僕は逆にあの反則というものに対してなんか若干の不信感もあったりとか
なんでそんな流行りに乗ったやつをわざわざそのブランドの世界観とそんなに合わないのにやらないといけないんだみたいな思ってきたこともあったんですけど
逆に逆地道説みたいな話でそこを伝えるためにそこのアイデアがないとそもそも伝えようと思っている
聞いてさえくれない状況なんだなっていうかまずあの聞いてもらうための努力としての企業努力としてのクリエイティビティがそこにあるというか
なんかそれはすごいあのもう伝えたいことがちゃんと伝わるためのやっぱり起爆剤的な要素としては欠かせないんだなっていうのは
やっぱデジタルのキャンペーンとかを設計する時とかもすごく感じるし
なんかそこありきで物事を考えないとやっぱりあの温度ですごいどれだけいいツイートを例えば投稿してても
なんか全然伸びないものもいっぱいある中でなんかそこの世の中の潮流とか最近界隈消費って言葉ありますけど
どの界隈から着火させて着火させた先にそれが文脈を知らない人に対しても何が残るのかっていう
なんかそこが設計できるかどうかっていうのがデジタル時代の結構プランナー術みたいなところなんだなっていうのは僕の最近の理解としてあるので同じ話だなと
ああそれそうですねそれめっちゃ面白いですよね確かにだからそのそれこそ今だけダブチためめで言えば
僕みたいなネットミーム全盛期の精神を過ごしてきた人間が絶対に反応しちゃうインサイトを通過されてるわけじゃないですか
でそこでこう盛り上がって今すごくバズってるコンテンツとして一つの地位を確立して
で人が今話題になっているものっていうのにやっぱり関心を
それも心理学的なところでありますもんね
そうそうそう人の本能をちゃんとつくような状況っていうのをそれによってまず作り出す
でそういう過程を経て今新発売のダブルチーズバーガーの商品があるっていうようなことを伝えるっていう
本来届けたいメッセージっていうのに繋げていくっていうそこの構造ってなんかすごい面白いし
利用されてる自分もちょっと気持ちいい
アーリーアダプターイノベーターポジションのところに入れた喜びみたいなのがあるよね
広めるきっかけにちゃんと自分が貢献できたというかコンテンツのことは好きなわけだから
あですです あとこのぼくがすごいなって思ったのは
今竹ダブチ食べ実っていうネーミングこれめっちゃ感動したんですよ
あのちょっと専門的な話になっちゃうかもしれないですけど
詳しくはあってないかもしれないんですけど今竹ダブチ食べ実っていうこの並びってほとんどが
この舌を口蓋で弾く音でできてるというか今竹ダブチ食べ実って
発音の仕方がして 発音の仕方がそうなんですよこの舌を弾く音でずっと構成されてるっていうのって
なんかすごくこのなんていうか音で音として出したい言葉になってるというか口にして出したい言葉になってるというか
頭の中で音韻をこうイメージして反復した時にすごくリズミカルで弾けるような音韻感があって気持ちいい
生理的に気持ちいい言葉になってるじゃないですかっていうのがなんかめっちゃすごいなと思って
これって多分ダブチじゃないですか最初のスタートポイントは
ダブチっていう言葉ってなんか濁音だらけでなんかこう舌をある種酷使するような
なんかこう言葉遣いになっているっていうことに面白みを感じられたこうプランナーの方のスタートポイントみたいなのがあって
それをこう重ねていってしかもそれアイコンかキャラクター化していってそれを広げていくフォーマットをネットミューみたいなフォーマットに乗せていくみたいな
順番で派生していったのかなとか思うとこの今竹ダブチ食べ実っていうネーミング以外ありえないなってめっちゃ思ったんですよ
この企画フレームを最大化する上で
そうですそうです
この今竹ダブチ食べ実でこの食べ実っていう舌の名前
食べ実いいっすね
食べ実がねめっちゃいいんですよこの食べ子でもダメなんですよ食べ子じゃダメだし食べえでもダメだし
食べ実っていうこのMで実でこの魔行もやっぱこの行進破裂音って言うんですかね
口唇とか舌をくっつけてパッて話すっていうこの弾く音でできてるから
この行進破裂音とか口蓋を舌で弾く音でずっと統一してるっていうのを最後までちゃんと完遂してくれる言葉じゃないですか
言葉というか文字じゃないですかM行未行未っていうのも
だからこそやっぱこの今竹ダブチ食べ実の僕はなんか一番こう一番なんというかクリエイティブとして
ハッとさせられたのは最後の食べ実の実の部分
ここに実を置いたのは本当に天才だなと思って
ここまでの解像度でそのワードを分析されたのも初なんじゃないですか
でもねなんか眠いよ眠いって言うみたいな
そうですね眠いもね眠いもそうですよね
そういうなんかそもそもの流行り言葉的なこともある気がするし
あとやっぱそういうコミュニケーションとしてダブチみたいな商品がど真ん中にあって
それをコピー化するとか企画フレーム化するって一番シンプルだけど一番難しいじゃないですか
商品ど真ん中でそれをやれるフレームを見つけるみたいなのはそこの努力は怠ってはいけないというか
まずそこから逃げないことも企画する時とか重要だなってめっちゃ思いますね
確かにそれめっちゃ思いますね
なんだろうこのツインテールの可愛いキャラクターっていうキャラクターデザインに
落としたのとこの音韻的な関係っていうのもなんかちゃんとリンクしててすごいなと思ったんですけど
あのさっきのこの食べ身の実っていうのがM行だよねって話があるじゃないですか
でこのなんていうか可愛いニュアンスみたいなものをこう言葉で音韻でつけるときに
この行進破裂音とされる言葉ごめんなさいこれ専門的な話を間違えてたら申し訳ないんですけど