このタイタニウム部門の審査委員長の公表を僕見てですね、それがすごい良い言語化でめっちゃ痺れるなと思ったんですけど、我々の審査の基準はシンプルです。
変革のドミノの一つ目になるようなアイデアを見つけることです。一家制のモーメントではなく、持続可能なムーブメントになるワークを探しました。これ、痺れません?
モーメントよりムーブメントでいいですね。コピーや。
すごい痺れるなと思って、この公表。めっちゃわかりやすいし。
海外の広告書の中でも、今言ったようにビジネスアイデアとか国を巻き込んだ実証実験みたいな、巨大なリザルトマークションが評価されているというものも多かったです。
今回クイズ形式を紹介するのはどちらかというと、僕の一クリエイター陣としてのチョイスで、アイデアのワオが特に光ったもの、強かったものというセレクトをしています。
あと、グランプリは結構もう至る所で紹介されていたので、今回はグランプリも一部ありつつ、ゴールドとかショートリストの事例の中からちょっと強めにピックアップをしております。という感じです。
もうカンヌの事例洗ってて、見ててすごい吐き気がしてきて。
もうなんていうか、すごい簡単なマインドチェンジでドカンと世の中変えちゃってるみたいなのが多くて、自分がもう見ててクラクラしてきちゃったんです。
狭い所で知恵出してるなってこと。
意外とこんなアイデアドカン一発で打ち上げ花火みたいなのいらないんじゃないかみたいな感じのマインドにもなっちゃうというか。
そんなセンセーショナルな事例も多いので、基本情報はそんなところにしてですね、世界の最先端の広報事例というところで早速紹介していきたいと思います。
ということで冒頭の問題に戻りますね。
メキシコ湾の名称がアメリカ湾に変えられてしまうことになってしまった。
これに対してメキシコ国民が埃を傷つけられたということで怒っているという状況があったんですが、しかしとある方法で地図上にメキシコ湾を復活させた。
どういうことか。ということでこちらのテカテというメキシコのビールメーカーが手掛けた事例になります。
ビールメーカーか。
ちょっともう、いつも即興で回答してるんですけど、3回目ともなってきたんで、ちょっとガチで考えたいなっていうところが。
ぜひぜひ。
ちょっとこの編集上いくらでもここカットできるんで、とはいえそんなに時間がかからない範囲でちょっと考えてみたいな。
考えてください。ぜひ質問とかも。
地図上っていうのはGoogleマップとかそういう話なのか。
いいですね。Googleマップです。
Googleマップか。
なんかそういう気配するな。
でも思ったのはそのメキシコみたいなものをなんか別のワードでなんかこう結局その地図上のスペルがそのメキシコになればいいから、
意味がメキシコじゃなくてもなんかわからないですけどメキとシコがなんかあってなんかこう組み合わせたらそのデータ上はそう見えるみたいなことができるのかなと思ったんですけど、
湾、だからまあ海ってことですもんね。
ビールメーカーか。
いいですね。このデータをハックしてうまいことメキシコ湾という表示があるように見せるみたいな。
ところがめちゃくちゃシンクってますね。
はい、では回答をお願いします。
まずこれことの発端はアメリカ大統領、トランプ大統領がメキシコ湾をアメリカ湾に名称変えようという提案をしたんですね。
これを受けてメキシコ側もちょっとゴタゴタさせるためというか、メキシコ湾に変えますかってなっちゃって、
Googleマップ上でもそれが反映されちゃったと。ということでまずメキシコにとっておいおいということが起こりました。
そこでですね、このGoogleマップのシステムを逆手にとって、ガルフオブメキシコという、直訳するとメキシコ湾という名前の船上のレストラン、船ですね、船のバーを作ったんですね。
これをメキシコ湾の、今アメリカ湾になってますけど、アメリカ湾の真ん中に浮かべて、いろんなお客さんを招待すると。
実体として、この船をビジネス登録して、Googleマップのピンで、メキシコ湾の真ん中にガルフオブメキシコがピンで置いてあるという状況を作ったということで、
Googleマップには今もアメリカ湾の中心にメキシコ湾というピンが立っているということで、ガルフオブメキシコというアウトドア部門等でゴールドショートリスト等を取った事例になります。
これ、ちょっとクラクラしちゃったんですけど、僕、これ知って。めちゃくちゃすげーな、みたいな。
そんなハックの仕方があるのか、みたいな。
ビールメーカーだから、ビールの製品に考えちゃってましたけど、要はあれか、提供する場所としてのレストランを船って、海上に作ったってことか。
そうですね、バー。船の上のバーを作ったって感じですね。
これをメキシコ湾の真ん中に浮かべて、ピンで刺すということで、何度かGoogle側に削除されて再登録して、繰り返ししたらしいんですけど、今はちゃんとビジネス登録されて、今もピンが立っているらしいです。
その削除される行為自体も、そこに物語性があるから、メキシコ湾に戻したい人からしたら、わーわーってなるから、それも含めてブランドアクションになりそうですね。
取り戻すっていうアクションすらも擬似的にできてるというか。
クラクラ話で言うと、前回のアドフェストとかスパイクスの話とかでチラッとありましたけど、
ブランドから遠い課題にブランドがアクションするっていうことがギャップを生んでる感じがするから、
それで味方を作ってファンになってもらって、ブランド自分たちの商品を消費してもらおうみたいなことが裏にはあると思うんですけど、
そういう次元で意思決定しなさそうな感じが食らってくるポイントですよね。
確かにまさにブランドアクションではあるんですよ。ブランディングのアクションではあるんだけど、ブランディングみたいなものの枠を超えたナショナリズムとか、政治的なアクションみたいなところまで踏み込んでるみたいな。
ところで言うと、もうちょっと強すぎて。アイデアもリザルトもちょっと強すぎて、ヤバいって思っちゃった。面食らっちゃったというか。
アウトドアゴールドっていうことで、確かにアウトドアらしいというか。
まあ外でしかできないですね。アウトドアがまさかアメリカ湾の真ん中にあるとは。
それもすごいですね。確かに。
こんなピンのハックの仕方があるんだなと思ってびっくりしましたね。
データを何かでハックするみたいなことは、他の事例でもあるような気がしますけど。
そのぐらいの強引さは聞いたことない感じもあるから。
そうですね。大海原を使って、大海原というフィールドを使って、クリエイティブ的にとてもジャンプのあることをしているみたいな話で言うと。
昔、南米の島国の一つのところで、性的暴力が問題されてたんだけど、そこでアフターピルが法律上処方できないみたいな問題があった時に。
アフターピルを処方するために、その国の排他的経済水域まで人を送って、そこでピルを伸ばせるっていう試算をやった事例がありまして。
これもとてつもないなと思ったというか、その時と同じぐらいの衝撃を感じたんですよね。
海とか自然っていうもののアイディアに絡めると、クリエイティブは強くなるっていうことを何となく僕は思ってるんですけど。
その差異たる事例という気もしますし。
ある意味、整った綺麗なアイディアよりも乱暴だけど、結局人がわーって興奮するみたいなところが重要なんだろうな。
さっき谷口さんもおっしゃってましたけど、ストーリーが生まれてるっていうのも結構デカいかもしれないですね。
それこそコミュニケーションがちゃんとサステナビリティに、サステナブルに機能するみたいなことが重要だって考えた時に、今の世の中。
やっぱりそこにストーリーがちゃんと成立するっていうのは、自立、自創してストーリーが生まれるっていうのは、やらなきゃいけない構造的なクリエイティブなのかもしれない。
そうですね。一つの学びとしては、ブランドとして消費してほしい、体験してほしいお客様の属性がある程度わかっていて、
彼らにとって何か社会的に嫌なことが発生した場合に、ブランドとして彼らの嫌な気持ちを救うアクションをやれば、
その彼らにとってはめっちゃファンになってくれやすいっていう構造はいろんなところで使えそうだなと思ったんで、
自分のブランドを好きでいてくれる人のフラストレーションを解決してあげるっていうところはファン化させていくみたいな意味では、
すごいシンプルなところとしてやるべきことなのかなっていうのは思いました。
確かにそうですね。本当にそれのクリエイティブジャンプの最たる例という事例でございました。
では次の問題にまた行きたいと思います。
こちらはフランスの事例になります。
パリでヒッチという食事の配送サービスの会社がありました。
まさにドキョウゴがウーバーイーツとかなんですけど、このヒッチがある時、ドキョウゴのウーバーイーツの広告を打ちました。
これはどういうことでしょう?ということですね。
広告を打った?
ちなみにこれ、広告を打ったっていうことの内容の話をすると、これ別にネガティブな広告みたいな感じでもなくて、
ぜひウーバー使ってくださいみたいな、広告をこのキョウゴのヒッチという会社が出したっていうことなんです。不思議じゃないですか。
これなんか1個思ったのは、広告を打ってウーバーイーツを使いたい人がめっちゃ属質したら、ドライバーが対応できませんみたいなことになる。
ドライバーが対応できませんってなったら、結局その次のブランドとして、日本だとデマイカンとかいると思うんですけど、そっちに流れ着くだろうということで、
結局第一早期群のマインドシェアを奪いに行くんじゃなくて、第一早期群で対応できない事例を作って、その流れ分を第二ブランドとして享受した方がビジネスとして結局ワークするんじゃないかっていう発想の転換をしたっていうことにかけます。
いいですね。かなり近いです。かなりその線ですね。
じゃあもう答えちゃいましょう。
では回答です。
まずこの広告を打った時期なんですけども。
時期気になりました。なんかモーメントあんのかなと思って。
そうなんです。実はこれちょっとモーメントがありまして、パリオリンピックの開催時期にこの広告を打ちました。
パリオリンピックの開催時期に、観光客のみんなはウーバーを使ってねっていう競合の広告を打ったんですね。
交通渋滞とか食事の配送の需要が増加して、地元民にとっては日常生活に懸念を抱くような時期じゃないですか。
そういう中で、地元の人たちに自分のサービスを使ってもらいたいと思ったヒッチは、敢えて観光客のみんなはウーバーを使ってねっていう競合の広告を打ちました。
逆張りすることで、ヒッチのサービスは地元住民のために確保するよっていう姿勢を見せて、実際に地元客が37%増加して、夏シーズン過去最高の売上を上げたのだったということで、
フランスのChoose Uberという試作で、ブランドエクスペリエンス&アクティベーション部門で、ブロンズ等々のノミネット受賞をされております。
この発想の転換はすごい見事だなと思う。
普通じゃありえないですよね。他社の企業の広告を打ちましょうって、口が裂けてもクライアントに提案できなさそうですよね。
できなさそうだけど、確かに意外とそれに立ち上がる。
それがすごいしざに飛んでるなと思ったんですけど、最初の話に立ち返るんですけど、クリエイティビティが面白いかどうかとか、人の心を動かすかみたいなことに対しての評価というよりは、
今まで解決できてないこの課題を本当はどうやったら解決できるんだい?手法は問わぬ?ってなった時のベストアンサーを出せるかどうかみたいな、そういうふうに考えないと出てこないし。
でもそう考えると理にかなってるじゃないですか。理にかなってる感じがいいですよね。
変なことやってるんだけど背景を聞くと理にかなってると思っちゃうみたいな、ハテナからのびっくりマークみたいな、まず驚きがあってどういうこと?ってなった後に膝ポンしちゃうみたいな、それも良いクリエイティブの条件だみたいによく言われますけど、それがもうブランドのアクションとしても成立しているっていう企画なんだな。
めちゃくちゃそうですね。カンヌとかで受賞するような事例になると、問いから答えの距離も短ければこのギャップも激しいじゃないですか。これがクリエイティブにおける一番求められる形だなと思って。
簡単に理解できる。ちょっと頭使えば簡単に理解できるんだけど、その答えの意外性みたいなものがとてもある。これって理想だよねというふうに思います。
オリンピックの時に外国から来ている人はUber使ってねっていう皮肉さみたいなのをお茶目っていうか、それが良いですよね。来た人は実際まんまとそうしちゃうわけですよね。現地のこと分かんないからっていうのもあって。
とりあえずUberいつでしょうって言って、そしたら元々いる人からしたらちょっとこの時期込みそうだからこっちにしとくかっていう心を作ったってことですよね。動きとして。
大喜利的におもろいことやってるねっていうふうに受け入れられたみたいなところも多分あったんですね。
そこはやっぱりさっきも話になってたストーリーとして完成するイメージというか。この広告を売ってて、この広告なんで売られてるんだろうっていうことを気になった人が、その理由というかストーリーに接触した時にお見事ってなる。
そうですね。
その意味でPR味もあるというか、そこもあっていいなというふうに思いました。ということで、Choose Uberというフランスの試作でございました。
本当に売り上げを上げるために何がベストかを考えようと思いました。
Uberがハッピーになってるっていうのもいいですね。
うん、確かに。
はい。ということで、次の試作のお話でございます。
音声コンテンツに広告が出稿された。その広告は必ず再生時間が26分になった時に流れるという。どういうことか。
ということで、こちらは自殺防止に取り組むダブリンサマリタンズという団体が手掛けの事例になります。
26分。何か意味があるんでしょうけど。
前もありましたもんね。レコードの尺になってますみたいなやつ。
そうですね。Hazard World Recordsという試作がありましたね。
広告の時間がオリンピックの最速記録になってますみたいな。
インターネットの速さを伝えるという企画でしたけども。
26分で何か広告が音声の中に入ってるよってことですよね。
そうです。
社会啓蒙として自殺悩んだ時に窓口に電話しても取り合ってもらうまでに平均で26分電話のプルルル状態が保留になっているということを知らせるために
実はこの番組が始まってからのあなたが楽しんだ26分間自殺を悩んでいて電話して最後に助けを求めている彼にとっては電話が繋がらない時間なんですみたいなCMを入れたと予想しました。
素晴らしい。すごいですね。この短時間で構築したブランドメッセージとしてそんなにインスタントに出てくるものじゃない気がしますけど。
正解は方向性としては違うんですけど。
26分というところに大きな意味を持たせてメッセージしたっていうのはまさになので、
何なんだろう?
回答の解説に行きたいと思います。
今谷口さんがおっしゃっていただいたように、ダブリン・サマリタンズという団体は日本で言うと命の電話みたいなもので、自殺防止のためにかけられる問い合わせ窓口みたいなものを持っていて、
そこのボランティア不足に悩んでいたという状況がありました。
ボランティアを募集したいと考えたんですが、ボランティアの人に求めるスキルとしてやっぱり聞く力がある潜在候補者が必要だよねということでございます。
実はこの電話の平均的な長さが26分なんですね。
待ち時間じゃなくてそっちですか?
聞く側の話を聞く時間が26分というのが平均的な長さらしくて、
音声コンテンツを26分間聞き続けられた人というのは、ポテンシャルを持っている人じゃないかということで、
26分目の音声コンテンツの再生時間のところにピンポイントでボランティア募集の広告を流したのだったということで、
The 26 Minuteという企画になりまして、クリエイティブストラテジーライオンのブロンズ、他ショートリスト多数を受賞している事例になります。
それなんか戦略ちょっと乱暴じゃねっていうツッコミはありますけど、
結果的にそれがやろうとしていることの啓蒙になってPRに繋がって求人が増えてそうだから、
そのリザルトがあるから多分賞を選ばれていると思うんで、
それだけでワークさせに行ったというよりかは、それによってそこに注目を作るっていうことにおいての音声の使い方だと思うんですけど、
そこのファクトも多分知られてない状態だと思うんで、
ファクトと何か事件を起こすっていうことの掛け合わせが巧妙だったっていうことですよね。
そうですね。なんかこれ実際音声コンテンツは自分で聞きに行きたくて聞いているものだから全然聞くことは苦痛じゃないと思うんですけど、
26分何かを聞けるっていうことって、それもしかしたらディタッドの防止に役立つかもしれないよっていうスキルに転換するような発見を与えたっていうのって、
なんかめっちゃ発見だなと思って、すごいパーセプションチェンジを起こしている気もするんで、
このファクトの料理の仕方はとても僕はジャンプを感じたんですよね。
確かにただコンテンツ26分間垂れ流して聞いてただけなのに、これで助かる命があるっていうふうに言われると、
それはなんかめっちゃ価値のあることのように感じるという。
音声コンテンツの中に広告を売ったっていうところも、とても妙があるという。
そうですね。
確かに傾聴力みたいなものがあなたには備わってますよっていうために、音のコンテンツに出すっていうのも結構シンプルじゃないですか。
確かにそういうやり口があった。
見つけられてないファクトに時間っていうものがあった場合は、その時間を使った、特にやっぱ音声が向いていると思うんですけど、
そういうメディアとの掛け算を考えるっていうのは、手法として横展開きそうだなって思いましたし、
この番組も今多分26分超えてるんで、今まで聞いていただいた方はそこで働けるかもしれないということで。
そうですそうです。ちょうど音声コンテンツということで、ちょっと出してみましょう、この事例も。
ということで、ダブリン・サマリタンツのThe 26 Minuteという企画でした。
かなり好きでした、僕もこれ。
では、第4問。こちらが最後の問題になるかなというふうに思います。
問題です。ある環境保全団体が音声プラットフォームを使って、世界中の人の協力と寄附を集めることに成功した。どんなことをしたのだろう?
ということで、ミュージアム・フォー・ザ・ユナイテッド・ネーションズという国連のSDGsの取り組みを推進する団体の事例になります。
パッとそれも思いつくので言うと、配信している何かからだんだん鳥の声とか動物の声とか自然の音が消えていくみたいなのを時系列でやって、このことに気づいてくださいみたいなことをやったのかなとは思ったんですけど、
それをどういうメディアとやり口でやったかにまたアイデアがあるのかなと思ったんですけど、それはなんとなくあってそうなのか違うのか。
わかる。めっちゃわかります。
広告企画を考えようとすると、僕もそういうのを最初に思いつくんだと思ったんですけど、もっとジャンプのある、もっと仕組み的な。
仕組み的な。音声プラットフォームって具体的に例えば何なんですか?
スポーティファイとかですね。
じゃあ普通に音楽を聴いたりとか、それからスポットキャストを聴いたりとか、できるようなメディアで何かをやったと。
なんかASMR流行ってるから、実際にその保全したい現地の音を収録して、それのASMRポッドキャスト番組みたいなのを作って、それにフォローしてねみたいな感じにして、
その音は今後聴けなくなるプレイリストかもしれないみたいなことをやったと、ちょっとアイデアを変えてみました。
ありがとうございます。回答には近くなったかなと思います。
実際にやったことっていうのは、さらにジャンプアップを感じることだなと思って、めっちゃ膝ポンだったんで、正解の解説にいきたいなと思います。
ミュージアム・フォーザ・ユナイテッド・ネーションズは、自然を守る活動に人々がより参加しやすくなるための施策を考えた。
その方法は、世界中の人々にとって身近な音楽を聴くという行動を、自然を守るアクションに直結させる施策をやったんですが、
それは何かというと、Spotifyなどの音声プラットフォームで、Nature、つまり自然産を公式アーティストとして登録し、その自然から発生する音源を収益として自然産にペイバックする。
この自然産が受け取る収益を自然保護に活用するということで、この自然の音源を使った楽曲とかをアーティストさんとかとコラボして出したりして、その再生数が全部、聴くことそのものが自然保護になるし、聴かれた分だけ自然保護の寄付に回るということをやったのだったということで、
サウンズライト、イノベーションライオンのグランプリが多数を受賞している事例になります。
自然産ってMr.Natureみたいなことですか?
Natureです。
Nature?
Natureというアーティスト。
Nature産ってことですね。
Natureを公式のアーティストとして登録したと。
Natureというイケてるアーティストが出てきて、みんなそれ普通に聴いてたら、それを自然の色んなことがハイブリッドされてる音楽で、その収益がそもそも自然保護に使われるってことか。
Natureというアーティストが音源を公開していて、その音源とミックスアップした色んな著名なアーティストの曲をリミックスしたんですよ。
その曲がいっぱい聴かれる、いっぱい回ると、そのNatureに収益が入るっていう構造を作って、聴かれ続ければ自動的に寄付が溜まっていくっていう構造を作り上げた。
ということで、この自然をアーティストとして音声プラットフォームで登録するっていう、そんなやり方がまだあったのか?っていうことにドギも抜かれたというか。