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スピーカー 2
おだしょー 今日はこのジャムで、また2時間後にダイアログカフェの公開収録もあります。
そちらもお楽しみにということですね。
スピーカー 1
おだしょー お願いします。
スピーカー 2
じゃあ三島さんも。
三島 そうですね。僕は働き方ラジオをやらせていただいておりますけれども、
今日なんでこのメンバーを集めたのかみたいなところも含めて話すと、
皆さん、社員は純レギュラーですし、チェットも陽子ちゃんもゲストとして皆さん来ていただいて、
それぞれの話聞いている中で、僕もセッションクルーという会社を去年起業して、
大きく来るとその企業さんのコミュニケーションを一緒にデザインしたりお手伝いする仕事だなと思っていて、
その中で僕らでいうと音声だったりとかテキストとか、そういった形で近いステークホルダーの方に会社のコアにより近い、
例えば従業員とか投資家さんとかいろんな方にコミュニケーションしていく仕事をまさに去年始めたところなんですけれども、
そういった中で既にヒセンだったらPRとか、チェットだったらIRとか、陽子ちゃんだとHR領域も含めたブランディングとか、
そういったところのプロの方が今どういうことを考えているのかなっていうのを、
僕も実際にこれからそういうコミュニケーションの仕事をよりプロフェッショナルとしてやっていきたいので、
一緒に話をしてみたいなって、それぞれはちょっと聞いてきたんですけども、混ぜたらどうなるのかっていう、ちょっともう好奇心も含めて、
今日は集まっていただきました。
なるほど、そういうことですね。まさにね、今自己紹介それぞれ話している中でも大きくコミュニケーションのサポートですとかを広くやっているのかなと思っていて、
ただ、専門性で言うとちょっとずつ違うから、重なりがまさに重なりしろっていう言葉とかありましたけど、
重なってる部分が結構あってということで、例えば僕の場合で言うと、いわゆるPRの真ん中、メディアリレーションズみたいな話で言うと、
企業とメディアであって、メディアってのは多分マスコミも含め、今だとやっぱりソーシャルメディアとかどう使うのとかっていうところを考えて、
その間でコミュニケーションをやっていくっていう感じになっていくんですけど、それぞれ誰向けにっていうのでどのあたりが対象になるんですかね、相手というか。
基本的には投資家、投資家ってプロの投資家、海外にもいたり日本にもいたりっていうのがまずあり、一方で個人の投資家、
それから社員も結構投資してる。
確かに。
なるほど。
株とかね。
なるほど。
個人の投資家って、例えば消費者でも生活者だから、その会社の商品も買ってたりとかいうことで、
でも一応起立的には投資家っていう感じかな。
投資家向けでさっきおっしゃってた文化というかカルチャーを発信することってどういうつながりというか、意味合いになってくるんですか。
そうだよね。企業の価値とか、企業の価値ってやつが株価にいずれ現れるっていうときに、
財務的な決算とかね。いくら儲かりました今年はみたいなやつって本当にちょっとで、
ここから10年、20年、30年どうなりますかっていうほうが本当は価値の相反で、
ってことはその会社がたまたま今年良かったとか、この夏暑かったからとかじゃなくてヒット商品出たとか、
あるいは中継計画で3年間とかじゃなくて、もう10年、20年、30年どうなのみたいな。
そうなると一番頼れるのは企業文化とかになってくるっていう。
それ以外のことはもう変わるかもしれないっていう、むしろっていう感じ。
だし投資するときめちゃめちゃそこを気にしてたから。
お自身がやってた時代にそちらを見てやってる。
すごい気になってた。
スピーカー 1
質問してもいいですか?
もちろん。
スピーカー 1
まさにブランディングっていうか、
こういう一つ一つのところにどれだけこだわったり、思いをきちんと載せるかみたいなのっていうのが、
そういうのがブランドの相対を作っていく。
まさにブランディングだなと思いました。
スピーカー 2
だかららしさみたいな。
らしさっぽい。
感じですよね。
そうそう。
それがだから、なんかちょっといい感じとかじゃなくて、
普段はそれでいいんだけど、その裏側にはなんかあるみたいな。
一貫性みたいなやつかな。
一貫性。
まさにブランディングだと専門のところだと思うんですけど、
そういうときって何だろうな。
どこから作っていくようになるんですかね。
そのブランド作り、そのらしさだったりとか。
今、チェットさん言ったような、こういうものを一個一個作っていくというか、
こうやって一個一個のパーツになるじゃないですか。
どこから考えていくことになるんですかね。
スピーカー 1
ブランディングもすごい、もちろん案件によってどういうのっていうのは実は違います。
例えばそのスタートアップがIPをする前に、
もう一回ちょっと自分たちの会社って何なんだみたいな。
そういうところを見つめ直すみたいになってくると、
もちろん彼らが思うことも大事だけれども、
やっぱり投資家の目線も大事になってくるとか。
B2Bのお仕事だと、そのB2Bの先のクライアントに、
何をお客様にどういう会社だ、どういうブランドだというふうに見てもらいたいか、
みたいなところが最終的なアウトプットの目線にはなってくるんだけれども、
プロジェクトの一番最初に私たちがいるのは、
まず関わっている人の話を聞く。
特に社長も含めてステークホルダーの人たちが、
自分たちの会社とかブランドをどんなふうに思っているのか。
あなたは誰っていうふうに聞いたときに、
自分たちの会社ってこうだ。
そういうのを、そこの話を起点にして、
広げていったり深めていったりして聞いてきます。
スピーカー 2
まさにでもあなたは誰みたいなところが、さっきのカルチャーとも本当に似通っているというか、
言葉を言い換えたところになってきている気がしますよね。
そこってでももともとあるものだったのか、作っていくとか。
それ気になりますね。
それはどっちもだと思うんだけど、
やっぱりオリジンはすごい大事かな。
そこから生まれて、
だけど、途中で変わっていくことはたくさんあるし、環境は変わるからね。
これはそうですよね。
全然変わることはあると思うし、
多分変わってないものと変わっているものとちゃんと分けて、
多分変わってないものがすごくオリジナルなもので、
でも変えていく力もあるみたいな。
それ両方ないと。
変わっていく時の変え方というか、変わっていき方って、
自然と成り行きで変わるものなのか、
こうなりたいぞって思って変えていくのかというと。
すごい今テーマで、
結構僕の中では自然と変わっていくのは、
企業風土みたいな感じだけど、
企業文化は一定程度デザインというか、
ほうがいいんじゃないかなという感じ。
ある種定義として今風土と文化をあえて分けて今おっしゃっていただいたと思うんですけど。
うん。
何か成り行きでこうなっちゃったっていうのと、
いやこんな風になりたいよねっていうんで、
持ってくるものみたいなっていうのは何か、
だから企業文化もある程度デザインしたほうがいいし、
それとセットなんだけど、
それを伝えるためにコミュニケーションもデザインしたほうがいいっていう。
コミュニケーションまでの伝え方であったりとか。
ですよね、はい。
それでも今言っていることってほぼブランディングの話してるように僕が聞こえてるんですけど、
どうですかね。
スピーカー 1
すごいそう思います。
スピーカー 2
そういう気がしますよね。
スピーカー 1
うん、いやほんとまさに。
スピーカー 2
そこのデザインをすることって、それがブランドを作るブランディングですよね。
だからINGがついてるってことで。
スピーカー 1
そうですそうです。
やっぱりその中で、なのでデザイン作っていくもの、
あと変わらないものみたいなところをきちんと自分たちでも、
自分たちってのは会社の人だったりブランドの人たち。
例えば私は今外からお手伝いをする側だけれども、
結局そのブランドを作っていくのは中の人たちなので、
その人たちが腹の底から信じれるものとかこうしたいっていうものじゃないと、
何か言葉を作ったとしてもその後生きていかないので、
やっぱり中の人たちがどう思っているかっていうのは私はすごく大事にしていて、
その言葉の中からこれはもうずっと自分たちが大事にしていきたいものだよね、
あるいはこの部分は今後変えていきたい、
あるいは新たに追加していきたいところだよねみたいな、
そういう層別の話はこれかもしれないです。
スピーカー 2
実際そうですよね。
今ブランド作りの最初にいろんな人の声を聞くっておっしゃってましたけど、
一番最初はもちろん企業側というか、内なる声を聞くんだけど、
多分おそらく外側聞いてますよね。
外も聞きます。
どう思われてるかとか、どう見られてるかみたいな話を聞くって、
スピーカー 1
でもその作業を付き合わせるというか、
スピーカー 2
やっぱりどう思われる、どう見られるを意識することが、
まさにリレーション作りというか、
いうところにつながっていくんだろうなと思ったんで、
すごく大事なやっぱり視点ですよね。
同じファンを作るって、
投資の方から逆に言うと、
その会社の商品を買うっていうのは、
投資をしてる感じだし、
あとその会社に就職してるってことは、
自分の時間を投資してるってことだし、
だからお金を投資してるのか、別のものを投資してるのかっていうことだし、
応援みたいな切り口とか近いと思うんだけど、
そこは多分かなり重なる気がする。
スピーカー 1
従業員が自分の時間を投資しているっていうふうな認識を持ってる人は、
なかなかいないような気がするんだけど、
すごいその視点ってめちゃめちゃ大事ですよね。
スピーカー 2
そうね、なんか音聞こえない。
スピーカー 1
何かが通ってきました、外。
スピーカー 2
そうだよね。
これは割と大事にしてる言葉で、
センスオブオーナーシップみたいな。
何ていうの?
当事者意識。
オーナーシップって投資家で言うとオーナーシップなんですよ。
投資をするってことはその会社のオーナーになってるっていうことだし、
社員の人だと自分の人生のオーナーなんだからとかみたいな、
だしこのコミュニティのオーナーシップだし、
社会全体のオーナーシップだし、
ちょっとね、社会になるとだいぶ遠くなっちゃうと思うけど、
でも実際はそういうことだと思うので、
割とそこはつながってるんじゃないかなっていう気がする。
ちょっとズレるかもしれないけど、
僕自分も会社で社員に話したりするので、
自分の中のBSとPLみたいなのを考えた方がいいよって話をしてて、
個人的なBS、バランスシートですよね。
何が自分の資産になっていくのか、
何を不採定的な投資だと思うんで、
投資してそこがどうリターン返ってきたら
自分のバランスシートが大きくなるの?みたいなことを
考えた方がいいんじゃない?って話はしてるんで、
多分今の話近しいなと思う。
そうね。だから、何て言うか、費用と考えないというか。
そうですね、はい。
本書くたら費用なのか、
誰かと会ったら全部タイパーとかコスパーとか。
コストになっちゃう。
コストになるよりも投資として、
この瞬間はお金出てったり、時間が出てくるんだけど、
将来は何かいいことあるかもねっていうか、
そこまで考えなくてもいいんだけど、
考えすぎるとまたいやらしい話になるんで。
わかります。
だけど、どっちかっていうとそんな感じかな。
だから、コストアプローチじゃない。
それはそれで大事っていうかね、ある面では。
でも全部をコストアプローチにしないみたいのがいい気がする。
個人の話に1回行きましたけど、
もともと組織としてもそういう考え方をして
やりましょうよっていうのがおっしゃってたことだったれとは思いますけどね。
そうだよね。
そういうのが本当にどうやって伝えていこうかなっていうのはまた難しくなるっていう話に戻ってきちゃうんですけどね。
頑張る話のところで。
でもやっぱりストーリーじゃない。
これはやっぱり長期的にうまくいってる組織はいろいろあって、
やっぱり宗教とかね。
僕は宗教に対してニュートラルだけど、
やっぱりキリスト教が昔難しかった聖書を読める人が限られたやつを
壁に絵を描くことで、
ステンドグラスに絵を描くことでみんなに伝わったりとか、
賛美歌とか歌を作ることでみんなに伝わったりとか、
だから伝えるための方法は本当にいろいろあるはずだよねっていう。
公の文章だけで伝えることじゃなくて、
さっき言ったオフィスだったり、
スピーカー 1
そこは、伝えるって話にもつながるかもしれないけど、人間って知らないものは怖いじゃないですか。
そうですね。
だから、知ってると途端に仲間だったり、安心感があったりするっていうので、
なので、まず知ろうとするとか、知ってもらう努力をするみたいな。
ところが、結局そこのハードルを下げていくっていう感じもすごくするし、
でも本当にAI出てきたら、知ってもらうのに何がいいのか、どういうツールだったり、どういう手段がいいのかっていうのは、
本当に言語以外のものも、どんどんその空間を共有したときにどう感じるのか。
そういった、特にリアルへの回帰みたいな話もありますけど、
それこそオンラインで全部伝えられるけれども、あえてそこをリアルにして、
そのリアルで感じる企業だったりブランドが何を伝えたいと思ってるのかみたいな、
そういうのがまたさらに価値が上がるんじゃないかなとかも思っております。
スピーカー 2
やっぱりずっと効率化だったりとか、より便利なものみたいなことが行き来った先が今AIの話になっていて、
結果、先ほどおっしゃったように、いわゆる答えとされるものは出てるんだけど、
でもそれだけじゃ全く伝わらなくなっていることに今気づき始めたみたいなことがありますよね。
そうね。ちょっとアナリストっぽいこと言うと、ちょっとはね。
結局、今の同じような環境で比較的同じような経営資源持ってたら、
AIとか使ったら経営戦略みんな一緒になっちゃうんですよ。
そうですね。
そうですよね。
なる。
それ、じゃあどうするの?
その時にやっぱり、ウィルというか、志というか、
でも俺こっち行きたいんだよねみたいな、もしかしたら変なこだわりとか、
でもそれが価値につながっていったり、逆に価値破壊になっていったりするみたいなこととかっていうのは意外と大事だから、
なんかちょっと質問した時に、経営者の人が言い淀むとか、
逆に経営者じゃなくて、現場にいる一番の人に、本当に現場の人に質問したら、
全然違う答えが返ってきてるな。
そういうとこに意外と大事なことがあるみたいなこととか、みたいな。
ほんと互換な感じ?互換でこう、なんか互換で感じる?ちょっとダブってるけど、そういう感じ。
体験価値というかね、体感することの価値が高まってるみたいなことはやっぱり言いますもんね。
今でも部族の集長の話みたいなのありましたけど、僕も実体験的に言うと、市域の町会?
そう、やってますよね。
町会も、なんかおじちゃんとおばあちゃんたちが集まったりして、本当にごめんなさい、言い難いです。
意味ない話しかしてない。そこだけ切るとですよ。
そこだけを切ると。
そこだけ切ると、ずっとなんか2時間、3時間、みんなずっとお茶飲みながらずっと話してて、
お母さんたちとかがちょっと呼ばれてきてる人たちは、本当になんかちょっとつらそうにしてるというか、いう時間なんだけど。
で、僕今聞いてて、あの時間自体に意味があるんだなっていうのはやっぱ思いましたね。
まずはその体験までですか。だってあの人たちオンラインで集まってもたぶん何も話さないです。
3日間オンラインでやり続ければ何かあるかもしれない。
絶対ないですよね。どうなんだろうね。
何かあるかもしれない。
別のものが生まれる。
別のものが生まれる。
もうこれ以上話すことないって言った境地みたいな。
もうちょっと話を戻しましょう。
ブランドとかを伝えるのに伝える相手っていうのは、今の話だと結構外も中もあるのかなと思って、
それぞれの難しさみたいなのがありそうだなとちょっと思ったんですけど。
スピーカー 1
そうですね。
一時的にブランディングっていうとアウターコミュニケーションなので、
さっきの話みたいに中でいろいろ議論をした後に、言葉に言語に落とし、
あとそれはビジュアルに落とし、
それがオフィスの空間のレイアウトもそうだし、色もそうだし、
フォントもそうだし、ウェブサイトも全部そのブランドを表現する、
そっちのビジュアルの方もこうやっていくんですけど、
でもそれって何でそうなってるのっていうところを、
例えばブランディングのプロジェクトに関わってる人は分かるんだけど、
会社が大きいと当然全員が関われるわけではなくて、
そうすると関わってない人たちにも、
何でこういう話を自分たちが今してるのかとか、
自分たちの会社って何なんだみたいな話を、
内側に広げていくカスケードというか、こういうふうに広げていく傘の中で、
活動がすごくまた大事になってきて、
それは例えば人事とかと一緒に組んで、
言葉悪いですけど、不協活動のような、
不協活動、人道活動みたいなのをしていくっていう。
スピーカー 2
まさにエヴァンジェリストって呼ばれたりするので、そのものですもんね、伝道師として。
スピーカー 1
そういうのまで話したりはします。
なかなかそこまでやるのは結構企業にもよるんですよね。
時間もかかるし、なんですけど、
私がレクサス時代も実はそれやっていて、
なので後半は各部署とか各地域の人に、
エヴァンジェリストをまず立てて、
そこを各に伝えていってもらうみたいなことを、
それこそ1,2年ぐらいかけて順繰りにやっていってもらって、
なのでそうすると、どんな仕事をしている人たちでも、
自分の仕事に当てはめた時に、
それはどういうことなんだろう、
降りてきたブランドの方向とか、大事にしていることみたいなのが、
言葉とかビジュアルで降りてくるんだけど、
それって自分の仕事に当てはめたらどういうこと、
どう変えたらいいの、どれは大事にしないといけないの、
そういう議論というか問いというか、
みたいなのをやるセッションを地道にやっていく、
みたいなこともやったりしてます。
スピーカー 2
それってやっぱりね、
オンラインで一方的に話すだけだと多分起きないというか。
スピーカー 1
起きないです。
やっぱりさっきのセンスオブオーナーシップじゃないですけど、
自分事にならないので、
どっか降ってきた何かの言葉で、
しかもわかりやすくなっているので、
ともするとちょっと表面的だったり、
言葉だけ踊っちゃっているような感じに見えたりもするんですよね。
でもそこに行き着いた先には、
すごく深い議論が本当はあったりするので、
その熱量みたいなのが失われないように伝えていき、
そのメンバーの人たちも受け取って、
自分の熱量に変えていってアンパックしていくというか、
各自でアンパックしていくのがすごく大事で、
そこまでなると、
本当にブランドが構成しているメンバーが、
本当にみんなで作っていくような組織になるので、
すごく強くなる。
スピーカー 2
だからそろそろ個々人、
今の話だったらその個人個人が、
ストーリーとしてそれこそ語れるようになっているということですよね、
今の状態って。
スピーカー 1
ちょまど 本当そうだと思います。
スピーカー 2
そしたら伝わる。