1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #203 「企業文化」の解像度を..
2025-12-29 48:52

#203 「企業文化」の解像度を上げる——PR×IR×HRが混ざると、何が見える? (JAM公開収録:佐藤明、岡澤陽子、久井直人、田中健士郎)

今回の働き方ラジオは、JAM2025 -1st Session- 昼の部で行った公開収録回。

会場はバリュークリエイト本社。進行は準レギュラーの久井直人(ひさいん)、ゲストに佐藤明(チェット)、岡澤陽子(ようこちゃん)を迎え、「PR/IR/HR/ブランド」が交差する“重なりしろ”を掘りました。


テーマは、企業文化は「なりゆき」なのか、それとも「設計」できるのか。

投資家やステークホルダーにとって、企業価値とは「今期の数字」ではなく「未来への期待」。だからこそ、カルチャーや一貫性をどう伝えるかが重要で、かつ難しい。そこで見えてきたヒントが、ストーリーと体験、そして目に見えるサイン(オフィスの机の並び、家具、空間のこだわり)でした。


さらに、AIが想定問答も戦略も“それっぽく”揃えてしまう時代に、最後に残るのは志やこだわり、そして人の目の輝き。

「伝える」だけでは足りない——“伝わる”をどうつくるのか?


祭り、コミュニティ、対話の時間。

効率では測れない場が、なぜ価値になるのか。

JAMらしく、混ざりながら考えていきます。


JAM公式サイト:https://sessioncrew.com/


※エンディング刷新しました!


番組の感想や、SessionCrew Bar(Slack)への参加希望はお気軽に。

聴いて「ピン」と来た方、よかったら一緒に混ざりましょう。

サマリー

このポッドキャストエピソードでは、PR、IR、HRの専門家たちが集まり、企業文化の重要性とその影響について議論しています。各専門家は自身の経験を通じて、組織のブランディングやコミュニケーションのあり方を探っています。企業文化の解像度を上げるためには、言語化やコミュニケーションデザインが重要だとされています。お互いに信頼関係を築くことで、ブランドや文化の一貫性を保ち、価値創造につなげる道筋を探っています。このエピソードでは、企業文化とその伝達方法について深く考察しています。投資家や社員との関係構築は、ストーリーテリングや共感によって強化されると論じられ、AI技術の進化が企業のコミュニケーションに与える影響についても考察されています。さらに、企業文化とブランディングの重要性が議論され、特にPR、IR、HRの視点から企業がどのようにコミュニケーションを進めるべきかに焦点を当てています。企業内外の個々のメンバーが自らのストーリーを語ることで、ブランドの価値を高める方法も探求されています。企業文化とPR、IR、HRが交わることで新たに見えてくる視点についても議論されています。

働き方ラジオの公開収録
スピーカー 2
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表、働き方エヴァンゼリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように、情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間づくりをしていくポッドキャスト番組になります。
皆さん、自己表現していますか?
この働き方ラジオ公開収録の司会といいますか、進行は、私の方で被災といいます被災員と呼ばれています。よろしくお願いします。
後で自己紹介をちゃんとします。お願いします。
冒頭、早速ですけど、時間も始まっているので、ここは健士郎さんから、これは何なのか、この場は何なのかというところから最初始めたいなと思うので、そこからお願いします。
ありがとうございます。今日は収録で聞いている方もいらっしゃるかと思うんですけれども、
JAMというイベントですね。これは働き方ラジオ、そして働き方ラジオから生まれた会社セッション・クルーとして主催しているイベントで、今回で2回目の開催になるんですけれども、
今日はそのJAMというイベントの中でですね、いろんなコンテンツ、トークセッションとかワークショップとか、あとは昼の部・夜の部ってあって、夜の部の方はさらにどんどん交流して混ざるような場とかっていうのも用意しているんですけれども、
今日はこの昼の部というところで、働き方ラジオの公開収録をこのイベントに合わせてやろうと。
公開収録って初めてですか?
そうですね。カジュアルにちょっと出張先とかでやったりとかってことはあるんですけど、今日はですね、バリュークリエイトという会社のオフィス1階を借りて、周りにこれだけ人がいて、あとカメラも3台向けられているという。
いるね。
ありがとうございます。
この状況は結構初めてなので、ちょっとワクワクドキドキみたいな感じでやっておりますという感じで、今日はよろしくお願いします。
お願いします。
すでにちょっと声と、ビデオポッドキャストにもなっているんで、カメラも映ってる。すでに映ってるんですけどね、我々。
3台ね。
カメラも3台。誰なんだって話から最初にさせていただこうと思うんですけど、まず先ほども少し話しましたけど、今日進行していきます被災です。
私は働き方ラジオで言うと今、純レギュラーということで、聞いていただけている方には何回か出させていただいていて、突然純レギュラーになってくださいって話があった回がありました。
セッションの進行
スピーカー 2
そんな回にありました。
もともと今自分の仕事としてはPR、パブリックリレーションズのところでPR会社に勤めてまして、新卒から同じ会社なんですけど、25年ぐらい。
もう間もなく四半世紀ということになるんですけど、それぐらい働いているということで、PRの領域という意味ではだいぶ広くオールマイティに幅広くやらせていただいているんで、
そのあたりの領域であればだいぶお話ができるかなということで、今日のまさにテーマの一つPRというところが専門だと思ってください。
あとはその中でも特に危機管理広報という領域とかは聞いたことある人どうですかね、いらっしゃいますかね。
専門として僕はやらせてもらっているんですけど、専門の一つですかね。
最近これ宣伝ですけど、ポッドキャスターもちょっと始めたりしてるんで。
ポッドキャスターデビュー。
デビューしました。いよいよ当たり方ラジオに触発をされて、そして厳選ラジオに触発されて、僕はポッドキャスターを始めてますという感じです。
もちろんポッドキャスターにも触発されております。という感じですんで、そんな感じの僕の自己紹介は一体以上にして、順々に聞いていきたいと思います。お願いします。
じゃあチェットから。
これか。
お願いします。
皆さんよろしく。
チェットと言いますが、本名は佐藤明です。
今仕込みじゃないんだけど、ここにジャケットがあるんだけど、チェットって誰かわかんないよね。
かっこいい。
見えるかな。この人がチェット・ベイカーでしたね。
なんとこのアルバムね、チェット・ベイカー&クルーだよ。
クルーだ。
対話の場の重要性
スピーカー 2
クルー。
セッション・クルーだ。
セッション・クルーということで、すいません、この人のファンというか推し、世界的なコレクターです、このチェット・ベイカーの。
600枚くらいかな。
600枚。レコード。
レコード。
もともと証券アナリストっていう仕事を知ってる人も知らない人もいるかもしれないですけど、企業の分析して株価上がるとか下がるとかっていうのを世界中の投資家に伝えていくっていう仕事をやってて、そこでは割と評価いただいて、
で、そこから独立してバリクレートという会社を2001年に作って、今に至ると。今、経営者の伴奏をするとか、企業の価値が、株価が本当の実力よりも低いときに、どうしたらそれがちゃんとストーリーとして伝わるかっていうことを、
最近のテーマはそれをIRっていう、Investor Relationっていうテーマを呼ぶんだけど、タメ語だよね。なるべくタメ語。
そういえば、なるべくタメ語ね。
事前打ち合わせでね。
なるべく。
タメ語にしよう。
慣れないタメ語。
で、IRとPRと、それからHRとか、だから別に投資家だけじゃなくて、長期的な社員の人とか、それからこれからその会社に入る人とか、あとお客さんとか、社会とか、その会社が長期でどうなっていくのって絶対知りたいよねみたいな、
だいたい同じようなことを知りたいよねっていうのは、ビジョンとかね、強みとか。
なんで、それを一緒にした方が面白いかなっていうことを今やり始めて、その中で一番のテーマはカルチャー。
企業文化。
そんな感じで、以下続く。
おだしょー ありがとうございます。
じゃあ、チェット。
チェットさん。
チェット。
チェット。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、続いて。
スピーカー 1
岡沢 横と言います。よろしくお願いします。
私はですね、もともとは自動車会社で20年働いていて、その中でマーケティングリサーチとか、あとトヨタ自動車だったので、トヨタのマーケティングリサーチ、その後レクサスのブランディングマーケティングPRということで20年やって、6年前に独立をして、今はですね、企業のブランディングマーケティングPRの支援をしているというのが基本の仕事の生業です。
で、6年のその間に、不利になって時間が結構余裕ができたので、途中大学院に行って組織開発を学び直した中で、もともとちょっと違う軸を自分の中で立ててもいいかなと思ってたんですけど、学びながら、あれこれブランディングと一緒じゃないかなっていうの。
スピーカー 2
おだしょー 組織開発。
スピーカー 1
おだしょー 組織開発とか、その組織開発の中に組織心理学とかも入ってきたんですけど、一緒じゃないかなと思って、なので今本当それこそもう今年ぐらいからできればブランディングとその組織づくりと何かこう合わせてやれないかなみたいなのをちょっと仕込んだり仕掛けたりとしているのが今現状です。なので結構ちょっと近い感じの。
スピーカー 2
おだしょー まさにHR領域に確かに。
スピーカー 1
おだしょー そうなんです。でも会社がやっぱり大きいと、ブランディングはマーケットの部署、組織は人事の部署みたいな感じに分かれちゃうんだけれども、その辺何か一緒にできないかみたいなことをやっています。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
おだしょー あとポッドキャストもやっています。
スピーカー 2
そうですよね。何てやつ?何てやつ?
スピーカー 1
おだしょー ダイアログカフェというですね、ポッドキャストを2年半ぐらいやっております。
企業文化の重要性
スピーカー 2
おだしょー 今日はこのジャムで、また2時間後にダイアログカフェの公開収録もあります。
そちらもお楽しみにということですね。
スピーカー 1
おだしょー お願いします。
スピーカー 2
じゃあ三島さんも。
三島 そうですね。僕は働き方ラジオをやらせていただいておりますけれども、
今日なんでこのメンバーを集めたのかみたいなところも含めて話すと、
皆さん、社員は純レギュラーですし、チェットも陽子ちゃんもゲストとして皆さん来ていただいて、
それぞれの話聞いている中で、僕もセッションクルーという会社を去年起業して、
大きく来るとその企業さんのコミュニケーションを一緒にデザインしたりお手伝いする仕事だなと思っていて、
その中で僕らでいうと音声だったりとかテキストとか、そういった形で近いステークホルダーの方に会社のコアにより近い、
例えば従業員とか投資家さんとかいろんな方にコミュニケーションしていく仕事をまさに去年始めたところなんですけれども、
そういった中で既にヒセンだったらPRとか、チェットだったらIRとか、陽子ちゃんだとHR領域も含めたブランディングとか、
そういったところのプロの方が今どういうことを考えているのかなっていうのを、
僕も実際にこれからそういうコミュニケーションの仕事をよりプロフェッショナルとしてやっていきたいので、
一緒に話をしてみたいなって、それぞれはちょっと聞いてきたんですけども、混ぜたらどうなるのかっていう、ちょっともう好奇心も含めて、
今日は集まっていただきました。
なるほど、そういうことですね。まさにね、今自己紹介それぞれ話している中でも大きくコミュニケーションのサポートですとかを広くやっているのかなと思っていて、
ただ、専門性で言うとちょっとずつ違うから、重なりがまさに重なりしろっていう言葉とかありましたけど、
重なってる部分が結構あってということで、例えば僕の場合で言うと、いわゆるPRの真ん中、メディアリレーションズみたいな話で言うと、
企業とメディアであって、メディアってのは多分マスコミも含め、今だとやっぱりソーシャルメディアとかどう使うのとかっていうところを考えて、
その間でコミュニケーションをやっていくっていう感じになっていくんですけど、それぞれ誰向けにっていうのでどのあたりが対象になるんですかね、相手というか。
基本的には投資家、投資家ってプロの投資家、海外にもいたり日本にもいたりっていうのがまずあり、一方で個人の投資家、
それから社員も結構投資してる。
確かに。
なるほど。
株とかね。
なるほど。
個人の投資家って、例えば消費者でも生活者だから、その会社の商品も買ってたりとかいうことで、
でも一応起立的には投資家っていう感じかな。
投資家向けでさっきおっしゃってた文化というかカルチャーを発信することってどういうつながりというか、意味合いになってくるんですか。
そうだよね。企業の価値とか、企業の価値ってやつが株価にいずれ現れるっていうときに、
財務的な決算とかね。いくら儲かりました今年はみたいなやつって本当にちょっとで、
ここから10年、20年、30年どうなりますかっていうほうが本当は価値の相反で、
ってことはその会社がたまたま今年良かったとか、この夏暑かったからとかじゃなくてヒット商品出たとか、
あるいは中継計画で3年間とかじゃなくて、もう10年、20年、30年どうなのみたいな。
そうなると一番頼れるのは企業文化とかになってくるっていう。
それ以外のことはもう変わるかもしれないっていう、むしろっていう感じ。
だし投資するときめちゃめちゃそこを気にしてたから。
お自身がやってた時代にそちらを見てやってる。
すごい気になってた。
スピーカー 1
質問してもいいですか?
もちろん。
企業文化の言語化
スピーカー 1
企業文化が気になるっていったときに、当然投資家に伝えるためには言語化をしないといけないわけで、
でも結構企業文化ってすごく言語化がしづらかったり、
あとは自分たちが言語化したつもりでもなかなか同じように受け止めてもらえなかったりみたいなのもあるのかなっていう。
その辺はどんなふうに伝える?
スピーカー 2
でもね、がんばる。
がんばる。
言語化がんばるってのは一つね。
あと、大事。
あとね、たとえば、文化だとホワッとしてるけど、たとえばオフィスに行ったときの机の並び方みたいな。
それによって、
スピーカー 1
わかりやすい。
スピーカー 2
その会社がすごい官僚的なのか、だから島で、島わかります?若い人わかんないね。
座席が並んでて、部長とかが端っこにいる。
お誕生日席じゃないけど。
他にいるみたいな。
ああ、こういう会社かみたいな。それかフリーアドレスなのかって全然やっぱり違うじゃない?
あるいはそういう島っぽいガチガチの伝統的な日本企業みたいなオフィスが、
フリーアドレスでガラッと変わったら、なんか起きたなみたいな。
確かにそうですね。
目に見えるもの、あるいは人を通じて感じたこととか、そんなやつとかは結構あるかな。
今のオフィスのガラッと変えるみたいなのって、経営層からするとか経営目線でいうと、従業員というかメッセージの一つだったりもしますよね。
何も考えないと一番安い。
昔の日本の企業って皆さん知らないかもしれないけど、本当に安いオフィス家具でやろうというのを、そうじゃないようにするってことは何かが起きてる。
今の話だから経済効率性みたいなことだけを求めると、安いというか。
スピーカー 1
安くて長机でみんな向き合って座って。
スピーカー 2
そうそうそう。だからこういうのないのよ。これブックエンドでしょ?
はいはいはい。
施設クルーのブックエンド。
そうですね。働き方ラジオのブックス。
こういうのさ、お金かかるじゃない。
そうですね。町工場さんに特注で作って。
じゃなくて、いわゆる百均で。
百均で買えますよね。
買ってもこれは機能的な。
機能は一緒です。
でもなんでこうしてるのみたいのは、何か伝えたいことがあったりとか、何らかの理由がある。
そうですね。
例えばそういうやつ。
そういうことですよね。この場所すらそうですよね。今我々がいる場所も。
マリー・クレイトさんのオフィスも、すごく置いてある家具とかもね、こだわりを感じる。
この机がね、お箸何本分?
あ、これそうだ。
箸ね。
スピーカー 1
箸ね。
スピーカー 2
ここに書いてある。
2880本の捨てる割り箸でこれ作ってる。
だからそれはやっぱり僕らなりの考えが。
皆さんの机も全部。
そうですよね。
無駄にしないぞと。
無駄にしちゃったりするんだけど、気持ち的にはそういう。
これって価値創造なんだよね。
捨ててたもので机を作るってことは価値創造だから、それが僕らの文化みたいな。
スピーカー 1
それがいろんなとこであるかないかみたいな話。
ブランドと価値創造
スピーカー 1
まさにブランディングっていうか、
こういう一つ一つのところにどれだけこだわったり、思いをきちんと載せるかみたいなのっていうのが、
そういうのがブランドの相対を作っていく。
まさにブランディングだなと思いました。
スピーカー 2
だかららしさみたいな。
らしさっぽい。
感じですよね。
そうそう。
それがだから、なんかちょっといい感じとかじゃなくて、
普段はそれでいいんだけど、その裏側にはなんかあるみたいな。
一貫性みたいなやつかな。
一貫性。
まさにブランディングだと専門のところだと思うんですけど、
そういうときって何だろうな。
どこから作っていくようになるんですかね。
そのブランド作り、そのらしさだったりとか。
今、チェットさん言ったような、こういうものを一個一個作っていくというか、
こうやって一個一個のパーツになるじゃないですか。
どこから考えていくことになるんですかね。
スピーカー 1
ブランディングもすごい、もちろん案件によってどういうのっていうのは実は違います。
例えばそのスタートアップがIPをする前に、
もう一回ちょっと自分たちの会社って何なんだみたいな。
そういうところを見つめ直すみたいになってくると、
もちろん彼らが思うことも大事だけれども、
やっぱり投資家の目線も大事になってくるとか。
B2Bのお仕事だと、そのB2Bの先のクライアントに、
何をお客様にどういう会社だ、どういうブランドだというふうに見てもらいたいか、
みたいなところが最終的なアウトプットの目線にはなってくるんだけれども、
プロジェクトの一番最初に私たちがいるのは、
まず関わっている人の話を聞く。
特に社長も含めてステークホルダーの人たちが、
自分たちの会社とかブランドをどんなふうに思っているのか。
あなたは誰っていうふうに聞いたときに、
自分たちの会社ってこうだ。
そういうのを、そこの話を起点にして、
広げていったり深めていったりして聞いてきます。
スピーカー 2
まさにでもあなたは誰みたいなところが、さっきのカルチャーとも本当に似通っているというか、
言葉を言い換えたところになってきている気がしますよね。
そこってでももともとあるものだったのか、作っていくとか。
それ気になりますね。
それはどっちもだと思うんだけど、
やっぱりオリジンはすごい大事かな。
そこから生まれて、
だけど、途中で変わっていくことはたくさんあるし、環境は変わるからね。
これはそうですよね。
全然変わることはあると思うし、
多分変わってないものと変わっているものとちゃんと分けて、
多分変わってないものがすごくオリジナルなもので、
でも変えていく力もあるみたいな。
それ両方ないと。
変わっていく時の変え方というか、変わっていき方って、
自然と成り行きで変わるものなのか、
こうなりたいぞって思って変えていくのかというと。
すごい今テーマで、
結構僕の中では自然と変わっていくのは、
企業風土みたいな感じだけど、
企業文化は一定程度デザインというか、
ほうがいいんじゃないかなという感じ。
ある種定義として今風土と文化をあえて分けて今おっしゃっていただいたと思うんですけど。
うん。
何か成り行きでこうなっちゃったっていうのと、
いやこんな風になりたいよねっていうんで、
持ってくるものみたいなっていうのは何か、
だから企業文化もある程度デザインしたほうがいいし、
それとセットなんだけど、
それを伝えるためにコミュニケーションもデザインしたほうがいいっていう。
コミュニケーションまでの伝え方であったりとか。
ですよね、はい。
それでも今言っていることってほぼブランディングの話してるように僕が聞こえてるんですけど、
どうですかね。
スピーカー 1
すごいそう思います。
スピーカー 2
そういう気がしますよね。
スピーカー 1
うん、いやほんとまさに。
スピーカー 2
そこのデザインをすることって、それがブランドを作るブランディングですよね。
だからINGがついてるってことで。
スピーカー 1
そうですそうです。
やっぱりその中で、なのでデザイン作っていくもの、
あと変わらないものみたいなところをきちんと自分たちでも、
自分たちってのは会社の人だったりブランドの人たち。
例えば私は今外からお手伝いをする側だけれども、
結局そのブランドを作っていくのは中の人たちなので、
その人たちが腹の底から信じれるものとかこうしたいっていうものじゃないと、
何か言葉を作ったとしてもその後生きていかないので、
やっぱり中の人たちがどう思っているかっていうのは私はすごく大事にしていて、
その言葉の中からこれはもうずっと自分たちが大事にしていきたいものだよね、
あるいはこの部分は今後変えていきたい、
あるいは新たに追加していきたいところだよねみたいな、
そういう層別の話はこれかもしれないです。
信頼関係の構築
スピーカー 2
どうですか今のところまでで。
めっちゃ面白いですね。
なんかその企業らしさみたいなところを、
例えば机とかに反映していくとか、
あとそもそも文化っていうものが何となく成り行きになったものじゃなくて、
作っていく、ある意味設計してデザインしていくものみたいな話の中で、
例えば、やっぱあえてやっていることみたいなのがすごい大事なんだろうなっていう、
また共通項として思って。
僕の話で言うと、
例えば今日のこのジャムとか、
あえて交流的なイベントなのに名刺交換禁止と言ってみて。
そうだったんだ。
そうなんです。
良かった。
名刺交換してなかった。
自然にやってたけど。
そうですね。
そのグランドルールをまだ言ってなかったんですけど、
夜の交流の分は特にそういうことをちょっと事前にアナウンスしてやろうとか、
あと普通こういうイベントやったら、
なるべく多く集客しようって言って、
大きく告知してやると思うんですけど、
一切告知せずに。
ないですよね。
本当、僕とかリサとか、
本当近い仲間の関係性で口コミというかもう正体ですね。
で、今回もでも5、60人ぐらいですかねの方が、
でも全員知ってるみたいな。
でもそれで僕らって、
ある意味仲間作りの会社って、
この間被災員と話してましたけど、
仲間を作って信頼関係を丁寧に作っていくことこそが、
実は企業の価値創造の源泉になるんじゃないかっていうことを考えてやってるので、
このイベントもあえてそういう見える関係性で作っていくみたいな。
でも一般的に考えたら、
大きくした方が襲撃的にもとかあるんですけど、
あえてやるみたいなのが、
やっぱブランドにつながるのかななんて今、
自分で解釈して聞いてました。
今、そうですよね。だからセッションクルーというか、
こうやってるようなことで言うと、
ちょっとどちらかというとコミュニティな感じですね。
そうですね。コミュニティ、PR、パブリックリレーションなんか言い方もしてますね。
そういう人たちだから、
伝わりやすいみたいなところがやっぱりあるのかなと思ったんですよ。
っていうのが、やっぱりブランドとかさっきの文化みたいなものも、
作ったはいいんだけど、それをどうやって伝えるのか。
伝わるようにするのかってまた違うかなと思っていて、
コンテンツ側というか、伝えるべき何か。
What to sayみたいなところは一旦先ほど引き出して作ったはいいけど、
どうやったら相手にそれが伝わるようになるんだろうみたいな。
そこが難しいなと。
難しいし、僕らだとこういったちょっとクローズなイベントをやるとか、
企業文化の重要性
スピーカー 2
あとはポッドキャストですよね。
そもそもそうですね、これ。
そうですね、今日もまさにそうですけど。
音声って結構そういう価値観とかが、
ノイズがなく伝わりやすいんじゃないかっていうのは、
ちょっと仮説として最近はやっぱり、
実際やってて思ってたりはしますね。
投資家向けとかでカルチャー、中長期の目線で物事を見てほしいと伝えていきたいんだけど、
それやっててすごく伝えるの難しいんじゃないかなって思ったんですけど。
その辺はどうですか。
難しいよ。
確かに。
そんなことない。難しい。
難しいです。
難しい難しい。
簡単なのは数字で、
この市販機で利益が100でしたみたいなやつが一番簡単で、
これ一番摩擦が小さいやつなんだけど、
でもそれってもう結果だから、
過去のやったことの結果なんで、
あんまり企業価値と関係ないんだよね。
本当はそうですよね。
企業の価値はやっぱり未来だから、
それをどうやって伝えていくかっていうのはすごい大変だけど、
ここは僕の中でやっぱりストーリーだと思うんだけどね。
ストーリーだし、伝える努力。
そこは。
あらゆる手段。
言語化頑張り。
頑張る。
なんで日本の会社は説明責任とかに逃げちゃって、
説明すればもう責任果たしたみたいな、
そんなはずなくて、やっぱり共感してもらうとか、
説得っていうと上からっぽいかもしれないけど、
やっぱり心が動かないと、
投資家も社員の人も多分あんまりアクションにつながらないんで、
そこまでやるためには文章たくさん書いてとか、
お役所の固い文章で何言ってんのか分かんないようなやつだと伝わんないから、
それをストーリーとかあらゆる方法で頑張って伝える。
いかに伝えられるかを頑張るってことですかね。
そう、だからそれは机かもしれないし、
物件かもしれないし、服装かもしれないし、
いろんなやつ。
ありとあらゆる。
オウンドメディアとかもそう。
IRKでもオウンドメディアをやるっていう流れとかもあったりするんですか。
めちゃめちゃ僕らそれやってる今。
やっぱり社員の顔とか、経営者の、
これちょっとだけいい?
AIが進んでくと、投資家が何聞いてくるかって、
もうAIが答え足してくるの。
想定問答が。
過去を分析したら。
あと経営会議を議事録を取ると、
経営者は何を喋るべきかもAIで出てくるわけ。
そうすると最後にAIとAIで、
投資家とのミーティングが5秒で終わっちゃう。
真面目な話。
そうなったとき、
じゃあ経営者は何伝えるのとか、
会社は何伝えるのとか、
それってこんな時に目が輝くんだとか、
これ本当に一貫してるんだとか、
多分そういうとこしか残らなくなってくると思うし、
っていうのもすごくあると思うよ。
スピーカー 1
今話を伺いながら思い出したのが、
マーケティングの世界だとファンを作るとか、
ファンコミュニティ作るって、
ずっともちろん言われてるけれども、
それがもうマーケだけじゃなくて、
投資家に対してもそうだし、社員に対してもそうだし、
ファンになるっていうか、好きとか応援したいとか、
一緒にワクワクするとか、共感するもそうですけど、
そういう気持ちを持つ人たちを増やすっていうのが、
どの場面でもすごくますます大事になってるんじゃないかなっていうふうに。
AIと投資家の関係
スピーカー 2
実際そうですよね。
今ブランド作りの最初にいろんな人の声を聞くっておっしゃってましたけど、
一番最初はもちろん企業側というか、内なる声を聞くんだけど、
多分おそらく外側聞いてますよね。
外も聞きます。
どう思われてるかとか、どう見られてるかみたいな話を聞くって、
スピーカー 1
でもその作業を付き合わせるというか、
スピーカー 2
やっぱりどう思われる、どう見られるを意識することが、
まさにリレーション作りというか、
いうところにつながっていくんだろうなと思ったんで、
すごく大事なやっぱり視点ですよね。
同じファンを作るって、
投資の方から逆に言うと、
その会社の商品を買うっていうのは、
投資をしてる感じだし、
あとその会社に就職してるってことは、
自分の時間を投資してるってことだし、
だからお金を投資してるのか、別のものを投資してるのかっていうことだし、
応援みたいな切り口とか近いと思うんだけど、
そこは多分かなり重なる気がする。
スピーカー 1
従業員が自分の時間を投資しているっていうふうな認識を持ってる人は、
なかなかいないような気がするんだけど、
すごいその視点ってめちゃめちゃ大事ですよね。
スピーカー 2
そうね、なんか音聞こえない。
スピーカー 1
何かが通ってきました、外。
スピーカー 2
そうだよね。
これは割と大事にしてる言葉で、
センスオブオーナーシップみたいな。
何ていうの?
当事者意識。
オーナーシップって投資家で言うとオーナーシップなんですよ。
投資をするってことはその会社のオーナーになってるっていうことだし、
社員の人だと自分の人生のオーナーなんだからとかみたいな、
だしこのコミュニティのオーナーシップだし、
社会全体のオーナーシップだし、
ちょっとね、社会になるとだいぶ遠くなっちゃうと思うけど、
でも実際はそういうことだと思うので、
割とそこはつながってるんじゃないかなっていう気がする。
ちょっとズレるかもしれないけど、
僕自分も会社で社員に話したりするので、
自分の中のBSとPLみたいなのを考えた方がいいよって話をしてて、
個人的なBS、バランスシートですよね。
何が自分の資産になっていくのか、
何を不採定的な投資だと思うんで、
投資してそこがどうリターン返ってきたら
自分のバランスシートが大きくなるの?みたいなことを
考えた方がいいんじゃない?って話はしてるんで、
多分今の話近しいなと思う。
そうね。だから、何て言うか、費用と考えないというか。
そうですね、はい。
本書くたら費用なのか、
誰かと会ったら全部タイパーとかコスパーとか。
コストになっちゃう。
コストになるよりも投資として、
この瞬間はお金出てったり、時間が出てくるんだけど、
将来は何かいいことあるかもねっていうか、
そこまで考えなくてもいいんだけど、
考えすぎるとまたいやらしい話になるんで。
わかります。
だけど、どっちかっていうとそんな感じかな。
だから、コストアプローチじゃない。
それはそれで大事っていうかね、ある面では。
でも全部をコストアプローチにしないみたいのがいい気がする。
個人の話に1回行きましたけど、
もともと組織としてもそういう考え方をして
やりましょうよっていうのがおっしゃってたことだったれとは思いますけどね。
そうだよね。
そういうのが本当にどうやって伝えていこうかなっていうのはまた難しくなるっていう話に戻ってきちゃうんですけどね。
頑張る話のところで。
でもやっぱりストーリーじゃない。
これはやっぱり長期的にうまくいってる組織はいろいろあって、
やっぱり宗教とかね。
僕は宗教に対してニュートラルだけど、
やっぱりキリスト教が昔難しかった聖書を読める人が限られたやつを
壁に絵を描くことで、
ステンドグラスに絵を描くことでみんなに伝わったりとか、
賛美歌とか歌を作ることでみんなに伝わったりとか、
だから伝えるための方法は本当にいろいろあるはずだよねっていう。
公の文章だけで伝えることじゃなくて、
さっき言ったオフィスだったり、
コミュニティとリレーション構築
スピーカー 2
いろんなもので伝えてもいいんじゃないみたいな。
そうなんですよ。伝えるってこと、
伝わるようにしてないですよね。
わざとそうなってくると。
ただ自分たちが表現はしてるけど、
全然相手に伝わってなかったら、
ただの垂れ流しになってるっていうのが多いんじゃないか。
だから公に出さないといけない文章とかを
コピペして一生懸命作っていくみたいな、
説明責任だからみたいなやつが多くなっちゃってる気がする。
こんなのAI使っちゃったら、
もう違いがすぐ分かって、一緒じゃんみたいな。
ここだけ違うでっていう、そこが大事だったりする。
そうですね。
個人でも会社でも本当にその人の思いとか、
ある意味思想みたいなところをどう伝えていくのかみたいなことを、
AIで分かるような答えが明確なものというよりも、
もはや問いを共有するとか、答えのないものを共有して、
それに一緒に共鳴してくれる人の仲間になっていくとか、
そういうことなのかなと思いました。
それをやる上でやっぱり、まずは自分の分かる範囲というか、
周辺のコミュニティみたいなところが大事になってくるっていう感覚でやってらっしゃるんじゃないかなと。
そうですね。なので、何だろうな。
本当に、ジャムとかも祭りって言ってるんですよね。
たぶん、日本も古来から地域でコミュニティを形成するときの重要な装置として、
祭りっていうのがあったんじゃないかなと思っていて、
盆踊りとか、意味ないっちゃ意味ないじゃないですか。
ないのかな。
でも、儀式として楽しいとか、この瞬間を共有してるってことに意味がある。
効率性とかはないわけじゃないですか、そこに。
みたいなことをちょっと考えてみたいな、さっきの宗教の話とかは結構近いと思うんですけど。
ネイティブアメリカンっていうかね、
人たちが、首長が3日ぐらい集まって、ひたすら話すみたいな。
3日?
話し終わるまで話す。
話すってことですね。
雑談みたいな。
これ、めちゃめちゃ何?みたいな話なんだけど、結果戦いがないみたいな。
めちゃめちゃ生産性が高いじゃない。
部族同士で、普通の部族で、意外関係が一致してない人たち同士が、
年に1回かな、ちょっと分かんないけど、
集まって、時間を過ごすみたいな。
ただ時間を。
だから、そこで何か結論を出そうとかでもないんですよね、きっと。
これ、アジェンダもなくて。
ないですよね。
アジェンダ何?みたいなことで始まらないわけ、首長たちのやつは。
だけど、結果的に戦いがなくなるとすると、めちゃめちゃ生産性高い。
意味がありますよね。
この3日間とかすごく意味がある。
だけど、その3日間に限っちゃうと、何?
そうですね。
タイパンも何もないみたいな。
タイパンも何もないんだけど、それ辞めると、やっぱり何年か後に何かが起きるみたいな。
経験則みたいなやつだと思うんだけどさ。
企業文化の重要性
スピーカー 1
そこは、伝えるって話にもつながるかもしれないけど、人間って知らないものは怖いじゃないですか。
そうですね。
だから、知ってると途端に仲間だったり、安心感があったりするっていうので、
なので、まず知ろうとするとか、知ってもらう努力をするみたいな。
ところが、結局そこのハードルを下げていくっていう感じもすごくするし、
でも本当にAI出てきたら、知ってもらうのに何がいいのか、どういうツールだったり、どういう手段がいいのかっていうのは、
本当に言語以外のものも、どんどんその空間を共有したときにどう感じるのか。
そういった、特にリアルへの回帰みたいな話もありますけど、
それこそオンラインで全部伝えられるけれども、あえてそこをリアルにして、
そのリアルで感じる企業だったりブランドが何を伝えたいと思ってるのかみたいな、
そういうのがまたさらに価値が上がるんじゃないかなとかも思っております。
スピーカー 2
やっぱりずっと効率化だったりとか、より便利なものみたいなことが行き来った先が今AIの話になっていて、
結果、先ほどおっしゃったように、いわゆる答えとされるものは出てるんだけど、
でもそれだけじゃ全く伝わらなくなっていることに今気づき始めたみたいなことがありますよね。
そうね。ちょっとアナリストっぽいこと言うと、ちょっとはね。
結局、今の同じような環境で比較的同じような経営資源持ってたら、
AIとか使ったら経営戦略みんな一緒になっちゃうんですよ。
そうですね。
そうですよね。
なる。
それ、じゃあどうするの?
その時にやっぱり、ウィルというか、志というか、
でも俺こっち行きたいんだよねみたいな、もしかしたら変なこだわりとか、
でもそれが価値につながっていったり、逆に価値破壊になっていったりするみたいなこととかっていうのは意外と大事だから、
なんかちょっと質問した時に、経営者の人が言い淀むとか、
逆に経営者じゃなくて、現場にいる一番の人に、本当に現場の人に質問したら、
全然違う答えが返ってきてるな。
そういうとこに意外と大事なことがあるみたいなこととか、みたいな。
ほんと互換な感じ?互換でこう、なんか互換で感じる?ちょっとダブってるけど、そういう感じ。
体験価値というかね、体感することの価値が高まってるみたいなことはやっぱり言いますもんね。
今でも部族の集長の話みたいなのありましたけど、僕も実体験的に言うと、市域の町会?
そう、やってますよね。
町会も、なんかおじちゃんとおばあちゃんたちが集まったりして、本当にごめんなさい、言い難いです。
意味ない話しかしてない。そこだけ切るとですよ。
そこだけを切ると。
そこだけ切ると、ずっとなんか2時間、3時間、みんなずっとお茶飲みながらずっと話してて、
お母さんたちとかがちょっと呼ばれてきてる人たちは、本当になんかちょっとつらそうにしてるというか、いう時間なんだけど。
で、僕今聞いてて、あの時間自体に意味があるんだなっていうのはやっぱ思いましたね。
まずはその体験までですか。だってあの人たちオンラインで集まってもたぶん何も話さないです。
3日間オンラインでやり続ければ何かあるかもしれない。
絶対ないですよね。どうなんだろうね。
何かあるかもしれない。
別のものが生まれる。
別のものが生まれる。
もうこれ以上話すことないって言った境地みたいな。
もうちょっと話を戻しましょう。
ブランドとかを伝えるのに伝える相手っていうのは、今の話だと結構外も中もあるのかなと思って、
それぞれの難しさみたいなのがありそうだなとちょっと思ったんですけど。
スピーカー 1
そうですね。
一時的にブランディングっていうとアウターコミュニケーションなので、
さっきの話みたいに中でいろいろ議論をした後に、言葉に言語に落とし、
あとそれはビジュアルに落とし、
それがオフィスの空間のレイアウトもそうだし、色もそうだし、
フォントもそうだし、ウェブサイトも全部そのブランドを表現する、
そっちのビジュアルの方もこうやっていくんですけど、
でもそれって何でそうなってるのっていうところを、
例えばブランディングのプロジェクトに関わってる人は分かるんだけど、
会社が大きいと当然全員が関われるわけではなくて、
そうすると関わってない人たちにも、
何でこういう話を自分たちが今してるのかとか、
自分たちの会社って何なんだみたいな話を、
内側に広げていくカスケードというか、こういうふうに広げていく傘の中で、
活動がすごくまた大事になってきて、
それは例えば人事とかと一緒に組んで、
言葉悪いですけど、不協活動のような、
不協活動、人道活動みたいなのをしていくっていう。
スピーカー 2
まさにエヴァンジェリストって呼ばれたりするので、そのものですもんね、伝道師として。
スピーカー 1
そういうのまで話したりはします。
なかなかそこまでやるのは結構企業にもよるんですよね。
時間もかかるし、なんですけど、
私がレクサス時代も実はそれやっていて、
なので後半は各部署とか各地域の人に、
エヴァンジェリストをまず立てて、
そこを各に伝えていってもらうみたいなことを、
それこそ1,2年ぐらいかけて順繰りにやっていってもらって、
なのでそうすると、どんな仕事をしている人たちでも、
自分の仕事に当てはめた時に、
それはどういうことなんだろう、
降りてきたブランドの方向とか、大事にしていることみたいなのが、
言葉とかビジュアルで降りてくるんだけど、
それって自分の仕事に当てはめたらどういうこと、
どう変えたらいいの、どれは大事にしないといけないの、
そういう議論というか問いというか、
みたいなのをやるセッションを地道にやっていく、
みたいなこともやったりしてます。
スピーカー 2
それってやっぱりね、
オンラインで一方的に話すだけだと多分起きないというか。
スピーカー 1
起きないです。
やっぱりさっきのセンスオブオーナーシップじゃないですけど、
自分事にならないので、
どっか降ってきた何かの言葉で、
しかもわかりやすくなっているので、
ともするとちょっと表面的だったり、
言葉だけ踊っちゃっているような感じに見えたりもするんですよね。
でもそこに行き着いた先には、
すごく深い議論が本当はあったりするので、
その熱量みたいなのが失われないように伝えていき、
そのメンバーの人たちも受け取って、
自分の熱量に変えていってアンパックしていくというか、
各自でアンパックしていくのがすごく大事で、
そこまでなると、
本当にブランドが構成しているメンバーが、
本当にみんなで作っていくような組織になるので、
すごく強くなる。
スピーカー 2
だからそろそろ個々人、
今の話だったらその個人個人が、
ストーリーとしてそれこそ語れるようになっているということですよね、
今の状態って。
スピーカー 1
ちょまど 本当そうだと思います。
スピーカー 2
そしたら伝わる。
ブランディングのアプローチ
スピーカー 2
それこそ企業として頑張るというのが、
個人が勝手にやってくれたら一番いい状態ってことですもんね。
そもそもこの机の話とかも、
なんでこれをやっているのかということを、
社員の一人一人が喋れるようになっていると、
すごくいい状態ってことですかね。
そうね。
だけど、もう一個大事なのが、
押し付け感がよくない。
おだしょー これ難しいですよね。
文化を浸透させるみたいな議論ありますよね。
上から来るやつじゃない。
おだしょー これ難しいですよね。浸透施策とか言って人事が。
ちょまど 上からとか、あと外からとかは、
スピーカー 1
本当に空中分解して、
おそらく3年後とか5年後とかに新しい上が来たら、
リブランディングするぞってなるんですよ。
スピーカー 2
また変わったと。
スピーカー 1
ちょまど で、また変わっちゃう。
やっぱりそこが血肉にならないというか。
なので、落とされた感というか、
スピーカー 2
押し付けられた感がないっていうのはすごく。
そのためには、答えを提供しちゃダメですよね。
さっき問いかけというか、問いを与えるのか、
自分たちが考えたものにしていかなきゃいけないから、
そういうことなんじゃないかなと思います。
これね、ちょっと時間もあるんだけど、
最近僕が思ってるのは、
でもそれは組織のやってることとかによって、
意外と違ってもいいんじゃないかなみたいな。
朝礼で読むみたいなのあるじゃない。
社訓とか。
スピーカー 1
おだしょー ありますね。
ちょまど 行動心みたいなの。
スピーカー 2
あれも、僕個人的にはすごい嫌いなんだけど、
もしかしたら、ある形態ではそれがあったほうがいいかな。
例えば、軍隊は違うかもしれないけど、
だからね、割とそれは、
大きなカルチャーの中にサブカルチャーみたいな、
それぞれのやってることによって承知があるみたいな、
この辺はね、まだこれ、
次に続くみたいな話なんだけど、
意外とそれはちょっと重んだよね。
おだしょー それがあってる、あってない、
やっぱりそういうのが出てくる。
やってる人の仕事とか、
本当にピシッとみんな一緒にならなきゃいけない場合は、
割と押し付けでもやったほうがいいかもしれないし、
スピーカー 1
おだしょー 安全とかね、命に関わるとか。
スピーカー 2
そうそうそう。
でもその根っことかどうなのみたいなやつはあるから、
この辺はちょっと全部まるっとじゃないほうがいいかなっていうのは、
割と最近思ってる。
おだしょー そうですね。
なんでもかんでもじゃないぞという感じですね。
個人の役割と企業の姿勢
スピーカー 2
ありがとうございます。
でも本当にその企業のらしさに従って、
それをみんなで作っていけるかどうかっていうところが、
カルチャーなのかなっていうのと、
あとは嘘をつかないとかも大事になるんだろうな。
おだしょー 自信心差ね、それは大事。
今聞いてて、
そういうの3時間一緒にいるとか、
やっぱり嘘とかっていうのはよりわかるようになる。
おだしょー そうですね。
嘘って言って言い過ぎたけど、ちょっとカッコつけるじゃないですか。
そうですね。よく見せるみたいな、
ブランディングとかセルフブランディングとかって結構、
実態よりもよりよく見せるみたいに思いがちだけど、
むしろ逆なのかなとか、今の話は割と感じました。
おだしょー 日本だと特に、
いわゆる個性を家に置いてきちゃうみたいな。
そうですね。
おだしょー 置いてきて、この会社の顔みたいなやつで、
ずっとやっていくのは結構つらいと思うから、
そうなんないような社会にしたいなと。
したいですね。
おだしょー 思います。
これは自己表現っていうキーワードにもつながるので、
このJAMのイベントのテーマでもあるので、いいところに。
まだまだ足りないですね、これ。
おだしょー 時間としてはちょうど50分になってるんですけど。
もう、ここで。
ちょっとね、次のセッションもあるので。
おだしょー セッションもあるんですね。
はい。
おだしょー すごい、これ本当に一番最初のほう、
二つ目の今日はセッションだったのかな。
そうですね。
ここから原先ラジオダイヤルカフェという、
もうポッドキャストをひたすら公開収録していくという。
おだしょー 公開収録三つ続くってすごくないですか。
スピーカー 1
すごい、すごい一日。
スピーカー 2
これね。
おだしょー すごい。
はい。
おだしょー ちょっとじゃあ、一旦じゃあ、この場としては閉めますが、
何かあります、最後一言ずつぐらいありますか。
いや、もう、いいね、JAM。
おだしょー ジャムです。
これが。
スピーカー 1
裏でもまだまだ話しますね。
スピーカー 2
おだしょー ジャザリアってきてる。
じゃあまあ、これはちょっとまたね、
ナイトステージもあるので。
おだしょー あ、そうですね。
ジャムってさ、本当はさ、僕ジャズ好きで、
ジャズのジャムは。
おだしょー そうですよね、本家ですよね。
あの、こう、飛び入りすんだよね。
おだしょー うん。
おだしょー いやー、それね、ちょっと僕話しながらちょっと思ってたんですけどね。
スピーカー 1
マイクが。
スピーカー 2
ジャムセッションはね。
おだしょー そうそうそう。
暑くなってくると。
ただ夜中の2時ぐらいからなんだよ。
そうなってくるのは。
おだしょー 昼の2時でした。
アポロも入って。
おだしょー 昼だから。
やっぱナイトセッションはかなりそういう感じになると思います。
おだしょー はい。
ということで、じゃあ一旦この時間帯は終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
スピーカー 1
おだしょー ありがとうございました。
スピーカー 2
今回もお聞きいただきありがとうございました。
働き方ラジオを運営する私たち、セッションクルーは、
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48:52

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