1. 終わりかけのRadio ・今夜も最終回
  2. 第237回 会社のビジョン・ミッ..

ビジョン・ミッションとはよく言うけれど、本当にそれらの標語は会社運営に必要なのか、従業員のモチベーションにどう影響するものなのか....半ばWATAのお悩み相談会のような形で話し合いました。


【訂正】ジョブズが解任されたのは90年代ではなく正しくは1985年でした。失礼いたしました....


■ チャプター

オープニング

テーマが被った

最近刺さったジョブズのスピーチ

ビジョン・ミッションとは何なのか

企業のWILL・従業員のWILL

エンディング


■ 関連リンク

スティーブ・ジョブズ「Think different.」を発表したときの社内スピーチ https://youtu.be/6MbdJE0uhDk


■ 番組への感想・お便りはこちら

https://forms.gle/oEfBpskGT2qf4iMW9


■ クレジット

Opening Theme : Composed by WATA

Cover Artwork : Designed by WATA

CG Character : Modeling & Designed by WATA

Ending Theme : Composed by TAZAWA

©終わりかけのRadio


番組エンディングテーマ『life』

https://linkco.re/E2GY2D3Q


#ビジョン #ミッション #パーパス経営 #thinkdifferent

===================================================

スティーブ・ジョブズのスピーチについて
スピーカー 1
どうも、お世話になっております。WATAです。
まさかなんですけど、今日今回、2本撮りですけど、喋るテーマがかぶってました。
tazawa
そうなんですよね。それだけ喋りたいことがあったってことですかね、じゃあ。
スピーカー 1
ってことでしょうね。それが、お互い強烈にそのテーマが合致したっていうことなんで、ある意味、神回になる可能性も。
tazawa
でも、意外と初めてかもしれないですね。
スピーカー 1
そう、なかなかないですよね。
完全に一致したのかね。
だから、僕らってこれ基本的に、僕とTAZAWAさんで交互にエピソードを持ち寄って話してるんですよね。
しかも、その情報開示というか、そのお互いのテーマを知るのが、当日のもう、この収録の数十分前ぐらいに知るみたいなルーティーンになってるんで、
お互い結構、来るまで何話すかあんま分かってないことがよくあるんですけど、初めてかぶりましたね。
そうですね。
だから、ちょっとかぶっちゃって、2回話してもいいんですけど、どうせなら1回分に濃縮したいなと思ってて。
で、TAZAWAさんの回でね。
今、僕が撮る次の回ですよ。
だから、この放送の次週に、ちょっと集約して話せればなっていう。
なかなか面白い。
ジジネタっぽい感じのね。
テーマですかね。
だから、僕がこれ、今迷路、迷子になってるわけ?
tazawa
今まさにですかね。
スピーカー 1
今まさにテーマなくなっちゃったんで。
迷子になってるんで、手探りしながら。
あれですよ、この回内容スッカスカの回になるかもしれないんで、その辺は聞いてる人もいただいてる方もご理解いただきたいなって感じなんですけど。
まあね、僕はね、基本的にもう悩みが尽きないんですよ。仕事に対しての。
もう常に悩んでる。
もう悩みすぎて、さっき痩せてきちゃってるんで、ほんとね。
tazawa
それでもちゃんと注射打ってるからじゃないですか。
スピーカー 1
正解。薬飲んでるから。
トモニア病の薬ってちょっとダイエット効果あるんですよ、実は。
食後の血糖、急激なね、血糖値の上昇を抑えるんで。
tazawa
それです。
そういうことじゃないですよね。
スピーカー 1
そういうことじゃないですよね。
いやだから、ほんと僕は今、健康的な生活をめちゃめちゃ意識してますんで、できるだけ健康でありたいわけですよ。
だからもうストレス、仕事で受けるストレスとかにも敏感になってるわけです。
なるべく減らしたい。
今日はちょっとただ単に悩み相談みたいなのをしたいなって思ってるんですけど。
僕は常日頃悩んでる中で、いろんな世の中の情報をキャッチアップしてますんで。
かなり自己啓発的な内容をSNSって引っ張りがちなわけですよ。
例によってそういうのをブックマークしてます、僕は。
いつもなんか精神的に追い込まれてる時とかは、誰か偉大な偉人たちの言葉を胸に、偉人の名言とかあるでしょ。
偉人のことを胸に頑張ろうという感じで、すごいアーカイブしてるわけです。
最近ちょっと出会ったというか、出会ったというか知ってはいたんですけど、スティーブ・ジョブズって知ってます?
tazawa
知ってます?結構マニアックな人かなと思うんですけど。
スピーカー 1
スティーブ・ジョブズっていう人の名言というか。
パソコンのメーカーでAppleっていうメーカーがある、リンゴのマークの会社があるんですけど。
今その企業は大企業で、すごい世界的な大きい会社って言われてて。
タダさんも使ってますよ、そのパソコン。
tazawa
タダさん今持ってますよ。
スピーカー 1
僕もiPadとiPhoneで両手に今持ってます。
アップルが、これご存知の方も多いと思うんですけど、スティーブ・ジョブズって一回クビにされてるんですよね、90年代。
もう一回、いわゆるマッキントッシュを発明して、発明というか世界に送り出して、それがすごいヒットしたんですけども。
90年代前半に入った時かな、社長を交代するというか、ジョブズが強制的に会社から追い出されちゃうみたいな事件があって。
ジョブズがいなかった間、めちゃめちゃ低迷するんですよ、Appleって。
もうわけわかんない会社になっちゃって。
結局、ジョブズがいない数年間の間でめちゃめちゃ塞いも増えて、会社のブランドももうかなりマイクロソフトに、Windows全盛期が始まるんで。
かなり厳しい状態に置かれてて、あと3ヶ月でApple潰れちゃいますみたいな状況になった時に、見事そのタイミングで復讐劇って感じじゃないですけど。
スティーブ・ジョブズがまた会社の代表に帰り咲くんですね。
それまでまた別の会社で一花あげてたんですけど、やっぱりジョブズしかいないってことで、再度会社の代表に帰り咲いて。
そのタイミングで、一時期繁栄を極めたAppleが、そのブランドがかなり没落しちゃってる状態で、これ何か変えなきゃいけないというとこで、一つ広告売ったんですよ。
それが有名なTHINK DIFFERENTという有名な広告ですよね。
僕とかタダさん世代は結構よく知ってる広告なんじゃないかなと思うんですけど。
だから、その時に会社を立て直さなきゃいけないっていう時に、THINK DIFFERENTの広告をぶち上げるぞってなった時の、ジョブズが会社でスピーチをしてる映像が残ってるんですけど。
ちょっとそれ長いんで、この場では全部、読み上げとかしないですけど、すごいぐっとくるスピーチなんですね。
ジョブズってやっぱり人間的には、ちょっとどうかと思うよっていう人間性の人なんですけど、スピーチ力に関しては天性の才能というか、スタンフォード大学での有名な講演とかもご存知の方多いと思うんですけど、本当に感銘を受けるスピーチで。
会社の使命、ビジョン、経営理念の必要性
スピーカー 1
内容的にどういうことを言ってるかというと、残念ながらAppleがこういうふうに没落してしまって、これから改革を行っていかなきゃいけないわけなんだけど。
そこで、我々が今まで通りのやり方であったりとか、あとはごく当たり前の競合を意識したような、単純なマーケティング的な打ち手ではもう復活ができないから、すごい大胆にいろんなことを変えていくしかないし、それをちゃんと顧客に伝えなければいけないと。
信頼を取り戻さなきゃいけないなというところで、Think Different、圧倒的に全く今までやってこなかった。しかも、いわゆるマイノリティ、人から見るとそんなことクレイジーなんじゃないの、そんな成功できないよっていうことをやるんだっていう感じで、そのCMとかもね、偉大な偉人の昔の映像とかを使ったCMなんですけど。
そういう発明家っていうのは基本的に偏人扱いされてて、そういうマイノリティとしてクレイジーなことをやり遂げた人が、やっぱり世の中にインパクトを与えてるんだっていうのをコマーシャルにしたっていう。それをちゃんとスピーチで社員とか、あとはお客様に伝えるみたいなっていう伝説のスピーチみたいなのがあって。
これはね、結構涙もんというかね、仕事でなかなかうまくいかないなとか、会社でちょっとやりたいことがうまくできないなっていう人には結構刺さる内容で、ぐっと来たわけなんですね。
だから改めてこういうね、この前のオナホとジョブズ並べちゃって申し訳ないんですけど、オナホの会でもやっぱりプロダクト作る上ではコンセプトが重要だっていうところで、そういうちゃんとメッセージを顧客に伝える。
で、それに至るまでに、ちゃんとちょっとやそっとの意識改革じゃなくて、割とドラスティックにならなきゃいけないみたいなところは、この前のオナホの時もそういう感じの話はしたと思うんですけど、まさにスティーブ・ジョブズは割とそういうところが、そういうクレイジーさを売りにしてるキャラクターでもあると思うんで、そういうセリフブランディングっていうのもあると思うんですけど。
やっぱりジョブズがね、すごいなっていうところだなっていうところで。でですよ、ジョブズの話はまあいいんですよ。これはまあ感銘を受けましたね。
具体的にどういうところって話をしてくれないですか。
ちょっと僕の無理矢理ね、悩みにつなげようと思ったので、これは前振りだというふうに意識していただければと思うんですけど。
だから、とはいえやっぱりジョブズ、スティーブ・ジョブズ、カリスマのメッセージ。
あと結果的にアップルが成功したっていう結果論の話もあって、やっぱりなかなかサインにメッセージを胸を打つようなメッセージを打って、その理想を掲げながら経営をしていくのってすげー難しいじゃないですか。
商売ってやっぱり単純じゃないから、みんなそういうなかなかこう、いろんなジレンマと戦いながら理想だけでは語れないみたいな。で、今、日本の企業でもよく会社の経営の方針とかでビジョンとかミッションとか、いわゆるビジョンミッションドリブンみたいな考え方ってあるじゃないですか。
で、特に僕らが働いているようなスタートアップって、そういうミッションとかすごい大事だみたいな。あと最近だとそのさらに上のパーパス経営って言うんですけど、ビジョンミッションが何をやるのかとか何のためにやるのかみたいなところを設定しているステートメントで、パーパスっていうのはさらにその上の概念で、なぜ我々は存在しているのかみたいなところをちゃんと名言化して、
それを社員と顧客に伝えながら経営をしていくみたいな。そういうのパーパス経営とかって言ったりするんですけど、割と今のトレンドみたいなところもあって、一般的なものにはなってきているんですけども、これは結構僕も佐々木さんと前にもちょっとプライベートで話したことあるような気がするんですけど、本当にビジョンミッションって必要なのかなみたいなのを結構悩むというかところがあって、
もちろんメッセージは大事なんだけど、なんか商売する上で、なかなか理想論だけでは語れないところもあったりとか、あとは理想を振りかざしちゃって、逆にうまくいかないこと、そしてやっぱり邪魔になっちゃう、逆に言うと。もっと愚直に売上とかを追い、この前のオナホの話と全く逆の話をしているので矛盾が出ちゃうんですけど、そういうことも大事だったりするから。
ビジョン・ミッションの必要性についての悩み
スピーカー 1
なんか本当に経営とかプロダクトを作る上でビジョンミッションみたいなものがね、改めて本当に大事なのかどうかは、ちょっと田沢さんに聞いてみたいなと思ったんですよ。
tazawa
たえぇ。
スピーカー 1
田沢さんってでも、そんなあれでしょ、そういうことに対しては、そんな別になんか、まああったらあったでもいいしみたいな感じの温度感ですかね。
tazawa
そうですね。なんか、いや確かに。
ね。
まあその。
確かに。
うん。
スピーカー 1
なんか、これは僕らはもちろん一緒に働いたこともあるしね、それがスタートアップで働いたこともあるんで、すごいビジョナリーだったじゃないですか。
うん。
なんかすごいいいなっていう。
そうですね。
それに共感してもちろん働いてたし。
tazawa
そうですよね。
うん。
だからやっぱり、何らかその会社なり組織で働くときに自分なりに納得感を自分で欲しいわけですよね。
で、そこでビジョンとかミッションとかがいいものであれば、あ、だから自分はここにいていいんだって自分で思い込めるっていうか。
スピーカー 1
うん。
tazawa
っていう位置づけぐらいかなっていう感じ。
スピーカー 1
そうなんですよね。
tazawa
ですよね。
スピーカー 1
だから、わりと数年前とか10年ぐらい前のスタートアップブームの時って、わりと結構熱に浮かされてる部分があって、ビジョン経営だ、ミッション経営だみたいな。
そういうムーブメントあったじゃないですか。
うん。
ビジョン・ミッションの必要性の疑問
スピーカー 1
やっぱりカルチャーが大事だみたいなのが。
うん。
あん時って一時的な盛り上がりもあって、すごいぶち上げてる感じで。
でも絶対ミッションに共感してない奴は会社に入れへんみたいな。
うん。
それぐらいな感じでやっとったなみたいな。
tazawa
いやでも、なんかビジョンミッションに共感するって、どこまで、いやだからどっからどこまで幻想なのかっていうのはある気がしてて。
スピーカー 1
ありますよね。
tazawa
いや僕、それはね、やっぱ経営者とかビジョナリーな人が思う人々の動き方と、実際の本当のところの人々の心の何を拠り所に働くかとか、また別だと思ってて。
うんうん。
もっとドライだと思うんですよ、人々は。
と思います。
スピーカー 1
うん。
僕も。だから、それを結局、これなんかその一時期、なんかで炎上した気するんですけど。
要はミッションに共感してるってことは、それに向かって、その思想に共感してるってことだから、そのライフスタイルとかワークスタイルみたいなのも、共感してる方からこそ会社に順応していく、適応していくみたいな。
うん。
で、それを結局だから、割とジュニアクラスとか新卒の子とかにインストールしてると、割と洗脳状態になって搾取しちゃう状態。
要はそのなんか、やりがい搾取みたいな言葉が流行ってた時期だと思うんですけど、あれは結構やり玉に上がってましたよね、ミッションって。
なんか要は、プローパーガンダみたいなもんですよね。その一言をもう上げるだけで、もうロボットみたいに動いてくれるわけですよ。
そうですね。
だからすごい言葉だなみたいな。
そうですね。
だからすごい経営マターの標語というか、あくまで従業員用、もう思いのほかその言葉、評価できる言葉で、ある意味こう、つっちゃうところがあるというか。
tazawa
そうなんですね。
ミッションに共感することの重要性
スピーカー 1
うん。
なんかまあそういう不気味さ、まあじゃあちょっと宗教っぽいところ。
tazawa
そうです。
スピーカー 1
みたいなのもあるよね。
tazawa
うん。
まあだから時にはなんか、うまく洗脳してほしいよっていう時もありますけどね。
スピーカー 1
そう。
tazawa
やっぱ。
スピーカー 1
うん。
だから結構だからその仕事って難しいじゃないですか。やっぱりモチベーション高くやりたいし、それだけの熱量とか熱意みたいなのは持ちたいっていうのはやっぱり、
まあもちろんね、その仕事嫌いな人もいるだろうから、そういう人は違うかもしれないですけど、まあ基本的にはそういうモチベーションはあると思うんですよ。
うん。
だからそうなった時に結構ミッションとか、何か、まあ要はなんていうかその近い未来の話じゃなくて、遠い将来すごいスケールがでかい夢を達成するみたいな話でしょ。
だからそういうのがあるとやっぱりワクワク感も出たりとか、ある意味そこに身を預けられるというか、
あのワンピースじゃないですけど、俺は海賊王になるっつって、お前海賊王になるのか、じゃあ俺も手伝うぞみたいな、お前絶対なれるみたいな、なんかそういう感じ。
ビジョン・ミッションと洗脳、現実とのズレ
スピーカー 1
あのやっぱチームとしてコンセプトを持てるというか。
はいはいはい。
だからまあそういう、あのなんていうのかな、空気を生み出すために必要っていうのもわかるんだけど。
そうですね。
だからやっぱなんかあんまり、これちょっと僕の偏見というか、僕が知識とそういうなんていうか、こういう関係が浅いだけかもしれないですけど、あんま成功してるのは見たことないというか。
tazawa
ああ。
スピーカー 1
そのビジョンミッション系が。
はいはいはい。
tazawa
系外化しちゃうところを見ちゃうなって。
スピーカー 1
だってね、党のそのメンバーはドライだからね割と。
そうなんですよね。だからあのこれがそうなんですよ。これはだから僕らよく知ってると思うんですけど、なんかこうちょっと言い方がですけど、表面的には相乗りしてる感じなんだけど、やっぱりどっか心の中で。
そうそうそう。
ちょっとありますよね。
tazawa
そうなんとなく思うのは、そのビジョンミッションにしっかり共感した上でその会社で働いてるっていう人も多いですけど当然ね。
だけどね、それって何パーセント何割かはやっぱり不利をしてるところは絶対あって、不利って言うとあれですけど、っていうのはやっぱりとはいえ別のところでそこにいるメリットを感じてるから働いてるなと思うんですよ。
そこに加えてビジョンミッションもっていうところで共感でやってるっていうことだと思うから、なんか本質的にはビジョンミッションじゃない場所でしっかりメリットを感じてそこにいるんだと僕は思うんですよね。
スピーカー 1
僕もそう思います。だからこのバランスが崩れちゃうとやっぱりさっき言ったやりがい作詞みたいなこと言われたりとか、結局理想論になっちゃうじゃないですか。
それってどっかのタイミングで気づいてくるというか、それで結局不自然な感じになって辞めちゃったりとかね、そういうのはよくあると思うんですけど。
ビジョンミッションは必要なのか
tazawa
やっぱ人それぞれその働くモチベーションってね、お金をたくさん稼ぎたいっていうのもあるだろうし、承認を受け的に働く人というかね、その会社で働くっていうステータスを大事にしたいとか、いろんな働くモチベーションがあると思うんですよね。
だからその、ちょっと何言おうか、どうしたかちょっと忘れたんでちょっと繋いでください。
スピーカー 1
いやね、これね、でも、なんかそうした時に、だからやっぱりこれが僕もね、苗本のネタリでわがままになっちゃうんですけど、だからまあ半々ですよね。要は半分乗っかりつつ、そういうのがあった方がいいよね。
そうそうそう。
で、半分はやっぱりちゃんと自分の、自分自身のビルというか。
tazawa
そうですね。だからこれはだから、そう、自分自身、一社員、メンバー自身が考えるっていうのはちょっと難しいですけど、それぞれがやっぱりそれぞれで働くモチベーションって別々に持ってるわけだから、いわゆるビジョンミッションを提供する側というか、会社経営者側とかも、
スピーカー 1
やっぱりビジョンミッション共感してもらうものとは別に、それぞれがメリットいることのメリットが何なのかってことをしっかりこう提供してあげるというか、それも大事だと思うんですよね。
めちゃめちゃそうだと思いますね。だからまあ、そのあくまで表現手法としてミッションとかビジョンとか語るのは、そこがいいと思うんですよね。ただやっぱ僕すごいよく見るのが、なんかね、ミッション、ビジョンを持たなきゃいけないみたいな空気の会社が多いんですよ。
要は、なんかすごい逆説的になっちゃってて、そういうのがない会社には共感してくれないみたいな衝撃的な理由で作ってるんですね。あんまり経営者自身もピンときてないことがあって、ミッションとかビジョンに。なんかそれってやっぱすごい、ケースとしては一番良くないケースじゃないですか。
形式的に置いておかないと、要はその、なんていうんですか、昔で言う釈述みたいなやつですよね。なんか電通鬼の十箇条みたいな。あれはちょっと意味が違うかもしれないですけど、会社のサインとしての心持ちみたいな構え方みたいなやつですよね。だからなんかそれがちょっと最近だから、そういう形でビジョンミッションを取り入れる会社も増えちゃったから、
なおのこと、そういうミッションとかで理念共感で経営してるっていうことに対して、少しなんか違和感を感じ始めてる自分がいるのかなっていうのは、なんか形外化しちゃっててみたいな。本質的にさっきタダさんが言ってくれたみたいに、ちゃんとそのあくまでお互いのウィル、会社と個人としてのウィルをつなぎ合わせるためのツールとして使うみたいな。だったらありなのかなっていうのは今。
tazawa
ビジョンミッションって言われる大義名分じゃないですか。これって歴史的にも戦争とかでも毎回言われるポイントですよね。
大義名分がないと士気が上がらないから。まさにだって今ウクライナ戦争でロシアの大義名分が、ロシアの軍人たちはわからないっていう状況でみたいなね。
スピーカー 1
だからモチベートできないみたいになってますもんね。
tazawa
だからそういう意味でビジョンミッションがそれに当たるとなれば、大事なのかなと思いました今ふと。とはいえでも果たしているのかどうかもちょっとわかんないですね。
スピーカー 1
わかんないですもんね。でもなんかこういうのってさ、これちょっと僕が知識不足なんですけど、昔の会社ってあったんですかね、そういう。例えば松下電機とかさ、なんかあったのかね、そういう。今はあんじゃん、英語みたいな。
ビジョンミッションの意義と不適切な利用
tazawa
あれはそれなんですか。
スピーカー 1
わかんない。チェンジズフォーザベターみたいな。あれ違うのかな、あれは違うんだろうな。
tazawa
なんとなくビジョンミッションっていう言葉でそれを語るのって、なんかこのIT系のスタートアップのカルチャーのイメージ強いですよね。
スピーカー 1
アメリカってやっぱシリコンバレーとかの影響なんですかね。なんかGoogleとかがさ、今のアルファベットさんとかは、有名なやつあるじゃないですか。悪いことするなみたいな。正しいことをしろみたいな。Do the right thingみたいな。Don't be evilみたいな言葉があって。
要は、ああいうテックの企業が闇落ちしちゃうと、いわゆるダークパターンになっていって、世の中を滅ぼしていくみたいな。今のAIのダークシナリオみたいなやつですよね。だから、そういうディストピアが来ちゃうから、それだけはやらない世界観で、本当に正しいことだけを追求しようみたいな。
あれはビジョンというか、社訓的な感じですかね。やっぱり行動指標みたいな感じですかね。
tazawa
印象を良くしないといけないっていうのがあるから大事なんじゃないですかね。
スピーカー 1
要は、会社の価値を上げないといけないわけだからね。だから、それをちゃんと実行できる会社なんだっていうところで、ある種の標語を作っておけば、あいつらはそれを成し遂げるっていう。
確かに、今Amazonとかで言っても、世界最大のマーケットを作るとか、結構ぶち上げたそういう企業理念があったんですよね。それを実現して、今ああなってるっていう。
それだから、確かに小さい企業が将来的に、ただのお金儲けるECサイトを運営するんじゃなくて、それは世界最大のマーケットプレイス作るみたいなのがないと、やっぱり結局売上だけ上げるんだったら、ただの営業会社でいいわけだもんね。
そういう意味で言うと、小さい会社が成り立っていくときに必要な標語にはなってくるし、それが浸水まではしなくてもいいんだけど、ある程度そういうのに共感して、そうなるんだみたいな感じで、社員とか従業員もそれをちゃんと捉えて、ある程度共感できればいいのかなっていうね。
tazawa
そうですね。今までの僕が所属してた会社のビジョンミッションに関しては全然、今思うとそれでよかったなと思ってますよね。渡田さんと前一緒の会社にいた会社は教育系でしたけど、ビジョンミッション掲げてもらうと、今やってることが世の中の人のためになるんだって毎回思えるから、あれはよかったですよね。
スピーカー 1
やっぱり、それで経営者の覚悟が見えるみたいなところもあるじゃないですか。僕やっぱり、あんまり覚悟がない経営者ってあんまり言ってない気がするんですよ、ビジョンミッション。覚悟してる経営者ってすげえ言うんですよね、あれ。毎日言ってくるから鬱陶しいですぐらいな感じで言う人もいるんですよ。
でも、あれって結構、経営者としての覚悟っていう。だから、経営者さんもあれをあれで、自分でなんとか落とし込んで、俺は絶対やり遂げるみたいな。そういうのを経営者自身もね、自分を鼓舞する言葉として使ってる可能性も。
でもあれ、ほんとでも大変ですよね。なかなかぶち上げてるじゃないですか、言葉自体が。スケールがでかいこと言わないといけないから。でも、アッパーがすげえプレッシャーにはなるよなと思いますよね。
業界ナンバーワンを目指すとか、そういう次元じゃないじゃないですか。世界を変えるみたいな、イノベーションを起こすみたいな。
人類規模。 人類規模。人類規模のやつを。やっぱだから、スタートアップの経営者ってすごいなと思うのは、ほんと一人とか二人とかのときにそれを考えて。
だってベゾスだって、あんな小さいオフィスで働いてるときからその表を会社にペタッと貼って、俺はやるみたいなのをやってたわけでしょ。で、成し遂げてね。それはすごい単純に尊敬しちゃいますけどね。やっぱね、そういうのをやれるっていう。
tazawa
やっぱりね、そういう僧侶社長ってやっぱりストーリーテラーであるべきなんでしょうね。物語を作れるみたいなね、そういう。
スピーカー 1
ストーリーテリングはありますよね。やっぱりそのシナリオに従業員も乗っかれるじゃないですか。要はその、ワンピース。ワンピースでちょっと例えるとなんでもちょっと可愛い感じになっちゃうんですけど。やっぱその冒険の書にさ、一幕に入れてもらえるというかさ。
名前を連ねて、スタッフロールとかのとこに載せてもらえるみたいな感覚があって。例えばその企業が将来大きくなったときに、やっぱり個人的な成功体験の一つみたいな感じにもなると思うんですよね。やっぱりあの会社にいたんだっていう。
それはそういうコンセプトを持った船に乗っかってて、一緒にそれを目指してた時期があったみたいな。っていうのは確かに悪いことじゃないし、過去、そういうのね。たぶん自分のその過去を思い出として振り返ったときに、すごいキャッチーに思い出せるようになるだろうなっていうのもあるから。
tazawa
それもやっぱり、先導がみんなにここにいて得するっていうことを提供してるってことですからね。
スピーカー 1
そうなんすよね。得する感じというかさ、ただ共感しろって言ってんじゃなくて、ここにいればお前もでっけえ仕事できるし、なかなかの成功つかめっからみたいな。
tazawa
そうそうそう。だからやっぱり個人個人に言うメッセージってそういうの大事だと思うんですよね。
スピーカー 1
と思います。じゃないと、日本変えようぜなんて言えないですよね、ほんとね。なんか。
そうそうそう。
世界変えようぜがもう。
tazawa
そうなんすよね。で、その目標だと、やっぱり世界を変えた社長はめちゃめちゃいいけど、その中にいた一社員って別にその同じ喜びが共感できない。
スピーカー 1
そうそうそう。
まあ、変だから言い換えちゃうと、すごい経営者にそういう、何て言うんですか、ベネフィットが偏っちゃう。
tazawa
そうそうそう。
スピーカー 1
要はだから、世界の長寿の番付け見てもらえばすごいわかりやすいんですけど、経営者しかおいしい思いしてない。
そうですよね。
なんかのシリコンバレーとか、イーロンマスクとか、超金持ちになってますけど、あの人目立ってるだけじゃんみたいな結局。
ビジョン・ミッションと従業員の共感
スピーカー 1
そうですよね。
tazawa
割とビションビションが成就した暁には、社長の羽が大きいっていうのはありますよね。
そう、そうですよ。
スピーカー 1
女優とかと結婚できますから。
だからね、そういう、やっぱりだから、まあ推測ももちろんあるんですけど、ただやっぱりね、働いてる、生きてること自体が迷いの連続だし、
宗教感もない民族ですんで、迷いしかないじゃないですか、言っちゃうと。日々生きてて。
そういう中で、なんか寄りかかれる標語みたいのがあると、やっぱりそれはそれで、別にまあ半々ですよ。別になんか、さっき言った通り浸水しなくていいんですよ。
まあある程度ちょっと寄りかかってるぐらいな感じのものがあると、その時に自分の中で働くテーマとか、ある程度モチベートを、
まあそれに共感してやってるんだから、僕も覚悟を持ってやろうみたいな。
とかはできる、自分自身も腹落ちさせてできるとこはあるかもしれないんで。
まあやっぱあったほうがいいのかなっていうふうに、ちょっとね、思いました。なんかちょっと、最近ね、ないほうがいいのかなぐらいに思ってたんですよ。
なんか、もうちょっとドライのほうがいいのかみたいな。
tazawa
いい状態であればあるほうがね。まあ中途半端にあるぐらい。
スピーカー 1
中途半端はダメだね。だから中途半端にある会社は、そもそもビジョンミッションとか以前の問題で、何かもうちょっと根本的なところで迷いがある会社なのかもしれないですね。
tazawa
例えば宗教とかって、やっぱりその生きる上での拠り所だから大事なんじゃないですか。
大事。
そういう意味で会社も、まあ割とそのね、所属するっていうのは近いところもあると思うから、やっぱりその拠り所として宗教的な側面があってほしいなとは思いますね。
スピーカー 1
まあそうですね。
そうなんだよね。なんかさ、これってさ、だからいわゆる宗教的なことを嫌う人もいるから、なんかそういう人でたまにそれに対してすげえ拒絶反応を起こすんですけど、でもやっぱり何かに、組織に所属するって、もうなんかその時点で宗教なんだと思うんですよ。
会社と拠り所としての宗教
tazawa
そうですね。宗教を嫌いする人も、なんか何らかどっかで自分なりに拠り所を感じるものがあるんだったら、それと同じような。
スピーカー 1
結局そこの、何らかのコンセプトに寄りかかれるからいるわけですよ。だってその本当に宗教嫌いだったら、誰とも吊るまないと思うんですよ。それこそ家族ですら怪しいですよ。
家族っていう、その家族の中でのコンセプトってやっぱあるじゃないですか、言語化できないものですけど、でも何か、それって人間のもうそもそも根源的な欲求、特に日本人は村社会ですから、そういうコミュニティーにいないと、なかなか自立神経が保ってない民族なわけですよね。
だから、それをあんまり嫌いせず、ちょっと相乗りしてみようかなみたいな感じでね。別に高い壷売られるわけじゃないんで、高い壷売られる会社もあるかもしれない。あるかもしれないです。だからすごい会社オリジナルのエナジードリンクみたいなのをねずみ子で販売させられるとかね、あるかもしれないですけど。
ただやっぱり、ある程度相乗りできるみたいなのは、いいですよね。なんかいいなって思ってきた。だから結局踊らされてるみたいな方にネガティブに考える人もいるじゃないですか。やっぱり。だからちょっと、そうするとルサンチマになっていくから、めちゃめちゃなんか、おー、なんか耳障りのいいこと言いやがってみたいな、すげえ従業員から削除して、いいオフィス借りてんじゃねえかみたいな、そういう闇落ちの。
tazawa
よくあるやつね。
スピーカー 1
スタートアップあるあるみたいなやつ。すぐ闇落ちしがちなとこはあるんで。だからそういうマインドを引き出すものではなくて、自分がある程度寄りかかって自分のウィルも成長とかにつなげられるような材料にしていく。たったそれだけのものっていうふうに思えば、なんかすごいいい気ができましたね。
なんかいまいちちょっと、最近日本のそういうスタートアップとか元気がある会社も減ってきましたんで、なかなか停滞した空気というかね。
だからそういう意味でも、これからまたテクノロジーもいろいろAIのとこもありますし、またちょっといろいろ変わってくるところもあるかもしれないんで、そういう盛り上がっている会社が出てくると、ああいういい感じのロールモデルになりたいな、ああいう会社に目指したいなみたいなところも出てくるかもしれないし。
tazawa
まあだからね、ちょっとそういうのも踏まえつつね。本当にね、悩み解消しました。ありがとうございました。
スピーカー 1
そうなんですね。
だからこういう自己啓発の女武術の、ああいうの見てると、ああいうのばっか見てると、本当かよみたいな思っちゃうときがあるんですよ。だからそれは結果論としていい、すごい素敵なストーリーテリングをお届けされてるだけだから。
そういった結果的な理想論じゃないですか。そういうのばっかりインプットしてると、本当かよっていう疑問を抱えちゃう時があるんですよね。本当ね、すっきりしました。
そうですか。
tazawa
また悩んだら相談、個人的にこの番組にお便り送っていいですかね。
スピーカー 1
セルフお便り。
番組へのお便り送付のお願い
スピーカー 1
これからちょっとそうしよう、悩んだらちょっとね、送ります。
なので皆さんも、こういうね、個人的なお悩みとか全然いいんで。
スピーカー 1
本当、番組の配信者が悩んでますんで、一緒に悩みましょう。
ぜひお便りお待ちしてますんで、お願いいたします。では、さようなら。
tazawa
セルフ さようなら。
35:51

コメント

スクロール