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2025-09-10 28:18

#020 マジで面白いnote見つけたからコレだけ聴いてくれ【オモコロ杯】

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オモコロ杯傑作記事紹介/コメダで1番くつろいだ人間になりたい(春式さん)/コメダ珈琲の月次ランキング/最強の壁 ひで坊/対立構造の面白さ/法律の限界を攻める健康食品たち(silostaさん)/ビタミンDのサプリメントのコピー/サプリメント ぽっぽのコピー/健康食品「快朝通秘茶」のコピー/オモコロ杯は幅が広い

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事業会社とPR会社という“広告クリエイティブの路地裏”にルーツを持つ2人が、企画やコピー・興味のあるテーマなどについて自由に語っていく番組です。

【出演】谷口泰星 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@iseitachigunita⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ × 丸山優河 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@marupoke15⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

●感想は #路地裏クリエイティブ で。

●毎週水曜日に更新。※変更の可能性あり

ご依頼・ご連絡はメールやXのDMでお願いします。番組内で取り上げてほしいテーマや2人への質問なども募集しています。

✉rojiura.creative@gmail.com / ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@roji_creative⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※発言は所属する企業の立場や見解を反映するものではありません。

【Special Thanks】

ロゴ&アートワーク: 竹内駿 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@bamboo811⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

企画協力: むすびめ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@musubime_bijoux⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

収録&編集協力: 堀修生(自在音響株式会社)

サマリー

このエピソードでは、米田コーヒーのアプリ機能を利用した面白いコンペについて語られています。晴式さんが1位を目指して競い合う相手「ひでぼう」の存在が魅力的で、ランキング争いの様子がユーモラスに描かれています。また、サマーウォーズとの関連を通じて、見えない敵との戦いを描いたノートの魅力について語られています。シロスタさんによる健康食品のパッケージに隠されたメッセージとその解釈についても紹介されています。さらに、昭和製薬のカイチョウツービ茶の魅力やネーミングの工夫について深く掘り下げられています。オモコロの幅広い内容にも触れ、記事を読む楽しさを再確認する内容となっています。

コンペの魅力
路地裏クリエイティブの谷口です。
同じく丸山です。
この番組は、事業会社とPR会社という広告クリエイティブの路地裏にルーツを持つ2人が、企画やコピーなどについて自由に語っていく番組です。
決まった台本は特になし、興味のあるテーマについて気の向くまま喋っていきます。
なお、番組内での発言は基本的に個人の考えであり、所属する企業の立場や見解を反映するものではありません。
それでは早速、スタートです。
谷口さん、僕らコンペ好きじゃないですか。
まあ、否定はできない。
否定はできない。
実は、米田コーヒーで毎月1位を取れるコンペがあるって知ってます?
知らないです。ニッチすぎるでしょ。
今日はそんなニッチな話をしていこうかなと思うんですけど、
前回、オモコロ杯の話をさせてもらったんですけど、
このオモコロ杯の受賞している記事の中で、個人的に面白って思った記事があったので、
ぜひ紹介してほしいです。
かいつまんでお話ししようかなと。
企画的な資産もあるなと思ったものをピックアップしてお話ししようかなと思っております。
早速ですね、最初の記事がオモコロ杯の特別部門という部分で入選されていた
ハルシキさんという方のノートの記事で、
米田で一番くつろいだ人間になりたいという記事になります。
もともとこのハルシキさんという方が米田コーヒーが好きな方らしくて、
僕も米田コーヒーすごい好きで、よく作業したいなという時に行くんで、
共感しながらいい記事だなと思って読んでたんですよね。
ちなみに米田って行きます?
たまに行きます、僕も。
いいっすよね。コーヒーとかもめっちゃでかかったり、空間とかもすごい落ち着く感じで。
スタバとか行くより、僕はそっちの方が好きなタイプかも。
ね、わかります。
肩肘張らない感じが好きで、よく僕も行くんですけど。
実は米田コーヒーって公式アプリがあるらしいんですよ。
言われてみればありそう。
使ってはないけど。
公式アプリの中でモバイルオーダーができたりとか、
あと占いみたいなエンタメコンテンツみたいな機能も入ってるらしくて。
この米田コーヒーの公式アプリの中に、
くつログっていうポイントを貯める機能があるんです。
くつログね、ログってことね。
ログですね。
ログとくつログの掛け言葉なんですけど。
このくつログっていうポイントを貯めて、
この貯まったポイントで月時のランキングを競うみたいな、
ランキング機能があるんですよ。
これが毎月更新されるらしくて。
そしゃげの1位、月月月月の1位みたいな話ですね。
そうそうそうそう。
このくつログのポイントの貯め方っていうのが、
こういうパターンがあるみたいで、
例えば来店してQRを読む、チェックインって呼ばれてる人らしいんですけど、
チェックインすると100ポイントとか、
あとモバイルオーダーそのテンポでするとプラス100ポイント。
またお知らせを確認したりとか占いやるとかで、
50とか細かいポイントが貯まっていくんで、
そういうのを重ねてポイント上位を目指すらしいですね。
この記事の筆者の晴式さんは、
アプリのマンスリーランキングで1位を取るっていうのを目標に掲げて、
この記事を作られてました。
で、このマンスリーランキングで1位を取る上で、
避けては通れない存在っていうのがあって、
それがひでぼうという存在なんですね。
このひでぼうっていうのが、
こめだのくつログのマンスリーランキングの1位を常に取り続けているユーザーなんですよ。
なんかゲーセンでずっと1位に名前あって抜かせないみたいな、
そういうやつですか。
誰これみたいな。
いやもうちょっとこの存在が面白すぎて。
もうレジェンドがいたんだ。挑戦しようと思ったらもう先駆者いたんだ。
そうなんですそうなんです。
で、このこめだのくつログのマンスリーランキング1位を取ろうとすると、
このひでぼうを倒すということなんです、イコール。
そうですね、もうそこを倒せば1位になるわけですもんね。
そうなんですそうなんです。
で、このひでぼうはだいたい毎月1万5千ポイントから2万ポイントぐらいをずっと取り続けてるっていう。
わかんないですけど、すごい通ってるんだろうな。
そうなんですよ。なんかすごそうじゃないですか。
これめっちゃ実際すごくて、どれぐらいすごいかっていうのをはるしきさんが計算されてるんで。
ポイントで割っていったらわかりますもんね。
そうなんです、それ実際に。
こう試算されたのを見ていくと、
例えば今年の2月でいうと、2月28日しかないじゃないですか。
28日の間に1万7149つログ稼いだらしいんですよ、ひでぼうが。
物理的にそんだけ貯めようと思ったら、どれだけの来店と消費行動をしないといけないのかっていうことですね。
来店してQR読み込んだら100とか200、モバイルオーダーして100とかなんですけど、
これを計算していくと、これはるしきさんの記事の原文ままで引用すると、
計算すると1日あたり3.6回コメダに訪問しています。
なんでですかって。
朝昼晩全部コメダで済ませてますみたいな。
朝昼も。
それもう概念を超えてくつろいでないじゃないですか。
くつろいでないじゃん。
くつろぐじゃないじゃん、もうそれ。
もうめちゃくちゃ1日中駆け回ってる感じじゃないですか。
すでにこれだけでこんな笑えるっておもろいから、記事もめっちゃおもろい。
くさするに。
そうなんですよ。
何がヒレ棒をそこまで動かすのか教えてほしいですって言われてて。
めっちゃいい、ヒッチもめっちゃいいなと思って。
それ前の配信でも言いましたけど、このヒレ棒がどんな人でどんな生活をしてるか知りたいので、
探偵さん調べてくださいってなったら探偵ナイトスクープ絶対行ってると思うから、
それをおもころでやったか、探偵ナイトスクープ被害するかだけの問題な気がする。
同じことだな。
めちゃくちゃそうですね。
このヒレ棒の正体めっちゃ気になるじゃないですか。
気になる。
そのヒレ棒とデッドヒットしてくるわけですよ、この晴式さん。
でも3.6回米田に訪問してるんで。
結構ストイックにやらないと越えられないですよね。
そうですよね。
毎日朝昼晩は確実に米田に行って、
反則にもう1回米田に行かないとダメっていう。
チェックインしてモバイルオーダーしてっていうのをやらないといけないっていうような感じになるんで、
どういう生活してるんだろうみたいな感じで、いろいろ想像も膨らむんですよ。
一応このタイミングで、マンスリーランキングでヒレ棒を倒すっていうことに対して、
晴式さんはだいたい1日4店舗を回る生活っていうのを続けていくことになるんですね。
越えようと思ったらね。
越えようと思って。
記事の中ではこのヒレ棒と晴式さんのデッドヒートがずっと描かれてるわけですよ、1日ごとに。
割とこのヒレ棒が平日以外と大人しくて。
土日アクティブってこと?
土日に稼いできて抜かされるみたいな?
そうなんですよね。
ヒレ棒が割と平日結構波があるというか。
1店舗とか2店舗とか、ポイントが日々更新されていくんで、
その更新されてるポイントでだいたい何店舗回ったかわかるんです。
そのログで人の行動が見えてるのがもうおもろいもんね。
それもおもろいし。
だいたいヒレ棒が1日1店舗とか2店舗しか回らない日もあって、
これはいけるかもみたいな感じになったと思いきや、
はるしきさんがランキングの上に行ったりしてるのを見て、
おそらくヒレ棒側も計算してて、
土日のドーンってまくってくるみたいな。
意識させてる時点で結構いいとこまで行ってるというか、
ライバルにやばい奴、2位につけてきてる奴っているぞみたいな。
そうなんですよ。
で、はるしきさんがずっといいペースで重ねていって、
日常的にポイントを順調に重ねていって、
それを見たヒレ棒がガーンってまくってくるみたいなことを繰り返して、
めちゃくちゃデッドヒートを繰り広げて、
ついに月末の方は2人の完全なマッチですよね。
そうっすよね。
1位と2位だけが熾烈な争いしてるだけで、
もう置いていかれてるみたいな話ですよ。
この月はなんで、結構今までにないぐらいの上位のポイント争いみたいな感じになってて。
知らない世界すぎて。
知らない世界すぎて。
でも最終的には、今まで3店舗、4店舗ぐらいしか回ってなかったところを、
もう1日かけてめちゃくちゃ回りますみたいな感じになって、
結果どうなるのかみたいなのは、ノートの実際の記事読んでいただければ。
ここでは教えてくれないですね。
ランキング争いの詳細
さすがにというところで。
で、めちゃくちゃ面白かったんですよ、この記事。
面白い。
正直僕見出し見たときに、
このクツログでランキング1位取るみたいな。
コメダで利用者ポイントをマンスリー1位取るみたいなテーマで、
面白くなるのかなっていうのはちょっと気になったんですけど。
僕もさっき最初に聞いて、そんな面白い記事なのかなって思ったら、
蓋を開けてみれば。
めちゃくちゃ面白くて。
秀坊の存在がめちゃくちゃ良くて。
秀坊がいなかったら逆に面白くないですよね、たぶんそんなには。
なかなかこの秀坊という存在が、
ハルスキーさんの、僕今口頭で概要だけ喋っちゃってるんであれですけど、
ハルスキーさんの記事にするヒッチとかがとても面白くて味があるんで、
それだけでもすごい楽しめるなっていうような感じなんですけど、
余計にこの秀坊という存在によって、
めちゃくちゃ味が引き上がってるというか。
っていう気持ちでですね。
こんな面白い記事があるんだなっていうのは、
これまさに今まで話した話でいうと、結構終点的というか。
読んでいった後に、こんな面白い展開になるんだっていう風に、
ちょっと感銘を受けちゃった。
企画的な話でいうと、やっぱりこの仮想的というか、
対立構造っていうのはやっぱりここまで面白くなるんだなっていう、
その原点的なものを感じました。
具体的には今思いついてないんですけど、
その構造結構アニメの世界とかでよく見る感じがして、
主人公が何かの1位のやつに、うーんってなっちゃって、
勝負しに行くんだけど、フンって感じで1位の人は、
俺にまだ追いつけてないだろうみたいな、
ブーってなってまた頑張るみたいな、
見えない敵との戦い
そういうアニメのシーンみたいなのめっちゃ見たことある感じがして、
僕の中で映像が浮かんでまして。
確かにね。本当にいいっすよね。
デッドヒートの感じとかが。
乗り越えるべき強烈なテーマとか人物とか何かモチーフがいると、
そこに向かって抜かしに行くっていうのが、
分かりやすいフレームになるから、
みんなそこの人を応援したくなっちゃって、
そこに気持ちが乗っていくってのありますよね。
そうなんですよ。
他の記事の中でも、
はるしきさんが毎日いろんなコメダを巡る様子もちゃんと描かれてて、
見えない敵のヒデボウが、さらにそれをドーンって上回ってるから、
ヒデボウどんな生活してるんだみたいな。
これよりも超えてんのかいっていうね。
そこにヒデボウが見えないのもいいっすよね。
見えない存在と戦ってる感じが、
なんかすごいいいなと思って。
めっちゃ分かる。
ヒデボウが具体で、会社の実は先輩で、
先輩と戦ってるんです、だと、
あんまり面白くない気がして、
ヒデボウという得体の知れない存在が、
なんか食らいついて突き放されていくっていうことに、
ドギマギする主人公っていう構図が面白いんだろうな。
面白いんすよ。
まさに得体の知れなさ。
結末知りたくなったんで、この後すぐノート読みます。
ぜひぜひ。
本当に面白かったんで。
そうなんですよね。
僕はこのノートを見て、
サマーウォーズ見切ったぐらいの。
一つの物語を見届けた。
サマーウォーズも結構そういう物語じゃないですか。
得体の知れない相手と戦ってみたいな感じだから、
めちゃくちゃいいなと思ったという記事でございました。
健康食品のパッケージの謎
そんな記事があったよということと、
もう一個ぐらい軽くですね、
心配で面白いなと思った記事をご紹介できればと思うんですけど、
こちらはですね、
シロスタさんという方が書かれた、
法律の限界を攻める健康食品たち、
というノートの記事になります。
こちらの記事は、
健康食品とかサプリメントのパッケージに着目した記事でした。
シロスタさんの目線でピックアップしてきたパッケージに書かれている、
健康食品特有のテクニカルな売り文句と、
その魅力を紹介していくということで、
ある意味薬器法ですよね。
薬器法で書けること書けないことっていうのが、
厳格に決められてるっていうのは、
広告クリエイティブとかやられてる方だったら、
身に染みて感じられてる部分もあるのかなと思うんですけど。
ニッチなとこ行きますね。
ニッチなとこですよね。
コピーライターはみんな共感ですけど、
言いたいけど言えないのをどう言うかっていうことに、
日々苦労してる界隈のコピーライターたくさんいるから、
そこの努力の結晶を紹介してもらっているってことですよ。
そうです。
それをシロスタさんの目線で、
抜け道はここにあったかみたいなね。
そうそう。
そうなんですよ。
とにかくこのパッケージの言葉のマジックみたいなものの、
魅力を紹介する記事なんですけど、
これも全体的なヒッチとか、
ピックアップしてるものの考察とかが面白いんで、
ぜひ見ていただければと思うんですけど、
抽象的なメッセージの裏側
紹介されていたものを軽くご説明すると、
例えばということで冒頭に出されてたのが、
DHCさんが出してるビタミンDのサプリメント。
サプリですね。
ビタミンDのサプリメントに、
サプリメントの表のパッケージのところに、
いろいろ書かれてるんですけど、
まず女の子が元気そうなポーズをとって、
しっかりカルシウムを身につけたいって書いてあって、
それはカルシウムがビタミンDを取ると吸収上がるみたいなことなのかな、
ことなんですけど、
その下におじさん的な人が、
マッスルポーズをとってるみたいなのがあって、
そこに跳ね返す力をつけたいって書いてあるんですよ。
跳ね返す力をつけたいって、
なんじゃ?みたいな話が出て、
何?ってことですね。
そうそうそうそう。
このパッケージのところで言ってる、
カルシウムを身につけたいっていう話をしているのは、
おそらく骨の脆さをカバーするための、
脆さのことを言ってるんだろうな、みたいな予想がついたりとか、
跳ね返す力みたいなものは、
病気を跳ね返す的なことだと免疫力的なことを言いたいんだろうな、
僕もそうかなと思って。
っていう感じですよね。
このパッケージの裏面見ると、
このビタミンDのキャッチコピーみたいな感じで書いてあるのが、
脆さが気になる&引きやすい人にビタミンDを積極補給、
って書いてあるんですよ。
なかなか言ってるようで言ってないっていうか、
言ってるようで言ってないじゃないですか。
何を言ってんだろうみたいな。
脆さが気になるって裏面で言ってるけど、
表で割とほねほねしい、
ビジュアルとかポーズとか撮ってるから、
骨の脆さの話、
カルシウムとかも言ってるから、
骨の脆さの話なのかなって予想ついたりとか、
引きやすい人にって言ってるけど、
何を言ってるか言ってないけど、
表では跳ね返す力をつけたいとか言ってるから、
免疫的な話で風邪を引きやすいとか、
病弱な人の話を指してるのかな、
っていうようなことで、
このパッケージは曖昧なことしか書いてないように見えて、
消費者に伝えたいと思われることを見事に表現している、
高度な技術なんじゃないかっていうことを言ってるわけですよ。
めっちゃ面白いなと思って。
確かにこういうところ、
実際自分たちが会いたいすること多いですけど、
そういうふうに実際に飼いくぐって書かれたものを、
マジマジと見たことってあんまり実はなかったりしたんで、
すげえいいなと思って。
だから言えないことをいかに感じさせるかっていう、
感じさせテクニックとして、
そういう直接言わずにどうそれを実現するかを
頭悩ませてる人がいっぱいいるってことですかね。
そうですね。
お客さんに伝わってんのかわかんないけどね、マジで。
実際はこのシロストさんは一般の方の目線として、
そう捉えたっていうことだと思うんで。
そうですね。解釈ゲームみたいな。
だからこれ行間読めない人だったらもう無理じゃないですか。
ちゃんとその行間を読んで、
情報を複合的に自分の中で結合させられる人じゃないと、
メッセージ伝わらない可能性ありますよね。
確かに。逆に言うと、これよくよく読んだら、
そういうこと一個も言ってないんで。
骨がもろいみたいなこと言ってない。骨って言ってないんで。
だからこれ行間を明確に、
あえて意識的に厳密に読もうとする人にとっては、
全然何も言ってねえじゃないかってなっちゃう。
確かにね。明確に読みに行こうとするとね。
やっぱり人間が生来を持っているこの行間読む力みたいなものに、
すごい全副の信頼を置いた状態で。
頭の連想ゲームをそこに託してるってことですよね。
お客さんの中の。
カルシウムで解けば骨って連想するだろうみたいな。
ビジュアル的にも骨っぽいシルエットが書いてあるんですよ。
白くすると多分骨になっちゃうから、黒く塗ってあるんですよ。
その骨のシルエットが。
それもうアウトでしょ。
面白いなあと思って。
僕結構そういうの厳しい会社にしかいたことないから、
絶対アウトですって言われてましたけどね。
会社によっては攻めに行く会社もあるでしょうから。
DHCさんとかサプリイベントとかいっぱいいろんなもの売られてるんで。
知見もあるのかもしれないしね。
買いくぐり方が達人の意義に達してるのかもって思ったんですよ。
その専門の担当者みたいなのが社内にいて、
これ黒くしたらいけますよとかディレクションしてたらめっちゃおもろいですよ。
白は厳しいけど、これ黒にしたらいけるかも。
コメントならないですよみたいな。
めちゃくちゃおもろいな。
いそう、実際そういう人。
いない人だってできないじゃないですか。
ホームとかが兼ねてるのかな。
面白いですね。
そんなのがいろいろあるんですよ。
他にもサクッとお話しさせてもらうと、
これもDHCさんのサプリイベントでポッポっていう、
ひらがなでポッポってサプリイベントなんですね。
これ別に何のサプリとも言ってないんですよ。
何のサプリとも言ってないんだけど、ポッポっていう名前と、
ちょっと暖色系の赤い感じのパッケージと、
7つの成分がじんわり巡るっていうキャッチから始まる説明で書いてあって、
いろんな官邦的な薬品が粉末で固められてるみたいなものらしいんですけど、
生姜粉末にホット食材って書いてあって、
イチョウバエキスにスムーズな毎日って書いてあって、
ニンジンエキスに清らかな流れに書いてあって、
なんかだんだんわかってきた気がします。
そうなんですよ、このホット食材とかスムーズとかっていうのって、
ここで言ってることで多分2つ、解釈するに2つあって、
まずはこの体温を上げますとか、代謝を上げますみたいなこと。
で、もう1つが便通を良くしますみたいな。
お通じ的なことは書いてますよね。
体を温かくするよみたいな話はポッポっていう名称とか、
色使いとか、あと生姜に対してホット食材。
これ、しろすさんはホット食材って温度のことじゃなくて、
辛味のこと言ってるから政府なのかみたいな話を。
抜け道としてね。
抜け道として。
英語のホットって辛いって言ってますからね。
温かいって言ってないですよ。
それはお客様が勝手に温かいと思われただけで、
私たちは辛いという定義で使っていますのでみたいな話ですね。
ホット食材、生姜に対してホット食材って言う。
理屈ゲームだな。
で、イチオーバーエキスとニンジンエキスに対しては
スムーズな毎日、清らかな流れって言って、
廃弁のこと、でも一言も書いてないしなっていう風に論じているんですけど、
みたいな。
カイチョウツービ茶の魅力
DHCさんはこのノートを見つけちゃった場合どういう気持ちになるんだろう?
ちゃんとオフィシャルで見解出してほしいですけどね。
あれじゃないですか。
ちゃんと伝わっててよかった。
ないかな。
みたいなこととかですね。
あと最後、僕これすげーと思ったんですけど、
昭和製薬さんという製薬会社さんが出されている
カイチョウツービ茶っていうお茶ですね。
これカイチョウツービ茶の、まずネーミングがすごいです。
快晴の快、心良い。
心良い朝でカイチョウですね。
ツービ茶は通りのツー、通用口のツーに秘密の日でツービ。
なかなかすごいね、その漢字。
見たことないよ。
見たことない組み合わせじゃないですか。
で、カイチョウツービ茶っていうお茶のネーミングなんですけど、
この商品の案内を読んでみました。
そこに書いてあったのが、昔よりも朝すっきりしなくなってきた。
そんな方におすすめです。
例を重ねるにずれ、朝は毎日すっきりだったのに。
と、お悩みではありませんか。
カイチョウツービ茶はそんな方のために開発した朝すっきり茶です。
厳選した5種の朝のすっきり素材に、
生き生き素材の国産霊子ウコンを加えて活力をサポート。
ノンカフェインでお休み前にも安心してお飲みいただけます。
今弁通的なこと一回も言ってないんですよ。
これカイチョウツービ茶っていうネーミングに立ち返ってみると、
カイチョウのカイ、心良い、に通りツーのジ、ねえ、秘密のヒ。
これって、全部この弁の字と組み合わせて熟語である文字をふんだんに使ってる。
クロスワードじゃないけど。
クロスワードじゃないけど。
直接表現することが弁を直接表現することなく、脳内に弁のイメージを出現させているのだ。
魔法術みたいな。
周りを固めることで真ん中にないものを生み出しているみたいな。
弁の輪郭をなぞるコピーライティングって白澤さんは表していて、まさにその通りだな。
でもありますよね。周りを言えば、そのこと言ってないのに何か浮かび上がってくるっていうテクニックですよね。
テクニック。これは確かに一種の芸術かもなみたいな。
思っちゃいましてですね。
割とこのコピーライティングみたいなものって、メインストリームっていう言い方あるかもしれないですけど、
TCCとか宣伝会議所とかで評価されているような、やっぱり人の気持ちをしっかりインサイトを深く捉えて、
それを言語化している形にしている、新しい認識を生みにいっているみたいな。
言葉もやっぱりすごいんですけど。
力技というか寝技みたいなね。
いろんな制約の中で生まれる芸術みたいなのもあるんだなーって。
受け身を取り続けていたら、新しいところにたどり着きましたみたいな。
僕らも知らなかったような、新しい一面を垣間見ることができるノートだなと思って。
こういう商品のもしネーミングとか今後やることになったら、このノートマストで見たほうがいいですね。
見たほうがいいと思いますね。
ここまで伝えるとこういう読語感になるんだっていう、解釈が生まれるんだっていうのは、
自分をこうある種被検体にしてめっちゃ感じれるんで、とてもいいノートだなと。
制約系ってやっぱり小林制約さんとかもネーミングめっちゃ上手いじゃないですか。
上手いですね、確かに。
絶対そのことは言ってないんだけど、けしみんとかしみを消しますとは言ってないんだけど、
けしみんってもう、けしみんだと通るんだみたいな。
けしみんはたぶんけしみんっていう固有名詞として、意味はないですって言ってたぶん通してると思うんですけど、
そういうネーミングの妙みたいなのって制約系だと多いから、改めて勉強になりました。
オモコロの幅広い内容
確かに。
なんかそのネーミングの妙みたいなので、このノートの中で言われてたのを一個ご紹介して最後お別れしようかなと思うんですけど、
勢力剤的な薬剤のネーミングでミナルギンっていうのがあってですね。
これもいいなと思ったというところで。
一緒の話ですね。
一緒の話です。
男の自信を応援ってその下に書いてある。
素晴らしい。こんな芸術の世界があるんだなと思ったというところで。
オモコロの幅の広さもよくわかりました。
そうですね。こんな記事からこんな記事までっていう。
例えば甲子園の地で野菜育てるみたいなのを書いてるやつがいたりみたいな。
真莉愛さんが取ってたそのアイデア賞とはまたなんか違う感じがするなって思ったんで。
やっぱりそこのアイデア賞で受賞されてた話をまとめて聞いた後に、
またこういう違う話を聞くとなんか別の競技にも感じるから、
やっぱりいろいろ幅があるんだろうなと思ったので。
僕もいろいろ記事読んでみたいなと思ったので。
また僕も面白い記事あったら共有させていただきます。
ぜひぜひお願いします。
そんなところで、他の受賞者さんの記事にも感銘を受けちゃいましたということで、
サクッとご紹介させていただきましたので、ぜひ元記事の方を読んでいただければと思います。
以上、こんなところでこのお話はお開きにしようかなと思いますので、
今回もありがとうございました。
ありがとうございました。
ロジウラクリエイティブ、今回の配信はここまで。
番組の感想はぜひハッシュタグロジウラクリエイティブをつけてSNSに投稿してください。
番組内で取り上げてほしいテーマや2人への質問なども
いつでもメールやXのDMで募集しています。
それでは次回の配信もお楽しみに。
28:18

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