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2025-06-04 27:35

#007 エベレストと展示にはどんな意味があるのか

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RememberEVEREST!展/エベレスト登頂のスゴさ/5%で死ぬ環境/展示に行った感想/エベレスト短歌の紹介/書き手の思い/カラビナという道具の物語性/小さな存在に宿る大きな意味/カラビナと短歌の共通点/エベレストで知る無知の知/展示から得られるエネルギー/行動する人の尊さ/展示の役割は同窓会

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事業会社とPR会社という“広告クリエイティブの路地裏”にルーツを持つ2人が、企画やコピー・興味のあるテーマなどについて自由に語っていく番組です。

【出演】谷口泰星 ⁠⁠⁠⁠⁠@iseitachigunita⁠⁠⁠⁠⁠ × 丸山優河 ⁠⁠⁠⁠⁠@marupoke15⁠⁠⁠⁠⁠

●感想は #路地裏クリエイティブ で。

●毎週水曜日に更新。※変更の可能性あり

ご依頼・ご連絡はメールやXのDMでお願いします。番組内で取り上げてほしいテーマや2人への質問なども募集しています。

✉rojiura.creative@gmail.com / ⁠⁠⁠⁠⁠@roji_creative⁠⁠⁠⁠⁠

※発言は所属する企業の立場や見解を反映するものではありません。

【Special Thanks】

ロゴ&アートワーク: 竹内駿 ⁠⁠⁠⁠⁠@bamboo811⁠⁠⁠⁠⁠

企画協力: むすびめ ⁠⁠⁠⁠⁠@musubime_bijoux⁠⁠⁠⁠⁠

収録&編集協力: 堀修生(自在音響株式会社)

サマリー

このエピソードでは、エベレストに登った経験を持つ伊藤さんが、エベレストをテーマにした展示について語ります。展示は、極限の環境での経験や自然の美しさを表現し、多くのクリエイターとのコラボレーションを通じて新たな視点からエベレストを描いています。また、エベレストをテーマにした展示が、物のメッセージ性や人間の人生における重要性を再考させるきっかけとなっています。特にカラビナという道具に焦点を当て、その小さな存在が命をつなぐ重要な役割を果たしていることに気づくことで、多くの示唆を得ることができます。エベレストに関連する展示の意義とその役割について議論が展開され、展示は同窓会のような場としての重要性が強調されています。また、リスナーとの交流が生まれる展示の場が、参加者同士の再会を促進することについても触れられています。

エベレストへの挑戦
路地裏クリエイティブの谷口です。
同じく丸山です。
この番組は、事業会社とPR会社という広告クリエイティブの路地裏にルーツを持つ2人が、企画やコピーなどについて自由に語っていく番組です。
決まった台本は特になし、興味のあるテーマについて気の向くまま喋っていきます。
なお、番組内での発言は基本的に個人の考えであり、所属する企業の立場や見解を反映するものではありません。
それでは早速スタートです。
今日、5月18日なんですけど。
収録日ね。
僕と同じですね、コピーライター養成講座に通っていた、アートとコピーというクラスがあるんですけど。
そちらの同級生のコピーライターさんで、ちょっと変わった経歴でエベレストの登庁をしましたという伊藤さんという方がおりました。
その人と同じく、アートとコピーというクラスの同級生のデザイナーの桜沢さんという方が、
リメンバーエベレストというエベレストをテーマにして展示をしておりましてですね。
谷口さんと私はそちらに、ちょっと今日行ってきたんですよね。
その帰りにね、収録を今やっているという感じですね。
そうですね、まさにそのホットな感じで。
このエベレストというテーマの展示、すごく面白かったなと思って、その話をしていきたいんですけど。
ちょっと最初にですね、この伊藤さんと会った時の話で、すごく僕が、なんだこれ、すごいって思った話なんですけど。
実はこのアートとコピーというクラスの初回で、お互いのポートフォリオを見せ合うっていう、自己紹介をする回みたいなのがあるんですけど。
そこでですね、伊藤さんがエベレスト登庁しましたっていうのを話されてたんですね。
で、僕とかもものすごいインドアで素人、登山の素人なんで、失礼ながら富士山ぐらいのイメージで、ふーんって聞いてたんですけど。
クラス卒業して、本当に1年とか2年とか経ったある時、とあるYouTubeの切り抜きを見ていた時に、世界の危険な場所トップ10みたいなのが流れてきて、その時にエベレストが紹介されたんですよ。
で、レインボーマレーっていうものとグリーンブーツっていうのが紹介されてて、これ谷口さんなんだかわかります?
全然わかんないです。その動画めちゃくちゃ真田さん見てそうですね。
そういう。
なんか深夜に気隠れに詰まった時に真田さんが見てる気がしました。
めちゃくちゃ、もうそれやりだすと止まんないんで、めちゃくちゃ困ってるんですけど。
このレインボーマレーとグリーンブーツで、結構衝撃を受けたんですけど。
エベレストって、本当にもう極限の環境すぎて、標高が8000mとかなんですけど。
上の方、本当に酸素薄いし、天候もやばいし、温度も気温もものすごい低いし、みたいなところで極限の環境すぎて。
そこでもし亡くなってしまうと、死体が回収できないので、その場に放置されてるらしいんですよ。
このレインボーマレーとかグリーンブーツっていうのは、その場に登った方の登山の用品とかっていうのを形容してて。
いろんな亡くなられた方のグッズがいろんな色になってるから、レインボーマレーって名付けられてるんですか。
あと目印になるような場所に、ずっと昔から横たわってしまってる人が、緑のブーツ履いてたからグリーンブーツって言われたりして。
危険の象徴として名前がついてるってことなんですね。
危険の象徴であり、この登山の目印として、その亡くなられた方々が呼ばれてるっていう。
レインボーマレーとかグリーンブーツのところまで到達したよ、みたいなことだと思うんですけど。
それをもう登山の目印にしてるっていう話があって。
いやもうなんか全然富士山と違うやん、みたいな。
富士山ね、そんな話聞いたことないからね。
聞いたことないです。
え、伊藤さんすごいって、その時にようやく分かったんですけど、エベレストに登るっていうのが全然違うんだと。
展示の内容と視点
これなんか今でも死亡率が5%っていう環境らしいんですよ。
これすごくないですか。
現代で5%の確率で死ぬかもしれない環境に行くことってまずないじゃないですか。
ない。
ないじゃないですか。
ない。
僕割とゲームとか好きなんで、パワープロってあるじゃないですか。実況パワフルプロ野球。
あれサクセスとかで、サクセスってこう選手を育てるモードみたいなのがあって、練習の怪我率みたいなのって表示されるんですけど。
ありますね。
ありますよね。
あれ5%だからと割と怪我するじゃないですか。
まあまあの確率。
まあまあで怪我するじゃないですか。
あなたが得ているパワープロから学んだ確率の体感値を比べてみると高すぎないかと。
そう。5%って言われたら、5%で死ぬよって言われたら、ちょっともうゲームで。
まあ死ぬかもしれないなとは思いますよね。
うん。
普通に。
絶対無理だなと思って。僕ポケモンも好きなんで、ポケモンでもエアスラッシュとか岩石封じとか命中率95%の技あるんですけど、
これも全然外すから。
その確率、こんなものと比較したらあれだけかもしれないんですけど。
それで体感で考えた時に、その確率で死ぬかもしれないよっていう場所に行く。
それを自分でこう登って体感するってかなりすごいことだなと思って。
そういう極限の環境の経験なんとか景色とかっていうのをテーマにして、デザインとかアートワークを展示をしてたんですけど、
すごくその自然の極地って、とても心が研ぎ澄まされるなというか現れるなっていうのを思って見てましたということでした。
展示どうでした?
展示まず素晴らしかったですね。
いろんなクリエイターの方と今回コラボレーションもされていて、伊藤さんの過去の経験をもとに組まれている展示ではあるんですけど、
ご自身がこういうことをしました、こういうことを感じましたっていうことが展示のテーマになっているんじゃなくて、
エベレストという存在そのものをどういう角度で描けるかっていうことの挑戦みたいなことが展示のテーマみたいになっていて、
その中でいろんなクリエイターさんとか伊藤さんもコピーライターとしてそこにメッセージを書かれたりするんですけど、
まずその視点の時点であんまり聞いたことがないなっていう感じがするし、
今回実は伊藤さんからお声掛けいただいて、僕タンカも作るんですけど、それでタンカ作ってくれないかというご相談をいただいて、
ちょっといくつか書かせていただいたものを現地でも展示していただいていて、
タンカとその意義
僕もタンカ作ってきて数年間経ってますけど、自分が人のために作ったものが展示会場に展示される、
そしてまた新たないろんな人の目に触れるみたいな経験を初めてなったので、
そういう視点でもすごいありがたかったですし、現地に行って感動するところはひっそりありました。
まずは谷口さんが寄稿されてたエベレストのタンカで、すごいテーマもぶっ飛んでるところで、
どういうふうに合詞語というかタンカの句の中に収めてるんだろうっていうのがすごい面白いなと思ってて、
これちょっと僕もその話したいなと思うんですけど、ちょっと気になったやつ読み上げさせてもらっていいですか。
ぜひぜひ。
僕これすごい好きだなって思ったのが、夢という原動力の底なさをエベレストから教えてもらうっていう。
イッシュですね。
イッシュを書いておられたじゃないですか。
僕はこの原動力みたいなものって、今この世の中を生きている時にも割と必要になるものっていうのを、
エベレストを照らして考えて書かれているっていうことに、
エベレストって距離の遠いものとのシンパシーみたいなのを感じられて、すごい好きだったんですけど、
なんかちょっと個人的に思ったのは、この底なさっていう、底がないっていう言葉って、下に潜っていく感じじゃないですか。
エベレストって逆に上に登っていくものだから、そこを対比したのもなんか面白いなと思って、
とかとかっていうふうに解釈、考察してたんですけど、
これは読み手の気持ちとしては、書き手の気持ちとしては、タネギさんどういう区だったんですか?
いやそうですね、このイッシュは今回の展示のためだけに書いたんじゃなくて、
実はちょっと前に別の展示で、ここまで大きな展示じゃなかったんですけど、
このリメンバーエベレストっていうテーマで、ちょっとした展示をされてた時に見に行かせていただいて、
その時の帰り道に勝手に作ったイッシュなんですよ。
だからそれプラス今回用に追加で2週作らせてもらって、合計3週展示させてもらってたんですけど、
それの今マネさんがピックアップいただいたのは、最初に僕はフィーリングで作った、
まだ伊藤さんから作ってくださいって言われる前に勝手に作ったやつっていう感じでした。
その時に思ったのが、やっぱりエベレストに対して挑戦される伊藤さんのエネルギーが半端ないなと思って、
エネルギーをどう表現するかっていうことと、あとは何がそこまで伊藤さんを動かしたんだろうみたいなことに、
単純に展示会場で自分の思いが馳せてしまって、それを帰り道にエモーショナルな音楽とか聴きながら、
言葉にできないかなみたいなことをポチポチやって、その時にもちょうどツイートしてたやつを伊藤さん気に入ってくださって、
今回も展示してくださったっていう感じで、なんとなく山登っててもうくじけそうになるけど、やっぱり登り続けなきゃいけないみたいな、
そこの気持ちを稼働させてくれるエンジンみたいな存在として、動力源って言葉を使ってるんですけど、
その動力源って基本的にはなくなるものじゃないですか、ガソリンだったらチャージしないといけないし、
でもそれがずっと回り続けていて人間を稼働させているっていうところで、それをさせているものの存在って何なんだろうっていうと、
天井みたいな大きな大局間的な印象として夢かもしれないなと思って、それが一連で言葉になったっていう感じですけど、
そこなさっていう言葉のチョイスはちょっと迷ったんですよね、あんまりそこなさって名詞であんま使わないじゃないですか、そこがないみたいな使い方はするけど、
っていう意味ではそこなさっていうところをピックアップして使うのは、語呂的にもいい感じがしたし、はめてみた感じのイメージとしても良かったんで入れたんですけど、
なるほど、対比になっているのかなっていうのは、今ワニアさんの視点で改めて気づかされました。
カラビナの重要性
僕はビジュアル進化なんで、言葉からイメージを想像しちゃうから、潜っていく感じと登っていく感じっていうのを多分体感してるんですけど、
なるほど、そういうことだったんですね。そういう経緯でそもそも貴公のお話の声掛けがかかったみたいなのもあったんですね。
そうなんですよ。なんか自分自身のちょっと変態なところかもしれないですけど、いろいろこう日常生きててすごい楽しい体験とか感動した体験があったら、そのメモを取るみたいな話もちょっとしたことあるかもしれないですけど、
単価を作っているのもそれに近いところがあって、日常の自分が感じた気持ちとかその時の情景を忘れないために単価というパッケージにデータを圧縮するみたいな感じのイメージで作っていて、その一種を作っておけばこの展示のことが忘れてしまった時にもその単価を自分の日記代わりみたいな感じですけど見て、そこからまたジップファイルを回答すればあの日思い出せるみたいな、
そういう感じで別に誰に見せるでもなく自分のそういう記録として作っていることがあって、せっかくなんで前回の展示の時にそれもツイートしたのを伊藤さんが見つけてくださって、いいですねみたいなところからこうお声掛けいただいたみたいなところもあるので。
いいですね。確かにそういう繋がりとかバックアップから何か感じたりとか、それが他の人に届いたりみたいな、そういう繋がりも生まれているわけですね。それいいですね。
今回その展示の中で、ある種カラビナっていう道具、登山の道具に着目した書籍を発行されてて、このカラビナってロープと体をつなぐための開閉できるリング状の金具みたいなやつなんですけど、わりと谷口さんここにもテーマ性を感じられてましたよね。
カラビナってあんまり人生で意識することないじゃないですか。まずそんなものあるんだみたいな、カラビナって言うんだみたいなところからだったんですけど、展示の中でカラビナについていろんな角度で文章が書かれていたり、実物も展示して触ったりしたんですけど、いわゆる命綱と自分をつなげるための金具みたいなものなんで、
これも見れば皆さんわかると思うんですよ。調べたら出てくると思うんですけど、金具がやっぱりないことによって命綱と自分を接着してないと、何か不良の事故みたいなことが足元が急に崩れ落ちるとか、あった時にそれだけで本当に命を失ってしまう。さっきの5%の話じゃないですけど。
っていうような過酷な話もされていて、それを保証してくれる唯一の命綱とつなげてくれるのがたったこのちょっとしたサイズの金具であるっていうことの壮大さとスケールの、物はめちゃくちゃちっちゃいのにすごいことをやってるじゃないですか。
僕そういうちっちゃな存在なんだけれども、世の中に対して大きな影響を与えているものとかを見つけるのがめっちゃ癖なんで、そういう影に隠れた存在の支えてる感じがすごい尊いじゃないですか。なんかよしよししたくなる感じっていうか、それがしかも金属質なカンカンしているものなんで、そこもなんかこう自分の中でちょっとした癖的に語っていいなと思っていて。
なんかこうそこから展示の中でも前回はその夢とか希望とか挑戦する力みたいなことをかなり感じたんですけど、今回は展示の中でもちろんそこは感じつつだったんですけど、なんかそういう何かに挑戦するときとか自分の中でリスクを犯して危険なことをやるときに自分と命綱をつないでくれる存在って多分人それぞれあるんじゃないかなっていう気がしていて。
なんかそれがカラビナなんだなって思ったときに、カラビナでなんか歌作れそうというか、なんか物語作れそうだなと思って。
カラビナをモチーフにした一つのドラマみたいなのが自分の中で妄想が膨らんでいって、そういう意味でカラビナってちょっと素敵で面白いものかもしれないなみたいなところで。
基本しかも普通の人はそんなにカラビナについて考えないわけだから、カラビナについて考える機会をもらってありがとうっていう気持ちで会場されましたね。
エベレストの理解
確かに、物そのものにメッセージ性がすごい宿ってる。
さっきの話聞いてちょっと思ったんですけど、カラビナってさっきの壁の話で、小っちゃいものの中に人の生とか世の中を支えるみたいな大きな意味を宿しているものが好きだっておっしゃってたので、
短歌とかも同じ壁のアンテナに挿すっていうのかなってちょっと思って、短歌とか俳句とかみたいなものも、545とか54574っていう限られた型の中に、いかにこう意味の大きい、小さい文字で意味が大きい言葉を埋め込んで、この限られた文字数からどれだけの想像力の世界に連れていけるかっていうような表現でもあるわけじゃないですか。
あれですね、入り口がめちゃくちゃ狭いんだけど、入ってみるとそんでもない中に大きなことが広がっているみたいな感じですよね、イメージとしては。
それを言葉と物でどっちもつながるように抽象化するとそういうふうになるのか。
確かに。
そこは何か、種口さんの壁のところのアンテナにも刺さったのかなと思って。
物に対して単純に愛着ある傾向もあるのかなっていうのもありますし、メーカーに勤めてるんで、物が宿している価値みたいなところは単純に興味があったりとか、
多くの仕事はその物の価値を世の中に伝えることが広告的に期待値としてあることが多いじゃないですか。
だからそういうふうに物を見てたりするのは自然とそうなっているかもしれないです。
それがいわゆる詩的にって言うとちょっと自己倒水してるみたいであれですけど、
詩的な視点で物を見るっていうことなのかもしれないですね。
物質を物質として捉えるんじゃなくて、この物質がどういう人間と重なる物を持っているのかみたいな、
そこを発見して、それを言葉にして世の中にそれこそ問いかけていくクイズを作っていくみたいな、
それは結構コピーライター的なのかわからないですけど、
そういうのはそもそも日常的に無意識にやっちゃってるかもしれないなって思いました。
確かに確かに。面白い。面白い総括ですね。
今回展示ということで、僕らインドア、谷口さんは僕インドアだと勝手に思ってるんですけど、そんなことない?
雪山に行くことなんて多分もう金輪際ないでしょうね。
でも本当に展示で行ったことないし、わからなさすぎて、そうですよね。
レベリストに登った人のあれだけのビジュアルと言葉でいろんなことをせっかく教えていただいてるんですけど、わからないじゃないですか。
本当に行かないとわからないことが多すぎて、
でもそのわからなさを知れたことが一番良かったのかなと思っていて、
わかり合おうとしすぎる世の中ですけど、いろんなことを聞いて説明した上でわからないっていう結論、
それくらいわからないものとして捉えられたっていうのが、今までわからなかったエベレストと改めて今わからないということには遥かに違う意味がある気がして、
それはすごい体験として、エベレストというモチーフでいろんな展示を見させてもらって、感じとして持ち帰れた感想かもしれないですね。
展示の創造性
エベレストを通じて僕らは無知の地を知るっていう。
無知の地なのかもしれないですね。
今回結構身近じゃないテーマで、エベレストっていうものについての、また新しい考えとか視点がもらえるような展示のテーマだなと思ったんですけど、
他に感じられたことはありますか?
単純に展示やりたいなって気持ちになりましたね。
なんか展示って良くないですか?
確かにね。
最近結構周りでやってる人増えているじゃないですか。
なんかやってるのを見るとやっぱりちょっとうずうずしちゃうというか、表現熱みたいなものを焚きつけられちゃう感じがしますよね。
めっちゃわかります。なんかエネルギーを感じますよね。
しかもそもそも展示って個人が頑張ればできるんだっていうことすら結構驚きというか。
今回のリベンバーエベレストの展示も最小単位で言うともう2人ですよね。
伊藤さんというコピーライターと桜座さんっていうアートデクターデザイナーのお二人が結構メインでいろんな準備されてましたけど、
それがなんか紙が置いてますとかじゃなくて、壁にポスターが貼ってあったりとかTシャツ作ってありますとか、
いろんなものが置いてあって、2人でも頑張ればこんな素敵な展示作れるんだなっていう意味では、そこもすごい驚きなんでやっぱりやればできるというところの、
そういうお前もやってみるかっていうメッセージが感じるところもありますよね。
僕らみたいなことやってると動ける人が一番偉いじゃないですか。
行動する人の尊さみたいなものをみんなが共有してるというか。
めっちゃそうですね。なんか頭の中にイメージあっても形にしなかったらないし誰も伝わらないですもんね。
マジで意味ないよねっていうのをみんなが痛感してるから、特に多分これぐらいの年代だと思うんですよ。
30いくかいかないかぐらいの年代の人たちが今までコンペとかアイデア考えるっていうのやってきて、
面白いアイデア浮かんだっていうカタルシスでみんな喜んでた20代の頃から、
いやこれやっぱりちゃんと世の中に実装しないと僕らがやってることって価値を生んでなくない?っていうことに改めて目を向け始める時期。
ここらへんが20後半から30前半ぐらいの時で、そこに対してすごく躍起になるような年代でもあるのかなみたいな。
っていう時にそれを形にした人が現れると、やっぱりやばい俺やってないっていう、やんなきゃっていうたきつけ力があるというか。
そうですね。自分もそういう展示のテーマとか、今は具体的に案が僕はあるわけではないんですけど、
そこも近々挑戦したいなと思います。もしかしたらこのロジウラクリエイティブが今後どうなっていくか、まだ我々も分かっていませんけど、
なんかロジウラクリエイティブとして展示をやるとか、そういう未来もあったらめちゃくちゃワクワクするので、そういうこともできたらめっちゃ面白そうだなと思いました。
なんかちょっとこう話してみて、僕らでも盛り上がった話題とか、聞いてくれている方がちょっとワオがあったようなものっていうのを膨らましたら、なんか展示とかのテーマになるんじゃないかみたいなこともなんかちょっと思います。
そうですね。アクティベーション地動説っていうパネルがどっかに置いてあるイメージだけは今湧きました。
アクティベーション地動説。
マークと一緒に初期で話題にちょっとだけなった回だよねみたいな感じでね。でも確かに番組いまいろいろやっていると、聞いていただける方も増えてきて、それで思い出したんですけど、
開始してだいたい2ヶ月近くやってきたんですけど、スポーティファイでいろんなエピソード、合計再生回数が1000回を超えまして、フォロワーも100人を超えております。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
思い出して言うことじゃねえ、ちゃんと言えっていうツッコミ来そうなんですけど。
皆様のおかげで続けられております。
ありがとうございます。
エピソードが増えていくと、これから例えば半年後に聞いていただける方とか1年後から聞いていただける方って、今収録しているような最初の方のエピソードってもしかして聞かれないかもしれないじゃないですか。
だからそういう意味では今、子産的に聞いていただいている方は、アクティベーション一同室の回知らないの?みたいな感じで言っていただけるみたいな、ちょっとニッチすぎる番組リスナーの方のトークが生まれるみたいなところを数年後に見れたらめちゃくちゃ面白いなっていう妄想を膨らませながら。
それウケるな、話す側がそのことに言及するのちょっとおかしい。
正直スタイルじゃねえ。
正直スタイルです。
展示の重要性
展示の話に戻っちゃうんですけど、僕ちょっと展示というものを最近こうみんながやってくれて、そこに参加するというか、行かせてもらっている中で一個、これって展示の大事な役割なのかもしれないって思ったことがあって。
展示って同窓会じゃないですか?と思ったんですよ。
それ地点としてコンセプトっぽいっすね、めちゃくちゃ。
確かに。
いるだけでいろんな人に会えますからね。
分かるわ。
大人になってからの、比較としてあんまり適切じゃないかもしれないですけど、大人になってからのホウジみたいなものとちょっと近いかもしれない。
ホウジと一緒にしていいのか分からないですけど。
一緒にしていいのか分からないけど。
言ってることはめっちゃ分かります。
大人になると、全然時間あるときに会えばいいじゃんとか思ってたけど、なんだかんだみんな会う理由がみんなの中にないと、一つ明確なものがないと、みんなで顔合わせることってないじゃないですか、大人になると。
っていう中で誰か知ってる人が展示やるよって言ってくれて、ここ行きます行きますみたいなツイッターとかSNSでのコミュニケーションが生まれて、実際に行ってみたらその場にお久しぶりみたいな人が何人もいるみたいな。
っていうような場としての役割っていうのが展示って結構でかいんじゃないかっていうことをちょっと思った。
確かに。今回も1時間ちょっとぐらい滞在させてもらいましたけど、その期間にも何人かね、知り合いの方とか見に来られてて、喋ったりとかしましたしね、確かにな。
ということでちょっと、展示は同窓会なんじゃないかっていう、最近ちょっと思ってたことをですね、お話しさせてもらったんですけど。
リスナーとの交流
展示の価値を上げるコピーですね。
展示の価値を上げるコピー。
展示って同窓会だ。どうですかこれ。
何々って何々だフォーマットに当てると、なんかちょっと見たことある感じしちゃうかもしれない。
今後既視感がない形でこのコピーのアウトプットを探っていければと思います。
ハウを探っていきましょう。
でもそういう場で出会えてる方とか、そもそも展示の伊藤さんとかもまた、エベレストについて本当にまた、うざいくらい聞いてるかもしれないですけど、僕らヒアリングさせてもらうみたいな感じで、どっかでゲストに遊びに来てもらっても楽しい気がするので、どっかで実現しましょう。
はい、ぜひぜひ。ありがとうございます。
今回この展示ということのテーマについて、またエベレストでやられた展示というものについてお話をさせていただきましたけれども、すごくお話が盛り上がったところで、今日はこの辺でお開きにしたいと思います。
お聞き下さりありがとうございました。
ありがとうございました。
ロジウラクリエイティブ、今回の配信はここまで。
番組の感想は、ぜひハッシュタグロジウラクリエイティブをつけてSNSに投稿してください。
番組内で取り上げてほしいテーマや、2人への質問なども、いつでもメールやXのDMで募集しています。
それでは、次回の配信もお楽しみに。
27:35

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