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#053 今こそ属人化~企画の方程式のラストピース~
2026-06-03 33:06

#053 今こそ属人化~企画の方程式のラストピース~

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属人化のススメ/脱属人化は会社都合の話/退職という最後のカード/イノベーションは属人化から生まれる/構造型と属人化/自分しか使えない方程式をつくる/自分という係数を掛ける/表現型と属人化/脱属人化は持たざる者のキーワード/成功者ほど属人化を喜ぶ/クリエイティブと脱属人化/PRパーソンは属人化の塊/属人化を喜んでくれる会社か/置かれた場所で咲きなさいの欺瞞/ことわざを年代で仕訳する/採用サイトは嘘/世の中の真実を伝えるPodcast

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事業会社とPR会社という“広告クリエイティブの路地裏”にルーツを持つ2人が、テーマを持ち寄って自由に語っていく番組です。

【出演】谷口泰星 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@iseitachigunita⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ × 丸山優河 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@marupoke15⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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【Special Thanks】

ロゴ&アートワーク: 竹内駿 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@bamboo811⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

企画協力: むすびめ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@musubime_bijoux⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

収録&編集協力: 堀修生(自在音響株式会社)

感想

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サマリー

このエピソードでは、「属人化」を積極的に推奨すべきテーマとして掘り下げています。現代社会では「脱属人化」が一般的な風潮ですが、個人の戦略としては真逆であり、AI時代だからこそ「自分にしかできないこと」に価値が生まれると主張します。属人化は会社都合の話であり、個人が仕事を辞めないための切り札にもなり得ますが、その使い方には注意が必要です。イノベーションは属人化から生まれるとし、構造型と表現型、始点型と終点型といったクリエイターのタイプ分けにも触れながら、個人の持つ「係数」が企画や方程式のパフォーマンスを最大化する鍵であることを解説します。成功者ほど属人化を喜び、PRパーソンはその典型であると指摘。脱属人化は「持たざる者」のキーワードであり、自分の立ち位置を確保できている人はあえて脱属人化を叫ぶ必要がないという見解も示されます。最終的に、属人化を喜んでくれる会社や上司がいる場所を選ぶことの重要性を説き、採用サイトなどの「虚構」に惑わされず、真実を見極めることの大切さを強調しています。

「属人化」こそが現代の推奨事項
――谷口さん、今の世の中で、もっともっと積極的にやっていった方がいいってことがあると思ってて、今僕。それって何だと思いますか?
――積極的にやっていった方がいいと。
――そう、今のこの世の中で。
――うーん、ま、会社辞めるとかですかね。
――会社辞める、それちょっと極論かもしれないですけど。
――ちょっと、みんなね、それぞれの人生を生きた方がいいですよね。
――ちょっとダメだ、この人に聞いてもなんか、模範的な答えがもう帰ってこなくなっちゃった。
――AI活用とか効率化とかそういうものをちょっと聞かせてもらって。
――あー、はいはいはい。ちょっとね、企業精神が出過ぎてしまいましたね。
――そうですね、ちょっとダメだと思って。
――あははは。
――あのー、まだそういうね、そういう話を求められてるかなと思うんですけど、なんか全然違うなと思って。
――うん。
――今、もっともっと積極的にやっていった方がいいこと、それは俗人化なんじゃないかと。
――賛成。
――賛成?
――賛成。
――じゃあこの話終わり。
――ありがとうございました。
――ありがとうございました。
――ということで、改めまして、ロジューランクリエイティブの丸山です。
――谷口です。
――はい、広告クリエイティブのロジューランルーツを持つ2人がテーマを持ち寄って語っていくこの番組。
――今日は、脱、脱俗人化について話していきたいと思います。
――脱、脱俗人化ね。いや、噛んだわけじゃなくてね、今。
――あ、そうです。
――カッコ、脱俗人化。
――あ、そうです。数式で表すと。そういうことです。
えっと、脱俗人化っていう言葉、よくあるじゃないですか。
――会社にいると結構言われてきたことあります。
――あ、そう、まさに。会社でね、言われるじゃないですか。
で、この俗人化っていけないことだよねっていう風潮って、社会で蔓延してると思うんですけど。
でもこれ、個人の戦略としては真逆すぎるなと思って。
で、この俗人化したスキルって、つまり自分にしかできないことじゃないですか。
っていう風に思って。
で、今の世の中、このAI時代だからこそ、さらにこの俗人化したことにこそ価値が生まれてきてると思うんですよね。
このAIが台頭してきた中で、何を言うかとか何を見れるかみたいなものって価値がどんどん減ってきてて、
それよりも誰が言うかとか、誰を見られるかっていう方がどんどん価値上がってきてますよ。
――めっちゃそうですよね。
――うん。やっぱその話って、もうそろそろした方がいいんじゃないかなという風に思って、
今日議題として持ち出したわけなんですが、今さっきその会社の話として言われたって話だったじゃないですか、脱俗人化って。
そうだから、僕めっちゃ思うんですけど、俗人化ってそもそも会社都合の話でしかないな。
――うん、わかる。
――俗人化した方がいいって思ってる人は、もう洗脳されてると思って。
――社会とか会社というものに侵されてしまっている。
――侵されてしまって、いいように洗脳されてますよって思っちゃって。
――確かにね、いくらでも代わりになるパーツになれっていうことの翻訳と一緒ですからね。
――まさにまさにそうだと思います。まさに今このAI時代だからこそそれが浮き彫りになっちゃってるなーっていう風に思って。
属人化のメリットと「最後の切り札」
個人で見たら絶対俗人化した方がいいじゃないですか。
この俗人化すればするほど、自分がいなければ仕事が回らなくなるっていう状況を作れるわけで、
そうすれば切れるカードがどんどん増えていくじゃないですか。
ちょっともうやめちゃうよみたいな空気出したら、会社は丁重に扱ってくれるようになるし。
――それね、一応あれですけど、あんま使わないほうがいいカードですよね。
――もう最後の切り札。
――僕前の会社の同僚で、それを結構序盤で使ってる同期がいて、
もうこいつその切り札使ったから、今後使えないぞと。
その会社に居続けたいんだったら、あと30年ぐらいあるのに、
最初の3年目ぐらいでそのカード使って、大丈夫かなって思ったんで。
――それはあれっすね。
その俗人化の取り方は、会社に居続けようとするんだったら切っちゃいけない。
――確かに確かに。
出る勇気のある任期権がやらないと。
――会社に居続ける人に切っちゃダメなカードだった気がしますけど、
定庁に扱ってくれるようになるし、給与上げてくれっていうような要求も通りやすくなると思うんですよね。
でも会社や組織からしたら、なるべく脱俗人化した方が回しやすいし、
ちょっとひどい話、替えが効いちゃう、その方が。
っていう話だと思うんで、だからこそ俗人化は悪だとか、
脱俗人化しようっていう言説が世の中には溢れてしまうと思う。
という風に思ってます。
クリエイターの成功体験と「自分だけの立ち位置」
とはいえ、この路地裏でクリエイティブやってきた我々とかは特に、
この俗人化の成功体験っていうのが強いと思うんですよね。
なんでそういうのをちょっと今日話していこうかなという風に思ってまして、
もともとやってきたこのクリエイティブとは一見関係ないキャリアを、
無理やりクリエイティブとガッチャンコして自分だけの立ち位置を作るみたいな、
風なことを今までやってきたんで、そういう話ができたらいいなという風に思っています。
いやもう、今まで溜まってた社会へのアンチをここで吐き出せる機会ということですね。
僕も結構会社で、谷口くんそれ、谷口くんしかできないから、
それ以上それやられると困るよみたいなマネジメントされた経験あって、
しびれるね。
それは谷口くんなんかできるからいいけど、やめた後にそれ再現できないじゃんみたいな、
そういうことじゃなくて、後輩とかチーム全体でナレッジになる方をやってほしいみたいな、
めっちゃ経営とかマネジメントの理屈だとわかる。
けど僕からすると、いや会社のためにこうした方がいいことを僕がいるからできてるんだから、
それの何がダメなんですかというか、別に会社に不利益をもたらそうとしてるわけではなくて、
自分にしかできないことで利益をもたらそうとしていることに対して、
それをやれるとすごいやる気下がるっていうか、
いいっすねー。
思い出しつつ。
いいっすねー。いきなり黒い思い出から始まるっていうね。
いや黒いのしかないんじゃないですか、この文脈は。
確かにね。特にこの年代はそういうのが溜まってきてる年代かもしれないです。
もしかしたら40代50代になった僕らは、やっぱ俗人化ダメやなーって言ってるかもしれない。
マネジメントでやったらね。
今の立場としてっていうことを補足しながら話しにいければと思いますが。
プレイヤーの真ん中ですからね、僕らは今。
うん、確かに。
イノベーションは属人化から生まれる
それでなんか、そこのテーマについて感じたことありますか。
そうですね、いろいろ。
いろいろ。
僕もこう、もし自分が組織作るとしたら、
俗人化しているアベンジャーズ組織みたいな方が理想なんですよ。
こういう能力がある人をここにはめてとかじゃなくて、
この人はこういう自分にないものがあるから一緒に働いてくれないかなとか、
その掛け算が独自性というか、
会社とか組織とかグループとかチームの単位でもオリジナリティになっていくっていう、
元をいろんな方とお仕事したりしてるスタンスがまず前提にあるので、
なんかそういうこう、組織化してナレッジ化してっていうよりかは、
その人にしかできないもの同士を掛け算したいっていう気持ちで生きてますね。
めちゃめちゃわかる。
なんか俗人化されたものからしか、
イノベーションって生まれないわけですよ。
それはその、事業的なイノベーションかもしれないし、
クリエイティブのブレイクするかもしれないけども、
なんかね、俗人化から逃れようとして、
ある種の方程式とか型の中で、
再現性を高めてやりくりしようとするっていうのを100%突き詰めたら、
多分その化学反応的なことって起きなくなるというか。
なんかそれはもうね、
軌道に乗ったものを運転していくっていう意味では、
その運用でいいのかもしれないですけど。
どっちも必要なんですよね。
だからね、別に僕らも、
俗人化、ん?どっちだ?
脱俗人化。
脱俗人化を否定したいわけじゃなくて、
そういうのが必要なフェーズももちろんあるけれども、
っていうところですけど。
企画の方程式と「自分という係数」
でも今マリマさんのお話聞いてて、
これちょっと後で回収されたら、
別に今語ってもらわなくてもいいんですけど、
僕が言ってるのめっちゃわかるなって、
今客観的に思ったんですよ。
僕、表現とか自分のストーリーから企画作るから。
マリマさん結構構造で企画作るじゃないですか。
構造でテンプレ化して、
なるべく方程式化しようとしてる人が、
俗人化の方程式を嫌うのって、
なんか矛盾ないのかなって思ったんですけど。
ここってどうとなればいいんだろう?
それね、僕も最初は、脱俗人化を目指そうとしてたんですよ。
ずっと。
誰もがこの方程式に当てはめたら、
素晴らしい企画ができるっていう方程式を、
唯一無二の甲斐を見つけてやるっていう意気込みでやってきて、
いろんな人が発表してるような方程式とかを触ってみたりして、
自分でもやってみてみたいなことの中で、
結局方程式を自分なりに生み出すってことはやったんですよ。
やったしやってきたし、今自分の中にも持ってたりするんですけど、
結局その企画が強い人が生み出してきた方程式って、
確実にその最後の変数として、
その人自身っていう係数がかかってるんですよ。
それによって、その人自身という係数がかかった時に、
最大のパフォーマンスが出る方程式をそれぞれが組んでる。
あー、理解理解。
理解。
理解しました。
だから誰もに役立つ方程式は、実は60点しか出せなくて、
俺にしか使えない方程式なんだよっていうのは120点に設計されていて、
真似山さんがそれを公開しているのは、
これを公開したところで、これを使いこなせるのは自分だからという前提のもとで、
公開しているっていう。
まあちょっと人はギキが悪いようになってますけど、
まあでも言ってしまえばそういうことというか。
まあなれっちをこうやってこうポッドキャストとか、
そもそもノートとかで発信してるなんて、
まあそういう感覚ではありますよね。
まあそうだよね。
なんか盗まれることに対して抵抗があるというよりかは、
僕はこう考えてます。
で、これがもしなんかヒントになれば幸いですみたいな、
なんかそういう感じですもんね。
まさにそうだと思います。
まあそうだと思うし、
当時のまだその方程式を唯一無二の解を追い求めていた頃の僕は、
実は人それぞれに最適化された方程式だったんだけど、
それを発信してくれてた人の方程式を見てすごく刺激を受けて、
自分の方程式をこう改造したりしてたんで、
これ自体はとても価値のあるものだと思う。
その系譜が受け継がれて、またそこに刺激を受けた新しい若者が、
新しい方程式を作ろうと生まれてくるみたいなね。
そうですそうです。
その構造型の系譜の中で、
この刺激を次世代に渡していくみたいなのは、
とってもいい意義のあることだと思うし、
僕はそれに救われてきたんで、とてもありがたかったんですけど、
この構造化の系譜の中で唯一言語化されてなかったことが僕はこれだと思ってて、
その人それぞれの人格という係数を最後に書けないと、
この方程式って機能しないから、
結局この方程式って誰にでも使えるものじゃ実はないんですよっていうことを、
誰も言語化してない。
それが多分商売道具なんで。
そうですね。本にして売れるためには、
「持たざる者」のキーワードとしての脱属人化
これを使えば誰でも使える方がマーケットでは売れますもんね。
そうなんですよ。
だから自分にしかこの方程式実は100%使えないけどねっていうメリットがないんで、
言わなかったんだけど、
でも逆に言うとこの話って、
もしこの路上ラクリティブ聞いてくれてる人たちが、
そういう何か自分なりの方法論みたいなものが持ってたとしたら、
それどんどん外に出していった方がいいと思うんですよ。
それ出していくことで自分のお箱が奪われることってないんで。
常にそこは無意識かもしれないけど、
自分という係数がかかってるものだから。
確実にかかってるしね。
確実にかかってて、
その方程式、自分の中で編み出されてた、
そのあなたが持ってるものを確実に100%美味しく料理できるのって、
あなたしかいないんですよというふうに僕は思ってて。
それ帯にして本出したら売れそうっすね今の。
変な自己啓発みたいな。
僕が結構好きなタイプのコピーライティングでしたね。
あ、そうなんだ。
あなたは一人だからみたいな。あなたはあなたしかいないんだから。
あなたにしか作れないものを作りましょう。
なるほどね。
ちょっと俺が言ってたことのテイストがちょっと変わってる感じがする。
そういうことですよ。
でも、ちょっと話、最初に脱線させちゃいましたけど、
理解できました。
まさに。
僕なんかあれですからね、
もともと自分の中の物語からしか企画作れないタイプだから、
そもそも俗人化によってしか企画作ってないタイプなんだけど、
もちろん仕事でやっていく上で、それだけじゃ再現性なさすぎるから、
なるべくそういうことを勉強したり、
マネマさんたちから刺激をもらって、
自分の思考もなるべくパターンにはめたらどう捉えられるんだろうということで、
フィードバックを回すようなことは意識はしてるけど、
ベースはやっぱりその人由来のもので何か作るべきって思ってるんで、そもそもが。
そうですね、本当にその人由来のもので、
それを調理したら何ができるかっていう話だなというふうに思って、
まさに谷口さんと僕はだいぶクリエイターとしてのタイプが違うじゃないですか。
真逆と言ってもいい。
それでいうと、過去の回でタイプを分類した時に、
僕が始点構造型、谷口君が終点表現型っていうふうに割ってるんですけど、
まずここに始点と終点という軸と構造と表現という軸があって、
一旦ちょっとこれおさらいがてら話をさせてもらいますと、
始点と終点っていうのが電車の出発地点と終着駅の始点終点で僕らは呼んでるんですけど、
始点型の方はこの広告クリエイティブって、
まず目に止まらないと何も始まらないんだから、
まずはその最初の目に止めるための工夫をいっぱいしようよというようなところ。
目に止まるための仕掛けみたいなものにときめき覚えるタイプ。
終点型の方は広告物とかクリエイティブって、
見てもらった後に何かが残らないと意味がないんだから、
見てもらった後に心に残る独語感とか、
いつまでもその人の中に残り続ける味みたいなものを大事にしようよっていうタイプ。
それが終点型。
僕はそれで言うと入り口のとにかく目を止めさせるのが好きな始点型で、
谷口くんはその読んでもらった後、見てもらった後に何かを残すっていう方を大事にしてる終点型。
構造型表現型のもう一個の軸は、それはもうその通りですね。
物事をクリエイティブを構造的に考えたいか、
方程式的に考えたいか、
感性というか自分の中に生まれいずるもので考えたいかという表現型。
僕は始点の構造型で、谷口くんは表現の終点型。
なので全く真逆なタイプだねって話をしたんですよね。
そうですね。
っていう話をしているんだけど、結局一番これって方程式化しやすいのって始点の構造型だと思うんですね。
割とその入り口で取るべき手法みたいなものがある程度定まって、
かつそれを構造化したいっていう思考なんで。
っていう僕が構造化をやっていけばやっていこうと、
どんどんどんどん俗人化していくっていうことに気づいて、さっきの話になる。
この分析というか、なんかその手法かける方程式かける自分みたいな、
この最後の自分っていう係数がないと、
この企画の立て方って全く機能しないなっていうことに気づいて、
他の世の中で言われてるような方程式とかも、
それぞれの人のパーソナリティを掛け合わせないと機能してないってことに気づいて、
っていうところからやっぱり俗人化だわって思ったっていう話ですね。
成功者ほど属人化を喜ぶ理由
割と金山さん的にはクリエイティブにおける俗人化は肯定になってきたのは最近ってことですか?
ここ4,5年って感じですかね。
でも最近ではあるけど、そんなここ1,2年とかっていう話ではなく、
キャリア的には中期というか、初期を終えた後はそこ大事だな。
いろんな人と会う機会とか、いろんな人の思考に触れる機会が増えるたびに、
あれ?なんか違うぞみたいな。そこなんすかね、そういうことを気づいていくのは。
あとなんかちょっと一個意地悪なこと思ったんですけど、
脱俗人化って持たざる者のキーワードなんじゃないかっていうのをちょっと思って。
またちょっと全方位に敵を作るような話をしますけど。
持たざる者ね。
自分の人生の操縦桿を握れてない人のキーワードなんじゃないかっていうふうに思って。
俗人化をやめようっていうのって、
俗人言うなれば、自分だけが取れる立ち位置を持ってる人の、
その立ち位置を全員に解放しなよっていう運動じゃないですか。
たしかに。
それって別に自分の立ち位置がもう確保できてる人は言う必要ないんですよ。
わかる。なんかそれちょっと僕もあんまり悪いこと言いたくないですけど。
そういう回じゃないんで今日は。
多分ね、聞かれないから対象者には。だからまあいいんですけど。
最初に言ったマネージメント受けた時とかも、
同じこと思ってたのかもなって今思いましたね。
それ言ってきた上司がね。
僕は公募とかでも賞を取ってて、
そういう賞をチャレンジしていって自分の仕事に還元したりとか、
会社の中で仕事を取りに行く時も、
僕こういう公募でもこういうのもやって得意だから任せてくださいみたいなことをやってて、
そういう感じにもちょっと横から釘刺される感じとかって、
お前が取ってないからだろみたいなのがあれですよね。
持たざるを得ない。
ちょっとあえて今悪口っぽく言いましたけど、本心ではないですよ。
本心ではないんですけど、あえて悪口っぽく相乗りしてみましたけど、
確かにそれはそうかも。
まさに。
あれですよね、生存本能みたいなのがあるから、
自分と違う人間に自分のポジションを奪われる可能性があるとか、
こいつを野蛮にしておくと自分に危害が加わるかもしれないっていうことを抑え込みたいみたいな、
動物的な本能みたいなのもあるんでしょうね。
まさにそうだと思います。
属人化をやめようぜって言ってる人たちで集まってるコミュニティとかは、
たぶん誰も属人化したものを持っててなくて、
自分たちが市民権を得るために属人化してるものをすべて一般に開くのが正義だろうっていう、
ある意味この運動をしているというか。
そっちの人の方がやっぱりマジョリティになるような世の中だと思うんで、構造的に。
ってなると、やっぱりこの脱属人化っていう風潮の方が強くなってくるんじゃないかなと思ったというか。
それの証拠じゃないですけど、逆説的な話として、
成功してるクリエイターほど属人化してる部分を出した時にすごい喜んでくれるじゃないですか。
属人化してないものを見せても何にも響かないというか、そういう人にとって。
よくCDとかからもね、お前にしか出せない企画をとか、
テンプレ化して言ってるんで、あれですけど、そういう文脈のフィードバックとか、よく新人の時受けがちっすもんね。
まさにまさに。
ちゃんと自分の立ち位置を獲得してる人ほど、
本当に一般的な話で言うと、飲み会行く行かない論争とか、
あとは出社するしない論争とかみたいな話。
より人間的、熱血的な方にみんな話が行くというか。
それってやっぱり結局属人化こそが大事な素養であるからってことだと思うんですよね。
だからちょっと前に、大御所のコピーライターさんと飲ませてもらったときに、
やっぱり出社した方がいいよみたいな話をめっちゃしてて。
飲み会にも行った方がいいし、出社もした方がいいよっていうことをめちゃくちゃ言ってて。
出社してるだけで、今この出社するしない選べる社会の中で、
あいつはやる気あるなみたいなことが見えてくるじゃないですか。
コピーをどれだけ粘れるかとか、企画をどれだけ出せるかみたいなガッツって、
そういう根っこの部分から出てくるものだった。
別に意図があって出社してるのかどうかわかんないけど、
出社する体力があるとか、出社する方が意味があるだろうと思ってその場にいるやつのことを、
やっぱりチームに引き入れたいっていう気持ちはどうしてもある話をしてて、
それが全てだよなと思った。それが俗人化の全てだよな。
っていうふうに思ったんですよね。その話聞いたとき。
在宅もね、それはそれでいいところあったりしますから、あれですけど。
あれかもですね、自分とある程度似てる部分みたいなことを、
俗人化されていったときのエッセンスとして繋がるものがある人間に単純に惹かれるとか、
自己肯定するためにそういう人間を評価したくなるみたいな気持ちもあると思うし、
そうですね、確かに。
そこで繋がっていくわみたいな、今もちょっとなんかいやらしく言いましたけど、別にそれ普通のことだから、
自分がやってることを同じようにやってる後輩とか見て、この子好きだなとか応援したいなって思うみたいな、
そういうのもなんかあるのかもしれないですね。
確かにね。脱俗人化してる人だからこそ、脱俗人化してる人が好きっていう、単純に同質化の話なのかもしれない。
それもあるでしょうね。
ただそう言ってもやっぱり、上の方に行く人は結局脱俗人化してないと、
違う、脱俗人化じゃなくて俗人化してないと、
自分の立ち位置を持ってないと、やっぱり上に行くことって難しい、標準化しちゃうから難しくって、
上に行ってうまくいってる人が俗人化してる人なんだったら、俗人化してる部分を見せないとその人には気に入られないよねって話はありますよね。
それが多分一番上のレイヤーの経営者とかまでいくと、本当は経営の視点になってきて、
経営視点で大状態になってくると、買いが利く方がありがたくなってくる。
だからこそ、たぶん脱俗人化みたいな方に逆に回帰してくると思うんですけど。
経営主語で見ると、そっちの方がいいですからね。
クリエイティブを生むっていうところだったらもう、たぶんこれに反対する人はいないんでしょうけど。
「置かれた場所で咲きなさい」の欺瞞と格言の年代別仕訳
そうですね。クリエイティブの世界で脱俗人化って聞いたことないもん。
それこそAIでコピー出そうみたいな、そういう話はありますけど、
それもね、どうやってAIにいいコピー出させるかっていう、そこのルールのところで、結局俗人化した試験等が入ってるもんね。
めっちゃわかります。今も会社でAI使ってクリエイティブ作っていくみたいな動き結構あるんですけど、
僕もコピー頼まれたらAI使うんですよ。全然使う時もある。使わない時もあるけど。
けど、AIを使って一番いいコピー出そうでも、社員の中で僕が一番いいの出せると思ってやってる。
あー、わかる。確かに確かに。
プロンプと何を入れるかみたいなティクニック論みたいなところもあるけど、
要はこっちにある手札とAIを対話しながら作っていくから、
こっちにないものをAIから引きずり出そうとして、そもそもAIと話してないっていうのが、
こっち側の人間の俗人化×AIになるから、そこでアウトプットが変わってくるっていうことなんだろうな。
はいはい。確かにね。それめっちゃあるわ。
クリエイティブの話もそうですし、僕は根っこが、元のルーツがPRの人間なんで、
PRパーソンってめちゃめちゃみんなそう思ってると思うんですけど、
PRパーソンってもうそもそも俗人化の塊なんですよ。
そうっすよね。パーソン言うてモテるしね。
確かに。PRパーソンってね。
PR、そう、ピープルだったらなんか群衆みたいな感じ。パーソンとして存在するから。
パーソナルな。
そうそうそう。だってね、この人と名刺交換したことあって、電話できますとかが、
クライアントに対してパフォーマンス出せるかどうか決定づけるわけじゃないですか。
そうなんですよ。
キーマンに電話できるかみたいなね。
まさしくまさしく。
どのメディアとつながってるかとか、どのメディアの開拓の仕方を知ってるかとか、
電話で飛び込む端力があるかテクニックがあるかとか、
この辺ってかなり俗人的な熱量とか、
あとはハードルを飛び越える気持ちのめげなさみたいなところとか、
そういうところがめっちゃでかいんで、めっちゃ俗人的な仕事なんですよ。
めっちゃ俗人的な仕事だから、
PR会社で俗人的なことを否定されることって全然ないなというふうに思ってる。
それはすごい良い環境だなというふうに思ってたんですけど、
でもこの力って結局、全ての職業を引いては、
人が生きること全てにとって大事だと思う。
っていう感じですね。
それこそ会社の中でよく経営の視点を持とうみたいなことを言いますけど、
僕あれめちゃくちゃクソだなと思った。
経営の視点を持とうって、経営都合でしかないじゃないっていう話というか。
経営の視点を持って働いたところで、もらえるのって平社員の給料でしょ。
確かにね。
経営の視点を持ってるあなたと経営者と同じ給料を与えてから言ってください。
もしくは経営の視点はあなたが全振りしてもらえれば、
こちらは経営じゃない他の視点でフルコミットします。
みたいな握手ができるっていうね。
それができたらそれでいいじゃないですか。
そこの観点で、あるかもしれないですね。
属人化を喜んでくれる上司がいるかとか、
属人化を喜んでくれる会社であるかとか、
そこら辺が自分がいるべき場所かどうかの線引きなのかもしれないな。
路地裏組はそういう場所にいないと息苦しいっていうことなのかもしれないですね。
めちゃめちゃそうだと思う。
路地裏で別に一人で生きてもいけるようになってたら理想ですけど、
一人で生きていきたいと思っているけど、
なんかここにいると横知事からそこに行っちゃうとか、
そこでチヤホヤされて喜ばせてくれるから、
逆に恩返し的に自分もそこにコミットしたくなって、
会社という中で仕事をするとか、
そういう環境の方がいいですよね、お互いに。
確かに確かに。
めっちゃそうですね。
置かれた場所に避けなさいって言葉あるじゃないですか。
僕はあの言葉大っ嫌いで。
それ賛否めっちゃ分かれるあるあるですよね。
避けるところに行きなさいの方がいいでしょうってことですよね。
避けるところに置かれなさいっていう感覚の方が近いというか。
僕もそっちに今は強いですね。
元々の文威も多分本当はそこが対比するような言葉じゃないんだけど、
本当の元の案の方にもいい、別に多分そういうことも含めて言ってると思うんですけど、
どっちかっていうとそうですよね。
自分が輝けない場所で、同じ話であれですよね、石の上にも3年。
同じ話ですけどね。
ここダメだなって思ったら違う石に乗り換えた方がみたいな。
ただ、別の回でもやりましたけど、
20代はそういうこと考えずにとにかく目の前のバッドを振り続けることしか活路はないのではっていう話も一方である。
それはそうだと思います。
27までかな、26、27までかな。
26、27までは石の上にも3年マインド。
確かに。
あれが普遍的な全ての時間軸に当てはまるように語られていることに対して違うっていうことかもしれないですね、反論としては。
タイミングによって違うでしょうっていう。
めちゃくちゃわかる。
ちゃんとああいう格言とか言葉座を年代によって仕分けした方がいい。
格言チャートで10代の時に聞いた方がいい格言と20代の時と60代の時のチャート作りますか。
とりあえず僕らは30前半までの格言チャートは作れるじゃないですか。
確かに確かに。
石の上にも3年は確実に20代前半チャート。
置かれた場所で先なさいとかも。
確かにね。圧倒的な能力を得て自分で何でもできる人が入った会社が人間関係的に合わないなってなったら速攻やめて違うとこ行った方がいいですもんね絶対ね。
その領域まで行ってればって話。
めちゃめちゃわかる。
例えばその四字熟語でもゴリ夢中とかは20代チャートですよ。
30代でゴリ夢中だったらもうそろそろやばい。
確かに確かに。自覚的にそろそろやばいよって気づかないとそれこそゴリ夢中になっちゃうみたいな。
20代でゴリ夢中なのはいいことじゃないですか。
もう何も自分のいいところがどこなのかわからないみたいなことで焦る原動力になるというか。
ゴリ夢中がエネルギーになると思うんですけど、30代はただのボンクライになっちゃう。
採用サイトの虚構と世の中の真実
もう救ってくれないしね、年代として。
そんなことを思って、脱俗人化というテーマで今日ちょっとお話をしてみましたが。
会社作る時来たらあれにしようかな。社税に入れようかな。
脱俗人化。
いいじゃないですか。その社税を掲げている会社は信用できますよね。
人事のサイトに行って募集要項のところにコンセプト脱脱俗人化って書いてたらめっちゃいいっすよ。
それはめちゃめちゃ面白い。めちゃめちゃ面白いし、それを大企業とかが言ってたらよりかっこいいな。
確かにね。スタートアップが言っててもそういう会社もあるか。
スタートアップもスタートアップでかっこよさはあると思うけど、大企業が言ってたら大企業としてのかっこよさがある気がする。
でも大企業の真実を知っている人間からすると、多分ああいう人事のサイトに出てることは嘘なんで、虚構なんであれは。
めちゃくちゃ恨みがこもってる。
虚構なんで気をつけてください。これから就職活動を考えてる方でもしリスナーの方いたら採用ページは嘘なんで気をつけてください。
なるほどね。
真実はあなたの目で確かめる以外にないですね。
大事ですね。OB訪問が大事ってことですね。
一時情報以外あんなのはもうブランディングンという金儲けの会社によって生まれてる幻想なんで。
めちゃくちゃ最後に強い論文来てるじゃん。
いいですね。
本当のことを言っていきたいですね。
いいですね。
でもね、そうやってね。
確かに。世の中の真実を伝えるラジオなんで。
そんなコンセプトでしたっけ?
世の中で隠されている真実を暴いていきましょう。今後も。
俗人化推奨委員会として
ということで、ダツダツ俗人化というテーマで。
皆さん俗人化していきましょうという。俗人化推奨委員会ですよね。
俗人化推奨委員会です僕らは。
ぜひ加入いただける方はオンラインコミュニティのロジュラの裏に配置いただければ。
怪しすぎるだろ。
入ってる人はみんな多分それを信仰してくれてるはず。
ニアリーイコールそういうこととして入っていただければ嬉しいです。
これからも俗人化の道を極めていきましょうということで。
今日はそんなところでお話を終わりたいと思います。
お聞きくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
ロジューラクリエイティブ。
この番組は事業会社とPR会社という広告クリエイティブのロジューラにルーツを持つ2人が
テーマを持ち寄って自由に語っていく番組です。
取り上げてほしいテーマや2人への質問を
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こちらも詳しくは番組概要欄で。
それでは次回の配信もお楽しみに。
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