企画コンペで、ダメな組み方してる人の特徴を話そう。
悪意ありません?なんか、冒頭から。 いやいや、そんなことないですよ、全然。
悪意ではないけど、ダメなやつをピックアップして話すっていう。
自分たちの経験も交えてね。 そう、自分たちの経験も交えて。
改めて、路地裏クリエイティブの丸山です。 谷口です、お願いします。
この流れで自己紹介すると、めっちゃ嫌なやつは見ちゃいない。
この回から聞かれた人に、すごいあんまりいい感じにならなさそうですけどね。 そうですね。
ちゃんと日々は真面目にやっておりますので。 真面目にやっておりますし、これは次回も込めて。
誰かをディスインしたいとか、そういう話じゃないですからね。 そうそうそう。
反則コンペとか、ヤングカンヌとか、メトロワードとか。
あと今の朝日広告書とか、新聞告書系もね。
誰かとチームを組んでやることの多いクリエイティブコンペって、僕ら色々挑戦してるじゃないですか。
その組み方のスタンスの中で、
あの人だとちょっとチームダメになってそうだなーとか、
ちょっと組んでも信頼関係あんまり築けてなさそうだよなーみたいな、
長続きしなさそうだよなーみたいな雰囲気を感じることがあるかもしれないよね。
ということで。
なんか含みもたせますね。
僕は責任取りませんので。
急にハシゴ外さないでください。
でも我々はいろんな人とペア組まれてる経験があるから、そこの観点含めてね。
ぜひ聞きたいですね。
そうですね。中身がわからないので、
どういう組み方とか、連携の仕方になるかわかんないけど、
自分たちもね、ちょっとややもすればそっちの道に行っちゃう可能性もあるから、
気を引き締めなければいけないなと。
ということでですね。
ある意味この再現性高く受賞してる人とか、
ずっとチームを組んで自分の色を出せてるような人は、
そういう審判はないんじゃないかなと思うんですけど、
そのダメな組み方にならないように、
ちょっとそこを自覚しながら進めないと、僕たちもそうなっちゃうかもしれないんで、
自戒を込めて、もやっと感じてたようなことを話してみようかなと。
ぜひ。
じゃああれですかね、今チーム組んでやってるけど成果が出ないみたいな人たちの、
ちょっとヒントになるような話ができたらいいなみたいな感じですかね。
そうですね。まさにそういうところに陥ってないか、みたいなのを話せるといいかなと思っているということです。
冒頭にも申した通り、これは決して特定の個人を攻撃する人は一切ございませんので、
想像の中でね、こんな人がいるとダメだろうなーって思う人の話をします。
逆にそこまで言っちゃうと、もうそういうことなのかなってなりません?逆に。
いやいやいや、そんなことないですよ。そんなことはないんで。
言わないほうがいいんじゃないかなと思います。
これは強調していかないと。強調していかないと、何も傷つけない話がしたいんでね、僕は。
とあるね、とある国の、とある場所のお話ですね、今日はね。
そうです。ファンタジー。
で、実は谷口さんともこのテーマ、ちょっとちらちら話してたんですけど、
一つ結論がありまして、このダメな組み方してる人っていうのは、
結論として自分の命題だけを叶えようとしてる人なんじゃないかと。
ということを思っております。
ファミレスで至った結論ですね。
そうですね。ファミレスで至った結論で、ちょっとちらちら話してた時にそうなったと。
逆を返すと、コンペのチームって、チーム全員の命題を叶えるために集まっている。
自分たちがね、あえて時間を取って集まっているのであって、
そのチーム全員の命題のために自分の命題だけを叶えるんじゃなくて、
みんなが動かないとダメだと思うなという話をしたということですね。
やっぱりこの自分の命題を叶えるっていうのって、結構意識しないと、
ちょっとそうなっちゃいがちなことがあるというか。
僕らもこう気に抜くとね、自分の自己実現のためにこの企画を通したいみたいな
気持ちになっちゃう可能性って全然あるなと思ったので、
それを時間を込めてやらないとダメだなと思ったということで、
あえてこの話をさせてもらおうかなと思ったという回でございます。
一人でやってる分にはね、自分しかいないから、
全自分のミッションに基づいてやればいいけど、
チーム組むってそういう他者と何かをやるっていうことに開いていける気がしますけど、
それってね、一緒に向かう目標みたいなことの高点を探していくみたいなのはすごい大事ですよね。
そうだね、まさにおっしゃる通りだと思います。
この分かりやすいのは、チーム全員の命題を叶えるっていうことを共有して、
そこに動いてるっていうので、まずはこの賞を取るっていう目標じゃないですか。
一旦じゃあ、どういうのがいいあり方というか、
チーム全員の命題を共有してそれを叶えるために動いてるっていう状態で、
ダメなパターン、自分の命題を叶えようとして動いちゃってる状態っていうのがどういうものなのかみたいなのを、
ちょっと今日話せればなと思っているということでございます。
まずはこの賞を取ろうっていう気持ちで人たちが集まって、仲間たちが集まって、
純粋にその賞が取れるかどうかっていう判断基準で企画を精査しているみたいなチームだったら、
とても健全だなと思います。
あるいは、僕こういうパターンもあるなと思ったのが、
お互いを知って仲良くなろうっていうパターン。
これもいいと思ってて、別に賞を取る取らないっていうのは、
それをゴールに据えるかどうかっていうのは置いといて、
この企画を、この賞に取り組むことで、
みんなでお互いについて理解しようぜ、仲良くなろうぜもいいと思うんですよ。
一緒に企画やるとね、その人となりとか分かったりとかね、
すごい近づく一個のタイミングでもありますもんね。
そうですね。
大事なのは、その命題をちゃんとチームの中で共有してるっていうことというか。
逆に言うと、一人がもうめちゃくちゃ賞取ってなりやがってやるんだって思ってて、
で、片方はまずはお互いを知るために、
自分たちの自己を開示するためにこのコンペを通して話し合いましょうっていうスタンスだと
うまくいかないよねっていうことはとてもあるかなと思っています。
意外とね、この自己を開示し合うためにコンペやろうぜぐらいのスタンスの方が、
意外とこのすごく意思疎通が本音で、本音ベースの話し合いができるようになって、
いいものが生まれるでしょうみたいな戦い方もあるんじゃないかなと思うので、
そこをゴールにして、さらにその先で賞を取るみたいなパターンって全然ある気がするんですよ。
ただそのパターンで賞を取れるときって、
おそらくチーム全員がちゃんと仲良くなるためにこれやろうぜってやってる状態でしかありえないんじゃないかと思っております。
で、一方で、あ、これあんまり良くないなーって思っちゃいそうなのが、
自分の中の命題が明確にその人にあって、
それを叶えることがチームの命題よりも強くなっちゃってるっていう状態の人。
こうなってると基本的にチーム編成ってうまくいかないんじゃないかなと思うし、
一緒に組んだ人もその後長く続かないんじゃないかなと思っています。
そういう人ってもうムラムラしてるのが外に出ちゃってるじゃないですか。
このチームのみんなでやり合って結果全員で幸せになろうぜっていうのがゴールに見えてなくて、
俺が俺がでムンムンしてるというか、っていうのも感じちゃうよねっていう。
それってもう結構出てるよみたいな話があるから。
そういう人と組むと、やっぱなんか搾取されてるかというか。
搾取感ね。
搾取感。
搾取いいキーワードかもしれないですね。
ある意味、言ってしまえばね、やりがい搾取じゃないですか、コンペなんて全部。
踏み込んだけど今。
休日返上してね。
休日返上して、ただでクライアントさんのために企画を考えて、
それに対して受け取れるリターンも大きいじゃないですか。
賞をもらえた時に審査員の人に名前知ってもらえるとか。
賞金があったりとかもね。
賞金という明確な見返りもあるし。
ただ構造とか倍率的には、やりがい搾取に対して自分たちもメリットがあるから乗っかってるっていう状態がこの企画コンペというものの本質だと思うんですね。
そうですね。落ちても得られるものがないとやってらんないですからね。
だからこそ賞の途中でたまに課題取り消しになったりすると思うんですけど、
なったりすることがたまーにあるじゃないですか。
そういう時にすごく嫌な気持ちになったりとか批判が噴出するのって、
ある意味そのやりがい搾取だけどこっちのメリットがあるからやってるよっていうことに合意してたところの前提を崩されるからだと思う。
で、そんな搾取感みたいなものっていうのはぶっちゃけこの構造の中にはあるかなと思いつつ、
でもその搾取の中にちゃんとメリットを自分たちの中で戦略的に見出そうぜっていうことで、
このチームの中だけはみんなが共通で共通の目的に向かって動いてるって信頼感がめちゃくちゃ大事なんだけど、
さらにこのチームの中でもなんかこの人から時間とかスキルを搾取されてるっていう感覚を少しでも感じさせちゃうと、
もううまくいかないよねというか。
やっぱこのどっかで裏切ってきそうな不安感みたいなものが出ちゃうと、
もうなんかチームのために企画を出すっていうことを避けるようになる気がする。
たしかに。それなんかコンペだけじゃないですよね。
マネージャーと部下の関係もそうだし、
そうだね。
一個の企画を会社のメンバーでチームビルディングしてやっていくときも、
なんか全く同じ話な気がする。
まさにまさに。本当にそうだと思いますね。
この人に、自分がいいアイデア出したとして、この人に得させちゃうの嫌だなって思わせちゃうというか。
そうなった瞬間にもう全くうまくいかないというか、
チームの中でいいアイデアが出なくなるし、出そうという気概がなくなるし、
もし出たとしてもそれを100%の形で仕上げたいという気持ちがなくなっちゃう。
それ真逆のことを僕は結構意識して仕事してきたかもしれないです。
僕は事業会社なんで、オリエンしてアイデアをもらう立場でもあるので、
自分でももちろん考えるんですけど、一緒にアイデアを考えてくれるパートナーがいっぱいいたときに、
谷口さんにだったら本気を当てたいとか、谷口さんの命題に付き合いたいって思ってもらえるのが、
クライアントとしての一番重要なポイントだなと思ってたんで、
会社の仕事、会社の命題なんだけど、それを僕の命題に変換して、
なぜあなたにやって欲しいか、どういうことを一緒に成し遂げたいかっていうことのセットをめっちゃやるようにしてましたね。
めちゃめちゃいいですね。
じゃあ具体的にどういうムラムラを感じると上ってなっちゃうかということで、
例えばということでちょっと持ってきたんですけど、
例えばね、俺が受賞するためにあなたの力を貸してっていう感じの人。
それ嫌だね。
嫌だよね。
嫌だ。
受賞した時にどんな目的があるのかわからないけど、
こういう人って多分受賞できたら、
これ俺のチームみたいな感じとか、
俺の企画みたいな感じで、
多分ポートフォリオとかに載せたりするんだろうなとか思っちゃうというか、
っていうのを全面に出そうとしちゃう人って、
やっぱ裏切りのビジョンが明確というか。
裏切りのビジョンが明確というか。
確かにね。
手柄取られちゃう系っていうかね。
本当に利用されてる、搾取されてるって思うと、
人はそこについていきたくないですよね。
そうですね。まさに。
その搾取感を感じさせないというか、
感じさせないっていう話というよりは、
別に搾取してないっていうことが大事というか。
そうですね。感じさせないではないです。
思ってないから。
思ってないからね。
普通はというか、いい人は。
そうだね。
で、すごく怖いのが、
搾取全然するっていう気持ちもみじんもないのに、
他の人に搾取しようとしてるなって思われちゃうことが一番、
避けなきゃいけないことというか。
その立ち回りとして、
例えばね、むしろ正面切って、
受賞のためにあなたの力が必要なんです、
っていうような人ほど、
意外と逆に信頼を受ける気がするというか。
ミッションが明確だからですよね。
そう、ミッションが明確だから。
本音でこの人はこれを言ってるんだろうなっていうことが重要ですよね。
そうだね。
でも、僕めっちゃ受賞したくて、
僕が受賞するためにはあなたの力がないと、
どうしても受賞できないって思っちゃったんです、みたいな。
感じで言う人って、
一見なんかちょっとエゴを見せてるように見えるけど、
でも、こういう人ほど受賞した時に、
いや、これは本当にあの人がいないとできなかったんですとか、
これ本当にチームのみんなで作った企画なんです、
みたいなふうに、本心から言ってくれそうじゃないですか。
多分、そういうふうに、
おいおい言えない後ろめたさがあるから逆に、
この受賞のためにあなたの力が必要なんですって、
ムラムラしてる人は言えないんじゃないかみたいな。
確かに。
気もするというかね。
例えばね、今の受賞するためにあなたの力を貸して、
俺が受賞したいからっていうスタンスが透けて見える人っていうのが、
ちょっと変な悪例としてちょっとあるかなと思いましたと。
というのと、もう一個思ったのが、
一緒にやりましょう病というかですね。
誰かと一緒にやることで、
自分の中のスキルを見つけたいっていう命題が先に立っちゃってる人もあるかなと思っています。
それはある意味、チームが受賞するために、
受賞のために必要なワンピース自分、ツーピースがあなたっていう、
チームの命題のピースとしてではなくて、
一緒にやりましょうの中で、
自分の力とか名誉とかやりたいことを見つけようとしてる。
ある意味、自分探しのために相方の時間を使っちゃってるみたいな。
形もあんまり良くない組み方だなと思っているというか。
もちろんコンペってそういう側面もありますよ。
家庭で出てくる分にはいいけどね。
それを目的化しちゃうとちょっとねじれてきちゃうよね。
ねじれてきちゃう。
それはもちろん自分の中の自分探しっていう意味で大事なんだけど、
そこが主ではいけないというかね。
もちろんそれをやりたいというエゴはありながら、
でもまずはそのエゴと、
あなたが賞を受賞したいというエゴがあったとしたら、
その間にあるものをまず2人で目的をちゃんと明確にして、
そこに向けてやるという憲法を定めましょうっていうやり取りができないとダメだよね。
だからこの一緒にやりましょうに縋っちゃうと良くないというかね。
このコンペはチーム全員で進む険しい長旅なのであって、
お前の一人旅じゃないんだと。
自分探しすなということだと思うんですよ。
付き合わされてるだけでお前の人生に勝手に巻き込まれたぞ、
でも尻は拭かなきゃいけないんだよなみたいな組み方になっちゃうと信頼関係が崩れちゃうから、
そうではない組み方をちゃんと気持ちというか本心から模索しなきゃいけないなというふうに思っているということでございます。
そうですね。なんか誘う時にそれ意識しなきゃいけないなとも思うし、
誘われた時も僕共通の目的が見出せないまま何か一緒にやりましょうって言われても断ってるかも。
そうだね。確かに。
声かけされた時に。
そんなにされないんですけど、一緒にコンペやりましょうとか言われることほぼないんですけど、
ないんだけど、そういう感じだったら断るかもって想像して思ったっていう。
そうですね。
そこまで暇じゃないしなっていうのもあるかも。
20代初期フェーズだったら全然やってたかも。
今結構自分がやりたい命題が増えてきてるから、
そこにないものにやってる時間を取ってる暇が人生においてないっていう感じになってるかなと思うんで、
僕もでも知り合いの人とかに仕事お願いする時も命題の共有にめっちゃ時間かけますね。
命題の共有に一番時間をかけて、で、ハウはその人のことを信頼してるからもう口出さないっていうのが、
結構プロデュースしていく立場としては一番大事なんじゃないかなとは思ってますね。
ワンピースも一緒じゃないですか。乗ってる船員のミッションは違うけど、世界一のコックになるとか、あいつを倒したいとかあるけど、
でもルフィの大きな命題と重なる部分があるからあの船に乗ってるわけですよね。
そうだね。
船でルフィが俺が海賊王になるって言ってるけど、それだけのために本当に突き進み始めたら、なんか解散じゃないですか。
確かに。俺海賊王になりてえから、お前料理作ってないからみたいな感じになっちゃったらダメだよねと。
船、同じ船を乗ってもらう以上は、なんで乗ってるのかをみんながわかってる船じゃないと強くないっていう。
めっちゃそうっすね。なんか今の話で、自分の体験も思ったんですけど、
先年会議のアートとコピーっていう、僕がコピーライター側になって、もう一人デザイナーさんで参加されてる方と絵と言葉っていうチームを組んで、
その絵と言葉のコンビで何か課題だったりコンペに挑戦するっていう講座があったんですけど、
その中で僕はずっとチームの命題を見つけることを最初にめっちゃ時間かけてやってたんですよ。
初対面で会う相方なんで、その人とまずどういうアイデア作るかみたいなところじゃなくて、
自分はこういう企画が好きなんですと。こういうアイデアで受賞したくて、受賞の先にこういうことを目指してるんですと。
その上で君はどうかと。そもそもコンペというのの目的は受賞がしたいことか?みたいなところから擦り合わせて、
そうじゃないなら別の共通のゴールを探そうね、みたいな話を最初にまず何時間もするっていうことをやって、
結果としてアイデアを出すことに時間を使う時間は他のチームより少なかったかもしれないんだけど、
でもそれでめっちゃ上手くいったんですよ。全ての回。
確かにね。コピーとかデザインの話から入るのは良くないかもしれないですね。
まさにそうだと思います。
表現のこのアイデアがそうだし、あなたはデザインできるんでこういうことをやってください。私はこれやりますみたいなのも、
なんかあんまりビルディングな感じしないですもんね。
そうだと思います。だから本当にチームを組みたいと思った人に声かけさせてもらうことあるんですけど、
基本的にはスキルを見てあなたと組みたいんですっていうことはあんまなくて、
まずなんか最初どっかで話す機会があった時に、あなたはどういう経緯でクリエイティブやろうと思ったんですかみたいなこととか、
好きな企画とか目指してるもので何なんですかみたいな、その名題、その人の名題をまず聞きたいんですよ。
その人の名題を聞いた上で、その人が持ってるスキルがあって、
そのどっちもとすり合いそうだなと思った時に声かけさせてもらうみたいなことが多いんで、
分かってる人ほどそれやってる気がするというか。
ちょっとそんな感じで言ってきたんですけど、長く続いてる人とか結果出てる、
コンスタントに結果出し続けてる人っていうのはやっぱりチームで名題共有してるっていうのが大前提にあると思ってるんで、
その僕もチームで名題共有してチームのために戦える人間でありたいなと思ったんで、
ちょっと次回を込めてこんな話をさせてもらいましたという感じでございます。