2025-09-12 17:47

932.ChatGPTをカウンセラー代わりにするのはなぜ危うい?──言葉が生む暗示の怖さ

繰り返し口にした言葉は、ときに自分や相手に「暗示」として働きます。


それは、外見を褒める・指摘する場面はもちろん、愚痴や悩みを語るときも同じ。

言葉を重ねすぎることで感情が増幅し、思考が固まってしまうことがあるのです。


今回の配信では、私が企業研修やカウンセリングで実践している「言葉の選び方」と、AIとの会話に潜むリスクを解説。

ChatGPTが延々と聞き役を担うことで感情が強化されてしまう危うさ、人間のカウンセリングだからこそできる制御との違いについて掘り下げます。


あなたが日常で使う言葉は、未来の行動や気分に確実に影響を及ぼしています・・・・・・!


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サマリー

エピソード932では、カウンセリングにおける言葉の重要性とAIを用いた相談の危険性が探求されています。具体的には、自己暗示やネガティブな言葉の影響が人にどのように及ぶかが分析され、カウンセリングの際の言葉の選び方が心に与える影響が説明されています。また、AIカウンセリングの危険性として、継続的な会話がネガティブな感情を強化する可能性があり、言葉の選び方が重要であると議論されています。さらに、依存を避けるために人間によるカウンセリングの大切さが強調されています。

企業研修と服の診断
最近、いろいろ企業の研修のお仕事がありがたいことに多くて、
それこそ3、40人、50人とかぐらい集まっていただいて、
見出し並みのこととか、あとはセルフブランディングのこととかお話しすることもあるんですけど、
もう少し小規模で5、6名様ぐらいで、企業の幹部の方だけとかね、
特定の採用担当の方だけとか、いろんな目的で特定の方だけ集まっていただいて、
その方たちに似合う服を診断して、どういう服を着るべきかみたいなことを伝えするという研修も結構あるんですよ。
だから、複数人をいろいろ似合う服の診断をさせていただくんですけど、
顔立ちとか体型とかね、あとはパーソナルカラーとか。
この間もそんなお仕事があって、結構皆さん明るい方で分け合い合いと5、6名ぐらいの方が進んでたんですけど、
その診断の中でね、久野さんすごくいい言い回しをしてくれますねって言われたんですよ。
どういうことかっていうと、例えば、僕ね顔が丸くなってポッチャリしてきちゃってねみたいなお顔の診断をするときにおっしゃったら、
なんか優しい雰囲気のお顔立ちですよねとか、柔らかいお顔にまなみがあって柔らかいお顔立ちですよねみたいな言い方に言い換えるわけですよ、私は。
あとは女性がね、もう肌日焼けでも塗ってるんだけどすごい焼けちゃって、もう顔も黒いんですよねみたいな言い方をされるときも、私が言うときは健康的な肌色でとかっていう言い方をするわけですよ。
だから特に外見のことはね、前回の指導とハラスメントの境界線ってお話をしまして、そこにもちょっとつながってくるんですけど、外見のことについてどうしても触れなければいけない仕事なので、
そういう意味では言葉使い、言葉の選び方、とってもやっぱり気にしなきゃいけないと思っていつも自戒してるんですけど、自分でね。
プラス心理カウンセラーでもあるので、心理カウンセリングっていう作業というか行為も言葉という道具を使って心をやりとりするというか、心の中を覗かせていただいたりとか、心を変えていったりするので、言葉ってとっても大事なツールなんですよね。
だから心理カウンセラーっていう職業でもとっても大事にしているんですよね。
心理カウンセラー的な側面が強いのかもしれないんですけど、特に外見のことを触れるときに、絶対に悪く言わないようにしてるっていうのは当たり前のことなんですけど、とっても大事で、
これはでも自分にとってでもとっても、自分に対してもなるべく悪く言わないようにしてる。
それは言葉って暗示をかけてしまうからっていうのがあるんですよね。
言葉の使い方によって自分に暗示がかかっちゃう。
これがとても怖いことだと思っていて、お客様に悪い言い方をしないのも、お客様に叱られたくないからとか、悪く思われたくないからとか、もちろんそういうのもないとは言いませんよ。
ないとは言いませんが、お客様ご自身に自分で自分に暗示をかけるようなことをしてほしくないので、変な暗示がかかってしまう、悪い暗示がかかってしまう言葉を使っていただきたくないっていうのがあるんですよね。
だからわざわざ言い換えるんです。
今日はこのあたりの言葉の選び方と自己暗示みたいなことをちょっとお話ししていこうかなと思っております。
次の自分に着替えるラジオ、本日で932回目の配信でございます。
この番組では、服を着替えるように自分も丸ごとアップデート。
ファッションと心理学の力であなたの次の一歩を軽やかに後押しします。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の日佐野美佐です。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。
言葉の持つ力と暗示
さあ、言葉の持つ力ってやっぱり結構すごくて、だからこそ心理カウンセリングの有効性が出るって話なんですけど、
その外見一つとっても、その例えば顔が丸いとかね、さっき例に挙げた肌色が肌が焼けているとか、
それ自体って本来はいいも悪いもないはずなんですよ。
ないはずなのに、またよく研修でさ、例に挙げることを挙げつらいますが、
例えばちょっと前ね、ある美容雑誌で、
ブルベは透明感があるけどイエベは木ぐすみみたいなことを書いたわけですよ。
はあ、まさかっていうね、とんでもない表現されたもんだなって感じですけど、
なんかそれえらい、ほらなんかブルベマウンティングみたいなね、
私ブルベなの?ってかっていうことが、イエベ人ってマウンティングに聞こえるみたいな現象にまでなっちゃってるわけですよね。
だからでも本来であれば別にイエベンブルベ自体も別に種類が違うっていうだけであって、
いい悪いもないはずなのに、それが人によって人為的に勝ちづけされてるだけ。
主に言葉の力によってダビリングされてるんですね。で勝ちづけされちゃうんですよ。
だからそういう意味でその言葉ってやっぱりね、前のリニューアル、このラジオリニューアル前のタイトルじゃないですけど、
呪いにも暗示にもなるので、やっぱりちゃんと慎重に使わなきゃいけないんですよね。
だから体型のことをぽっちゃりって言うと、なんかネガティブな捉え方をしてしまうような人でも、
丸み、それは柔らかそうもんだって受け取るだけでだいぶ考え方が変わってくるわけなので、
その使い方っていうのはね、やっぱりちゃんとしておいた方がいいんじゃないかなって思うんです。
これは自分の外見、自分とかもお客様とかの外見のことだけじゃなくて、全部のことにも言えると思うんですけど、
特にそのネガティブな言葉を吐くっていうシーンで言うと、結構ほら、愚痴を言うとかってあるじゃないですか。
こう悩んだりしたときに、愚痴を言ってすっきりするっていうことって確かにあるんですよ。
ただ、その愚痴を言って結局ネガティブなことをずっと語ることになりますよね。
で、吐き出してすっきりするのはもちろん大事、とっても大事。
その心理カウンセリングの効能って一部はそこにあるので、
溜めとかないで吐き出す、喋るっていうことですっきりするっていう効能は確実にあるので、
愚痴を吐き出すのは大事なんだけど、それを必要以上にその話をしすぎる、語りすぎると、かえってそのことが暗示になっちゃうんですよね。
暗示になってしまって、その感情から離れられなくなってしまったり、その感情を強めてしまうことがあるんですよね。
言葉にする、吐き出してすっきりすることと、言葉にして自分の中でその感情に対して確信を持ちすぎて、
する目のように味わってしまうこととはまた別物。
なので、ここを注意しなきゃいけなくて、その辺も心理カウンセリングのときはめちゃくちゃ注意していて、
吐き出してすっきりするところまでは話していただくけど、それ以上話すことでその感情が固着化しちゃう、
強化されちゃうみたいなことは避けなきゃいけないので、そのバランスでとっても気を使っているんですよね、世の中の心理カウンセラーって。
AIとカウンセリングの未来
だから、話だけ聞いてて楽そうだなとか、なんで話だけ聞くのにこんなお金取られるのみたいなことを時々SNSとかでそういう投稿を見たりするんですけど、
何人をどれくらい話してもらうかをめちゃめちゃコントロールしているので、単にぼーっと聞いてるわけではないんですよね。
だから、そういう意味では単に聞いてくれるだけだったら、最近で言うとAIでいいじゃないかみたいな流れもあったりするじゃないですか。
私もとってもよく使ってますよ、チャットGPTとかね、そういうの好きだから、そういうデバイスというかツールね、チャットGPTとGoogle系のジェミニとクロードを使い分けて比べてみて、
これがこっちがいいんだななんてことを比べたりするのが個人的に好きですよ。
そんなAIにその愚痴を言ったり悩み事を相談して、カウンセラーのように聞いてもらって、これはもう未来的にカウンセラーがいらなくなるかもしれないなんてことまでおっしゃってる方もいたりするんですけど、
今言ったロジックで結構注意が必要で、うちに新規で相談に来てくださるクライアントさんの中には、チャットGPTに悩みを相談してみたら、ひたすら聞いてくれるじゃないですか。
なんせ向こうはエネルギーが必要ないというか、人間と違って疲れを知らないわけなんで、ずっと時間関係なく聞いてくれますよね。
ずっと話してたら、聞いてくれるがゆえにどんどんどんどんその怒りが増幅してしまって止まらなくなっちゃったっていう、どんどん荒の方向に考えが進んでいっちゃってるっていう人結構いるんですよね。
だからそれが本当の人のカウンセラーであれば、これ以上掘り下げる、この話題を掘り下げることがクライアントにとって本当に有益かどうかを判断するんですよ。
この話をずっと延々と話してもらうことが有益であれば話してもらいますけども、そうじゃなくてここらで一旦ちょっと話題をまとめてみようとか、堂々巡りになっちゃって、あるいは荒の方向に行っちゃってるからちょっと引き戻そうとか、ちょっとこの辺で整理して一回その感情と距離を取ってもらおうとかね。
そういうのをあれこれ考えながら進めていくんですけど、AIって無限に聞き続けるんですよね。何でかっていうと、AIはやっぱり自分を使い続けて欲しいからずっと引き止めようとするんですよね。
最近のチャットGPTとか結構その傾向強くないですか。使ってらっしゃる方、気づいてませんか。バージョンっていうのかな、5に進化したじゃないですか。進化以降、何か質問をしたときに必ず最後、疑問形で返してくるんですよね。
キサノさんはこの問題に対して、こうがいいですか、こうがいいですか。一応答えを返しつつ、もう一回聞いてくるんですよ。そうするとこっちも答えたくなっちゃう。また聞いてくるんですよ。会話を続けようとしてるんですよね。前のバージョン以上に。
それはどのツールもそうだけど、やっぱり有料ツールである以上、依存させなきゃいけないっていう、どうしても作り手の思惑が乗っかってきてるんですよね。そういうツールであれば、ユーザーに依存されたところで、そこに人手が割かれるわけじゃないわけなんで、いくらでも依存させていいわけですよ。
それやっちゃうんですよね。これあんまり私、よくないんじゃないかなと思っていて。だから、延々に質問されて、その会話を続けることで、やっぱりカウンセリング的なことをAIとやっちゃうと、変なネガティブな感情が固まってしまったり、強化されちゃったりすることがあるので、ちょっと危ないなって思いました。
言葉をどこで区切るかというか、その使う言葉に気をつけさせる存在。あんまり使わないほうがいい言葉、続けないほうがいい話を区切る存在っていうのはとっても大事なんだけど、それはもうシステム上AIではあり得ない話ですよね。
人間カウンセリングの重要性
自らAIが人間との関係を切ろうとしないわけなので。でも、人間がやるカウンセリングは人間であるがゆえに、受けてカウンセラーの方にもエネルギーが、カウンセラーの方のエネルギーが有限なんですよね。
だから、永遠に聞き続けていられないし、カウンセラーの身は一つしかないので、クライアントに依存されてしまっては困るわけです。もちろん、カウンセラー倫理として依存させないっていう倫理はあるけれども、その倫理以上に依存されたら困るっていうのがあるので、絶対に依存させないんですよ。
チャットDBと違って、カウンセラーは自分の身が一つしかないので、相手を依存させるほど儲かるわけではないので、倫理云々よりも先に依存させることができない。そういう構造の上に成り立っている心理カウンセリングだからこそ、お互いに安心できる。お互いに人だから安心できるっていうのはそこにあるんじゃないかって私は思うんですよね。
そういう意味では、まだまだ人がいるカウンセリングっていうのはまだまだまだニーズはあると思うし、チャットDBのおかげで、AIのおかげで、カウンセリングってこんなにいいもんなんだ、人に気を遣わずに悩みを話せるってこんなにいいもんだって感じてもらう機会が増えたのはとってもいいことだと思うんですけど、もしそれを感じている方がいたら、ぜひ人によるカウンセリングをやってみてください。
人によるカウンセリングはきっともっといいものなので、ぜひ一歩踏み出してほしいななんていうふうに個人的には思いました。
使う言葉、話す話、自分にどう安心なるかっていうのもね、ぜひ意識してみていただきたいなと思いますし、外見にせよ感情にせよね、言葉で自分に貼ったラベル次第で、将来の自分の行動とか気分がね変わっていきますので、ぜひちょっと意識して使ってみていただけるといいんじゃないでしょうか。
皆さん日常的に使ってしまっている言葉、ついついたくさん話してしまっている話ありませんか。そしてそれがあなたの感情とか行動に影響を予防しているなってことありませんかね。
ぜひあれば番組概要欄のマシュマロか、もしくはSpotify、YouTubeのコメント機能で教えてください。それ以外にもね、皆さんからのお悩みとかトークテーマのリクエストなどまだまだお待ちしております。お気軽にお寄せください。
そしてそして、私が始めた新サービス、パーソナルリビルド。そういったね、皆さんのその自分へのラベル付けみたいなものも改められる、そんなカリキュラムサポートサービスになっています。
服装着替えるだけでも自分に対する認識って変わりますが、やっぱりそれだけではまだまだ足りなくて、そこに心理カウンセリングを掛け合わせていくことで、すごく自分を再構築する力がより強まっていきます。
新しい人生の軌路に立った方、転職するとか起業したいとか、復職するとか、そういった方には特にお勧めのサービスになっていますので、3ヶ月の期間でじっくり自分を見つめながら、一緒に私が伴奏して再構築していくプログラム。
今ならモニターさん、あと1名か2名くらい受け止められますので、モニター特別価格で体験いただけます。東京のサロンに特に直接いらっしゃる方、そして男性、まだいらっしゃらないのでモニターさんで男性、特に歓迎しておりますので、ぜひご関心がある方は番組概覧から詳細をお問い合わせいただけると嬉しいです。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。バイバイ。
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