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2024-12-18 21:18

875.お悩み相談「ひどい冷え性で・・・どうして皆、冬にスカートを履けるの?」

※2024/12/19追記 タイトルと説明欄が誤っていました!申し訳ありません!


リスナーさんのお悩みに回答!気温が10度を下回ると、冷えて冷えてスカートなんかとても履けない・・・皆我慢して履いてるの?というお話に、ファッションでできる防寒対策の基本に加え、根本的な解決策も乙足しました!


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サマリー

このエピソードでは、冷え性に悩むリスナーからの質問に対して、防寒対策や素材選びに関するアドバイスが紹介されています。特に、ウール素材の肌着の重要性や重ね着の効果について詳しく説明され、体質の見直しも提案されています。「パーカーおじさん」のファッション戦略は、外見だけでなく健康にも焦点を当てています。筋肉を増やすことや貧血の検査を通じて、オシャレは健康から生まれるというメッセージが伝えられています。

冷え性の悩みと対策
はい、ということで、今日はいただいたご質問に回答する回でございます。この季節ならではのご質問をいただきましたので、早速回答していきたいと思います。読みます。
久野先生、こんにちは。私はひどい冷え性で、冬になるとおしゃれ割の次で冷え対策をしなければなりません。いつも裏肝パンツとヒートテックレギンスを重ねて何とかしのいでいますが、それでも気温10度以下の日には寒いので、スカートなんてとても履けません。
去年どうしても着てみたい冬ものワンピースがあったので、ヒートテックキャミ、ハラマキ、110デニールタイツ、裏肝スパッツを重ねてみましたが、寒くて震えが止まりませんでした。別の機会に、ハラマキの上にカイロを貼ってみたら、軽い低温火傷を起こしたのか、赤みと痒みが出てしまいました。
今年は蓄熱素材のペチコートと150デニールの裏肝タイツを買ってみましたが、試着の段階でちっとも温かさを感じられず断念しました。裏肝のペチパンツを買い足すことも検討しましたが、厚地同士を重ねると表にひびいたり、圧迫感が辛くなりそうで、また手を出していません。
寒い中、オシャレなスカート姿の人を見ると羨ましく思います。皆さん、インナーは何を選んでいらっしゃるのでしょうか?それともオシャレは我慢なのでしょうか?冬にスカートを履く時の良い冷え対策がありましたら教えてください。
はい、ありがとうございます。冷えてきましたからね、この時期ね。結構パーソナルスタイリングのお客様でもね、冷えで困っちゃうとかね。冷え以外にも、ニットの特有のチクチクする感じが嫌だとか。
冬になると夏もそうですけどね、冬は冬でその洋服の着心地と自分の快適さの兼ね合い、脳悩みってすごくたくさんいただくので、今日は質問者様にも、そして同じように冷え性に悩んでいる方にもヒントになるようなお話をしていけたらと思います。
ということで、オシャレな呪いとグラジオ、本日で875回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールオシャレな呪いをバーサバーサ解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野理沙です。本日もよろしくお願いいたします。
まず、寒いですよねということで、防寒の基本になるんですけど、ファッションで防寒するときに考えるのは主に2つの視点です。
1つは素材、暖かくなるような繊維ですよね。洋服というのは繊維を寄り合わせた糸を折ったり編んだりして生地が作られ、その生地を縫い合わせたりなどして1枚の洋服に仕上げていくわけなので、洋服の最小単位と申しますか、その繊維というのは1つ1つ特性があるわけですね。
天然繊維と呼ばれる自然のものから、動物だったり植物だったりからいただいた繊維もあれば、人間が人工的に作った繊維もありますけれども、それぞれに特性を持っているので、その中の保温性が高いものを選ぶということが、まず1つ防寒対策の要になるわけですね。
もう1つの要というのは、それをどう着るか、着方、使い方の問題なので、この2つをしっかり守っていくということが大事になるわけです。
また1つ目の素材、繊維の話ですが、ここの質問者さんの話の中に出てきたヒートテック。ヒートテックというのは防寒の文脈では必ず出てくる名称になりましたけれども、
いわゆるヒートテックというのは、防寒・保温機能を持った、あったか機能を持った肌着全般を皆さん指して使っていらっしゃることが多いんですけど、本来は少々登録ですよね。
ユニクロが出しているそのあったかい発熱特性を持った繊維を使った商品の総称というかがヒートテックなわけです。
このヒートテックというのは天然素材ではありません。ユニクロが作った素材で、どういう特性を持っているかというと、体から出る水蒸気を吸収して、その水蒸気の中の分子、水分子の運動を熱に変えるという、そういう特殊な機能を持ったものなんですね。
あったかいはあったかいんですけど、水蒸気を吸っていくので、デメリットとしてはよく聞かれるのは、乾燥しやすいというデメリットがよく聞かれますよね。
乾燥肌の方がヒートテックを着てしまうと痒くなるというのは、すごくよく聞く話ではあります。それは水蒸気を吸ってしまうので、差もありなんていう感じですよね。
そういう化学繊維、人工的な素材で特殊な機能を持たせることによって、あったかくなりますよというものももちろんあるんですが、天然繊維の中では一番あったかいとされるものはウールなんですね。羊毛、羊の毛です。
これ多分感じ方にもよるし、体質にもよると思うんですけど、お客様に結構アドバイスしていると、人によってはウールの肌着の方がヒートテックよりあったかく感じたという方も結構いらっしゃるんですよ。
体質の見直し
質問者さん、かなりひどい冷え性ということなので、もうとっくにやっているよというアドバイスだったら申し訳ないんですけど、この先もいろいろアドバイスするんですが、やってらっしゃることも多いかもしれないですが、一応チェックリストとして、おさらいとして振り返ってもらいたいのは、もしかするとウールの肌着の方があったかく感じるかもしれないので、素材を見直してみるというのは一つ提案としてしたいなと思います。
ウールの100%の肌着は正直ヒートテックのような人工的に作れる素材よりもどうしても単価は上がりやすくなるので、肌着だから試着できるところも少ないんですけど、できるところが見つかったら一回試着してみていただくといいのかなとは思うんですけど、
よくあるのはアウトドアブランドなんかではヒートテックのような化学繊維を使ってしまうと、汗をかくとちょっと冷えちゃうことがあったりするんですよ、化学繊維って。
ウールの方が汗もしっかり吸ってくれて、すぐ乾いて、放出性があるので、湿気を吸い取って放出してくれる機能があるので、汗びえが起こりづらいんですよね。
ウールの素材を使っていることが結構多いので、有名なのはモンベルさんとかありますけど、そういうところで見つかりやすいですし、化学繊維の肌着が、肌が痒くなっちゃうという方も多いので、そういう方向けに敏感肌用の肌着なんかも出てますので、検索すれば結構たくさん見つかると思いますので、ウールのようなものにしてみる。
裏肝スパッツなんかもね、ほとんどが多分ポリエステルだと思うんですよね。だからちょっとね、天然素材に変えてみるっていうのは一つ提案としてはしたいなというところですね。これが一つ目の素材の話。
2つ目、使い方なんですけど、もうこの質問者さんやってらっしゃるんですけど、やっぱり防寒って、あったかくて分厚いものを一枚ドカンと切るより、薄くても保温性のあるものを重ねたほうが防寒性能って高まるんですよね。
要はそのたくさん重ねることで、この空気の層を作る。このできた空気の層のその空気が温まって、外からの風を侵入を防ぎ、あったかい感覚をもたらしてくれるわけなんですね。
なので一枚分厚いダウンコートをバーンと着るよりは、薄手のウールの肌着、薄手のウールのニット、その上にフリースのブルゾンを着て、さらにインナーダウンを着て、もう一丁ウールコートみたいな感じのほうがTシャツにダウンよりも防寒性能は上がりやすい。
重ねるときも厚いものを2枚重ねるよりも、もしかしたら心もたない感じがしても薄いものを3枚重ねたほうがあったかいかもしれないので、そこも試してみていただきたいなと思います。
重ねることで空気の層を作るイメージにしていただく。これが着こなしのコツです。
朗読でできることで、このポッドキャストでお伝えできるレベルとしてはこの程度なんですけど、ここから先は、質問者さんがもしかしたら全然求めていない方向性のアドバイスかもしれない。
ひさのから得られるアドバイスとは思わなかった方向のアドバイスかもしれないけど、でも私はこっちの話をした方が根本原因を潰せるんじゃないかなと思うので、あえて言わせてもらうと、
これだけスカートが履けないぐらい冷えてるっていうことは、洋服を見直すより先に体を見直したほうがいいのかなっていう気もします。
なんでこんな話をするかというと、私スタリストであると同時に公認心理師なんですね。心理カウンセリングも専業、専門なんですよ。
心理カウンセリングで鉄則っていうのがあって、心の問題があったときに、何かその方が問題を抱えたときに、それがまず頭から心の問題だって考えて心理療法をやるのではなくて、
体質的な問題とか、何かその裏に病気的なもの、生理的なものが隠されていないかということをまず確認しましょうっていうのが、大大大鉄則なんですね。
私これって心理の問題だけでなくて、ファッションにも絶対適応するべきだと思っていて、なので心理カウンセラーっていう観点からの、この先はアドバイスになるんですけど、
それだけなんでひどい冷え症になっちゃったのかなっていうのを、もしもうチェックされていて原因がわかっているようであれば本当に申し訳ないんですけど、
まだチェックされていないようだったら、体を一回チェックしてみたほうがいいんじゃないかなって思います。
そうしないと結局、いつまで経っても対処療法、対処療法でしかならないので、
今年はウールの肌着に変えることでなんとかスカートを履けた。
でも来年もっと冷え症が進んじゃって、今度はウールじゃ足りなくなっちゃったってことになりかねないわけですね。
やっぱりファッションでできることって冷え症に関しては限られているので、質問者さんの内容で言いましたけども、
今もこんなに努力をしてらっしゃるのに、それでも寒くてスカートを履けないっていうのは、やっぱりちょっと体のことを一回見直したほうがいいんじゃないかなって思ったんですね。
みんな、それともおしゃれは我慢なんでしょうかってメッセージに書かれてたけど、スカート履いてる人がそこまで我慢して履いてるわけじゃないです。
だから質問者さんが、私は我慢が足りないんだって思う人は全くなくて、むしろそこまで我慢しなきゃスカートが履けない状態っていうのは、やっぱり一回体をチェックしたほうがいいかなって思うんですね。
これはひどい病気だとかそういうことじゃなくて、私が一番懸念しているのは筋肉量が足りないんじゃないかなっていうことです。
だから一回、例えばジムに通ってらっしゃったら、よくジムにインボディだって呼ばれるような、結構高機能な体重計で、体の筋肉量を測れる体重計あったりするじゃないですか。
そういうので測ってみるとかして、一回ちょっと筋肉量をチェックしたほうがいいんじゃないかなって思うんです。
やっぱり筋肉が発熱帯なので、人間の筋肉がないと血流が回っていかないから冷えるんです、めちゃくちゃ。
これは筋肉がない場合の冷え性は、重ね着でそれをカバーしようと思うと逆効果になることが結構あって。
防寒アイテムって体にフィットするものが多いんですよ、当たり前ですけど。
体の周りの空気を逃さないようにするのが目的なんで、フィットするじゃないですか。
そうするとどうしても血流が悪くなりがちなんですよ。
圧迫感が辛くなるって書いてありましたよね。
筋肉と体の重要性
当然で、やっぱり体にフィットするようになっているので、当然体の圧迫感が出ちゃうんですね。
そうすると筋肉量がない方の場合、余計に筋肉がないから血流をタラでさえ回せないのに、
重ね着した防寒アイテムのせいで余計に血流が悪くなっちゃって、どんどん冷え性が進んじゃうってことはあるんですよ。
この場合はやっぱり何を置いても筋肉を増やすしかないんですね。
一番大きい筋肉を増やすのが効率がいいので、お尻と太もも、スクワットですよ。
これが遠回りのようで一番効果が早い。
これ私も実体験から実は言っていて、私もめちゃめちゃ冷え性だったんですね、もともと。子供の前まで。
子供でからいよいよむくみもひどいし、パーソナルトレーナーをつけてトレーニングしたんです。
今もずっと続けていて筋肉が増えている実感もあって、年々薄切れするようになっています。本当にこれは。
だから健康のためにもなるし、筋肉がある人は筋肉があるからスカート履けてるんですよね。
だから別に我慢してるわけじゃないんですよ、全然。
だから一回ね、ちょっとね、ぜひ筋肉量は見てもらいたいなって思うんです。
だからね、よくおしゃれするときにね、体づくりが大事だよっていうのは、決して痩せてスタイル、痩せ方になりましょうってことじゃ全然なくって、
やっぱり筋肉があるとできる着こなしが増えるわけですよ、単純に防寒っていう意味でも。
冬でもちょっとした薄着ができたりするんです。筋肉があると。
だからそういう意味でもね、ちょっと余計な汗だって感じかもしれないし、
そんなことは久野に質問して求めてなかったって思うかもしれないけど、ちょっと一回気にさせてもらいたい。
なんか、体組成系とかで。
で、えー筋肉って思うかもしれないけど、ぜひつけてもらいたい。広がるから絶対。
っていうのが一つ。
あとは筋肉があっても貧血だとやっぱり血流悪くなっちゃうので、女性も貧血多いんだ、すごい。
私もそうだしね。前回の配信でも言いましたけど。
貧血だとやっぱり末端まで血が行かないから冷えるんですよね。
だからそれも一回検査してほしいんだ。
検査して悪いことはないわけだし。
なんかこのドリンクを飲めばあったかくなるよなんて言わないから、私はそういうことじゃなくて、
この健康ドリンクとかそういう健康食材、健康食材を売ろうとするわけじゃなくって、
本当にこれは基本的な話で、筋肉と貧血、両方血流に関わる話なんだけど、
これがあると本当に若々しくなるし、
言ってることが全部、こうかこうのが全部怪しい健康食材売ろうとしてるみたいな感じになってるけど、
本当これは普通の話で。
だから一回それは確認してほしいなって思います。
やっぱりね、オシャレは我慢じゃないんですよね。
健康あってのオシャレなんですよ。
オシャレは我慢はしなくていいし、オシャレは我慢っていう人の言葉は聞かなくていいけど、
でも健康な体あってのオシャレっていうのは間違いない真実なので、
ちょっとそこは一回調べてみてほしいなって思います。
総合的なファッションのアドバイス
ファッションの相談をされて、ファッションの相談話だけしてればいいなって、
いいんじゃないかなって思われる時もあるかもしれないんですけど、
でもやっぱりファッションって心身ともに総合的に影響するものなので、
だからね、私心理カウンセリングと一緒にやってるっていうのもあるし、
体もね、大事。体もメンタルとファッション両方に影響するのでとっても大事なので、
ぜひね、ちょっとそこも含めて考えてほしいなと。
もしちょっと筋肉力が足りないかもとか貧血かもっていう場合には、
今年は無理かもしれないけど、今から始めれば3ヶ月くらいで体が変わってくるからね、
もしかしたら今年の最後の方にはスカート履けるようになってるかもしれないし、
来年には間違いなく、あ、意外とスカート履けるかもってなるから、
ちょっとヒサノがうるせえから一回調べてみるかっていう気持ちでいいから、
ぜひ一回調べてみてほしいなと思います。
そういうところも含めてね、やっぱりトータルでアドバイスするので、
うちはフォースタイルはね。フォースタイルだったね、私のスタイリングはね。
だから何だろうな、何でこういうファッションみんながしてるのにできないんだろうって思ったら、
今回質問してくれたのはすごく嬉しかったんですけど、
ぜひ相談してほしいなと思います。このラジオでもいいし、
パーソナルスタイリング頼んでもらえたらもっとね、
いろいろ今までどういうことやってきたかとか聞くと、より問題の確信に迫りやすい。
どうせオシャレするなら、お手先のアドバイスしたくないんですよね。
本本的に総合的に、それを通じて生活全般が良くなる、人生全般が良くなるアドバイスしてますから、
ぜひお気軽にお相談いただきたいなというふうに思います。
まずはね、ノートのメンバーシップ、服装心理ラボに入会していただく方々でもね、
チャットで相談していただけるので、ぜひそちらからでも結構ですのでね、
ぜひぜひ飛び込んでいただければと思います。
質問者さんはまず、体操整形、貧血チェック、ぜひぜひよろしくお願いします。
良ければチェックした結果を教えてほしいな、ぜひメッセージください。
ということで、リスナーさんの中でも同じようなことがあって、
筋肉で解決しましたって人がいたら、ぜひ感想いただけたらきっと励みになると思いますのでね、
ぜひそういう筋肉で全てを解決した方がいらっしゃれば、
ぜひ励ましのメッセージもお願いいたします。
番組概要欄にありますマシュマロにお送りいただくか、
もしくはSpotifyでお聞きの方はコメント機能を使ってお気軽にお寄せください。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
21:18

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