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2024-12-11 16:02

873.「鏡」がキーワード。知ると頭が良くなる「メタ認知」とは

パーソナルスタイリストを育てる中で常に意識している「メタ認知」。なぜ自分を客観的に見ることが学習効率を高め、思考力を向上させるのか。プロの視点から、メタ認知の仕組みと活用法についてお話ししました。


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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で873回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願い致します。
さあ、続いてるんですよ。引き続き、マシンピラディス。
いや、めちゃめちゃ続いてる。私にしては。ハマったんだと思うんですよね。
いや、なんか、やっぱ体調もいいし、なんか負荷が程よい。まあ、程よくちゃいけないんでしょうけどね、本当はね。ちょっとつらいぐらいじゃなきゃいけないんでしょうけど。
まあ、でもその分回数稼ごうっていう感じで、今週3ぐらい行ってるんですよね。行き過ぎじゃないですかね。っていう感じなんですけど。でもね、唯一不満があって、鏡がないんですよ。鏡。
なんか一応ね、それは、そのスタジオ的には、考えられた上でのことであって。わかんない。あの、経費節減に理由をつけてるだけかもしれないですけど。
一応なんか、理由はあって、その鏡があるとできてない自分が見えちゃうじゃないですか。
だからそういうことを気にせず、なんかのびのびやってもらう、まあ初心者向けっていうことなんでしょうね。
あの初心者向けのっていう感じのコンセプトなんだろうなっていうのが随所から伝わるスタジオなんで、鏡がないっていうのもその一環なんじゃないかなっていうところで。
まあ現にね、私みたいな比較的マシンピラティス、ピラティスって結構若い方も多いと思うので、まあそういうユーザーの中では比較的大人な、大人なって言い方しますけど、大人な年齢の私もね、来てるっていうことは成功してるんでしょうけど、コンセプトが。
でもね、鏡は私欲しかったなあと思って。
かたやさ、いろいろマシンピラティスハマったから調べてみると、天井にまで鏡を張り巡らせてるスタジオもあったりして、それはコンセプトが逆で、どこを見てもどういう体勢でも自分が今どういう体勢でやってるかっていうフォームのチェックができますよみたいな、だから上達しますよっていうコンセプトで。
確かにマシンピラティスってね、転がってる姿勢もね、多いですよね。やってる方はよく分かると思うんですけど、だから天井にもあったらすごいいいですよねって思って。
だからね、そういうコンセプトのスタジオもある中で、私がやってるところは鏡がないんですけど、鏡は欲しかったんですよ。
なんでかって言うと、やっぱりフォームがちゃんとできてるか確認したくなっちゃうんですよね。
で、私特にね、自分がどのくらいできてるか、何ができてないかっていうのをチェックするっていうのはもう職業が落成のようになっていて。
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というのは、学習心理学っていう心理学の中でのジャンルでね、どうやったら学習効率が上がるか。
要は効率よく学べるか、早く学べるか、早く学んだ効果を出すかっていう研究の中で分かっているのが、その学習にはメタ認知っていうのが大事だよっていうことがよく研究で結果が出てるんですね。
なので、私は教える仕事なので、ファッションを一般の方に教える、あるいはスタリストとかイメージコンサルタントになるための知識をその道を目指す人に教える。大学で教える。教えることが今メインの仕事なんで、
学習心理学みたいなことはすごく日々意識してね、教えてるんですけど、だからメタ認知っていうのも日々意識してるんですよ。
このメタ認知っていうのが、メタはカタカナね、認知は認知能力の認知。少し話前にこのポッドキャストでもしたことあると思うんですけど、このいわばピラティスでいうところの鏡がもたらすものっていうのがメタ認知なんですよ。
メタ認知を常に意識してるので、ピラティスにおいても私は鏡がないとちょっと学習効率下がるかもな、技術のスキルアップのペースが下がるかもなってつい思っちゃうんです。メタ認知どういうことかっていうと、自分の学習過程、学習ステップについて認知する、考えるっていうこと、そういう能力のことなんですね。
例えば勉強であれば、私はこの内容をどれくらい理解できてるだろうかとか、あとは理解できてないのはどんなところだろうとか、あとはこの方法で勉強していたことでどれくらい理解できただろうかみたいな、自分の学習状態を自分で観察して評価していくっていうこと。これがメタ認知があるとできることなんですよね。
つまり、自分のことをまた上から見ている別の自分がいるみたいなイメージですよね。第三者的な視点で客観的に鳥の視点っていう感じで、自分のことをさらに上から見て、この人はできてるかなっていうのを把握する能力。
これがすごい大事で、私が教えるときに重視していることなんですよね。学習心理学では、成績がいわゆる良い人、頭が良いと言われるような人はメタ認知の能力が高い、メタ認知の能力を高く持っている。
だけどそうじゃない人はやっぱり学習が進みづらいっていう、これが分かってるんですね。だからまず、教えられたことを雨雲に勉強して、何ができてて何ができてないのかみたいなことを考えずにとにかくやるっていうよりは、常に私は今何が苦手なんだろう、何ができてないんだろう、何が分かっているんだろうということを客観的に把握しながらできないところについて、
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じゃあどうしてできてないんだろう、どうやったらできるようになるんだろうということを客観的に常に判断して評価して、それによってやり方をいろいろ変えて進めていく人の方がやっぱり学習効率は上がるよねということなんですよ。
だからピラティスって言うと常に鏡を見ながら、先生が肩の位置をこう下げてって言って、頭ではそうやってるつもりだったけど鏡を見たら全然できてないじゃんとかね、分かると姿勢を正すことができますよね。
だからピラティスといえば、あるいは何のスポーツにしても姿勢が大事なスポーツであれば、鏡がありさえすれば比較的メタ認知というのは補助してくれるツールがあるということになるので、メタ認知をすることは楽になるわけですよね。
だけど学習はなかなか難しいんですよ。メタ認知を持つというのは結構難しい。そもそもメタ認知を持ててるっていう時点で結構頭がいいよねって話もあるぐらい、どっちが先なんだっていう感じもあるぐらいメタ認知は結構難しくて、これまで意識してなかった方も多いので、
フォースタイルパーソナルスタイリストスクール、FPSSでいうと大人の人が通ってくるので、これまでの学習経験がある方たちばかりじゃないですか。義務教育だったり高等教育だったりで。その過程の中で残念ながら日本では、海外でもそうだと思うんですけど、メタ認知について語られることってないと思うんですよ。
学習の科目について教えられることがあっても、なぜか学習の仕方みたいなことって、体系的に時間をとってしっかり教えてもらえることってないと思うんですよね。私、学習方法の時間っていう、そういう時間割の中でそういう時間があってもいいと思うんですよ、特に大学年とか。ない。今の小学校を見ててもない。
だから本当にメタ認知がある人って、なんとなく手探りでいろいろやってるうちに、こういうふうに客観的に自分の学習状況をフォーカスするのが大事なんだなって思って、自力で手探りでたどり着いて獲得したみたいな人ばっかりなんで、FPSSに入ってくる大人の方が全員メタ認知があるわけじゃないんですよね。
だからそれをファッションの知識とかスタイリング力、スタイリング技術とかをお伝えすると同時に、メタ認知っていうのも能力として身につけてもらえるように指導はしてるんですよ。
なんでメタ認知が身につけるのが難しいかっていうと、やっぱり要因があって、とにかく自分を客観的に見なきゃいけないってことなんで、客観性を持つって、ただでさえ難しいですよね。
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自分自身を観察するっていうことは、観察する人も自分だし、観察される人も自分だから、自分のスポーツでフォームを確認するのに鏡があるんだったらいいんですけど、そうじゃないです。
自分の考え、学びっていう脳の中で起こっている状態を客観視するって結構難しいので、何らかの課題の結果で判断するとかね、そういうことで評価していかなきゃいけないから難しいんですよね。客観性を持つっていうことがまず。
あとはやっぱりすごく脳に負荷がかかりますよね。だってまず学びつつも、例えば課題をFPSSだったらスタイリング課題をやりつつも、頭の一方ではスタイリングについて考えつつ、その一方で客観的にこのスタイリングを先生にも提出したとしたら、どこが評削されるだろうなって考える。
同時並行して思考を処理していかなきゃいけないっていうのは、すごい脳に負荷がかかる。特にその難しいスタイリング課題に取り組んでいるときは、どうしてもその課題に集中しちゃうから、この課題のどこができていないのかみたいな客観的な視点を持つことってすごい難しい。
だからメタ認知ってなかなか難しいし、あとはメタ認知を持つと自分のできていないところも客観的にフラットに判断しなきゃいけないんだけど、でも自分ができていないっていうことを認めるってなかなか難しいですよね。
自分の欠点には人間誰でも無意識に向き合いたくない。メタ認知を持つことって少なからず痛みを伴うから持ちたくない。知らない方が幸せだったじゃないですけど、そうなりがちな部分もあるからね。なかなか難しいんですよね。
そういう意味では、やっぱり自分でメタに俯瞰して客観的に判断することが難しい部分はどうしても出てくるので、だからやっぱり指導者が必要なんですよね。指導者であれば本当に客観的、それは自分と違う人間ですから客観的に指導してくれるし。
だからパーソナルスタリストもイメージコンサルタントも何か資格を取ろうと思わなければ、診断スキルとか診断資格とか取ろうと思わなければ、ただコーディネートするだけオシャレを教えるだけだったら別にスクールに通わなくても開業できるっちゃできる。国会資格じゃないし開業することが違法でもないわけなので。
なんだけどやっぱりプロになるためには自分のコーディネート力とかファッションを教える技術っていうのがちゃんとお金をいただける程度であるかどうかっていうのは客観的に見なきゃいけなくて、そもそもその客観的に判断する能力が自分にあるかっていうことを確認しておかないといけない。
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客観的に判断できないと自分のサービス価格がどれくらいなのかっていうのも、自分のクオリティーがどれくらいなのか、自分の市場における価値がどれくらいなのかっていうのを客観的に判断しなきゃいけないわけだけど、それがその客観性ってのがないとできないわけだから、そういう意味ではやっぱりある程度誰かについて指導してもらってっていうのはそういう意味でも大切だよねっていうところはありますよね。
特にね、うちのFPSSではこの間、パーソナルカラー診断の授業があったんですけど、色の見分け方っていう能力がパーソナルカラー診断ではすごい大事なんですよね。
それは当然で、この色はブルベの色なのか、この色はエイブの色なのかみたいなことを一般の方よりももっと細かく見分けなきゃいけない。
でもこれって結構視覚なので感覚的な部分だから、なんで見分けを間違ってしまうのかとか、どう間違えてるのかとか、どの程度惜しいのかみたいなことって客観的に判断結構難しいんですよね。
それもその方が今後卒業した後に自分で客観的に判断できる、つまりメダ認知の力を持っているように、こういうところに着目するんだというのを指導しつつ、
具体的にあなたの今の色の見分けの状況っていうのはこうだよっていうフィードバックをするっていう。
ここは結構メダ認知の重要性っていうのがすごい効いてくるところなんじゃないかなっていうふうには思いますね。
そういう意味でFPSSに通ってもらえば、自分のことを本当に一生勉強なんでね、スターリストやるっていう。
だからメダ認知っていうのはずっとついて回るし、あると便利。
つまりだってメダ認知って別に自分のできないところだけに気づくわけじゃなくて、できるところにも気づけるので、
そうなってくると、自分は人よりもここの理解力があるなってわかれば、そこを売りにしたサービスにもつなげられるっていうことなんで、
やっぱりビジネスってすごい大事なんですよね。
だからその力も身につけてもらいたいなって。
そういうことって案外と将来的にスターリストを辞めてしまったとしても、一生活かせるから、
せっかくFPSSに通ってくれたんだったら、そういう一生活かせる知識をお伝えしたいなと思って、
パルキダムには特別書きませんけど、そういうところこそ大事かなと思って、日々指導しております。
皆さんどうでしょうかね、メダ認知。
ちょっと難しい用語でしたが、皆さんの日々の学びに生きてくる概念ですので、
ちょっと自分はどうかなって考えていただけると嬉しいなというふうに思います。
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ということで、この番組では皆さんからのお悩みご質問をお待ちしております。
学習に関すること、ファッション以外でも資格を取ろうとしているとか、
来年に向けてこんなご勉強を考えているとか、いらっしゃると思いますので、
何かお悩みとか進め方の疑問などありましたら、そういったご質問でも結構ですので、お気軽にお寄せください。
もちろん、これまで通りのファッションとか心理に関するご質問もお待ちしております。
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FPSS、人生に役立つことも学べるFPSSも、座席少なくなってまいりました。
次回の開講は1月18日が初回授業。申し込み締め切りは1月11日ですけども、席少なくなってきましたので、
ぜひぜひ年内にお早めに申し込み手続きいただければと思います。
こちらも番組概要欄にリンクを貼っておきますのでご覧ください。
また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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