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2024-09-16 19:41

848.人は変えられない。でも上司として部下を変えなきゃいけないとき、どうする?

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このPodcastでは度々「人は変えられないから、自分が変わろう」と言い続けています。が。例えば仕事で部下を指導しなきゃいけないときや、部下に変わってもらわなきゃいけないときだってあるわけですよね。じゃあそういうときどうする?企業研修でお伝えして喜ばれるそのノウハウを語りました。自分を変えたい人にも、効きます!


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サマリー

このエピソードでは、ファッションや見出し並みの重要性を掘り下げ、特に管理職が部下の見た目を指導する際の難しさを探ります。また、ヘルスビリーフモデルを通じて、行動変容のための効果的なコミュニケーション方法を紹介します。さらに、部下を変える必要がある管理者に向けて、危機感を持たせる仕組みやメリットの提示、行動を促す方法を探求し、ヘルスビリーフモデルを用いて自分自身の行動の理由を考える重要性や効果的な研修の実施方法についても明らかにします。

おしゃれの重要性と指導の難しさ
はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で848回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の日産のりさです。本日もよろしくお願いいたします。
さあちょっと最近はね、あの更新がちょっと間が空きがちではあるんですけども、おかげさまでまだまだ暑いんですけども、ちょっと暦の上では秋到来かということを実感するのがまあ非常に忙しくしておりますね。ありがとうございます。
秋口っていうとね、やっぱりいろんなメディアからの取材も多くてでして、この間ちらっと言ったかもしれないですけど、来週の火曜日はアイラさんですね、週刊誌のアイラさんでちょっとコメントさせていただいたのが掲載したりとかされるんですけどね、今ちょっと見本し送ってくださっているそうなので、あの実際にはちゃんと紙面が届いてからちょっとね詳しく告知させていただければと思うんですけども、そういう取材がいろいろあったりとか、
あとこのね秋口に多いのがね、やっぱり企業様での研修ですねがかなり多くて、個人のお客様のパーソナルスタンディングは正直もうちょっと体感温度が下がらないと、体感温度が下がると急にバタバタバタっとまとめてご依頼が来るんですけど、やっぱりなかなかね気温が下がらないとっていうところがあるんですけど、あの企業はね、あの小読みで動いてますので、小読みで予算組がありまして、それで動いてるので、9月入ったらね結構まあ秋の研修ということでやりましょうっていう感じで。
昨日もね名古屋に行ってきまして、ある企業様でね研修させていただいたんですけども、なのであの4スタイルパーソナルスタリッドスクールの卒業生で、あの名古屋在住の人とか名古屋に近い卒業生さんとかにも来てもらって、手伝ってもらいつつですね、やったんですけども、あの最近ね結構多いのが、あのこれまで通り本当にその実際に現場で働く人向けに見出し並みの研修。
最近は本当にマナー研修っていうのは年度始めにあるぐらいで、最近メインで多いのはやっぱりオフィスカジュアルの研修とか、あとはそのブランディングの研修ですよね。
あの特に高めの商品を売っている営業マンの皆様に、その信頼感を出すための見た目はどうしたらいいかみたいな、そういう研修が最近は多いんですけど、それに加えてね増えているのが、この見出し並みを指導するための研修ですね。
いわゆる管理職以上の方の研修とかですね、そういった研修が結構多くて、実は昨日もね、その見出し並みを指導できるように、アドバイスできるようになるための研修をね、昨日はさせていただいたんですけど。
まあこれはね、私もね常日頃仕事として、見出し並みアドバイスとかファッションアドバイスとか仕事なので、もう本当にずっと実感していることでもあるし、フォースタイル、パーソナルスタイルとスクールでも教えていることでもあるんですけど、やっぱり見出し並みってすごいデリケートな問題なんです。
だから、なおさらこうなんだろうな、普通にね仕事のスキルとか仕事についての注意をするのは、全然苦手意識がない管理職の方でも、やっぱりね見出し並みを指導しなきゃいけないとなると途端に腰が引けちゃったりとか、思うように指導ができなくなっちゃったりする人がすごい多いんですよね。
これなぜかというと、やっぱり例えば服装の注意であったとしても、服装なんて単なる物で、物なんだから、普通に注意すればいいって考えても良さそうなものなんだけど、でもなんでこんなに気を使うようになっちゃうかというと、やっぱり心理学の実験でもそれが証明されているんですけど、
服装って人の体にぴったりついてるじゃないですか。その人とこう同一化しちゃうんですよね。
なので服の評価ってイコール本人の評価になっちゃうっていうところが結構あって、だからこそ服を変えるとその人の印象が変わって、その人自身が変わったかのような印象を受ける。
だから服でイメージコントロールすることが有効であるっていうことでもあるんですけど、その反面その服はイコール本人みたいなものなので、服を注意する、指摘するっていうことは、その本人の人格を指摘してしまったかのような印象を与えることもあり、本人が自分の人格を否定されたかのような傷ついた感覚を持ってしまったりすることもある。
だからその本人自身を指摘するのと同じぐらい、服装指摘するのもやっぱり気を使ってというか、うまく伝わるように、相手が受け入れられるように伝える必要があるんですよね。
職場での見出し並みっていうのは、本当にそれこそお客様への印象に直結するということは、やっぱり仕事の成果にもつながってくることなので、見出し並み変えろとかね。
よく私このラジオで、人は変えられないから自分が変わろうとかよく言いますけど、そうは言ってもね、その管理職とか上司の立場で、部下の見出し並みどうしようもないな、だめだなって思ったとしても、まあ人は変わらないからしょうがない。本人が気づくの待とう、なんてことを悠長に言ってられない現実もやっぱりあるわけですよね。
だから基本的には人を変えるのは難しいし、すごく困難なんだけれども、やっぱりそう変わってもらうために何かアクションを取らなきゃいけないということがあって、そのためにいろいろ教えるわけなんですよ。
なので、見出し並みの指導者研修とかアドバイザー研修とか言っても、その見出し並みの何だろうかとかね、その見出し並みのマナーとか、ファッションの知識面を教えるっていうよりはむしろ、そのどう伝えるか、相手が傷つくかもしれないことをどう伝えて相手が変わってくれるかっていうね、その伝え方の指導、伝え方の研修の方が内容的にはメインなんですよ。
ヘルスビリーフモデルの紹介
なのでスタイリストとして赴いているというよりはですね、やっぱり本人心理師として講演をしているという方が感覚的には近くなるのが、見出し並み指導者研修なんですよね。
その研修の中で結構よく使うのが、ヘルスビリーフモデルっていうのがあって、これを知っていると、見出し並みはもちろんなんですけど、結構ね、何だろうな、何か指導をしなきゃいけないとか、相手に変わってほしいなって思っている人は、いろいろ使うんですよ。
いろいろ使えるんじゃないかなと思うので、ぜひ覚えておいていただきたいなと思って、今日お話ししようと思うんですけど。
ヘルスビリーフモデル、健康信念モデルって日本語では言いますけど、健康っていう言葉がついているので、基本的によく使われるのは健康に関する指導の場ですね。
保健指導ってやつですよね。
人間ドッグとか言っても、健康診断とか受けても、保健師さんとかお医者様から生活習慣のヒアリングがあって、それに基づいて、ちょっと生活習慣に問題がありそうだな、生活習慣病になりそうだなとか、なってるなっていう方がいれば、指導があるじゃないですか。
その時に、患者さんに聞き入れてもらいやすいような伝え方というのが、かなりいろいろ研究されているわけなんですね。
その一つ、健康とか主に生活習慣ですよね。
健康に関わるような生活習慣を変えるためにはどうしたらいいか。
人が生活習慣を変えるときには何が起こっているのかっていうのを研究した、解き明かしたのが、このヘルスビリーフモデルっていうやつなんですね。
あくまで生活習慣に関することなんですけど、意外と身だし並みにも使える。
生活習慣のことなので、毎日毎日やっていることには結構活用できるので、身だし並み以外にも毎日毎日やるようなことなんかには使えるんじゃないかと思うので、ぜひ覚えていただきたいんですけど。
人が毎日毎日やるような行動って、やっぱり行動の中でも変わりづらい行動の一つなわけなんですけど、
そんな毎日毎日習慣のようになっている生活習慣を、人はどういうときに変えるかっていうと、
まず一つ目は、何かこう重大性とか危機感がまず生まれたとき、まず必要な条件としては重大性があって、それがもたらす自分の中での危機感。
まずこれが絶対的に大事なんですね。
だから、例えば身だし並みでいうと、身だし並みがビジネスに大きな影響を与えるっていう重大性をまず理解していることが前提なわけですよ。
だから理解していない人には、まずそこから教育しなきゃいけないんだけど、身だし並みによっては、営業先に行ったときに印象が悪くなって、仕事がスムーズに進まなくなることがあるとかね、
せっかくいくら仕事を頑張っても信頼感を得られないことがあるとか、仕事を頑張る前に、その仕事を頑張るチャンスももらえないことがあるかもよ、みたいなこととか、
そういう身だし並みの重大性をまず理解しているということが大前提で、それが重大だけど、自分はもしかしてできていないから、
例えば、これは具体的な失敗を経験したほうが、より危機感が生まれるとは思うんですけれども、
身だし並みが悪かったことで、取り行き先の印象があまり良くなかったということが分かったとか、具体的にそういう経験があったほうがよりいいんだけれども、
行動変容のための戦略
でも、その脅威を感じられることができれば、まずそれが条件として一つ満たされていることになりますね。
でも、それだけでは、危機感だけでは、なかなか人は行動しないわけです。やっぱり毎日の身だし並みを変えるのは面倒くさいし、アイロンをかけるとか、丁寧に手入れするとか、面倒くさいわけですよ。
そういう面倒くさいということとか、あとは、もし本気で身だし並みを変えようと思ったら、もしかしたら新しい服を買わなきゃいけないかもしれない。
でも、福岡にはお金がかかるわけで、そのお金がかかるということとか、そういう行動を起こすにあたって思いつく障害とかデメリットですよね。
こちらのほうが、やっぱり多く思い浮かんでしまうと、なかなか人はいくら脅威を感じていても、行動をとらないわけです。
なんだけど、脅威を感じた上で、そのデメリットを上回るメリットも同時に感じられれば、行動に移すことができる。
例えば、面倒くさいけれども、行動を起こすことで、脅威からも当然逃れられるし、何なら好印象を得ることで、今までより、これまでよりずっと仕事が進みやすくなるかもしれないとか、
あるいは、最近会社でも、会社のイメージアップとか、あとは乱す波を良くすることを強く会社のほうでも意識しているようだから、社内での評判も上がるかもしれないなとか、
何なら、これを機会に乱す波を変えたらモテるかもしれないなとか、分からないけどね。
ちょっと乱す波のことを調べてみたら、意外とオシャレって楽しいかもしれないなとか、気分転換にもなるかもしれないなとか、そういったいろいろオシャレなメリットがあるわけで、そういったものを知ることができれば、
そしてそのメリットが、デメリットを上回ったときに初めて行動しようという気持ちが生まれる。
さらにそこに行動するきっかけとか、その行動する第一歩を下げる何かアクションが他社からもたらされると、よりスムーズにスッと行動に移れるわけです。
例えば、そんな気味に、スーツの実はアルビキンを僕は持っているよって言い出すとかですね、そうすると、あ、だったら今のうちに流行期限9月末までか、じゃあ使っておこうかとかね、これもきっかけですよね。
あとは、ちょうど会社でスタイリストさん呼んでもらって、なんかこうお買い物同行に行ってくれるみたいだとかね、これなんかものすごい大きいきっかけですよね。
そういう行動のハードルを下げてくれるようなきっかけがあると、スルッといけるわけなので、まずそのことに対する重大性を感じてもらって、危機感が生まれた状態。
その上で行動することのデメリットよりも、メリットが上回った状態できっかけがあると行動する。
部下を変えるためのアプローチ
まあ大変ですね。だから人は変えられないよって私が言うのも分かると思うんですけど、ここまでお膳立てしないと変わらないってことなんですけど、お膳立てすれば変わるっていうことでもあったりはするので、この危機感を感じさせる仕組みとかね、
あとはメリットに気づいてもらうとか、そういったものをしっかりと仕組み化していくと、相手を変えることができるよっていうことになるわけなので、この辺を丁寧にお伝えをしていって、
企業に合わせた危機感の感じさせ方とか、あとはメリットの提示とか、きっかけをどう作るかみたいな仕組みづくりですよね。結局は仕組みなんだけど、一緒に人事の方とかと考えていったり、ワーク的に管理者の方に考えてもらいながらアイデアを出し合ったり、いろんな部署の管理の方に詰まってもらってアイデアを出し合ったりみたいな感じの検証をやっていくわけです。
単純に見出し並みだけじゃなくて、他のジャンルにも使えるということで結構楽しんでいただけるので、そういう研修が最近増えているところなんですよね。
これね、自分が何で行動を起こせないんだろうなって、自分自身について悩んじゃうことも結構あると思うんですけど、その時にもこのヘルスビリーフモデルにのっとって考えていくと、意外と理由が見つかったりするんですよ。
なんか今の私には、行動することによるデメリットとか、あるいは行動しないことによるメリットっていうのもあるんですけど、の方が行動することによるメリットよりも大きく感じちゃってるからだなとか。
じゃあこの行動することによるメリットってもっと何か考えてみようとかね、そういう感じでやっていくと意外と行動できるようになったりするので、ぜひ自分にも適応してもらえるといいんじゃないかなというふうに思います。
こういうことって意外とパーソナルスタリストとかイメージコンサルタント、つまり個人のお客様だけを相手にしているようなファッションの仕事をやっていると、意外とこういう知見ってたまらないんですよ。
なんでかっていうと、パーソナルスタリストとかイメージコンサルタントのもとには、基本的には変わりたい人、ファッションを変えたい人、身だし並みを変えたい人しか来ないんですよ。
それはそうですよね。そういうサービスに自分から申し込むわけなので。だから基本的にはやる気がある人しか来ないんです。
だから身だし並みに対してやる気がない人をどう変えるかっていう知見はたまっていかないんですよね。
だからこういうことを学ぼうと思って企業が、ファッションのことだからパーソナルスタリストとかでも講師できるだろうと思って頼んでも、こういうことは教えてもらえないんですよね。
パーソナルスタリストのもとには基本的にはおしゃれを変えたいと思う前向きな人しか来ないので、そういう人に効き目があるトークとか知識とか行動の仕方しか知らないので教えられないんですよね。
私そういうものだって思ってる。
基本的にやっぱりスタリストとかイメコンやる人はおしゃれが好きな人が多いので、おしゃれの知識がないからできないだけで、知ればみんな楽しいからやるはずだって、どっかナチュラルに思っちゃってる方も多いんですよ。
なので、本当に世の中におしゃれが嫌いな人がいるとか、面倒くささがわかっちゃう人がいるっていうのが、頭ではわかってるけど、心から実感できない部分も多分あって、そういう人と接することがないのでね。
だからそういう方に研修をお願いすると、すごく知識は教えてもらえるんだけど、その知識をどっかの方に伝えれば、きっとみんなエリキが出るはずですから終わっちゃうっていうことが、お話としてよく聞くことなんですよね。
だけどやっぱり企業研修で、私みたいに企業に伺うことが多いと、明らかにこの研修受けたくないと思ってるなっていう方がたくさんいるので、私としてはすごい期待いただけるんですよね。
研修って会社が設定するものなので、当然その内容に興味があって、知りたかったって思ってらっしゃる社員さんもいれば、その時間があったら自分の仕事を進めたいよって思ってる人もいるっていうのが正直なところじゃないですか。
研修講師としてのスキル向上
そういう人をいかにこちらを向いてもらって、これやったらちょっとやってみてもいいかなって思ってもらえるかっていうのは、日々このヘルスビリーフモデルをはじめとして、いろんな研究があるので、それを本当に日々実践する毎日っていう感じなんですよね。
その辺の実際のところ、そういう研究が出てて、こういうモデルがありますよっていう理論だけじゃなくて、それを実際に使ってこんなことがありました、あんなこともありましたよ、こういう実績が出ましたよとか、こういう経験がありましたみたいなこともあわせてお伝えすることで、上司の方、管理職の方が私の代わりに部下の方の見出し並みをちょっと改善するようなお手伝いができるようにっていう感じで伝えられています。
だから、パーソナルスタリストとしての必要なスキルとか知識と、見出し並みの研修講師になるために必要な知識って、一致しているところもすごい多いんだけど、全然違うところも結構あるんですよね。
だから、似合う服の診断ができるようになったからって、じゃあ見出し並み研修講師まで仕事を広げられるかっていうと、なかなかそういうことでもなかったりしますし、
アパレル販売員としてのスキルがあって、ファッションの知識、服飾専門学校も出ているし、ファッションの知識を持っているからといって、その研修講師がうまくできるかっていうと、決してそういうものでもないのが難しいところなので、見出し並みの研修講師の仕事に興味があるよっていう方は、
フォースタイルパーソナルスタイルショースクールで服装心理学を学んだほうが、たぶんやりやすいと思いますので、来年春ぐらいに次開講すると思うので、詳細はまたフォースタイルパーソナルスタイルショースクール公式ラインでお届けしますので、登録まだの方はぜひ登録いただいて、そして今日お伝えしたヘルスビリーフモデル、ぜひ自分が行動するためにも使ってみていただければ嬉しいなというふうに思います。
ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのお悩みご質問もお待ちしております。番組概要欄にありますマシュマロ、もしくはSpotifyでお聞きの方はコメント機能を使ってぜひお気軽にお寄せください。ということでまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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