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2022-02-22 11:57

421.お客様に感想を伺うときのNGワード、知ってる? from Radiotalk

接客業では、お客様のご感想はサービス満足度の大事な指標。でもその聞き方によっては、知りたい答えが返ってこなくなってしまうんです…

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で421回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野です。本日もよろしくお願いいたします。
昨日配信をお休みしてしまいましたので、今週1回目の配信ということです。
今日はカウンセリングのお話をしようかなと思っていて、
フォースタイル、パーソナルスタイリストスクール、パーソナルスタイリストとかイメージコンサルタントとかを養成するスクールをやってるんですけど、
他と経緯が違うのは、カウンセリングの指導にかなり力を入れてるってところなんですよ。
私が国家資格である公認心理師を持っているっていうこともあって、もともとは心理学畑の出身ですので、
そういう意味でも自分自身が心理学とファッションを組み合わせて、ファッションのお悩みのご相談に乗りながら、
アドバイスをしながら、心理的な面のサポートもしてきたっていうところもあって、
そこがやっぱり、特にこれからの時代は特にね、これまでもそうだったんですけど、
これからの時代は特に欠かせなくなってくるかなって思うので、指導に力を入れてるっていうことでもあるんですよね。
私、カウンセリングの技術とか知識って、パーソナルスタリストとかイメージコンサルタントに関わらず、
接客、対人職、接客業の人はあらゆる人が自分を守る意味でもね、自分のメンタルヘルスを守るっていう意味でも、
絶対学んでおいた方がいいと正直思ってるんですよ。
もちろん私も企業さんで研修させていただいたりとか、そういうね、カリキュラム取り入れてくださっているところもあるんですけど、
やっぱりね、お客様のためでもあるんですけど、働く自分のためでもあるんですよね。
なので本当に必要だなって思っていて、だからね、うちのスクールではもちろんガッツリカリキュラム時間を取ってお伝えしてるんですけど、
心理カウンセリングって心理分析みたいなさ、そういう心理検査を行うとかね、そういうイメージでいるとそこまでパーソナルスタリングとかイメコンには必要ないでしょって思う方いるんですけど、
そうじゃなくて、カウンセリングってやっぱり聞くことなんですよ。プロの聞く技術なんですよね。
つまり聞くことで、心理カウンセリングであれば相手の心理的な悩みを吹き出すっていうことだし、対人職、接客業では相手のニーズを引き出す技術っていうことなんですよね。
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だから対人職であればどんな仕事でも実は必要だっていうことなんですよね。
中でも特にファッション、イメコンとかね、パーソナルスタリストに必要だなって思っているのは、やっぱりその外見の悩みってその心理的な悩み、コンプレックスみたいなものにどうしても直結するし、
身だし並みを構わなくなってきたっていうことが鬱病の初期症状だったりするし、やっぱり心と見た目ってすごく密接に関連しているので、
特にカウンセリングの技術が接客業の中でも大事なんじゃないかなって思っているんですよ。
なので聞く技術ですから、その技術の中には込み入った難しいものももちろんありますが、すごく根本的な会話の基本みたいな技術もたくさんあるんですね。
例えば、よくお客様のご感想、サービスを受けたご感想とかを聞くっていうことも、もちろんカウンセリング的なアプローチなんですけれども、
よりカウンセラーらしいというかカウンセリングの技術を使ったアプローチっていうことで言うと、単にお客様のご感想を聞くんじゃなくて、どう聞くかっていう聞き方がやっぱり大事なわけですよ。
お買い物のね、例えばお買い物同行っていうサービスがよくイメコンとかパーソナルスタリストであるんですけど、一緒にお客様と一緒に商業施設とかに行って、
お似合いになる服とかお客様のニーズを満たす服をお見立てするっていうサービスですけど、その実践練習なんかをFPSS、うちのスクールでね、やることやるカリキュラムがあるんですけど、
その時にも終わった後の反省会で、自分が提案したスタイリングを試着してもらった時に、お客様役のモニターさんにどういう風に感想を聞けばいいのか、
その切り出し方とか聞き方ってその具体的な言葉ですよね。どういう言葉で聞いたらいいのかっていうのがよくわからなかった。
実際やってみたら感想聞かなきゃ、感想聞かなきゃっていうのは言われてるからすごい思うんだけど、どういう切り出し方で聞けばいいのかっていうのがよくわからなかったし、
わからなかったっていう質問が結構多かったり、あとは実際聞いてみたんだけど、なんかいまいち自分が聞きたい感想が返ってこなかったというか、ちゃんと聞けなかったみたいな。
そういうその反省会で質問とか感想をもらうことがすごい多いんですよ。やっぱりこれも聞き方がまずかったっていうことなんですよね。
こういう悩みを持っちゃううちの生徒がね、一番多い聞き方ってお客さんに対してどういう聞き方してるかっていうと、
どうですかこのスタイリング、こんな感じで大丈夫ですかねっていう聞き方が一番多いんですよ。これで大丈夫ですかっていう聞き方が一番多いんです。
これ絶対ね、もうやっちゃうんですよ、みんな。やっちゃうんですけど、この聞き方が一番ダメなんです。
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大丈夫ですかって。人間ね、大丈夫ですかって聞かれたら、大丈夫ですとしか言えないんですよ。そこで大丈夫じゃないです、ちょっとこれがって言える人って、
割とメンタルが強い人というか、割と自分の意見を言うのに慣れてる人ですよね。すごく気を使ってしまう人とか、そうでなくても初対面の人としゃべるのが苦手みたいな特徴がちょっとでもある方は、
大丈夫ですかって聞かれて、大丈夫です以外の反応ってしづらいですよ、やっぱり。
どういうふうに聞けばどんな方でも素直な感想を言いやすいかっていうと、不安なことは何かありませんか?とか、
こういう着こなしでなんか嫌だなって思うことありませんか?気になるとこありませんか?っていう聞き方。
つまり、ネガティブな情報をあえて引き出すような聞き方。大丈夫ですか、大丈夫ですって言葉って意味合いとしてポジティブじゃないですか。
じゃなくて、不安なことはないですかっていうふうに、ネガティブな情報を引き出すような聞き方をするっていうところがポイントです。
こうやって聞かれると、不安なことありませんかって聞かれると、いや実は、嫌なことありませんか?いや実はって言いやすいんですよ。
これって何かっていうと、人間って質問の趣旨に対して、その趣旨に沿った方向でしか答えにくいんですよね。
大丈夫ですかって聞かれたら、大丈夫だって言ってほしいんだろうなって思っちゃうから大丈夫ですって、その方向でしか答えづらい。
だけど不安なことないですかって聞いたら、不安なことを聞きたいんだなって思うので言いやすいんですよ。
特にない場合はね、捏造して作るまではしないと思うので、やりませんって言ってくれたと思うんだけど、やっぱりちょっとでも気になるところとか、ちょっと嫌だなって思ったことがあったら、不安なことないですか?
嫌なこととかありませんかって聞くと言いやすいわけですよ。
じゃあ、でもなんでこういう聞き方をサービス提供者の方ができないかっていうと、やっぱりサービス提供者はどんなに頑張ろうって思ってても、やっぱり自分の提供者サービスをいいと思ってほしいので、ネガティブな感想を聞きたくないのが本心なんですよね。
だからよっぽど気をつけてないとどうしてもつい大丈夫ですかって聞いちゃうんですよ。
大丈夫ですって言ってほしいからですね。
例えばよく、私なんかもドキドキやっちゃうんですけど、子供が例えば転んだりとかして泣いちゃうじゃないですか。
つい泣かないの?とか言っちゃうじゃないですか。あれ泣いてほしくないからですよね。泣かないの?って言ったって無理な話で、でも泣いてほしくないからつい泣かないの?とか言っちゃうわけですよ。
やっぱり人間の声をかけてどうしても自分の本心が出てしまうので、そこをグッと抑えて、こういう聞き方をするっていうふうに、ある種こういう面ではマニュアル的に覚えておいたほうが、かえって良かったりするんですよね。
こういうふうに言うって決めておくってことですよね。
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なので、つい大丈夫ですかって聞き方になっちゃうので、そうじゃなくてこういう時は不安なことありませんか?嫌なことありませんか?って聞き方をするんだっていうふうに覚えておく。
もう体で覚えるっていう感じが一番いいと思うんですよね。
やっぱりサービス提供中にそのネガティブな感想聞きたくないんですよ。聞きたくない気持ちはあるんだけど、できるだけサービス提供中にそういう感想は引き出しておいたほうがいいんですよ。
なぜかっていうと、大丈夫ですかって聞いて無理やり大丈夫って言わせたとしても、もしお客様がネガティブな感想をいただいてたら、その感想が消えるわけじゃないですから、大丈夫ですって口で言わせたからって大丈夫になるわけではないんですよね。
逆にやっぱりサービス提供中にちょっとこれが嫌なんですとかね、ちょっとこのサービス今こういう気持ちであんまり満足してないですみたいなことをサービス提供中に教えてもらったほうがまだ挽回する時間はあるわけですよ。
フォローする時間があるわけですよ。
でもそれをサービス提供中にフォローできなくて終わった後のね、例えばご感想メールで聞いたところでそこからのフォローはやっぱり難しいんですよね。
そういう意味でもやっぱりサービス提供中にネガティブな感想はできるだけ引き出しておくべき。そうなってくるとやっぱり感想の聞き方っていうのがすごく大事になってくるんですよね。
こういった会話のちょっとした言葉の言葉遣いの違いで本当にお客様のその満足度っていうのが変わっていってしまうのでちょっとしたことなんですけどそのビジネスの継続、接客業全般にやることだと思うんですけどね。
ビジネスを継続していてお客様に選んでいただくサービスを作っていくためには本当にこうちょっとしたことがすごい大事なんですよね。
なので本当に専門的なこともカウンセリングのお伝えはしてるんですけど、結構こういうちょっとしたことを知ることが一番実践につながるかなと思ってかなり細かく教えています。
ということでそういったことも教えているFPSS現在第13期を募集中でちょうど今日で締め切りまで1ヶ月を切ったんですけれども、お席はもうかなり数席になってしまいました。毎回少人数制で今のような細かいことまでかなりじっくりお伝えしているスクールなので少人数制でやっている関係でお席かなり1ヶ月あるんですが少なくなってきましたので気になる方はぜひお早めにご入学手続きしていただけると嬉しいです。
3月19日に実は今開講中の12期の基礎講座の発表会をオンライン見学できる機会がありまして、こちらはFPSSのメルマガを登録してくださった方にご案内をお送りしていますので、気になる方はぜひメルマガの登録の方もお願いいたします。
ということでこの番組ではまだまだ皆さんからのご質問もお待ちしております。番組概要欄のマシュマロからお送りください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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