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2023-03-04 11:48

616.教えるのがうまい先生とそうでない先生の見分け from Radiotalk

その先生が教えるのが上手いかどうかって、生徒側から事前に判断するのは難しいですよね。習ってみて「あれ、なんかわかりにくいな・・・?」と思っても、自分の理解力が悪いせいかも、なんて考えてしまったり。そもそもその分野の知識がないから学びに行くわけで、その先生の知識が深いかどうかは生徒が判断できるわけがない、というのが先生選び・スクール選びの難しいところ。でも、その先生がある行動をするかどうかをチェックするだけで、「教える力」が強いかを、実は判断することができるんです。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。本日で616回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、まずはまた届いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師の久野梨彩です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ今日は土曜日ということで、フォースタイルパーソナルスタリストスクールの第14期生が今開校中なんですけれども、
第14期生の今日はパーソナルカラーの診断を練習する授業でして、
ちょっとね、卒業生が再受講してくれたりとかして、ちょっとね生徒数が増えたので、
渋谷の某所でちょっと広いスペースを借りて今日はやってまして、
Twitterでも軽くその模様を動画でちょっとちらっと撮ってお届けしたりはしたんですけれども、
カラー診断ね、受けたことある方はご存知かと思いますけれども、
似合う、自分に似合う色がわかるという診断でして、
実際には正式診断はたくさんの色の布を使って、
布を顔の下に当ててペラペラめくりながら顔色の変化を見て、
どういう色が似合うのかというのを診断していくというのがパーソナルカラーになるわけなので、
色の布を使った診断練習というのはウェブ授業ではなかなかできないので、
そこに関しては対面でしっかりやっていくというところでいつもやっています。
当然、パーソナルカラーの知識は、座学の記錠の知識、理論はもうすでに学んでいるんですけれども、
だからといって実際診断してみてすぐにスムーズにできるかというともちろんそうではなくて、
当然間違える人はいるわけです。
ただやっぱり大事なのは、何で間違えたのかという原因をしっかり教える側が、
講師側が一人一人ちゃんと判断して、それを改善するためのアクションプランを立てるということが私はすごい大事だと思っていますし、
何ならそれをやることこそが講師、先生の仕事だなって私は思っているんですよね。
なので、大人数向けの指導が苦手だったりというのが結構ここにあって、
私先生の仕事って二段構えだと思っていて、
まずは必要な知識っていうのを伝える、分かりやすく教えるっていうのがまず一段目としてあって、
その次にその知識を生徒が学んで、じゃあいざそれを使ってみる。
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使ったり、必要な知識伝えて、それを生徒に使ってもらったときに、
うまく使えない時だったり間違えちゃった時に、その何でかなっていう原因を考えて、
それに対して改善方針を立てて改善していくアクションを取ってもらうっていうのが二段目。
やっぱり一段目しかやらない先生もすごく多いと思うんです。
なんですが一段目って正直、何なら先生がやらなくてもいいんじゃないかなって思ってて、
知識を与えるだけだったら、本読めば済む話だったりもするんですよね。
だったり今はYouTubeでもいろんなコンテンツ出てますしね。
それを見るだけでも知識はつくんですよね。
でもその知識がついてそれを使った時に間違えちゃうとかうまくいかないっていう時に、
何でうまくいかなかったんだろうっていうのを調べて改善を出すっていうことは、
本当に講師しかできない仕事だと思っているので、そっちがすごい重要なんじゃないかなと思っているんです。
なのでFPSSの授業は、知識を伝えるのは動画で動画授業として配信して、
自宅で隙間時間に見てもらうと。
その結果やってみて間違ったところとかよくわからなかったところを私が見るっていうのを、
ライブ授業って呼んでいるリアルタイムでやるっていう二段構えにしているのはその辺にあるんですよね。
そういう学んだ人が何で間違えちゃったのかなっていう問題を整理して改善計画を決めていくことっていうのを、
心理カウンセリングでは見立てって言うんですね。見立てって呼ばれて見るに立てるですね。見立て。見立てるってよく言いますよね。
洋服も見立てるって言いますけどね。カウンセリングでも見立てってよく言うんですけど、
見立てはカウンセリングでは非常に大事。見立てができなかったらカウンセラーになれない。
カウンセリングできないので見立てっていうのが非常に大事とされているので、
だからその感覚で教えることもやっているので、
多分、講師としての仕事の中でも見立てを非常に重要視しているんですよね。
見立てしてもらえなかったら生身の人間に直接教わる意味ってないんじゃないかなって思っているぐらいなので、
特に今日みたいなパーソナルカラー診断の授業っていうのは非常に見立てが大事で、
しかもその場でパッと見立てをするっていうこと、即興的に見立てをするっていうことが、
正確なアクションプラを立てて改善案を出して、これやってみて、こういう練習してみてっていうのがすごい大事だなと思っているんですよ。
例えばパーソナルカラーで言うと、色の濃厚を当てていって、
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当然目の錯覚なんですけど目の錯覚効果で、ある色では顔色が良く見えたり、ある色では悪く見えたりするんですけども、
具体的に言うと顔色が明るく見える効果があるんですが、
とはいえ明るくなって、でも唇とかほっぺたの血色までなくなっちゃうぐらい明るくなるのはNGなんですね。
なのでよくある間違いとしては、顔色が明るくなったっていう効果を過剰に捉えてしまって、
唇とかほっぺたの血色が冷えたことに気づかない。
単純に明るくなったからこれが一番似合う色だって判断しちゃうっていう間違いが非常に多い。
プロとして開業している人でもこういう間違いをしている人がむちゃくちゃ多いです。
これは単純で、顔全体を漠然と見ないということしかないんですよ。
つまり明るくなった方が良いパーツと、明るくならずに色が濃くなった方が良いパーツっていうのが違うんですよね。
具体的に言うと、例えばTゾーンと呼ばれるようなおでこと鼻筋っていうのは、私たちが化粧するときもハイライトをのせるぐらいなので、明るくなればなるほど良いわけですよ。
でもほっぺだと唇に白をのせる人いないですよね。
ここは赤系のせますよね。つまり血色が良くなった方が良いわけなので、そこは赤くなった方が良い。
でもそこは起こってほしい現象は、パーツによって違うわけなんですよ。
それを顔全体を見ることで一遍に判断しようとするのが無理な話。
なので、まず1回目はTゾーンを見て、2回目に同じ色を当てたときには、今度はちゃんとほっぺだと唇を見るっていう風に、
ちゃんと視点を変えるっていうことが大事なんだけど、意外とここまで細かく教えないんですよね。
顔全体を見てどうですか?明るくなりましたか?血色良くなりましたか?って言うんだけど、
具体的に細かくここを見るっていう風に言わないと人間意外とできないので、
パルマラさんは明るくなる効果を過剰に捉えて、これが顔色が良くなったってことだって判断しちゃってるんだけど、
多分唇とかほっぺだが見れてないから、次からはそこもしっかり見て、両方チェックしていこうね。
これが見たてです。
どこで間違えちゃったのかな?どういう判断をしたのかな?っていうのを問いかけながら、
この色はどう判断した?この色のときはどうだった?っていうのを確認しながら、
多分ここが問題だなっていうのを見立てていって、アクションプラを出すっていうのが非常に大事なんですよね。
つまり、そういう見立てをやっている教師、先生、講師というのは必ず生徒に質問をするはずなんです。
私が言っている二段構えの教え方の一段目、知識を伝えるフェーズでは質問は必要ないんですよね、生徒に対して。
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ただ先生が言っていることを伝えればいいだけなんです。
ただ二段目の見立ての段階では必ず生徒の問題を分析しなければいけないので、生徒に質問をするはず、問いかけるはずですから、
二段構えで教えることができている先生というのは必ずしゃべる、教えるだけではなくて、生徒に質問をしているはず。
そういう意味では、見立てまでしっかりできる先生を教えるのがうまい先生とするのであれば、
教えるのがうまい先生は必ず生徒に細かく質問をする、聞く、尋ねる先生だということが言えるわけなんですよね。
だからそういう指導を受けたければ、その先生が自分にいろんなことを質問してきてくれているかどうか、問いかけてくれているかどうか、
このあたりが生徒側から見た先生の評価のポイントになってくるんじゃないかなと。
やっぱり生徒はわからないことを学ぶので、その先生がどれくらい知識があるかというのは正直判断できないですよね。
ただ質問をしてきてくれるかどうかということで、少なくとも見立てをやろうとしているかということは判断できますので、
これは結構知っておくといいポイントなんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひぜひ。
これはもちろんうちみたいなビジネススクールみたいなスタイルスクールだけではなくて、おしゃれを教えるということでもそうですから、
それこそイメコンとかパーソナルスタイルとか、そういう人に自分が個人的におしゃれを教わろうとするときにも、
やはりちゃんと質問してきてくれているかどうかというところは、やっぱりちゃんと教われるかどうか、
自分の分かっていないところをちゃんと分析してくれて、必要な知識を伝えてくれるかどうかというのの判断の基準になると思いますので、
質問してこない先生は見立てていない、これを覚えておくといいんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
ということで、そんな感じで私がひたすら見立てをして、個別にアドバイスもしている4スタイルパーソナルスタイルスクールFPSSですけれども、
まだ若干間に合うかなという感じなので、中締め切り明日までになりますので、よろしければ滑り込みで入りたいという方はぜひご入学いただければと思います。
番組概要欄にリンク貼っておきます。
今年の開講がこれで最後になってしまうことになりましたので、私のスケジュールの関係上、次回以降がなかなか忙しいかなというところがあるので、
イメコンとかスタイリストの仕事に興味ある方はぜひこの機会を逃さずにお申し込みいただけると嬉しいです。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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