1. 美想空間鯛島の『リノベの時間』
  2. Atik Works株式会社 代表取締..
2025-05-23 58:40

Atik Works株式会社 代表取締役社長 北川貴久さん

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ゲストは、Atik Works株式会社 代表取締役社長 北川貴久さんです。

 

1985年 東大阪市荒川生まれ
建築設計事務所勤務後、建築・被災地への一人旅を経て2013年にヤードデザイン建築設計事務所を設立。
2016年 家業の不動産業を含め一級建築士事務所・工務店としてアティックワークス株式会社を設立。
2023年 ドイツの超省エネ住宅、パッシブハウスの認定を受ける。また、パッシブハウスが日本エコハウス大賞でも協賛企業を受賞。

ぜひ最後までお聞きください!

サマリー

アティックワークス株式会社の北川拓社長は、リノベーションとパッシブハウスについて興味深い話を展開しています。彼は建築士としての経歴や、パッシブハウスに関連する取り組みの経緯を述べ、日本の住宅市場における省エネの重要性を強調しています。福島の原発事故をきっかけに、エネルギーと家づくりについて考え始めたことを語り、省エネやパッシブハウスの概念を学び、実践していく過程やエネルギー効率向上のための断熱技術についての見解を示しています。 北川貴久社長が代表を務めるアティックワークス株式会社では、パッシブハウスの設計について言及し、建築学生へのアドバイスを行っています。温度管理や建築見学の重要性が特に強調され、学生たちは多くの建築物を目にすることが推奨されています。 今回のエピソードでは、北川貴久社長がパッシブハウスの特徴や建設にかかるコスト、快適性、そして断熱の重要性について話します。具体的な体験談を通じて、断熱の効果や環境への影響、さらにそれらが顧客の生活の質にどのように寄与するかを考察しています。また、リノベーションやパッシブハウスの重要性について語り、感情的な体験がプロジェクトに与える影響についても考察がなされています。

リノベーションの意義
はい、今晩もリノベの時間をやっていきたいなというふうに思っております。
今日は全くもって、僕の個人的興味から、パッシブハウスってどういうことなんだろうっていうのを、リノベーションと新築目線でお話を伺えたらなというふうに思っております。
というところで、タイトルコールいきたいと思います。
リノベの時間!
この番組は、建築土木学生向け就活総合サービス、コンキャリと、スタイリッシュなキッチンや洗面のウェブ販売といえば、ミラタップの提供でお送りします。
はい、こんばんは。大阪と宮崎で2拠点生活しながらリノベーションをやっています。美想空間鯛島です。
こんばんは、アシスタントの三浦です。
お願い致します。
ワンテンポずつ。
なんかね、ちょっと、なんか、なんかあの、なんか、おこが。
遅れてくるよ、みたいな。
それね、たまにはあるのか。僕も。
今日多分その、ヘッドホンがワンテンポ遅れてるかもしれないですね。
そんなことあるんですかね。あるみたいですね。
あるみたいですね。
今日僕聞きたいことがあったんですけど、
今日ゴールデンウィーク明けました。
はい。
なんですけど、そのゴールデンウィーク中にマラソンを始めると決意しやりだしたと。
はい。
いつやるんですか。
あ、マラソンですか。
はい。
マラソンは今年年内にちょっとハーフに挑戦したいなと思ってるんですけど、
フルはもうちょっと。
でもちょっと、フルする前にトレイルランにも気になってきてるので。
トレイルランだったらいつでも聞いてください。
それこそね、近藤さんと一緒にトレイルランをできたらなと思うので。
今日はね、パッシブな話を聞けたらなと思ってるんで。
やっていきましょう。
はい。
すいません。
ワンテンポ遅れてるね。
なんで。
すいません。
やっていこう。
この番組は全国のリノベーションと街づくりで活躍する多彩なクリエイターや事業家をゲストにお招きし、トークセッションをお送りします。
北川社長の経歴
はい。
それでは早速ゲストをご紹介いたします。
アティックワークス株式会社代表取締役社長、北川拓さんです。
こんばんは。
こんばんは。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
すいません。そんなに遅れてるんですか?
そんなに遅れてますか?
3秒くらいね。
ほんまに?
寝ちゃいましたよ。
違うね。
ゴールデンウィークで怠けてます、体が。
なるほどね。ちゃんとパリッとやっていきましょう。
はい。
今日、北川さんのゲストを来ていただいてなんですけど。
前、以前出ていただいた鹿児島の新屋さんのご紹介で、
今、僕はリノベーションを絶賛やってますが、
この断熱とか、性能性高機密なリノベーションとか、それから新築のイメージもあって、
この辺はめっちゃ聞きたいんですけど、どなたかいらっしゃらないですかね?
開いてる、開いてるよ。北川さんをご紹介していただいて、
今日来ていただいているというところなんで、
いろいろ詳しく聞いていきたいなと思うんですけれども、
まずご紹介をお願いします。
1985年、東大阪市荒川生まれ。建築設計事務所勤務後、建築被災地への一人旅を経て、
2013年にヤードデザイン建築設計事務所を設立。
2016年、家業の不動産業を含め、一級建築士事務所、公務店としてアティックワークス株式会社を設立。
2023年、ドイツの超省エネ住宅、パッシブハウスの認定を受ける。
省エネ住宅の必要性
また、パッシブハウスが日本エコハウス大賞でも協賛企業を受賞。
なので、普段の業務は新築もリノベーションも両方やるような感じ?
そうですね。リフォームからリノベー、新築という。
メインは新築の住宅で、基本的に住宅関係ばっかりをというところですね。
その中で、パッシブハウスをやっていこうってなってるわけですよね。
パッシブ以外の家をもともとやってて、パッシブハウスになっていったみたいな、そんな感じですか?
そうですね。初めはもちろん全く何も知らなくてですね。
どんな家をもともとは作ってたんですか?
家業が建て売り屋さんをやっていましたので、至って普通の2階建ての住宅であったり3階建ての住宅っていうような、一般的なものですね。
急にパッシブになるわけですよね?
そうですね。
それは何かきっかけというか?
当時まだ今みたいに省エネのことを言われてない時代だったんですけど、セミナーでそういう省エネの話をするから来ないかみたいな話があって。
仲間うちから?
窓差し屋さんの企画でありまして。
何年前くらいの話ですか?
もうでも10年ちょっと前くらいと思うんですけど。
10年前って2015年とか14年とかなんで。
僕はリノベーションゴリゴリでずっと来てるので。
断熱?いやそれはないだろうみたいな。窓?いやいや既存の良い感じだしこの古い窓使おうなみたいな2014年とかそんな時だと思うんですよ。
の時に新地区の領域では結構そういうことが言われていたわけでもなくて。
そうですねちらほらそういう話があちこちでセミナーみたいなのがあったけど、僕の周りで実際やってる人っていうのは当時は全然いてなくてっていうような状態でしたね。
でそれを聞きに行ってで?
そこでセミナー講師の人が結構インパクトある感じで説明をしてくれていて、日本と世界の違いであったり、今後脱炭素をやっていかないといけないんだみたいな。
もうその時?
でその日本の住宅は寒いけど他は他の国ではそうじゃないところもたくさんあってとか寒さで命をなくすとかもそんなもないだとかいうのを聞いてて、そういうことをやっていかなあかんねやってその時こう。
ぼんやり?
それが始まりっていうのと設計事務所を辞めた後に3.11の被災地を見に行って。
その辺にも結構ルーツがあるってことですか?
つながっていってっていうような。
そもそもまず大前提として今日は三浦さんにパッシブハウスっていうのが何なんだっていうのが分かりやすく伝わることをまず大前提定義として会を行っていこうと思って今滑り出したんですけど、
ちょっとぐるぐるっと戻ってルーツのところにどうやらありそうなのでまずちょっとそっちに行きたいなと思うんですけど実家が公務店。
不動産屋さんですね縦売り業をやってるのは。
それは宅建スタートのと言ったら不動産屋食が強めの縦売り屋さん。
そうですね。
ってことは作ったりとかは仲間の公務店さんが作ってみたいな感じってことですか?
一応ね自分ところで工事もしてて。
なので僕が子供の頃からいてた大工さんが今でもこうやってくれてるっていう。
日常に結構大工さんがいてたりだとかっていう幼少期を過ごしたっていうことは建築を目指したのは必然的な感じってことですか?
そうですねやっぱり父親が不動産をやってて周りにいっぱい職人がいてて職人とこう会うことも多くあったっていうのがあって
大きくなったらどういう仕事をするみたいなんで家作る以外の職業何あるんぐらいのほとんど情報を持ってなかったみたいなもあって。
不動産屋っていうよりも公務店さんに近い感じだったってことですか?
公務店さんが縦売りで販売まで一貫してやってるみたいなそんな感じですか?
でも父親自体は一切現場で作業とかをしたりは全くしない。
完全に不動産屋だったんでその大工さんがメインで仕切ってやってくれてたっていうのがあって。
お父さんはもともと不動産股で来て独立されて選んだ商品が縦売りだったってことですかね?
そうですね。
そこに制を受け名前が変わるっていうくだりがあったんですけどそれちょっと置いといて。
建築に行く必然だった?
そうですね。
中学の時もそう思っていた?
大きくなったら家を建てたいって思ってました。
勉強はどこかでされたんですか?
高校卒業して設計事務所は建築の専門学校に行ってその後に。
そこで今講師をしているんですか?
そうです。
そういうことですね。
高校出てそのまま専門学校に行って建築を学びで設計事務所に一旦就職するんですか?
そうですね。設計事務所に就職をしまして5年間そこで勉強させてもらったっていうようなところです。
そこはどんな設計事務所ですか?何系?住宅とか?
そうですね。中小規模ぐらいの建物をやるような事務所でスーパーとか保育園とかやったりあとは建物の調査業務をやったり。
当時ちょうど耐震補強学校とかああいうのが盛んにやってた時期だったのでそういうのをやったり。
たまに住宅の仕事があるっていうような。
いわゆる建築設計業務の実務はそこの設計事務所で学んで、頭の中では家に戻るみたいなのはずっとあった?
そうですね。言うても自分で設計事務所を作りたいと思っていたので、家業が不動産やとしてあるけど自分でとりあえず作って、その後はどういうふうになっていくかはあまりわかってなかったんですけど。
勤めたと被災地を一人で回るが結構ターニングポイントになっているってことですか?
そうですね。働いている期間に3.11の地震があって、その2年後にやめて被災地に行っているんですけど、この辺で言うと阪神淡路の地震が一番近くだった地震かなと思うんですけど、
当時10歳やったんであんまり記憶がなくて、どういう状況にあったとかが自分の目で見て覚えていないっていうのがあったので、建築をする上で被災地へ自分の足で行って、2年後ですけどどういう状況なのかっていうのを見て、原発の方にも車で行ってみて、
どうなっているのかっていうのを確かめに行こうみたいなのをやりまして、そこがやっぱり大きかったなっていうのはありますね。
どういうふうに何をどう感じたんですか?
被災地の方行った時まだほんまにさらち状態で、基礎だけが残って上がもう何もなくてみたいな。
流れて道とかは通れるようにはなって、がれきとかがなくなった状態ぐらいで行かれたってことですかね。
行ってそこにいてたおじいちゃんと会話をしたんですけど、戦争の時の方が大変だったみたいな感じで、いろいろ話を聞いていくと、これから復興していくなっていうのをすごく感じたんですけど。
どこに行かれたんですか?
けせん沼行ってそのまま陸前高田山で行って引き返してきたみたいな感じなんですけど、そのまま引き返して次原発の方に行って、高速は無理やり強制で下ろされて、
降りたところがJビリッジってサッカーするところが拠点になっとったんですけど、護送車から乗ってる人みんな防護服着てるし、トラックは除染作業って書いてある。
エネルギーへの意識の変化
あとパトカーしか走ってないところ自分一人でビーって走って行って、これ大丈夫なのかなみたいな。で、周りの風景も、地震起きてから1秒も進んでないなみたいなところで行けるところまで進んで行ったんですけど、ちょっと放射能って目に見えへんし、
ちょっともうこれ以上行くの怖いなと思って引き返したんですけど、その時にちょっとエネルギーのこと、ちゃんと考えなあかんよなあっていうのがあって。
2年、あれ事故があって、復旧作業を行って2年後って福島の原発ってどんな状況の時やったんですかね。まだ除染作業とかを全然やってる。
体感したってことですよね、その目に見えない放射能。
そうですね、怖いなっていう。
あれって何、2013年?
3.11が起こった。
2013でしたっけ?
11年か。
ちなみに2011年って三浦さん何してたっけ?
あれっつってね、ライブハウスで働いてる時に、ちょうど身の筋歩いてました。
その時に北谷さんはエネルギーのね、これって考えて、一旦自分の中でそういうキーワードができたの後に、さっきのセミナーの下りに行き着くんですよね。
はい、その辺でエネルギーのこととかが繋がってきて、自分が何ができるのかなみたいな、仕事を通して何ができるかってなった時に、こういう家作りを省エネ化した家作りをしていくことができるのではないのかなという風に。
省エネ住宅の実践
それの行き着く先って何なんですか?電力がなるべく無駄がないようにやっていって、そういう世界になったらいいよねみたいなそんなイメージってことですか?
そうですね、当時は原発とかも使わんでも回ればいいよなとか、火力発電とかも少なくなればいいよなみたいな、できる限り少しのエネルギーで回っていくと環境にもいいのかなみたいな、自分が建てた家でちょっとでも減らせればいいなみたいなところから何ができるのかなみたいな。
断熱の窓の話を聞いて、そこからどうなっていくんですか?
そこから断熱とか機密っていうことをしなきゃみたいな話やったんですけど、ネットとか調べても全然載ってないし。
でしょうね。
法律は変わるぞみたいな、ほんのり2020年くらいに変わるみたいな。国交省に電話して聞いてみたらよくわからんみたいなこと言われて、こっちに聞かんといてくらいの感じだったんで、結局その話聞いてから2年くらい何したらいいかわからんような迷子みたいな。
もっとしながら元々のいわゆる割と普通の家を作り続けていたみたいな。
そうですね、ほんでそういうのもなかなか誰も建てさせてくれないっていう。
単純に普通にそこの価値がまだ世の中に落ちていないし、もちろん僕自身もそんな考えたこともない時代の話なんで、ちょっと高くなるんですけどどうですかってなかなか難しいですね。
そうですね、高くなるんやったら家はみたいな。
たまたま元上司、設計事務所の上司の家を建てさせてもらえるってなったときに。
どういう状況ですか、元上司の人は自分で設計しなかったんですね。
設計は自分で。
工芸を言う。
工事やらせて、そんでその時にこれからこういうのやらなあかんからそれやらせてみたいなんで、とりあえず一等、ちょっとあんまりよくわからないながらも建てさせてもらったっていうのがあって、そっからがやっと。
いつぐらいの話ですか。
それでもう7年ぐらい前ですね。
えっとだから2018年ぐらい。
はい。
2018年って多分、あの辺なんか新しい基準がどんどんどんどんできていったスタートぐらいですかね、2018年って。
法律が後から追いついてきたような、なんかそんなイメージなんですけどね。
ただもう僕一切、包み隠さず言うと全く興味がなくて、2018、19、20、断熱しろかぐらいのスタンスやったんですよ。
耐震は、僕はリノベーションの、こだて専門のリノベーションさんなので、耐震に関しては当時からすごい、なんていうんですかね、つぶれたら終わりだよね。
でも、断熱っている?みたいな、家って寒いもんちゃう?みたいな感覚の方が強くて、それよりもいい感じの家の方がいいんちゃう?みたいなスタンスだっただろうな、なんですよね。
で、どっからですかね、多分2000年ぐらいから、性能性リノベーションとか、多分あの先進的窓リノベみたいな、
ああいうエコ的な補助制度が出だしたぐらいで、国が一気にそっちかな、みたいな脱炭素、そっちぐらいから興味を持ち出して、相当高発組なんですよね。
勉強はもちろんしたんですけど、多分一般的な知識よりも圧倒的に低いだろうな、を割と前々から興味を持ってやっていった。
で、その先輩の家をやって、何がどう分かって変わっていくんですか?
そうですね、とりあえず何も分からないまま一刀やりまして。
その家はどんな仕様の、当時の断熱とか性能性でいうと、割とハイスペックな感じの家?
そうですね、ハイスペック、その断熱が壁に入っているのが多分一般的やと思うんですけど、外にも断熱をするっていう負荷断熱っていうのを、初めてセミナーを聞いたときに外にも断熱貼らなあかんねんって言ってたのを聞いてたので、わけわからずとりあえず外にも貼るっていうスタートをやったので、多分そこそこハイスペックをやったと思います。
で、やって永安になったってことですね?
そうですね、やっぱその冬とかはあったかいなみたいな、もう工事中からやっぱ体感としてあったりしててっていうような。
ほんで、その後なかなかそういう家を建てる機会が、その後はすぐ結構あったってことですか?
その後はもう、それも繋がりとかで、知り合いの家、知り合いの家、友達の家とかでさせてもらってっていうようなところで、ちょっとずつ勉強したのをそこで試して。
実践しながら。
実践しながらっていうような感じで今に至ってるっていう。
どこでパッシブハウスに行き着くんですか?
多分パッシブハウスがその基準としては、もちろん数値的なところもだし、施工の内容もパッシブハウスは問われると僕の認識なんです。
どこでパッシブハウスに出会うんですか?
パッシブハウスはその一都を建てた後ぐらいにそのパッシブハウスの団体が日本にありまして、そこに入ってパッシブハウスのことを深く知っていくっていう。
やっと今日のスタートラインに立ちまして、パッシブハウスとはっていうのをちょっと聞きたいんですけど。
パッシブハウスの基準
パッシブハウスはなんとなく、なんとなくはわかってはいるんですけど、明確にこういう家だっていうのを三浦さんでもわかる感じで教えてもらいたいんですけど。
そうですね。パッシブハウスっていうのはドイツでできたものなんですけど、民間の基準というかそういうものなので、国とかとはまた別のもので、簡単に言ったら超省エネ住宅っていうものにはなってくるんですけど、
どんなんかっていうと、冬が特にとんでもない暖かさ、体感したことのないちょっと別次元の暖かさを持っているような住宅っていうような感じですかね。僕も初めて。
どうですか三浦さん。今ので。
なかなか行って体感したらわからないっていうところがあるんですけど。
そのパッシブハウスはいわゆる数値的なところでいくと、平米あたりの消費電力に換算して数値はクリアしないといけない。なので極端な話で言うと断熱がどうこうとかっていうよりもこれをクリアしてたらOKってことなんですよね。
ところがこの基準がなかなか高くて、通常の家の壁厚ではできないぐらいのめっちゃ分厚い壁になってるんですよね、家が。
そうですね。僕やらしてもらったやつで、うちから外の外壁までで30センチぐらいに厚みがなってて。
家の幅ってなっちゃったんですけど。断面にした時に、だから壁厚が30センチあるんですよ。
普通はどれぐらいなんですか。
普通は多分半分もあれば多分木造とかいったら十分。
十五倍。
まあそうだね。木があるでしょ、これぐらいの。そこに両方外壁材と内壁材を張る。で、その間に断熱してるから、まあそうですよね。
一般的な基準はあるわけじゃないけど、まあでも30センチって、そうか、家の外壁30センチってすごくないですか。
確かにこれってフワフワした説明になりますね。
断面したところを見ることがないんで、30センチが。
そっか。
そのぐらい断熱をしても、ただ単に断熱してだけじゃ取れなくて、日射の絡みとかいろんなあるんですよね。
パッシブハウスになろうと何個かの基準をクリアしていかないといけないんですけど、なんか暖房需要っていうのと冷房需要っていうのと機密性能っていうのと、あとはエネルギーをどんだけ使わないかっていう、この辺をクリアしてやっとパッシブハウスっていうようになってくるんですけど、
ただ断熱が熱いだけではならないっていうようなところで、エネルギーを使わないっていうところで、冬とかやったら窓辺におって太陽の光が暖かいなって感じたことあると思うんですけど、あの太陽の力をどう建物の中に取り込んで暖房を使わないかみたいなのを数値化して、その基準値に持っていくかみたいなのがあります。
それってリノベーションってパッシブの認定って取れるんですか?
そうですね。リノベの方のパッシブハウスもありまして、エナフィットって。
それはそもそも基準値が違うってことですか?
若干もうちょっと緩いのがあるんですけど、それも今やってるメンバーがいてて、大阪で今やってる子もいてるんですけど。
なんていう企画ですか?リノベーションのパッシブの企画は。
エナフィットっていう。
エナフィット。それは数値等々がパッシブに比べてちょっと緩いっていうんですか?
ちょっと緩いですね。
ちょっとぐらいですか?
ちょっと何も言ったか今覚えてないんですけど、その辺が新宿でやるよりは目指しやすいものに。
それはもちろん断熱、機密性、日射の取得も絡んでるんですか?
そうですね。
それって既存住宅だったらどういう解釈になるんですか?
もうそのある窓を使うのか、新しく開口を付け直すのかとか、その辺はちょっと外部触ってっていうのもしなあかんかったりはすると思うんですけど。
それってどうなんですか?結構一般的にはなってきてるんですか?
まだそこまでそっちのリノベーションの方は話聞かないですけど、ここから今後どんどん増えていくんではないかなって僕は思います。
ちょっとこの後後ろに聞きたいなと思うのが、そのパッシブにする、結構建築士側の、それこそ北川さんの一番最初ってエゴじゃないですけど、思いから始まってるじゃないですか。
これって建築士の考え方やと思うんですよね。それがいいなって思うお客さんに共感を得て多分販売になってっていう話だと思うんですよ。
でも北川さんに頼みたいなって思うが、いやそこまではええねんっていう人もいてるなと思うので、多分ここって結構グラデーションなんかなって僕は思ってるんですよ。
建築学生へのアドバイス
今僕ら美想空間は一つ新築の商品を作りたいなと思っていて、それが最高はパッシブもできるが、通常この関西のこのエリアを僕ら拠点としているので、そこまでいりますかっていうのが僕は正直思ってるところがあるので、その辺をちょっと後半で伺いたいなと思うんですけど、
コーナーがありましてですね、事前に説明するのをごめんなさい忘れてましたですね。ちょっと三浦さんから説明してもらっていいですかね。
学生のうちにこれやっとけということで、こちらのコーナー建築土木の就活サービスコンキャリーを利用されている建築土木学生さんに向けて、教会の大先輩からアドバイスをいただこうというコーナーなので、
先ほど専門学校に通われてたっていうこともあったので、学生時代は建築のことを学んで過ごされてたのかなとは思うんですけども、そんな建築学生さんに向けてこんなことをしとけばいいよとかっていうのがあれば教えていただきたいなっていうのを今、
言うのを忘れてた。
はい、忘れていたので今、直接お伝えしてるという感じなんですけど。
そうですね、やっぱりいろんな建築をたくさん見ることってすごく重要かなと思うので、家一歩出たらそんな山奥に住んでる人っていないと思うんで、家一歩出たらもう建築しかないところに住んでると思うので、
そうなると学校で例えば習ったのがすぐ目の前でたまたま見れたり、工事現場とかも工事中が見えることもたくさん多分あると思いますし。
それこそ今、卒業された大阪工業技術専門学校で講師をされてるので、普段は学生さんにそんなことを話してらっしゃるんですか。
そうですね、二つ授業をさせてもらってまして、一個は建築士を受けるような製図の授業で、もう一つは構造関係、木造とか鉄骨造とかRC造の概要っていうか、こんな感じで構造はできてるんだよみたいな、簡単な、そんな複雑な話はしないんですけど。
授業で教えてる内容はそういうことで、メッセージ的に建築が困るべきだよみたいなのとか、学生さんにどんなことを話してあるんですか。
そうですね、やっぱり授業で言ってる、もう今言ってたことを毎回授業で言うんですけど、このゴールデンウィークとかも絶対どっかみんな家を籠ってないと思うんですけど、行ったらもう絶対建築見れると思うんで、旅行行ったついでに有名建築寄ることもできると思うしっていうので、そんなん見たり。
そんで、授業は構造と制図なんですけど、今やってる、今話したパッシブハウスのようなこととかの話も授業と関係ないようにさせてもらったり、あとは自分とこの現場があったら見学会するから見においでみたいな、やっぱ見やんとわからへんことってたくさんあると思いますし。
ちなみにちょっと個人的に気になったんですけど、その有名建築を見ることでどうなるっていうのは、北川さんなりの原稿かってどんな感じなんですか。
なんとなくあるじゃないですか、見とったほうがいいとかって。別に有名建築じゃなくても自分がやったことない収まりのところとか見たほうがいいじゃないですか。でもその有名建築を見るべき理由って、具体的に言うとどういうところなんですかね。
なんかね、まあ今までその有名建築行って何がどうすごいとかよくわからんかったっていうのは結構あったんですけど、最近こう行っていろいろ見ているときに、なんかこの外から光が窓を通し入ってきた、その影の落ち方とか壁に当たってた素材感とかの見え方とか、なんかだんだんこう、こんなこと考えてはんのかなとか。
どんなことをしてここにこういうふうなことをやろうとしてんのかなみたいな、だんだんわかるようになってきて、それをじゃあ今度いいなと思ったのを自分の仕事でできることはあんのかみたいなのを考えられるようになってきたんで。
まあいろいろ見た結果そうなれたみたいな。なるほど、だから断片的に聞いてどうこうっていうよりも継続的に学生の頃からもっといろいろ見たほうがいいっていうのは間違いないよねっていうそんな感じですかね。
そうですね。全然見てなかった、急に見てもたぶん、なんかすごいなーで終わるんかなと思うんですけど、なんかちょっとずつ最近気づけることが増えてきたよなーっていうのは。
僕らもね、この間ね、宮崎の遠足行ってね、いろんなもん見してもってね、受け取るもんは多かったからやっぱりいろいろ外に出てみるべきかなみたいな、なんとなくそんな感じですかね。
パッシブハウスの設計
はい、ということでじゃあ学生の皆さんはね、ぜひいろんな建築を、家にこもらず。
そうですね、油断が油断大敵ですね。
油断じゃないですよ。
油断じゃないね。
ということで、こんきゃりさんがね、手掛ける建築土木学生向けのコミュニティカフェ、トンカンが全国各地に展開中ということで、大阪も本町とちっこうがありますので、ぜひぜひこちらの場所は美創空間も一緒にプロジェクトをね。
そうですね。
この前オープンしたっていうふうに地元の方もおっしゃってたんで。
トンカンカフェってご存知ですか。
知らないです。
建築学生が集まって、自分建築学生で運営したりとかしているカフェが全国に今できていってるんですよね。
多分、学校の学生さんにもぜひアナウンスしてもらったら嬉しいなと思うんですけど、いわゆる普通学校の先輩後輩だけじゃないですか、このつながりって。
ここは関係なく専門学生、大学生、それから大阪のちっこうでやってるトンカンは建築学部じゃなくて、町づくりとかにも興味がある学生さんが集まったりしているので、そういうコミュニティが出来上がってて、学生さんたちと一緒に僕らが何か町づくり的なことだったり建築課題だったり一緒にやろうねみたいなことをやっているところなので、
ぜひ生徒さんに情報共有してもらえたら嬉しいなと。
すぐ案内します。
ありがとうございます。
はい、後半にね。
さっきの話に戻らせてもらおうかなと思うんですけど、
ヒパッシブハウスまでいらない、いやそこまで、こうやって結構いいですって言ってる人にやるのって結構押し付け的なところがあって難しいじゃないですか。
なんで、北川さんが考える、これぐらいはやっとった方がいいんちゃう。
これ関西なんで、エリアで言ったらあれありますよね。
なんていう名前でしたっけ。
1、2、3、4、5、6。
区分のやつですよね。
多分関西って5か6ですよね。
6ですね。大阪は6ですね。
ほとんど6ですかね。
そこだと、それでもやっぱりやり切るべきだっていうようなイメージがあるですか。
その辺の意見が聞きたいです。
そうですね、やっぱりそのパッシブハウスをやろうと思うと、結構土地のポテンシャルっていうのがパッシブハウスありまして、
太陽の光を入れなあかんので、大阪なんか、大阪市内ってなるとすごい大きい建物がいっぱい建ってると、
太陽の光をうまいこと入れ入れないとかがあったりするので、なんぼやりたいって言っても、その土地では厳しいみたいなのが実際にはあるっていうのと、
この辺では防火の規制が強いので、性能の高い窓を使ってどうにしちゃおう、研ぎ込むかとかが結構重要なんですけど、
防火の制限が強いと、その辺がなかなかうまいこといかなかったりとかがあるので。
それは防火の認定の取れているサッシではそれが難しいみたいなってことですかね。
性能の高いやつっていうのが結構数が少なかったりするので、その辺をどうクリアしていくかっていうのは割と都市部ではあるのかなって。
そうしたら結構いわゆるパッシブの住宅を設計に携わるときって、わりと郊外型で日射の取得に限る大きい建物がないようなエリアになってるってことですか。
そうですね。周りにどういった建物があるかとか、どの高さがどんだけあるかとかも全部チェックしてそれを反映していかないといけないので、割と広々したところが多いのが多いですね。
パッシブハウスを縦売りしている会社さんって全国的にあるんですか。
縦売りしている会社はないですけど、ほとんどパッシブハウスレベルっていうのでやってる会社とかはありますね。
ごめんなさい。ほとんどパッシブレベルっていうのは引っかかってしまったんやけど。認定は取れていないがほぼ同等みたいな感じですか。
そうですね。結構その認定を取るのにお金がかかってくるので、そこまでお金出すんやったら同等で全然いいですよって人も中には。
高機密、高断熱、ここまではわかるんですけど、そこに日射を取り込んで、夏は木で日射を遮ってとか、軒の定画とかいろいろあるじゃないですか。
それは取れるんだったら取った方がいい的な考えですか。
そうですね。やっぱり太陽の熱が無料の暖房みたいなイメージなので、冬はできるだけその熱を取り込んで、逆に夏は入ってしまうと暑いので、なかなか木で防ぐっていうのは難しいので、
窓の外で何かしらのシェードとかで。
パッシブハウスの外側には普通に、外にブラインドをつけるみたいな感じなんですよね。
そうですね。ロール系のブラインドをやったり、電動のアルミのようなブラインドをつけたりとか。
そこを見せてもらったうちは、鹿児島リスミーなんですけど、電動のブラインドが外についてて、これつけんねえよみたいな。すげえなって思ったんですよ。
リノベーションでっていうのが、なんとなくそこで、この性能性、性能性って言われているものに対して、なんとなく僕はずっとモヤモヤしているっていうか、明確にこうだって理解はしてるんですけど、
耐震って、地震来て潰れる可能性があるから、絶対にやったほうがいいですよねっていうのはすげえわかりやすいんですよ。
でも、断熱って、いる?って思ってもらうんですよね。そこはなぜしたほうがいいのかって、どんな感じなんですか?
そうですね。これも自分の経験としてはあるんですけど、日本の家寒いみたいな。で、僕も寒い家に住んどったんで、それが標準やったんですけど、うちのじいちゃんがヒートショックってお風呂入って亡くなるっていうので、亡くなってしまって。
それって温度差ですよね、みたいな。もうすでにこういうのをやろうと始めてた段階ぐらいだったんで、助けれへんかったっていうか、どうにもこういうのがあるってのはわかってたのに、どうにもできへんかったなっていうのは心の中にあって、
やっぱり自分で建てた住宅で、地震で潰れて亡くなるのも嫌ですし、温度によって亡くなるのも嫌やなっていうのは思って、家の中で温度差がなければそういうことも起きないよねっていうので、室内で温度差ができない、そういった命に影響するような温度差が出ないようなものを作っていくのが、
このお酒は絶対的に必要なのかなっていう、健康的な面でっていう。
パッシブハウスを作ってほしいって来るんですか、お客さんが。
いや今までほとんど実は来たことなくて、ここ最近そういうので人が来るようにはなったんですけど、今まで僕は1棟だけ建ててるんですけど、そのお客さんには実はパッシブハウスっていう営業をしてなかったんですよ。
パッシブハウスの導入
たまたま流れでパッシブハウスの話、当時大阪にゼロ棟をやったんで、今パッシブハウスをやれば大阪初ですみたいな話をして、うちできますかねっていう話になってパッシブハウスに急遽変わっていくっていうような流れで。
どういうふうに、例えばパッシブのツボ単価って新築で例えば130万台の140万台のぐらいのなんとなく、大体そんなもんぐらいはかかるだろう。
僕らがやってる普段のツボ単価って、僕らリノベーションなんで新築って換算するのがすごくむずいんですけど、たぶん70万とか80万ぐらいまでだと思ってるんですよ。
もっと安く作れるパターンもあると思うんですよね。倍ほど違う費用を出してもらうわけなんで、お客さんの納得度ってどうやってあげるのかなって。
そうですね、やっぱりその始め、口だけの説明ではなかなかわからないところが多くて、パッシブハウスに近い建物を体感してもらったり、自分が過去に建てたやつの住宅に連れて行って体感してもらって、お客さんの話を聞いてもらったりっていうようなところでやりますかみたいな。
三浦さん、最近マンションですけどリノベーションして、断熱のことって、まあ耐震はマンションやから、三浦さんが考えるから外れちゃうけど、断熱に関してはうちでは打てるわけやんか、どう考えました?
質用最低限であればいいかなみたいな感じでは思ってて、そんなに未来のことを考えて脱炭素のために、家の中で私ができることはエアコンは極力使わずに家の中だけの機密性を保ってみたいなとこは正直そこまではあんま考えきれてなかった。
質用最低限レベルっていうので、まあ二重窓ぐらいしとくかみたいな感じで一応窓は二重窓にしたんですが、それはまあ確かにやって、やっぱ全然違うなっていうのは、なんかなんですか、窓、既存の窓のところに張り付いてる感じとここに居る感じはやっぱ違うなっていうのは感じてはいるので、
確かにさっきおっしゃってたみたいな、体感すると違うっていうのはわかるのかなと思うんですけど。
体感しても、付けるはまあ二重窓。倍金額変わってくるから、これってどう伝えんのやろうな。
もう一つ言うと、僕は5年前に中古を購入してリノベーションしたんですけど、一切やってないですよね。正直言うとちょっとやってよかったなって思ってるんですよね。
5年前は、全くほんまにそれが全然なんて言うんですかね、いるやって寒かったら暖房焚いたらええやんの考えやったんですけど、これって発信がどこから発信なんかなと思って、脱炭素みたいな栄光映像ってみんなが思わないとそうならへんのちゃうかな。
で、建築会社で働いている企画広報の三浦さんはこの感じ。代表者はこの感じなんで、考え方ってバラバラやろうな。どこに何でそうなっていくのかなっていうのが、やっぱりわからないなんですよ。
断熱と快適性
お客さんがもちろん断熱YouTube見てとかいっぱい言われるんで、もちろん知識もあるし、だけど僕は正直いる。だって耐震もやったほうがええななんですけど、これってどうなんですかね。
そうですね、耐震もちろん絶対やらなあかんと思ってて、地震来たその時に耐えてもらわないといけないんですけど、温熱のほうは毎日耐感できるもんやと思っているので、効果は常にわかるもんっていうところで、パッシブハウスになったらもう1年中家が春みたいな感じになるので。
朝ちょっと寒くて布団から出られへんなとか、そんなのが全くないっていうような。冬とか洗い物するとき水が冷たいのでお湯を出したりすると思うんですけど、家ぬくすぎて水でも全然冷たいとすら思わなくなるみたいで。
寒いから動くんやなが全くないみたいで、めちゃくちゃ活動的になるっていう。家の廊下であろうが玄関であろうが倉庫であろうが何度であろうがどこであろうが温度がほぼ一定なので、どこで何してようが子どもも風邪ひけへんしっていうような。家を広く使えるっていうイメージですかね。
でかつ、環境にも寄与しているっていうのが追加されて、そっちのほうがいいよねっていうイメージですかね。
そうですね。やっぱりどっちかというと自分たちの暮らしが良くなるっていうイメージで、その結果ちょっとでも環境にプラスになったらいいよなっていうイメージかなとは。
本当に僕性格悪いです。暖房つけたらええんちゃうって思っちゃうんですよ。で、暖房がもしエコじゃないってなるんだったら電気代。
太陽光で乗っけて寄ったら別にエコじゃねって思うんですけど、それはエコじゃないってことなんですか。
そうですね。性能が高かったらほんま太陽の熱だけで家が温めれちゃうので。
夏はクーラーを使わない。
冷房はさすがに使わんと、冬すべての人間の熱も家電の熱も全部プラス側になると思うんですけど、夏は出す熱が全部マイナス側になるので、どうしても冷房は使わんとどうにもならないんですけど。
暑くなりにくいが、暑くは絶対なりますよね。
そうなんですよ。家の中で発生する熱で家温めてしまうので、なので冷房はちょっと使わんと絶対涼しくはならないんですけど。
そこはどういう解釈なんですか。結局冷房を使うやんみたいな感じで、僕相当性格悪いですね。
でもこれ一般のお客さんも同じ感じなんちゃうかなって思うんですよ。
これが少量のエネルギーで冷房は済むっていう形になるんで。
分かりやすく言うと電気代が安くなるみたいな感じですかね。
そうですね。なので6月ぐらいから今言ったらもう10月末ぐらいまで冷房はずっとつけっぱなしで一切消さないっていうような。
ゆるーく25、6度設定ぐらいでずっとこうやるみたいなそんな感じですかね。
それでも一般の家の冷房のお金と変わらんか安いかみたいな。
夏の冷房代が安く、消費電力が少ないから環境にはいいよねっていうことなんですかね。
そうですね。使うエネルギーが少なくなってるっていうのもありますけど、
あとは家の中がずっと一定の温度、湿度、夏なんかやったら暑さもありますけど湿度もじめじめしたのがあると思うんですけど、
それをずっと家の中がカラッとした状態で涼しい状態で。
家の中で過ごす時間が多いっていう方からするとそっちのほうがあるなんですかね。絶対ってことなんですかね。
これは田浦さんお前にどこまで僕の思ってることが言っていいのかあれなんですけど、
理解はできるなんですよね。で、お客さんが求めるので、ビジネスとしてやっぱりそれは応えるべきだなっていうのは持ってるんですよね。
ただ、本質的にそれってこう、理解があって納得があって腹落ちみたいなところでいくと理解はできるんですよ。
でも、なんでエアコンを使わされちゃうというのはやっぱりどうせ使うんかみたいなのもあるんですよね。
ただ、電気代が安くなるとかそういうことじゃなくて、そういう家を作ったら、より快適に暮らせるから暮らしが豊かになりますような概念の方が強いってことですかね。
そうですね。もちろん暮らしをどう豊かに今後住んでもらうかっていうのはすごい大切なところかなとは思ってまして。
で、耐震とか断熱関係をしっかりした上で、その後にどういった暮らしをするかが大切なんかなって思っているので、
そのベースはしっかりしておきたいよなと。ただ、その断熱だけすごくした家を作れば暮らしは豊かになるのかっていうとそうではないのかなと思うので、
その先にどういった暮らしをっていうところの、暑い寒いとかの身体的ストレスをまずなくそうっていう。
環境への配慮とコスト
多分ね、全国で公務店をやってる方、リノベーションをやっている会社さんのスタッフさんもそうだし、多分代表の人もそうだと思うんですけど、
実際になぜ断熱しないといけないのかとかを、ほんまに言語化できてる人の方が少ないんちゃうかなって。
僕だけなのかもしれないですけど、ただ今日話を伺ってて思ったのは、だから数値だけの話じゃないんかなって思ったんですよ。
電気代が安くなるとか、脱酸素で、それは世界中の施策なので、もう僕がそんな関係ないよって言ったとしても、これはもう絶対そっちになっていくじゃないですか。
であるが、多分そんなことよりも、いや一回やって済んでみると、本当はめっちゃええからの方が強いんかなって思ったんですけど。
やっぱりその体感の部分がどうしても大きいので、日々のそのちょっとしたストレスが減ってるっていうのをどう感じれるかっていうところだと思うんですけど、
行ったその瞬間だけではちょっと分かりきれへんところもあると思いますし、僕自体がそんな立ててんのに賃貸マンション住んでるので、僕もまだ分かってないところがあって、お客さんにいろいろ話を聞いてると、こういう風に変わったんですよとか、こうなったんですよみたいなところで、そんなこともあるんやみたいな、中には。
それはまずちょっとスタートラインのところですけど、住まなあかん。
僕ら再販やってて、当時断熱4が一番あれやったんで、断熱4特急は作るんで、断熱性能上げて数値化した家っていうのを何件か販売してたんですけど、実際案内っていうか販売会するときに、外寒いけど中は寒くないっていうのは体感値としてはあるんですよね。
ただ、まだ僕はそこが言語化しきれてなくて、それよりも価値観として大事なものが結構あるなと思ってはいるが、でも世の中の流れとして対応はしていかないといけないなと思うので、僕の超無断熱な自分の家をね、一回断熱のフルスペックでリノベーションをやってみるのはありなんかなという体感値的に。
で、そこで多分、いります?それって言ってたら多分そうなんだよね。
まあそうですね。なんかやってみたものの。
いや、そうかね、やったら多分そうなんだろうなーですし、そもそもなんでお互いにまず進んでみようみたいになるんですね、なんとなくは。
そうか、なんて、そもそも論のとこだけど、感情的な方が強かったっていうことなのかもしれないですね。
そうですね、やっぱりその他にも内装材の無垢使うのかそうじゃないのかとかにもよって体感とか変わってきた気がすると思うんですけど。
まあどっちかというと日本って見た目とか衣装設計みたいなところ結構フューチャーされたのが昔なんで、
今やっとそれが見直されてきて、僕らみたいな知恵遅れみたいな人間に対してやっとそういうのが来てるかなと思っているので、今後は僕ももうちょっと勉強しながらそこには取り組んでみてやっていきたいなというふうに思います。
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本番で話の中でちょっと触れなかったんですけど、めちゃくちゃ家作り100巻とかでYouTubeだったりっていうのをめっちゃされてる。
リノベーションの体験
で、僕さっきちょっとチラッと見たんですけど、登録者数とかすごい好評されてたんで、あれはあれで、そこでもパッシバハウスの話はされている?
はい、ちょこっと話したり。
もうちょっとだからやっぱりあれですね、感情的に僕はいりますになっているので、ちゃんと体感をし、自分の家、今日この後ちょっといろいろ具体的にリノベーションをどうするのかを聞いて、僕自分たちはやってみたいと思います。
で、また感想を聞けたらなと思いますので、ぜひ報告したいと思いますというところで、今日は終わりたいと思います。
ありがとうございました。
58:40

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