プロフェッショナルとアマチュアの違い
あなたが決めて、行動することに価値がある。コーチングとは、自分だけの幸せ、自分だけの答えを共に探す旅。
こんにちは、外資系コンサル会社の脱力系マネージャーで、プロコーチ・エグゼクティブコーチの美菜部理音です。
今日は5月16日の金曜日です。今週も1週間お疲れ様でした。
今日は、タイトル【プロフェッショナルの流儀】専門性より大事なこと、というテーマでお話ししたいと思います。
まず、これを聞いている皆さん、あなたはプロフェッショナルですか?に対して、イエスと自信を持って言えるでしょうか?
これ、プロフェッショナルの定義って何かっていうのを考えた時に、プロフェッショナルとアマチュアの違いを考えて、
その線引きのラインってどこなのっていうのを考えた時に、ちょっとわかりやすいかなと思うので、
プロとアマチュアの違いについて、最初に話して、プロとは何か。アマチュアとの違い、その境界にあるところは何なのかっていうところについてですが、
皆さんはどう思いますか?何がプロで何がアマチュアか。
例えば、スポーツ選手がわかりやすいかもしれないですが、
お金をいただいてやるのがプロ。
趣味でお金をもらわずやるのがアマチュア。
っていう考えもありますよね。
それも一つの定義だと思います。
私が今日話す上での定義としては、
アマチュアは自分。
自分がどう思うか。
自分が楽しいか、自分が満足するか。
満足も自己満足。
かつ、自分が満足すればいいっていうレベルがアマチュア。
プロは他者、自分がそれを提供している相手が満足するかどうか。
他者に価値を提供するか、自分の中に留まるか。
矢印が相手に向くのか、自分に向いているのか。
っていうところがプロ、プロフェッショナルとはアマチュアの違い。
相手が価値を感じるような能力スキルを発揮するか。
ですよね。
なので、能力とかスキルを持っている、専門性がある知識があるっていうだけではプロではなくて、
それを相手が価値を感じる形で提供できるのがプロ。
っていうのが定義としたいと思います。
いろいろな考え方はあると思うんですが。
そういう意味では、皆さん会社で働いているとか、
事業主として何かサービスを提供しているっていう意味では、
それは相手なり、自分がやっていることに価値を感じている相手がいるからこそお金をいただいてやっているわけなので、
みんな何かのプロフェッショナルだと思います。
コーチングの本質
職業によっては、システムエンジニアとかだったら、ITだったりその分野のプロフェッショナル専門性を持っている人と言えるし、
人事とかホームとかいろんなプロフェッショナルいますよね。
そういう意味ではどんな仕事も何かのプロフェッショナルだと思っていいと思っています。
私の場合、今勤めている会社が外資系のコンサル会社なので、
コンサルティングサービスを提供するっていう風に事業内容書かれている場合もあるんですけど、
多くの場合がプロフェッショナルサービスっていうのが事業内容だって書かれたりはするんですよね。
だからもう会社のやる仕事すべてがプロフェッショナルサービス。
プロフェッショナルのサービスを提供するっていうことが会社の仕事っていう風に定義されています。
あとは私がやっているプロコーチ、エグゼクティブコーチのコーチングの仕事もプロフェッショナルサービスかなと思います。
コーチングが好きでコーチングを深めたい、コーチングを学びたいっていうためにやってるわけではなく、
クライアントさん、パートナーシップを結んでいるパートナークライアントさんがいて、
その方に自分のコーチングを通して価値を感じていただけるセッションをする。
あるいはセッションとセッションの間の行動変容を起こす。
ということに価値を感じていただけるのがコーチングのサービスの内容となります。
なのでそれも他社目線で価値を感じていただけるかどうかということを意識してやってるんですが、
多くの人がプロかどうか、プロでありたいっていうお客様に満足していただきたいっていうのを考えたときに、
やりがちなのが自分のサービスの品質を高める。
自分の専門性とかスキルを高めるっていうのを頑張っちゃう人が頑張りがち。
そっちが大事なんじゃないかっていうふうにちょっと誤解しがちなんですが、
今日お伝えしたいのは品質を高めるだけじゃなくて、
それ以上に相手が何を求めているか、何を期待しているか、それがわからないと、
お客さんが価値を感じるのか、感動レベルの満足をされるかっていうところはわからないよっていうことです。
今日ちょっと話を聞いたのは、多くの人はスキルを磨きがちだけど、
相手の人、クライアントが何を求めているかについて本当に深く知ろうとしてる人はあんまりいないんじゃないかっていう、
その課題提起があったんですよね。
それ聞いて期待値コントロールっていう言葉があったりしますが、
私たちがお客様の期待値を知ろうと、本気で知ろうとしてないっていうのもあるかもしれないし、
それと同じようにお客様自身も自分がサービスを提供してくれる相手に対して、
何が提供されたら満足なのかっていうところに気づいていないか、
もしくはこれとこれがとこれがをやってくれたら嬉しいですって言って言葉では言っていながら、
そうではない、
その氷山の話で言えば、見えてる、上に本人も気づいている望みとか望んでることと、
本人は気づいていないけど本当は望んでいて解決したいこと、でも本人は気づいてないこと、
そっちまでお客様の期待が何かって言った時に、お客様が認識してる期待と認識できてない、
無意識にその裏にある課題、もっと深いところにある課題とか望みっていうのを、
両方あるっていうことを提供する側も理解して、
そのお客様が言葉で言ってることを言葉通りに信じない、言ってない、疑うってことですね。
それを疑って本当はこの人は何を望んでいるのかっていうところまで、
深くその人の期待とか何求めてることを知ることで初めて最も満足の高いサービスができるっていう話があって、
なるほどそうだよなっていうふうに思いました。
なのでどんなにコーチングのスキルを磨いたり、本を読んで知識を取り入れたりしても、
やっぱりクライアントありきでクライアントが期待していることをきちんと理解して、
その理解するも言葉で言ってる表現、言葉として本人が認識していることと認識していないけど本当は解決したいこと、
その両方を見抜く盗撮力っていうのがコンサルタントにしてもコーチにしてもプロフェッショナルとして、
会社のどんな仕事だってそうですよね、相手がいるのでそれを意識してやる。
サービス価値を提供するっていうことが大事なんだなっていうのをちょっと気づいたのでそんな配信をしてみました。
期待値の理解
具体的な例で言うと、仕事とかキャリアの相談を私が受けているとして、
相手の人が仕事が嫌なんですっていう仕事、仕事内容が嫌なんです、もう変えたいんですっていうふうに言葉では言ってたとしても、
本当に仕事内容が嫌なんじゃなくって、本当はその職場の上司が嫌で、その上司に毎日会うのが嫌だから仕事が嫌って言ってるだけかもしれないし、
その場合の本当の解決策だと、仕事を変えてあげる、別の仕事をするっていうことじゃなくて、上司が別のところに移動するか、その人本人が別の部署に移動するか、
組織を変わらないと根本解決にならなかったり、もしくは仕事が嫌なんじゃなくて、
朝満員電車に乗って会社に通勤するのが嫌なだけで、リモートワークで同じ仕事をすれば全然嫌じゃなくなるかもしれないし、仕事そのものじゃなくて、
環境要因とか人間関係が本当の嫌なところ、問題になってるっていうこともある、そういうことですね。
本人も気づいてない本当の課題は何かっていうことが本当の真の期待値、その人が叶えたいこと、期待値だったりするので、
そこが何かを知って、それに対するどうしたらいいかっていうのを考えてやる、考えてそれをやっていくということが大事になってくるのかなと思います。
ということで今日はプロフェッショナルの流儀として、プロフェッショナルとアマチュアの違い。
それは専門性を高めるよりも大事なことは、相手のクライアントの期待値を本気で探ろうとする。
それは見えてる期待値と見えてない期待値の両方があるよという話をさせていただきました。
何かの参考になれば幸いです。
ではまたバイバイ。