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2025-01-03 33:36

07. 無料の方が得?

一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェのミッション https://femizemi.org/introduction/

学びプラネット合同会社 プログラム紹介動画 https://manabiplanet.com/manaplakidsprogram/manaplakidsmovie/

#となりのニューロダイバーシティ 
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00:05
はい、こんにちは。
第7回目の配信になります。
前回、聞いてくださった方から、メッセージとギフトをいただきまして、
ありがとうございます。
初めてですね、何かをもらったのが。
誤解のある言い方で、このポッドキャストを長く続けているけれども、
初めてギフトをもらいましたっていうことですね。
そうですね。これまでずっとYouTubeでやっていたので、
YouTubeっていうのは、なんていうのかな。
かなり、最近は1000人以上のフォロワーと、あとはその。
再生回数か。
そうそう。再生回数が1000人はいってるんですけれども、
再生回数、ショート動画も含めて、結構長時間再生されてないと、
そういう課金システムみたいなのに入れないので。
入れなくていいんですけど、
この新しく始めたスタンドFMっていう、このアプリではギフトがあるみたいで。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
それに関連して、第7回目のテーマは、無料の方が得、逆じゃないっていうことね。
なるほど。ちょっと聞いてる人に嫌味に聞こえちゃうかもしれないから、
別にこのポッドキャストに関しては、
なんか有料で提供するみたいな考えはないんですよって話はしといた方がいいかもしれない。
そうですね。全然有料で提供するつもりはありません。
完全にこのポッドキャストは、
自分たちが話したいことを自由に話しながら、
頭を整理したり、自分たちが考えていることを知ってほしいなっていう気持ちもあって、
やっていることなので。
あと、社会全体に特定のコンテンツ、ある偏りを持ったコンテンツしか存在しにくくなっているので、
さっき言ったYouTubeのように、多くの再生回数を重ねることができるものは、
こういう系統のものっていうのが実際あるじゃないですか。
そうですね。
良くも悪くも、炎上的なものを狙ったりとか、
過度に物議を醸すような内容にしたりとか。
あとは結構役に立つものとか。
すぐ使えるハウトゥー的なものとかね。
それはそれで、その中には大切な情報っていうのもあるんだけど、
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やっぱり様々なコンテンツをたくさん作っていくっていうのかな。
のも大事だと思ってて。
偏りをね、なくしていくっていうのは大事で。
で、今はそれが可能になっている時代だから、
スマホを持っていれば、こうやって自分たちでコンテンツを出していけるっていう時代じゃないですか。
そうですね。
そこの観点も私の中では重視してるんですよ。
世の中に多様なコンテンツを提供していって、偏りを、全体の偏りをなくしていく。
私はある種の偏りを持った存在というか、考え方を持った人間だけれども、
特にフェミニズムのコンテンツとかってまだまだ少ないし、
一般に受け入れられているものっていうのは、特定の偏りを持ったフェミニズムのコンテンツでしかないから、
そういう意味でも、こういうね、ポッドキャストを通じて、
自分たちがその偏りに、何らかの形でアプローチできるっていうのは魅力的でもあるよね。
そうですね。
そういう意味では私、聞く、耳で聞くコンテンツっていうのを増やしたいっていう気持ちはあって。
大事だよね。
本で読んだりするだけじゃなくて、
本だとちょっと読みにくいなっていう人も、こういうおしゃべりだったら、ちょっと運転しながら聞けるとか。
家事しながら聞けるとかね、そっちがすごく魅力的だよね。
お皿洗いながら、洗濯物畳みながらできるって、
今日の話とも多分繋がってくると思うんだけど、
そういう再生産労働って言われるようなものを担っている人たちが、
これまで様々なその知識にアクセスしづらい状態っていうのはあって、
かなりの努力をしないと、特定の人がお話しするその現場に行って、
お話を聞くっていうことはできないとかね、あったと思うので。
そうですよね。
そういう意味での方よりも、もしかしたらなくしていけるといいですよね。
そうですよね、はい。
私も飯野さんも、結構セミナーっていうのをやっていて、
私はフェミゼミ&カフェっていう社会運動団体で、
かなり多くの100ぐらいの講座って呼んでますけど、
講座とかトークセッションとかの運営に関わっている。
平橋さんは学びプラネットのセミナーを定期的に開催してますよね。
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その中で、そういったセミナーとか講習、講座っていうものを、
無料ではあまり開催したくないなっていうふうに思っていて、
飯野さんたちのフェミゼミさんも、やっぱりそういう共通した考えを持って。
私たちの考えは、フェミはひらがな、中黒でゼミはカタカナで検索してもらうと、
ホームページにアクセスできるので、そこのフェミゼミについてっていうところに、
4つのミッションと5つの取り組みって今回新しく改定して、結構詳しく述べたんですよ。
5つのミッションと4つの取り組みね。
4つの取り組みの一番最初が、無償労働と無料参加の活動をなくすっていうふうにして、
かなり一番長い説明文を書いてあるので、ぜひ皆さん読んでください。
それ、なぜなのかっていうのは簡単に。
簡単に説明したいなと思うけど、まず最初に、
ひらがなさんがなぜ無料の講座は提供しない方がいいと考えているのか。
そうですね、なぜかっていうと、私もともとやはり教育とか障害関係なんで福祉寄りの分野にいて、
元々公的な機関がそういったサービスをやってきた背景があることから、
有料のものっていうのをあんまり歓迎されないっていうか、そういう文化があったなと。
その中に、最近では随分それが有料のものが増えてきて、
サービスとして買えるようになってきたというところがあるんですけど、
なのでその仕事として、この領域っていうので働いていく人が増えるためには、
やっぱりそれがサービスとして成り立っているっていうことが大事だなと思っていたのと、
それの実践の一つとして自分も会社を作って、
合同会社っていう一応非営利ではなく営利法人なんですけど、
営利でやってみて、それが成り立つものなのか。
成り立っていけばそれがまた別の人もそういうこの領域に参入してできるのかなと思っていて、
もちろん全てがそうなればいいと全然思ってないんですけど、
なんかその福祉的な領域に半分ぐらい携わりながら、
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自分でも半分ぐらいやるみたいな人が増えてもいいんじゃないかなと思っていて、
っていうのが一つの理由。
福祉がもうちょっとサービスとして成り立つといいなと思っているっていう点と、
もう一つ自分自身がやっぱり無料のものっていうのは、
読んでもらえないなっていうふうな感覚があって、
ブログをやってきたんですけど、結構ブログに同じような情報をたくさん書いてきているんだけれども、
やっぱり人間っていうのはお金を払ってさあ聞くぞっていう構えがあって初めて、
その情報を受け取ろうっていうふうになるんじゃないかっていう感覚があって、
同じ話ブログに書いてあるんだけどなと思いながら、
有料でも払って聞いてくれる人もいるし、
自分自身も無料でたくさんあるけど、やっぱり自分が学ぼうって思うのは、
本をお金を払って買ったり、セミナーにお金を払った時に、
やっぱりせっかくお金払ったからやろうかなっていう、
その構えの部分を作ってくれるのがお金なのかなと。
そういう意味で、
コストを支払うっていうことだね。
そうです。無料であるっていうことは、それを勝ちづけられないので、
勝ちづけることでそこを勉強しよう。
つまりこの障害の領域だったり、
そういった領域について知識を得ることには価値があると私は思っているので、
その価値を付けをして、それに同じく価値を感じてくれる人に受け取ってほしい。
そういう思いがあって、有料でやっていて、
そうですね。
有料でやっていてよかったなって思います。
やっぱりすごくモチベーション高く来てくれて、質問もしてくれる。
あと有料でプログラムを提供してるんですけれども、今。
そのプログラムに参加してくれてる人っていうのも非常にモチベーションが高くて、
コミュニティがすごく活性化しているので、すごくいいなと。
そこに誰かが来れなくて排除しているのかもしれないんだけど、
でも有料のものも無料のものもないわけじゃないので、
両方こういうポッドキャストでやってまず知ってもらったり、
結構同じようなこと喋ってるわけですよね。
だけど改めて有料にして、向こうに構えを持ってもらって、
で、一緒に勉強していこうっていう。
そういうことを大事にしたいなと思ってやっています。
なるほどね。
12:01
2点目のお金払った方がためになるというか身になるっていうのは、
感覚としては私も共有してます。実は。
で、やっぱりお金払った方が全然いいコンテンツを得られるよねっていうのもあるんですよね。
これ、有料講座出たことない人はちょっとピンとこないかもしれないけれども、
すごい資料とか充実してたりして、
これは本当に1500円でいいんですか?みたいな時ありますよね。
やっぱり準備する方のも、お金払ってもらってるってなると、
やっぱりもう一回見直して、分かりやすいように調整したりとかしますよね。
それは私も直感的には分かるなと思いつつ、
フェミゼミ&カフェはまたちょっと違う観点から、
講座を有料にしてるかなっていうのもあります。
平昭さんの一番最初の理由として、
福祉領域っていうのは、これまで行政が提供してきたから無料であることが多くて、
ユーザーも無料であるっていうことを前提にしてるというか、
慣れてしまっている部分があるっていう話がありましたけど、
実はフェミニズムとかクイアの領域っていうのも、
女性は経済的には不利益を持ってる人たちも多いし、
クイアの領域も、例えばトランスジェンダーの人とか、
一般の労働市場から多く排除されてきたっていう歴史もあったりするので、
貧困の問題に直面している人って多いわけですよ。
だからフェミニズム系もクイア系も、
結構様々なイベントっていうのが、
これまで無料で行われてきたというか、
コミュニティの中で行われてきたので、
無料であるっていうことが結構多かったかなというふうに思います。
ジェンダー系の話をすると、
これは男女共同参画基本法1999年に制定されましたけれども、
それ以降特に男女共同参画センターみたいなのが作られていって、
全国にそこでジェンダー系の講座っていうのは様々提供されてきて、
それも無料だったから、無料に慣れてる、
それが当然っていう人たちの方が多い領域かなっていうふうに思うんですよ。
そこは福祉とちょっと重なってるというか、
似たような状況もあるかなと思います。
だからみずみが最初、流量講座を始めたときは、
かなり批判されて、
貧乏人を排除する気か、みたいな感じで、
15:03
かなり厳しいことも非難も知人・友人からされたりしたんですよね。
でもなぜそれでも流量講座をしているのかっていうと、
一つには、やはり知識提供には対価を払うべきであるっていう考え方があるからです。
行政はその予算を持ってるから、講師にはお金払ってるわけです。
しかも傾斜つけてるんでね。
教授は何万円、準教授は何万円っていうね、
すごい権威主義的な価格設定にしていると。
で、他の大学なんかも無料で提供してるけど、
あれ、講師にはお金払ってるんですよ。
そうでしょ?
で、じゃあ私たち、
みずみ&カフェのような社会運動団体は、
その講師に払うお金、どっから調達するんですか?
私たちのポケットマネーからですか?
それは1回、2回だったら不可能じゃないかもしれないけど、
年100回、やる必要ないよっていうかもしれないけど、
年100回以上の講座とかをやっていると、
持続可能性は低い。
なので参加費っていう形で、
一部参加者にも負担してもらうっていうのが1つ目です。
これは講師だけじゃなくて、
講座を私たちの団体は学生とか院生と一緒に運営して、
その中で社会運動のノウハウとか、
伝えていこうと。
座学じゃなくて一緒にやって、
うわー大変だみたいな中で、
いろいろとトラブルに直面しながら一緒にやっていく中で、
身につけていくみたいなことを大事にしているから、
学生院生にはアルバイト料を支払っている。
今だとリアルタイム字幕も全部つけていて、
その字幕構成者にも支払っている。
ハイブリッドで常にやってるから、
配信班にも支払っているって形で、
常時十数名の人のアルバイト料が必要なわけだよね。
だからそこにも払ってるっていうのが1つです。
だから講座運営にはお金がかかるっていうのが1つ。
だから行政とか大学とか、
確かに無料で提供してる人がいるけれども、
無料で提供されている講座とかセミナーとかイベントのお金は、
じゃあどっから来てるのっていうのを考えてほしい。
考える必要があると思うんですよ。
なぜかっていうと、変なところから来てるお金っていっぱいあるんです。
まさにさ、ある政党の選挙運動が、
特定の宗教団体のお金によって、
そして人員によって賄われていたように、
18:02
自分は知らないかったけれども、
自分が参加したそのセミナーとか講座は、
実は特定の目的を持っていて、
その特定の団体から出ているっていうことって十分あり得るので、
私たちはそこにもっと警戒すべき時期に来てると思うんです。
無料だからいいっていうのは、
多分絶対違うと思う。
無料で提供されるべきものっていうのもあるんですよ。
社会的なリソースっていうのはそうでね、
道路を歩くにもお金かかるっていうのは結構、
それは様々な人たちの生活を危うくするからダメなんだけど、
知識提供みたいな場においては、
やっぱりその無料講座のお金を誰が払ってるのかって、
もっと意識した方がいい。
私はだから、自分が払ってる、一部は払ってるっていう感覚を持つっていうのはすごく大事だと思います。
例えば税金で。
行政の場合は税金だったりしますよね。
でもさ、今、例えば大学が。
大学は違いますよね。
結構税金だと思っているんだけど、実は違うってことがあり得るってことですよね。
そういうことですよ。
もうね、局団体のお金を使って無料講座をやってますっていうのもあり得ますからね。
そこは結構、もっと警戒心働かせて慎重になった方がいい部分でもあるかなと思う。
そうですよね。
あとは特定のIT企業とかが、
そういう端末とかそういったものを作ってる企業が、
それを流通させる、もう当たり前のものに流通させるために、
なんかそういうやつやってるよなーっていう気はしています。
だからそれってさ、有料講座だったらじゃあ安全なのかっていうと、そうではないんだけどね。
その参加費だけで全てを賄うっていうことはできないの。
私もこれは講座運営をやっていて、
特にね、フェミゼミ&カフェの講座っていうのはたくさんの人に関わってもらって、
そのアルバイト料をお支払いしながらやっているところがあるから、
とりわけ参加費だけでは賄えない部分っていうのはたくさんあるんだけれども、
でも結構ここは気をつけた方がいいなっていうのが一つね。
そうですよね。
自社の製品を使わなければ、
例えば企業に勤めていると、
自分の会社が作っている製品を使っていないと、
なんで使っていないのかっていうふうに言われたり、
もしくは車だったら、ちょっと奥の見えないところに止めるように言われたりするみたいなことがあるみたいな話があって、
21:04
その会社の無料で配られるものっていうのは何かそういう意図があるよねっていう。
それしか使ってないと他の製品と比較することができないから、
自社製品のその欠点みたいな、使いにくい部分があったとしてもわからないよねみたいな。
その無料で何かをもらうっていうのは結構怖いことだよねっていうふうに、
それが会社から支給されるものであっても、
それとは自分が使うものっていうのはちょっと分けておいた方がいいんじゃないのかなっていう気が。
なるほどね。
なんかね、私経済学101で、経済学の初歩の、初歩って言わないか、
大学で一番最初に取る授業の経済学の授業を取った時に、
There is no such thing as free lunchっていう言葉を一番最初の授業で教わったのね。
つまり、ただのランチっていうものは存在しない。
でもそことちょっと関わってる一点目は。
ただのものっていうのは結構怖かったりするよっていうね。
有料だったら安全だっていうわけではないから、
このイベントってどっからお金出てんの?みたいな問いっていうのは、
どのイベントに対してもちょっと持っておいた方がいい。
ただだからイェーイラッキーって飛びつかない方が、
飛びついても別にいいんだけど、
その問いは持っておいた方がいいかもしれないよなって最近思ってる。
2つ目の理由はもうちょっとフェミゼミ&カフェの運営全体に関わるものなんだけど、
フェミゼミ&カフェって講座を提供しているだけじゃなくって、
その他の活動もたくさんしてるんですよ。
研究活動もしてるし、調査活動もしてるし、出版活動もしてるし、
アドボカシー活動もしてる。
その他、ゆるフェミカフェって今ちょっと休止中だけれども、
ゆるフェミカフェいいですよね。好きです。
アートとか演劇とか、映画とかカフェイベントなんかを企画して開催するっていうこともやってきた人たちも一緒に関わって、
フェミゼミとゆるフェミカフェがくっついて、
フェミゼミ&カフェになったんだけれども、
そういう多様な活動を通して、
フェミニズムへの多様な入り口を作っていくとか、
フェミニズムを学ぶっていうときの、
多様な場を作っていくみたいな、幅広いアプローチで、
社会運動を展開していく。社会運動って言うとデモとか、
署名とか、そういうのをイメージしがちだけれども、
24:01
もっと多様で豊かであるはずだから、
そういうのをやりたいことをどんどんやれる人がやっていこうっていうような枠組みでやってるわけですよ。
かなり大きな運動団体になっていて、
そうすると、講座で得た参加費だけで全てを賄うってことは絶対に無理。
なので、寄付もお願いしている。今も寄付募ってるので、
ぜひ、余力のある方はお願いします。
私のおすすめは月1000円とかで、年間12000円っていうやつが結構一番入りやすいかなって。
1万円以上だと講座が聞けるし。
1万2000円以上だと、自分で企画を立てて、
トークセッションみたいな形でイベントできますよみたいな特権もあったりするので、
特権っていうのかな、権利もあったりするので。
そこはちょっとさておきなんだけれども、
なので寄付も集めている。
助成金も当然もらっている。
日本の様々な社会運動団体の一つの問題点っていうのは、
助成金頼りになっているということなんですね。
非営利団体たくさんあって、
フェミニズム系でもクイア系でもたくさんの非営利団体が活動している。
それはすごく大事なこと。
多様な団体が多様な活動をやっていくってすごく大事なことなんだけれども、
一つやっぱり大きな問題は、
それぞれが助成金頼みになってしまっている。
自主財源がないんですよ。
そうするとやっぱり助成金が取れる活動に寄っていってしまう。
必ずそうなっていく。
助成金出しているのはどういう人ですかっていうのを見ていくと、
それは国だったり大企業だったり、
特定の思想を持った財団だったりとかするわけですよね。
なので助成金がダメっていうことではないんだけれども、
助成金だけを頼りに運動を展開していってしまうと、
必ず自分たちが最初に始めた時の目的とか理念から大きく反れていくことになってしまう。
助成金のために活動するみたいになっちゃいますよね。
そういう感覚ありますか。
あります。そういう団体のを見ていると。
そのために活動しているのかなっていう。
回していく必要があるからね。
そこにすごくコストがかかるので、
特に事務所を抱えています。
ある程度常駐とはいかないまでもスタッフを抱えていますってなると、
必ずそうなってしまうから、
私たちは、ペミゼミ&カフェは最初から自主財源をしっかり持とうっていうことを共通理解として持っているんですよ。
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私も最初ここは全然意識の中にいなかったことなのね。
だから有料講座に対しても、
無料にしてっていう人の気持ちも分かるなとか、
せめて警察系ってよっていう人の気持ちも分かるなと思いながら活動してきたんだけれども、
でも徐々にもっとより大きな視点から見たときに、
自主財源を持っておく、確保しておく、
その手段をしっかり確立しておくっていうのはすごく大事なことだと思って、
気づいたんですよね。
なるほど。
つまりそういうふうに活動している団体に有料でセミナーを受けに行くっていうのは、
その領域を守っておくためには非常に大事なことだという。
そうなんですね。
だから参加者の人たちには、もちろん講師からの知識提供、
あるいはその講座を運営しているアルバイトスタッフの労働力に対して、
私は参加費として、今は消費税込みで1650円払ってますよっていうふうに思ってほしいということと、
同時により大きなフェミズミー&カフェ全体の活動を支えるために、
その自主財源をフェミズミー&カフェが維持していくために1650円払ってますよっていうふうに考えてもらったらめちゃくちゃ安い。
そういうこと言っちゃいけないんだけど、だと思うんですよね。
そういうふうにやっぱり理解してほしい。
この講座参加費っていうのをすごく視野狭く捉えてしまうと高く見えるのかもしれない。
私は決してそうじゃないと思うけれども、今のその物価っていうのを考えたときに。
でも、より広い視野で考えたときに、それが何を意味するのかっていうのを想像してもらえると、それがいかに重要なのかが伝わるかなっていうふうに。
自分でその有料講座をやってみて、大企業みたいなことをやるには一体どれぐらいの搾取をしなければならないのかって思って。
自分自身が例えば自分の会社を運営していくだけでも結構その有料で払ってもらって、サービスを提供してってやっていくわけだけど、それってすごく小さいわけですよ。
これをあんだけ大きくやるっていうのはどういう仕組みになって、資本主義っていうのはそういうことなのかなって思いながら。
そういうことを自分でやることでそういうことに興味が出てきたりするので、有料講座ってどうなんだろうって思う方はぜひやってみると。
30:09
やってみると、あ、意外とこんなところにお金がかかるのかとか、意外とこれはお金かからずにできるのかとか、そういうこともまた興味を持てるので、やるのもおすすめですよね。
ちょっと長くなってきたから、このあたりで終わりにしようかなっていうふうに思うんですけれども、やっぱりこのテーマって結構大きなテーマで、いろんなトピックっていうか、重要な問題につながっていくんだなっていうふうに思いながら話してました。
やっぱりさっきの最後の資本主義の話、資本主義って必ず無償労働みたいなものを持っていないと発展しなかった。必ず発展しなかった。日本語が詳しかったけど、資本主義っていうのは無償のケア労働っていうものを搾取しなければここまで発展しなかったわけじゃない。
常にその無償っていうのを前提に組み込んでいるシステムなんですよ。で、今私が読んでいる本は、無償労働っていうかケア労働だけじゃなくて、自然を搾取してきた、採取してきたっていうのもそういうところがあって、無料で採取してるわけでしょ。
労働に関わってる人には退化してはし払ってるかもしれないけど、自然も無料で、いつでもいくらでも使えるものとして採取してきたと。それで大きくなって、資本蓄積してきたっていう意味で、常に自然破壊を本質的に組み込んでいるんだみたいな議論で。
で、同じことは無償労働にも言えることなので、いかに無償労働をなくしていく努力をするかっていうのは結構重要な戦いなんだろうなと。
そうですよね。
思います。
なんかより賃金の安いところとか、そういうところに企業が移っていくみたいなことってよくよく考えると、そこの地方だったり海外だったり、そこの資源っていうもの、え、これ誰の、もともと誰のものだったっていうのを、なんか大きな地方がやってきて、ちょっとお金を払って持って行ってしまうっていう。
そうそう。
自分自身の無償が、あのやってる無償労働に対してはすごく意識的でさ、怒りも持ってる人いると思うんだけど、なんでこれただでやらなきゃいけないの。給与安いとかね。
でも、その同じことはあなたが受けている無料口座にも向けられなければいけない視点だっていうことなんですよね。このお金ってどっから来てんのよって。誰がそこで搾取されてるんだろうって。
33:12
じゃあ引き続きこのテーマ。たまに思い出して話してみたい。
熱く語りすぎちゃって時間。
長くなってしまいました。
はい。では第7回は、無料の方が得?本当に?それって逆なんじゃないの?っていうことですね。
はい。
はい。それについて。はい。以上です。
33:36

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