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2023-04-14 21:15

医療従事者の健康についてRethinkする

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医療従事者の働き方について
心と体の専門家が様々なトピックを取り上げて、健康について考え直す番組、Rethink Healthということで、今回は三浦さんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回はですね、医療従事者の健康とか働き方みたいな感じで話をしてみようかなと思うんですけども、
自分は理学療法士という資格を持ってて、三浦さんは看護師で、お互い病院勤務の経験もある。
自分は非常勤なんですけど、今後人口も減っていったりとか、医療従事者は逆に資格を取る人が増えていって、需要と供給のバランスがちょっと崩れ始めるとかもあるんですけど、
とはいえ絶対医療機関って社会の中では必要なところかなと思いますし、
その中でいかに医療従事者がいい働き方できるというか、やりがいを持ってメンタルもいい状態で働けるかみたいなところって結構大事なポイントかなと思うんで、
ちょっとその辺の大事な要素とか、こういうポイントを気をつけるといいかもな、みたいな話をしてみたらいいかなと思ってます。
はい、という感じなんですけど、三浦さん自身はどうですか?過去の経験的にいくつか関わってますよね?
大きい病院とかそんなたくさんはなかったでしたっけ?
そうですね、大きい病院は2つぐらい普通に働いたりして、あとはちょこちょこ地域の福祉事業所とか多いんですけど、一般的にやっぱそのいわゆる夜勤しながら病院で勤める看護師とか、他のコメディカルの方々もそうだと思うんですけど、
代表的な問題っていうか、ストレスの原因とかで、やっぱその割と肉体労働が多くて、しかもちょっと残業も多くてとか、割と自己犠牲しながら長時間働くことのストレスとか、あと何よりやっぱ人間関係とかかなっていうのが思い当たるんですよね。
私自身もどちらも大変だったっていう思いが国名に残ってて、同僚とか知り合いの話を聞いてもみんな同じようなことは言いますよね。
そうですよね。働く時間もちょっと長いとか、1日でかかる患者さんとかクライアントみたいな方も結構ニーズ多くなってくるとなかなか大変でしょうし、人間関係っていうのもそういう患者さんとの関係とかもあれば、職場の関係とかっていうのもあるでしょうし、
どこがどうなったらいいのかなっていうのもありますけど、逆に本当に理想的にはこんな感じだったら理想だなみたいな思ったりします?
ありますね。やっぱり、ある程度ちゃんと資格も取って、経験とか自分の自信とかもついてきてたら、自分なりの意見とかもやっぱり持ってたりするんですよね、それぞれ。
で、その時にやっぱりそれをちゃんと言いやすい環境って、お互いにコミュニケーションを活発にできる環境を作っていくっていうのは割と自分から発信していけるものなんですよね。
そういったものを少しでも重ねていくことで、楽にはなるんですよ、割と。
女子とかに対しても思ったことを言ったりとか、みんなのために改善していく方向で、みんなそれこそビジョンを重ねていけば、わりかし乗り越えていけるかなっていう目があったりしますし、
長時間労働とか、夜勤とかは体調とかにもよるので、そこは働く場所を調整したりとか、相談したりとかして、なるべく定時で終わらせて帰るっていうのが理想ですよね。
そうですね。やっぱり医療って特殊で、一般的なビジネスだったらお金稼ぐためにとか収益させるためにみたいな感じが強いかもしれないですけど、やっぱり患者さんのためにいかにいい関わり方をするかとか、そっちの優先度が高くやってると思うんで、
それが強すぎると自己犠牲になりがちとかっていうのもあると思うんで、いい仕事をしつつ働き方を改善するためには、ある程度スタッフの人数にも余裕があったりとか、うまく引き継げたりとか、同じ方向を見据えてというか、いかにいい仕事をするために喋りやすい環境があるかとか、そういうのを作っていけるといいんでしょうね。
そうですね、今はわりとそういうのを意識している人はチームの中に一定数はいると思うんですよね。だから本当に身近なところから、ゆっくりやっていくという方法は一つあると思うので、本当に氏名疎開みたいにね。
対人関係の難しさ
誰にも思っていることを言えないとか、味方がいないって思っちゃってたら、もうそれは結構やばい状態だと思うんですよ。
それは、この患者さんに対してこういう風にしたらいいと思うのに言えないとかっていうパターンもやっぱりあるんですかね、現場で。
でも逆にプライベートっぽい会話よりは、やっぱりカンファレンスとかいう場所の方が公平に言いやすいですよね。
そうですね、方向性が、目的が決まってますもんね。
だから、そういうときに逆にしっかり発言し続ける方が精神衛生的にはいいかなと思います。
確かに。だからそういうとこで、あんまり発言しなくて普段雑談ばっかりしてもよくないというのはあるでしょうし。
そうなんですよ。
逆にね、そのカンファレンスとかではめちゃめちゃまともなこと言うけど、普段あんまり雑談しないっていうと、ちょっと距離感じるみたいなのもあると思うんで。
それはあるかもしれない。
両方できたらいいですよね。
ね。仕事中でも、ありかし結構発語して発言したりとかする方がストレスが減りやすいと言われてますよね。
たしかに。だから、ため込んじゃってるとね、発散する場所がないとあれなんで。
だから、やっぱそのカンファレンスとかでしゃべりやすいっていうとこは、どっちかというとやっぱ上司の人っていうか、マネジメントするカンファレンスの管理する人っていうか、その人の醸し出す雰囲気とか、なんかそういうのが結構影響したりするんですかね。
うまく話振るとかもありますしね、やっぱり。
リーダーシップとコミュニケーション
そうですね、一番トップの人ないし、真ん中の人とかが一定リーダーがいてとかだと思うので、もしくはこう、自分から別にメンバーシップって言って、リーダーシップのほかにメンバーもどんどんそういったものを発言しててもいいんですよ。
なるほどね。
あと、なんかその働き方みたいなこと考えたときに、カンファレンスとかって時間合わせてやらないとなかなかできないじゃないですか。
そうですね。
だからそのうまく、動機と非動機っていう分け方することもあると思うんですけど、動機型ですよね、時間を合わせてみんなで話すっていうのは。
だから、あと非動機の、例えばチャットのツール使うとか、そういうコミュニケーションも普段からしとくと、本当に時間を合わせてやらないといけないことはカンファレンスとかで話して、
普段のコマゴマとしたこととかは、そういう非動機のコミュニケーションをうまく活用してってやると、ある程度効率化できるのかなと思ったりするんですけど、
そういうコミュニケーションの取り方とかって、これまでどうだったとか、こういうのがいいなとかあります?
そうですよね。
結構、やっぱり本当にダブルチェックとか、言葉でちゃんと目を見て情報を共有するとかしないと、本当に医療現場のリスク管理ができないので、コマゴマとしたコミュニケーションを取りながら、
でもそれがみんなに共有されてないと意味がないので、それもやっぱり時間を決めて、特にやってたのは朝の申し送りの流れで10分カンファレンスをするとか、
午後2時だったら2時っていうふうに設定して、ほとんど全員が出席できないかもしれないですけども、基本的にそれに合わせるように業務をちゃんと午前中のうちに全部やっちゃうとかで、
全部こう、わりとシステマティックに今日はこういう、この人たちのこの部分について今日テーマをディスカッションしましょうとか、全部決めちゃうんですよね。
それで、やっぱりそういうときに全体共有したりとか、わりと進めているのもルーティンワークみたいな感じですね。
なるほどですね。
その辺、看護師さんとかだとそういうルーティンで、またリハ職だと別とか、業務時間とか内容も違いますし、それぞれで多分ある程度理想系みたいのはありそうですね、考えていくと。
そうですね、でもわりとそういうちっちゃい会議みたいなものが、昔に比べたらほんと頻繁にやってるなってイメージがあって、最近。
それは良いと思うんですよね。
やっぱり、みんなで共有するって気持ちが安心できるので、自己判断とかが防げていいのかなと思います。
リハ職だと、1日の単位数このぐらい取ろうみたいな目標みたいなのがあったりするとこあると思ってて、
それが多すぎると、かれて書く時間ありませんみたいな、結局業務時間伸びてみたいなことを結構聞くんですけど、
業務時間と記録の配分の工夫
看護師さん的にその業務時間の中で、患者さんと向き合う時間とか、かれて書く時間とかの配分とかで、ここしんどいなとか、こういう感じがいいなとかあります?
私は割とテキパキしてる方なので、戦略的に患者さんのところに行ってちゃんと会話もして、その得た情報をちゃんと記録に載せることをイメージしながら会話するので、
それもしかも業務の時間内にやるんですけど、パソコンに向かう時間なんてそれはもう効率上げればいいだけなんで、
もう頭の中にあるものをすぐ形にすればいいだけなんですけど、
人によってはやっぱりずっと向き合ってパソコンのまま離れられない、記録が残ってるから帰れませんみたいな、
人のタイプによるんですよね。
結構コツですよね、本当に記録書くことをイメージしながら関わって、質問の仕方とか情報の残し方とか、
だから自分が理解するっていうよりも、相手に伝えるとか伝えないといけないこともイメージしながら情報収集できるといいですよね、そういうのは。
そうなんですよね、その辺のノウハウはもしかして困ってる人がいるかもしれないので。
学校ではそこまでは学ばないというか、やっぱ現場で感覚身につけますよね。
感覚ですよね、このだいたい1日の流れで、ここら辺はちょっと時間が空くから、ここに記録を入れちゃおうとかね。
学校の時の病院実習とかって、そういう戦略的なというか、効率よくやるってよりも、深く考える方が多くないですか。
だから記録をまとめてやっちゃうから良くなくて、1行ずつやったら書く、小分けにして記録を蓄えていくっていうやり方が一番いいと思います。
なるほどね、現場はそうしないとなかなか回らないというか、効率悪くなっちゃいますよね。
そうですね。
システム1的な判断について
なんかね、行動経済学の考え方で、システム1とシステム2という考え方が2つあるっていうのは確かあって、
システム1っていうのは、ある程度自分の中でパターンが決まってて、効率よく判断する。
医療とか、例えばお医者さんとかでもあると思うんですけど、全員が全部の検査しないじゃないですか。
だけど何回も同じような患者さんを見てたら、感が鋭くなるというか、パッと見で分かるようになってくる。
そういうのがシステム1的な感じで、システム2っていうのはもっと深掘りする。
めちゃめちゃ深く考えるっていうので、考えられる全ての要素を全部評価して、深く考えて結論を出すっていう方向ですけど、
現場はやっぱりシステム1的な、ある程度スクリーニングというか、パッと見で結構判断しながらやる方が大事な気がするんで。
確かに。
それのコツは。
そうですね。まずはそこですよね。
全体的な流れがどこおりなく、ちゃんとやっていけてるかということと、
あとね、でもやっぱり見落としがちなのがシステム2っていうのかな。
深掘って、この人の人生のことまで考えていくとか、隊員後の生活までイメージして、その人の価値観とかに触れたりとかいうところって、すごい重要だと思うので。
それもそれで、やっぱりそのための担当とかプライマリー性とかあれば、ゆっくり、そこもそこで大事ですよね。
そうですね。だから現場の仕事だけやってると時間に追われて、システム1的な形だけになりがちかもしれないんで、
どっかでやっぱり時間決めて、ここはちょっとゆっくりこの人についてみんなで考えようっていうのが、カンファレンスとかでできるとバランスよくなってくるんですよね。
バランスよく、すごいクリエイティブな感じもあって、わりと楽しく仕事できると思うんですよね。
そうですよね。やっぱりそういう時間もないと目先のことに追われてるだけっていうと、何のためにやってんだろうみたいな、なりがちだと思って。
そうなんですよ。
なるほどね。
わりとね、そういうことも学生のときに結構学んでるんですけどね、やっぱり現場に出ちゃうと業務に追われるって方が、
確かにそうですね。
捕らわれちゃうんですよね。
なんかその、やっぱり医療従事者だとどんどん新しいことを学ばないといけないんで、研修とか学会行ったりとか、そういうのってあると思うんですけど、
なかなか場所によっては、業務時間忙しすぎて、業務時間ないとしてそういうのできなかったりとかもあると思いますし、
本当に難しいのは、人がたくさんいればお互いに補い合ってやりやすいかもしれないですけど、
その分情報共有しないといけないことは増えて、なんかその業務の分担と、何だろうな、そういう研修の時間も取るとかっていうのを合わせて、
人数ってどのぐらいいるのがいいのかって、なんか難しいなと思いました、今。
そうですね。たぶんなんか、やっぱりその、ぶっちゃけ昼間とか忙しかったりするんですけど、その研修入れ込むのなかなか大変と思うんですけど、
残業にしたって、そこもなんか給料発生してもらうとかしてもらうと、気持ち的に折り合いつきやすいのかなとか思うんだけど。
そうですね。そこがなかったりするとね、もし家族とかいたら、家族と過ごす時間をなんか犠牲にして、研修してるみたいな感じもなるでしょうし。
そうなんですよね。だから、なんかよく大学の先生とかお医者さんとかでも、最近研究日っていう、なんか1日フリーに、自己検査に使える日ってあったりするじゃないですか。
ああいう、なんかこう余白を使ってくれると、何かにあてがえるかなと思って。
自分もそれ思ってますね。だから、そういうのが普通にみんな、すいません、ちょっと電話が鳴っちゃいました。
ああ、そっかそっか。
戻ってきました。
はい。
そう、研究日ですよね。
うん。
あれみんな作れないんですかね。
え、作れないのかなって思うんですよ。
なんか作るためには、だからその人が1日2日とかいなくても、現場が回るような仕組みを作らないといけないわけなんで。
そうですね。
あったほうがいいと思うんですけどね。月で数日間とか。
いや、ほんとそうなんですよね。だからなんか、もともと本当にそういう気持ちがあって、そういう医療職に携わってるわけだから、勉強したい意欲とかもきっとあると思うんですけど。
でも本当に、そうなんですよ。研究日みたいなのがあることで、すごいこう、いいと思いますね。学びもできて。
病院はお医者さんとかだけじゃなくて、理学療法士でも作業療法士でも看護師でもみんな月に何日間か研究日ありますって言ったら、めっちゃそこで働きたいってなりそうな気がするんですけど。
そうなんですよね。だからそこで怠けちゃうって言っても、ありなんですけど、でも、そうですよね。好きな研修1個はここに入れてねみたいな感じで。
そうですね。
意欲を向上させてあげられる気はしますね。
医療従事者のキャリアパス
まあね、その、医療機関でずっと働き続けて、現場の活動をするっていうのもありだし、管理者というかマネジメントに回るのもありだし、
例えば本当に研究活動もうちょっとしたいなと思ったら大学院行くとかもありだし、フリーランスとして独立してやるっていうのもありだし、可能性いろいろあるんで、医療従事者の将来性としても。
だからまあ、一つのとこに勤めたらもうずっとそこにいないといけないというわけじゃなくて、そういうちょっと余白があるといろんな選択肢増えますし、
長期的に見たらそっちの方が、なんか施設としても人が新地退社したりとか、新しい知見も入ってきていいと思うんですけどね。
まあ理想論ですけど。
そうですね。まさにさっき言ってたように少子化で人口が減っていくことに見据えていくと、そういう現状もみんなで全然共有して、
今後ね、病院っていうものが基本的に救世機とかどうしても必要な機能を果たしてくれるところ以外はもうなくなっていくかもねみたいな感じで、いろんなことを考えていきたいですよね。
そうですよね。だからまあ本当に有資格者増えてるから人は余っちゃう可能性が高いんで、
そういう意味ではね、そうやって研究日とかうまく作って、新しい活動を見据えた方が、
まあ組織としても本当にそこに必要な人が残って、違うことやる人は違うとこ行ってっていう感じになると思うんで、
それが今後の理想な気がしますね。
まあ本当に医療介護福祉によっても状況違うと思うんで、あれですけど、なんとなくそんな感じがしましたね。
そうですね。はい。
まあこんなもんでしょうかね。
これ聞いてくださってる方の中に医療従事者の方どのぐらいいるかわかんないですけど、
そういうところが増えるといいなと思ってるっていうぐらいで、どこまでできるかわかんないですけど、
知り合いはそういう医療機関に勤めたりとか、ちょっとそういう新しい働き方みたいなところに注目して行動し始めてる人もいるので、
交互期待というか、いい形を作っていきましょうという感じでした。
はい。
はい。じゃあありがとうございます。
ありがとうございます。
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