この番組は、中小小売企業の取締役経験のある2人が、そのリアルについてゆるくお話しします。
人事に軸足を置いたジェネラリスト、私戸部由里が、2度のM&A経験がある連続企業家、樋口幸太郎さんに話を聞いていきます。
既に小売企業を経営している方、これから小売ビジネスで企業を考えられている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。
リテールトーク93回目です。よろしくお願いします。
お願いします。
今日は、商品別限界利益と広告管理画面ロアスから見るECモールの検索連動型広告の実態、噛まずに読みましたって感じですね。
長い。
もうすぐクリスマスですが、何かするんですか?クリスマス。
クリスマスは特に考えてなくて、でも来週水曜日なんで家族でご飯食べるかなぐらいですかね。
サンタさんは来るんですか?
サンタさんはそう、うちの子供にもう1週間だから、そろそろサンタに手紙書かないと来ないんじゃないのみたいな話をしてます。
うちが書いたのかわからないですね。
一応書いてツリーの下に置いておいて、サンタに見てもらうみたいな感じでやってるんですけど、
うちの子が今日言ったら、でも書かなくても大丈夫でしょ。サンタさんはいつも私たちのこと見てるからみたいなこと言ってて。
大丈夫かなみたいな、言ってることでも変わってるじゃんみたいな、前まであれが欲しいって言ってて。
今回これ欲しいからちゃんと証拠として残しとかないと、発注書みたいにやっとかないと、
どっち来てもサンタのせいじゃないよみたいな話はしました。
なるほど、まあ、証査とか大事ですよね。
そうなんですよ、証拠を残すみたいな感じで。
準備があるからサンタも本当に物理とか関わってくるから早くやった方がいいよっていうのは言ってます。
多分今日書くんじゃないかな。
アマゾンおもちゃブックみたいなのが何で届いたのかわかんないんですけど、うちにあって、
おもちゃカタログみたいになっていて、値段がないんで子供向けなんですけど、
それを見てレゴが欲しいとか言っていたのがサンタさんに伝わっているか若干心配になったので手紙を書いたか確認しようと思います。
それかそれうちには届かないのはアマゾン的にうちは子供がいないと思われてますね。
購入したものから。
なるほど。
多分そうだと思います。一回も届いたことないし、僕アマゾンで買うのはキンドルで漫画ばっかなんで。
独身中年男性だとアマゾンに思われてますね。
まあそっか子供のものを買わなければ確かにそうですもんね。
そう多分顧客データがたまってないですアマゾンに。
学研とか、島次郎のやつ何でしたっけ?
真剣ゼミ。
真剣ゼミ。バレずに育つのって結構難しいみたいな説があると思うんですけど。
所々にありますもんね。住所を書かせるトラップが。
そうそうそう。お名前シールか何かを発注しちゃって無料だったんで。
はいはいはい。
こういうことだったのか。
そうですね。無料で何かもらえる引き換えに個人情報を提供してますからね。
一生追跡されるんだと思って。
小4ぐらいまで来るんじゃないですかね。
まあしょうないや。
本題に行きたいと思います。
商品別限界利益と広告管理画面ローアスから見る
ECモールの検索連動型広告の実態というお話ですね。
これノートも一応同時に更新しようとしてます。
なので詳しいデータとかノート見てください。
クライアントさんにはマスクしたデータで
御社だってわからないようにして公開するんでよろしくねって許可もらっているので
ちょっとセキュラルなデータだと思ってみてください。
ストアレコードを提供しながらコンサルティングサービスをご希望される会社さんには
コンサルというような形でデータ見ながら次の一手を考えるみたいなことをやっていて
そのクライアントさんの話ですと
ECモール内での検索連動型広告
今回ZOZOADと楽天のRPPを取り上げるんですけれども
金額をドラスティックに減らしたら
なんと利益が大幅に増えたみたいな事例が3社あったんで
ちょっとこれは見直してもいいんじゃないかっていう
企業さんが多いと思うのでご紹介という形です。
その広告をやらない方が良かったことが分かったってことでしょうね。
特にそのモールの広告ってメニューめちゃくちゃたくさんあるっていう話でしたけど
効果測定しなくてなんとなくやってるとダメだよねっていうのが
証明されてしまったということですね。
とりあえずやってるみたいな企業さんも少なくはないんじゃないですかね。
多いのは売上の規模がある程度の規模あると
売上に対して何パーセントかけるっていうのを
予算組みしちゃったら全額消化しちゃう。
効果検証はロアースで見てるみたいな
そんな会社さんが多いかなと思っています。
検索連動型広告ってやっぱりECモール内でも
広告の主力商品として推していることもあって
利用してる会社さん多いと思います。
一方で今回パレル系の会社さんで3社やったんですけれども
結論、自社のブランドとかブランド認知が進んでいる会社さんについては
ちょっと見直してもいいんじゃないかなと思って
今回話をしています。
わかったのはこのスターレコード提供していて
スターレコードって楽天市場ぞぞの売り上げ
あとは商品の原価、あとは広告費を含む
広告宣伝費と販売手数料みたいなところをさっぴいて
限界利益いくら儲かってるのかっていうの自動で出るので
それを過去の実施してた期間と実施してなかった期間
比較したら今回の事例がわかったっていう形なので
ちょっとそこで紹介したいと思います。
まずA社さんなんですけれども
ゾゾアドを昨年比で85%削りましたと
ドラスティックにめちゃくちゃ削ったら
当然売り上げとあらゆる量減っちゃったんですよね。
売り上げ30%減少したけれども
限界利益がなると30%改善したみたいな形なので
売り上げアップの効果はおそらくあったんだろうけれども
利益を逼迫してたのも事実としてあるというような形です。
比率見ていくともちろんMDの改善なんかもいろいろあったんで
全部が全部削減した効果じゃないんですけれども
まずそもそもあらりが3ポイント改善しましたと
これはMDによるところが大きくて今回のアドは関係ないですと
一方で販売管理費の比率が7.5ポイント改善していて
これはもうまるっと広告費の部分による改善だなというような形ですと
基本的には広告経由で売り上げが伸びているときって
広告費が増えた分だけ売り上げも増えていきますと
なので広告費の比率は一定になりますと
一方で広告って出しすぎると幸るみたいな形で
広告の効率がどんどん悪くなってきて
広告費が増えてるんだけれども売り上げが寝てくるみたいな形になると
広告費の比率がどんどんどんどん上がっちゃうと
まさにそれが起きていたことによって
昨年は半関費の比率が高く出てきちゃったのを
広告効率いいところまでに留めたので
販売管理費の比率広告費の比率が下がって
限界利益が上がったみたいなそんな形かなと思っています
広告比率が利益向上に与えるインパクトみたいなのって結構大きいんですよ
結構大きくてこの会社さんは去年在庫も相当積んだんで
売らなきゃいけないというプレッシャーも結構強かったっていうこともあって
広告アドをかけるしかないよねっていうところで
アドを踏み込んでかけてたっていう背景もあったんで
そこを大幅に削減しても利益はちゃんと出るようになったっていうような形ですね
B社だとRPPよりもアフィリエイトの両立アップ施策がいいんじゃないかみたいな
多分ポッドキャストでも1回話したかなとは思うんですけれども
RPPの費用を72%削減しました
その分アフィリエイトのプレミアムパートナーの両立っていうのを
12%に上げて実施したっていう形でした
これをやったことによって売上総利益ともプラス10%ぐらい増えましたと
一方で減価利益はプラス76%と大幅に増えたっていうような形です
すごいこれロア数では説明できない伸び方してますもんね
そうなんですよ広告宣伝費の減少のほとんどが楽天RPPだったので
それによって利益が増えているっていうことから
楽天RPPが売上と利益に貢献している効果はほとんどなくて
費用を落とした分だけ利益が増えちゃってるなっていう
そんな感じの結果になりました
結構ドラスティックだなっていう感じで思いましたね
C社もここもZOZOなんですけどZOZOアドを95%削減してますと
仕入れとか代行の見直しもあったので売上売上総利益っていうのは
おそらくZOZOアドかけなかったこともあって減少しましたと
一方で広告費削減によって半間費も改善したので
限界利益自体はプラス17%増えたっていうような形で
限界利益の絶対額は売上とあらりが落ちたのに増えてるっていう
この会社も同じような傾向になってました
これもやっぱりZOZOアドが利益まで押し上げる効果がなくて
削減した分だけ利益が改善している
もちろん削減した分売上ちょっと減っているけれども
利益ベースでいくと絶対額増えてる結果が出たっていうような形です