ゲストの紹介と背景
この番組は、中小小売企業の取締役経験のある2人が、そのリアルについてゆるくお話しします。
人事に軸足を置いたジェネラリスト、私戸部由里が、2度のM&A経験がある連続企業家、樋口幸太郎さんに話を聞いていきます。
既に小売企業を経営している方、これから小売ビジネスで企業を考えられている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。
リテールトーク65回目になります。よろしくお願いします。
お願いします。
ゲスト対人マンさん、待望の2回目の登場でございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。対人マンです。2回目お呼びいただきありがとうございます。
いつお呼びしようってずっと言っていて、待望のゲストでございます。
ほぼほぼ皆さん知っていると思うんですけど、シュッと対人マンさんをご紹介するには何て言うのが正しいですか?
何か言うのかな?対人スキルでここまで来たちょっと変なおじさん。
そうなんやろうけど。
何がいいんでしょうね。お仕事的にはいろんなブランドさんとか企業さんのインスタグラムの担当者を育てるよっていうところをお仕事させていただいていて、
今累計で196社281アカウントくらい支援してきてますよっていう、そんな感じですね。
すごい。あれですよね、ご自身で小売。
国食雑貨メーカーですね。
メーカーもやってらっしゃる。
今日お呼びしようと思ったのが、対人マンさんでモールのイメージは全くなかったんですけど、
昔からの流れに詳しいっていうのをお聞きして、モール系の意思どうなんみたいなお話を聞ければなと思ってました。
承知しました。モール系に関したら、僕独立する前の国食雑貨メーカーの営業もやってたんですけどね。
そこを入れたらトータルで16年とか17年くらい、いわゆる楽天やふが主戦場のメンズアパレル、レディースアパレルの会社さんとお取引してて、
商品を買ってもらってたっていうような感じですね、お仕事はね。
取引先の9割がEC専業でした。
結構昔、コロナよりもっとずっと前の時代からってことですよね。
ずっと前、流行りだした頃ね。楽天市場とか、そのくらいですね。
直近、いい雑貨マニアストアーズさんはじめ楽天のショップオブザイヤーとか取ってらっしゃる、一見うまくいってるかなと思われてる企業さんの倒産みたいな話を
こないだ見てる時でも話したんですけど、その辺どう捉えてらっしゃいます?
その辺に関したら、倒産したところ、割と歴のあるところですよね。
見たり寄ったりのね。この辺り今ちょっとクローズアップしてるけど、例えば5年前とか10年前にも結構優れてるのよね。
市場の変化とその影響
特にレディースのランキングなんかは当時と全然違う。
なぜならなくなってるからみたいなね。
どっちかというと昔はレディースの方が危険度が高かったかなと思いますね。
やっぱり流行りしたりもあるしね。
コストが結構かかってた。レディースのところは当時ね。
ここ何のコストがかかってたかっていうと、たぶん4年前かな。
いわゆるファッション雑誌のモデルさんを使わないと売れないよ、みたいな流れがあったのね。
なってきたらそういうね、もろもろの撮影代とかモデル代とか結構コストがかかってたのね。
当時やっぱり、樋口さんやったら分かると思うんですけども、ランキングハックやったんですよね。
ランキングハックするために鶏肉商品ってあらりマイナスでした。
マイナスなんですね。なるほど。
当時一斉風靡したところでいくとね、例えば999円のレギパンとか。
あんな赤字ですよ。広告宣伝費。
なるほど。
あそこでランキングから入ってくるんでっていうね。
そこでタッチポイント作って他も見てもらうみたいな戦略ってことですね。
そう。なので僕当時メーカーとして言われてたのが、ここのランキングに入れたいんで、
ここの会社よりも同じ商品でコスト下げて持ってきてくださいみたいな話をよく言われた。
そうか。メーカーさんにはそういうオーダーが入るわけですね。
入る。なるほど。
なのでここより下くぐってここのランキング取りに行きたいですよっていう商談。
なのでこれが売れるからとかじゃない。
ランキングを入れるために色数増やしてっていうね、ランキングのハック術みたいなところが主流でしたね。
ってなってきたらマックス20色とかやるんですよね。ランキング入れるためにね。
カラーパウンドとか20色とか。なんかこういうのめちゃくちゃ当時多かったですね。昔はね。
すごい。20色抱える在庫ヤバいですね。
ヤバいでしょ。なので回帰率ええわけないじゃないですか。
でこの辺コントロールできるかっていうと、できないですよねーっていうね。
そういうところ散々見てきたんでっていうね、話。
なるほど。それで言うと僕らの前職もまさに1品番に20色突っ込んでランキング上にするためにやってみたいなのやっていて。
でおっしゃられた通り在庫の回転率が心配だから僕がずっと見てたっていう感じですね。
それちゃんとやらないと本当に溜まってっちゃうというか端のサイズと売れないカラーがすごい溜まっていって。
でそれをちゃんと売り切らないと付け替えるのも難しいみたいな感じになっちゃうので
どんどんどんどん溜まっちゃうっていう。確かにそんなクライアントさん多い気がしますね。
なりますよねー。みんななんかランキングのいかにしてハックしていくかっていうところと
楽天側とかのね営業マンと仲良くしていい広告を回してもらうっていうそんな話ばっかりじゃなかったですか。
僕ら楽天伸び始めたのが後だったのでそんなではなかったですけど
当時結構あったのかもしれないですね。この枠がいいとか。
そうそうそう。めっちゃあったんですよ。
なるほど。確かにでも我々も伸び始めたのって楽天のいい営業マンさんとコミュニケーションが取れて
この枠結果出てるんでやりましょうみたいなのに乗っかったタイミングですごい出ましたね。
なのでアパレル云々のMDとかの話の前にランキングのハック術と広告で伸びたっていうところで
なんかアパレルの売り方じゃないですよね。
確かに。
そこが崩壊した後どうなるかみたいなそういう想像ですよね。
確かにMD目線でいくとそれでいいのに、例えば僕らも欠品率をすごい下げてくださいみたいに言われて
ランキング上げていくためには品番の売り上げも大事だし
コンバージョンレートが大事なんで欠品率下げてくださいって言われるんですけど
言われたのが8月ぐらいで、8月はだってそれは搬送で残ってたらまずいじゃないですかみたいな話をすごいしたんですけど
なかなかモールの担当者の方ってその辺伝わんなかったりするので
この辺は丁寧に説明しましたね。
欠品率の低さは僕ら良い指標だと捉えてると
この辺のやりとりも言われたままにしちゃうところもあるのかなと思いますね。
特にベーシックな品とかだとメンズの
7本とかだとずっと置いといてもいい商品として
なっちゃうのかなと思いました。今聞いてても。
あとはね、そのぐらいになってくると
OM、別注とかになってくるじゃないですか。
メーカーさんの定番品をこまめに毎週追加じゃなくなってくるんで
コンテナ単位でドーンと入ってきちゃいますよね。
めちゃくちゃ回転率悪くなりますよね。
確かに。
ちゃんとキャッシュの計算しながらやらないと
金繰り苦しくなって
ちょっと今月仕入れストップみたいな話ってザラにあった。
仕入れ予算が全部使っちゃったんでみたいな話。
めっちゃリアルでしょ。
それだって1品番にガーッと突っ込んじゃったから
他が仕入れられない。
1品番以外でも各品番縦積みの商品が増えてくると
やっぱり仕入れがドーンと来る月と
来ない月と分かれてくるしみたいなね。
結構その入荷というか予定日のコントロールが
こちら側というか発注した側ができなくて
人気の商品とか人気の塊を扱っているメーカーさんだと
向こうの入れたいタイミングで届くみたいな形で
資金繰りがすごい大変というのは伺ったことがあります。
ありますよね。
その後もメーカーから仕入れないという流れになってくるんですよね。
やっぱり他社と同じものを売りたくないんでみたいな話で
うち全部OEMに切り替えていきますというのは当時多かったですね。
メーカーさんじゃなくて作っていく。
作っていくっていうね。
オリジナル商品を作っていくっていう流れ。
こうなっていったら在庫量とかめっちゃ増えていくじゃないですか。
こまめに仕入れできないし。
ここの在庫のコントロールできる腕を磨く前にそれをやっちゃってるんで
余計回転率が悪くなっていくところに突っ込んでいくんですよね。
そう作らないとメーカーさんと戦えるぐらいの原価にはならないから
下げてもらうためにって感じですよね。
メーカーさんの品番のここだけ変えて原価下げてくださいよ。
その代わり1ロット分発注しますよみたいなね。
どっちかというとそっち。
そこもゆくゆく値段競争になるじゃないですか。
ライバルのお店っていっぱいあるんでね。
そうしたら直接中国でやったほうがいいんじゃないのみたいな感じになってくるんですよね。
コストを下げるために。
そうしたらまたロットも増えるしみたいなね。
結局メーカーさんも取引を切られていくわけですよ。
いわゆる勝者っていうところがやりだすんでね。
だいぶ蹴られたメーカーさんも見てきてますよ。
勝者とやることになったんで取引もいきなりゼロですみたいな。
また服飾雑貨って
なんだろう、そのぐらいのドットとかにもなってこないんで
メーカーさんと取引みたいなところをやったんでね。
僕はよかったんですけどね。
特にお洋服、アパレルのところはだいぶメーカーさんの売り上げって
一時期まえたら切られてなくなってきましたね。
そういうところを見ていきなり見るんですよね。
なるほど。
なので価格勝負のイメージじゃないですか。
楽天とかヤフーって。
完全にそうですよね。
結局見てるのは価格勝負であらりは悪くなっているけど
過去のお気に入りとかレビューが溜まっているので
あらりマイナスだけど切るに切れないみたいな。
これを切っちゃうとペースも下がるし売り上げも下がるから
切れないみたいな。
でもあらりプラスになるから
利益的には良くないですかみたいな話をするんですけど
そのあたりなかなか伝わらなかったりもしますね。
伝わらないですよね。この辺ね。
そこなんか一番伝わらない原因って
もともとお洋服屋さんで働いている人が
ネットショップを経営するかっていったら
そうじゃない場合が多いんで。
なるほど。
古いところでいくとヤフオクからスタートで
っていう人たちもいるんですけど
その前身は古典でやってたりとか
これもやったら第一グループみたいな感じでね。
そこからやっぱり独立気味で出てくるんですよね。
その時はこの独立した人たちって
ネットショップでしか働いたことがないっていう経験なんですよね。
なるほど。
なので例えば悪くなった時に対処できるかっていうと
経験がないんでできないですよね。
なるほど。
そのやり方しか学んできていないから。
なるほど。
なぜかというと
やり方しか学んできていないから。
なるほど。
中にアパレルのMDだった人が
いるってわけでもないんですかね。
それはかなり後半になってから
やっぱりいるよねっていうことで
転職で取り出すっていうところは
もう本当
5年から10年ぐらい前からの流れかなっていうね。
こういう感じなんですね。
5年ぐらい前からが
そういう話はよく聞くようになったんじゃないかな。
店舗の集客力低下
そういうMD的な人いるよねみたいなね。
ちゃんと。
自社サイトやっていかなあかんよねっていうところがね
確か10年ぐらい前からスタートするのかな。
やっぱりもう
ヤフー楽天で勝負は嫌なんで
自社サイト頑張りますみたいなところね。
そういうのがちょっとちらほら出てきたのが
確か10年ぐらい前。
そこそこ売るところも出てきたみたいなね。
メインはリスティング広告とかの時代ですかね。
多分。
そうですね。
SNSがあんまりですよね。
多分まだ。
まだ雨風呂ぐらいでしたね。
一生懸命書いてた。
雨風呂か。
そうですよね。
リスティング広告って
アイテム名で検索をする人たちが
いっぱいいてってことですか。
多分そうだと思います。
信じられないというか
そんな時代もあったかなって
今ちょっと記憶がわかんなくなっちゃいました。
多分メンズとか
それで伸びた会社さんが結構あるのかなと思います。
ありましたね。
SNSが
めちゃくちゃ皆さん苦手だったんですよ。
うん。
店長ブログすら書いてなかった。
あのヤフーショッピングとか楽天市場とかで
書けみたいなブームあったんですよね。
でも書かないみたいな。
面倒くさいからみたいな。
大半ができてなかったですね。
店長ブログありましたね。
あったでしょ。これみんなやらなかったんです。
なぜならそんなこと
やらなくても売れるからみたいなね。
ところ。
で、僕それ見てたんで
インスタのところ
2012年に見つけるんですけどね。
これ自信あったんで
ここちょっとめっちゃ勉強しとこうと思って
僕割と未来時代で見てたのが
いずれ店長ブログみたいに
各ブランドさんとかマショップさん
インスタやらなあかんと。
でもSNSできへんっていうのを
わかってたんで
教える仕事誕生するなっていうのを
わかってました。
それは店長ブログをみんなできへんかったのを
見てたから。
なので外部から呼んでくるって
頭なかったんですよね。
モールの中の集客じゃないですか。
そうなってくると
モール自体が
集客が落ちると
自利費になりますよね。
それが今の
倒産が増えてる原因の
一つじゃないかなっていうのは
僕は思ってます。
モール全体が弱くなったから
当然集客できなくて
弱っちゃうよねっていうことですよね。
で、プラスアルファ業績が悪くなっていく
人口減少の影響
ところの特徴は
20代30代
ターゲットの商品のところって
僕潰れていったところめちゃくちゃ見てるんで
人口減少していってるでしょ。
僕見てるところから言うと
15年経ってるじゃないですか。
例えば当時20歳の子
35歳ってなるでしょ。
卒業しますよね。
このカテゴリーもう切れないし
みたいな感じでね。
でも15年間
外部から新規の若い子
取ってこようっていう
努力したかって言ったらしてないんで
そりゃヤングで
攻めていくところは自力になりますよ。
なるほど。
ただ当時から30代後半40代
50代ターゲットにしてたところは
そこまで悪いっていうところは
効かないです。
今現状も。
めちゃくちゃ数字は落ちることもないけど
その間にめちゃくちゃ上がることもないです
みたいなね。
卒業する人も少ないイメージですか。
そうですね。
特に当時40代で
10歳歳って言っても
まだ切れるよねっていうね。
なるほど。
あるいはメンズのところでいくと
昔から同じぐらいの歴のところで
15年選手ぐらいのところは
全部ちゃんと残ってますね。
SNSの活用と業績
悪い話もあまり聞かない。
メンズでミドル層のところは
割と安定している。
安定。
その間にめちゃくちゃなんだろう
それこそすごい勢いで
50億超えて60億超えて
安定なんですね。
安定。
メンバーも変わってないですね。
昔からここの人は
こことこことここの会社だよね
みたいなね。
そういう歴史ですよね。
ちょっと話戻っちゃうんですけど
なんで皆とか苦手なんですかね
SNSとか店長ブログ
これね、そもそもSNS得意な人って
世の中2割ぐらいの人かなと思ってます。
やっぱり2×8の原理でね。
で、8割の人が
普通の人なんで
SNSがそもそも苦手。
普通の人がやるから伸びない。
単純ここ。
なるほど。
例えばインスタの話でいくと
みんながSNS得意だったら
ほぼほぼみんな
フォロワー1万人超えてます個人のアカウントで
みんな超えないでしょ
ってことは世の中の人
ほぼほぼ普通の人なんで
SNSが普通にしか使えないと
なってくると
投稿めちゃくちゃやったりとか
ツイッターすら続かないです。
今のXね。
華やかな話ばっかり聞いちゃうんで
あそこはSNSでこれだけ売り上げようとか
あとは本当に
素人のアルバイトの店員さんが
スタッフボードで集客しましたみたいな
そういう話が
世の中あふれがちなんで
自分でもできちゃうかなと思いきや
やっぱり多くの人にとっては難しいんですよね。
難しいですね。
それ分かってたので
僕いち早く2016年の段階で
それこそショップオブザイヤー
のところに
いわゆるインスタグラムの中の
そこそこ人気のある素人の子
モデルでアーティネットしてました。
今から9年前ですよね。
多分ダントツ早い。
楽天市場の中で
多分一番早かったんじゃないかな。
それこそ一番有名なところでやったんで
そこでみんなチェックするんですよね。
他のショップさん。
で僕のところ問い合わせが来るんです。
どういう仕組みでやってるか知ってますかみたいな。
あれ僕ですみたいな話で
2社3社4社と
やっぱり楽天のランキング
ウィークリーとかで1位取りましたよ。
やっぱ外部から新しいお客さん
持ってくるっていうことで。
みんなが中でRPPだ
なんとか広告だってやってる中で
ちゃんとSNSで送客できる
っていうところなんですよね。
でもそこから1年ぐらいしてやっと
あれこれ自社でもやった方がいいよね
って言い始めました。
なので僕やってた2016年なんか
僕の話聞いてくれるところって
そこのインフルエンサーっていう
ね子たちをモデルでアテントするぐらい
しか話聞いてくれなかった。
やった方がいいでって言ってんのに。
そのぐらい遅れてました。
そうなんですね。
楽天系のところで行くとね
モデルオーディションとかも仕掛けましたよ
インスタで。
楽天の有名って前田増増も出てるところね
モデルになれますみたいな
一般人からオーディションやりますみたいな感じで
インフルエンサーのこと組んで。
オーバーやっぱ来るんですか。
来ましたよ。
たぶん書類審査50人ぐらい来たんかな。
そっから実際事務所に呼んで
選考会やってみたいなね。
最後なんか発表はインスタライブで発表しよう
みたいな感じの流れでやりましたね。
今やっててもおかしくない施策ですね。
それでもどのぐらいだったかな
コロナのちょっと前かな
2019年とかですよ。
うーん。
早い。早いでやってるの。
たぶん僕ダントツ一番早かったと思います。
2019年ちょうど僕あのこの業界初めて入った
みたいな感じだったんで
ようやくインスタとか触ってみたいな
そんな時期だった。
そうなんですね。
ちょうど2019年に結構インスタ盛り上がり始めていて
ただD2Cの会社さんとか
自社維持伸ばすぞみたいな会社の方が
すごいやってるイメージでした。
ですよね。
これね2019年の段階で
やっぱり
やっぱり
やっぱり
2019年の段階で
僕インフルエンサーマーケット
いわゆるね
インフルエンサーギフティングしてPRとか
ダサいからやらないって言って
全部お仕事断ってました。
それも早いですね。意思決定。
はい。これね
2016年か17年に
インスタ映えっていう言葉が流行対象
ノミネートされるんですよね。
でこういう言葉ノミネートされると
あのインフルエンサーマーケットみたいな会社が
ポコポコ出てくるはずなんですよ。
で実際出てきてたんで
一体めちゃくちゃ大手の3人もあるから
ここで勝負してもあかんだと
で僕2019年に
これも絶対やったらダメみたいな感じで
全部お仕事断ってましたね。
で僕はその時点で
社内のインスタグラムの
内製化支援っていうところを押していってたんで
あと広告ね。メタの広告。
なので19年はギリギリ
いやいや
某大手さんの案件とか受けてたレベルですね。
20年から全くやらないよみたいなね。
そんなレベルでやってましたね。
そこのところでもめちゃくちゃ早い僕。
うーん。
みんな20年からやり始めるわけですもんね。
はい。増えましたね。
コロナの衝撃が大きかったですよね多分。
大きかったですね。
大手もかなり
ちゃんと入るようになったなと思って。
はい。
そうなんですよ。
大手が冒頭進出してきたなって
当時は本当にモール僕らをメインというか
自社と思ってメインでやってたんで
その時は大手のコミュニケーションが
相当在庫積んできたなって感じで
あの時は前方位で彼らもやってくるんだろうな
っていうのをすごい感じましたね。
そうなんですよね。
あそこね1個ね
ちょっと業績を
改善するチャンスでもあったんですよ。
うーん。
これ割とね
皆さん知らない話だと思うんですけど
それこそマスク
ああはいはい。
売って結構儲けた会社何社かあるんです。
おいおい。
いやそこの儲けたときに
在庫見聞いといたらよかったのにな
みたいな話なんですよね。
マスクの儲けで
ちょっと在庫の損を
相殺できたのにっていうところありますよね。
そう。
そこやらなかった。
よく書いて
最後
マスクの在庫積みすぎて
利益吹っ飛ばした会社もあった。
なるほど。
うーん。
あれもねチャンスやったんですけどね
だからね
一歩二歩先読めようみたいな感じやったんだけど
やはり
業界歴というかね
アパレル業界に長いこと
いた人がいてなかったんで
先の先読めないんですよね。
うーん。
これも一個皆さんがちょっと業績悪くなっていって
潰れちゃうとかいう原因のひとつかなと思います。
うーん。
アパレル業界の厳しさ
モールハックみたいなことがメインだったから
アパレルのものをそんなに知らないってことですね。
そう。
アパレルで考えると
アパレルが続いているブランドさんとかって
めっちゃ少ないでしょ。
うーん。
いっぱい立ち上がるじゃないですか。
でもみんな消えていくじゃないですか。
で、僕昔々言ってた
一番最初の就職したところって
いわゆる現金どんやっていうことであって
小売店とメーカーの間に位置する
業態なんですよね。
どんやさんって言ってね。
みんな昔って小売店ってどんやさんに知りに行ってたじゃないですか。
うん。
これ僕27歳の時やから
今からね24年前
えー
倒産しました。
僕行ってたところはピークでね
年収115億ありました。
で、僕抜けて
する頃には85億ぐらいまでなってたんかな。
うーん。
だんだん落ちてきて
それなぜかっていうともう
凍ったところがね
下院生の氷みたいな感じの
仕事チェンジしてたんですけどね。
それでやってもやっぱり高年齢化で
新規取れてなかったみたいな話ね。
なのでGDPみたいな。
なんだろう。
現金ドヤで買ってたお客さんたちが
メーカーで買うようになるとか
あ、それも多かったんですよ。
現実。
現金ドヤで買わなくなるんですね。
はい。で、現金ドヤで買わなくなるタイミングの手前で
僕が勤めたところって
えー
いわゆる氷にチェンジするんですよね。
会員カードを作ると
一般の人入れるよみたいなね。
それで制服をしたんだけど
これいわゆるなんか
いまのモルタと言うとね
次の一手がないんですよ。
もう氷行っちゃったんで。
なので新規取り続けるしか
売上が伸びないですよね。
でもここは新規取り続ける手立てって
なかったんで
まあやらなかったんでね。
まあ自利品ですわっていうね。
ここを経験してるんで
僕は皆さんご存知かな
ZOZOで当時楽天市場とか
ヤフーショッピングの
安いアパレルのところって
業績悪化の要因
もう閉めてたんですよね。
出店。はい。
それは聞いたことありますね。
それ門開いて
参入するじゃないですか。
やっぱめちゃくちゃ売れるんですよね。
でZOZOバブルが起こるんです。
プラス
○○プラスになるじゃないですか。売上ね。
会社前提で見ると
前年対比軽く超えていくんですよね。
ZOZOバブルも
3年から5年で落ち着くんですよね。
前年期やっぱギリギリになってくるじゃないですか。
次の一手ありますか。
ダスモール。
もうアマゾンも来るし。
来ないでしょ。
なので売り上げ頭打ち見えてたんですよね。
はい。
ZOZOが左右の取りでやったんですよね。
うんうん。
それでいくと
僕前職のペアマナは
まさにZOZOの
門戸開放に乗れて
立ち上がりがよかったっていうのは
代表も言ってたんで
そう安売りの子供服で参入できるみたいな
ちょうど
そう門戸開放して
他のスマービーっていう
ECモールで売れていたので
そこで参入してもいいよ
みたいになって
伸びたっていう感じでしたね。
そうなんですね。
そういうタイミングってありますね。
ある。
ZOZOバブルって呼んでましたね僕らはね。
なるほど。
弾けるのは想定されてた。
一番最初
だからZOZOのランキングも
一斉に
この安売りのお店が
そこで
そう
既存のZOZOに出てた
セレクトショップとかブランドさんから
クレーム入るんですよね。
ランキングの方式変わるんですよ。
あっ
なので
ランキングに入ってたところ
売れる前から在庫積んでたじゃないですか。
ランキング変えられた
出作りを変えられたから
めっちゃ在庫余ったっていう話も
よく聞いてました。
なので
在庫を抱えてしまうところも
やっぱり出てきてたしみたいなね。
結局なんかモール依存じゃないですか。
これってね。
自社でコントロールする力を
養えなかったんで
みたいなところも繋がってくるのかなと思うんですよね。
業績が悪くなるって。
自社サイトに参入って
率も低いんじゃないですかね。
うーん。
そっちの割合の方が多くないですか。
持ってるけど全然運用できてない
みたいな会社が多いかなと思って。
持ってるだけとか
結構びっくりしたのは
ショップサーブで作ってますみたいな話で
ショップサーブって何でしたっけ
っていうところから調べて
あ、老舗のこういうECカートさんがあるんだな
っていうのを
初めて最近知りましたね。
みんな力
入れようがないというか
やり方が分かんないから
なんとなくやってますみたいな話じゃないですかね。
うーん。
一応インスタはやんなきゃいけない
って言われてるので
自分でやってみる
みたいな
会社さんが結構多いかなと
でもそれでもやっぱり
売上10億超えてあると知名度はあるので
フォロワーさんが3000とかはいるんですよね。
いないけどみたいな
なんでそっち力入れれば
全然そっちは伸びるのになと思って
ご支援させていただきたいなと思いながら
なかなかめんどくさいからできない
みたいな会社さん多いですね。
そうなんですよ。
ここはなんか一つなんかね
業務が細分化してるところがあるんで
そういうのが出てくるのかなと思いますね。
それはなんか
独立防止みたいなところもあるんですけどね。
みんな昔
結構独立多かったんですよ。
昔ってね。
ネットショップから出て
またネットショップ作るみたいな流れがあって
そこってなんかね
やっぱり人数少ないときに
全ての業務を県任、県任、県任でやってたんで
独立できちゃうんですよね。
メーカーさんとのつながりもあるしね。
こういうブームがあったんだけど
それを阻止するために
やっぱり
そういうところもなんかね
積もり積もってね
ダメになったところも
いっぱいあると思いますよ。
だから原因は一つじゃないかなと思ってます。
ありがとうございます。
もっとお話聞きたいんだけれども
一旦切らせていただきますということで
次回も
大神マンさんの
お話を聞ければと思っております。
よろしくお願いします。
大神マンさんでした。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ここまでお聞きいただきありがとうございます。
番組の詳細欄に
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質問やメッセージはそちらから
お送りいただけると嬉しいです。
番組内でご紹介させていただくかもしれません。
次回もぜひよろしくお願いします。