この番組は、中小小売企業の取締役経験のある2人が、そのリアルについてゆるくお話しします。
人事に軸足を置いたジェネラリスト、私戸部有利が、2度のM&A経験がある連続企業家、樋口幸太郎さんに話を聞いていきます。
既に小売企業を経営している方、これから小売ビジネスで企業を考えられている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。
リテールトーク98回目です。よろしくお願いします。
お願いします。
今日はですね、中小小売企業における税理士さんとの付き合い方という話です。
もうすぐ確定申告ですね。
確定申告ですね。やってます?
やってますけど、なんか世間が言うほど大変?みたいな感覚を私ちょっと持ってますね。
やるボリュームが多分全然違いそうですね。樋口さんと私は。
僕もボリューム全然ないんですけども、絶対やりたくないなと思って、
会社を1回目売却した時にこれは絶対やらなきゃいけないというので、それを自分でやったんですよね。
その時に山梨県、僕の実家の近くにアパートをワンルームめちゃくちゃちっちゃいのを持っていて、
それも合わせて確定申告するみたいな時にやってましたね。
でもそれがすごく大変すぎて、そこから絶対外注しようって決めて、
今、うちの会社のお願いしている大学時代の同級生の税理士さんにプライベートも会社も両方お願いしちゃってます。
いいですよね。苦手なところはちゃんと1回自分でやってアウトソースするというのが前々回96回の話だったと思うんで。
なんていうかあれって年に1回まとめてガッとやろうとするからしんどいという話じゃないんですか?
でもそれ以外やりようがなくないですか?年末にまとまって書類とか届くじゃないですか?
年末分はそうだとして経費とかはちゃんと積み上げておくことができたら?
とても僕できないんですよ、そういうの。
生徒、生徒とか。毎月フリーとかつければ違うんでしょうけれども。
養殖所を残しとくとかとてもできないですね。
おー。
だからココットは諦めました。そこはもう全部捨てちゃってます。
あ、そうなんだ。へー。
かかってないんで、そこは。
なるほど。
とりあえずはしっかりされてそうですね、そこは。
そうですね、何かやらなきゃいけないと分かってて、レシートもらって入れとく場所が決まってるとか、
月に5分やるカレンダーを入れとくとかっていうのがちゃんとできてればタスクとして処理できるタイプなので。
素晴らしい。
僕だからできそうに見せかけてそういうのできないタイプなんで。
できそうに見えてます。
見えてますよね。全然できない。
そうなんだ。
はい。
でもできそうに見えてるけれどもできてないんだろうなというのを9時8回分お付き合いしてると分かってきてます。
ありがとうございます。
はい、本題行きます。
今日のテーマが中小小売れ企業におけるJリースさんとの付き合い方ですね。
これほんと揉めてるというか、あんまり上手くいってないケースの仲立ちをするケースが結構あるので、
両方の言い分分かるのと、前職で最初にやったことがやっぱりこの経理締めるみたいなところをやりに行ってたので、
なんでこういうのが構造上起こっちゃうんだろうなっていうのは結構いくつかのサンプル見てて思ったのでちょっと話しできればと思って今回テーマとして持ってきました。
Jリースさんに不満を持っている中小の小売り企業の経営者の方結構いるなと思っていて、
期待値高すぎるのかなと思うんですけれども、Jリースさんはやってくれないみたいな形で、
Jリースさんコロコロ買えるっていうケースも変えたいみたいな相談を受けるケースも結構ありますと。
僕自身は今のJリースさんに前職からお願いしていて、冒頭話した通り大学時代の同級生。
大学時代はそんなに知らなかったんですけれども、実は共通の知り合いがいてとか、
あとは彼自身もミニマルっていうチョコレートをやっているので、調達とか会社経営とかそっちも詳しいという感じなので、
たまに飲みに行って経営の話とか経理の話とかするっていう形なので、気も合うしすごい仕事もできてリスペクトできるので、
いい感じでやれているなと個人的には思っていますと。
なんでこれが起こっちゃうのかな、こういうふうにうまく付き合えないのかなみたいなところを期待値通り動いてもらうためのコツというか、
どういう心構えでいればいいのかっていうのを経営者側でこうすべきみたいなところを話せればなと思います。
前々回96回のどうアウトソースするかみたいな話をしているんですけど、それにもつながるかもですね。
まさにそうで本当に1回ちゃんと自分たちで仕分けまできなくていいけれども、こういうビジネスですよっていうのをちゃんと整理してそこから該注するみたいな形で、
1回自分たちで整理するのがコツになるっていうところは似ているので、そちらの回もぜひ96回かな、聞いてもらえるとつながるんじゃないかなと思います。
経営者さんにも結構丸投げにしちゃいがちなんですかね。
もうそうですね、経営者のパターンで多いのがやっぱり細かいこと苦手で僕自身もそうなんですけれども、
丸っと投げてあとは全部よろしくねみたいな感じのケースも多くて、
1個目の関係性で悪いパターンとしては、自分たちの書類の共有とか、自分たちの連絡が遅いから閉まってないのに月次決算が全然閉まらないって起こってるケースをよく見かけます。
蓋開けてみると自分たちが忙しくて資料を共有できなかった、または抜け漏れがあるような資料を渡しているので、ここどうなってるんですかっていうやり取りを見過ごしてしまってないっていうケースは結構あるあるだなと思ってます。
そんな時に結構経営者側からすると、とりあえず渡した資料とかフリーとかマネフォンに連携されているのを仕分け切って、暫定的な数値をもらえたら嬉しいのになって言ってるケースがあるんですけど、
その時に払ってる月額の税理士顧問料とかが2万円とか3万円とかめちゃくちゃけじってるから、税理士さんからするとそんな対応できなくて、
全部の資料が集まったらまとめてやって効率化したいなみたいなところが、ちょっと期待値と払ってる金額とやって欲しいことが全部バラバラになっちゃって、うまくいってないのが1個目のケースです。
期待値調整とかコミュニケーションどう取るかの問題にもなってそうですね。
めちゃくちゃあって、次は期待値が高くて失敗じゃないですけれども、本当期待しすぎちゃうパターンですと。
要は税理士さんに経営のアドバイスとか経営参謀として期待してやってもらいたいのに全然アドバイスしてくれないですっていうパターンですと。
これは結構税理士さん側も差別化要素として経営相談乗りますとか経営改善しますみたいなのを謳って集客しているところもあるので、
一概に経営者側が全部悪いっていうわけではないかなと思いながらも、
税理士さんってあくまで税理士の免許を持っていて、税務申告をしてもらえるだけなのに変に信頼しすぎちゃって、
税理士さんの言うことは全てですみたいなのを鵜呑みにしちゃってるケースもあったりするので、
本来はひも解くと、あれこれって仕入れの計上タイミング違くないですかとか、売上げも計上タイミングずれてますよねみたいなところを、
小売の詳しくない税理士さんとかやってしまいがちなんですけれども、
そういったところも税理士さんが言うのが全てなので、ストアレコードの樋口さんの方が間違いですみたいな感じのコミュニケーションがたまに発生したりして、
それをちょっと御相談しましょうみたいな感じで収めたりしてます。
これでも難しそうですね。経営者の方も経営のプロと言える領域に達していないケースもあるじゃないですか。
そうすると専門家として税理士さんを頼ってしまうけれども、税理士さん側も小売とか経営のプロではないわけですもんね。
そうなんですよね。あとは3つ目のパターンがよくあるパターンで、自社の業務フローを整理して伝えてないので、
税理士さんが理解できないみたいな形の部分があるかなと思います。
結構経営者の方で税理士さんの役割に過剰に期待しすぎちゃっていて、
請求書と入出金の明細渡して、あとはフリーとマネホのアカウント渡せば、
もう全部仕分け切って締めれるでしょみたいな形で雑にボンと渡してしまっているケースですね。
これは結構よくあるかなと思ってます。
先ほどの通り税理士さんってあくまで税務申告のプロ、それを税務の相談を受けるプロではあるんですけれども、
全ての業界監修であったり業界の業務に精通しているわけではないので、
いきなりそんな請求書とか明細書とか渡されても、
入出金の明細渡されても何が何のことだか分からないというのは当たり前かなと思ってます。
業務フローとかその辺も渡ししなきゃいけないっていうことですかね。
それって共有できていないことによって何がうまくいかないんですかね。
例えば。
例えば売上げの形状がすごい少ないなと思ってどうなってるんですかって聞いたら、
EC専業の小売でいくと、
ECモールの費用構成って売上げに対する手数料、販売手数料、店舗負担のクーポン金額、
あとは店舗側が実施したモールの中の広告みたいな形に分かれてるのも税理士さんからすると分かんないと。
そういう状態だと売上げから手数料、クーポン、広告費が引かれた金額が入金されるので、
これを売上げとして形状しちゃってるケースって結構あるなと思ってます。
本来は売上げに関してはその明細書の売上げだかみたいなところを売上げにして、
手数料は半関費の販売手数料に形状して、クーポンも販売手数料に形状。
もしくは今だと売上げから値引きしなきゃいけないので、クーポンは売上げのマイナスにする。
広告費に関しては半関費の広告選定費みたいな形で分けて仕分けを切る必要があるんですけれども、
ここしてないケースっていうのが1個ありますと。
EC専業の話続いちゃうんですけれども、楽天市場だと締め日が25日と10日なので、
このまんま入金のものを楽天ビルペイの管理画面の数字を売上げとして形状すると、
期末のこの5日分の売上げがないけれども、在庫としては出荷されちゃってるんで、
5日分ずれちゃうんですよね。
なんで月末在庫を締めて売上げを楽天ビルペイで形状してやっていると、
在庫金額が結構大きくずれちゃって、あるある率がずれるみたいなケースは結構あるんですけど、
このこと分かっている税理士さんって多分ほとんどいらっしゃらないです。
そっか、めっちゃずれますよね。
あらり率ずれるはしんどいな、嫌ですね。
でも合ってる会社さんの方が僕見てると少ないですね。
例えば月末在庫金額のマニアックな話でいくと、
積層在庫っていわゆる出荷して空中に浮いちゃってる積層在庫みたいなものを、
輸入許可通知書とかでやり取りしている場合も、
中国側の請求書に含まれている項目って何で、
輸入許可通知書のFOB価格とかCIF価格には何が計上されていて、
国際配送業者からの請求書って何に当たるのかっていうのを整理して伝えないと、
どの国がどうでっていうのは分かんないんですよね。
輸入関連企業との取引が少なかったり、
小売企業の取引が少ない会社さんだと、
そもそも輸入許可通知書ってどういうもんだっけっていうところから遡ってやらないと、
時間がかかっちゃうというか、分かんないまま進んじゃうという形なので、
ここは一緒に整理するっていうつもりじゃないと失敗しちゃうかなと思ってます。
確かに。
お互いうまくやれるように、
整理・整頓するコミュニケーションをちゃんと取る必要があるんだろうなっていうところと、
スタンスとしてどこから税理士さんに依頼したいのかみたいなのは、
明確にする必要がきっとあるんだろうなと思いました。
これ本当スタンスとして、
決算を占めて税務申告と納付するのは経営者の義務ですと。
なんで経営者の仕事なんですよ。
本来は経営者がやらなきゃいけないことですっていうのが、
多分マインドセットとしてあるべきだと僕は思ってます。
税理士さんというのは、あくまでその税務申告を独占業務として代理できるだけですよ。
っていうふうに考えると、
文句を言ったり丸投げしてもやってもらえないっていうのは、
当たり前なんじゃないかなと個人的には思ってます。
これ僕も偉そうに言ってるんですけど、
一社目やってた時とかは、
ちゃんとやってくれないなみたいな微妙な不満を持って、
何回か変えたりもしちゃってるんですよね。
今のところがあれだから、
じゃあ次のところを探してみたいな。
それでもなんかうーんみたいに思ってたんですけれども、
二社目の子供服のペヤマノン時代に最初に申し上げた通り、
税理士さんがたまたま大学の同級生みたいな形だったんで、
一緒にやっていこうみたいな意識で仕事をやろうとしたのかなと思ってます。
最初はもう本当に僕自身も入ったばっかで、
業務フローの整理とかも分かんないまんまだったんで、
入出金ベースでこれはこうなってるはずだからこういうふうにしようみたいなのを
一緒に整理しながら、
時間もあんまりなかったんですよね、締めるまでに確か。
それをやって月次計算のフローを整えてみたいなのをやった結果、
こういう付き合い方をするとうまくいくよね。
もちろんお互い内緒があるんですけれども、
少なくともちゃんと業務フローを整備して、
この仕分けはこういうふうにやったほうがいいんじゃないかっていうのを、
経営者側からも案を出して付き合っていくと、
今取引先さんのサポートに入ってる税理士さんとのやり取りもかなりスムーズに、
分かんないです、僕は言ってると思っていて、
向こうがどう思ってるか分かんないですけど、
たぶんある程度やりやすくなったなと思ってもらえるかなというふうに思ってます。
小売企業においてっていうふうに限定すると、
具体的にはこういう情報を共有しておくべきだよみたいな項目ってあります?
いくつかあって、どうやればうまくいくかみたいなのを、
項目ごとにちょっと話をしていくと、
今から話す項目をスプレッドシートで整理して、
税理士さんに共有してってやると、
たぶんだいぶ理解も進むしスムーズになるかなと思うのが、
まず1個目が売上関連で、
各種eシンボル、取引先との契約であったり、
取引内容みたいなところは、
契約書渡すのも重いんで、
簡単に整理して渡せるといいかなと思ってます。
例えば取引先ごとにどういう取引、
委託なのか、
そもそも販売手数料払ってもらう、
市場として出店してるだけなのかっていう、
どうぞみたいな委託の契約をしていて、
商品を預け入れていて、
そこから出荷した分に対して手数料がかかる取引なのか、
そうじゃなくて市場に出店していて、
広告の集客とかを代行してもらっているのか、
そういった取引の違いっていうのを、
eシンボルごとに整理するっていうのが1個目です。
それに伴って、
生産書とか請求書がどういうタイミングで、
どういう項目で出てきて、
手数料のパーセンテージはどうか、
みたいなところを整理していくと。
生産書、請求書にどういう名前で載っていて、
それはどういう性質のものか、
みたいなのを経営者側が整理して渡してあげる。
どういう名目の費用がかかっているか、
一覧でバーって書いて、
それぞれこういうもので、
楽天RPPみたいに書いてあったら、
楽天の検索連動型広告です、みたいな。
そういう形で書いておくと、
税理士さんとしては、
こういう取引だったら広告宣伝費だから、
半還費に入れようとか、
そういったところが分かるっていう感じですね。
本当地味なことをこうやってやっていくっていう感じなんですけど、
2個目は仕入れ。
これも取引先ごとにどのような取引なのか、
請求書はいつのタイミングで届いて、
それは何日締めなのか、みたいなところも、
請求書に含まれてないけれども、
かかる費用みたいなので、
例えば僕結構びっくりしたのが、
中国の国内でトラックを手配したら、
それは請求書に載ってないから、
別途Excelで管理してますみたいな。
じゃあちょっとそれは請求書出してもらうようにしたいけれども、
一旦これでやりましょうみたいな。
そういうセリフをしてるんですけれども、
そういうかかっている費用を全部洗い出す、
みたいなところですね。
海外から輸入で仕入れていて、
インボイスであったり、
輸入強化通知書がある場合は、
輸入強化通知書のこのカッカクは、
インボイスのどの項目のどれと相対してますよっていうのを、
パズルのように整理していくみたいな。
それを事業者側が、経営者側が、
ある程度やって渡してあげると、
税理士さんもこういうことなんだ、
実はこうじゃないですか、間違ってますよね、
みたいなそういうコミュニケーションができるかなって思ってます。
3つ目がかなりずれる、
期末在庫、期収在庫みたいなところで、
基本的に財務会計上って売上減価って、
期収在庫プラス仕入金額を引く、
月末在庫で表すので、
月末在庫がずれちゃうと、
減価とあらりがブレますと。
みんな多分すごいブレてますと。
このズレをできるだけ小さくするために、
積層在庫がどういうタイミングで発生して、
積層在庫になったのが、
また在庫として形成されるのはどのタイミングで、
っていうのを理解して、そこを伝えてあげると。
本当に月末付近になって、
各種モールに発送したものって、
積層在庫になりやすいので、
こういう管理しましょうと。
各モールに着いたら、
形状タイミングがこうなっているので、
それが在庫になったことを確認して、
消し込みましょうみたいな、
そういったところを整理して、
起き得るものだけでいいんですよね。
こういうモールに発送このタイミングして、
売上げになるのがこのタイミングなんで、
積層在庫になるリスクがあります、
みたいなのを特定するだけでいいので、
徐々に徐々に毎月やっていれば、
精度上がっていくので、
実際の商品物がどこにあって、
それが空中に浮いているときはどこにあって、
モールであったり、
お客さんの手元に届いたときには、
どうなるのかみたいなところを、
こういうのは多分図紙とかしたりして、
税理士さんに説明してっていう風にやると、
いいのかなと思っています。
先ほどちょっと申し上げた通り、
当然ながら積層在庫がどうやって生まれていくのか、
そのデータをどっから見ればいいのかっていうのは、
税理士さん分からないので、
特定して共有する義務は、
事業者側、会社側の責任になるかなと思っています。