2025-08-04 37:47

#13 知らなかったじゃ済まされない!会計の落とし穴

▼内容:税理士事務所の選び方 / 会計事務所と税理士事務所の違い / 税理士選びは人生で数少ない経験 / 減価償却費の未計上事例から見る落とし穴 / 利益が出ているように見えて実は危うい例 / 税額が直前まで知らされない問題 / 消費税・法人税の資金不足事例 / コンサルが先に資金確保を促し危機を回避 / 税理士が経営に寄り添う姿勢が重要 / スタッフ対応の質も評価基準 / 月次の対話があるかどうかが鍵 / オンライン完結型サービスは一部には有効 / 経営者自身が会計を見る力があるかどうかで使い方が変わる / 規模が大きくなるほど専門性が重要に / 会計事務所との関係は持ちつ持たれつ / 税理士の乗り換えにはコストとリスクがある / 紹介や信頼関係を選定基準に / 安さで選ぶとサポートが薄くなる可能性 / 二人三脚で信頼できる相手が理想 / 税理士だけでなく財務のセカンドオピニオンも / 税理士にできることとできないことの見極め / 数字をどう読み解き、どう未来を見せるか


▼月曜日更新(なるべくがんばります!)

▼番組ハッシュタグ:#会計とデザイン

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▼運営:「会計とデザイン」会議 製作委員会(株式会社ティー・エー・リンク/株式会社セルワールディング/SUMOGREE)

サマリー

このエピソードでは、会計事務所や税理士事務所を選ぶ際の重要性が語られています。特に、減価償却費や税金納付に関する問題を通じて、中小企業が直面する会計の落とし穴が明らかになり、経営者に必要な知識を考えさせられます。また、会計事務所や税理士が提供すべき適切なサービスについて議論し、資金調達や税金に関するアドバイスの重要性、顧客が求めるサポートの必要性についても模索されます。加えて、会計や税理士との関係の重要性が取り上げられ、特に経営者が財務データをどのように活用すべきかについて議論されています。さらに、税理士事務所の選び方とその信頼性が企業運営に与える影響についても言及されています。また、税理士事務所と独立系サポーターの役割分担や、経営者が抱える会計の課題にも探求がなされます。

会計事務所の選び方
会計とデザイン会議-経営をおもしろく話してみる。
この番組では、会計とデザインそれぞれの専門家であり、中小企業経営者でもある2人のパーソナリティが、
自身の体験・経験をもとに、企業経営あるあるをおもしろく語り合っていきます。
明日からの経営にお役立てください。
お送りするのは、株式会社TAリンク財務コンサルタントの田中亮です。
株式会社セルワールディング・ブランディングデザイナーの服部大吾です。
服部さん、今日、私から話したいテーマがありまして、ちょっとホットな話題が。
なかなか自己主張のない田中さんが。
このラジオ初、初自己主張をしていました。
何かというと、会計事務所・税理士事務所。
これはニアリーコールで捉えていただければと思うんですけど。
の、選び方。
選び方ね、確かにね、気になる。
そんなに人生において出会わないシチュエーションですね。
経営というものに出くわさないと、そのシチュエーションになかなか出会えないですね。
そんな話題をちょっと今日持ってきてみたんですけど。
だからこそ困りますよね。
シチュエーションがなかなかないからこそ、その基準って何なのって気になります。
すごいホットな話題があるので、その事例後ほどご紹介をさせていただいて。
どうやって税理事務所さんを選べばいいかという話を今日はしたいなと。
税理士事務所の種類
自己主張で持ってまいりました。
わかりました。よろしくお願いします。
会計事務所・税理士事務所。
会計事務所・税理士事務所の選び方。
会計事務所と税理士事務所っていうのは別物なんですか?
厳密に言えば会計事務所っていうのは公認会計士事務所。
税理士さんは税理士事務所。
総称が会計事務所。
総称が会計事務所なんだ。
そうです。ライセンスで言うと公認会計士事務所、税理士事務所。
会計事務所というのは事実上は存在しないんですね。
どっちかのはず。
税理士事務所か公認会計士事務所。
公認会計士事務所、税理士事務所ってところもありますよね。
なるほどね。ちょっといい例えが思い浮かばないけど。
会計事務所って言うと総称なんですね。
まとめた。
会計に関する事務所なんだ。
そうです。っていう風なトライアルです。
会計事務所の選び方。
総称から入ると言うと、
依頼する側の依頼内容によって会計事務所の中身、
例えばこれは税理士事務所に頼むんだよとかっていうような話になる。
多分聞いている人からしたら、
じゃあどっちを思い浮かべるかっていうと、
税理士事務所の方を思い浮かべると思うので会計事務所って言われたら。
そうなんだ。
おそらくそうだと思います。
確かにね、僕仕事で会計事務所、
いわゆる税理士事務所だったりとか、
公認会計士事務所の方とお付き合いすることも結構多いので、
区別はつくんですけど、
お客さんの中で、僕らのクライアントの中で、
全然区別ついてないんだなっていう人は結構いるなっていう。
いると思います。
会計士事務所みたいなこと言っちゃう時はあるんだよな、人によって。
全然違うんですよね。
違います。
ここ掘っていきます?
掘っていきましょうか。
実例による会計の落とし穴
そこ掘んない方がいいかな。
基準にしようかな。
基準はなんだろうな、
一応ここの中では、
さっきおっしゃった会計事務所は、
いわゆる税理士事務所のことですっていう前提はあった上で、
税理士事務所の選び方にしよう。
そうですね。
税理士事務所の選び方。
基本中小企業で会計士事務所、
公認会計士事務所の付き合いが必要だという方は少ない?
少ないです。
おっしゃる通り。
たまたま公認会計士のライセンスも持ってたっていうのはあるかもしれないが、
好んで公認会計士事務所に頼みに行くっていうことは、
例際企業はないです。
多少信用力みたいなものであるかな。
でもそれすらも知らないもんね。
分かってないと思います。
じゃあそういうことで、
税理士事務所の選び方。
税理士事務所の選び方。
いきましょうか。
ちなみに税理士事務所の選び方、
今お付き合いされてらっしゃる税理士事務所さんもありますが、
もしもう一個、
税理士事務所さんが会社を立ち上げるとしたら、
好きな税理士事務所を選んでいい。
何を基準に、
税理士事務所さんを頼みたい。
何が基準になりそう。
なるほど。
次やる業種にもよるなとは思ってますけどね。
スタートアップです。
どんどん伸ばしていきたいなというイメージが、
もしあるとしたら、
僕は話がいっぱいできる先生、
事務所がいいなとは思いますね。
それこそ経営目線で話をしてくれる先生とお付き合いができるな、
いいなと思いますと。
スタートアップにしても、
個人レベルの、
そんなに組織組織せず、
いっぱい伸ばすというよりは、
自分のペースでやるんだったら、
別に対面しなくてもよくて、
オンラインのサービスで完結するような事務所さんでいい。
この両極端はあるかもしれないなと思いました。
中間はあまり想像できないな。
ありがとうございます。
参考になるのかな。
最近このテーマって、
私の中ではすごくホットな話題で、
僕は別に税理士の資格を持っているわけでもないし、
公認会計士の資格を持っているわけでもないんですけれども、
財務のコンサルタントという形で、
企業に入らせてもらっている時に、
今の会計事務所さんがねっていう話は、
特に最近よくある話。
何が起こっているかというと、
一つ実例で申し上げると、
3月決算の会社さんがありました。
資産表、毎月の損益計算書とか、
対借対証表を見ると、
しっかり利益出ているんですよ。
100万円単位で利益が出ているんですよ。
100万円、何百万円と利益が出ていたら、
うちの会社は順調だなって、
普通の経営者さんだったら思うと思うんですね。
そりゃそうですよね。
100万円毎月利益が出ているんですよね。
しかも年償規模も1億前後ぐらい。
何ら問題はなさそうな気がしますけどね。
数字上の問題はね。
ですよね。
でも、一つ会社さんが注意しなければいけなかったのが、
専門用語になりますけれども、
減価消却費。
費用ではあるけれども、
別にお金が出ていくわけではないですよ。
その減価消却費が計上されていなかったわけですよ。
そんなことある?
これ実は結構ある。
結構あるんだ。
結構あるんです。
年末になって、年度末になって、
一気に減価消却費年間分をドーンと上げる会計事務所さん。
そういうやり方をしている税理事務所さんが結構ある。
じゃあその経営者の中では、
その減価消却費の費用のことをもう頭になくて、
利益取るじゃないかと。
そうです。
そういうことです。
で、それをご指摘してあげて、
これ年度末に減価消却費が計上されるから、
そうすると今1000万ぐらいで見えている利益は、
おそらく100万とか200万ぐらいになりますよ。
っていう話をさせてもらった。
え?ってなるわけですよ。
え?ってなる?
え?ってなるわけですよ。
いや、順調に見えているのにえ?ってなる。
確かに言われてみりゃ、
毎年毎年そんなことをしていたなっていうのを、
それ言われて初めて経営者さんも気づく。
でも減価消却毎年来るじゃないですか。
基本的には。
一回やるんだったら。
はい。
じゃあそうか、初年度だったのかな。
いや、初年度ではないです。
初年度ではない。
初年度ではなく、
でも減価消却費を毎月計上するっていうことはせずに、
年度末にドーンと減価消却費を上げるというやり方をしている
税理事務所さんが主だったという会社さんですね。
別に違法性があるわけではないですね。
違法性があるわけではないです。
そういうやり方をとっていた。
そうですそうです。
あともう一つその会社さんが、
今の話以上にちょっと問題になっていたのが、
3月決算であれば消費税とか法人税の申告、
5月末にしなければいけない。
パトリーさんも税金の納付を5月ないし6月、たまにやられたと思うんですけど、
消費税、法人税、納付に足りるキャッシュを持ってなかったんです。
うーん、なるほど。
これも会社さんから聞いた話。
いつも税金が分かるのは5月の25日頃だと。
へー、もう払うしかない時じゃないですか。
5月の25日というのはどういうことかというと、
決算の申告をします。
その申告をするにあたって、
税額がいくらいくらですっていうのを、
その時初めて税理事務所さんから聞くという。
へー、それは大変ですよ。
これまだお金があったら、
まあまあまあ、まだ耐えられますよね。
体力でなんとかなりますわ。
でも足りなかったんです。
足りなかった。
耐えられなかったです。
でもそうなるっていうことは、
僕はコンサルで入らせてもらってて、
あらかじめ分かってたので、
12月とか1月ぐらいの段階から、
おそらく消費税の納税金額はこのぐらいになりそうで、
法人税の納税金額はおそらくこのぐらいになるから、
ってなると、
全体でいくらいくらの納税資金が必要になります。
でも今足りないですよね。
資金確保の重要性
だから銀行さんに今のうちから交渉して、
ちゃんと資金確保してください、
という話をさせてもらったんですね。
首の皮一枚繋がりましたね。
そうなんです。
掛け合ってもらって、
5月の初めにちゃんと入金してもらって、
それでなんとかことを泣き終えたという、
そういう実例が実際あったんですね。
そこの会社さん、
経営幹部の皆さんがおっしゃってたのは、
なんとか今回銀行さんに事前にお願いして、
借りられたから良かったけれども、
しかも借りてるっていうことは、
マイナスになってますからね。
結局それ返さなきゃいけないですからね。
今までもそういう局面って何回かあったみたいで、
どうしてたかというと、
分割で払ってたっていうんです。
税金を。
そんな制度ありましたね。
聞いたことあるな。
でも分割で払うっていうことは、
その分だけ、
それをマイナスになりますね。
それは避けたいじゃないですか。
そりゃそうだもんね。
でも実際に今回そういうことが起こって、
本当にありがとうございましたっていうふうに、
感謝していただいたわけですよ。
でもと同じく、
逆にそれアドバイスしてもらってなかったら、
うちの会社今どうなってただろうっていうのを同時に。
確かにね。
僕が分かってるっていうことは、
税理事務所が分かってるはずなんですよ。
知ってなきゃいけないですよね。
でもそれを言ってくれなかった。
で、僕が前々から。
資産票出してるわけですよね。
出してます。
税額の予測もできるはずなんですよ。
それが仕事ですからね。
予測は仕事じゃないのか。
でもそれは伝えるべきは伝えるべきだと僕は思います。
そうですね。
だってお金がないっていうのも分かってるわけだし、
お金がない中で税金を払わなきゃいけないっていうことも、
これは分かるはず。
だけれど、それを伝えていなかった。
で、僕が12月とか1月にこうなりそうだ。
一応念のため税理事務所さんに確認してくださいという話をさせてもらって、
確認したところ、おっしゃる通りです。
おっしゃる通りですと。
という回答だった。
なんだそれと。
おっしゃる通りですと。
おっしゃる通りですという回答だった。
じゃあ確認するまではおっしゃる通りですも聞けなかったかもしれないですね。
そういうことです。
どうするつもりだったんですか?ちなみに。
そこまでは言及してなかった?
そこまでは言及していませんでした。
ただ今までもそういうことがあったということであれば、
おそらく税理事務所さんサイドからしたら、
言葉はあれですけど、そんなの知らんよ。
払うものは払わなきゃいけないから、
分割で払ってくださいと。
多分そういうスタンスだったんだろうと推測します。
果たしてこういう税理事務所に頼みたいと思うかどうかってことですよ。
ごめんなさいですね。
そうですよね。
申し訳ないですけど、お仕事してるなっていうふうには思えないですよね。
でもこの事例って、おそらくその本当にピンポイントのその税理事務所さんだけではなくて、
結構あると思います。
結構あるんだ。
あると思います。
だから今お付き合いしていらっしゃる税理事務所さん、
公認会計事務所さんが、まず一ついい事務所かどうかっていうのを判別するものとしては、
ちゃんとその決算が固まる前の段階から早めの段階で、
税額がいくらぐらいになりそうですよ。
ちゃんとお金足りてますか。
足りてないのであれば、ちゃんと事前に金融機関さんとかにお願いするとか、
ちょっと資金調達して、ちゃんとその分まかせておかないとダメですよ。
っていうことを事前にアドバイスしてくれてる税理事務所さんがどうかっていうのは、
税理事務所の役割
一つ判断していただいていいかなと。
そっか、僕それ当たり前だと思ってた。
当たり前じゃないんですね。
これ当たり前じゃないです。
そっか。
ほんと税務計算してるだけの事務所も実際存在すると。
実際存在します。
これはね、契約してるお客さんがかわいそうですよ。
いや、ほんとそうなんです。
顧問先が。
かわいそうですよね。
ほんとにその経営に寄り添って、
いろいろアドバイスをしてくれる税理事務所さんなり、
公認会計事務所さんを望むということであれば、
今のまず税理事さんとか公認会計事さんが、
そういうアドバイスをしてくれてるかどうかっていうのは、
もう一度振り返ってみていただいた方がいいかなという風に思う。
では質問。
どうぞ。
これから起業して、
税理先生探す。
あるいは先ほどおっしゃったような先生で、
ちょっとうちとか難しいなと思って、
どこにスイッチしたいなと思った時に、
その有料な先生、
経営の話ができるような先生を見つけたいと思ったら、
どういう基準でそれ分かりますかね。
誰かに聞くとかじゃなくて、
自分でもし探すとしたら、
どうやって探せばいいか。
紹介が確かに一番早いか。
紹介が早いと思います。
あの会計事務所さんいいよとか、
この税理事務所さんいいよって噂が立ってるところっていうのは、
やっぱり間違いがないはずなんですよ。
長くやってる証拠ですしね。
長くやってる中で、
良い関係を築けているからこそ、
また紹介が繋がるはずですもんね。
はい、そうです。
確かに。
あと、これ勘違いしないでいただきたいのが、
大きい事務所さんだからいいって訳でもやっぱなくて、
大きい事務所さんになると、
今度そこの代表の方が出てきて、
いろいろ決算の説明するかっていうと、
しない。
まずないですよね。
となるとスタッフの方が出てくるわけですよ。
そりゃそうだ。
その税理事務所さんとか会計事務所さん自体が、
スタッフの方がお客様のところを訪問しても、
ちゃんとそこの所長先生と、
遜色ない形でお話ができるかどうかっていうのは、
やっぱり噂が立つ立たないっていうところに直結してくるので、
一人でやってる会計事務所さんとかだったら、
その所長先生のよしよしで噂が立ちますし、
10人、20人の会計事務所さんが、
所長先生1人良くて、他の方が良くない。
だったら悪噂の方が立っちゃうはずなので。
確かにね。
それならばあそこの事務所さんはいいよっていうのを、
何かの形で聞いていただいて、
そこにお願いするっていうのがいいかなと。
紹介がでも一番いいと思います。
なるほど。
先ほどの僕の意見につながっていくと思うんですけど、
最近やっぱ対面でお話をしないっていう、
サービス提供をしている税理士事務所、
結構増えてると思うんですよね。
それはそれでありなのかな?
はい。
あり?
対面というのはオンラインっていうことですか?
オンラインすらない場合があるんですか?
オンラインすらない場合、はい。
税務の計算だけをする、
あるいはマネーフォワードなり、
フリーなりのオンラインのサービスを使った上で、
最後確認だけするみたいなサービス。
結構見受けられるんですよね、ネット上ではね。
それはそれでありなのかなって思っていたんですけど、
実際どうなんだろう?
今聞いてた話だと、
ちゃんと話ができる先生がいいよっていう話あったじゃないですか。
それの真逆を言ってるのかわからないですけど、
少なくとも同じ道を行ってるとは思えない。
事務所さんって最近の流行りなのかなって思うんですけど、
そのあたりで田中さんってどう思ってるんですか?
それをお願いする経営者さんサイド、会社サイドが、
それを望むんであれば、
そのスタイルで打ち出してる、
税理事務所さんにお願いするのがいいと思うんです。
毎月の数字とかは、
うちに経理がいるから、
ちゃんとそれでやるし、
財務の知識もある程度ある。
ただ決算の申告だけは、
これはやっぱり税理事務所さんとか、
会計事務所さんにやってもらわなきゃいけないから、
その部分だけはお願いするんだ。
ライセンスが必要ですよね、そこはね。
そこは、そういう契約でいいんだっていうことが、
ちゃんとその税理事務所さんと会社さんとで合意が取れていれば、
全く問題はないかなとは思います。
顧客との適切なコミュニケーション
ただ、年1の契約とかいう言い方を、
税理事務所さん側はするんですけれども、
年1しか動かないので、
期中に何かあったときは、
そういえば契約範囲外ですって言われちゃう。
別料金なのか、
そういうことです。
それを望むんであれば、
そのスタイルもありだとは思うし、
私のコンサラリー払い出してもらっているお客さんは、
やっぱり契約が毎月月になっている。
その毎月月の契約で、
きちんと定期的にお話ししましょうね、
という契約を巻いているにもかかわらず、
それが1回も行われなかったという会社さんも実際あるんですよ。
それはやっぱり違うわけじゃない。
望んでいることと提供することが違うので、
それは違うよねって話をして、
会計データの重要性
やっぱりそこは契約解除して、
私がご紹介してもらった税理支部社さんに、
今フォローしてもらっているということなんですけど。
逆に毎月ちゃんとお話をするメリット、
大事さっていうのはどこであるんですか?
経営者さん自身が、
自分でその会計データを見ている。
その損益計算書を見ているとか、
資金繰りをきちんと確認しているということであれば、
もしかしたら毎月のその税理師さんとの契約はいらないかもしれない。
だって自分で見ているから。
でも忙しくて見ていないと。
お金がいくらあるかもちょっとよく把握できていないという会社さんは、
毎月ちゃんと税理師さんに見てもらって、
今こうですよ、こうなってますよっていう報告を受けてもらった方が良いと。
そうかそうか。
毎月振り返りの時間を持つことが大事だと。
そのために税理師先生を使わせてもらうということなんですね。
さっき僕が一番最初に言ってた答えはある意味合っている?
ある意味合ってます。
これからどんどん伸ばしていきたい。
あるいは期間を長くやっていきたい。
そういうことであればやっぱり月一の振り返りなり、
冷静に財務書評を見る時間というのはある意味、意味がある。
あります。
そうですそうです。
それを自分自身がちゃんと時間を確保して自分自身で見るのか、
強制的に税理師先生とのアポイントを毎月一回ちゃんと取って、
オンラインでもオフラインでもどっちでもいいと思うんですけど、
ちゃんと時間を取って、その時に一ヶ月の振り返りをするという時間を、
お金を払ってでも確保するか。
これどういう段階から、
事例先生と毎月話すというフェーズに入っていくんですかね。
僕はもう本当に最初のタイミングからそれを入った方がいいかなというふうには思っています。
それは?
それはやっぱり最初から、最初から事業が立ち上がらない体制算定はないと思うので、
やっぱり売上が少なからずだったりとか、
経費がこれぐらいかかったっていうのは、
もちろん事業を始めて1ヶ月目からそういうことは起こるはずなので、
やっぱり事業の立ち上げの時って、
やっぱり売上を伸ばすためとか、
お客さんを獲得するために放送するでしょうか。
財務を確認する時間っていうのは、なかなか取れないと思うんですね。
であれば、ちゃんと毎月、
最初ちょっとコストかかっちゃうかもしれないけど、
税理師さんに入ってもらって、
今月こうでしたよ、今お金いくらいくらですよっていうことを
税理士事務所の選び方
指南してもらう時間を確保した方が、
個人的にはいいかなというふうに思っています。
確かに。
ただ、やっぱり売上が5000万を超えたりとか、
1億を超えてくるってなると、
じゃあそこで消費税かかるかからないとか、
いろんな税務的な、
いろいろやらなければいけないことっていうのが、
大規模、大きくなればなるほど増えてくるので、
個人的には5000万ぐらいになってきたら、
1億の壁も見始めるってなると、
ちょっと必ず税理師さんに毎月入ってもらって、
確認するっていうのをやっていただいた方がいいような気がしています。
なるほど。
じゃあやっぱ、もちつぼたれつになっていくんですね。
税理先生なり、会計事務所なりとかね。
そうですそうですそうです。
たださっきちょっと事例でご紹介した通り、
もちつぼたれつにならないパターン。
もちつぼたれつのバランスが悪くなってしまうと、
事例でご紹介したような形になってしまうので、
ちょっとね、不幸ですね。
そうですそうですそうです。
それスイッチしなかったんですか?
今スイッチする運びになっています。
これまた税理先生のスイッチってすごい難しいなってね。
うちする予定もないですけど、
もしするとなったら大変だなって想像するときはありますね。
会計情報ってそんな1年で全てが見えるわけじゃないと思っていて、
全体の流れ、創業からのこれまでの流れ、
事者に経理の人間がもしいるとしたら、
経理と会計事務所との連携だったり、もちろん現場との連携だったり、
全部含めてチームとしてやらないと、
このバックオフィスの業務、会計業務っていうのは回らないんだなっていう風に
もうつくづく思って、
もしスイッチすることになったらこれは大変だぞって思ってますけどね。
おっしゃる通り。
会計事務所さんのサイドからしても、
いろいろ情報をつかむために、
多分いろいろ質問したりとか、
中に入る。
最初は1回だったものが週一報で打ち合わせしたりとか、
そういうことになるでしょうから、
大変だと思います。
依頼主の代表の特性だったりとか、
経理担当の特性だったりとかね、
人間性も含めて連携されているなっていうのをつくづく思って、
できるならスイッチしたくない。
税理士事務所を選ぶときに、
皆さんネットで見ると思うんですけど、
さっきおっしゃっていただいた通り、
一番紹介がいいと思います。
そうですね。
でもネットで見る人いると思うんですよ。
税理士さんにかける費用っていうのは、
なるべく安く。
お気持ちは分からなくなる。
分かりますけどね。
でもやっぱり、
申し訳ずに安かろう悪かろうっていうのって、
どこの世界にもあって、
安いとそれなりのサポートになっちゃうわけですよ。
かといってバカ高い金額を払えばいいかという、
そういうことでもないですけど、
ネットで見て、
この事務所さんは一番価格が低いから、
ここに頼もうっていう考え方で、
税理事務所さんをスイッチするっていうのは、
やめた方がいいよね。
ちゃんとそこの代表の方だったりとか、
担当するスタッフの方と話をして、
やっぱり気持ちが通じるかどうか。
こちらがやりたい事柄をきっちりサポートしようっていう、
税務の面からサポートしようっていう、
何か機会が感じられるかどうかっていうのは。
そうですね。
会社の一番根本のところを覗ける人になるわけじゃないですか。
税理先生なり会計士先生なり。
長く事業を続ければ続くほど、
二人三脚状態にならざるを得ないだろうと思うんですよね。
実感してますけど。
その二人三脚の相手が信用できないっていうのは、
あれはなかなかタフな日々になるなと思いますね。
タフどころか。
そこにタフさを求めたくない。
むしろ。
事業の方にタフさを求めて、
そのバックオフィスのところについては、
背中を預けられる状態っていうのは、
やっぱり理想的だなというふうに思います。
ご紹介であったりとか、話をして判断するっていうのがいいかなと思うので、
くれぐれも後出しで、
後手ごとに回るような情報の出し方をするような、
税理事務所さんは選ばないほうがいい。
経営者の視点
これは辛いですよ。
あとはさっきのように、
原価消却費の金額なんか決まってるわけですから、
毎月ちゃんと。
本当そうですよ。決まってますから。
買った時点で決まっちゃうわけです。
そうです。
だから今まで好調だったのに、
原価消却費を計上したがために、
11ヶ月目まで利益プラスだったのに、
12ヶ月目でドーンとマイナスが発生して、
結果赤字で終わっちゃいましたみたいなことっていうのは、
よくあるとは言わないですが、
おそらくこれ聞いていただいてる方の中にもしかしたら経験したことある方いらっしゃるかも。
なんでってなるじゃないですか。
12月決算の会社さんとかだと、
原価消却が年末にそんな風に起こる。
おそらく省与の設定をされていらっしゃる方が多いんじゃないかな。
そうですね。時期的にね。
省与も毎月ちゃんと引き当て計上っていう言い方をしますけど、
それをしない会社さんがあるんですよ。
省与払った時にドーンと損益の損に乗っかって、
で赤になる。
最終的な決算も11ヶ月目までは黒で走ってたのに、
12ヶ月目で原価消却ドーンと乗っかった。
省与もドーンと乗っかった。マイナスになった。
結果マイナスになりました。
重視をいっぱいで最後優勝を逃すみたいな。
そんな状況になってしまうので。
逆転負け。
それまで重視をしてたんですよ。
悲しいじゃないですか。
経営者視点は持てないですよ。
ちゃんとした数字を見たいわけじゃないですか。
なるべく早く。
タイムリーに。
できればできるほど。
判断も早く抜きますからね。
今、聞いていただいている方の中で、
ちょっとうちの税理士さん、
お客さん、
一回お話していただいた方がいい。
先生と一回お話していただいた方がいい。
それで、
改善してくれるんだったらいいし、
改善してくれないんだったら、
もうこれに変えた方がいい。
早い方がいいですね。
伸ばせば伸ばそうと、
これは不幸ですよ。
データがどんどん、
その税理士さんにたまっちゃうし、
スイッチコストがどんどん大きくなるだけですからね。
よくないので、ぜひ検討していただけるといいのかな。
そんな形で会計事務所さんに選んでいただけると、
いいのかなと思います。
そんなところでしょうか。
今日のテーマはこんなところで。
農家さんの編集好奇をいただきましょう。
質問ですけど、
税理士事務所と独立系サポーター
札取さんの会社は、
税理士事務所と田中さんと、
どっちが先に出会ったんでしたっけ?
田中さんの方が後です。
税理士先生は、
創業当初から、
グループから20年来の付き合いになっています。
田中さんはどちらかというと、
セカンドオピミオン的に、
後からサポートしてくださるような形になった。
その時に、田中さん的には、
長く付き合いしている税理士事務所さんの会社が、
ある状態で、
その会社に入るというのは、
どういう気持ち立ち位置で入られているのかな、
というのは聞きたかったです。
他でももしかしたらあるかもしれない。
はい。
税理士事務所さんも、
全てが税務の全てのことができるわけではない。
経営伴走の全てができるわけではない。
例えば、
うちの税理士事務所さんは、
試算機を作るのが得意です。
それ以外のことは苦手です。
相続税とか試算税の計算をするのは得意だけど、
それぞれ特色があるので、
その特色を持っていないのは悪いことではなくて、
違う部分に強みがある。
そこに対して、経営者が望んでいるけれども、
なかなか税理士事務所さんに頼みづらいなとか、
税理士事務所さんでは弱そうだな、
というところは、
私の方で持たせていただいて、
それで、
税理士事務所さんと2人3客で会社さんをお手伝いする。
そういうスタンスを取らせてもらっています。
うまくできている。
そうです。
経営者の意識とアプローチ
きちんと住み分けができている。
そう考えたときに、
多分、田中さん的なお仕事を
されている人に
お願いする会社さんの数は、
まだまだ、もしかしたら、
税理士事務所、会計事務所を最初に入れる会社よりは少ないじゃないですか。
はい。
でも、やっぱりそこって、
セカンドオピニオン、伴奏ができる人っていうのを
入れていくっていうのが、
大事なステップというか、
もっと自分の会社を知るために、
未来を見るためには必要だよ、
ということですよね。
そこが結構、
最初に起業されたり、
独立されたり、会社を経営する方たちが、
そこに、
そういう発想に至らない。
でも、税理士を入れなきゃっていうのは、
分からないけど、
配置所の方から、
税理士を入れるってインストールされてるんだな、
と思われているなと思っていて、
その価値観をどう変えるというか、
田中さん的な立ち位置の人たちも、
交えるだったり、
もっと総合的に考えるっていう発想を、
どんな風に教育なのか、啓発なのか、普及なのか、
それがまたこういうラジオなのかもしれないですけど、
それを話し聞いてて、
アプリさんと田中さん、
この一つのコミュニケーションは、
いい事例ではあると思うんですけど、
そこに至らない人たちも多いんじゃないかな、
すごい思ったので、
出会い方の話ってかなり重要だなって思います。
そうですね。
もったいないですよね。
ありがとうございます。
本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございます。
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それではまた次回お会いしましょう。
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